反体制系サイトのユーフラテス・プレス(2月3日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)に対して「テロとの戦い」を行う有志連合を主導する米軍の士官複数人が「奇妙な任務」を推敲するために、ダイル・ザウル県に派遣されたと伝えた。
同サイトによると、米軍士官の任務は、ダイル・ザウル県南東部で抵抗を続けているダーイシュ(イスラーム国)と交渉し、彼らを投降させることにあるという。
ダーイシュは現在、バーグーズ村近郊の約2キロの地点に潜伏しており、多くが外国人だという。
米軍士官はまた、ダーイシュとの交渉で、ヤズィード教徒の人質の解放などについても協議する見込みだという。
AFP, February 3, 2019、ANHA, February 3, 2019、AP, February 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2019、Euphrates Post, February 3, 2019、al-Hayat, February 4, 2019、Reuters, February 3, 2019、SANA, February 3, 2019、UPI, February 3, 2019などをもとに作成。
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