トルコのエルドアン大統領:「米軍がシリアから撤退することで生じるであろう新たな現状に対応する用意がある」(2024年11月20日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、ブラジルでのG20サミットへの出席を終えて、帰国途中の機内で記者団の取材に応じ、そのなかで米軍がシリアから撤退することで生じるであろう新たな現状に対応する用意があると述べた。

エルドアン大統領は、クルディスタン労働者党(PKK)、民主人民党(PYD)、人民防衛隊(YPG)が米国の支援を受けて占領するシリア北東部は、トルコだけでなく、シリアにとっても極めて重要な地域だとしたうえで、この地域を浄化することはシリア政府にとって極めて重要なことだと述べた。

TRTハベル(11月20日付)などが伝えた。

AFP, November 20, 2024、ANHA, November 20, 2024、‘Inab Baladi, November 20, 2024、Reuters, November 20, 2024、SANA, November 20, 2024、SOHR, November 20, 2024、TRT Haber, November 20, 2024などをもとに作成。

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