ラッカ県タブカ市でダーイシュがアサーイシュを攻撃、刑務所内で暴動(2020年5月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタブカ市内のアラム交差点にある内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所を襲撃、激しい戦闘となった。

また、タブカ市内の刑務所では、収監されているダーイシュのメンバーたちが暴動を引き起こした。

シリア人権監視団が22日に発表したところによると、アサーイシュはその後、刑務所での暴動を鎮圧、またタブカ市内のアジュザーウィー交差点でダーイシュと交戦し、戦闘員7人を殺害、多数を拘束した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の統治下にあるブサイラ市の市場で、2度にわたって爆発が発生し、子供1人が死亡、住民15人が負傷した。

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ハサカ県では、SANA(5月21日付)によると、米軍の大型トレーラーや装甲車など40輌からなる車列がワリード国境通行所からシリア領内に進入した。

AFP, May 21, 2020、ANHA, May 21, 2020、AP, May 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2020、Reuters, May 21, 2020、SANA, May 21, 2020、SOHR, May 21, 2020、May 22, 2020、UPI, May 21, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラッカ県タッル・アブヤド市で、トルコの支援を受ける国民軍所属組織が食糧物資を受け取るために集まった住民に発砲(2020年5月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコとの国境に面するタッル・アブヤド市の国境通行所で、支援機関が配給する食糧物資を受け取るために集まった住民に対して、国民軍に所属するシャーム戦線が発砲、強制排除した。

これにより、ヒムス県出身の国内避難民(IDPs)1人が負傷した。

AFP, May 21, 2020、ANHA, May 21, 2020、AP, May 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2020、Reuters, May 21, 2020、SANA, May 21, 2020、SOHR, May 21, 2020、UPI, May 21, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部で所属不明の無人航空機を攻撃、ダーイシュ・メンバーと思われる2人が死亡(2020年5月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機(ドローン)が、トルコ占領下のアフリーン市南のイスカーン(イースカー)村とガザーウィーヤ村を結ぶ街道を走行する軍用車1輌を爆撃し、乗っていた男性が死亡した。

ホワイト・ヘルメットは、フェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/)やツイッターのアカウント(https://twitter.com/SyriaCivilDef/)を通じて、アフリーン市近郊での謎の爆発で、2人が死亡し、1人が負傷したと発表し、その写真を公開した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDef/posts/2678389425818782?__xts__%5B0%5D=68.ARCNZJffFhF4PJYVcmsu_IxaHsh-pfW0_LTfdl0MzA5d94RoSyYRVSyOzYKRbsv6BA9TqTBvCsXuZzYh3CSDqyhlA9vnXdbLWUNpV9q2Dq5EbGAS8iLwFW2qaZpc_oFaIoqeu_kJ_sKc_zEJoF9J-g_wJA77dSTMAraW0AmPsY7Sf_u_H1T1OZkfExcwttor5CTSzvRq_tktxS-aSqEpv1KIsemDzklGYpYKyWfLBhKp9huUDBN3_q1BW0sG2lb3YixFXj5JfWR6KSMKieXQqLvgWSX0F_ymNASpv_uu6oieLIQTGnSIR0eKcy7-HVn4xmnLyBida2yUc7_vs8PUuCV2o-Hm&__tn__=-R

ドゥラル・シャーミーヤ(5月21日付)は、複数の活動家らの話として、爆撃を行ったドローンが米主導の有志連合の所属で、標的となった車には20万米ドルが積まれており、爆撃によってその一部は焼失したと伝えた。

また、トルコの支援を受ける国民軍は、住民らが事件現場に近づくことを禁止しているという。

https://twitter.com/aeSuhA0JYrlneGt/status/1263399142199570435

ドゥラル・シャーミーヤはまた、死亡した2人のうちの1人の身元が判明したと伝え、身分証明書の画像を公開した。

同サイトによると、死亡したのは、ダーイシュ(イスラーム国)の元司令官で「オリーブの枝」地域に逃亡していたアブー・ザーキー・ティバーニーなる男性。

ダーイシュのハマー州の司令官で、2019年のイドリブ県サルミーン市での住民殺害などに関与した。

ティーバーニー氏は、イドリブ県でのシャーム解放機構による摘発を逃れて、「オリーブの枝」地域に逃亡し、潜伏していたという。

公開された身分証明書は、「ブルブル市地元評議会」が発行したもので、アブドゥッラッザーク・ファーリス、1993年8月2日生まれ、などと書かれている。

AFP, May 21, 2020、ANHA, May 21, 2020、AP, May 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2020、Reuters, May 21, 2020、SANA, May 21, 2020、SOHR, May 21, 2020、UPI, May 21, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県北部をトルコ軍と国民軍が砲撃し、農地で火災発生(2020年5月21日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がサフルーンジュ村、カズアリー村を砲撃した。

また、トルコの支援を受ける国民軍が、M4高速道路沿線のクーバルラク村、クールファル村、カズアリー村、フッリーヤ村、ハーリディーヤ村を砲撃した。

また、ANHA(5月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍は、タッル・アブヤド市近郊のタマーニー村の小麦・大麦畑に放火した。

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アレッポ県では、ANHA(5月21日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がアイン・アラブ(コバネ)市西の国境地帯で合同パトロールを実施した。

AFP, May 21, 2020、ANHA, May 21, 2020、AP, May 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2020、Reuters, May 21, 2020、SANA, May 21, 2020、SOHR, May 21, 2020、UPI, May 21, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県、ハマー県の反体制派支配地を砲撃(2020年5月21日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから77日目となる5月21日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ市内で、ハマー県出身のシャーム解放機構の司令官の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、乗っていた司令官が死亡した。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカフル・ウワイド村、スフーフン村、フライフィル村、ファッティーラ村、ハルーバ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市でシーア派の老人が何者かに撃たれて死亡した。

ハイト村でオートバイに乗った2人組が、シリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元司令官に発砲し、撃たれた元司令官は死亡した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月21日付)によると、サナマイン市で親政権民兵1人が何者かに撃たれて死亡した。

AFP, May 21, 2020、ANHA, May 21, 2020、AP, May 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 21, 2020、Reuters, May 21, 2020、SANA, May 21, 2020、SOHR, May 21, 2020、UPI, May 21, 2020などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍がラッカ県を砲撃し、M4高速道路が通行不能に(2020年5月20日)

ラッカ県では、ANHA(5月20日付)によると、トルコ軍戦闘機が上空を旋回するなか、国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、ハーリディーヤ村を砲撃し、両村の農地で火災が発生し、M4高速道路が通行できなくなった。

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アレッポ県では、ANHA(5月20日付)によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるアイン・アラブ(コバネ)市西のシュユーフ・アラブ村を砲撃し、住民2人が負傷した。

AFP, May 20, 2020、ANHA, May 20, 2020、AP, May 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2020、Reuters, May 20, 2020、SANA, May 20, 2020、SOHR, May 20, 2020、UPI, May 20, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市で武装集団どうしが交戦、住民1人が死亡する一方、憲兵隊をネットで非難した活動家が逮捕(2020年5月20日)

アレッポ県では、SANA(5月20日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市で、トルコの支援を受ける反体制武装集団どうしが交戦し、住民1人が死亡、子供2人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、国民軍の憲兵隊が、ダマスカス県タダームン区出身の「市民活動家」を逮捕した。

憲兵隊の制服にトルコ国旗があしらわれていることをSNSで「偽善者」と非難したのが逮捕の理由だという。

AFP, May 20, 2020、ANHA, May 20, 2020、AP, May 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2020、Reuters, May 20, 2020、SANA, May 20, 2020、SOHR, May 20, 2020、UPI, May 20, 2020などをもとに作成。

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ロシア・トルコ軍がイドリブ県アリーハー市西のM4高速道路で初めて合同パトロールを実施(2020年5月20日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから76日目となる5月20日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県4件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍とトルコ軍の合同部隊がM4高速道路でパトロールを実施した。

パトロール部隊はタルナバ村を出発、アリーハー市近郊を経由して、アウラム・ジャウズ村に到達し、タルナバ村に帰着した。

両軍合同パトロール部隊がアリーハー市西のアウラム・ジャウズに到達したのはこれが初めて。

一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・シハーブ町で住民が武装集団によって殺害された。

AFP, May 20, 2020、ANHA, May 20, 2020、AP, May 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 20, 2020、Reuters, May 20, 2020、SANA, May 20, 2020、SOHR, May 20, 2020、UPI, May 20, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県で国民軍に所属する組織どうしが略奪品の分配をめぐって交戦(2020年5月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊に位置するウンム・ウシュバ村、バーブ・ハイル村、マスバガ村、アミーラート村で、国民軍に所属するムウタスィム旅団、スルターン・ムラード師団、ハムザード師団が略奪した小麦や大麦の分配をめぐって交戦した。

また、ラアス・アイン市西のタッル・ハラフ村でも東部自由人連合が、憲兵隊の支援を受けるハムザート師団と交戦した。

交戦の理由は不明だが、東部自由人連合の戦闘員2人とハムザート師団の戦闘員1人が負傷した。

AFP, May 20, 2020、ANHA, May 20, 2020、AP, May 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2020、Reuters, May 20, 2020、SANA, May 20, 2020、SOHR, May 20, 2020、UPI, May 20, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市内で国民軍所属組織どうしが交戦し、住民1人死亡(2020年5月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアフリーン市内で、国民軍に所属するシャーム戦線と、ダマスカス郊外県からの移住者が交戦し、住民1人が死亡、子供を含む4人が負傷した。

また、アアザース市東のカフルガーン村とカフルシュース村を結ぶ街道で正体不明の武装集団が身元不明の1人を殺害した。

AFP, May 19, 2020、ANHA, May 19, 2020、AP, May 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2020、Reuters, May 19, 2020、SANA, May 19, 2020、SOHR, May 19, 2020、UPI, May 19, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍と米軍はラッカ県、ダイル・ザウル県でダーイシュ・メンバーの摘発を続ける(2020年5月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の特殊部隊が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるラッカ市およびその一帯の複数カ所で特殊作戦を敢行し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパー・セルのメンバーと思われる7人を拘束した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合を主導する米軍が、シリア民主軍とともに、ザッル村で空挺作戦を実施し、1人を拘束した。

AFP, May 19, 2020、ANHA, May 19, 2020、AP, May 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2020、Reuters, May 19, 2020、SANA, May 19, 2020、SOHR, May 19, 2020、UPI, May 19, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がハサカ県タッル・タムル町近郊の農地を砲撃し、火災発生、ロシア軍が応戦(2020年5月19日)

ハサカ県では、ANHA(5月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のカースィミーヤ村、ダルダーラ村の農地を砲撃し、火災が発生した。

シリア人権監視団によると、この砲撃を受けて、ダルダーラ村近郊の放牧場の基地に駐留するロシア軍部隊が砲撃による反撃を行った。

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アレッポ県では、ANHA(5月19日付)によると、トルコの支援を受ける国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるマンビジュ市近郊のアラブ・ハサン村を砲撃し、住民1人が負傷した。


AFP, May 19, 2020、ANHA, May 19, 2020、AP, May 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2020、Reuters, May 19, 2020、SANA, May 19, 2020、SOHR, May 19, 2020、UPI, May 19, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム解放機構の砲撃によりシリア軍兵士3人死亡、5人負傷(2020年5月19日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから75日目となる5月19日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(イドリブ県7件、ラタキア県2件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がカフルナブル市一帯を砲撃し、シリア軍兵士3人が死亡、5人が負傷した。

これに対して、シリア軍もシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ウワイド村を砲撃した。

一方、ジスル・シュグール市近郊のカニーヤ村でジハード主義組織(組織名は明示せず)の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡した。

このほか、シャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村では、住民が19日晩、シリア政府支配地域とを結ぶ通行所の設置に反対するデモを行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原のアンカーウィー村一帯で、シリア軍と反体制武装集団が激しく交戦し、双方に死傷者が出た。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、カフルシャムス町で第9師団の兵士2人がオートバイに乗った2人組の襲撃を受け、撃たれて死亡した。

また、サナマイン市では、軍事情報局の高官1人が何ものかに撃たれて死亡した。

AFP, May 19, 2020、ANHA, May 19, 2020、AP, May 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 19, 2020、Reuters, May 19, 2020、SANA, May 19, 2020、SOHR, May 19, 2020、UPI, May 19, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュは前日に続いて国防隊兵士7人を処刑(2020年5月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ヒムス県東部(スフナ市一帯)に面する砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)が国防隊兵士7人を「スパイ罪」で処刑した。

ダーイシュは17日にもダイル・ザウル県でシリア軍士官ら4人を殺害している。

AFP, May 18, 2020、ANHA, May 18, 2020、AP, May 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2020、Reuters, May 18, 2020、SANA, May 18, 2020、SOHR, May 18, 2020、UPI, May 18, 2020などをもとに作成。

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トルコの後援を受ける国民解放戦線とシリア軍がイドリブ県で捕虜交換(2020年5月18日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから74日目となる5月18日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(イドリブ県5件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、タフタナーズ市では、トルコの後援を受ける国民解放戦線とシリア軍が捕虜交換を行った。

これにより、2~3月の戦闘に際してアレッポ県カラースィー村でシリア軍に捕捉された国民解放戦線の戦闘員3人とシリア軍兵士1人が解放されるとともに、ヒズブッラーの戦闘員(アレッポ県ザフラー町出身のシリア人)の遺体2隊が引き渡された。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフワ村とムサイフラ町を結ぶ街道で、シリア軍第15師団の兵士1人が何者かの発砲を受けて死亡した。

AFP, May 18, 2020、ANHA, May 18, 2020、AP, May 18, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 18, 2020、Reuters, May 18, 2020、SANA, May 18, 2020、SOHR, May 18, 2020、UPI, May 18, 2020などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍所属組織どうしが密輸ルートをめぐり交戦(2020年5月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるニスリーヤ村とシャーム解放機構の占領下にあるアティマ村を結ぶ通行所一帯で、国民軍に所属する東部自由人連合と自由イドリブ軍が交戦した。

戦闘は密輸ルートとなっている通行所の管理権をめぐる対立がきっかけ。

戦闘の末に、東部自由人連合はニスリーヤ村に近い街道上に検問所を設置し、自由イドリブ軍の動きを封じる一方、戦闘員複数人を拘束した。

東部自由人連合は、これまでにも街道で自由イドリブ軍の車輌を攻撃するなどして、密輸ルートの掌握を試み、麻薬を密輸するなどしてきたが、自由イドリブ軍はこれに抵抗してきた。

東部自由人連合はまた、街道の通行を脅かすことで、通行料として1人あたり1,000ドルを要求するなどしていた。

なお、同通行所は、シャーム戦線によって掌握され、トルコの要請を受けて密輸の取り締まりが試みられてきたが、成果をあげられなかったため、トルコは通行所の管理を自由イドリブ軍に移管していた。

AFP, May 17, 2020、ANHA, May 17, 2020、AP, May 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2020、Reuters, May 17, 2020、SANA, May 17, 2020、SOHR, May 17, 2020、UPI, May 17, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県でシリア軍士官ら4人を殺害(2020年5月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、カバーキブ村近郊でダーイシュ(イスラーム国)が道路を封鎖し、シリア軍士官1人と兵士2人、そして女性1人が乗った車を拘束、4人を喉を切り、頭部に銃弾を撃ち込むなどして殺害した。

AFP, May 17, 2020、ANHA, May 17, 2020、AP, May 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2020、Reuters, May 17, 2020、SANA, May 17, 2020、SOHR, May 17, 2020、UPI, May 17, 2020などをもとに作成。

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マーヒル・アサド少将に近いビジネスマンが死亡(2020年5月17日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月17日付)などによると、ダマスカス県で、マーヒル・アサド少将に近いとされるビジネスマンのガイス・ブスターニー氏(32歳)が遺体で発見された。

死因などは不明。

AFP, May 17, 2020、ANHA, May 17, 2020、AP, May 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2020、Reuters, May 17, 2020、SANA, May 17, 2020、SOHR, May 17, 2020、UPI, May 17, 2020などをもとに作成。

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国民軍が北・東シリア自治局支配下のクーバルラク村(ラッカ県)に潜入を試みたが、シリア民主軍の反撃を受けて全滅(2020年5月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の支援を受ける国民軍の部隊がタッル・アブヤド市西にある北・東シリア自治局支配下のクーバルラク村に潜入を試みたが、シリア民主軍の反撃を受けて、部隊メンバー15人全員が死亡した。

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ハサカ県では、SANA(5月17日付)によると、トルコ軍がラアス・アイン市近郊のダイル・グスン村に発砲し、住民1人が死亡、1人が負傷した。

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アレッポ県では、ANHA(5月17日付)によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のアキーバ村、スーガーニカ村、バイナ村、マルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、イルシャーディヤ、タート・マラーシュ村を砲撃した。

AFP, May 17, 2020、ANHA, May 17, 2020、AP, May 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2020、Reuters, May 17, 2020、SANA, May 17, 2020、SOHR, May 17, 2020、UPI, May 17, 2020などをもとに作成。

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米軍がダイル・ザウル県で空挺作戦を実施し、ダーイシュ・メンバー2人を殺害、女性と子供多数を逮捕(2020年5月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合を主導する米軍が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊と、ブサイラ市で空挺作戦を実施し、ブーカマール市出身者が住む住居2棟に突入、男性2人に投降を求めたが、2人はこれを拒否し戦闘となった。

2人はダーイシュ(イスラーム国)のメンバ-。

戦闘によって1人が死亡、もう1人は米軍ば住居を爆破した際に死亡した。

なお、戦闘に先立って、米軍は住居から逃げ出してきた女性、子供多数を逮捕した。

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ハサカ県では、SANA(5月17日付)によると、兵站物資や武器装備を積んだ大型トレーラーなど50輌からなる米軍の車列が違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入、ルマイラーン油田に向かった。

AFP, May 17, 2020、ANHA, May 17, 2020、AP, May 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2020、Reuters, May 17, 2020、SANA, May 17, 2020、SOHR, May 17, 2020、UPI, May 17, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県で23ミリ機関砲を盗んだ武装集団と交戦(2020年5月17日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから73日目となる5月17日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(イドリブ県7件、ラタキア県1件、アレッポ県3件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、フライフィル村を砲撃、ルワイハ村一帯で「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シャーム解放機構は、アラブ・サイード村で武装集団(正体不明)と交戦した。

シャーム解放機構は、武装集団が窃盗を繰り返しているとして、メンバーを排除しようと攻撃、また道路を封鎖したという。

イバー・ネット(5月17日付)がシャーム解放機構の治安機関の話として伝えたところによると、シャーム解放機構が交戦したのは、23ミリ機関砲を盗んだ武装グループだという。

このほか、フーア市近郊では、チェチェン人戦闘員(コーカサスの兵)司令官が何者かの襲撃を受けて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナマル町でヒズブッラーに協力する住民1人がオートバイに乗った2人組に撃たれて死亡した。

AFP, May 17, 2020、ANHA, May 17, 2020、AP, May 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 17, 2020、Reuters, May 17, 2020、SANA, May 17, 2020、SOHR, May 17, 2020、UPI, May 17, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で所属不明の航空機が「イランの民兵」の基地を爆撃し、7人死亡(2020年5月16日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の航空機複数機が16日晩、ブーカマール市近郊のマイーズィーラ村にある「イランの民兵」の基地を爆撃し、基地内の司令部を破壊、民兵7人が死亡した。

AFP, May 17, 2020、ANHA, May 17, 2020、AP, May 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2020、Reuters, May 17, 2020、SANA, May 17, 2020、SOHR, May 17, 2020、UPI, May 17, 2020などをもとに作成。

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アレッポ市東部で爆発、イスラエルの爆撃か?(2020年5月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のアレッポ市ラームーサ地区で爆発が発生した。

爆発が発生した際、所属不明の航空機が飛来していたという。

爆発の原因は不明。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月16日付)によると、爆発が発生したのは「イランの民兵」の拠点複数カ所。

複数の地元筋によると、所属不明の航空機が、ラームーサ地区の「イランの民兵」の拠点か、アレッポ市東(サフィーラ市北東)の防衛工場機構を狙って爆撃したものと思われるという。

しかし、スプートニク・ニュース(5月16日付)は、イスラエルが爆撃したとの一部報道を否定した。

AFP, May 16, 2020、ANHA, May 16, 2020、AP, May 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2020、Reuters, May 16, 2020、SANA, May 16, 2020、SOHR, May 16, 2020、Sputnik News, May 16, 2020、UPI, May 16, 2020などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍がアレッポ県北部を砲撃し火災発生(2020年5月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける国民軍が、北・東シリア自治局の武装部隊である人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のバーブ軍事評議会の管轄下にあるウーラーシー村、ブーガーズ村、ブワイヒジュ村(バーブ市東)の農地を砲撃、火災が発生した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団やSANA(5月16日付)によると、トルコ占領下のラアス・アイン市西でトルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が民間人の車を攻撃し、住民1人が死亡、1人が負傷した。

一方、ロシア軍とトルコ軍は、ダルバースィーヤ市西の国境地帯で合同パトロールを実施した。

また、シリア北部・東部に違法に駐留を続ける米軍もマーリキーヤ(ダイリーク)市一帯でパトロール活動を続行した。

AFP, May 16, 2020、ANHA, May 16, 2020、AP, May 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2020、Reuters, May 16, 2020、SANA, May 16, 2020、SOHR, May 16, 2020、UPI, May 16, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県北部各所で国民軍所属組織どうしが交戦(2020年5月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市近郊でシャーム戦線とハムザート師団が交戦し、戦闘員少なくとも2人が死亡した。

両組織の戦闘を受けて、シャーム戦線、東部自由人連合、ハムザート師団、憲兵隊が部隊を派遣した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月16日付)によると、シャーム戦線とハムザート師団はまた、バーブ市内、カッバースィーン村でも交戦した。

両者の戦闘は、シリア政府支配地との密輸ルートの支配権をめぐるもので、戦闘発生を受けて、シャーム戦線は、シリア政府の支配下にある大スッカリーヤ村、小スッカリーヤ村にいたる街道を封鎖した。

この街道はハムザート師団の管理下にあった。

戦闘では、ハムザート師団の戦闘員1人が死亡したほか、女性1人と青年1人が巻き添えとなって死亡、民間人2人が負傷した。

シリア人権監視団によると、バーブ・サラーマ国境通行所でも治安部隊とタッル・リフアト市出身の戦闘員らが交戦した。

原因は不明。

さらに、SANA(5月16日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市近郊のジャウラカーン村、ファキーラーン村でトルコの支援を受ける国民軍に所属する武装集団どうしが15日晩から16日未明にかけて交戦した。

AFP, May 16, 2020、ANHA, May 16, 2020、AP, May 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2020、Reuters, May 16, 2020、SANA, May 16, 2020、SOHR, May 16, 2020、UPI, May 16, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県ダーラ・イッザ市でシリア軍とシャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動が捕虜交換(2020年5月16日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから72日目となる5月16日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を4件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県1件)確認した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月16日付)によると、ダーラ・イッザ市でシリア軍とシャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動が捕虜交換を行った。

捕虜交換では、2~3月に補足されたシャーム解放機構の戦闘員3人、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員1人、シリア軍士官2人が解放された。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、バーラ村、マジュダリヤー村、アーフィス村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月16日付)によると、シリア軍がヤードゥーダ村一帯を戦車で砲撃した。

AFP, May 16, 2020、ANHA, May 16, 2020、AP, May 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 16, 2020、Reuters, May 16, 2020、SANA, May 16, 2020、SOHR, May 16, 2020、UPI, May 16, 2020などをもとに作成。

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バーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県)近くで、トルコの支援を受けるシャーム戦線とファトフ旅団が交戦(2020年5月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコに面するバーブ・サラーマ国境通行所近くで、トルコの支援を受けるシャーム戦線とファトフ旅団が交戦した。

AFP, May 15, 2020、ANHA, May 15, 2020、AP, May 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2020、Reuters, May 15, 2020、SANA, May 15, 2020、SOHR, May 15, 2020、UPI, May 15, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県シャッダーディー市で爆発、2人負傷(2020年5月15日)

ハサカ県では、ANHA(5月15日付)やSANA(5月16日付)によると、北・東シリア自治局の統治下にあるシャッダーディー市でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、男性1人と5歳になる娘が負傷した。

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アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、13日にトルコ占領下のアフリーン市で、国民軍の車輌を爆破し、2人を負傷させる一方、14日にはシーラーワー町近郊のキーマール村でトルコ軍の拠点を攻撃し、トルコ軍兵士2人を殺害、3人を負傷させたと発表した。

ANHA(5月15日付)が伝えた。

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イドリブ県ではシリア軍の砲撃でトルコの後援を受けるシャーム軍団の戦闘員2人死亡、7人負傷(2020年5月15日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから71日目となる5月15日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯を砲撃し、トルコの後援を受ける国民解放戦線所属組織の一つシャーム軍団のメンバー2人が死亡、7人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、国民解放戦線はハザーリーン村、カフルナブル市のシリア軍拠点を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、元反体制武装集団メンバーがダルアー市郊外で武装した2人組に襲撃され、死亡した。

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ハサカ県北部で国民軍所属組織どうしが略奪品の分配をめぐって交戦(2020年5月14日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町近郊のアフラーシュ村、サウダー村、ライラーン村などで、国民軍に所属する武装集団どうしが交戦した。

交戦したのはラフマーン軍団、スルターン・ムラード師団、ムウタスィム旅団。

略奪品の分配をめぐる対立がきっかけだったという。

AFP, May 14, 2020、ANHA, May 14, 2020、AP, May 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2020、Reuters, May 14, 2020、SANA, May 14, 2020、SOHR, May 14, 2020、UPI, May 14, 2020などをもとに作成。

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