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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから91人、ヨルダンから778人の難民が帰国、避難民79人が帰宅(2019年3月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月6日付)を公開し、3月5日に難民869人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは91人(うち女性28人、子供46人)、ヨルダンから帰国したのは778人(うち女性233人、子供397人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は151,334人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者58,363人(うち女性17,642人、子ども29,684人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者92,971人(うち女性27,917人、子ども47,400人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 380,614人(うち女性114,217人、子供194,006人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民79人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは33人(うち女性12人、子供15人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは19人(うち女性9人、子ども6人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは27人(うち女性6人、子ども11人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は11,825人(うち女性4,095人、子供5,116人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,280,421人(うち女性386,654人、子供648,882人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 6, 2019をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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