ドゥラル・シャーミーヤ:2018年に入って以降、11万人がシリア政府と反体制派の停戦に伴い「強制移住」(退去)(2018年6月7日)

ドゥラル・シャーミーヤ(6月7日付)は、複数の消息筋の情報ととして、2018年に入って以降、ダマスカス郊外県東グータ地方、東カラムーン地方、バービッラー市一帯、ハジャル・アスワド市、ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、ヒムス県北部、ハマー県南部でのシリア政府と反体制武装集団の停戦合意を受け、イドリブ県やアレッポ県北部に「強制移住」(退去)した戦闘員とその家族の数が、11万8,862人に達していると伝えた。

3万658世帯を含む退去者の内訳は、首都ダマスカス南部(バービッラー市、ハジャル・アスワド市、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)からの退去者が9,250人、東グータ地方が6万7,728人、東カラムーン地方が6,236人、ヒムス県北部・ハマー県南部が3万5,648人で、イドリブ県、アレッポ県、そしてハマー県の285カ所に移動したという。

AFP, June 7, 2018、ANHA, June 7, 2018、AP, June 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 7, 2018、al-Hayat, June 8, 2018、Reuters, June 7, 2018、SANA, June 7, 2018、UPI, June 7, 2018などをもとに作成。

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