トルコ占領下のアレッポ県バーブ市近郊での爆発でトルコ軍兵士、シリア国民軍戦闘員多数負傷(2021年4月23日)

アレッポ県では、SANA(4月23日付)、ANHA(4月23日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市近郊(ラーイー村に至る街道)沿いにあるシリア国民軍所属の東部自由人連合の基地近くで、トルコ軍とシリア国民軍の車列の通過に合わせて、道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、トルコ軍兵士とシリア国民軍戦闘員多数が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市のアキール山地区で、住民数十人が、市内のトルコ軍基地前で抗議デモを行い、基地建設を目的に破壊された住居の補償を求めた。

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ラッカ県では、ANHA(4月23日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市一帯および同市近郊のマンスーラ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、これに対して、シリア軍も砲撃で応戦した。

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ハサカ県では、SANA(4月23日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアルーク村の揚水所からの飲料水供給を停止してから15日が経ち、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市の水不足が深刻化、シリア赤新月社が給水車で飲料水を輸送した。

AFP, April 23, 2021、ANHA, April 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2021、Reuters, April 23, 2021、SANA, April 23, 2021、SOHR, April 23, 2021などをもとに作成。

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