シリア大統領府は声明を出し、アサド大統領がロシアのヴラジミール・プーチン大統領に対して行った正式な要請に基づき、ロシア空軍が、「テロとの戦い」の枠組みのなかで派遣された、と発表した。
声明によると、「国外でのロシア空軍の活用をプーチン大統領に認めることを定めた法案をロシア連邦議会が承認したのを受け、シリア大統領府にシリア領内におけるロシア空軍の駐留形態に関する問い合わせがあった。これに基づき、我々は、国家間関係が、国際法・憲章、および国民の利益を実現し、国土保全を保障するための国家間の合意に基づくべきであることを確認した。これに基づき、ロシア軍のシリアへの派遣が、アサド大統領からプーチン大統領に送付された書簡を通じてシリア国家から正式に要請された。これは、テロとの戦いのためのプーチン大統領のイニシアチブの枠組みに基づく、ロシア空軍部隊の派遣要請を含むものである」という。
SANA(9月30日付)が伝えた。
AFP, September 30, 2015、AP, September 30, 2015、ARA News, September 30, 2015、Champress, September 30, 2015、al-Hayat, October 1, 2015、Iraqi News, September 30, 2015、Kull-na Shuraka’, September 30, 2015、al-Mada Press, September 30, 2015、Naharnet, September 30, 2015、NNA, September 30, 2015、Reuters, September 30, 2015、SANA, September 30, 2015、UPI, September 30, 2015などをもとに作成。
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