ダマスカス県では、『ハヤート』(5月5日付)などによると、ルクン・ディーン区で自爆テロが発生し、住民6人が負傷した。
AFP(5月4日付)は、シリア治安筋の話として、「テロ集団がバイクに乗って侵入、ルクン・ディーン区東部で発見され、当局と交戦し…、逃げることができないと悟り、1人が自爆ベルトを爆発させ、6人が負傷した。残るメンバー複数人は関係当局によって射殺された」と伝えた。
SANA(5月4日付)も自爆テロの経緯に関して同様に報じた。
目撃者によると、戦闘は約4時間にわたって続いた。
これに関して、シャームの民のヌスラ戦線の「ダマスカス特派員」を名乗る活動家がツイッターを通じて、「ヌスラ戦線の3人の男が、(ルクン・ディーン区の)バルニーヤ通りにある軍兵站局を破壊することに成功した」との犯行声明を発表した。
シリア人権監視団は、この自爆テロによって、兵站局長のムハンマド・イード少将と随行者2人が負傷したと発表、テロがイード少将を狙ったものだとの見方を示した。
なおクッルナー・シュラカー(5月4日付)によると、「自爆攻撃」は2回にわたって行われたという。
AFP, May 4, 2015、AP, May 4, 2015、ARA News, May 4, 2015、Champress, May 4, 2015、al-Hayat, May 5, 2015、Iraqi News, May 4, 2015、Kull-na Shuraka’, May 4, 2015、al-Mada Press, May 4, 2015、Naharnet, May 4, 2015、NNA, May 4, 2015、Reuters, May 4, 2015、SANA, May 4, 2015、UPI, May 4, 2015などをもとに作成。
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