ロシアのラヴロフ外務大臣「ロシアとトルコはM4高速道路の合同パトロールを停止した…。シャーム解放機構の支配地は縮小する」(2020年9月21日)

ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は、アラビーヤ・チャンネル(9月21日付)のインタビューに応じ、そのなかで、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の「イドリブにおける支配は縮小する」と述べた。

ラブロフ外務大臣は「シリアでの政府と反体制派の対決は終わった…。イドリブ県とユーフラテス川東部のみがシリアにおけるホットスポットだ」としたうえで、「ロシアとトルコはシリアのM4高速道路での合同パトロールを停止した…。トルコは我々に、シリア北部でのテロとの戦いに専念すると明言した」と述べた。

ラヴロフ外務大臣はまた「シリアの反体制派内は分裂している…。ユーフラテス川東岸における米軍の存在はこの地域を緊張化させる…。シリアの制憲委員会は我々が望むような速度では進まないが、シリア政府を非難することなどできない」などと述べた。

AFP, September 21, 2020、Alarabia, September 21, 2020、ANHA, September 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2020、Reuters, September 21, 2020、SANA, September 21, 2020、SOHR, September 21, 2020などをもとに作成。

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