トルコ軍がハサカ県を砲撃し、住民4人負傷(2020年4月1日)

ハサカ県では、ANHA(4月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町と周辺の農村地帯を砲撃し、ルバイアート村で住民4人が負傷し、タッル・タムル町の病院に搬送された。

AFP, April 1, 2020、ANHA, April 1, 2020、AP, April 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2020、Reuters, April 1, 2020、SANA, April 1, 2020、SOHR, April 1, 2020、UPI, April 1, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦、反体制派戦闘員1人死亡(2020年4月1日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから27日目となる4月1日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

**

しかし、イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバーラ村、ファッティーラ村、スフーフン村、アーフィス村、カンスフラ村、カフル・ウワイド村などを砲撃、アーフィス村で戦闘員1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア人権監視団やSANA(4月1日付)によると、マストゥーマ村近郊のトルコ軍拠点付近に展開する「決戦」作戦司令室が、シリア政府支配下のサラーキブ市を複数回にわたり砲撃した。

一方、トルコ軍は、戦車や装甲車など数十輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に進入させた。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーフィア村のシリア軍の拠点近くに仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士1人が死亡した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, April 1, 2020、ANHA, April 1, 2020、AP, April 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 1, 2020、Reuters, April 1, 2020、SANA, April 1, 2020、SOHR, April 1, 2020、UPI, April 1, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍と国民軍はアレッポ県、ラッカ県北部を砲撃(2020年3月31日)

アレッポ県では、ANHA(3月31日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局共同支配下のマンビジュ市郊外のサイヤーダ村、ダンダニーヤ村、ウンム・アダサ村、ファーラート村を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(3月31日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のクール・ハサン村を砲撃した。

**

ハサカ県では、SANA(3月31日付)によると、ラアス・アイン市一帯を不法占拠するトルコ軍が同市西のアルーク村にある揚水場からの水道水の供給を再開、シリア政府支配下のタッル・タムル町近郊の貯水場の水道水貯蔵が確保された。

AFP, March 31, 2020、ANHA, March 31, 2020、AP, March 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2020、Reuters, March 31, 2020、SANA, March 31, 2020、SOHR, March 31, 2020、UPI, March 31, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍がヒムス県のシャイーラート航空基地をミサイル攻撃(2020年3月31日)

SANA(3月31日付)はシリア軍筋の話として、3月31日午後8時25分、イスラエル軍戦闘機複数機がレバノン領空を侵犯、ヒムス県に向かってミサイル複数発を発射したと伝えた。

シリア軍防空部隊はただちにこれを迎撃、ミサイル多数を撃破したという。

イスラエルがシリア領内をミサイル攻撃したのは、3月5日以来約1ヶ月ぶり。

**

シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機によるミサイル攻撃は、ヒムス県西部のシャイーラート航空基地から県中部のT4航空基地(タイフール航空基地、ティヤース航空基地)に輸送機1機が移動したのを受けて行われた。

この攻撃で、イスラエル軍戦闘機はシャイーラート航空基地におよび同基地一帯に展開する「イランの民兵」の拠点複数カ所に対して、ミサイル8発以上を発射した。

レバノン24(3月31日付)によると、レバノン山地県キスラワーン郡、ジュベイル郡上空で、イスラエル軍戦闘機4機が低空で飛行し、旋回を繰り返す様子が確認されたという。

https://www.facebook.com/380935266099933/videos/523225111897457/?t=0

 

AFP, March 31, 2020、ANHA, March 31, 2020、AP, March 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2020、Lebanon 24, March 31, 2020、Reuters, March 31, 2020、SANA, March 31, 2020、SOHR, March 31, 2020、UPI, March 31, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍はM4高速道路で11度目となる単独パトロールを実施(2020年3月31日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから26日目となる3月31日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がM4高速道路のタルナバ村とムサイビーン村を結ぶ区間で11度目となる単独パトロールを実施した。

トルコ軍はまた、戦車や装甲車など25輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に進入させた。

一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるアーフィス、ザーウィヤ山一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して「決戦」作戦司令室もサラーキブ市内のシリア軍拠点を砲撃した。

「決戦」作戦司令室はまた、ファッティーラ村一帯でシリア軍を狙撃、兵士2人を殺害した。

AFP, March 31, 2020、ANHA, March 31, 2020、AP, March 31, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 31, 2020、Reuters, March 31, 2020、SANA, March 31, 2020、SOHR, March 31, 2020、UPI, March 31, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍はイドリブ県のM4高速道路で10回目となる単独パトロールを実施(2020年3月30日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから25日目となる3月30日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がM4高速道路のサラーキブ市とマジュダリヤー村を結ぶ区間で10度目となる単独パトロールを実施した。

トルコ軍はまた、戦車、装甲車など35輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、シリア軍は、ナージヤ村にあるトルコ軍の拠点一帯を砲撃した。

また、シリア軍と「決戦」作戦司令室が、ファッティーラ村、カフルナブル市一帯で砲撃を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍はハサカ市の刑務所でのダーイシュの暴動を鎮圧したと発表(2020年3月30日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のキーヌー・カブラーヒール報道官は声明を出し、29日にハサカ市グワイラーン地区のスィナーア刑務所に収監中のダーイシュ(イスラーム国)メンバーが起こした暴動に関して、シリア民主軍が事態を収拾し、脱獄者はなかったと発表した。

カブラーヒール報道官によると、29日にスィナーア刑務所に収監中のダーイシュ・メンバーが雑居房の扉を破壊し、居房棟の壁に穴を空け、地上階を制圧、脱獄を試みたが、シリア民主軍が脱獄を阻止、収監者を完全に制圧したという。

カブラーイール報道官は、「この事件は、シリア民主軍がダーイシュのテロリストたちの身柄を確保し続ける能力を有していることを改めて示すものだ。だが、ダーイシュのテロリストとその家族を収容している拘置所やキャンプの安全を確保するため、我々が国際社会、有志連合からのさらなる支援を必要としていることも明らかになった」と強調した。

ANHA(3月30日付)が伝えた。

**

シリア人権監視団によると、収監中のダーイシュ・メンバーは、刑務所の看守複数人を人質にとり、刑務所長との交渉を要求したが、米主導の有志連合とシリア民主軍のテロ撲滅部隊が刑務所の敷地内に突入し、暴動を鎮圧した。

突入に際して、有志連合のヘリコプターが上空を旋回、燃料気化爆弾を投下し、地上部隊を支援した。

シリア民主軍のテロ撲滅部隊はまた、脱獄を図った4人を刑務所の敷地内で拘束した。

**

一方、反体制派系のユーフラテス・プレス(3月29日付)によると、シリア民主軍がダーイシュ・メンバーの暴動を掌握できていないと伝え、その映像を公開した。

**

シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/MazloumAbdi/)を通じて声明を出し、有志連合と国際社会に対して、ダーイシュのメンバーの収監や彼らの家族の収容にかかる問題を根本的に解決するための行動を加速させるよう呼びかけた。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Euphrates Post, March 29, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がマンビジュ市郊外を砲撃し女性1人死亡、シリア民主軍はラッカ県で国民軍司令官1人を殺害(2020年3月30日)

アレッポ県では、ANHA(3月30日付)によると、トルコ軍のその支援を受ける国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるマンビジュ市近郊の大アラブ・ハサン村を砲撃し、6歳の女児1人が死亡、両親が負傷した。

 

**

ラッカ県では、ANHA(3月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のフーシャーナー村を攻撃した。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と女性防衛隊(YPJ)が反撃を行い、トルコ軍側の車輌1輌を破壊し、国民軍に所属するスライマーン・シャー師団のマーヒル・ハミーディー司令官を殺害した。


トルコ軍はまた、同じくアイン・イーサー市近郊のディブス村を砲撃した。

AFP, March 30, 2020、ANHA, March 30, 2020、AP, March 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 30, 2020、Reuters, March 30, 2020、SANA, March 30, 2020、SOHR, March 30, 2020、UPI, March 30, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市などを砲撃(2020年3月29日)

アレッポ県では、ANHA(3月29日付)によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市とその近郊のカフル・アントゥーン村、イルシャーディーヤ村、アルカミーヤ村、マーリキーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村、タナブ村、カシュタアール村、タート・マラーシュ村を砲撃した。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍はM4高速道路を修繕するため工事車輌をイドリブ県に派遣(2020年3月29日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから24日目となる3月29日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が工事車輌15輌からなる部隊をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

部隊は、M4高速道路の修繕を任務としているという。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村とジッリーン村を結ぶ街道で、政治治安部の隊員1人が何者かによって撃たれて死亡した。

AFP, March 29, 2020、ANHA, March 29, 2020、AP, March 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 29, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 29, 2020、Reuters, March 29, 2020、SANA, March 29, 2020、SOHR, March 29, 2020、UPI, March 29, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアレッポ県北部で国民軍に所属する東部自由人連合と「自由警察」が交戦(2020年3月28日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市であるバーブ市で、国民軍に所属する東部自由人連合とトルコの支援を受ける警察(内務治安部隊、いわゆる「自由警察」)が交戦し、東部自由人連合の戦闘員2人が死亡、双方に14人の負傷者が出た。

戦闘は、警察が、新型コロナウイルス感染防止対策として、バーブ市内の市場の商店を閉店させようとして発砲し、東部自由人連合の治安責任者が巻き添えとなって死亡したのを受けたもの。

また、ガンドゥーラ町近郊の検問所(タッル・ハワー検問所)では東部自由人連合が警察の隊員複数人を拘束した。

一方、ANHA(3月28日付)によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、イルシャーディーヤ村を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(3月28日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, March 28, 2020、ANHA, March 28, 2020、AP, March 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2020、Reuters, March 28, 2020、SANA, March 28, 2020、SOHR, March 28, 2020、UPI, March 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がM4高速道路のサラーキブ市とムサイビーン村を結ぶ区間で9度目となる単独パトロールを実施(2020年3月28日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから23日目となる3月28日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がM4高速道路のサラーキブ市とムサイビーン村を結ぶ区間で9度目となる単独パトロールを実施した。

一方、シリア軍がナージヤ村を砲撃、ファッティーラ村、カフルナブル市一帯で「決戦」作戦司令室と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, March 28, 2020、ANHA, March 28, 2020、AP, March 28, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 28, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 28, 2020、Reuters, March 28, 2020、SANA, March 28, 2020、SOHR, March 28, 2020、UPI, March 28, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアフリーン市で国民軍所属組織どうしが交戦し、1人死亡、4人負傷(2020年3月27日)

アレッポ県では、シリア人権監視団やANHA(3月7日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市で国民軍に所属するシャーム戦線と第51旅団の戦闘員が交戦、第51旅団の戦闘員1人が死亡、双方合わせて4人が負傷した。

衝突の原因は不明だが、当初軽火器を打ち合っていた両者は、迫撃砲などを使用し激しく交戦したという。

また、アフリーン市近郊のシャッラー村でも、国民軍の戦闘員3人が何者かが投げた手榴弾の爆発に巻き込まれて死亡した。

**

ラッカ県では、ANHA(3月7日付)によると、トルコ占領下のタッル・アブヤド市で国民軍戦闘員が、別の部隊との交代や2ヶ月以上延滞されている給与の支払いを求めて座り込みデモを行った。

これに対して、国民軍憲兵隊が参加した戦闘員50人以上を逮捕した。

一方、トルコ軍と国民軍は、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村を砲撃した。

AFP, March 27, 2020、ANHA, March 27, 2020、AP, March 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2020、Reuters, March 27, 2020、SANA, March 27, 2020、SOHR, March 27, 2020、UPI, March 27, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー県で地元住民が誘拐犯グループを包囲、殺害(2020年3月27日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、クライヤー町近郊で、地元住民からなる民兵が誘拐犯グループを包囲、メンバー10人を殺害した。

10人のうち3人は、包囲されたのを受けて、身につけていた自爆ベルトを爆発させ、死亡したという。

また、シリア人権監視団によると、ダルアー県ブスラー・シャーム市の地元の武装集団が、クライヤー町を襲撃、同地の地元の誘拐団メンバーを捕らえ、うち6人を殺害した。

同地では、25日にこの誘拐団が、ブスラー・シャーム市の住民2人を拉致していた。

さらに、ドゥラル・シャーミーヤ(3月27日付)によると、シリア軍がサルハド市近郊の検問所で、「ウルマーン・ミフターフ・ハラーイブ」を名乗る地元の反体制武装集団の車に向けて発砲、乗っていた4人を殺害した。

AFP, March 27, 2020、ANHA, March 27, 2020、AP, March 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2020、Reuters, March 27, 2020、SANA, March 27, 2020、SOHR, March 27, 2020、March 28, 2020、UPI, March 27, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がM4高速道路で単独パトロールを行う一方、民間人がロシア・トルコ軍合同パトロールに反対するために派遣される(2020年3月27日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから22日目となる3月27日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がM4高速道路のサラーキブ市とムサイビーン村を結ぶ区間で8度目となる単独パトロールを実施した。

トルコ軍はまた、戦車、装甲車など60輌からなる車列を、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、民間人の一団が、ロシア・トルコ軍のM4高速道路での合同パトロールを拒否するためのデモを行うため、アリーハー市近郊の沿線に派遣された。

このほか、シリア軍がバーラ村、スフーフン村、カフル・ウワイド村を砲撃、対する「決戦」作戦司令室もカフルバッティーフ村のシリア軍拠点を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, March 27, 2020、ANHA, March 27, 2020、AP, March 27, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 27, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 27, 2020、Reuters, March 27, 2020、SANA, March 27, 2020、SOHR, March 27, 2020、UPI, March 27, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のラッカ県北部で武装集団どうしが交戦(2020年3月26日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある県北部の「平和の泉」地域にあるハマーム・トゥルクマーン村で、トルコの支援を受ける武装集団どうしが衝突、交戦した。

交戦したのは、ダイル・ザウル県出身者を中心に構成され、ダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーも参加している東部自由人連合と、ハマーム・トゥルクマーン村出身のトルコマン系住民によって構成される武装集団。

村の女性が東部自由人連合から再三にわたって嫌がらせを受けてきたことがきっかけで、戦闘により東部自由人連合のメンバー3人が負傷した。

**

 

アレッポ県では、ANHA(3月26日付)によると、トルコ軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市を砲撃し、住民2人が負傷した。

**

ハサカ県では、ANHA(3月26日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がダルバースィーヤ市西およびアームーダー市一帯の国境地帯で合同パトロールを実施した。

合同パトロールには両国の装甲車輌のほか、ロシア軍ヘリコプター2機も参加した。

AFP, March 26, 2020、ANHA, March 26, 2020、AP, March 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2020、Reuters, March 26, 2020、SANA, March 26, 2020、SOHR, March 26, 2020、UPI, March 26, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍は前日の橋爆破事件を受けてイドリブ県クファイル村に新たな拠点を設置(2020年3月26日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから21日目となる3月26日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

**

シリア人権監視団によると、トルコ軍はM4高速道路沿線のジスル・シュグール市の西に位置するクファイル村に新たな拠点を設置した。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月26日付)が複数の現地筋の話として伝えたところによると、拠点設置は25日に「正体不明の武装集団」が同村の橋を爆破したことを受けた動き。

これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は53カ所となった。

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り

監視所

イドリブ県:サルワ村、タッル・トゥーカーン村、サルマーン村、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡、シャイフ・アキール山、アナダーン山、アレッポ市ラーシディーン地区(南)、アイス村(アイス丘)
ハマー県:ムーリク市、シール・マガール村
ラタキア県:ザイトゥーナ村

拠点

イドリブ県:マアッル・ハッタート村、サラーキブ市(3カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ軍事キャンプ、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(2カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町、ナージヤ村、ズアイニーヤ村、ガッサーニーヤ村、クファイル村
アレッポ県:アナダーン市、アレッポ市ラーシディーン地区、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラト・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

なおこのほかにも、トルコ軍はM4高速道路沿線に監視ポスト14カ所を設置している。

トルコ軍はまた、戦車、装甲車など35輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるスフーフン村、カンスフラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村を砲撃した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍兵士2人がスフナ市近郊でダーイシュ(イスラーム国)残党と思われる武装集団の襲撃を受けて、死亡した。

**

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月26日付)によると、バイト・イラ村でシリア政府との和解に応じたシャーム自由人イスラーム運動の元メンバーのサーミル・マサード氏が何者かに撃たれて死亡した。

また、ダルアー市、タファス市でも2人が何者かに撃たれて死亡した。

**

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、サルハド市に近郊のアイン村に至る街道で、地元住民(ドゥルーズ派宗徒)からなる反体制武装集団のシャイフ・カラーマ軍団と街道に設置されている検問所に駐留するシリア軍部隊が交戦し、シャイフ・カラーマ軍団のメンバー4人が死亡した。

AFP, March 26, 2020、ANHA, March 26, 2020、AP, March 26, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 26, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 26, 2020、Reuters, March 26, 2020、SANA, March 26, 2020、SOHR, March 26, 2020、UPI, March 26, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

M4高速道路沿線のイドリブ県ジスル・シュグール市近郊のクファイル橋が爆破される(2020年3月25日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「正体不明の武装集団」がM4高速道路沿線のジスル・シュグール市近郊のクファイル村の橋(クファイル橋)を爆破した。

爆弾を仕掛けたのは、ロシア・トルコ軍の合同パトロールに反対する「ジハード主義グループ」だと思われるという。

これに関して、SANA(3月25日付)は、「テロ組織」が、M4高速道路でのロシア・トルコ軍の合同パトロールの通行を阻止するため、M4高速道路沿線のジスル・シュグール市近郊のクファイル村の橋一本を爆破したと伝えた。

**

一方、トルコ軍は、M4高速道路のサラーキブ市とムサイビーン村を結ぶ区間で7度目となる単独パトロールを実施した。

トルコ軍はまた、戦車、装甲車など25輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている通行所からシリア領内に新たに進入させた。

AFP, March 25, 2020、ANHA, March 25, 2020、AP, March 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2020、Reuters, March 25, 2020、SANA, March 25, 2020、SOHR, March 25, 2020、UPI, March 25, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦(2020年3月25日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから20日目となる3月25日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のダイル・サンバル村、バイニーン村を砲撃し、ファッティーラ村、カンスフラ村で砲撃戦となった。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村一帯を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトゥッファーヒーヤ村を砲撃した。

AFP, March 25, 2020、ANHA, March 25, 2020、AP, March 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 25, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 25, 2020、Reuters, March 25, 2020、SANA, March 25, 2020、SOHR, March 25, 2020、UPI, March 25, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県でトルコ軍が再び襲撃を受け、装甲車2輌に被害、兵士2人負傷(2020年3月24日)

トルコ軍による単独パトロール活動はこれで6回目だという。

しかし、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのオレグ・ジュラフロフ副センター長(少将)は声明を出し、「トルコに従わないテロ組織」がスフーフン村に近い路上に爆弾を仕掛け、トルコ軍パトロール部隊が通過するのに合わせてこれを爆発させたと発表した。

この攻撃で、トルコ軍の装甲車2輌が被害を受け、兵士2人が負傷した。

ジュラフロフ副センター長はまた「テロ組織」は過去24時間でイドリブ県で7回にわたり砲撃を行う一方、シリア軍の停戦違反は確認されなかった」としたうえで、トルコに従わない「テロ組織」が緊張緩和地帯の治安を動揺させる行為を続けていると非難した。

そのうえで当事者和解調整センターは違法な武装集団の司令官に武器による挑発を止め、自らが支配する地域の事態を平和的に収束させるために行動するよう呼びかけた。

しかし、ドゥラル・シャーミーヤ(3月25日付)が、複数の現地情報筋の話として伝えたところによると、車列はハマー県シール・マガール村に設置されている監視所に向かっていたところで爆発に巻き込まれた。

だが、爆発は、ロシア・トルコ首脳会議が停戦に合意した3月5日以前の戦闘で、反体制派が敷設した地雷によるもので、「トルコに従わないテロ組織」の反抗ではないという。

また、ロシアの発表とは異なり、被害を受けたのは1輌だけで、負傷者はなかったという。

**

シリア人権監視団によると、トルコ軍はM4高速道路沿線のジスル・シュグール市に近いガッサーニーヤ村に新たな拠点を設置した。

これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は51カ所となった。

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り

監視所

イドリブ県:サルワ村、タッル・トゥーカーン村、サルマーン村、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡、シャイフ・アキール山、アナダーン山、アレッポ市ラーシディーン地区(南)、アイス村(アイス丘)
ハマー県:ムーリク市、シール・マガール村
ラタキア県:ザイトゥーナ村

拠点

イドリブ県:マアッル・ハッタート村、サラーキブ市(3カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ軍事キャンプ、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(2カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町、ナージヤ村、ズアイニーヤ村、ガッサーニーヤ村
アレッポ県:アナダーン市、アレッポ市ラーシディーン地区、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラト・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

なおこのほかにも、トルコ軍はM4高速道路沿線に監視ポスト14カ所を設置している。

AFP, March 24, 2020、ANHA, March 24, 2020、AP, March 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2020、March 25, 2020、Reuters, March 24, 2020、SANA, March 24, 2020、SOHR, March 24, 2020、UPI, March 24, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラッカ県で反体制武装集団が略奪目的で村を襲撃、村人に発砲し9人を負傷させる(2020年3月24日)

ラッカ県では、ANHA(3月24日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のカズアリー村を砲撃した。

一方、タッル・アブヤド市近郊のスッカリー村では、略奪を行おうとして住民の抵抗を受けた国民軍に所属するマジド軍団(ヤースィル・アブドゥッラフマーン少佐が指揮)が発砲、住民9人が負傷した。

AFP, March 24, 2020、ANHA, March 24, 2020、AP, March 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2020、Reuters, March 24, 2020、SANA, March 24, 2020、SOHR, March 24, 2020、UPI, March 24, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県で散発的戦闘、「イランの民兵」が拠点を強化(2020年3月24日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから19日目となる3月24日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

**

しかし、イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるバーラ村、アーフィス村、カフル・ウワイド村を、「決戦」作戦司令室がサラーキブ市、カフルナブル市に展開するシリア軍を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、SANA(3月24日付)によると、「決戦」作戦司令室がダーディーフ村、ハントゥーティーン村、ヒザーリーン村一帯のシリア軍拠点を砲撃、シリア軍がただちに応戦した。
https://www.sana.sy/wp-content/uploads/2020/03/1-395-660×330-2.jpg

このほか、シリア人権監視団によると、シリア人および外国人からなる「イランの民兵」がサラーキブ市、ザーウィヤ山一帯、カフルナブル市一帯などの拠点を強化した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカフルタアール村、カフル・アンマ村などを砲撃した。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(イドリブ県7件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を4件(イドリブ県3件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

AFP, March 24, 2020、ANHA, March 24, 2020、AP, March 24, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 24, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 24, 2020、Reuters, March 24, 2020、SANA, March 24, 2020、SOHR, March 24, 2020、UPI, March 24, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県でシリア軍と「決戦」作戦司令室が散発的に交戦、シリア軍兵士1人死亡(2020年3月23日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから18日目となる3月23日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反は確認されなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、カフル・ウワイド村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室もカフルナブル市一帯に展開するシリア軍に反撃し、兵士1人が死亡した。

一方、トルコ軍は戦車、装甲車など45輌からなる車列を、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

トルコ軍はまた、ジスル・シュグール市西のM4高速道路沿線のビダーマー町、ナージヤ村、ズアイニーヤ村に新たな拠点を設置した。

これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は49カ所となった。

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り

監視所
イドリブ県:サルワ村、タッル・トゥーカーン村、サルマーン村、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡、シャイフ・アキール山、アナダーン山、アレッポ市ラーシディーン地区(南)、アイス村(アイス丘)
ハマー県:ムーリク市、シール・マガール村
ラタキア県:ザイトゥーナ村

拠点
イドリブ県:マアッル・ハッタート村、サラーキブ市、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ軍事キャンプ、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(2カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町、ナージヤ村、ズアイニーヤ村
アレッポ県:アナダーン市、アレッポ市ラーシディーン地区、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラト・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

なおこのほかにも、トルコ軍はM4高速道路沿線に監視ポスト14カ所を設置している。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザイズーン村、サルマーニーヤ村、ズィヤーラ町を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村一帯を砲撃した。

一方、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に向かって飛来した無人航空機(ドローン)が防空部隊によって撃墜された。

**

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ブライカ村でヒズブッラーの退去を求める落書きが壁に書かれているのが発見された。

AFP, March 23, 2020、ANHA, March 23, 2020、AP, March 23, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 23, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 23, 2020、Reuters, March 23, 2020、SANA, March 23, 2020、SOHR, March 23, 2020、UPI, March 23, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下のアレッポ県バーブ市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発(2020年3月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市内のファーラービー病院近くで車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子ども1人を含む2人が負傷した。

**

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける国民軍がタッル・アブヤド市西部郊外にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を砲撃した。

AFP, March 22, 2020、ANHA, March 22, 2020、AP, March 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2020、Reuters, March 22, 2020、SANA, March 22, 2020、SOHR, March 22, 2020、UPI, March 22, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍はM4高速道路沿線に新たに2カ所の拠点を設置(2020年3月22日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから17日目となる3月22日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハザーリーン村一帯でにある「決戦」作戦司令室の拠点を攻撃を試み、砲撃を行ったが、「決戦」作戦司令室の反撃を受けて、兵士3人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた、ファッティーラ村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、戦車や装甲車など約60輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させたほか、M4高速道路沿線のジスル・シュグール市近郊のムシャイリファ村とタッル・ハッターブ村に新たな拠点を設置した。

これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は以下46カ所となった。

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り

監視所

イドリブ県:サルワ村、タッル・トゥーカーン村、サルマーン村、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡、シャイフ・アキール山、アナダーン山、アレッポ市ラーシディーン地区(南)、アイス村(アイス丘)
ハマー県:ムーリク市、シール・マガール村
ラタキア県:ザイトゥーナ村

拠点

イドリブ県:マアッル・ハッタート村、サラーキブ市、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ軍事キャンプ、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(2カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村
アレッポ県:アナダーン市、アレッポ市ラーシディーン地区、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラト・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

なおこのほかにも、トルコ軍はM4高速道路沿線に監視ポスト14カ所を設置している。

AFP, March 22, 2020、ANHA, March 22, 2020、AP, March 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 22, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 22, 2020、Reuters, March 22, 2020、SANA, March 22, 2020、SOHR, March 22, 2020、UPI, March 22, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍はM4高速道路で3度目となる単独パトロールを実施(2020年3月21日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、5日のロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効してから16日目となる3月21日、シリア・ロシア軍、トルコ軍による爆撃は確認されなかった。

**

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県0件、ラタキア県3件、アレッポ県0件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がM4高速道路で3度目となる単独パトロールを実施した。

パトロールが実施されたのはタルナバ村からムサイビーン村に至る区間。

トルコ軍はまた、戦車、装甲車など40輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、シリア軍はファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハッダーダ村、フドル丘を砲撃した。

AFP, March 21, 2020、ANHA, March 21, 2020、AP, March 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 21, 2020、Reuters, March 21, 2020、SANA, March 21, 2020、SOHR, March 21, 2020、UPI, March 21, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下のアレッポ県、ラッカ県、ハサカ県各所でノウルーズがひっそりと祝われる(2020年3月20日)

ANHA(3月20日付)は、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市郊外、タッル・リフアト市、マンビジュ市、アレッポ市シャイフ・マクスード地区、ラッカ県アイン・イーサー市、ハサカ県のハサカ市、タッル・ハミース市でノウルーズがひっそりと祝われたと伝えた。

**

一方、アレッポ県では、ANHA(3月20日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市で大きな爆発が発生した。

AFP, March 20, 2020、ANHA, March 20, 2020、AP, March 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2020、Reuters, March 20, 2020、SANA, March 20, 2020、SOHR, March 20, 2020、UPI, March 20, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がM4高速道路を単独パトロールするなか、ロシア・トルコ軍の合同パトロールに反対する者たちがトルコ軍によって撤去された土嚢を再び積み上げる(2020年3月20日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、5日のロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効してから15日目となる3月20日、シリア・ロシア軍、トルコ軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍、「決戦」作戦司令室による若干の停戦違反が確認された。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県4件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

シリア人権監視団によると、シリア軍がイドリブ県のファッティーラ村を砲撃、反体制武装集団もイドリブ県とラタキア県のシリア軍拠点を散発的に砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がM4高速道路のタルナバ村、ムサイビーン村間で単独でのパトロールを実施した。

一方、ナイラブ村近郊の沿線では、トルコ軍によって撤去されていた土嚢がロシア・トルコ軍の合同パトロールに反対する者たちによって再び積まれ、通行が阻止された。

AFP, March 20, 2020、ANHA, March 20, 2020、AP, March 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 20, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 20, 2020、Reuters, March 20, 2020、SANA, March 20, 2020、SOHR, March 20, 2020、UPI, March 20, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍と国民軍はアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2020年3月19日)

アレッポ県では、ANHA(3月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニカ村および近郊の森林地帯、アキーバ村、シャイフ・ヒラール村、カフル・ナーヤー村、マンナグ村、ハルバル村を砲撃した。

また、トルコ占領下(「ユーフラテスの盾」地域)のアアザーズ市で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、多数が死傷した。

シリア人権監視団によると、この爆発で少なくとも1人が死亡したという。

**

ラッカ県では、ANHA(3月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、ハーリディーヤ村を砲撃した。

AFP, March 19, 2020、ANHA, March 19, 2020、AP, March 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2020、Reuters, March 19, 2020、SANA, March 19, 2020、SOHR, March 19, 2020、UPI, March 19, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県でトルコ軍が反体制派の攻撃を受け、兵士2人死亡、1人負傷(2020年3月19日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反が確認されなかったと発表した。

トルコ側の監視チームも停戦違反を確認しなかった。

停戦違反が確認されなかったのは、2017年5月のアスタナ4会議に基づき、緊張緩和地帯が設置されて以降初めて。

また、英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、5日のロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効してから14日目となる3月19日、シリア・ロシア軍、トルコ軍は爆撃は確認されなかったが、若干の戦闘と攻撃が発生した。

**

トルコ国防省はツイッターのアカウント(https://twitter.com/tcsavunma/)などを通じて声明を出し、イドリブ県に駐留するトルコ軍部隊が「一部過激派集団」のロケット弾攻撃を受け、兵士2人が死亡、1人が負傷したと発表した。

攻撃を受けたトルコ軍部隊はただちにロケット弾が発射された地域を砲撃したという。

また、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのオレグ・ジュラフロフ副センター長(海軍少将)も声明を出し、M4高速道路で偵察任務に当たっていたトルコ軍部隊が3月19日に、トルコに従わないテロ組織の一つの戦闘員から攻撃を受け、兵士2人が戦闘で死亡した、と発表した。

シリア人権監視団によると、狙われたのはトルコ軍の車列で、ムハムバル村近郊を走行中、即席爆弾によると思われる爆発が2度にわたり発生したという。

トルコ軍が襲撃を受けたのを受け、「決戦」作戦司令室を主導する国民解放戦線とシャーム解放機構の車列が現場に向かい、またトルコ軍部隊も現場一帯で爆発物の撤去作業を行ったという。

シリア人権監視団によると、トルコ軍の車列を狙ったのは新興のアル=カーイダ系組織の一つフッラース・ディーン機構だと思われる。

**

イドリブ県では、SANA(3月19日付)が、トルコの支援を受ける「テロ組織」が、停戦合意に違反し、ハザーリーン村一帯のシリア軍拠点を攻撃したと報じた。

また、シリア人権監視団は、シリア軍がナージヤ村を砲撃、トルコ軍が応戦したと発表した。

一方、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室は声明を出し、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯にあるシリア軍拠点を攻撃し、シリア軍と親政権民兵15人以上を殺傷したと発表した。

AFP, March 19, 2020、ANHA, March 19, 2020、AP, March 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 19, 2020、Reuters, March 19, 2020、SANA, March 19, 2020、SOHR, March 19, 2020、UPI, March 19, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.