米主導の有志連合はハサカ県を爆撃し住民4人を殺害するなか、YPG主体のシリア民主軍はハサカ県、ダイル・ザウル県でダーイシュとの戦闘を続ける(2018年6月13日)

ハサカ県では、SANA(6月13日付)によると、米主導の有志連合が県南東部のハルダーン村を爆撃し、住民4人を殺害、女性1人を負傷させた。

一方、ANHA(6月13日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダシーシャ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続し、ダルウィーシュ村とアーミリーヤ村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル24(6月13日付)によると、スワル町郊外にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所で爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発し、戦闘員3人が死亡した。

AFP, June 13, 2018、ANHA, June 13, 2018、AP, June 13, 2018、DeirEzzor 24, June 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 13, 2018、al-Hayat, June 14, 2018、Reuters, June 13, 2018、SANA, June 13, 2018、UPI, June 13, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動は東グータ地方からアフリーン郡に避難してきた住民を追放、「舞い戻ってきたらトルコの内通者として逮捕する」と脅迫(2018年6月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県北西部のアフリーン郡で活動するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)が、ダマスカス郊外県東グータ地方から反体制武装集団戦闘員とともに退去してきた住民を追放した。

同監視団によると、シャーム自由人イスラーム運動は、東グータ地方から退去していた住民7世帯を武器で脅し、彼らが身を寄せていたアフリーン郡の民家から追放した。

追放に際して、シャーム自由人イスラーム運動は、アフリーン郡に舞い戻ってきたら、「トルコ軍部隊に内通していた容疑で投獄する」と脅したという。

AFP, June 12, 2018、ANHA, June 12, 2018、AP, June 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2018、al-Hayat, June 13, 2018、Reuters, June 12, 2018、SANA, June 12, 2018、UPI, June 12, 2018などをもとに作成。

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女性指揮官率いるダーイシュ部隊がYPG主体のシリア民主軍戦闘員6人を処刑(2018年6月12日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(6月12日付)によると、女性が指揮官を務めるダーイシュ(イスラーム国)の部隊がスワイダーン・ジャズィーラ村で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員6人を処刑した。

AFP, June 12, 2018、ANHA, June 12, 2018、AP, June 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2018、Euphrates Post, June 12, 2018、al-Hayat, June 13, 2018、Reuters, June 12, 2018、SANA, June 12, 2018、UPI, June 12, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県で新たに二つの武装集団「スルターン・アブデュルハミト2世師団」と「マジド大隊」が結成(2018年6月12日)

アレッポ県で活動を続けていると思われる武装集団がビデオ声明を出し、総司令官はウマル・ハラール氏を総司令官とする新組織「スルターン・アブデュルハミト2世師団」を結成したと発表した。

武装集団は声明で、アレッポ市郊外、ハサカ県ラアス・アイン市一帯、ラタキア県トルコマン山一帯での活動に力点を置くと表明した。

al-Durar al-Shamiya, June 12, 2018


一方、また別の武装集団も「マジュド大隊」の名で新たな組織を結成すると発表した。

声明によると、アブドゥルカリーム・ジャースィム氏が司令官を、アフマド・ファットゥーフ氏が総司令官を務めるという。

al-Durar al-Shamiya, June 12, 2018

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(6月12日付)によると、スルターン・アブデュルハミト2世師団は、2017年9月にトルコのイニシアチブのもとに統合されたいわゆる「国民軍」(https://syriaarabspring.info/?p=42054)に参加していない武装集団からなり、マジド大隊は「国民軍」参加組織から構成されているという。

AFP, June 12, 2018、ANHA, June 12, 2018、AP, June 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2018、al-Hayat, June 13, 2018、Reuters, June 12, 2018、SANA, June 12, 2018、UPI, June 12, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県南東部でシリア軍とダーイシュの戦闘続くなか、ブーカマール市でシリア軍とヒズブッラーの緊張高まる(2018年6月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がT2(第2石油輸送ステーション)に近い砂漠地帯にあるシリア軍拠点複数カ所を攻撃した。

一方、『ハヤート』(6月13日付)は、複数の活動家および地元消息筋の話として、ブーカマール市の入口にヒズブッラーが設置していた検問所でシリア軍兵士複数人が拘束されたことを受け、ヒズブッラーとシリア軍の間に緊張が高まっていると伝えた。

AFP, June 12, 2018、ANHA, June 12, 2018、AP, June 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2018、al-Hayat, June 13, 2018、Reuters, June 12, 2018、SANA, June 12, 2018、UPI, June 12, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハサカ県北部のラターミナ町の反体制武装集団拠点を攻撃(2018年6月12日)

ハマー県では、SANA(6月12日付)によると、シリア軍がラターミナ町一帯で反体制武装集団の拠点に対する特殊作戦を行い、戦闘員4人を殺害、装備を破壊した。

AFP, June 12, 2018、ANHA, June 12, 2018、AP, June 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 12, 2018、al-Hayat, June 13, 2018、Reuters, June 12, 2018、SANA, June 12, 2018、UPI, June 12, 2018などをもとに作成。

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バーブ市に続いてアフリーン市一帯でもアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動とスルターン・ムラード師団が交戦(2018年6月11日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月11日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)とスルターン・ムラード師団(自由シリア軍)が、トルコの実質占領下にある県北西のアフリーン市近郊のカフルジャンナ村近郊で激しく交戦し、双方の戦闘員複数が負傷した。

アフリーン郡の複数の活動家によると、この戦闘で、シャーム自由人イスラーム運動はスルターン・ムラード師団の戦闘員4人を拘束した。

この4人は、負傷者を搬送中に検問所で拘束されたという。

これに対して、スルターン・ムラード師団もシャーム自由人イスラーム運動の戦闘員多数を捕捉した。

なお、シャーム自由人イスラーム運動とスルターン・ムラード師団は、最近になって県北東のバーブ市でも交戦している。

バーブ市での戦闘は、シャーム自由人イスラーム運動と、北部旅団、東部自由人連合、そしてスルターン・ムラード師団によるものだった。

ANHA, June 11, 2018

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アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)に近いANHA(6月11日付)によると、トルコ軍部隊がアフリーン郡シーラーワー町近郊のカッバーシーン村で住民5人をブルジュ・カース村で4人を拘束した。

AFP, June 11, 2018、ANHA, June 11, 2018、AP, June 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2018、al-Hayat, June 12, 2018、Reuters, June 11, 2018、SANA, June 11, 2018、UPI, June 11, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会議長「アサド政権と直接交渉を開始する用意がある」(2018年6月11日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のイルハーム・アフマド共同議長は、ANHA(6月11日付)に対して、「戦争や軍事的選択肢はシリア危機の解決をもたらさない」としたうえで、「我々は当初から、そして今も、政権と直接交渉を開始する用意があると言ってきた」と述べた。

アフマド共同議長は「もし政権に(交渉)開始の準備が実際にできているのなら」、交渉に応じると明言、「我々は、政治的解決のみが、シリアの領土の統一性性を維持し、戦争を終わらせ、分権的で民主的なシリアを建設するための唯一の選択肢である」と強調した。

ANHA, June 11, 2018

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するジャラーブルス軍事評議会(アリー・ハッジュー報道官)は声明を出し、アレッポ県北部でのトルコおよびその支援を受ける「傭兵」の敵対行為を非難、トルコの占領に改めて拒否の意を示すとともに、国際社会に対して、同地からトルコを撤退させるため圧力をかけるよう求めた。

AFP, June 11, 2018、ANHA, June 11, 2018、AP, June 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2018、al-Hayat, June 12, 2018、Reuters, June 11, 2018、SANA, June 11, 2018、UPI, June 11, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がイドリブ県フーア市、カファルヤー町を攻撃(2018年6月11日)

イドリブ県では、SANA(6月11日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が包囲を続けるフーア市、カファルヤー町が攻撃を受け、2人が負傷した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月11日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務中隊がスカイラビーヤ市とカルアト・マディーク町を結ぶ街道に爆弾を仕掛け、シリア軍の車輌1台を破壊し、兵士複数人を殺傷したことを明らかにした。

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ダマスカス郊外県では、ディマシュク・アーン(6月11日付)によると、クタイファ市郊外のシリア軍拠点にある武器庫が爆発した。

爆発は気温上昇によるものと思われる。

AFP, June 11, 2018、ANHA, June 11, 2018、AP, June 11, 2018、Dimashq al-An, June 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2018、al-Hayat, June 12, 2018、Reuters, June 11, 2018、SANA, June 11, 2018、UPI, June 11, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合はハサカ県南東部の村を爆撃し18人を殺害、ダーイシュはダイル・ザウル県でYPG主体のシリア民主軍を襲撃(2018年6月11日)

ハサカ県では、SANA(6月11日付)によると、米主導の有志連合がシャッダーディー市南東のフワイビーラ村にある学校を爆撃し、18人を殺害した。

死亡したのは、イラクからの避難民で、そのほとんどが女性と子供だった。

一方、ANHA(6月11日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシャッダーディー市東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を続け、タリーファーウィー村、アブドゥルアール村を制圧した。

このほか、シャッダーディー市近郊で爆弾が爆発し、7歳の子供が大やけどを負った。

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ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(6月11日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスワイダーン・ジャズィーラ村を襲撃し、同地に進駐していた西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員8人を殺害した。

AFP, June 11, 2018、ANHA, June 11, 2018、AP, June 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2018、Euphrates Post, June 11, 2018、al-Hayat, June 12, 2018、Reuters, June 11, 2018、SANA, June 11, 2018、UPI, June 11, 2018などをもとに作成。

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ロシア当事者和解センター「ヨルダンのラクバーン難民キャンプは武装集団の避難所と化しており、そのなかにはダーイシュ戦闘員もいる」(2018年6月11日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターは、ヨルダン北東部のシリア国境に近いルクバーン難民キャンプに関して、「シリア各地から逃れた武装集団の避難所と化しており…そのなかにはダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員も含まれている」と指摘した。

AFP, June 11, 2018、ANHA, June 11, 2018、AP, June 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2018、al-Hayat, June 12, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 11, 2018、Reuters, June 11, 2018、SANA, June 11, 2018、UPI, June 11, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省発表:米占領下のタンフ国境通行所からタドムル市方面に侵攻しようとした武装集団をシリア軍が撃退(2018年6月11日)

ロシア国防省は、ロシア軍の航空支援を受けたシリア軍部隊が、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯から、UNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡群を擁するタドムル市方面に侵攻しようとした反体制武装集団を撃退、戦闘員5人を殺害、車輌1台、バイク1台を破壊したと発表した。

AFP, June 11, 2018、ANHA, June 11, 2018、AP, June 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2018、al-Hayat, June 12, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 11, 2018、Reuters, June 11, 2018、SANA, June 11, 2018、UPI, June 11, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:米国が支援する「テロ集団」はダイル・ザウル県でシリア軍に疑いをかけるため新たな化学兵器攻撃を計画している(2018年6月11日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、報道声明を出し、米軍特殊部隊の支援を受ける「テロ集団」(反体制武装集団)が、ダイル・ザウル県のジャフラ村に塩素ガスが入ったボンベ複数本を搬入し、シリア軍に嫌疑をかけるため、新たな化学兵器攻撃を画策しているとの情報を得たと発表した。

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これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(6月11日付)は、複数の活動家の話として、ロシアのこうした警告は、シリア軍が最近になってダイル・ザウル県南東部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に苦戦を強いられているなか、シリア軍による化学兵器攻撃が行われる可能性が高まっていることをと示している、と伝えた。

AFP, June 11, 2018、ANHA, June 11, 2018、AP, June 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2018、al-Hayat, June 12, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, June 11, 2018、Reuters, June 11, 2018、SANA, June 11, 2018、UPI, June 11, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県でYPG主体のシリア民主軍に自爆攻撃を敢行し、2人を殺害(2018年6月10日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(6月11日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハワーイジュ村にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所に対して自爆攻撃を行い、シリア民主軍戦闘員2人が死亡、複数が負傷した。

また、ムハイミーダ村、ヒサーン村、ジャラーミダ村のシリア民主軍も「何者か」の攻撃を受けて、6人が負傷した。

AFP, June 11, 2018、ANHA, June 11, 2018、AP, June 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 11, 2018、Euphrates Post, June 11, 2018、al-Hayat, June 12, 2018、Reuters, June 11, 2018、SANA, June 11, 2018、UPI, June 11, 2018などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構のジャウラーニー指導者「東グータ地方、ヒムス県から戦闘員がやって来たことで力が倍増し、ジハードと革命の精神が復活するだろう」(2018年6月10日)

シリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者は、同機構の広報機関であるアムジャード機構を通じてビデオ声明を出し、ロシア、トルコ、イランを保障国とするアスタナ会議を拒否し、これを妨害すると表明した。

Youtube, June 10, 2018
Youtube, June 10, 2018

ジャウラーニー氏はビデオ声明のなかで「我々はアスタナを拒否し、さまざまな方法でこれを妨害しようとしてきた。我々は4ヶ月にわたり、線路の東側(イドリブ県東部)で戦ってきた」としたうえで、「アスタナ会議に参加する諸派は、偽りの正当性に染まっている。彼らのなかには、自分達を欺くことを楽しむ者もいるし、何が起きているか承知していない者もいる」と批判した。

一方、ダマスカス郊外県やヒムス県からシリア北部に敗走した反体制武装集団については「東グータ、ヤルムーク・キャンプ、ヒムス、カラムーンからこの地域に部隊がやって来たことで、力は倍増した」と評価、「この地域にある力は、各地を奪還するうえでの基礎となり、ジハードと革命の精神を復活させ…、それはダマスカスの中心にまで至るだろう」としている。

AFP, June 10, 2018、ANHA, June 10, 2018、AP, June 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2018、al-Hayat, June 11, 2018、Reuters, June 10, 2018、SANA, June 10, 2018、UPI, June 10, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配下のラッカ市でYPG主体のシリア民主軍が乗ったバスが爆発し、1人死亡(2018年6月10日)

ラッカ県では、バスニュース(6月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配下にあるラッカ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が乗ったバスに仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡、4人が負傷した。

AFP, June 10, 2018、ANHA, June 10, 2018、AP, June 10, 2018、Basnews, June 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2018、al-Hayat, June 11, 2018、Reuters, June 10, 2018、SANA, June 10, 2018、UPI, June 10, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の傘下で活動するバーブ軍事評議会はトルコによるシリア北部占領に反対(2018年6月10日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するバーブ軍事評議会(ジャマール・アブー・ジュムア総司令官)は声明を出し、アレッポ県北部のバーブ市一帯でのトルコおよびその支援を受ける「傭兵」の敵対行為を非難、トルコの占領に改めて拒否の意を示すとともに、国際社会に対して、同地からトルコを撤退させるため圧力をかけるよう求めた。

ANHA, June 10, 2018

AFP, June 10, 2018、ANHA, June 10, 2018、AP, June 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2018、al-Hayat, June 11, 2018、Reuters, June 10, 2018、SANA, June 10, 2018、UPI, June 10, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質管理下にあるイドリブ県北部でシリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構がダーイシュ・メンバーにオレンジ色の囚人服を着せて首を切断し処刑(2018年6月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー3人にオレンジ色の囚人服を着せて首を切断して、処刑した。

処刑されたダーイシュのメンバーは、「ダーイシュ・イドリブ州」を名乗るグループで、シャーム解放機構は、4日のサルキーン市郊外のカフルヒンド村に対するダーイシュの襲撃への報復として処刑を行ったという。

カフルヒンド村では、ダーイシュとシャーム解放機構が交戦し、双方に27人の死者(うちシャーム解放機構のメンバーは5人)が出たという。

シャーム解放機構はこのほかにも、ダーイシュに所属し、スリーパー・セルを作っていたとして6人を処刑したという。

なお、ANHA(6月10日付)は、最近になってトルコの実質占領下にあるイドリブ県内の地域でダーイシュが勢力を盛り返していると伝えている。

ANHA, June 10, 2018

AFP, June 10, 2018、ANHA, June 10, 2018、AP, June 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2018、al-Hayat, June 11, 2018、Reuters, June 10, 2018、SANA, June 10, 2018、UPI, June 10, 2018などをもとに作成。

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シリア軍は、トルコの実質管理下にあるイドリブ県北部で活動を再び活発化させるシャーム解放機構に対して激しい爆撃・砲撃を加える(2018年6月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(6月9日付)などによると、ダーライヤー中隊連合、アフラール軍、ウズベク人戦闘員、トルキスタン人戦闘員など(『ハヤート』(6月11日付)によるとシャーム解放機構)が9日深夜、シリア政府支配下にあるフーア市、カファルヤー町にあるシリア軍および親政権民兵の拠点複数カ所を襲撃した。

これに対する報復として、シリア軍戦闘機が、シャーム解放機構などの反体制武装集団が支配する県北部のビンニシュ市、ラーム・ハムダーン村トゥウーム村、マアッラト・ミスリーン市を爆撃し、女児1人を含む3人が死亡した。

シリア軍はまた、県南部のタフタナーズ市、カニーサト・バニー・イッズ村、アリーハー市、を砲撃し、タフタナーズ市では子供3人を含む9人が死亡、タフタナーズ市内の病院が利用不能となった。

またこれらの爆撃・砲撃で29人が負傷した(ドゥラル・シャーミーヤによると、爆撃・砲撃による死者は子供3人を含む11人)。

al-Durar al-Shamiya, June 10, 2018

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月10日付)によると、シリア軍が県西部のガーブ平原のアンカーウィー村とクライディーン村を結ぶ街道一帯で活動する第一沿岸師団の車輌をコルネット・ミサイルで攻撃し、戦闘員12人を殺害した。

第一沿岸師団は、トルコが後援するシャーム軍団、シャーム解放機構と共闘するナスル軍、自由イドリブ軍などからなる国民解放戦線に参加している。

またシリア軍も、ハークーラ村にはる武装集団拠点を砲撃した。

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クナイトラ県では、SANA(6月10日付)によると、反体制武装集団が、カルーム・ハムリーヤ地区、ジャッバー村の農地数十ドゥーナムを焼き討った。

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ダルアー県では、『ハヤート』(6月11日付)によると、フラーク市で爆弾が爆発し、1人が負傷した。

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『ハヤート』(6月11日付)は、シリアのパレスチナ人のための行動グループなど複数の市民団体の情報として、シリアの治安当局が、ヒムス市内で医療スタッフ多数を拘束したと伝えた。

拘束の理由は明らかではないが、治安当局は、ヒムス市近郊のアーイディーン・パレスチナ難民キャンプのビーサーン病院などに対して強制捜査を行い、医療スタッフを拘束したという。

AFP, June 10, 2018、ANHA, June 10, 2018、AP, June 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 10, 2018、al-Hayat, June 11, 2018、Reuters, June 10, 2018、SANA, June 10, 2018、UPI, June 10, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県南部で、トルコの支援を受けるシャーム軍団などからなる国民解放戦線、シャーム解放機構がシリア軍と交戦(2018年6月9日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月9日付)によると、トルコの支援を受けるシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団やシャーム解放機構と共闘する自由イドリブ軍、ナスル軍などからなる国民解放戦線が、県南部のタッル・タウィール村一帯でシリア軍と交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、県南部のザンマール町、ジャズラーヤー村一帯でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア軍はまた、タディール村一帯、マンスーラ村一帯を砲撃した。

AFP, June 9, 2018、ANHA, June 9, 2018、AP, June 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 9, 2018、SANA, June 9, 2018、UPI, June 9, 2018などをもとに作成。

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国民解放戦線はインファグラフィアで参加組織、組織体系、展開地域を明示(2018年6月9日)

国民解放戦線はツイッターのアカウント(https://twitter.com/alwataniatahrer)を通じて参加組織、組織体系、展開地域を示すインフォグラフィアを公開した。

Twitter

このインフォグラフィアによると、国民解放戦線は10組織(5月28日の声明では11組織とされていた)からなり、ファドルッラー・ハッジー総司令官(大佐)、スハイブ・ルユーシュ副司令官(中佐)、ムハンマド・マンスール参謀長(少佐)および参加組織の司令部メンバーによって構成される司令評議会によって統括され、戦闘員5万人以上を擁し、イドリブ県、ハマー県、ラタキア県、アレッポ県で活動しているという。

参加組織は以下の通り:

シャーム軍団、自由イドリブ軍、第1沿岸師団、第2沿岸師団、第1歩兵師団、第2軍、精鋭軍、ナスル軍、ダーライヤー・イスラーム殉教者旅団、自由旅団、第23師団。

AFP, June 9, 2018、ANHA, June 9, 2018、AP, June 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 9, 2018、SANA, June 9, 2018、UPI, June 9, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル県ブーカマール市の一部を掌握したダーイシュを再び放逐(2018年6月9日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、8日にブーカマール市に侵攻し、一部街区(西部および北西部の街区)を掌握したダーイシュ(イスラーム国)が、シリア軍、親政権民兵の反撃を受け、同地から撤退した。

ダーイシュは8日、自爆攻撃を少なくとも10回行い、ブーカマール市の一部を掌握していた。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(6月9日付)によると、ブーカマール市近郊でシリア軍、イラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラーがダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍のアリー・ムハンマド・フサイン少将、イラン・イスラーム革命防衛隊の士官1人、ヒズブッラーの士官1人らが死亡した。

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スワイダー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月9日付)によると、ビイル・アウラ地区、アスファル丘一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, June 9, 2018、ANHA, June 9, 2018、AP, June 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 9, 2018、SANA, June 9, 2018、UPI, June 9, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はハサカ県南東部の3カ村をダーイシュから解放(2018年6月9日)

ハサカ県では、ANHA(6月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャバ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、県南部ダシーシャ村近郊のシャンマース村、フルワ村、アブー・ハーミダ村を制圧した。

AFP, June 9, 2018、ANHA, June 9, 2018、AP, June 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 9, 2018、SANA, June 9, 2018、UPI, June 9, 2018などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動がアレッポ県アフリーン郡で住民の車2台を没収(2018年6月9日)

アレッポ県では、ANHA(6月9日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)の戦闘員がシーラーワー町近郊のクールズィーラ村で、住民の車2台を「正規の登録がなされていない」として没収した。

AFP, June 9, 2018、ANHA, June 9, 2018、AP, June 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 9, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 9, 2018、SANA, June 9, 2018、UPI, June 9, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放機構はトルコとの関係について「革命やジハードへの利益によって規定されている」と述べ、事実上是認(2018年6月8日)

シリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構は声明を出し、トルコとの関係に介して、「革命やジハードにもたらす利益による」と発表した。

シャーム解放機構は声明で「一部の国との関係のありよう」に関して、「一般的枠組みあこうした関係が(シリアでの)革命やジハードにどの程度の利益を与えるかによって規定されている」としたうえで、「我々は自らの手、そして武器をもって決定を下すことができ、誰かの命令に従って行動しているわけではない。我々は自らの現状、ジハードの効用、スンナの民の利益を適切に評価できる」と主張した。

声明は、シャーム解放機構の幹部の一人で政治問題担当局を統括するユースフ・ヒジュラ氏が、「トルコとの関係は続いており、シリア北部の治安と安定の実現に向け、バランスのとれたものとなっている」と述べたのを受けたもの。

この発言は、カタールの衛星テレビ局ジャズィーラ・チャンネルのHPに掲載されていたが、現在は削除されている。

al-Durar al-Shamiya, June 8, 2018
al-Durar al-Shamiya, June 8, 2018

AFP, June 8, 2018、ANHA, June 8, 2018、AP, June 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 8, 2018、SANA, June 8, 2018、UPI, June 8, 2018などをもとに作成。

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ムスリムPYD前共同党首「米国との利害が一致すれば、米国と共に歩む。政権と一致すれば、政権と共に歩む」(2018年6月8日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)を主導する民主統一党(PYD)の前共同党首で民主連合運動(TEV-DEM)の渉外メンバーを務めるサーリフ・ムスリム氏は、DPA(6月8日付)に対し、アレッポ県マンビジュ市の処遇にかかる「工程表」をトルコと米国が合意したことを批判した。

ムスリム氏は「我々は事態が異なったものになることを望んでいたが、こうした結果になってしまった。我々は結局のところ、米国の決定を制御できていない。米国は自分たちの利益のために決定をするだけだ…。我々にも、自分達の利益に基づいて誰を同盟者とするかを決める権利がある。我々は誰の奴隷でもなければ、召使いでもない。米国との利害が一致すれば、米国と共に歩む。ロシアと一致すれば、ロシアと共に歩む。政権と一致すれば、政権と共に歩む」と述べた。

ムスリム氏はまた「米国は、我々の部隊が血を流して解放した地域を譲歩しようとしている…。おそらくはシリア内外の他の地域と引き替えにだ。こうしたことは、我々にしてみれば、多いな不義であるが、アフリーンで起きている」と非難した。

一方、アサド政権がロジャヴァに対して武力行使も辞さないとの姿勢を示していることに関しては「実際はそうではない。我々は常にみなに門戸を開いてきた。我々はアサドの最近の言説に変化を見出している。2ヶ月前に彼は、我々をテロリストと言っていた。だが、今は交渉すると行っている。進展があるのだ…。みなが自分達の利益を考えているように、我々も同じことを考えている」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, June 8, 2018

AFP, June 8, 2018、ANHA, June 8, 2018、AP, June 8, 2018、DPA, June 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 8, 2018、SANA, June 8, 2018、UPI, June 8, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュがシリア軍との戦闘の末、イラク国境に面するブーカマール市の一部を制圧か?(2018年6月8日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月8日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、ダーイシュ(イスラーム国)がイラク国境に位置するユーフラテス川右岸(西岸)のブーカマール市に侵攻し、シリア軍、イラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受ける民兵と数時間にわたる戦闘の末、市内の複数カ所を制圧した。

syria.liveuamap.com, June 8, 2018

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スワイダー県ではスワイダー24(6月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がビイル・アウラ地区にあるシリア軍の拠点複数カ所を襲撃し、同地を一時制圧した。

これに対して、シリア軍は同地を爆撃・空爆し、同地からダーイシュを再び掃討した。

AFP, June 8, 2018、ANHA, June 8, 2018、AP, June 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 8, 2018、SANA, June 8, 2018、Suwayda 24, June 8, 2018
UPI, June 8, 2018などをもとに作成。

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タウヒード・ワ・ジハード大隊はロシア軍によるイドリブ県ザルダナー村爆撃への報復としてイラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受ける民兵を攻撃(2018年6月8日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月8日付)によると、タウヒード・ワ・ジハード大隊が、7日のロシア軍によるイドリブ県ザルダナー村に対する爆撃への報復として、シリア政府の支配下にあるフーア市近郊でイラン・イスラーム革命防衛隊の支援を受ける民兵の拠点複数カ所を襲撃し、多数を殺傷した。

一方、SANA(6月8日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団の包囲が続くフーア市、カファルヤー町を武装集団が砲撃し、1人が死亡した。

AFP, June 8, 2018、ANHA, June 8, 2018、AP, June 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 8, 2018、SANA, June 8, 2018、UPI, June 8, 2018などをもとに作成。

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イッザ軍司令官はロシア軍によるイドリブ県ザルダナー村爆撃を黙認する反体制派を非難(2018年6月8日)

シャーム解放機構と共闘するイッザ軍の司令官を務めるジャミール・サーリフ少佐は、7日のロシア軍によるイドリブ県ザルダナー村に対する爆撃に関して、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/jamelalsaleh0/)を通じて、「すべてを失った貧者を支配しようと争い合っている司令官どもよ、ここに来て見るがよい…。お前達はすべてを売り渡そうとしているのか」などと綴り、シリア・ロシア両軍と戦おうとしない反体制武装集団を非難した。

AFP, June 8, 2018、ANHA, June 8, 2018、AP, June 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 8, 2018、SANA, June 8, 2018、UPI, June 8, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省「イドリブ県ザルダナー村をロシア軍が爆撃したとのホワイト・ヘルメットの情報はウソで、爆発はヌスラ戦線とイスラーム軍の戦闘によるもの」(2018年6月8日)

ロシア国防省は声明を出し、7日のロシア軍によるイドリブ県ザルダナー村に対する爆撃に関して、「ザルダナー村に対して…ロシア軍戦闘機が攻撃したとのホワイト・ヘルメットの報道は、現実に反している」としたうえで、「過去24時間に得た情報によると、イドリブ県内の同村で、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)とイスラーム軍の間で大規模な戦闘があり、重火器が使用されたという」と発表した。

しかし、イスラーム軍はただちに声明を出し、ロシア国防省の発表を否定した。

al-Durar al-Shamiya, June 8, 2018

AFP, June 8, 2018、ANHA, June 8, 2018、AP, June 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 8, 2018、al-Hayat, June 9, 2018、Reuters, June 8, 2018、SANA, June 8, 2018、UPI, June 8, 2018などをもとに作成。

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