シリア・ロシア軍によるイドリブ県、ハマー県への爆撃と砲撃は続き、民間人1人が死亡(2019年8月12日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が爆撃を激化させてから103日目を迎えた8月12日、シリア・ロシア軍は同地への攻撃を継続、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は84回を記録、ヘリコプターが「樽爆弾」110発を投下、ロシア軍も45回の爆撃を行った。

またシリア軍の地上部隊による砲撃は720発におよんだ。

シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より31人(民間人1人(うち女性0人、子供0人)、シリア軍兵士19人、反体制武装集団戦闘員11人)増えて3,179人となった。

うち、891人が民間人(女性161人、子供219人を含む)、1,095人がシリア軍兵士、1,224人が反体制武装集団戦闘員。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でハーン・シャイフーン市、シャイフ・ムスタファー村、アービディーン村、カフル・アイン村、タマーニア町、ウンム・ジャラール村、カフルサジュナ村一帯、マウカ村、タッル・タルイー村、タッルアース村に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルサジュナ村、ウライニバ村、アービディーン村およびその一帯、マガッル・ヒンタ村、シャイフ・ムスタファー村、ナキール村、ラカーヤー・サジュナ村、マダーヤー村、マルダム村、ウンム・ザイトゥーナ村、カフル・アイン村、タマーニア町、ハーン・シャイフーン市、タッルアース村、タッル・タルイー村に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

ロシア軍もタマーニア町、シャイフ・ムスタファー村、ハーン・シャイフーン市、カルサア村、ハザーリーン村、タッル・タルイー村、カフル・アイン村、タッルアース村、アーリヤ村一帯を爆撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月12日付)によると、マアッラト・ハルマ村に対する爆撃で、男性1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルズィーター市、ラターミナ町、ムーリク市に対して爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルズィーター市、ラターミナ町に「樽爆弾」を投下した。

またシリア軍は地上部隊が県北部および北西部の戦闘地域を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県南部の戦闘地域を砲撃した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月12日付)によると、シャイフ・サアド村の空軍情報部検問所が何者かの襲撃を受け、兵士1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(アレッポ県14件、イドリブ県1件、ラタキア県14件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を35件(アレッポ県1件、イドリブ県12件、ラタキア県7件、ハマー県15件)確認した。

AFP, August 12, 2019、ANHA, August 12, 2019、AP, August 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, August 12, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 12, 2019、Reuters, August 12, 2019、SANA, August 12, 2019、SOHR, August 12, 2019、UPI, August 12, 2019などをもとに作成。

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