イドリブ県でシャーム解放機構と自由人軍がダーイシュ司令官2人を殺害(2018年10月6日)

イドリブ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(10月6日付)によると、シャーム解放機構と自由人軍がダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を要撃し、司令官2人を殺害した。

AFP, October 6, 2018、ANHA, October 6, 2018、AP, October 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2018、al-Hayat, October 7, 2018、Reuters, October 6, 2018、SANA, October 6, 2018、UPI, October 6, 2018、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, October 6, 2018などをもとに作成。

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活動家らは悪性腫瘍の治療を行っているアスマー大統領夫人の写真を拡散し誹謗中傷(2018年10月6日)

反体制派系サイトのドゥラル・シャーミーヤ(10月6日付)は、複数の活動家が、最近になって撮影されたアスマー・アフラス大統領夫人の写真を拡散、誹謗中傷を活発化させていると伝えた。

大統領府は8月8日、アスマー夫人が悪性腫瘍の治療を始めたと発表していた(https://www.facebook.com/SyrianPresidency/)。

拡散されている写真は、抗ガン剤治療の副作用による脱毛を隠すように頭に布を巻いた夫人の写真。

Kull-na Shuraka’, October 6, 2018

写真を拡散した活動家の1人で離反士官のムスタファー・バックール氏は、フェイスブックのアカウントで「アサドの手でシリア人が化学兵器によって味わわされたものを、その妻であるアスマーはガンになって味わっている。アサドの化学兵器で犠牲となった人たちは数分間の拷問のような苦しみの後、殉教した。一方、アスマーは毎日拷問のような苦しみを味わい、なお死んでいない」などと綴っている。

AFP, October 6, 2018、ANHA, October 6, 2018、AP, October 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2018、al-Hayat, October 7, 2018、Reuters, October 6, 2018、SANA, October 6, 2018、UPI, October 6, 2018などをもとに作成。

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トルコの後押しを受ける国民解放戦線が、ロシア・トルコ首脳による非武装地帯設置合意に従い、重火器の撤去を開始(2018年10月6日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月6日付)が複数の軍消息筋の話として伝えたところによると、トルコの後押しを受ける国民解放戦線が、9月17日のロシア・トルコ首脳による非武装地帯設置合意に従い、重火器の撤去を開始した。

同消息筋によると、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団、バラク・オバマ前米政権の支援を受け、最近までシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構と連携していた自由イドリブ軍が、県東部から戦車、重火器の撤去を始めたという。

ANHA(10月8日付)によると、イドリブ県ザーウィヤ山一帯の拠点に撤収。

国民解放戦線のナージー・ムスタファー報道官はテレグラムのアカウントで、ソチでの(ロシアトルコ両首脳による)非武装地帯設置合意に従い、前線における拠点や陣地をそのままとしたかたちで、重武装の撤去を開始した、と発表した。

なお、ロイター通信(10月6日付)もまた、複数の消息筋の話として、トルコの支援を受ける反体制派が6日早朝から重火器の撤去を開始したと伝えた。

一方、『ハヤート』(10月8日付)が、「自由シリア軍」司令官筋の話として伝えたところによると、シャーム軍団は、イドリブ県のアブー・ズフール町一帯およびジスル・シュグール市一帯、ハマー県北西部のガーブ渓谷一帯、ラタキア県北東部のトルコマン山一帯から重火器の撤退を開始したという。

al-Hayat, October 7, 2018

AFP, October 6, 2018、ANHA, October 6, 2018、October 8, 2018、AP, October 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2018、al-Hayat, October 7, 2018、October 8, 2018、Reuters, October 6, 2018、SANA, October 6, 2018、UPI, October 6, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県西部(非武装地帯)でシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの後押しを受ける国民解放戦線が交戦後、停戦合意(2018年10月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が、イドリブ県に近いミーズナーズ村、カフルヌーラーン村に侵攻し、トルコが後援する国民解放戦線と数時間にわたり交戦した。

この戦闘で、シャーム解放機構はミーズナーズ村を砲撃し、住民多数が負傷した。

ミーズナーズ村、カフルヌーラーン村は、17日にロシア・トルコ両首脳が設置合意した非武装地帯内に位置する。

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その後、シャーム解放機構と国民解放戦線は事態を収拾するため停戦合意を交わした。

合意は4項目からなり、戦闘が発生したミーズナーズ村一帯およびカフルヌーラーン村一帯での市民生活の回復と戦闘の回避、双方が拘束した逮捕者の即時釈放、指名手配者の法廷での即時審理などが定められている。

Kull-na Shuraka’, October 6, 2018

AFP, October 6, 2018、ANHA, October 6, 2018、AP, October 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2018、al-Hayat, October 7, 2018、Reuters, October 6, 2018、SANA, October 6, 2018、UPI, October 6, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュとの交戦、スーサ町、シャフア村、マラーシダ村に向けて進軍を続ける(2018年10月6日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(10月6日付)によると、「テロ駆逐の戦い」を続行する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を続け、スーサ町近郊、シャフア村近郊、マラーシダ村近郊に到達した。

AFP, October 6, 2018、ANHA, October 6, 2018、AP, October 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2018、al-Hayat, October 7, 2018、Reuters, October 6, 2018、SANA, October 6, 2018、UPI, October 6, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はサファー丘でダーイシュへの攻撃を続ける(2018年10月6日)

ダマスカス郊外県では、SANA(10月6日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにスワイダー県東部に隣接するサファー丘の岩石砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点への攻撃を続けた。

AFP, October 6, 2018、ANHA, October 6, 2018、AP, October 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 6, 2018、al-Hayat, October 7, 2018、Reuters, October 6, 2018、SANA, October 6, 2018、UPI, October 6, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下と反体制派の支配下にあるイドリブ県、ハマー県北部、アレッポ県北部・西部各所で親サウジ反体制派を批判するデモ(2018年10月5日)

反体制派系サイトのオリエント・ニュース(10月5日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(10月5日付)などは、トルコの実質占領下と反体制派の支配下にあるイドリブ県、ハマー県北部、アレッポ県北部・西部各所で、金曜の集団礼拝後に「交渉委員会は我々を代表していない」と銘打ったデモが行われた。

デモは、イドリブ県のイドリブ市、マアッラト・ヌウマーン市、カフルナブル市など、アレッポ県のアウラム・クブラー町、バータブー村、マーリア市、アアザーズ市、カルジャブリーン村、カッバースィーン村、バザーア村、ジャラーブルス市、カスィービーヤ村、バーブ市などで行われ、住民数千人が参加、サウジアラビアが支援してきた最高交渉委員会を批判、シリア国民対話大会で設置合意された制憲委員会の拒否、逮捕者釈放、政権打倒を訴えた。

Kull-na Shuraka’, October 5, 2018
Kull-na Shuraka’, October 5, 2018
Kull-na Shuraka’, October 5, 2018
Kull-na Shuraka’, October 5, 2018
Kull-na Shuraka’, October 5, 2018
Orient News, October 5, 2018

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ハマー県では、SANA(10月5日付)によると、シリア軍がマアルカバ村、ラハーヤー村一帯に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。

AFP, October 5, 2018、ANHA, October 5, 2018、AP, October 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2018、al-Hayat, October 6, 2018、Reuters, October 5, 2018、SANA, October 5, 2018、UPI, October 5, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県北西部カフル・ハラブ村でシャーム解放機構がシリア政府との和解を試みる住民の摘発を試み、ヌールッディーン・ザンキー運動と交戦、多数の住民が巻き添えとなって死傷したのち、村と停戦を合意(2018年10月5日)

アレッポ県では、ANHA(10月5日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が、カフル・ハラブ村にあるヌールッディーン・ザンキー運動の拠点複数カ所を襲撃し、戦闘となった。

この戦闘で、子供複数人を含む村人多数が巻き添えなり、死傷した。

ヌールッディーン・ザンキー運動は、バラク・オバマ前米政権の支援を受けていた「穏健な反体制派」で、シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)とともにシャーム解放機構を結成したが、その後離反、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動とともにシリア解放戦線を結成、現在はトルコが支援する国民解放戦線に所属している。

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この戦闘に関して、ドゥラル・シャーミーヤ(10月5日付)は、カフル・ハラブ村の消息筋の話として、シャーム解放機構の攻撃は、シリア政府との和解を主唱する住民を粛清するために行われたと伝えた。

同消息筋によると、シャーム解放機構はカフル・ハラブ村で住民やヌールッディーン・ザンキー運動のメンバーを摘発しようとしたところを、ヌールッディーン・ザンキー運動が発砲するなどして抵抗し、戦闘に発展したという。

これに対して、拘束された住民の身内らがデモを行い、シャーム解放機構に住民の釈放を求めたが、シャーム解放機構はデモ参加者に発砲し、強制排除したという。

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その後、シャーム解放機構とカフル・ハラブ村の住民は共同声明を出し、対立を収束させることで合意したと発表した。

声明によると、5日早朝に、窃盗・拉致・麻薬売買に関与してきたカフル・ハラブ村の住民(そのほとんどがアッサーフ家)の一斉摘発がシャーム解放機構によって行われ、その多くが逮捕されたが、一部が住民を人間の盾にして逃走を試み、戦闘によって多数が死傷したという。

その後、住民の要望によって、村の名士や地元評議会メンバーが、犯罪者をアターリブ市に移送し、彼らが村に戻ることを禁じることを条件に、捕捉中のシャーム解放機構メンバーの身柄を解放することなどを決定し、シャーム解放機構との間に停戦合意を交わしたという。

Kull-na Shuraka’, October 5, 2018

AFP, October 5, 2018、ANHA, October 5, 2018、AP, October 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2018、al-Hayat, October 6, 2018、Reuters, October 5, 2018、SANA, October 5, 2018、UPI, October 5, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部でダーイシュとの戦闘を続ける(2018年10月5日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(10月5日付)によると、「テロ駆逐の戦い」を続行する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が上バーグーズ村一帯、ハジーン市一帯、スーサ町一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、38人を殲滅、拠点6カ所を制圧した。

AFP, October 5, 2018、ANHA, October 5, 2018、AP, October 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2018、al-Hayat, October 6, 2018、Reuters, October 5, 2018、SANA, October 5, 2018、UPI, October 5, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下のアレッポ県北部で反体制派どうしの交戦が相次ぎ、女児1人が巻き添えとなって死亡(2018年10月5日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月5日付)によると、トルコの実質占領下にあるバーブ市近郊のスッカリーヤ村で、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動と末裔軍が交戦、住民が戦闘に巻き込まれて女児1人が死亡、複数が負傷した。

Kull-na Shuraka’, October 5, 2018

また、ANHA(10月5日付)によると、トルコの実質占領下にあるアフリーン郡ジンディールス町近郊のカジュームー村で、東部自由人連合と、同組織から離反したアドル連合のメンバーどうしが、略奪品の分配をめぐって衝突、交戦した。

一方、トルコ軍は、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のガリブ村に対して発砲した。

AFP, October 5, 2018、ANHA, October 5, 2018、AP, October 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2018、al-Hayat, October 6, 2018、Reuters, October 5, 2018、SANA, October 5, 2018、UPI, October 5, 2018などをもとに作成。

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トルコ領内でのサウジアラビア領事館による著名ジャーナリスト拘束への疑惑が強まるなか、トルコの庇護を受けるイドリブ県の反体制派は親サウジの反体制派への抗議デモを呼びかける(2018年10月4日)

ドゥラル・シャーミーヤ(10月4日付)は、トルコの影響下にあるイドリブ県やハマー県北部、そして同国の実質占領下にあるアレッポ県北部で活動を続ける活動家・組織が、5日午後に「交渉委員会は我々を代表していない」と銘打ったデモを呼びかけている、と伝えた。

交渉委員会とは、ジュネーブ会議での反体制派の代表組織として、サウジアラビアの肝煎りで2015年末に結成された最高交渉委員会のこと。

デモでは、アサド政権の打倒、ロシアに懐柔された最高交渉委員会の拒否などが訴えられる予定だという。

al-Durar al-Shamiya, October 4, 2018

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なお、トルコのイブラヒム・カリン大統領府報道官は3日、トルコ国内で2日に失踪した米国在住のサウジアラビア人ジャーナリストのジャマール・ハシュークジー(Jamal Khashoggi)氏に関して、記者団に対して「我々が得ている情報によると、サウジアラビア国籍のこの人物は現在も(イスタンブールのサウジアラビア)領事館にいる」と述べた。

カリン報道官によると、トルコ外務省と警察当局が事件について調査を行っているほか、トルコ政府もサウジアラビア政府高官に連絡をとっているという。

カシュークジー氏は2日、婚姻届を提出するために必要な書類を受け取るためにイスタンブールのサウジアラビア領事館を訪れて以降消息を経ったままで、婚約者(トルコ人)は3日朝から、領事館施設の前でカシュークジー氏を待っているという。

AFP, October 4, 2018、ANHA, October 4, 2018、AP, October 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2018、al-Hayat, October 5, 2018、Naharnet, Octoer 4, 2018、Reuters, October 4, 2018、SANA, October 4, 2018、UPI, October 4, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動前総司令官で国民解放戦線指導評議会メンバー「トルコを煩わせないようにするため非武装地帯設置合意を受諾した」(2018年10月4日)

トルコの支援を受ける国民解放戦線の指導評議会メンバーで、アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動のハサン・スーファーン前総司令官は、シャーム自由人イスラーム運動系サイトのナダー・スーリヤー(10月4日付)の取材に応じ、ロシア・トルコ首脳が17日にイドリブ県で非武装地帯を設置合意したことに関して「我々は、敵国ロシアがそれ(非武装地帯設置合意)を長期間遵守するとは思っていない…シリア国民の革命は終わらないし、その闘争はイドリブ県境にいたる地域で、自由が得られるまで続く」と述べた。

スーファーン氏はまた、国民解放戦線が非武装地帯設置合意を(ロシア軍の同地への撤退を拒否しつつも)受諾したことに関して、「国民戦線は即座に同意したことで、トルコは、ロシア軍の非武装地帯への進入阻止にかかる文言にこだわることなく、ロシアと交渉できるようになった…。拒否することで、トルコを煩わせたくなかった」ためと述べた。

al-Durar al-Shamiya, October 4, 2018

AFP, October 4, 2018、ANHA, October 4, 2018、AP, October 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2018、al-Hayat, October 5, 2018、Nada’ Suriya, October 4, 2018、Reuters, October 4, 2018、SANA, October 4, 2018、UPI, October 4, 2018などをもとに作成。

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YPGに近い「オリーブの怒り」作戦司令室はトルコの実質占領下にあるアフリーン郡(アレッポ県)で反体制派を攻撃(2018年10月4日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)に近い「オリーブの怒り」作戦司令室広報センターが声明を出し、トルコの実質占領下にあるアフリーン郡のバッル村・シャイフ・リーフ村間の街道で2日、反体制武装集団を攻撃し、2人を殺害したと発表した。

AFP, October 4, 2018、ANHA, October 4, 2018、AP, October 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2018、al-Hayat, October 5, 2018、Reuters, October 4, 2018、SANA, October 4, 2018、UPI, October 4, 2018などをもとに作成。

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シリア軍がサファー丘でダーイシュ掃討戦を続けるなか、ロシア軍憲兵隊はスンナ青年旅団の戦闘員約150人を援軍として派遣(2018年10月4日)

ダマスカス郊外県では、SANA(10月4日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにスワイダー県東部に隣接するサファー丘一帯の岩石砂漠地帯(スワイダー砂漠)で、ダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を継続し、カブル・シャイフ・フサイン地区に向かって進軍、カアー・マナート地区を制圧した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(10月4日付)は、ロシア軍憲兵隊が、ダルアー県でシリア政府との和解に応じたアフマド・アウダ氏率いるスンナ青年旅団の戦闘員約150人を、ダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍との戦闘が続いているダマスカス郊外県サファー丘一帯に移送したと伝えた。

これに関連して、スワイダー24(10月4日付)は、第5軍団が、スンナ青年旅団の対ダーイシュ掃討戦への参加を求めるロシア軍の要請を正式に同意したと伝えた。

AFP, October 4, 2018、ANHA, October 4, 2018、AP, October 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2018、al-Hayat, October 5, 2018、Reuters, October 4, 2018、SANA, October 4, 2018、Suwayda 24, October 4, 2018、UPI, October 4, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末、ダイル・ザウル県南東部の1カ村を制圧(2018年10月4日)

ダイル・ザウル県では、「テロ駆逐の戦い」を続行する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターが声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、スーサ町近郊のムーザーン村を制圧したと発表した。

広報センターはまた、上バーグーズ村一帯、ハジーン市一帯でダーイシュと交戦し、拠点17カ所を制圧、21人を殲滅したと発表した。

AFP, October 4, 2018、ANHA, October 4, 2018、AP, October 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2018、al-Hayat, October 5, 2018、Reuters, October 4, 2018、SANA, October 4, 2018、UPI, October 4, 2018などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の執行評議会は省に相当する9委員会7局を設置、各共同委員長を任命(2018年10月3日)

9月6日に西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会の大会で樹立が宣言された「北・東シリア自治局」はラッカ県アイン・イーサー市で第2回会合を開いた。

会合では、執行評議会が、省に相当する9の委員会と7つの局を設置し、9つの委員会の共同委員長を任命した。

任命された共同委員長は以下の通り:

内務委員会:アリー・ムスタファー・ハッジュー、ハイフィー・イブラーヒーム・ムスタファー
養育教育委員会:カウサル・ドゥークー、ラジャブ・マシュラフ
地方行政委員会:ジョゼフ・ラフドゥー、マイダヤー・ブーザーン
経済農業委員会:サルマーン・タウフィーク・バールードゥー、アマル・ハズィーム
財務委員会:ワラート・ハーッジ・アリー、サルワー・サイイド
文化芸術委員会:アブドゥッサッタール・シャカーギー、アーイシャ・アリー・ラジャブ
衛生環境委員会:ジュワーン・ムスタファー、ハターム・ハリール・ジャルド
社会問題委員会:ファールーク・マーシー、ビーリーファーン・ハサン
女性委員会:ジーハーン・ハドルー(男性委員長は任命されず)

また、7つの局は以下の通り:

防衛局
宗教教義局
渉外関係局
諮問局
情報局
石油地下資源局
開発計画局

ANHA, October 4, 2018

AFP, October 3, 2018、ANHA, October 3, 2018、October 6, 2018、October 15, 2018、AP, October 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2018、al-Hayat, October 4, 2018、Lenz News, October 4, 2018、Reuters, October 3, 2018、SANA, October 3, 2018、UPI, October 3, 2018などをもとに作成。

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シリア民主評議会(YPG主体のシリア民主軍の政治母体)共同議長「政治的解決に向け、シリア政府と対話を行う用意がある」(2018年10月3日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のアミーナ・ウマル共同議長は、ANHA(10月3日付)のインタビューに応じ、シリア政府との関係に関して、政治的解決に向け、常にあらゆる対話を行う用意がある、と述べた。

ウマル共同議長は「シリア民主評議会は、すべての社会集団、政治団体を包摂する愛国的で民主的な政治プロジェクトで、シリア国民の苦難を終わら、対話と交渉を通じてシリア危機を解決することをめざしている」としたうえで、「評議会は、中央政府とシリア北東地域の間に存在する障害への対応を検討するようシリア政府に呼びかけたが、この今のところ結果を得ていない…。交渉の道のりは長いが、交渉は将来、シリア国民の利益に沿ったもの、そして紛争の終わりをもたらすだろう」と述べた。

ANHA, October 3, 2018

https://youtu.be/MJlRde-WhE8

 

AFP, October 3, 2018、ANHA, October 3, 2018、AP, October 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2018、al-Hayat, October 4, 2018、Reuters, October 3, 2018、SANA, October 3, 2018、UPI, October 3, 2018などをもとに作成。

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英日刊紙:ダーイシュのバグダーディー指導者の末子が2017年9月にロシア軍の爆撃で死亡(2018年10月3日)

『デイリー・メール』(10月3日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・バクル・バグダーディー指導者の末子が2017年9月22日、ロシア軍による爆撃で死亡していたと伝えた。

バグダーディー氏には息子が5人いる。

なお、長男のフザイファ・バドリー氏(15歳)もヒムス県の発電所によるロシア・シリア軍の爆撃で2017年11月に死亡している。

AFP, October 3, 2018、ANHA, October 3, 2018、AP, October 3, 2018、Daily Mail, October 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2018、al-Hayat, October 4, 2018、Reuters, October 3, 2018、SANA, October 3, 2018、UPI, October 3, 2018などをもとに作成。

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YPGはトルコの実質占領下のアフリーン郡でハムザ師団、スルターン・ムラード師団を攻撃(2018年10月3日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターが、トルコの実質占領下にあるアフリーン郡ラージュー町近郊とバルバラ村一帯で2日にトルコ軍の支援を受けるハムザ師団(第2師団)、スルターン・ムラード師団(第1軍団)を攻撃したと発表した。

AFP, October 3, 2018、ANHA, October 3, 2018、AP, October 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2018、al-Hayat, October 4, 2018、Reuters, October 3, 2018、SANA, October 3, 2018、UPI, October 3, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はサファー丘でダーイシュとの戦闘を続ける(2018年10月3日)

ダマスカス郊外県では、SANA(10月3日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにスワイダー県東部に隣接するサファー丘の岩石砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)を追撃し、制圧地域を拡大した。

AFP, October 3, 2018、ANHA, October 3, 2018、AP, October 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 3, 2018、al-Hayat, October 4, 2018、Reuters, October 3, 2018、SANA, October 3, 2018、UPI, October 3, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下にあるアフリーン市(アレッポ県)の「売春宿」で反体制派がトルコ軍士官を逮捕、トルコ軍と反体制派が管理する拘置所に移送(2018年10月2日)

バウワーバト・ハラブ(10月2日付)は、トルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン市内で、国民軍の憲兵隊が「売春宿」に対する強制捜査を行い、トルコ軍の士官複数人を逮捕したと伝えた。

同サイトによると、憲兵隊が「売春宿」として利用されていた民家に突入した際、トルコ軍士官3人とレオタード姿の女性2人がおり、アルコール飲料も見つかったという。

憲兵隊は9月22日からこの民家を監視していたという。

拘束されたトルコ軍士官は、シャーム戦線が管理するアフリーン市内の拘置所に一旦収監され、その後、シャーム戦線とトルコの諜報機関が管理するアアザーズ市近郊のマアスラ村にある拘置所に移送された。

AFP, October 2, 2018、ANHA, October 2, 2018、AP, October 2, 2018、Bawwaba Halab, October 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2018、al-Hayat, October 3, 2018、Reuters, October 2, 2018、SANA, October 2, 2018、UPI, October 2, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ/北東シリア自治局のアフリーン・シャフバー両地区の自治評議会メンバーが選出される(2018年10月2日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)/北東シリア自治局の高等選挙弁務官事務所(選挙管理委員会)は、9月30日に実施された同自治政体所轄のアフリーン・シャフバー両地区(ムカータア)の自治評議会の評議員選挙の結果を発表した。

当選したのはアフリーン地区が14人、シャフバー地区が10人で、氏名は以下の通り:

アフリーン地区:スライマーン・ジャアファル、バクル・アッルー、ファーイク・アフマド、イスラーフィール・バーキール・ムスタファー、アブドゥルハミード・バクリー、アーリフ・シャイフー、アフマド・スライマーン・クーバク、ムシーラ・ムッラー・ラシード、バリーファーン・ハリール、ヒーフィーン・フサイン、ファーティマ・ラクトゥー、シーラーズ・ハンムー、ザッルーフ・イスマト・ラシード、クーラ・ジャンムー。

シャフバー地区:ナディーム・ナアサーン、ムハンマド・アフマド・フドゥール、アフマド・ハマドゥー、ハーミド・ルストゥム、ワルダ・シャイフー、アーイシャ・フサイン、ミーディヤー・ハムダク、サルワー・アッジャージュ、マリク・フサイン、ムハンマド・ワイスィー。

なお、自治評議員のなかから近日中に共同議長が選出されるという。

ANHA(10月2日付)が伝えた。

ANHA, October 2, 2018

AFP, October 2, 2018、ANHA, October 2, 2018、AP, October 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2018、al-Hayat, October 3, 2018、Reuters, October 2, 2018、SANA, October 2, 2018、UPI, October 2, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュが拉致していたスワイダー県の女性・子供のうち1人を処刑(2018年10月2日)

スワイダー24(10月2日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)が7月にスワイダー県で拉致した女性・子供36人のうちの女性1人を処刑したと伝えた。

ダーイシュが処刑したとされるのは、サルワト・ファーディル・アブー・アンマールさんで、スワイダー県東部のシブキー村出身の25歳。

Suwayda 24, October 2, 2018

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月2日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにスワイダー県東部に隣接するサファー丘の岩石砂漠地帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する攻撃を行った。

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ダイル・ザウル県では、ANHA(10月2日付)によると、「テロ駆逐の戦い」を続行する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハジーン市近郊のサファースィナ村でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

シリア民主軍はまた、女性1人を含むダーイシュ・メンバー6人を捕捉した。

ANHA, October 2, 2018

なお、シリア民主軍広報センターによると、シリア民主軍はダーイシュとの戦闘で11人を殲滅したという。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(10月3日付)によると、これを受けて、スワイダー市内で2日夜、住民や地元の民兵数十人が怒りのデモを行った。

AFP, October 2, 2018、ANHA, October 2, 2018、AP, October 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2018、October 3, 2018、al-Hayat, October 3, 2018、Reuters, October 2, 2018、SANA, October 2, 2018、Suwayda 24, October 2, 2018、UPI, October 2, 2018などをもとに作成。

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シリア人権監視団:2018年9月の月間死者数は過去最低を記録(2018年10月1日)

シリア人権監視団は、2018年9月のシリア国内での民間人死者が139人(58人)を記録したと発表した。

同監視団によると、2018年9月の月間死者数は、2011年3月以降で最低だという。

なお、9月の死者総数は1,059人で、うち436人が反体制武装集団戦闘員、239人がシリア軍兵・民兵、236人がイスラーム過激派、9人が身元不明だという。

AFP, October 1, 2018、ANHA, October 1, 2018、AP, October 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2018、al-Hayat, October 2, 2018、Reuters, October 1, 2018、SANA, October 1, 2018、UPI, October 1, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は米国が制裁対象とするカーティルジー・インターナショナル・グループ社にラッカ県の綿花買付を許可(2018年10月1日)

ドゥラル・シャーミーヤ(10月1日付)は、複数の地元筋の話として、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府とつながりがあり、米国が制裁対象としているカーティルジー・インターナショナル・グループ社に対して、ラッカ県産の綿花の買い付けを許可した、と伝えた。

同消息筋によると、カーティルジー・インターナショナル・グループ社は、ラッカ県西部のティシュリーン・キバル交差点に代理店を開設し、同県の農家から綿花を買い付ける準備を進めているという。

AFP, October 1, 2018、ANHA, October 1, 2018、AP, October 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2018、al-Hayat, October 2, 2018、Reuters, October 1, 2018、SANA, October 1, 2018、UPI, October 1, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県とイドリブ県でシャーム解放機構司令官暗殺相次ぐ(2018年10月1日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月1日付)によると、アレッポ市北部のカースティールー街道近くにあるシャーム解放機構の本部をダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる一団が襲撃し、4人を殺害した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月1日付)によると、カフルナブル市とハザーリーン村を結ぶ街道で9月30日夜、シャーム解放機構の司令官の一人アブー・ムアーウィヤ・トゥルクマーニー氏が何者かに撃たれて死亡した。

また、サラーキブ市でシャーム解放機構のサラーキブ地区司令官が暗殺未遂にあった。

AFP, October 1, 2018、ANHA, October 1, 2018、AP, October 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2018、al-Hayat, October 2, 2018、Reuters, October 1, 2018、SANA, October 1, 2018、UPI, October 1, 2018などをもとに作成。

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ダルアー県の反体制派とロシアはサファー丘でのダーイシュ掃討に向けて新たな合意を交わす一方、シリア政府当局は元戦闘員の徴兵するため拘束(2018年10月1日)

ドゥラル・シャーミーヤ(10月1日付)は、ダルアー県でシリア政府との和解に応じた反体制武装集団の司令官や地元名士らが、ロシア軍の代表との間に新たな合意を交わしたと伝えた。

同サイトが複数の地元消息筋の話として伝えたところによると、この合意は、①シリア軍西部地区が所轄しない独立した統合司令部を発足させること、②この司令部をラタキア県フマイミーム航空基地にあるシリア駐留ロシア軍司令部が実質指揮下にあるアフマド・アウダ氏のスンナ青年旅団やシリア軍第4師団(マーヒル・アサド少将が実質的司令官)から切り離すこと、③新司令部のもとで、ダマスカス郊外県サファー丘でのダーイシュ(イスラーム国)掃討戦に部隊を派遣すること、などを骨子とするという。

新たに発足される司令部には1,700人が参加する見込みだったが、ロシア側が認めたのは600人で、アブー・ムルシド・バッラーン氏が司令官を務める予定だという。

al-Durar al-Shamiya, October 1, 2018

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(10月1日付)によると、政治治安部がタッル市で家宅捜索を行い、シリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元戦闘員10人を兵役に服させるために拘束した。

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ドゥラル・シャーミーヤ(10月1日付)はまた、クナイトラ県内の検問所で、シリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元戦闘員らに対して、和解後6ヶ月間の移動の自由を保障した証明書を認めないとの告知がなされている、と伝えた。

AFP, October 1, 2018、ANHA, October 1, 2018、AP, October 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2018、al-Hayat, October 2, 2018、Reuters, October 1, 2018、SANA, October 1, 2018、UPI, October 1, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン郡でシリアのアル=カーイダとトルコの支援を受ける反体制派が統合に向けて協議(2018年10月1日)

ANHA(10月1日付)は、複数の地元消息筋の情報として、トルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン郡のジンディールス町近郊で、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が、トルコの支援を受ける国民解放戦線と会合を開いたと伝えた。

会合では、アフリーン郡でのシャーム解放機構の存在を既成事実化するための両者の組織の統合の是非について話し合われたという。

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ANHA(10月1日付)は、複数の地元消息筋の情報として、トルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン郡のジンディールス町近郊にあるシャーム軍団の拘置所からダーイシュ(イスラーム国)のメンバー10人が脱獄したと伝えた。

AFP, October 1, 2018、ANHA, October 1, 2018、AP, October 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2018、al-Hayat, October 2, 2018、Reuters, October 1, 2018、SANA, October 1, 2018、UPI, October 1, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はサファー丘(ダマスカス郊外県)で、YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部でダーイシュとの戦闘を続ける(2018年10月1日)

ダマスカス郊外県では、SANA(10月1日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、スワイダー県東部に隣接するサファー丘の岩石砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦を続け、同丘一帯にある洞窟、拠点などを新たに制圧した。

しかし、ドゥラル・シャーミーヤ(10月1日付)によると、シリア軍兵士2人がダーイシュとの戦闘で死亡、6人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、「テロ駆逐の戦い」を続行中の西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターが、ハジーン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員29人を殲滅したと発表した。

AFP, October 1, 2018、ANHA, October 1, 2018、AP, October 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2018、al-Hayat, October 2, 2018、Reuters, October 1, 2018、SANA, October 1, 2018、UPI, October 1, 2018などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民解放戦線はイドリブ県の非武装地帯からの撤退を否定、また同地へのロシア軍進駐を拒否(2018年9月30日)

国民解放戦線の法務局長を務めるウマル・フザイファ氏(シャーム軍団法務官)はテレグラムのアカウントを通じて、17日にロシア・トルコ首脳が設置合意したイドリブ県の非武装地帯からの撤退を否定した。

フザイファ氏は「(非武装地帯にかかる)合意には、各戦線や敵との前線に設置されている拠点からの放棄や撤退、我々が過去数ヶ月にわたって活用していた人事からの撤退を示す文言はない…。我々側のいかなる戦闘員が退去することも盛り込まれていない。我々は緩衝地帯において、中火器、対装甲兵器による攻撃…に対抗するのに必要なものを保持している」と綴った。

また「トルコ軍兵士は、政権側からの攻撃に対応するための重火器や完全装備を用意することになる」と付言した。

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国民解放戦線報道官のナージー・ムスタファー(アブー・フザイファ)報道官もテレグラムのアカウントを通じて、「同盟国であるトルコと(非武装地帯にかかる)合意の文言、とりわけ非武装地帯におけるロシアの進駐に関して長時間にわたる会合を行い…、国民解放戦線からこれを拒否するとの明確な姿勢が示された。またこうしたことが起こらないようするとの約束を彼ら(トルコ)から得た。トルコ側は今日、このことを確認した」とする声明を出した。

al-Durar al-Shamiya, September 30, 2018

AFP, September 30, 2018、ANHA, September 30, 2018、AP, September 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2018、al-Hayat, October 1, 2018、Reuters, September 30, 2018、SANA, September 30, 2018、UPI, September 30, 2018などをもとに作成。

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