米軍がハサカ県内の北・東シリア自治局支配地内の刑務所に収監していたダーイシュ・メンバー70人を、ヒムス県南東部のタンフ国境通行所に設置されている米軍基地に移送(2021年1月18日)

SANA(1月18日付)は、複数の地元筋の話として、米軍がハサカ県内の北・東シリア自治局支配地内の刑務所に収監していたダーイシュ(イスラーム国)のメンバー70人を、ヒムス県南東部のタンフ国境通行所に設置されている米軍基地に移送したと伝えた。

70人は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市のグワイラーン地区にある工業高校刑務所(グワイラーン刑務所)からタンフタンフ国境通行所に移送されたという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するテロ撲滅部隊が、ファッラーハ村でダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人を拘束した。

この司令官は、仕掛け爆弾によるシリア民主軍の兵士らの暗殺を企てていたという。

AFP, January 18, 2021、ANHA, January 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2021、Reuters, January 18, 2021、SANA, January 18, 2021、SOHR, January 18, 2021、January 19, 2021などをもとに作成。

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