ロシア難民受入移送居住センター:7月18日以降に帰国したシリア難民は6,699人のまま(2018年8月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月10日付)を公開し、7月18日以降に帰国したシリア難民の数が6,699人となったと発表した。

内訳は、レバノンからの帰国者6,381人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は697万2,711人(うち女性209万1,813人、子供355万6,082人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 10, 2018をもとに作成。

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反体制武装集団とトルコ軍はアレッポ県アフリーン郡で住民多数を拉致連行(2018年8月10日)

アレッポ県では、ANHA(8月9日付)によると、ハムザ師団がトルコの実質占領下にあるアフリーン郡シーラーワー町近郊のブルジュ・アブダルー村、ブルジュ・ハイダル村で捜索活動を行い、住民多数を拉致・連行した。

捜索時、トルコ軍の無人航空機が上空から偵察活動を行っていたという。

また、ジンディールス町近郊のタッル・サッルール村では、トルコ軍部隊が住民1人を拉致・連行した。

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ハサカ県では、ANHA(8月9日付)によると、トルコ軍がカフターニーヤ市近郊のタッル・ハートゥーン村の民間に対して発砲を行った。

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一方、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)に近い「オリーブの怒り」作戦司令室は、声明を出し、トルコの実質占領下にあるアレッポ県のアフタリーン市近郊のザイディーヤ村で8日にスルターン・ムラード師団の戦闘員1人を殺害したと発表した。

AFP, August 10, 2018、ANHA, August 10, 2018、AP, August 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2018、al-Hayat, August 11, 2018、Reuters, August 10, 2018、SANA, August 10, 2018、UPI, August 10, 2018などをもとに作成。

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反体制武装集団はアレッポ県ヌッブル市、ザフラー町などを砲撃し、シリア軍に対抗(2018年8月10日)

アレッポ県では、ANHA(8月9日付)によると、反体制武装集団がイドリブ県南部一帯へのシリア軍の攻撃への報復として、アレッポ市北部のヌッブル市、ザフラー町を砲撃し、1人が死亡、4人が負傷した。

これに対して、シリア軍は、カフルハムラ村、アレッポ市ザフラー協会地区、アナダーン市の反体制武装集団拠点を砲撃した。

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国民解放戦線は声明を出し、シリア軍が拠点として利用しているハマー県のムジャンザラート学校、ラタキア県アイン・ガザール村一帯に展開するシリア軍部隊をグラード・ロケット弾で砲撃したと発表した。

al-Durar al-Shamiya, August 10, 2018

AFP, August 10, 2018、ANHA, August 10, 2018、AP, August 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2018、al-Hayat, August 11, 2018、Reuters, August 10, 2018、SANA, August 10, 2018、UPI, August 10, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム解放機構、国民解放戦線による和解支持者粛清への対抗措置としてイドリブ県、ハマー県、アレッポ県への攻撃を激化(2018年8月10日)

ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)によると、シリア軍は、シャーム解放機構、国民解放戦線がイドリブ県、ハマー県、アレッポ県で、シリア政府との和解を支持する住民らの摘発への対抗措置として、三県への攻撃を激化させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ラターミナ町、カフルズィーター市、ハスラーヤー村、ザカート村、ジャナービラ村、マアルカバ村、サイヤード村、ウスマーン丘、ハウワーシュ村を砲撃した。

その数は8日以降で165回以上に及んでいるという。

また、ANHA(8月9日付)によると、砲撃はジューリーン村、カフルヌブーダ町、タッル・サフル村一帯にも及んだ。

一方、SANA(8月10日付)によると、シリア軍がイドリブ県との県境一帯で活動を続けるトルキスタン・イスラーム党の拠点に対して攻撃を行った。

攻撃は、タッル・ワースィト村、マンスーラ村、ズィヤーラ町に対して集中的に行われた。

ANHA, August 10, 2018

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍はタマーニア町、スカイク丘一帯を40回以上にわたり「樽爆弾」などで爆撃、ANHA(8月9日付)によると、タマーニア町などを砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)によると、爆撃はハーン・シャイフーン市、タッフ村にも行われた。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)によると、シリア軍の攻撃で、住民少なくとも9人が死亡、数十人が負傷したという。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)が複数の地元消息筋の話として伝えたところによると、ロシア軍がアウラム・クブラー町に対して爆撃を行い、住民20人が死亡、数十人が負傷した(シリア人権監視団によると、子供3人を含む14人が死亡)。

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シリア人権監視団(8月12日付)によると、10日のシリア軍の攻撃による死者数は、子供25人を含む41人にのぼったという。

AFP, August 10, 2018、ANHA, August 10, 2018、AP, August 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2018、al-Hayat, August 11, 2018、Reuters, August 10, 2018、SANA, August 10, 2018、UPI, August 10, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュが活動を続けるスワイダー県東部・北東部への展開を続ける(2018年8月10日)

スワイダー県では、SANA(8月10日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、ダーイシュ(イスラーム国)が活動を続ける県東部および北東部に対する爆撃・砲撃を行い、ザルフ・ダム、ダブア丘、ダビーア地区、イルム地区、サファー地区、カッラーア地区一帯に至る地域に展開した。

SANA, August 10, 2018

AFP, August 10, 2018、ANHA, August 10, 2018、AP, August 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2018、al-Hayat, August 11, 2018、Reuters, August 10, 2018、SANA, August 10, 2018、UPI, August 10, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構、国民解放戦線はアレッポ県、イドリブ県、ハマー県で、シリア政府との和解を支持する人々の粛清を続ける(2018年8月10日)

アレッポ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(8月10日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊がタワーマ村、サルワ村、ハズラ村近郊の避難民キャンプで、シリア政府との和解を主唱する人々を多数拘束した。

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イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(8月10日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊がアティマ村近郊にある避難民キャンプで、シリア政府との和解を主唱する人々を多数拘束した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月10日付)によると、国民解放戦線がシャフシャブー山の村々で、シリア政府との和解を主唱する住民多数を拘束した。

AFP, August 10, 2018、ANHA, August 10, 2018、AP, August 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2018、al-Hayat, August 11, 2018、Reuters, August 10, 2018、SANA, August 10, 2018、UPI, August 10, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, August 10, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは5件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2018年8月10日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月10日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(アレッポ県3件、ラタキア県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも5件の停戦違反(ハマー県3件、イドリブ県1件、アレッポ県1件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 10, 2018をもとに作成。

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反体制武装集団の無人航空機がシリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に接近、シリア軍防空部隊がこれを撃破(2018年8月10日)

ロシア国防省は、ラタキア県北部で活動を続ける反体制武装集団の無人航空機2機が、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に接近、シリア軍の防空部隊がこれを撃破した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 10, 2018をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:8日に難民136人が新たに帰国、7月18日以降に帰国したシリア難民は6,699人に(2018年8月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月9日付)を公開し、8日に難民136人がシリアに帰国したと発表した。

これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は6,699人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者6,381人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2018をもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは16件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2018年8月9日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月9日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を16件(アレッポ県6件、ハマー県1件、ラタキア県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2018をもとに作成。

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反体制武装集団の無人航空機がシリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に接近、ロシア軍防空部隊がこれを撃破(2018年8月9日)

ロシア国防省は、ラタキア県北部で活動を続ける反体制武装集団の無人航空機が、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているフマイミーム航空基地に接近、ロシア軍防空部隊がこれを撃破した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 9, 2018をもとに作成。

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住民登録局長「2017年の死亡届件数は6万8000件、2018年は3万2000件

シリアの住民登録局のアフマド・ラッハール局長は『ワタン』(8月9日付)のインタビューに応じ、そのなかで、2018年に入ってからの死亡届提出件数が3万2000件、また昨年1年間の提出件数が6万8000件だったことを明らかにした。

死亡届が出された住民の死因については明らかにしなかった。

ラッハール局長によると、2018年に入ってからの出生届提出件数は23万1000件、2017年は38万1000件、また婚姻届は2018年が7万8000件、2017年が1万5000件だった。

 

al-Watan, August 9, 2018

AFP, August 9, 2018、ANHA, August 9, 2018、AP, August 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018、al-Hayat, August 10, 2018、Reuters, August 9, 2018、SANA, August 9, 2018、UPI, August 9, 2018、al-Watan, August 9, 2018などをもとに作成。

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スワイダー県東部でダーイシュが拉致した住民の1人が死亡(2018年8月9日)

スワイダー24(8月9日付)は、7月25日にスワイダー県東部でダーイシュ(イスラーム国)に拉致・連行された住民の1人、ザーヒヤ・ジャバーイーさん(65歳)が死亡した、と伝えた。

家族によると、ジャバーイーさんは糖尿病や心臓病を患っていた。

ダーイシュによって処刑されたのか、病状が悪化して死亡したのかは不明。

al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018

AFP, August 9, 2018、ANHA, August 9, 2018、AP, August 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018、al-Hayat, August 10, 2018、Reuters, August 9, 2018、SANA, August 9, 2018、Suwayda 24, August 9, 2018、UPI, August 9, 2018などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーンはシリア政府との和解を裏切りと非難、徹底抗戦を呼びかける(2018年8月9日)

アル=カーイダの幹部アブー・ハマーム・シャーミー氏が主導するフッラース・ディーンは声明を出し、シリア政府との和解を「解放区を引き渡そうとする卑怯な裏切り行為」、「信仰の弱さの現れ」と非難、「革命の敵」に対して「努力、言葉、隊列を結集」するよう呼びかけた。

al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018
al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018

AFP, August 9, 2018、ANHA, August 9, 2018、AP, August 9, 2018、Basnews, August 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018、al-Hayat, August 10, 2018、Reuters, August 9, 2018、SANA, August 9, 2018、UPI, August 9, 2018などをもとに作成。

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トルコの圧力を軽減したい米国の要請に基づいて、シリア政府に支配地域の一部を移譲するため、ロジャヴァとシリアの地方自治省が合同委員会を設置(2018年8月9日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)を主導する民主統一党(PYD)の幹部で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のメンバーでもあるナスルッディーン・イブラーヒーム氏は、ロジャヴァとシリアの地方自治省が合同委員会を設置したことを明らかにした。

ルダウ・チャンネル(8月9日付)、ハーブール(8月9日付)が伝えた。

バスニュース(8月9日付)によると、合同委員会では治安問題、ラッカ県、ダイル・ザウル県の処遇などについて話し合われる予定で、消息筋によると「PYDは、トルコの圧力を軽減したい米国の要請に基づいて、シリア政府に支配地域の一部を移譲する」という。

AFP, August 9, 2018、ANHA, August 9, 2018、AP, August 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018、al-Hayat, August 10, 2018、al-Khabur, August 9, 2018、Reuters, August 9, 2018、Rudau, August 9, 2018、SANA, August 9, 2018、UPI, August 9, 2018などをもとに作成。

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国連のESCWAはシリア内戦の物的被害総額を3880億ドルと試算(2018年8月8日)

国連のESCWA(西アジア経済社会委員会)は、レバノンの首都ベイルートでシリアを含む各国の専門家50人以上を招聘し、紛争終結後の復興政策について協議するための国際会議を開いた。

8月7、8日の2日間にわたって行われた会議では、7年におよぶ紛争が社会や経済にもたらした影響を評価、物的被害の総額が3880億ドルに達するとの試算を出した。

この被害総額には、「人的被害」、すなわち戦闘や避難によって生じた専門的技能を有する人材や労働力の喪失は含まれていないという。

https://www.unescwa.org/news/syrian-experts-discuss-post-conflict-reconstruction-policies-after-political-agreement-syria

al-Hayat, August 10, 2018

AFP, August 9, 2018、ANHA, August 9, 2018、AP, August 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018、al-Hayat, August 10, 2018、Reuters, August 9, 2018、SANA, August 9, 2018、UPI, August 9, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県ハムダーン村にあるファーティミーユーン旅団の拠点を攻撃(2018年8月9日)

ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(8月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のハムダーン村にあるアフガン人民兵組織ファーティミーユーン旅団の拠点を攻撃し、1人が死亡、2人が負傷した。

またシリア軍兵士4人が捕捉された。

AFP, August 9, 2018、ANHA, August 9, 2018、AP, August 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018、al-Hayat, August 10, 2018、Reuters, August 9, 2018、SANA, August 9, 2018、UPI, August 9, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはシリア国内の支配地域の防衛に注力するため、宗教警察(ヒスバ)を解体(2018年8月9日)

シリア人権監視団によると、シリア民主軍と米主導の有志連合の攻撃により、による県東部のダーイシュ支配地域が消滅の危機に晒されているなかで、ダーイシュは同地の防衛に注力するため、ヒスバ(宗教警察)を解体した。

AFP, August 9, 2018、ANHA, August 9, 2018、AP, August 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018、al-Hayat, August 10, 2018、Reuters, August 9, 2018、SANA, August 9, 2018、UPI, August 9, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県ミルフ油田にあるYPG主体のシリア民主軍の拠点を攻撃(2018年8月9日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を襲撃し、1人が死亡、複数人が負傷した。

ダイル・ザウル24(8月9日付)によると、ダーイシュが襲撃したのはミルフ油田にあるシリア民主軍の拠点で、ダーイシュは同油田を奪還したという。

AFP, August 9, 2018、ANHA, August 9, 2018、AP, August 9, 2018、DeirEzzor 24, August 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018、al-Hayat, August 10, 2018、Reuters, August 9, 2018、SANA, August 9, 2018、UPI, August 9, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県西部、ハマー県北西部、アレッポ県南部を激しく砲撃、ビラを散布し和解を呼びかける(2018年8月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県西部のビダーマー町一帯を激しく砲撃した。

一方、ANHA(8月9日付)によると、シリア軍ヘリコプターがタフタナーズ市、カファルヤー町、ビンニシュ市にビラを散布し、シリア政府との和解に応じ、シリア軍と協力し、テロ集団の支配を終わらせるよう呼びかけた。

AFP, August 9, 2018
ANHA, August 9, 2018

 

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北西部のアンカーウィー村、カルクール村一帯を激しく砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県南部のハラサ村、ハーン・トゥーマーン村一帯、県北部のフライターン市一帯、アレッポ市西部の科学研究センター一帯を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はアレッポ市西部のナイル通り一帯、ザフラー協会地区を砲撃した。

ANHA(8月9日付)によると、武装集団の砲撃で住民6人が負傷した。

AFP, August 9, 2018、ANHA, August 9, 2018、AP, August 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018、al-Hayat, August 10, 2018、Reuters, August 9, 2018、SANA, August 9, 2018、UPI, August 9, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はスワイダー県東部・北東部でダーイシュ掃討戦を続ける(2018年8月9日)

スワイダー県では、SANA(8月9日付)やシリア人権監視団によると、シリア軍が予備部隊とともに、ダーイシュ(イスラーム国)が活動を続ける県東部および北東部の砂漠地帯への展開を継続、ダーイシュの拠点に対する爆撃・砲撃を行い、カラーア地区、ザフラト・ラーシド地区、ビイリー・ナイマ地区、サラースィル地区、ビイル・サウト、そしてダマスカス郊外県のサファー丘に至る地域を制圧した。

SANA, August 9, 2018

AFP, August 9, 2018、ANHA, August 9, 2018、AP, August 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2018、al-Hayat, August 10, 2018、Reuters, August 9, 2018、SANA, August 9, 2018、UPI, August 9, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:7日に難民311人が新たに帰国、7月18日以降に帰国したシリア難民は6,296人に(2018年8月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月8日付)を公開し、7日に難民311人がシリアに帰国したと発表した。

これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は6,296人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者5,978人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は697万2,711人(うち女性209万1,813人、子供355万6,082人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 8, 2018をもとに作成。

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ダイル・ザウル県で「イラクの民兵」が親政権民兵と交戦(2018年8月8日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月8日付)によると、アフガン人民兵組織のファーティミーユーン旅団とイラク人民兵組織のイラン党が、ブーカマール市で国防隊と激しく交戦した。

死傷が出たとの情報はないが、戦闘は、国防隊がファーティミーユーン旅団やイラン党のメンバーによる略奪や窃盗を阻止しようとしたために発生したという。

なお、同サイトによると、マヤーディーン市でも数日前にイラン・イスラーム革命防衛隊ゴドス軍団とシリア軍が小競り合いをし、1人が死亡し、複数人が負傷したという。
اشتباكات بين ميليشيات "فاطميون" و"حزب إيران" و"الدفاع الوطني" بريف دير الزور

AFP, August 8, 2018、ANHA, August 8, 2018、AP, August 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2018、al-Hayat, August 9, 2018、Reuters, August 8, 2018、SANA, August 8, 2018、UPI, August 8, 2018などをもとに作成。

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ロシア・シリア軍がイドリブ県への攻撃準備を進めるなか、国民解放戦線とシャーム解放機構は政府との和解に応じようとする住民95人を拘束(2018年8月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団や活動家らによると、国民解放戦線とシャーム解放機構が、県内各所で大規模摘発を行い、95人以上を拘束した。

国民解放戦線報道官のナージー・ムスタファー大尉によると、大規模摘発は早朝に開始され、マアッラト・ヌウマーン市近郊のタフターヤー村、ラッファ村、ハルバ村などで行われた。

摘発はイドリブ県全体に拡大して行われる予定だという。

「シリア政府と和解しようとしている者が複数いるとの通報」を受けて摘発が行われたという。

摘発に際して、国民解放戦線とシャーム解放機構は空砲を放つなどし、タマーニア町では流れ弾に当たって女児1人が死亡した。

『ハヤート』(8月8日付)が伝えた。

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一方、ロシア軍当事者和解調整センターは声明を出し、シャーム解放機構とシリア解放戦線の戦闘員がイドリブ県およびハマー県内の支配地域で活動する反体制活動家数十人を拘束したと発表、「紛争当事者どうしの和解に向けた努力を頓挫させようとしている」と非難した。

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ハマー県では8月5日、国民解放戦線がガーブ平原各所やシャフシャブー山一帯に設置された検問所で、シリア政府との和解を主張する活動家45人を逮捕している。

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シリア軍がイドリブ県ジスル・シュグール市一帯地域への進攻に備えて部隊を集結させているなか、WHO(世界保健機関)のヘルス・クラスター月報は、イドリブ県でロシア・シリア両軍とシャーム解放機構や国民解放戦線などからなる反体制武装集団の戦闘が激化すれば、25万~70万人が避難を余儀なくされるとする試算を発表した。

『ハヤート』(8月9日付)などによると、イドリブ県には現在250万人が暮らす。

AFP, August 8, 2018、ANHA, August 8, 2018、AP, August 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2018、al-Hayat, August 9, 2018、Reuters, August 8, 2018、SANA, August 8, 2018、UPI, August 8, 2018などをもとに作成。

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YPG総司令官「イドリブでの軍事作戦について明白な計画はない」(2018年8月8日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)のスィーバーン・ハンムー総司令官は、ロシア・シリア両軍によるイドリブ県奪還作戦への参加の是非に関して、『シャルク・アウサト』(8月8日付)に対して「イドリブでの軍事作戦において、我々が提案を行うような明白な計画があるとは思わない」と述べた。

AFP, August 8, 2018、ANHA, August 8, 2018、AP, August 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2018、al-Hayat, August 9, 2018、Reuters, August 8, 2018、SANA, August 8, 2018、al-Sharq al-Awsat, August 8, 2018、UPI, August 8, 2018などをもとに作成。

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東グータ地方から反体制武装集団が退去して以来初めて同地でシリア軍の検問所が攻撃を受ける(2018年8月8日)

ダマスカス郊外県では、サウト・アースィマ(8月8日付)によると、東グータ地方のザマルカー町にあるシリア軍の検問所複数カ所が何者かの攻撃を受けた。

攻撃は、東グータ地方から反体制武装集団が退去して以降初めて。

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クナイトラ県では、SANA(8月8日付)によると、戦火を避けて避難していたハミーディーヤ村の住民数約人が帰還した。

また、県当局がバアス市とハミーディーヤ村を結ぶ街道で瓦礫撤去と修復作業を開始した。

 

SANA, August 8, 2018

AFP, August 8, 2018、ANHA, August 8, 2018、AP, August 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2018、al-Hayat, August 9, 2018、Reuters, August 8, 2018、SANA, August 8, 2018、UPI, August 8, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県国境地帯にイラク軍との合同監視所を設置(2018年8月8日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のムスタファー・バーリー広報センター長は、ダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、制圧したダイル・ザウル県の国境地帯に、イラク軍との合同監視所を設置すると述べた。

バーリー広報センター長は声明で「イラク側と国境地帯に監視所を設置するために調整を行っている。これはテロリストが潜入し、イラク・シリア国境を往来するのを阻止するためのものである」と述べた。

『ハヤート』(8月9日付)が伝えた。

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)に近い「オリーブの怒り」作戦司令室は声明を出し、トルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン郡のジンディールス町で7日にシャーム軍団のメンバー1人を逮捕し、処刑したと発表した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月8日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配下にあるマンビジュ市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下で活動するマンビジュ軍事評議会の軍事裁判所が武装集団の攻撃を受け、裁判所の守衛と戦闘になった。

また、マンビジュ市中心に位置するシャイフ・アキール墓地近くで爆弾が爆発した。

一方、ANHA(8月8日付)によると、トルコの実質占領下のバーブ市近郊のハズワーン村の井戸で住民1人が遺体で発見された。

地元消息筋によると、この住民は反体制武装集団に銃殺され、井戸に投げ棄てられたという。

al-Durar al-Shamiya, August 8, 2018

AFP, August 8, 2018、ANHA, August 8, 2018、AP, August 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2018、al-Hayat, August 9, 2018、Reuters, August 8, 2018、SANA, August 8, 2018、UPI, August 8, 2018などをもとに作成。

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トランプ米政権が2年前にミサイル攻撃し、ロシア軍も駐留しているシャイーラート航空基地(ヒムス県)が所属不明の無人航空機の攻撃を受ける(2018年8月8日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県南東部にあるシャイーラート航空基地で無人航空機からの爆撃によると思われる爆発が複数回起きた。

無人航空機の所属は不明。

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これに関して、親政権のフェイスブック・アカウント「シリア戦争広報ネット」(https://www.facebook.com/syria.alasd.sy/)は、「防空部隊がヒムス郊外のシャイーラート航空基地一帯で無人航空機1機を迎撃、これを破壊した」と伝えた。

またRT(8月8日付)は、イスラエルによる攻撃の可能性が高いと伝えた。

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シャイーラート航空基地は、2017年4月にイドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑事件への対抗措置としてドナルド・トランプ米政権がミサイル攻撃した基地で、シリア軍だけでなく、ロシア軍も進駐している。

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大統領府はアスマー・アフラス大統領夫人が悪性腫瘍の治療を開始したと発表(2018年8月8日)

大統領府は、フェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/SyrianPresidency/)を通じて、アスマー・アフラス大統領夫人(43歳)が悪性腫瘍の治療を始めたと発表した。

公式アカウントは「力強く、そして信頼と信用のなか…アスマー・アサド夫人は最近発見された悪性腫瘍の初期治療を開始した。シリア・アラブ大統領府およびスタッフ一同、アスマー夫人の一刻も早い回復を願っています」発表、「私は、持ち堪える力、力強さ、そして困難に立ち向かうことを世界に知らしめたこの国民の1人です…。私の決意は、過去数年にわたるあなた方の決意と平常心から来ているのです」との夫人の談話を掲載するとともに、首都ダマスカスにある軍事病院で夫人が治療を受ける写真を公開した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/photos/a.535716253138878.1073741829.533376740039496/2002400133137142/?type=3

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/photos/a.535716253138878.1073741829.533376740039496/2002938746416614/?type=3&theater

 

Facebook, August 8, 2018
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シリア軍はスワイダー県砂漠地帯でダーイシュに対する攻撃を続ける(2018年8月8日)

スワイダー県では、SANA(8月8日付)やシリア人権監視団によると、シリア軍が予備部隊とともに、ダーイシュ(イスラーム国)が活動を続ける県東部および北東部の砂漠地帯への展開を継続、ダーイシュの拠点に対する爆撃・砲撃を行い、サリーム丘、ズラーキーヤート丘、ビイル・ラスィーイー地区、ビイル・ハルディーヤ地区、アッターフ丘一帯を制圧した。

SANA, August 8, 2018

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