シリア政府は軍、赤新月社と連携して、M4高速道路の沿線に位置するシリア政府支配下のサラーキブ市と「決戦」作戦司令室の支配下にあるタルナバ村の間に回廊を設置(2021年2月21日)

イドリブ県では、SANA(2月21日付)によると、シリア政府(イドリブ県)が、シリア軍、シリア赤新月社と連携して、M4高速道路の沿線に位置するシリア政府支配下のサラーキブ市と「決戦」作戦司令室の支配下にあるタルナバ村の間に回廊を設置した。

同回廊は、「決戦」作戦司令室に居住する住民をシリア政府支配地に受け入れるためのもので、22日早朝に開通する予定。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、ファッティーラ村、バーラ村、ルワイハ村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室が、ファッティーラ村一帯のシリア軍拠点を攻撃し、兵士2人が死亡、3人が負傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を36件(イドリブ県17件、ラタキア県11件、アレッポ県2件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は34件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を23件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 21, 2021、ANHA, February 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 21, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 21, 2021、Reuters, February 21, 2021、SANA, February 21, 2021、SOHR, February 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がダーイシュ拠点に対して130回以上の爆撃を実施し、21人殺害(2021年2月20日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がアレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境近いとダイル・ザウル県の砂漠地帯各所のダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して130回以上の爆撃を実施し、戦闘員21人を殺害した。

これに対して、ダーイシュがダイルザウル県内各所で親政権民兵の拠点を襲撃し、8人を殺害した。

また、ダーイシュと思われる武装集団が、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県のアシャーラ市でイラン・イスラーム革命防衛隊に所属する「村落防衛」隊の拠点を襲撃し、民兵4人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマスカナ市近郊のワドハ村でダーイシュ(イスラーム国)と思われるグループが車に仕掛けた爆弾が爆発し、「イランの民兵4人が死亡、2人が負傷した。

AFP, February 20, 2021、ANHA, February 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2021、Reuters, February 20, 2021、SANA, February 20, 2021、SOHR, February 20, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県サジュー村での爆発で住民10人負傷(2021年2月20日)

アレッポ県では、ANHA(2月20日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のサジュー村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、少なくとも10人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(2月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市西のサクル休憩所、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、SANA(2月20日付)によると、国民軍に所属するハムザ師団の車輌がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊で地雷に触れて、爆発により戦闘員4人が死亡した。


AFP, February 20, 2021、ANHA, February 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2021、Reuters, February 20, 2021、SANA, February 20, 2021、SOHR, February 20, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県ブサイラ市での爆発しで住民3人死亡(2021年2月20日)

ダイル・ザウル県では、SANA(2月20日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市の大衆市場でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民3人が死亡、10人が負傷した(シリア人権監視団によると、5人死亡)。

AFP, February 20, 2021、ANHA, February 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2021、Reuters, February 20, 2021、SANA, February 20, 2021、SOHR, February 20, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で49人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1人(2021年2月20日)

保健省は政府支配地域で新たに49人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者80人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、2月20日現在の同地での感染者数は計15,143人、うち死亡したのは996人、回復したのは9,144人となった。

SANA(2月20日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月20日に新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、101人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡1人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡0人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,121人、うち回復したのは17,858人、死亡したのは408人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1518111828393703/

AFP, February 20, 2021、ACU, February 20, 2021、ANHA, February 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2021、Reuters, February 20, 2021、SANA, February 20, 2021、SOHR, February 20, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるイドリブ県ハントゥーティーン村を砲撃(2021年2月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるハントゥーティーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、バーラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ロシア当事者和解調整センターは、シャーム解放機構が、シリア軍による化学兵器攻撃を偽装するため、イドリブ県への塩素ガスを争点したシリンダーの搬入を開始したと発表した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県15件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県6件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は30件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を20件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 20, 2021、ANHA, February 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 20, 2021、Reuters, February 20, 2021、SANA, February 20, 2021、SOHR, February 20, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で「アサドとその選挙に正統性はない」と銘打った抗議デモが行われる(2021年2月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で、「アサドとその選挙に正統性はない」と銘打った抗議デモが行われ、数百人が参加した。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10159832030318115

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県東部のバシャリー山一帯を爆撃し、ダーイシュ戦闘員12人死亡(2021年2月19日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が県東部のバシャリー山一帯を爆撃し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員12人が死亡した。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のロシア軍基地一帯を砲撃(2021年2月19日)

ハサカ県では、ANHA(2月19日付)によると、トルコ軍の支援を受ける国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北の農地に潜入を試みたが、地雷原に入り、戦闘員3人が死亡、1人が負傷した。

これを受けて、トルコ軍と国民軍は、タッル・タムル町近郊のロシア軍基地一帯、ダルダーラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(2月19日付)によると、トルコ占領下のラーイーにある国民軍所属のスルターン・ムラード師団の軍事キャンプで爆発が発生し、士官(大尉)1人が死亡、複数人が負傷した。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県、ダイル・ザウル県でシリア民主軍が相次いで襲撃を受け、兵士4人死亡(2021年2月19日)

ハサカ県では、SANA(2月19日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるダシーシャ村、ハムラー村、クワイヤ村、フワイズィーヤ村、クバイバ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所でオートバイに乗った武装グループの襲撃を受け、兵士3人が死亡、5人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月19日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシュハイル村でシリア民主軍が車に乗った武装グループの発砲を受けて、1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で49人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で4人(2021年2月19日)

保健省は政府支配地域で新たに49人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者82人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、2月19日現在の同地での感染者数は計15,094人、うち死亡したのは994人、回復したのは9,094人となった。

SANA(2月19日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月19日に新たに4人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、110人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡1人、アフリーン郡3人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,120人、うち回復したのは17,757人、死亡したのは408人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1517545688450317/

AFP, February 19, 2021、ACU, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のラタキア県、アレッポ県、イドリブ県を砲撃(2021年2月19日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がクルド山地方のトゥッファーヒーヤ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるミーズナーズ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、マアーッラト・ナアサーン村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(イドリブ県7件、ラタキア県5件、アレッポ県1件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は15件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 19, 2021、ANHA, February 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 19, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 19, 2021、Reuters, February 19, 2021、SANA, February 19, 2021、SOHR, February 19, 2021などをもとに作成。

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イスラーム解放党がイドリブ県カーフ村でトルコがカリフ制樹立をめざす活動家を殺害しているとして抗議デモ(2021年2月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるカーフ村でイスラーム解放党のメンバーが「トルコの諜報機関は、カリフ制樹立をめざして活動する者を逮捕することでカリフ制を記念しようとしている」と銘打って抗議デモを行い、カリフ制の樹立を改めて訴えた。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機約30機がダーイシュの拠点に対して100回以上の爆撃を実施(2021年2月18日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機約30機が、ハマー県、ヒムス県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯に飛来し、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して100回以上の爆撃を実施した。

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターは声明を出し、2月4日に北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県で開始していたダーイシュ(イスラーム国)のセル摘発作戦によって、これまでに87人の傭兵を逮捕する一方、作戦遂行中に兵士2人が犠牲となったと発表した。


ANHA(2月18日付)が伝えた。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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シリア軍がトルコ占領下のアフリーン市の病院や東部自由人連合の本部をミサイル攻撃(2021年2月18日)

アレッポ県では、ANHA(2月18日付)によると、シリア軍がトルコの占領下にあるアフリーン市に向けって地対地ミサイル5発を発射、アフリーン病院(占領当局はシファー病院に改称)近く、ヴィーラート地区にある国民軍所属の東部自由人連合の本部近く、西オートストラード通り近くにそれぞれ1発、バースータ村に至る街道に2発が着弾し、住居複数棟が被害を受け、住民13人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、国民軍に所属する東部自由人連合の本部が車に乗った武装集団の攻撃を受けた。

バーブ市ではまた、地元の名家の民兵と国民軍憲兵隊が激しく交戦した。

憲兵隊がこの名家の子息を逮捕したのがきっかけで、戦闘で名家の民兵1人が死亡、双方に複数人の負傷した。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県、ダイル・ザウル県でシリア民主軍兵士4人が撃たれて死亡(2021年2月18日)

ハサカ県では、SANA(2月18日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマルカダ町近郊のカワーシヤ村で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人が何者かに銃で撃たれて死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月18日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアブー・ハマーム市でシリア民主軍の兵士1人が何者かに銃で撃たれて死亡した。

また、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスブハ村でも、シリア民主軍の兵士1人がオートバイに乗った2人組から発砲を受けて死亡した。

さらに、トゥカイヒー村でもシリア民主軍の兵士1人がオートバイに乗った武装グループに銃で撃たれて死亡した。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で44人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で11人(2021年2月18日)

保健省は政府支配地域で新たに44人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者79人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月18日現在の同地での感染者数は計15,045人、うち死亡したのは990人、回復したのは8,982人となった。

SANA(2月18日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月18日に新たに11人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、45人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡1人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡2人、アフリーン郡5人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計21,116人、うち回復したのは17,647人、死亡したのは408人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1516706398534246/

AFP, February 18, 2021、ACU, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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シリア政府支配下のスワイダー県で「バッシャールよ、お前はいらない」などと書かれた落書きが発見される(2021年2月18日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるスワイダー市で、「最期の血の一滴まで革命」、「バッシャールよ、お前はいらない」、「自由を永遠に」などと壁に書かれた落書きが発見された。


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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村一帯を砲撃、重機を運転していた男性1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカンスフラ村、スフーフン村、ファッティーラ村、フライフィル村、ルワイハ村、バイニーン村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のクライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(イドリブ県4件、ラタキア県4件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は12件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 18, 2021、ANHA, February 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 18, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 18, 2021、Reuters, February 18, 2021、SANA, February 18, 2021、SOHR, February 18, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍は大統領選挙の実施と結果を承認するための前提条件として改正地方自治法の運用をシリア政府に求める(2021年2月17日)

反体制派系サイトのジスル研究センター(2月17日付)は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が今年半ばに予定されている大統領選挙の実施と結果を承認するための前提条件を示したと発表した。

同センターによると、シリア民主軍は、最近になって首都ダマスカスを訪れた使節団を通じて、シリア政府が2011年8月23日に施行された政令第107号(改正地方自治法)を運用し、北・東シリア自治局の自治を正式に承認することを条件として提示した。

シリア民主軍はまた、現下の組織構造と特性を維持したまま、シリア政府の一部を構成することも合わせて条件として示した。

こうした要求を通じて、シリア民主軍は、イラクのクルディスタン地域を模した自治を獲得しようとしているという。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Markaz al-Jisr li-l-Dirasat, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がタッル・アブヤド市近郊を移動中のシリア軍の車輌を砲撃(2021年2月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるビール・クーヌー村とビール・キータク村間の街道(タッル・アブヤド市近郊)を移動中のシリア軍の車輌を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、正体不明の武装集団がオートバイに向けて発砲し、乗っていた警察(内務治安部隊、いわゆる「自由警察」)の隊員1人と、子供1人が死亡した。

一方、ANHA(2月17日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタッル・スィースィーン村を砲撃した。

このほか、トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市を訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立とその傘下で活動する暫定内閣の使節団が、スルターン・スライマーン・シャー師団の本部を訪れ、ムハンマド・ジャースィム(アブー・アムシャ)司令官と会談した。

使節団はナスル・ハリーリー・シリア革命反体制勢力国民連立代表、サリーム・イドリース暫定内閣国防大臣らからなる。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県、ハサカ県、ダイル・ザウル県でシリア民主軍が狙われる(2021年2月17日)

ラッカ県では、SANA(2月17日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるアブー・ワフル村に至る街道で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌の通過に合わせて即席爆弾が爆発し、兵士2人人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマルカダ町近郊のカワーシヤ村で正体不明の武装集団がシリア民主軍の兵士1に発砲し、殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるハジーン市でオートバイに乗った武装グループが地元の自治評議会(人民評議会)の施設の守衛を銃で撃ち殺害した。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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アスタナ15会議が閉幕:「テロとの戦い」継続、分離主義アジェンダ拒否、緊張緩和地帯合意の遵守、制憲委員会での憲法改革案提示を確認(2021年2月17日)

ロシアの避暑地ソチで2月16日に開幕したアスタナ15会議が予定されていた議事を終えて閉幕した。

2日目となる2月17日には、全体会合が開催され、ロシアのアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使、イランのアリー・アスガル・ハージー外務大臣補、トルコのセダト・オナル外務副大臣、イラク、レバノン、ヨルダンの各国代表、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表、シリア政府代表団(アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官が代表)、反体制派の代表団(シリア軍事革命諸勢力代表団、アフマド・トゥウマ氏が代表)が参加した。

全体会合では、イドリブ県の緊張緩和地帯の現況、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う人道状況などについて意見が交わされた。

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保障国であるロシア、トルコ、イランは閉幕声明で、ダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)、アル=カーイダとつながりがあるその他すべての組織・個人に対する「テロとの戦い」の継続、シリアの主権と領土の一体性を妨げる分離主義アジェンダへの対抗、国連安保理決議第2254号、緊張緩和地帯にかかる合意などの遵守、制憲委員会(憲法制定委員会)の基本原則に基づいた憲法改革案の提示を行うことを確認するとともに、欧米諸国による一方的制裁に拒否の姿勢を示し、国際社会に対してさらなる人道支援を呼びかけた。

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ロシアのラヴレンティフ特使は、閉幕時の記者会見で、シリアでの「テロとの戦い」について議論するには、ダーイシュ、シャームの民のヌスラ戦線、そして一部諸外国が「穏健な反体制派」として再編しようとしているいわゆるシャーム解放機構だけでなく、あらゆるテロ組織との戦いに注力しなければならないと述べた。

また、イドリブ県で活動を続けるテロ組織がホワイト・ヘルメットと協力して、シリア軍による化学兵器使用をねつ造しようとしていると警鐘を鳴らした。

さらに、国際社会に対してシリアへの難民帰還を妨害しないよう呼びかけるとともに、シリア北東部各所に違法に駐留する米軍による資源の盗奪を拒否すると表明した。

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スーサーン外務在外居住者省次官は、閉幕時の記者会見で、米国とトルコの違法な部隊駐留が、安定回復とテロ撲滅を阻害し、分離主義運動を奨励する主因だと非難した。

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トゥウマ・シリア軍事革命諸勢力代表団代表とアイマン・アースィミー報道官は記者会見で憲法起草を開始するための作業計画、作業方法、日程が必要との立場を表明したことを明らかにした。

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SANA(2月17日付)、ザマーン・ワスル(2月17日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(2月17日付)などが伝えた。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021、Zaman al-Wasl, February 17, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で77人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で17人(2021年2月17日)

保健省は政府支配地域で新たに77人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者50人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月17日現在の同地での感染者数は計15,001人、うち死亡したのは987人、回復したのは8,903人となった。

SANA(2月17日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月17日に新たに17人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、128人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡1人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡1人、アフリーン郡13人、アアザーズ郡2人。

これにより、同地での感染者数は計21,105人、うち回復したのは17,602人、死亡したのは407人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1515896041948615/

AFP, February 17, 2021、ACU, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構は米国人ジャーナリストのビラール・アブドゥルカリーム氏を釈放(2021年2月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(2月17日付)などによると、シャーム解放機構は、2020年8月13日に逮捕していた米国人ジャーナリストのビラール・アブドゥルカリーム氏を釈放した。

アブドゥルカリーム氏は1年半の禁固刑を受け、その3分の1を終えていたが、イドリブ県アティマ村などの請願を受け、シャーム解放機構は釈放にかかる条件を遵守することを条件にこれを受け入れた。

一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、フライフィル村、ルワイハ村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を32件(イドリブ県15件、ラタキア県10件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は29件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 17, 2021、ANHA, February 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 17, 2021、Reuters, February 17, 2021、SANA, February 17, 2021、SOHR, February 17, 2021などをもとに作成。

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ロシアのソチでアスタナ15会議が開幕:シリア、ロシアは「テロとの戦い」を強調(2021年2月16日)

ロシア、トルコ、イランを保障国とする停戦プロセスのアスタナ15会議がロシアの避暑地ソチで2日間の日程で開幕した。

会議には、ロシアのアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使、イランのアリー・アスガル・ハージー外務大臣補、トルコのセダト・オナル外務副大臣、イラク、レバノン、ヨルダンの各国代表、ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表、シリア政府代表団(アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官が代表)、反体制派の代表団(シリア軍事革命諸勢力代表団、アフマド・トゥウマ氏が代表)が参加。

初日となる16日は、非公式の二者ないしは他者協議が行われ、17日に全体会合が予定されている。

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シリアのスーサーン外務在外居住者省次官を代表とする使節団は、ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使と会合を開いた。

SANA(2月16日付)によると、スーサーン次官は会合で、トルコがこれまでの会議での合意を遵守することで、より多くの成果をもたらすことができるとの見方を示した。

会合では、「テロとの戦い」を継続する両国の決意が確認された。

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スーサーン次官ら使節団はまた、ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と会談し、「テロとの戦い」を継続するとともに、違法な外国の駐留を終わらせる必要を強調した。

会談では、欧米諸国による一方的な制裁、ハサカ県ハサカ市とカーミシュリー市での「一部分離主義グループ」の活動の是非についても意見が交わされた。

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ロシアのラヴレンティフ特使は、ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表と会談、その後の記者会見で、アスタナ15会議で危機の政治解決への支援、「テロとの戦い」継続が議論される予定だと述べた。

AFP, February 16, 2021、ANHA, February 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2021、Reuters, February 16, 2021、SANA, February 16, 2021、SOHR, February 16, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県でアサーイシュがバアス党ハサカ支部アームーダー班書記長を逮捕(2021年2月16日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアームーダー市で、内務治安部隊(アサーイシュ)が、バアス党ハサカ支部アームーダー班の書記長を、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対するデモを扇動し、混乱を助長、政府指定のカリキュラムを唱道したとの容疑で逮捕した。

一方、SANA(2月16日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマルカダ町近郊で、シリア民主軍の車輌が機関銃の発砲を受け、兵士1人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月16日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるマーシフ村とハジュナ村でシリア民主軍が何者かの発砲を受け、兵士2人が死亡した。

AFP, February 16, 2021、ANHA, February 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2021、Reuters, February 16, 2021、SANA, February 16, 2021、SOHR, February 16, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年2月16日)

ラッカ県では、ANHA(2月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡、4人が負傷した。

一方、シリア革命反体制勢力国民連立とその傘下で活動する暫定内閣の使節団が、トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市を訪問し、イスラーム軍の本部と会談した。

使節団はナスル・ハリーリー・シリア革命反体制勢力国民連立代表、サリーム・イドリース暫定内閣国防大臣らからなる。

AFP, February 16, 2021、ANHA, February 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2021、Reuters, February 16, 2021、SANA, February 16, 2021、SOHR, February 16, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で72人、北・東シリア自治局支配地域で7人(2021年2月16日)

保健省は政府支配地域で新たに72人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者45人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月16日現在の同地での感染者数は計14,951人、うち死亡したのは984人、回復したのは8,826人となった。

SANA(2月16日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに7人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者3人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、2月16日現在の同地での感染者数は計8,579人、うち死亡したのは306人、回復したのは1,236人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性4人、女性3人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市3人、カーミシュリー市1人、アレッポ県のマンビジュ市3人。

ANHA(2月16日付)が伝えた。

AFP, February 16, 2021、ANHA, February 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2021、Reuters, February 16, 2021、SANA, February 16, 2021、SOHR, February 16, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構の治安部隊が有志連合の爆撃で殺害されたフッラース・ディーン機構の法学者の息子を拘束(2021年2月16日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の治安部隊が、マアッラトミスリーン市で新興のアル=カーイダ系組織であるフッラース・ディーン機構の法学者アブー・ザッル・ミスリー氏の息子のアブー・フライラを逮捕した。

アブー・ザッル・ミスリー氏は2020年10月15日に米主導の有志連合の攻撃を受けて死亡している。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った2人組が、シリア政府の支配下にあるシャイフ・マスキーン市近郊の農地で農夫に向けて発砲、2人を殺害した。

また、ジッリーン村では、麻薬の密売に関与していた住民が正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるバアス市で正体不明の武装集団が住民を射殺した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を29件(イドリブ県13件、ラタキア県12件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は25件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 16, 2021、ANHA, February 16, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 16, 2021、Reuters, February 16, 2021、SANA, February 16, 2021、SOHR, February 16, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍の仲介でシリア政府と北・東シリア自治局の代表がハサカ市、カーミシュリー市の緊張緩和に向けて協議するも物別れに(2021年2月15日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市で、ロシア軍の仲介のもとに双方の代表が会合を開き、ハサカ県ハサカ市とカーミシュリー市での国防隊と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍・内務治安部隊(アサーイシュ)の緊張緩和に向けて意見を交わしたが、合意に至らず物別れに終わった。

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一方、スプートニク・ニュース(2月15日付)は、シリア民主軍の使節団が最近になって、軍事・経済関連の問題、とりわけ石油と穀物をめぐる問題に対処するために、首都ダマスカスを頻繁に訪問していると伝えた。

首都ダマスカスを訪問しているのは、シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会共同議長、北・東シリア自治局の経済石油関連の責任者のムハンマド・ウマル氏ら。

AFP, February 15, 2021、ANHA, February 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 15, 2021、Reuters, February 15, 2021、SANA, February 15, 2021、SOHR, February 15, 2021、Sputnik News, February 15, 2021などをもとに作成。

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