クラフト米国連大使は退任に先立って、アサド政権を厳しく非難、難民とIDPsを大統領選挙に参加させるための憲法改正を強く求める(2021年1月21日)

ジョー・バイデン米大統領就任に合わせて退任するケリー・クラフト米国連大使は、ツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/usambun)で、アサド政権を改めて非難、難民と国内避難民(IDPs)を大統領選挙に参加させるための憲法改正を強く要求した。

クラフト大使のツイッターでの書き込みは以下の通り。

 

国連安保理での最後の演説:私は道徳的に明快さをもって話し、声なき者のために声をあげようとしてきた。そのなかには、アサド政権によって爆撃され、飢えに苦しみ、避難を余儀なくされ、苦しめられたシリアの人々も含まれている。この政体が彼らのニーズに応えず、平和への道を作り出させなかったことは、スキャンダラスだ。

米国は、新憲法を起草する計画を歓迎している。アサド政権は、偽りの選挙を前に、意図的にその進展を滞らせる代わりに、すべてのシリア国民を代表する憲法の制定に意味あるかたちで参加し、それを示さなければならに。難民と国内避難民は参加しなければならない。

去年の春、私はトルコでシリア難民と会う特別な機会を得た。彼らの苦しみと絶望を聞いた。生きるために闘い、殺人体制に追放され、その同盟国に見捨てられたすべての人々に、米国はこう述べたい。私たちはあなたと共にいる。

AFP, January 21, 2021、ANHA, January 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2021、Reuters, January 21, 2021、SANA, January 21, 2021、SOHR, January 21, 2021などをもとに作成。

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