ハサカ県では、イナブ・バラディーが4日に伝えたところによると、米主導の有志連合は3日夕方、ハッラーブ・ジール村の基地を攻撃しようとした無人航空機を迎撃、複数機を撃墜した。
ハサカのイナブ・バラディー特派員によると、3月3日火曜日の夕方、国際連合軍はカーミシュリー市東方ルメイランにある「ハラーブ・ジール基地」を標的とした無人機攻撃を迎撃し、目標に到達する前に複数の無人機を撃墜した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
レバノンのイスラーム抵抗戦争広報局(ヒズブッラー)は、テレグラムを通じて、2日にレバノンの数十の都市および町、ベイルート南部郊外がイスラエルの爆撃を受けたことに対抗して、3日にイスラエルとの戦闘に関して13件の声明を発表したことを明らかにした。
このうち、3番目、6番目、7番目の声明においては、イスラエルが占領するシリア領ゴラン高原内のナファフ基地(第210ハブシャン師団司令部)、ラーウィヤ(ラヴァヤ)基地、キーラア(ケラ・アロン)兵舎を大型ロケット弾で攻撃したことが発表された。
また、11番目の声明においては、イスラエル北部のハイファー海軍基地を高性能ミサイルで攻撃したことが発表された。
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一方、イスラエル軍は、Xを通じて、過去24時間の間に、数百機の戦闘機および航空機がイランおよびレバノンの数百の目標を同時に攻撃したと発表した。
⭕️In the past 24 hours, hundreds of fighter jets and aircraft have been striking hundreds of targets simultaneously in Iran and Lebanon. Since the start of the operation, the Israeli Air Force has neutralized ~300 Iranian missile launchers.
As part of the defensive effort, the… pic.twitter.com/AWKqT3KWw3
— Israel Defense Forces (@IDF) March 3, 2026
イスラエル軍はまた、Xを通じて、ヒズブッラー関連の目標約60ヵ所を爆撃したと発表した。
標的としたのは、南部県のティール郡、サイダー郡にある武器貯蔵施設、ミサイル発射装置、指揮所ー、ヒズブッラーとハマースのテロ・インフラなど。
🎯STRUCK: Approx. 60 Hezbollah terrorist targets in southern Lebanon.
Among the targets struck were weapons storage facilities, missile launchers, command centers, and additional terrorist infrastructure belonging to the Hezbollah and Hamas terrorist organizations in the Tyre… pic.twitter.com/0y97DDkS2Z
— Israel Defense Forces (@IDF) March 3, 2026
ナハールネットによると、イスラエル軍が爆撃では、サイダー市にあるイスラーム集団の本部も標的となった。
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『エルサレム・ポスト』によると、イスラエル軍は、2024年11月以降にレバノン南部で維持してきた5ヵ所の拠点に加えて、同地における安全地帯を若干拡大したと発表した。
この措置は、ヒズブッラーによる差し迫った侵攻の可能性を抑止するのが目的で、現時点においては、2024年9月に行ったような大規模侵攻を意図するものではないという。
AFP(転載)によると、イスラエル軍は緩衝地帯を構築するため、レバノン南部のナバティーヤ県カフル・キラー村、ヒヤーム村の平原に侵攻した。
ナハールネットによると、これを受けて、ヒズブッラーはカフル・キラー村郊外でイスラエル軍戦車を迎撃した。
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ナハールネットによると、ヒズブッラーのマフムード・クマーティ0政治評議会副議長は、レバノン南部住民に向けた声明を発表し、「忍耐の時代は終わった。我々には抵抗に戻る以外の選択肢はない」、「「敵は全面戦争を望んでいる。停戦合意以来それを止めていない。ならば全面戦争にしよう。アッラーは我々の支えであり、勝利は祖国と人民、そして抵抗に属する」と表明した。
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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、Xを通じて、イランの首都テヘランに対する爆撃で、イラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団に所属するレバノン軍団ダウード・アリー・ザーデ司令官と呼ばれる人物を殺害したと発表した。
#عاجل ❌جيش الدفاع قضى في طهران على قائد فيلق لبنان التابع لفيلق القدس الإيراني
⭕️هاجم سلاح الجو في وقت سابق اليوم في منطقة طهران وقضى على المدعو داود علي زاده، الذي شغل منصب القائم بأعمال قائد فيلق لبنان التابع لفيلق القدس الإيراني خلفًا لحسن مهدوي الذي قضي عليه في غارة لجيش… pic.twitter.com/wVqySjqWyu
— افيخاي ادرعي (@AvichayAdraee) March 3, 2026
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イスラエルのワッラは、イスラエル軍北部司令部の関係者の話として、アフマド・シャルア移行期政権の部隊が、シリア側のゴラン高原の丘陵地帯に武器と兵力を移送していると伝えた。
この軍事行動は、国境地域における部隊配置について、イスラエルとシリアの間で事前に交わされていた合意に反したものだという。
事態を受けて、イスラエル側は、シャルア移行期政権に対して、イランおよびヒズブッラーとの戦闘状況に乗じて、シリア南部のドゥルーズ派に危害を加えることは許さないとのメッセージを伝えるとともに、シリア領を通過して、イラクの民兵が移動するのを防ぐよう求めた。
これらの民兵は現在、イラクで米軍部隊に対して攻撃を行っているとされる。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団、ムラースィルーンによると、アイン・タルマー町で、指名手配者の家族が警察官の暴行や恐喝を受けたとして、警察署を襲撃した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、スィッリーン町近郊のヒルバト・ハドラ村東の農地で、正体不明の武装グループの銃撃を受けて、若者1人が死亡し、1人が負傷した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県の内務治安局がアブー・ハマーム市など2ヵ所で簡易原油精製炉を押収、焼却した。
また、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町でも内務治安局が精製施設を焼却した。
一方、シリア人権監視団によると、内務治安局がムハイミーダ村でシリア民主軍の元司令官の1人ハーリド・アブー・アンタル氏を住民に対する人権侵害の疑いで拘束した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市で武装グループが「旧体制残党との戦い」を口実に、地元住民に金銭的な上納金を課し始めた。
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ANHAによると、ハサカ県のヌールッディーン・アフマド知事は県庁舎で、アフマド・シャルア移行期政権のハサカ県アブドゥッラー・アブドゥッラー民事局長および関係機関の担当者らと会合を開いた。
会議では、クルド系市民へのシリア国籍の回復などを規定した2026年大統領令(司令)第13号の実施方法が議論された。
ANHAによると、代表団にはハサカ県のアッバース・フサイン政治問題局長、シリア郵便公社のイマードッディーン・ハマド総裁も参加しており、アフマド知事はまた、ハサカ県の郵便総局の再稼働に向けた手続きを完了させた。
一方、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)のマフムード・ハリール・アリー司令官とシャルア移行期政権内務省のハサカ県内務治安司令部のマルワーン・アリー司令官(准将)、陸路海路出入国管理総局のクタイバ・バダウィー総局長らからなる代表団とともにスィーマルカー国境通行所で会合を行い、同通行所の管理方法について協議した。
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国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のゴンサロ・バルガス・リョサ在シリア代表は、Xを通じて、レバノンのヒズブッラーによるイスラエル北部へのミサイル・無人航空機による攻撃を受けて、イスラエルによるレバノンへの爆撃が再開されたことを受けて、3月2日に約11,000人がレバノンからシリアへ越境したと発表した。
リョサ代表によると、シリアに入国した人々の大半はシリア人世帯だが、レバノン人世帯も若干含まれる。
According to Syrian authorities, around 11,000 people crossed from Lebanon into Syria on 2 March, well above the usual daily average, following the recent hostilities in Lebanon.
Most of those arriving were Syrian families, although some Lebanese families also crossed into… pic.twitter.com/UuZNrX4zMl
— Gonzalo Vargas Llosa (@llosa_gonzalo) March 3, 2026
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SANAも、過去24時間に10,000人以上のシリア人がダマスカス郊外県ジュダイダト・ヤーブース国境通行所を越境したと伝えた。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、保健省の関係当局は、同県の国立病院・医療センターに勤務していた100人以上の医師を解雇する決定を発表した。
対象となった医師や職員は大半がアラウィー派だという。
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この措置に対して、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はフェイスブックを通じて声明を発表し、昨年3月に発生したアラウィー派住民らへの「虐殺」の延長にほかならないと非難、恣意的解雇の即時撤回を求めるとともに、国内外で調査委員会を設置し、世界保健機関をはじめとする国際機関に対して、医療従事者に対して行われている、飢えか服従かを迫る政策から医師らを保護するため介入するよう求めた。
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国防省は、テレグラムを通じて、第54師団のフサイン・アブドゥッラー・ウバイド司令官(准将)(アブー・スハイブ)が心臓発作で急逝したことに対して、哀悼の意を示した。
国防省(テレグラム)によると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣、アリー・ナアサーン参謀総長は、多くの将校や関係者とともに最後の別れを告げた。
また、国防省(テレグラム)によると、同司令官の葬儀が軍によって執り行われ、遺体は故郷であるハマー県のカフルズィーター市に埋葬された。
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ダルアー県では、SANAによると、軍用車両7台からなるイスラエル軍部隊が本日水曜日の朝、西部郊外のワーディー・ラカードに侵入、ラカード橋に検問所を設置した。
また、6台の車両からなる別の部隊がアブー・ギーサール丘の入口に展開、イスラエル軍兵士が、丘の入口から、ジャムラ村、スィースーン村を経由してワーディー・ラカードにいたる道路沿いに展開した。
さらに、SANAによると、イスラエル軍はジャムラ村・スィースーン村間の地域を砲撃した。
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クナイトラ県では、SANAによると、イスラエル軍部隊が県南部のクードナ村内の2軒の住宅を急襲し、村の若者1人と子ども1人を拘束・連行した。
一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍は、2日前にクードナ村で羊を放牧していた際に拘束された14歳の未成年者を釈放した。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスで、国連のシリアに関する独立国際調査委員会のムーニヤー・アンマール委員を団長とする代表団と会談した。
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内務省(テレグラム)によると、アナス・ハッターブ内務大臣も同代表団と会談した。
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