トルコ占領下のアレッポ県バーブ市で、トルコ軍の地雷撤去部門の士官1人が地雷撤去作業中に爆発に巻き込まれて死亡(2021年2月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、トルコ軍の地雷撤去部門の士官1人が、市内の国民軍ハムザ師団本部入り口で地雷撤去作業中に爆発に巻き込まれて死亡した。

一方、ANHA(2月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーカ村、シャフバー・ダム、タッル・マディーク村を砲撃した。

AFP, February 4, 2021、ANHA, February 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2021、Reuters, February 4, 2021、SANA, February 4, 2021、SOHR, February 4, 2021などをもとに作成。

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米軍ヘリコプターの航空支援を受けたシリア民主軍の部隊が北・東シリア自治局の支配下にあるダイル・ザウル県で住宅を急襲、多数の住民を拘束、連行(2021年2月4日)

ダイル・ザウル県では、SANA(2月4日付)によると、米軍ヘリコプターの航空支援を受けた人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊が、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市近郊のアドラ村、タッル・シャーイル村、アブー・ハーミダ村を包囲し、村内の住宅を急襲、多数の住民を拘束、連行した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)と思われるオートバイに乗った武装グループが、北・東シリア自治局の支配下のシャッダーディー市とマルカダ町を結ぶ街道で車を襲撃し、1人を殺害、1人を拉致・連行した。

AFP, February 4, 2021、ANHA, February 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2021、Reuters, February 4, 2021、SANA, February 4, 2021、SOHR, February 4, 2021、February 5, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍憲兵隊が「決戦」作戦司令室の支配下のイドリブ県ハーリム市近郊からトルコ領内に越境しようとした子供1人を銃殺(2021年2月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍憲兵隊が、「決戦」作戦司令室の支配下のハーリム市近郊からトルコ領内に越境しようとした子供1人を銃殺した。

一方、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、カドゥーラ村、マジュダリヤー村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方各所で、シリア軍憲兵隊が兵役を忌避する若者多数を拘束した。

過去数日で拘束者数は300人以上に上っているという。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるアトマーン村で、空軍情報部の兵士1人が正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を19件(イドリブ県9件、ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は14件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を9件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 4, 2021、ANHA, February 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 4, 2021、Reuters, February 4, 2021、SANA, February 4, 2021、SOHR, February 4, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で85人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で6人(2021年2月4日)

保健省は政府支配地域で新たに85人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者65人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、2月4日現在の同地での感染者数は計14,267人、うち死亡したのは938人、回復したのは7,892人となった。

SANA(2月4日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月4日に新たに6人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、89人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡1人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡3人、アフリーン郡1人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計21,028人、うち回復したのは16,912人、死亡したのは402人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1506301256241427/

AFP, February 4, 2021、ACU, February 4, 2021、ANHA, February 4, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 4, 2021、Reuters, February 4, 2021、SANA, February 4, 2021、SOHR, February 4, 2021などをもとに作成。

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シャーム解放機構はジャウラーニー指導者が米ジャーナリストとスーツ姿で面談したことについて「もてなしの一部」「革命に貢献するため」と主張(2021年2月3日)

シャーム解放機構は、2月2日にツイッターのアカウント(https://twitter.com/Martin28Smith/)で、イドリブ市でシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者と面談し、インタビューを行ったことを明らかにしたことに関して、声明を出した。

声明の内容は以下の通り:

シリア革命の最初の日から10年を経ても、我々は革命、そしてこれまでに経てきた勝利と敗北のすべてを誇りに思っている。なぜなら、それは国民の革命、新たな試みであり、これを母胎として我ら国民と寛大なる民の輝ける未来が現れる。

シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者が、マーティン・スミス記者と写っている、拡散された写真は、イドリブでの3日にわたるもてなしの一部であり、この間、現地視察、公式会見も行われ、長年にわたる彼の経験、重要な転機、変化が取り上げられ、現状や将来についてのさまざまな質問がなされた。

我々は、あらゆる正当な手段を通じて、孤立を打破し、我々の現状を伝え、地域、そして世界の人々にこれを伝え、我々の祝福された革命の利益を実現するために貢献しなければならないと考えている。

AFP, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるハサカ県ラアス・アイン市で爆弾が相次いで爆発(2021年2月3日)

ハサカ県では、ANHA(2月3日付)によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市の郵便局と大モスクの近くにしかけられていた爆弾が相次いで爆発した。

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ラッカ県では、ANHA(2月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、サクル休憩所、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021などをもとに作成。

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タドムル市とスフナ市を結ぶ高速道路沿線でシリア軍によるダーイシュ掃討作戦続く(2021年2月3日)

SANA(2月3日付)は、ヒムス県とダイル・ザウル県を結ぶ高速道路でダーイシュ(イスラーム国)によるシリア軍要撃・襲撃が相次いでいることを受けて、シリア軍がヒムス県のタドムル市とスフナ市を結ぶ通行の安全を確保するため、ダーイシュ「残党」の掃討と拠点新設を軸とする軍事作戦に取り組んでいると伝え、写真を公開した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ラッカ県、アレッポ県の県境に位置する砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を狙って爆撃を実施、またシリア軍、親政権民兵が同地でダーイシュと交戦した。

これにより、ダーイシュ戦闘員9人が死亡する一方、シリア軍兵士9人、バーキル旅団などの民兵11人も死亡した。

AFP, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021、February 4, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍は再びカーミシュリー市内各所に検問所を設置(2021年2月3日)

ハサカ県では、SANA(2月3日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア政府の支配下にあるハラクー地区とタイ地区の周辺各所(バアス・パン製造工場、マディーナト・シャバーブ、ブルジュ通りの裁判所前交差点など)に検問所を再び設置した。

AFP, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者がシリア政府支配地域で82人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で7人を記録する一方、北・東シリア自治局支配地域は部分外出規制を解除(2021年2月3日)

保健省は政府支配地域で新たに82人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者60人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、2月3日現在の同地での感染者数は計14,202人、うち死亡したのは933人、回復したのは7,807人となった。

SANA(2月3日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の執行評議会は決定第14号を発出し、支配地域内の部分外出規制を2月4日に解除すると発表した。

ANHA(2月3日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月3日に新たに7人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、44人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡2人、イドリブ郡0人、ハーリム郡1人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡1人、アフリーン郡2人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計21,022人、うち回復したのは16,823人、死亡したのは400人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1505545006317052/

AFP, February 3, 2021、ACU, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県とダイル・ザウル県でシリア民主軍が攻撃を受け、兵士多数死傷(2021年2月3日)

ラッカ県では、SANA(2月3日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ市のマシュラブ地区で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌の通過に合わせて道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、兵士2人が死亡した。

また、アイン・イーサー市近郊では、シリア民主軍の車輌が地雷にふれて爆発、兵士複数人が死傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるハワーイジュ村でシリア民主軍がオートバイに乗った二人組から発砲を受けて、兵士1人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約45輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県の各所に設置されている基地に向かった。

AFP, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が前日に続いて「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県を爆撃(2021年2月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が前日に続いて、「決戦」作戦司令室の支配下にあるアルマナーズ市一帯を爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、バイニーン村、カフル・ウワイド村一帯を砲撃した。

一方、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ市では、教員数十人が、同機構に自治を委託されているシリア救国内閣教育局の前で、5年にわたるボランティアでの教育活動に対する報酬を求めて抗議デモを行った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のマンスーラ村で車を対戦車ミサイルで攻撃、子供1人を含む2人が死亡した。

シリア軍はまた、アンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(イドリブ県9件、ラタキア県6件、アレッポ県0件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は15件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を10件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 3, 2021、ANHA, February 3, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 3, 2021、Reuters, February 3, 2021、SANA, February 3, 2021、SOHR, February 3, 2021などをもとに作成。

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米国人ジャーナリストのマーティン・スミス氏がイドリブ県を訪問しシャーム解放機構のジャウラーニー指導者と面談、その写真を公開(2021年2月2日)

米国人ジャーナリストのマーティン・スミス氏は自身のツイッターのアカウント(https://twitter.com/Martin28Smith/)で、イドリブ市でシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者と面談し、インタビューを行ったことを明らかにした。

スミス氏はジャウラーニー指導者と写った写真を公開し、次のように綴っている。

シリアのイドリブでアル=カーイダとつながりのあるヌスラ戦線の創設者アブー・ムハンマド・ジャウラーニーとの3日間を経て、今戻ってきた。彼は、9.11事件、アル=カーイダ、アブー・バクル・バグダーディー、ダーイシュ(イスラーム国)、米国などについて話した。フロントラインのレポート。スコット・アンガーの写真。

https://twitter.com/Martin28Smith/status/1356621851984863240?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1356621851984863240%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Feldorar.com%2Fnode%2F160140

AFP, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が、ラッカ県、ヒムス県、ハマー県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュの拠点を75回以上爆撃(2021年2月2日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、ラッカ県、ヒムス県、ハマー県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して75回以上の爆撃を実施した。

ロシア軍による爆撃は過去48時間で100回以上に上っているという。

AFP, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)はカーミシュリー市とハサカ市への封鎖を解除、シリア軍もアレッポ県タッル・リフアト市一帯への封鎖を解除(2021年2月2日)

北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は声明を出し、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市とカーミシュリー市内のシリア政府支配地区に対する封鎖を解除し、同地への物資の搬入を認めると発表した。

アサーイシュと人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、1月3日からカーミシュリー市のハラクー地区、タイ地区を、1月14日からハサカ市中心部(治安厳戒地区)に至る道路を封鎖、住民の往来を徒歩に限定するとともに、食糧品などの物資の搬入を禁じていた。

アサーイシュは声明で、封鎖が「すべての社会成員の友愛が作り出した我々の地域の安定を打ち砕こうとして、シリア軍が作り出した緊張状態」に対処するための措置だったとして、改めて自らを正当化したうえで、「善意を示すためのイニシアチブを発揮し、シリアの国土の統合を保全し、シリア人の血を守るため、我々は、日常生活を取り戻し、シリア軍が駐留するカーミシュリー市とハサカ市内の地区への物資搬入を認める」としている。

これを受けて、SANA(2月2日付)は、政府支配地区に対してシリア民主軍が続けていた封鎖を解除する措置が開始されたと伝えた。

ガッサーン・ハリール県知事は、封鎖解除がハサカ市中心部とカーミシュリー市の一部において始められたとしたうえで、「我々はハサカ市とカーミシュリー市の他の地区でも封鎖解除が続くことを望んでいる」と述べた。

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一方、アレッポ県でも、シリア軍によって封鎖されていたタッル・リフアト市一帯(北・東シリア自治局が言うところの「シャフバー地区」)のシリア民主軍展開地区に、食糧品や燃料の搬入が再開された。

シリア軍は、アサーイシュとシリア民主軍によるカーミシュリー市とハサカ市への封鎖への対抗措置として、1月14日からシリア民主軍が展開するアレッポ県タッル・リフアト市一帯、アレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区を封鎖していた。

また、ANHA(2月2日付)によると、ロシア軍とシリア軍の士官らからなる使節団が、アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区周辺に設置されているシリア軍の検問所を視察した。

AFP, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市で再び爆発が発生し、1人死亡、4人負傷(2021年2月2日)

アレッポ県では、SANA(2月2日付)、ANHA(2月2日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市の工業地区に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民1人が死亡、4人が負傷した(シリア人権監視団によると、1人死亡、3人負傷)。

一方、ANHAによると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦を砲撃した。

トルコ軍と国民軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村を砲撃した。

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ラッカ県では、SANA(2月2日付)、ANHA(2月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市、同市近郊のサイダー村、穀物サイロ一帯、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(2月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のカースィミーヤ村の民家複数棟に放火した。

AFP, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で81人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で9人(2021年2月2日)

保健省は政府支配地域で新たに81人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者46人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月2日現在の同地での感染者数は計14,142人、うち死亡したのは929人、回復したのは7,725人となった。

SANA(2月2日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月2日に新たに9人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、20人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡4人、イドリブ郡2人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡2人、アフリーン郡0人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計21,015人、うち回復したのは16,779人、死亡したのは400人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1504844943053725/

AFP, February 2, 2021、ACU, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍が2ヶ月ぶりにイドリブ県を爆撃、トルコ軍は同県内を通るM4高速道路沿線に監視カメラ設置を開始(2021年2月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるハルブヌーシュ村北西の武装集団拠点と、クールカーニヤー村一帯を3回にわたって爆撃、戦闘員多数が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア軍がイドリブ県に対して爆撃を行うのは、2020年12月7日以来約2ヶ月ぶり。

また、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるジスル・シュグール市近郊のズィヤーディーヤ村で車に対して地対地ミサイルで攻撃を行い、子供2人が負傷した。

シリア軍はさらに、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、バーラ村一帯を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月2日付)によると、トルコ軍は、アレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路沿線各所に監視カメラの設置を開始した。

監視カメラの設置は、沿線一帯のトルコ軍拠点への攻撃を監視するためだという。

このほか、ジスル・シュグール市では車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にある13カ村で、体制打倒や「シリア革命」支持を訴える落書きが発見された。

落書きが発見されたのは、ダーイル町、フラーク市、ブスラー・シャーム市、ナーフタ町、東カラク村、ジーザ町、カフル・ナースィジュ村、ナワー市、ラジャート高原、イーブ村、インヒル市、ムライハト・アタシュ村、サフム・ジャウラーン村、マターイヤ村。

また、シリア政府支配下のサナマイン市では、軍事情報局に協力していた男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県6件、ラタキア県11件、アレッポ県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は15件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 2, 2021、ANHA, February 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 2, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 2, 2021、Reuters, February 2, 2021、SANA, February 2, 2021、SOHR, February 2, 2021などをもとに作成。

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シリア人権監視団が1月の国内の戦闘での死者を発表:547人のうち民間人は145人、シリア軍兵士は106人(2021年2月1日)

シリア人権監視団は、2021年1月のシリア国内での戦闘による死者が547人を記録したと発表した。

内訳は以下の通り:

  • 民間人145人(うち18歳未満の子供37人、18歳以上の女性19人)

シリア軍の砲撃、拷問による死者:12人(うち子供3人、女性2人)
反体制派が殺害:1人
人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が殺害:1人
親トルコ勢力が殺害:1人
トルコ軍憲兵隊が殺害:2人
シャーム解放機構が殺害:3人
不明:14人(うち子供3人、女性2人)
地雷、爆発性戦争残存物(ERW)の爆発で死亡:18人(うち子供1人)
即席爆弾の爆発で死亡:9人(うち子供2人、女性1人)
ダーイシュ(イスラーム国)、シリア民主軍支持者、シリア軍支持者などによる暗殺:60人(うち子供4人、女性10人)
トルコ軍の砲撃で死亡:4人(うち子供2人、女性1人)

  • 戦闘員402人

イスラーム主義武装諸派15人(いずれもシリア軍との戦闘で死亡)
親トルコ諸派20人(死因不明3人、地雷の爆発で死亡4人、即席爆弾の爆発で死亡4人、車爆弾の爆発で死亡4人、何者かによって殺害4人)
シリア民主軍21人(いずれもダーイシュとの戦闘で死亡)
シリア軍離反兵1人(刑務所での拷問で死亡)
シリア民主軍の外国人戦闘員1人(ダーイシュとの戦闘で死亡)
シリア軍兵士106人(イスラエル軍の攻撃で死亡17人、ダーイシュとの戦闘で死亡50人、反体制派との戦闘で死亡20人、地雷の爆発で死亡2人、ジハード主義集団との戦闘で死亡1人、即席爆弾の爆発で死亡7人、正体不明の武装集団の襲撃で死亡8人、シリア民主軍が殺害1人)
レバノンのヒズブッラー戦闘員1人(正体不明の武装集団の襲撃で死亡)
親政府・親イラン民兵の外国人戦闘員48人(イスラエルの攻撃で死亡)
ジハード主義者14人(ダーイシュが殺害3人、地雷の爆発で死亡3人、武器販売施設の爆発で死亡3人、シリア政府が殺害2人、正体不明の武装集団の襲撃で死亡3人)
ダーイシュ92人(ロシア軍の爆撃とシリア軍・親政府民兵との戦闘で死亡90人、ジハード主義者が殺害2人)

AFP, February 1, 2021、ANHA, February 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2021、Reuters, February 1, 2021、SANA, February 1, 2021、SOHR, February 1, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県スブハ村でダーイシュと思われる武装集団がアサーイシュ隊員1人を殺害(2021年2月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスブハ村で、ダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装集団が内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員を銃で撃ち、殺害した。

AFP, February 1, 2021、ANHA, February 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2021、Reuters, February 1, 2021、SANA, February 1, 2021、SOHR, February 1, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年2月1日)

ラッカ県では、ANHA(2月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, February 1, 2021、ANHA, February 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2021、Reuters, February 1, 2021、SANA, February 1, 2021、SOHR, February 1, 2021などをもとに作成。

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ハサカ市でシリア民主軍の包囲に対する抗議デモの強制排除中に銃殺された犠牲者の葬儀が行われる(2021年2月1日)

ハサカ県では、SANA(2月1日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市では、同市とカーミシュリー市のシリア政府支配地域(治安厳戒地区)に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の包囲に抗議するデモを強制排除しようとしたシリア民主軍の発砲を受けて死亡したムハンマド・ラヒール氏の葬儀が行われた。

一方、シリア民主軍は、ハサカ市中心部のヒクマ病院からシャーブー病院、クドス公園に至る街区の各所に検問所を増設し、住民多数を拘束、連行した。

AFP, February 1, 2021、ANHA, February 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2021、Reuters, February 1, 2021、SANA, February 1, 2021、SOHR, February 1, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で82人、北・東シリア自治局支配地域で14人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で9人(2021年2月1日)

保健省は政府支配地域で新たに82人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者48人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、2月1日現在の同地での感染者数は計14,096人、うち死亡したのは926人、回復したのは7,644人となった。

SANA(2月1日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに14人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者4人が完治したと発表した。

これにより、2月1日現在の同地での感染者数は計8,490人、うち死亡したのは296人、回復したのは1,216人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性8人、女性6人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市1人、カーミシュリー市1人、マーリキーヤ(ダイリーク)市2人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村1人、ラッカ県のラッカ市7人、タブカ市2人。

ANHA(2月1日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で2月1日に新たに9人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、26人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡2人、イドリブ郡2人、ハーリム郡1人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡3人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計21,006人、うち回復したのは16,759人、死亡したのは400人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1504475849757301/

AFP, February 1, 2021、ACU, February 1, 2021 、ANHA, February 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2021、Reuters, February 1, 2021、SANA, February 1, 2021、SOHR, February 1, 2021などをもとに作成。

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アレッポ県西部でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2021年2月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県西部の第46中隊基地一帯でシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行い、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるタカード村、カフル・ヌーラーン村、カフル・アンマ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、カンスフラ村、フライフィル村、ファッティーラ村、バイニーン村、ルワイハ村、カドゥーラ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村を砲撃した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるルワイヒーナ村で軍事情報局に協力している男性1人が正体不明の武装集団に銃で撃たれて死亡した。

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるムサイフラ町の町長(ムフタール)が正体不明の武装集団の発砲を受けて重傷を負い、その後搬送先の病院で死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を20件(イドリブ県10件、ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は16件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を14件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, February 1, 2021、ANHA, February 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 1, 2021、Reuters, February 1, 2021、SANA, February 1, 2021、SOHR, February 1, 2021などをもとに作成。

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最新論考 青山弘之「シリア:「常態化した非常時」から「実体化した非常時」へ」(CMEPS-J.net Report No. 53)

第1節 弱い国家と社会の関係

シリア内戦のイメージ

2010年末から始まった「アラブの春」と呼ばれる一大政治変動は、20世紀半ばに領域主権国家群が成立して以降、もっとも深刻な混乱を中東にもたらしたと言っても過言ではない。なかでもシリアは「21世紀最悪の人道危機」(worst humanitarian crisis of the 21st century)と評される過酷な紛争に苛まれた。いわゆるシリア内戦である。

中東でもっとも安定した強い国家の一つに数えられていたはずのシリアは、これを境に弱い国家に転落した。国家機能は麻痺し、国防・治安維持能力は低下、福祉などの福祉財も十分提供されなくなった。また、国内での不和と武力衝突が、国家(政権、ないしは体制)と社会(国民)の関係を希薄化させたと考えられた。

続き

ダーイシュに忠誠を誓っていたカーディスィーヤ旅団などが、国民軍所属の東部自由人連合の傘下での活動を中止(2021年1月31日)

シリア人権監視団によると、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯およびハサカ県ラアス・アイン市一帯からなるトルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域で活動する国民軍所属の東部自由人連合の傘下組織が活動を中止した。

活動を中止したのは、カーディスィーヤ旅団(クロコダイル大隊)、ハッターブ旅団、スンナの鷹旅団、アスルの民旅団。

いずれもダイル・ザウル県出身者によって構成されている。

このうち、カーディスィーヤ旅団は、ファイサル・バッルー氏が指揮、2013年にシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)に忠誠(バイア)を誓ったのち、2014年にダーイシュ(イスラーム国)に参加、その後、ダーイシュを離反し、国民軍に参加した。

ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓っていたファイサル・バッルー氏率いる

活動中止は、東部自由人連合への協力をめぐる交渉が決裂したためだという。

AFP, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊、タッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年1月31日)

ラッカ県では、ANHA(1月31日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線、マアラク村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月31日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村などを砲撃した。

AFP, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるアアザーズ市で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民4人死亡、20人負傷(2021年1月31日)

アレッポ県では、SANA(1月31日付)、ANHA(1月31日付)によると、トルコの占領下にあるアアザーズ市で、車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民4人が死亡、20人が負傷した(シリア人権監視団によると、子供2人と女性2人を含む7人が死亡)。

また、ANHAによると、トルコ占領下のバーブ市近郊で、国民軍所属のハムザ師団の拠点で爆発が発生し、戦闘員6人が死亡、4人が負傷した。

AFP, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021などをもとに作成。

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ハサカ市とカーミシュリー市の政府地域へのシリア民主軍の包囲に抗議するデモにシリア民主軍が発砲し、1人死亡、4人負傷(2021年1月31日)

ハサカ県では、SANA(1月31日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市中心街の裁判所前で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によるハサカ市とカーミシュリー市のシリア政府地域(いわゆる治安厳戒地区)への包囲に抗議するデモが行われた。

これに対して、シリア民主軍は実弾を使用して強制排除を試み、その結果、デモ参加者1人が死亡、4人が負傷した(シリア人権監視団によると、負傷者は4人)。

一方、ANHA(1月31日付)によると、国防隊がハサカ市のマルシュー地区にある内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所複数カ所に対して発砲、これに対してアサーイシュが応戦し、国防隊の隊員1人を殺害、3人を負傷させた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(1月31日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスワル町で住民が、シリア民主軍による若者の恣意的逮捕に抗議するデモを行った。

AFP, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で50人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で2人(2021年1月31日)

保健省は政府支配地域で新たに81人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者50人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、1月31日現在の同地での感染者数は計14,048人、うち死亡したのは921人、回復したのは7,562人となった。

SANA(1月31日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月31日に新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、34人が完治し、1人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡1人、バーブ郡0人、アフリーン郡1人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計20,997人、うち回復したのは16,734人、死亡したのは399人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1503179983220221/

AFP, January 31, 2021、ACU, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県ではトルコ軍の拠点がオートバイに乗った正体不明の武装集団の発砲を受け兵士2人負傷(2021年1月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路沿線のムハムバル村近郊のアブー・ズバイル村に設置されているトルコ軍の拠点が、オートバイに乗った正体不明の武装集団の発砲を受け、トルコ軍兵士2人が負傷した(このうち1人は2月3日に死亡した)。

一方、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るダーナー市の住宅街で、同機構の治安部隊が麻薬密輸業者と思われる指名手配者と撃ち合いとなり、隊員1人が死亡した。

治安部隊は戦闘の末、この指名手配者を逮捕した。

このほか、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約15輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配下のタスィール町にある空軍情報部の検問所が何者かの発砲を受けた。

また、同町では、シリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元メンバー1人が何者かに銃で撃たれて死亡した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、1月30日深夜から31日未明にかけて、ジャッバー村にあるシリア軍の拠点が正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるスワイダー市で、大統領選挙拒否、「イランの民兵」の排斥を求める落書きが発見された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(イドリブ県10件、ラタキア県5件、アレッポ県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は17件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 31, 2021、ANHA, January 31, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 31, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 31, 2021、Reuters, January 31, 2021、SANA, January 31, 2021、SOHR, January 31, 2021、February 3, 2021などをもとに作成。

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