アル=カーイダの系譜を汲むシャーム自由人イスラーム運動と元「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動がシリア解放戦線の名で完全統合(2018年2月18日)

シャーム自由人イスラーム運動とヌールッディーン・ザンキー運動は共同声明を出し、「シリア解放戦線」として完全統合すると発表した。

声明によると、完全統合は「革命を続ける我が人民の要請とシリア・イスラーム評議会のイニシアチブに応えた」もので、「アサド政権に対抗する…人民と革命の盾」になるのが目的だという。

シャーム解放機構はアル=カーイダの系譜を汲むが、2015年頃から自由シリア軍であることを強調するようになった。

これに対して、ヌールッディーン・ザンキー運動は、バラク・オバマ前米政権の支援を受ける「穏健な反体制派」だったが、2017年1月にアル=カーイダ系のシャーム・ファトフ戦線とともにシャーム解放機構を結成、その後同委員会を離反していた。

al-Durar al-Shamiya, February 18, 2018

AFP, February 18, 2018、ANHA, February 18, 2018、AP, February 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2018、al-Hayat, February 19, 2018、Reuters, February 18, 2018、SANA, February 18, 2018、UPI, February 18, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァはトルコ軍の「オリーブの枝」作戦に対するシリア政府の介入をめぐって、アフリーン市一帯の移譲を受諾、シリア軍の進駐を認める(2018年2月18日)

ルダウ・チャンネル(2月18日付)は、アレッポ県アフリーン市一帯に対するトルコ軍の「オリーブの枝」作戦に対するシリア政府の介入をめぐるシリア政府と西クルディスタン移行期民政局(北シリア民主連邦、ロジャヴァ)の交渉が終わり、シリア政府が提示した条件をロジャヴァが受諾することで合意した、と伝えた。

ロジャヴァを主導する民主統一党(PYD)の幹部シャイフー・バッルー氏は17日、ルダウ・チャンネルに対して「シリア軍は月曜日(19日)にアフリーンを守るために同地に入る」と述べていた。

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『ハヤート』(2月19日付)によると、交渉はロシアが仲介役を務め、シリア軍ではなく、親政権民兵の「人民部隊」がアフリーン市一帯に進駐することなどを合意したという。

親政権民兵の進駐は、19日に予定されており、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍との連絡をとりつつ、トルコ軍との交戦が回避される模様。

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なお、ドゥラル・シャーミーヤ(2月17日付)によると、シリア政府側は西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊(YPG)との17日の会合で、①ロジャヴァがアフリーン郡の政府関連施設、自治体関連施設、病院、学校、治安関連施設をシリア軍に完全移譲すること、②YPGの兵舎(52カ所)、武器弾薬庫、重火器、中火器をシリア軍に移譲すること、③住民およびYPG戦闘員による軽火器の携帯禁止、④民間人および兵役年齢に達している男性のアフリーン郡からの退去、などを求めたという。

AFP, February 18, 2018、ANHA, February 18, 2018、AP, February 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2018、al-Hayat, February 19, 2018、Reuters, February 18, 2018、Rudau, February 18, 2018、SANA, February 18, 2018、UPI, February 18, 2018などをもとに作成。

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YPGはアレッポ県アフリーン市一帯での戦闘で西欧人を含む外国人戦闘員3人が戦死したと発表(2018年2月18日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊(YPG)は声明を出し、アレッポ県アフリーン市一帯でのトルコ軍との戦闘に参加していたフランス人1人とスペイン人1人を含む外国人戦闘員3人が2月10日にジャンディールス市の戦線で戦死したと発表した。

ANHA, February 18, 2018

AFP, February 18, 2018、ANHA, February 18, 2018、AP, February 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2018、al-Hayat, February 19, 2018、Reuters, February 18, 2018、SANA, February 18, 2018、UPI, February 18, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はトルコ領内のトルコ軍、ヌスラ戦線、ダーイシュの拠点に対して特殊作戦を行ったと発表(2018年2月18日)

西クルディスタン移行期民政局(北シリア民主連邦)人民防衛部隊(YPG)主体のシリア民主軍は声明を出し、トルコのハタイ県の「カラ・カナ地方の中心地にあるトルコ軍とテロリストのヌスラ戦線(シャーム解放機構)およびダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する特殊作戦」を実施した、と発表した。

作戦の詳細は不明。

シリア民主軍はまた声明で、トルコの住民に対して、トルコ軍、ヌスラ戦線とダーイシュのテロリストの拠点から離れる」よう呼びかけるとともに、「すべての軍事拠点が我が部隊の合法的な標的」と述べた。

シリア民主軍がトルコ領内に対して攻撃を行ったと発表したのはこれが初めて。

トルコの複数のメディアによると、17日晩、同地の国境警察の拠点1カ所に迫撃砲弾1発が着弾し、トルコ軍兵士2人とシリア人戦闘員5人が負傷したという。

『ハヤート』(2月19日付)が伝えた。

AFP, February 18, 2018、ANHA, February 18, 2018、AP, February 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2018、al-Hayat, February 19, 2018、Reuters, February 18, 2018、SANA, February 18, 2018、UPI, February 18, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団はアフリーン市西のラージュー町に迫る(2018年2月18日)

ドゥラル・シャーミーヤ(2月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊主体のシリア民主軍との戦闘の末、ラージュー町近郊のダルウィーシャ村、上ハージーカーンリー村、下ハージーカーンリーを制圧した

al-Durar al-Shamiya, February 18, 2018

一方、ANHA(2月18日付)によると、トルコ軍がブルブル町近郊のクーター村、カーラ村を砲撃し、住民1人が負傷した。

トルコ軍はまたマアバトリー(マーバーター)町近郊のハッブー村、サーリヤー村、ダムリヤー村、バアディーナー村を砲撃した。

西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊主体のシリア民主軍広報センターによると、トルコ軍はまた、このほかにもシャッラー村近郊のクーブラーカー村、ディクマダーシュ村、ジャマー村、ドゥラーキルヤー村、ジャンディールス市近郊のカーニー・ムーリク村、ディーワー村、アークジャラ村、ブルブル町近郊のシャイフールザ村、ラージュー町一帯、シーヤ町村一帯、アフリーン市を爆撃・砲撃、反体制武装集団とともにシリア民主軍と交戦した。

AFP, February 18, 2018、ANHA, February 18, 2018、AP, February 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2018、al-Hayat, February 19, 2018、Reuters, February 18, 2018、SANA, February 18, 2018、UPI, February 18, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県東グータ地方各所を激しく爆撃・砲撃(2018年2月18日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月18日付)やシリア人権監視団によると、シリア軍が東グータ地方のミスラーバー市の市場、アシュアリー農場とシャイフーニーヤ村を結ぶ街道、アイン・タルマー村、ナシャービーヤ町に対して20回以上の爆撃、50発の砲弾による砲撃を行い、女性1人、子供3人を含む10人が死亡、多数が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(2月18日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団がバーブ・トゥーマ地区を砲撃し、建物などが被害を受けた。

AFP, February 18, 2018、ANHA, February 18, 2018、AP, February 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2018、al-Hayat, February 19, 2018、Reuters, February 18, 2018、SANA, February 18, 2018、UPI, February 18, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはアル=カーイダ系のシャーム解放機構との戦闘の末、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの75%を掌握(2018年2月18日)

ダマスカス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアル=カーイダ系のシャーム解放機構との戦闘の末、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内の支配地域を拡大、同キャンプの75%を手中に収めた。

ダーイシュが新たに掌握したのは、ハイファー通り、パレスチナ病院、マシュルーア地区内にあるシャーム解放機構の拠点複数カ所。

『ハヤート』(2月19日付)によると、両者の戦闘は14日から続いていた。

シリア人権監視団によると、この戦闘で、シャーム解放機構の戦闘員7人以上、ダーイシュ戦闘員少なくとも5人が死亡したという。

syria.liveuamap.com, February 18, 2018

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月18日付)によると、シリア軍がスバイハーン市でダーイシュ(イスラーム国)が掘削した地下トンネル網を発見した。

トンネル網は地下100メートルに掘削され、総延長が200メートル、16の部屋からなっていたという。

AFP, February 18, 2018、ANHA, February 18, 2018、AP, February 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2018、al-Hayat, February 19, 2018、Reuters, February 18, 2018、SANA, February 18, 2018、UPI, February 18, 2018などをもとに作成。

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シリア政府はアレッポ県アフリーン市一帯への進駐の条件としてYPGに同地の完全移譲を要求(2018年2月17日)

ドゥラル・シャーミーヤ(2月17日付)は、複数の活動家の情報として、シリア政府が、アレッポ県アフリーン市一帯にシリア軍部隊を派遣し、トルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団による「オリーブの枝」作戦に対抗し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を支援するため、5つの条件をYPGに提示していると伝えた。

同サイトによると、シリア政府幹部とYPGが会合を開き、その場でシリア政府側は、①ロジャヴァがアフリーン郡の政府関連施設、自治体関連施設、病院、学校、治安関連施設をシリア軍に完全移譲すること、②YPGの兵舎(52カ所)、武器弾薬庫、重火器、中火器をシリア軍に移譲すること、③住民およびYPG戦闘員による軽火器の携帯禁止、④民間人および兵役年齢に達している男性のアフリーン郡からの退去、などを求めたという。

これに対して、YPG側は、シリア軍に対してアフリーン市以外の地域と国境地帯への展開を求めたが、シリア政府側はこれを拒否したという。

AFP, February 17, 2018、ANHA, February 17, 2018、AP, February 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2018、al-Hayat, February 18, 2018、Reuters, February 17, 2018、SANA, February 17, 2018、UPI, February 17, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍は爆撃でアフリーン市近郊の鉄道駅を破壊(2018年2月17日)

アレッポ県では、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍戦闘機が、アフリーン市近郊のスティール(アスティール)村にある鉄道駅を爆撃し、完全に破壊した。

ANHA, February 17, 2018

また、SANA(2月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がシャッラーン町近郊のマリーミーン村を砲撃し、住民3人が負傷した。

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターによると、トルコ軍はこのほかにも、シーヤ(シャイフ・ハディード)村近郊のアランダ(マズィーナ)村、シーラーワー町近郊のジャルバル村、アナーブキー村、シャッラー村近郊のマリーミーン村、サーリーンジャク村、クーブルカー村、ブルブル町近郊のハサン・ダイラー村、ラージュー町近郊のシャーディヤー村、シュユーフ村、クーダ村、バリールカー村、ジャンディールス市近郊のディーワー村を爆撃・砲撃、反体制武装集団とともにシリア民主軍と交戦した。

このほか、アナトリア通信(2月17日付)によると、トルコ軍特殊部隊が、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)が掘削・建設した地下トンネル網を発見した。

このトンネル網は総延長が50キロに達し、バルサーヤー山およびその一帯のバーフルーン村、マアリーン村、カースティル村、ディークマト・ターシュ村など13の拠点を結んでいるという。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、1月20日に開始が宣言された「オリーブの枝」作戦での戦死者が90人に達した発表した。

このうち、60人がトルコ軍兵士、30人が「自由シリア軍」戦闘員だという。

エルドアン大統領によると、トルコ軍と「自由シリア軍」はまた、300平方キロの浄化を完了したという。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月17日付)などが伝えた。

AFP, February 17, 2018、Anadolu Ajansı, February 17, 2018、ANHA, February 17, 2018、AP, February 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2018、al-Hayat, February 18, 2018、Reuters, February 17, 2018、SANA, February 17, 2018、UPI, February 17, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県東グータ地方に対する大規模軍事作戦を準備する一方、「和解合意」に向け折衝を続ける(2018年2月17日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権武装集団の増援部隊が、東グータ地方一帯に進軍し、同地への包囲を強化した。

複数の消息筋によると、シリア軍は、「虎」の愛称で知られるスハイル・ハサン准将の指揮のもと、同地に対する大規模な作戦を準備する一方、同地での「和解合意」締結に向けた折衝を水面下で続けているという。

なお、同消息筋によると、「和解合意」が決裂した場合、中国人兵士9,000人も戦闘に参加する予定だという。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月17日付)によると、ロシア軍戦闘機がハザーヌー町を爆撃し、2人が死亡、7人が負傷した。

一方、シャーム解放機構はサルキーン市でシリアの空軍情報部の工作員のネットワークを摘発した。

al-Durar al-Shamiya, February 17, 2018

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月17日付)によると、ロシア軍戦闘機がムーリク市、ラターミナ町、カフルズィーター市を爆撃した。

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アレッポ県では、SANA(2月17日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ムハーファザ(県庁)地区を砲撃した。

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ヒムス県では、SANA(2月17日付)によると、レバノン領からタッルカラフ市一帯に潜入した反体制武装集団をシリア軍が撃退した。

AFP, February 17, 2018、ANHA, February 17, 2018、AP, February 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2018、al-Hayat, February 18, 2018、Reuters, February 17, 2018、SANA, February 17, 2018、UPI, February 17, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県西部でヌールッディーン・ザンキー運動がシャーム解放機構幹部を誤って殺害(2018年2月16日)

シャーム解放機構に近いイバー通信(2月16日付)は、シャーム解放機構のムハージリーン(外国人戦闘員)問題担当局の教育責任者を務めていたアブー・アイマン・ミスリー氏が、アレッポ県西部のフータ村で発砲を受けて死亡、また一緒にいた妻も負傷した、と伝えた。

同通信によると、ミスリー氏夫妻は、フータ村にあるヌールッディーン・ザキー運動のタイヤール検問所で襲われたという。

シリアの複数の活動家によると、ミスリー氏は、アフガニスタンでの対ソ連戦にムジャーヒディーンとして参加、2011年には「アラブの春」が波及するかたちで情勢が悪化したリビアに参加、その後、「シリア革命」に参加するためにシリアに入ったという。

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一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月16日付)は、ヌールッディーン・ザンキー運動の検問所監督者であるアリー・ジャーティーラー氏の話として、ミスリー氏夫妻は乗っていた車に爆弾が仕掛けられていると疑われ、誤って撃たれた、と伝えた。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の幹部(法務委員会メンバー)でサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏と同委員会幹部のムスリフ・アルヤーニー氏は共同声明を出し、ヌールッディーン・ザンキー運動によるシャーム解放機構幹部のアブー・アイマン・ミスリー氏殺害に関して、弔意を示すとともに、両組織に対して対立を回避するため、司法委員会を設置し、その判断に従うよう呼びかけた。

al-Durar al-Shamiya, February 16, 2018

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ヌールッディーン・ザンキー運動の法務局は声明を出し、シャーム解放機構幹部のアブー・アイマン・ミスリー氏殺害に関するムハイスィニー氏とアルワーニー氏の共同声明に従い、司法委員会の判断に従うとの意思を示しつつ、「ミスリー氏はシャーム解放機構とはつながりはない」として、シャーム解放機構がこの問題に関与することに疑義を呈した。

al-Durar al-Shamiya, February 16, 2018

AFP, February 16, 2018、ANHA, February 16, 2018、AP, February 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2018、al-Hayat, February 17, 2018、Reuters, February 16, 2018、SANA, February 16, 2018、UPI, February 16, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, February 16, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県東部で有志連合がYGP主体のシリア民主軍を誤爆(2018年2月16日)

ダイル・ザウル県では、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(2月16日付)によると、ダーイシュがシャフア村北東部で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦し、8人を殺害、1人を捕捉した。

また同通信によると、米軍主導の有志連合が同地にあるシリア民主軍拠点複数カ所を誤爆した。

AFP, February 16, 2018、ANHA, February 16, 2018、AP, February 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2018、al-Hayat, February 17, 2018、Reuters, February 16, 2018、SANA, February 16, 2018、UPI, February 16, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍と反体制武装集団はYPG主体のシリア民主軍との戦闘の末、2カ村を新たに制圧(2018年2月16日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月16日付)によると、「オリーブの枝」作戦に参加する反体制武装集団は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末に、ラージュー町近郊のハサン・カルカーウィー村、ジャムラ村を制圧した。

一方、ANHA(2月16日付)によると、トルコ軍がジャンディールス市近郊のヤラーンクーズ村を砲撃し、住民1人が死亡した。

トルコ軍はまた、ジャンディールス市、カフルサフラ村に対しても砲撃を行った。

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターによると、トルコ軍はこのほかにも、アフリーン市および同市近郊のサティールク村、ジューキー村、シュティール村、ジャンディールス市近郊のディーワー村、スィンディヤーンカ村、ムハンマディーヤ村、シャッラー村近郊のバーフルール村、ラージュー町近郊のカーンヤー・バートィマーン村、ハッジ・ハリール村、ミーラー山、シャーディヤー村、シーヤ(シャイフ・ハディード)村近郊のジャクラー村を爆撃・砲撃、シリア民主軍がトルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団と交戦した。

AFP, February 16, 2018、ANHA, February 16, 2018、AP, February 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2018、al-Hayat, February 17, 2018、Reuters, February 16, 2018、SANA, February 16, 2018、UPI, February 16, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍が有毒ガスを装填した砲弾でロジャヴァ支配地域を砲撃か?(2018年2月16日)

アレッポ県では、ANHA(2月16日付)、SANA(2月16日付)、スプートニク・ニュース(2月16日付)などによると、トルコ軍がアフリーン郡シャイフ・ハディード区のマズィーナ村に対して、有毒ガスを装填した砲弾で砲撃を行い、民間人6人が呼吸困難などの症状を訴え、アフリーン市のアフリーン病院に搬送された。

アレッポ県のアフリーン病院のジワーン・ムハンマド院長がSANAに対して明らかにしたところによると、病院に搬送された6人のうち、4人の症状は落ち着いているが、2人は重傷だという。

SANA, February 16, 2018

ANHAによると、中毒症状を訴え、病院に搬送されたのは、ムハンマド・ラシード・ハッスーン氏(33歳)、アフマド・ムハンマド・ハッスー氏(38歳)、ムハンマド・ハッキー氏(47歳)、ワッダーフ・ムスタファー・ハリール氏(35歳)、アドナーン・ウスマーン・シャーリークー氏(35歳)、アブドゥッラフマーン・ムハンマド氏(29歳)。

ANHA, February 16, 2018

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)のビルースク・ハサカ報道官もロイター通信(2月17日付)がトルコ軍が有毒ガスを装填した砲弾で砲撃を行ったと述べた。

ANHA, February 17, 2018

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また「市民ジャーナリスト」のムハンマド・ハサンは、ツイッターのアカウントを通じて患者の写真や画像をアップした。

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英国で活動する反体制系NGOのシリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、AFP(2月16日付)に対して、「トルコ、ないしは同国と連携する反体制派が砲撃した」と述べた。

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ロイター通信(2月17日付)によると、トルコ軍はこの攻撃に関してコメントを発表していない。

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なお、スプートニク・ニュース(2月16日付)によると、トルコは6日、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)が化学兵器を使用し、自由シリア軍の戦闘員20人が負傷したと非難していた。

これに関して、YPGは「捏造」と否定し、「トルコが塩素ガスを装填した砲弾をクルド人に対して撃ったが、自由シリア軍が被弾した」と反論していた。

トルコ軍が1月20日に開始を宣言した「オリーブの枝」作戦に参加している自由シリア軍「オリーブの枝」作戦司令室は、「PYDのテロ民兵が塩素ガスを装填して撃った迫撃砲1発が、アフリーン(郡)北部のブルブル(区)シャイフ・ハッルーズ村の前線拠点に着弾し、自由シリア軍メンバー20人が負傷、うち7人は重傷となった」との緊急声明を出していた(青山弘之「アサド政権に続いて化学兵器を使用したのは米国が支援するクルド人勢力?」Yahoo! Japan News個人、2018年2月7日)。

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なおアレッポ県シャイフ・ハディード区マズィーナ村は、西クルディスタン移行期民政局/北シリア民主連邦の行政区画ではアフリーン地域アフリーン地区。

ANHA, February 16, 2018、Reuters, February 17, 2018、SANA, February 16, 2018、Sputnik News, February 16, 2018をもとに作成。

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米軍航空機がイランの民兵の拠点を爆撃、YPG主体にシリア民主軍がこれを支援する一方、シリア軍と親政権民兵は部隊を増強し対抗(2018年2月15日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月15日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、米軍の航空機1機が、フシャーム町に対して爆撃を行った。

爆撃はイラン・イスラーム革命防衛隊が支援する民兵の拠点複数カ所に対して行われた。

またこの爆撃と合わせて、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がフシャーム町とムッラート村を砲撃した。

一方、米軍部隊はCONOCOガス工場一帯に増援部隊を派遣、防備を強化した。

ユーフラテス・ポスト(2月15日付)によると、これに対してシリア軍と親政権外国人民兵は、CONOCOガス工場に近いタービヤト・ジャズィーラ村とマヤーディーン市一帯で部隊を増強した。

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ダイル・ザウル県では、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(2月15日付)によると、ダーイシュがブーカマール市一帯でシリア軍の拠点を攻撃し、兵士複数人を殺害した。

ダーイシュはまた、ハジーン市でシリア民主軍と交戦した。

AFP, February 15, 2018、ANHA, February 15, 2018、AP, February 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2018、Euphrates Post, February 15, 2018、al-Hayat, February 16, 2018、Reuters, February 15, 2018、SANA, February 15, 2018、UPI, February 15, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団はアフリーン市近郊の6カ村を新たに制圧(2018年2月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(2月15日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団は、ラージュー町近郊のカリー村、カリー丘、シャルバーンリー村、シャドヤー村、ハッラーブ・サマーク村、ジャンディールス市近郊の上ディーワーン村、シャイフ・ハディード町近郊の下ジャクラー村を制圧した。

一方、ANHA(2月15日付)によると、トルコ軍が、ジャンディールス市および同市近郊のディーワー村、タッル・スルール村、シャッラー村近郊のジャマー村、ウームラー村、ラージュー町近郊のバリールカー村および同村周辺の丘陵地帯、アーディマー村、カーニヤー・バーティマーニー村、シーヤ町近郊の中ジャクラー村、上ジャクラー村を砲撃、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団と交戦した。

al-Durar al-Shamiya, February 15, 2018

AFP, February 15, 2018、ANHA, February 15, 2018、AP, February 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2018、al-Hayat, February 16, 2018、Reuters, February 15, 2018、SANA, February 15, 2018、UPI, February 15, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配地域各所でトルコのアフリーン市一帯への侵攻に反対するデモ(2018年2月15日)

アレッポ県では、ANHA(2月15日付)によると、ジャンディールス市、アレッポ市シャイフ・マクスード地区、アイン・アラブ(コバネ)市、マンビジュ市でトルコ軍によるアフリーン市一帯への侵攻に抗議するデモが行われ、数千人の住民が参加した。

ANHA, February 15, 2018

AFP, February 15, 2018、ANHA, February 15, 2018、AP, February 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2018、al-Hayat, February 16, 2018、Reuters, February 15, 2018、SANA, February 15, 2018、UPI, February 15, 2018などをもとに作成。

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ロシア軍はイドリブ県を爆撃し、病院を利用不能に(2018年2月15日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月15日付)によると、ロシア軍戦闘機がハーッス村を爆撃し、シャーム外科病院が被弾し、施設が利用不能となった。

al-Durar al-Shamiya, February 15, 2018

シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機はまたタルマラ村を爆撃し、ホワイト・ヘルメットの隊員1人を含む5人が死亡した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月15日付)によると、ロシア軍戦闘機がラターミナ真町を爆撃し、給水施設が破壊された。

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ダマスカス郊外県では、SANA(2月15日付)によると、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団がハラスター市郊外のダーヒヤト・アサド町を砲撃し、1人が負傷した。

AFP, February 15, 2018、ANHA, February 15, 2018、AP, February 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2018、al-Hayat, February 16, 2018、Reuters, February 15, 2018、SANA, February 15, 2018、UPI, February 15, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放機構はイドリブ県でダーイシュの細胞摘発の本格化させる一方、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでダーイシュと交戦(2018年2月14日)

イドリブ県では、イバー通信(2月14日付)によると、県南部におけるダーイシュ(イスラーム国)の根絶を宣言したアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が、同地でダーイシュの細胞の摘発を本格化させた。

al-Durar al-Shamiya, February 14, 2018

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ダマスカス県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(2月14日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ西部のシャーム解放機構支配地域を、ダーイシュ(イスラーム国)が攻撃し、激しく交戦した。

AFP, February 14, 2018、ANHA, February 14, 2018、AP, February 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 14, 2018、al-Hayat, February 14, 2018、Reuters, February 14, 2018、SANA, February 14, 2018、UPI, February 14, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, February 14, 2018などをもとに作成。

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反体制武装集団は首都ダマスカスを砲撃し、子供1人が負傷(2018年2月14日)

ダマスカス県では、SANA(2月14日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が、アッシュ・ウルール地区、アッバースィーイーン地区を砲撃し、子供1人が負傷した。

AFP, February 14, 2018、ANHA, February 14, 2018、AP, February 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 14, 2018、al-Hayat, February 14, 2018、Reuters, February 14, 2018、SANA, February 14, 2018、UPI, February 14, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍と反体制武装集団はYPG主体のシリア民主軍との戦闘の末、ラージュー町近郊のクーダト・カウィー村を制圧(2018年2月14日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月14日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(「オリーブの枝」作戦司令室)が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末、ラージュー町近郊のクーダト・カウィー村と、バラル・カウィー村近郊の丘陵地帯3カ所を制圧した。

一方、SANA(2月14日付)によると、トルコ軍がアフリーン市の住宅街を砲撃し、8歳の女児1人を含む2人が負傷した。

al-Durar al-Shamiya, February 14, 2018

AFP, February 14, 2018、ANHA, February 14, 2018、AP, February 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 14, 2018、al-Hayat, February 14, 2018、Reuters, February 14, 2018、SANA, February 14, 2018、UPI, February 14, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県南部のダーイシュ残党がアル=カーイダ系のシャーム解放機構と「侵略者撃退」作戦司令室に投降し、シリア北部のダーイシュ支配地域は消滅(2018年2月13日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月13日付)によると、シリア軍との戦闘で敗走し、同県のフワイン村に逃れていたダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員全員とその家族合わせて約400人が、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構および同組織と共闘する「侵略者撃退」作戦司令室に武器を引き渡し、投降した。

シャーム解放機構と「侵略者撃退」作戦司令室は、投降した約400人に対して、身柄は保証せず、交渉のうえ裁判にかけることを誓約させたという。

シャーム解放機構に近いイバー通信(2月13日付)は、投降したダーイシュ戦闘員の写真を、「侵略者撃退」作戦司令室はダーイシュ戦闘員らが持っていた硬貨の写真などを公開した。

Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, February 13, 2018
Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, February 13, 2018
Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, February 13, 2018
al-Durar al-Shamiya, February 13, 2018

ドゥラル・シャーミーヤも搬送されるダーイシュ戦闘員の映像を公開した。

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シャーム解放機構は声明を出し、ダーイシュ戦闘員とその家族約400人の投降により、イドリブ県南部においてダーイシュは消滅したと宣言した。

al-Durar al-Shamiya, February 13, 2018

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ドゥラル・シャーミーヤ(2月13日付)が(反体制派)軍消息筋の話として伝えたところによると、ダーイシュ戦闘員の投降は、①反体制派との戦闘を継続するための指揮系統、士気の欠如、②一部司令官の裏切りと、反体制派やシリア軍への投降、③シリア軍との要撃(11日)での甚大な被害(70人の戦闘員が死亡)、④反体制派との戦闘を受けた戦闘員の投降、が主因だという。

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なお、シリア軍は2月9日、イドリブ県南東部、ハマー県北東部、アレッポ県南西部でダーイシュの孤立支配地域を完全制圧したと発表、同地を逃れたダーイシュ戦闘員がイドリブ県ウンム・ハラーヒール村一帯でシャーム解放機構などと戦闘を激化させていた。

AFP, February 13, 2018、ANHA, February 13, 2018、AP, February 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2018、al-Hayat, February 14, 2018、Reuters, February 13, 2018、SANA, February 13, 2018、UPI, February 13, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, February 13, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団はYPG主体のシリア民主軍との戦闘の末、ジャンディールス市近郊の要衝を制圧(2018年2月13日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月13日付)によると、トルコ軍の支援を受ける「オリーブの枝」作戦司令室は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末、ブルブル町近郊のウマル・スィームー村、アルシュリー村、そして同地一帯の丘陵地帯を制圧した。

ANHA, February 13, 2018

ジャンディールス市を見下ろすことができる丘陵地帯を手に入れたことになる。

なお、シリア人権監視団によると、トルコ軍側の砲撃によって、住民1人が死亡、4人が負傷した。

『ハヤート』(2月14日付)によると、戦闘はまたブルブル町近郊のシャイフ・フールズ村一帯で激しく行われた。

一方、ANHA(2月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、ラージュー町近郊のハーッジ・ハリール村を砲撃した。

また、SANA(2月13日付)によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市各所を砲撃し、4人が死亡、市内の病院が被弾した。

AFP, February 13, 2018、ANHA, February 13, 2018、AP, February 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2018、al-Hayat, February 14, 2018、Reuters, February 13, 2018、SANA, February 13, 2018、UPI, February 13, 2018などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方でシリア軍と「彼らが不正を働いた」作戦司令室が交戦を続ける(2018年2月13日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月13日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン軍団、シャーム解放機構などからなる「彼らが不正を働いた」作戦司令室が、ハラスター市近郊の国際幹線道路(ダマスカス・ヒムス街道)一帯でシリア軍(第4機甲師団、共和国護衛隊)と交戦した。

al-Durar al-Shamiya, February 13, 2018

一方、SANA(2月13日付)によると、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が、ハラスター市郊外のダーヒヤト・アサド町を砲撃し、子供4人が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(2月13日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が、カッサーア地区の旧ダマスカス展示場を砲撃した。

AFP, February 13, 2018、ANHA, February 13, 2018、AP, February 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2018、al-Hayat, February 14, 2018、Reuters, February 13, 2018、SANA, February 13, 2018、UPI, February 13, 2018などをもとに作成。

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YPGのハンムー総司令官「シリア軍が、トルコの占領からアフリーン市を防衛するために進軍することを我々は問題とはしない」(2018年2月12日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のスィーバーン・ハンムー総司令官は記者会見を開き、アレッポ県アフリーン市一帯でのトルコ軍に侵攻へのシリア軍の介入の是非に関する西クルディスタン移行期民政局の最終的な姿勢が確定したと発表した。

ハンムー総司令官は「シリア軍部隊が、トルコの占領に対抗し、アフリーン市および同市国境地帯を防衛するために進軍することを、我々は問題とはしない」と述べた。

また「我々はシリア政府に常に、アフリーンは今も昔もシリアの一部なので、あなた方は義務を果たさねばならないと言ってきた…。だが今のところ、アフリーンへのトルコの攻撃に対して国家が実質的な措置を講じてはいない」と述べ、シリア軍の介入に期待を寄せた。

ANHA, February 12, 2018

AFP, February 12, 2018、ANHA, February 12, 2018、AP, February 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2018、al-Hayat, February 13, 2018、Reuters, February 12, 2018、SANA, February 12, 2018、UPI, February 12, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム解放機構の本部、反体制武装集団車輌などを標的とした爆発が4回発生し、22人死亡(2018年2月12日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月12日付)によると、県内各所で連続して4回の爆発が起こり、22人が死亡した。

1度目の爆発はハーン・シャイフーン市で発生、爆弾はバイクに仕掛けられていた。

2度目の爆発はマアッル・シャマーリーン村とマアッラト・ヌウマーン市を結ぶ街道、3度目はマストゥーマ村とアリーハー市を結ぶ街道で発生した。

4度目の爆発はマアッラトミスリーン市で発生した。

シリア人権監視団によると、このうちマアッラトミスリーン市での爆発は、シャーム解放機構の本部を狙ったもので、マストゥーム村とアリーハ市を結ぶ街道での爆発は、反体制武装集団の車に爆弾仕掛けられた爆弾によるものだったという。

al-Durar al-Shamiya, February 12, 2018

AFP, February 12, 2018、ANHA, February 12, 2018、AP, February 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2018、al-Hayat, February 13, 2018、Reuters, February 12, 2018、SANA, February 12, 2018、UPI, February 12, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県でアル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる反体制武装集団とダーイシュの戦闘続く(2018年2月12日)

イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(2月12日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(2月12日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がダーイシュ(イスラーム国)とウンム・ハラーヒール村で交戦し、戦闘員4人を殺害、また「侵略者撃退」作戦司令室は多数を捕捉した。

また、シリア人権監視団によると、戦闘はフワイン村、ザルズール村一帯でも行われた。

AFP, February 12, 2018、ANHA, February 12, 2018、AP, February 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2018、al-Hayat, February 13, 2018、Reuters, February 12, 2018、SANA, February 12, 2018、UPI, February 12, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, February 12, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はトルコ軍の攻撃で民間人180人とシリア民主軍98人が死亡、トルコ軍側の戦死者数は862人と発表、トルコ軍も兵士31人が死亡したことを認める(2018年2月12日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは、トルコ軍が「オリーブの枝」作戦を開始した1月20日から2月12日までの被害状況を発表した。

それによると、民間人死者数は180人、負傷者数は413人にのぼり、シリア民主軍戦死者数は98人、トルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団戦闘員死者数は862人に達するという。

また、トルコ軍による爆撃は668回、砲撃は2,645回におよび、シリア民主軍とトルコ軍および反体制武装集団戦闘は500回以上発生しているという。

シリア民主軍が撃墜したトルコ軍航空機は2機(コブラ戦闘ヘリコプター、シコルスキー輸送機)、撃破した戦車などの車輌は51輌におよぶという。

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一方、トルコ軍参謀本部は同じ期間で、トルコ軍兵士31人が死亡、143人が負傷する一方、テロリスト1,369人を無力化(うち103人を殺害)したと発表した。

AFP, February 12, 2018、ANHA, February 12, 2018、AP, February 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2018、al-Hayat, February 13, 2018、Reuters, February 12, 2018、SANA, February 12, 2018、UPI, February 12, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はトルコ軍の無人偵察機を撃墜、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団はムハンマディーヤ村、アマーラ丘を制圧(2018年2月12日)

アレッポ県では、ANHA(2月12日付)によると、トルコ軍戦闘機がブルブル町近郊のバルカーシャ村を爆撃し、民家3棟が倒壊した。

トルコ軍はまた、シャイフールザ丘一帯で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊および女性防衛隊と交戦した。

これに対して、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、ラージュ町近郊のクーダ村で、トルコ軍の無人偵察機(バイラクタル)1機を撃墜した。

ANHA, February 12, 2018

このほか、トルコ軍はハマーム村、ダイル・バッルート村、西アーシュカー村、ハッジ・イスカンダル村、ナスリーヤ村、アグジャラ村、バーフルール丘、ムハンマディーヤ村を爆撃・砲撃、シリア民主軍と交戦した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月12日付)によると、「オリーブの枝」作戦司令室はジャンディールス市近郊のムハンマディーヤ村、アマーラ丘を制圧した。

ANHA, February 12, 2018

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ハサカ県では、ANHA(2月12日付)によると、カーミシュリー市でトルコ軍によるアレッポ県アフリーン市一帯への侵攻に反対するデモが行われ、数千人が参加した。

AFP, February 12, 2018、ANHA, February 12, 2018、AP, February 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2018、al-Hayat, February 13, 2018、Reuters, February 12, 2018、SANA, February 12, 2018、UPI, February 12, 2018などをもとに作成。

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反体制武装集団はダマスカス県、ダマスカス郊外県の病院を砲撃(2018年2月12日)

ダマスカス県では、SANA(2月12日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が、南部の総合診察所施設を砲撃した。

一方、『ハヤート』(2月13日付)によると、シリア軍がジャウバル区を砲撃し、ラフマーン軍団戦闘員4人、住民6人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(2月12日付)によると、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が、アドラー市近郊のイブン・スィーナ病院を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(2月12日付)によると、反体制武装集団がヒルバト・ガザーラ変電所を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月12日付)によると、シャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室に所属する第18師団が、ダルアー市内のシリア軍およびヒズブッラーの拠点を砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(2月12日付)によると、トルコ軍がラアス・アイン市で10歳の子供1人を狙撃し、殺害した。

AFP, February 12, 2018、ANHA, February 12, 2018、AP, February 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2018、al-Hayat, February 13, 2018、Reuters, February 12, 2018、SANA, February 12, 2018、UPI, February 12, 2018などをもとに作成。

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