アル=カーイダの系譜を汲むシャーム自由人イスラーム運動の有力幹部が離反し、トルコの支援を受けるムウタスィム旅団に合流(2018年6月4日)

アル=カーイダの系譜を汲むシャーム自由人イスラーム運動(シリア解放戦線)の有力幹部の一人ファールーク・アブー・バクル氏はツイッターのアカウント(https://twitter.com/alfarookahrar11)を通じて声明を出し、5月1日をもってシャーム自由人イスラーム運動、シリア解放戦線との関係を絶ったことを明らかにした。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月4日付)によると、アブー・バクル氏はシャーム自由人イスラーム運動を脱会後、トルコの支援を受け、アレッポ県北部で活動するムウタスィム旅団に合流したという。

AFP, June 4, 2018、ANHA, June 4, 2018、AP, June 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2018、al-Hayat, June 5, 2018、Reuters, June 4, 2018、SANA, June 4, 2018、UPI, June 4, 2018などをもとに作成。

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シリア国内部族名士評議会が声明を出し、米軍への抗戦を主唱した部族大会を非難(2018年6月4日)

「シリア国内部族名士評議会」を名乗るグループが声明を出し、米国などシリア政府の同意を得ていないあらゆる国の部隊の駐留を断固拒否する姿勢を示した3日のダイル・ハーフィル市(アレッポ県)での「シリア国内への米国および外国の介入に反対するシリア部族」大会に異議を唱え、アサド政権を批判した。

評議会はアフマド・イスマーイール・シャイフ・ハンムード氏を議長、ジハード・マドラーティー氏を書記長とし、声明は16の部族の連名で出されている。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月4日付)が伝えた。

AFP, June 4, 2018、ANHA, June 4, 2018、AP, June 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2018、al-Hayat, June 5, 2018、Reuters, June 4, 2018、SANA, June 4, 2018、UPI, June 4, 2018などをもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市にあるシリア民主軍の基地で爆発が発生か?(2018年6月4日)

ラッカ県では、アナトリア通信(6月4日付)によると、アイン・イーサー市にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が進駐する第93旅団基地で爆発が起き、戦闘員4人が死亡、多数が負傷した。

複数の地元消息筋によると、爆発は爆弾を積んだ車によるものだという。

しかしシリア民主軍は過去2日間にわたり、基地への攻撃を行われていないと発表し、これを否定した。

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ハサカ県では、ANHA(6月4日付)によると、トルコ軍がセレ・カニ(ラアス・アイン)市東部のマハッタ地区の民家を砲撃し、住民複数人が負傷した。

AFP, June 4, 2018、Anadolu Ajansı, June 4, 2018、ANHA, June 4, 2018、AP, June 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2018、al-Hayat, June 5, 2018、Reuters, June 4, 2018、SANA, June 4, 2018、UPI, June 4, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県南東部ユーフラテス川左岸でYPG主体のシリア民主軍からバーグーズ村を奪還、右岸でシリア軍拠点複数カ所を制圧(2018年6月4日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月4日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、ダーイシュ(イスラーム国)が県南部のユーフラテス川左岸(東岸)で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦し、バーグーズ村を奪還した。

ダーイシュはまた、ユーフラテス川右岸(西岸)のシャアファ村、ハスラート村、ラマーディー村、バクアーン村一帯にあるシリア軍を襲撃し、複数拠点を制圧した。

AFP, June 4, 2018、ANHA, June 4, 2018、AP, June 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2018、al-Hayat, June 5, 2018、Reuters, June 4, 2018、SANA, June 4, 2018、UPI, June 4, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍は「ジャズィーラの嵐」作戦の一環としてハサカ県南東部のダーイシュ掃討を目的とした作戦を開始、有志連合、イラク軍がこれを支援(2018年6月4日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のライラウィー・アブドゥッラー報道官は声明を出し、5月1日に再開した「ジャズィーラの嵐」作戦(第2段階)の一環として、ハサカ県南東部のダシーシャ村一帯でのダーイシュ(イスラーム国)掃討を目的とした作戦を開始したと発表した。

ANHA(6月4日付)によると、作戦第2段階は午前8時に開始された。

syria.liveuamap.com, June 4, 2018

作戦開始は、ダイル・ザウル件南東部のバーグーズ村一帯からダーイシュ(イスラーム国)の掃討を完了したことを受けたもの。

米中央軍(CENTCOM)も、シリア民主軍がダーイシュに対する掃討作戦(Operation Roundup)の第2段階を開始したと発表した。

この作戦で、シリア民主軍は、米主導の有志連合、イラク空軍・砲兵部隊の爆撃・砲撃の支援を受けるとともに、イラク軍がイラク領内へのダーイシュ戦闘員の逃走を阻止するための活動を行っているという。

AFP, June 4, 2018、ANHA, June 4, 2018、AP, June 4, 2018、CENTCOM, June 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 4, 2018、al-Hayat, June 5, 2018、Reuters, June 4, 2018、SANA, June 4, 2018、UPI, June 4, 2018などをもとに作成。

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ロシアとトルコの取引を受け、シリア軍、YPGがロジャヴァ支配下のタッル・リフアト市(アレッポ県)から撤退(2018年6月3日)

『ハヤート』(6月4日付)は、複数の消息筋の話として、第4師団と共和国護衛隊の車列が、タッル・リフアト市からヌッブル市方面に撤退し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)も市内の施設を解体したと伝えた。

またYPG主体のシリア民主軍も、マンビジュ市方面に撤退したという。

シリア軍、YPGの撤退は、ロシアとトルコが、タッル・リフアト市一帯のロジャヴァ支配地域への反体制武装集団の引き渡しと、ラタキア県北部、イドリブ県北西部からの反体制武装集団の撤退を合意したのを受けたもの。

AFP, June 3, 2018、ANHA, June 3, 2018、AP, June 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2018、al-Hayat, June 4, 2018、Reuters, June 3, 2018、SANA, June 3, 2018、UPI, June 3, 2018などをもとに作成。

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ハウラーン自由人連合(自由シリア軍)はシリア南部の反体制派支配地域への処遇をめぐる米国、ロシア、ヨルダン、イランの合意を拒否する書簡を回付(2018年6月3日)

シリア南部で活動を続けるハウラーン自由人連合は、同地での停戦の保障国(ロシア、米国、ヨルダン)に対して、10項目からなる書簡を回付したことを明らかにし、その内容を公式インターネット(http://www.horanfree.com/)を通じて公開した。

書簡では、①シリア軍およびその支援を受ける民兵の「解放区」への進駐をいかなるかたちでも受諾せず、同地の反体制武装集団は戦闘を選択すること、②ロシア憲兵隊の監視所の「解放区」への設置を拒否すること、③イランの民兵の撤退の日程を確定すること、④ナスィーブ国境通行所解放を拒否すること、⑤「革命家」と家族の強制移住を拒否すること、⑥政治プロセスを加速させること、⑥シリア政府はすべての逮捕者を釈放すること、などが求められている。

AFP, June 3, 2018、ANHA, June 3, 2018、AP, June 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2018、al-Hayat, June 4, 2018、Reuters, June 3, 2018、SANA, June 3, 2018、UPI, June 3, 2018などをもとに作成。

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YPG主導のシリア民主軍はイラク人民動員隊の支援を受け、ダイル・ザウル県南東部国境地帯の村々を制圧(2018年6月3日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、イラク人民動員隊の支援を受け、県南東部の国境地帯に位置するバーグーズ村をはじめとする複数カ村を制圧した。

AFP, June 3, 2018、ANHA, June 3, 2018、AP, June 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2018、al-Hayat, June 4, 2018、Reuters, June 3, 2018、SANA, June 3, 2018、UPI, June 3, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県ユーフラテス川西岸のシリア軍拠点への攻撃を強めるなか、イラン・イスラーム革命防衛隊はベイルートとテヘランを結ぶ幹線道路の安全を確保するため増援部隊を派遣(2018年6月3日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月3日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマヤーディーン市郊外の砂漠地帯、ジャラー渓谷、サーリヒーヤ村(サーリヒーヤト・ブーカマール村)、ドゥワイル村一帯にあるシリア軍および親政権民兵の拠点複数カ所を襲撃し、兵士・戦闘員複数人を殺傷した。

一方、SANA(6月3日付)によると、シリア軍がブーカマール市近郊(ユーフラテス川西岸)のハスラート村、サイヤール村、ジャラー村、アッバース村に潜入しようとしたダーイシュ(イスラーム国)を撃退した。

こうしたなか、『ハヤート』(6月4日付)によると、ダイル・ザウル県のユーフラテス川西岸の砂漠地帯にイラン・イスラーム革命防衛隊やその支援を受ける民兵の増援部隊が派遣された。

増援部隊の派遣は、レバノンの首都ベイルートとイランの首都テヘランを結ぶシリア領内の完全道路の安全を確保するのが狙いだという。

AFP, June 3, 2018、ANHA, June 3, 2018、AP, June 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2018、al-Hayat, June 4, 2018、Reuters, June 3, 2018、SANA, June 3, 2018、UPI, June 3, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ治安部隊アサーイシュがカーミシュリー市、ハサカ市などYPGへの従軍を拒否する若者200人以上を拘束(2018年6月3日)

ハサカ県では、シリア部族最高評議会のマダッル・ハマード・アスアド報道官によると、西クルディスタン移行期民政局のアサーイシュがカーミシュリー市、ハサカ市などで1日から2日にかけて、人民防衛隊(YPG)への従軍を忌避する若者200人以上を拘束した。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月3日付)が伝えた。

一方、ANHA(6月3日付)によると、トルコ軍がセレ・カニ(ラアス・アイン)市の穀物サイロ、ジャーン・タマル村に対して発砲した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの実質占領下にあるアフリーン市中心に位置する「アザーディー広場」と市北部のマフムーディーヤ地区でトルコの占領や反体制武装集団の犯罪行為に抗議するデモが発生し、住民数十人が参加した。

AFP, June 3, 2018、ANHA, June 3, 2018、AP, June 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 3, 2018、al-Hayat, June 4, 2018、Reuters, June 3, 2018、SANA, June 3, 2018、UPI, June 3, 2018などをもとに作成。

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シリア政府に近い野党・反体制派の使節団がロジャヴァ懐柔に向けてカーミシュリー市を訪問(2018年6月2日)

ハサカ県では、AFP(6月2日付)によると、シリア政府に近い野党・反体制派の使節団が、カーミシュリー市を訪問し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)を主導する民主統一党(PYD)などのクルド民族主義組織の幹部らと会談した。

使節団には、国内で活動するシリア民主戦線のマイス・クライディーヤ氏などが参加している。

使節団の訪問は、「シリア民主軍には二つのオプションで対処するつもりだ。第1に、交渉の門戸を開くということ…、それがだめなら力による解放という手段に訴え、力によってその支配地域を解放する」とのアサド大統領の発言を受けて、ロジャヴァを支援するかたちでシリア北部に進駐している米主導の有志連合への対応を協議するためのもので、PYDを含むクルド民族主義勢力とシリア政府を仲介しようとしているという。

AFP, June 2, 2018、ANHA, June 2, 2018、AP, June 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2018、al-Hayat, June 3, 2018、Reuters, June 2, 2018、SANA, June 2, 2018、UPI, June 2, 2018などをもとに作成。

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新興のアル=カーイダ系組織がラタキア県北部のシリア軍拠点を攻撃(2018年6月2日)

ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月2日付)によると、自由人軍が県北部のアルド・ワター村にあるシリア軍拠点を奇襲した。

ドゥラル・シャーミーヤ(6月3日付)によると、この攻撃は新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーンの特攻自爆戦闘員(インギマースィー)による自爆攻撃だったという。

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イドリブ県では、SANA(6月2日付)によると、シャーム解放機構などの反体制武装集団の包囲下にあるカファルヤー町、フーア市に対して、武装集団が発砲し、住民1人が死亡、子供1人が負傷した。

AFP, June 2, 2018、ANHA, June 2, 2018、AP, June 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2018、Jun 3, 2018、al-Hayat, June 3, 2018、Reuters, June 2, 2018、SANA, June 2, 2018、UPI, June 2, 2018などをもとに作成。

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国民解放運動(自由シリア軍)幹部は米国によるシャーム解放機構のテロ組織指定に異議を唱える(2018年6月2日)

国民解放運動(自由シリア軍)の司令官を務めるファーティフ・ハッスーン大佐は、米国務省がシャーム解放機構をシャームの民のヌスラ戦線(イラク・アル=カーイダ)の別名として外国テロ組織(FTO)、特別指定グローバルテロ組織(SDGT)に追加指定したことに関して、Elaph(6月2日付)に対して、異議を唱えた。

ハッスーン大佐は「スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はシャームの民のヌスラ戦線をアル=カーイダから切り離し、組織を解体し、テロのブラックリストに記載されている司令部を切り離し、政治プロセスに参入する、というヴィジョンを示した。しかし、それは革命全体に悪い結果をもたらそうとするものだった…。この組織(シャーム解放機構)を(テロ組織に)分類する諸外国は何が求められているかを明示すべきだ…。それはテロのブラックリストからこの組織を削除することだ」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, June 2, 2019

AFP, June 2, 2018、ANHA, June 2, 2018、AP, June 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2018、Elaph, June 2, 2018、al-Hayat, June 3, 2018、Reuters, June 2, 2018、SANA, June 2, 2018、UPI, June 2, 2018などをもとに作成。

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シリア南部の反体制派支配地域の処遇をめぐるロシア、米、ヨルダン、イランの合意にイスラエルが反発する一方、イランはシリア北部(ロジャヴァ支配地域やラタキア県北部)でのロシアとトルコの取引に疑義(2018年6月2日)

『ハヤート』(6月3日付)は、シリア南部(ダルアー県、クナイトラ県)の反体制武装集団支配地域の処遇をめぐるロシア、英国、ヨルダン、そしてイスラエルの折衝にイランが前向きな姿勢を示すなか、アレッポ県タッル・リフアト市一帯の西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配地域やラタキア県北部の反体制武装集団の支配地域の処遇をめぐるロシアとトルコの取引にイランが反発を強めていると伝えた。

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シリア南部の反体制武装集団の処遇をめぐっては、イラン・イスラーム革命防衛隊やその支援を受ける民兵、そしてレバノンのヒズブッラーをイスラエル占領下のゴラン高原一帯から撤退させること、シリア軍部隊を同地に展開させること、ナスィーブ国境通行所をシリア政府と反体制武装集団の共同管理下に置き開放することなどで、ロシア、米国、ヨルダンが原則合意に至っている。

これに関して、ロシアのワシーリー・ネベンジャ国連大使は、「関係当時国はイランの部隊をシリア南西部から退去させることで合意した…。たとえこの合意が今実施されないとしても、近い将来実施されるだろう」と述べた。

また、イランのアリー・シャムハーニー国家安全保障最高評議会事務局長は、シリア国内に進駐するイランの部隊が軍事顧問であり、シリア政府の要請を受けた正当なものだと改めて主張しつつも、「イランの顧問団はシリア南部での軍事作戦において役割を担わない」と述べた。

そのうえで「シリア・ヨルダン国境からテロリストを掃討し、シリア軍による同地域の制圧を後押しするロシアの取り組みを支持する」と強調した。

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なお、イスラエルは、シリア領内全域からイランの部隊を撤退させることを迫っている。

イスラエルのチャンネル10(6月2日付)は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が米国のマイク・ポンペオ国務長官と電話会談に関して、シリア情勢、とりわけシリア南部の処遇をめぐって意見を交わした。

この会談で、ネタニヤフ首相は、イランの部隊がシリア全土から撤退しない限り、シリア政府軍がシリア南部に展開することに反対するとの意向を伝えたという。

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一方、シリア北部をめぐって、ロシアとトルコは、タッル・リフアト市一帯のロジャヴァ支配地域を、トルコが支援する反体制武装集団に引き渡すこと、これを条件にシャーム解放機構や新興のアル=カーイダ系組織であるフッラース・ディーンなどの反体制武装集団がラタキア県北部やイドリブ県北西部から撤退することで決着したという。

反体制武装集団の撤退が計画されているのは、イドリブ県のジスル・シュグール市、ガーブ平原、そしてラタキア県北部を結ぶ三角地帯。

この合意は、シリア駐留ロシア軍司令部に設置されているラタキア県フマイミーム航空基地に対する無人航空機(ドゥローン)を用いた空爆未遂事件が頻発していることを受けたもので、ロシアはこうした攻撃を回避したい意向を持っていた。

また、トルコは、アフリーン郡に続いて、アレッポ県に残存するロジャヴァの「飛び地」の掌握を狙っていた。

タッル・リフアト市には、シリア軍第4師団、共和国護衛隊が、ロシア憲兵隊に代わって、今年2月以降進駐している。

だが、12イマーム派が住むヌッブル市、ザフラー町を囲むかたちで拡がるタッル・リフアト市一帯のロジャヴァ支配地域をトルコ側に引き渡すことにイランは反発を強めているという。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月2日付)によると、サフワ村で1日夜から2日見目にかけて、住民や戦闘員合わせて数十人がシリア政府との和解に反対するデモを行った。

こうしたなか、シリア政府との和解交渉を行う反体制派側の和解委員会のメンバー3人がムサイフラ町と東ガーリヤ村を結ぶ街道に何者かによって襲撃され、死亡した。

al-Durar al-Shamiya, June 2, 2019

AFP, June 2, 2018、ANHA, June 2, 2018、AP, June 2, 2018、Channel 10, June 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2018、al-Hayat, June 3, 2018、Reuters, June 2, 2018、SANA, June 2, 2018、UPI, June 2, 2018などをもとに作成。

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ラッカ市内でオートバイに乗った何者かが住民に向けて手榴弾を投げつける(2018年6月2日)

ラッカ県では、ANHA(6月2日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のラッカ市中心街のサイフ・ダウラ通りで、オートバイに乗った何者かが、住民に向けて手榴弾を投げつけた。

AFP, June 2, 2018、ANHA, June 2, 2018、AP, June 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2018、al-Hayat, June 3, 2018、Reuters, June 2, 2018、SANA, June 2, 2018、UPI, June 2, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放機構は米国務省によるテロ指定を非難、指定の根拠を示すよう求める(2018年6月1日)

シャーム解放機構は声明を発表し、米国務省によって外国テロ組織(FTO)、特別指定グローバルテロ組織(SDGT)指定を受けたことについて「検討や追跡調査を欠いた不公平なもので、シリア人が現在身を置いている状況への適切な政治的評価がなされていない」と批判した。

シャーム解放機構は、声明で「米新政権(ドナルド・トランプ政権)は、中東地域政策を再興・矯正するのではなく、スンナ派の革命的存在であるシャーム解放機構を(テロ組織)に分類し、自らのアジェンダや計画に意図的に結びつけ、バッシャール体制とイランのために、シリア革命をまたもや侵害しようとしている」と批判した。

そのうえで「この恣意的な決定を前に、我々は米新政権に対して、指定の根拠と証拠を示すよう求める。我々はこれ(テロ組織への指定)に断固として反対、拒否する」と訴えた。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月1日付)によると、シャーム解放機構がトルコ国境に近いダーナー市で、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー2人を銃殺刑に処した。

AFP, June 1, 2018、ANHA, June 1, 2018、AP, June 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2018、al-Hayat, June 2, 2018、Reuters, June 1, 2018、SANA, June 1, 2018、UPI, June 1, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍報道官「シリア民主軍に対するいかなる軍事的解決策も、シリア国民にさらなる敗北、流血、困難をもたらす」(2018年6月1日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のキーヌー・ガブライール報道官は、「シリア民主軍には二つのオプションで対処するつもりだ。第1に、交渉の門戸を開くということ…、それがだめなら力による解放という手段に訴え、力によってその支配地域を解放する」とのアサド大統領の発言に関して、ロイター通信(6月1日付)に対して、「軍事的選択肢はシリア危機の解決策にはならない…。シリア民主軍に対するいかなる軍事的解決策も、シリア国民にさらなる敗北、流血、困難をもたらすだろう」と述べた。

AFP, June 1, 2018、ANHA, June 1, 2018、AP, June 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2018、al-Hayat, June 2, 2018、Reuters, June 1, 2018、SANA, June 1, 2018、UPI, June 1, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市で反体制武装集団の退去を求めるデモ(2018年6月1日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月1日付)によると、トルコの実質占領下にあるジャラーブルス市で、住民や活動家数十人が金曜日の集団礼拝後にデモを行い、反体制武装集団どうしの戦闘に抗議、市内からの退去を求めた。

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一方、ANHA(6月1日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊(YPG)は公式サイトを通じて、YPGと女性防衛隊(YPJ)が5月30日から31日にかけて、アレッポ県アフリーン郡にあるトルコ軍とその支援を受ける「傭兵」(反体制武装集団)の拠点複数カ所を攻撃、兵士・戦闘員複数人を殺傷したと発表した。

YPGによると、30日の攻撃は、シャッラー村近郊のクール・タクラーク村のトルコ軍拠点に対して行われ、トルコ軍兵士2人を殺害、31日の攻撃は、アフリーン市東部のミーリミーン村にある武装集団拠点に対して行われ、トルコ軍兵士と戦闘員多数を殺傷したという。

この戦闘で、YPG側も3人が死亡したという。

AFP, June 1, 2018、ANHA, June 1, 2018、AP, June 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 1, 2018、al-Hayat, June 2, 2018、Reuters, June 1, 2018、SANA, June 1, 2018、UPI, June 1, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がダイル・ザウル県でドローンを使用し、ダーイシュ幹部を殺害(2018年5月31日)

ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(6月1日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が無人航空機(ドローン)を使用して、県南東部でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を爆撃し、乗っていた司令官1人を殺害した。

一方、複数の消息筋によると、県南東部でダーイシュがシリア民主軍の拠点複数カ所を襲撃、これを制圧した。

AFP, May 31, 2018、ANHA, May 31, 2018、AP, May 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018、al-Hayat, June 1, 2018、Reuters, May 31, 2018、SANA, May 31, 2018、UPI, May 31, 2018などをもとに作成。

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対トルコ国境のジャラーブルス市(アレッポ県)でトルコの支援を受けるシャーム自由人イスラーム運動と北部戦線などの武装集団が交戦するなか、同市とイドリブ県アリーハ市で爆発が発生(2018年5月31日)

アレッポ県では、『ハヤート』(6月1日付)やドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、トルコの実質占領下にあるユーフラテス川右岸の国境の町ジャラーブルス市で30日夜、トルコの支援を受ける反体制武装集団どうしが衝突、交戦した。

戦闘は、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動と、北部旅団、東部自由人連合、スルターン・ムラード師団の3組織の間で行われ、トルコ軍が介入を試みたが失敗に終わった。

ドゥラル・シャーミーヤによると、戦闘は、トルコからアレッポ県ジャラーブルス市を経由してマンビジュ市に向かう乗合タクシー(セルヴィス)の処遇に端を発するもので、シャーム自由人イスラーム運動が北部旅団のメンバー4人を拘束したことをきっかけに激化したという。

両者の交戦を受け、東部獅子連合とスルターン・ムラード師団が停戦を試みたが、シャーム自由人イスラーム運動の発砲を受け、北部師団側について戦闘に参加した。

なお戦闘により、住民3人が巻き添えとなり死亡、20人以上が負傷した。

また市内では、戦闘に抗議するゼネストが発生したという。

一方、ANHA(5月31日付)によると、ジャラーブルス市で、爆弾が仕掛けられたバイクが爆発し、住民1人が死亡、多数が負傷した。

ANHA, May 31, 2018

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、シャーム解放機構などの反体制武装集団の支配下にあるアリーハー市のマイダーン地区で激しい爆発が発生し、ビル1棟が倒壊、子供3人が死亡、5人が負傷した。

AFP, May 31, 2018、ANHA, May 31, 2018、AP, May 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018、al-Hayat, June 1, 2018、Reuters, May 31, 2018、SANA, May 31, 2018、UPI, May 31, 2018などをもとに作成。

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ヒムス県北部で活動していた反体制武装集団の元戦闘員数十人が投降し放免となる一方、トルコの実質占領下にあるシリア北部に戦闘員とともに避難していた住民約400世帯が東グータ地方への帰還を準備(2018年5月31日)

ヒムス県では、SANA(5月29日付)によると、シリア政府の支配下に復帰した県北部で活動を続けていた反体制武装集団の元戦闘員数十人が当局に投降し、武器を引き渡し、免罪続手続きを経て、放免となった。

AFP, May 31, 2018、ANHA, May 31, 2018、AP, May 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018、al-Hayat, June 1, 2018、Reuters, May 31, 2018、SANA, May 31, 2018、UPI, May 31, 2018などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室はダルアー市内のシリア政府支配地域にビラを散布し、アサド政権との戦闘と解放を約束(2018年5月31日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室が無人航空機(ドローン)を使用し、ダルアー市内のシリア政府支配地域にビラを散布し、「アサドの悪党どもの不正と抑圧からあなたたちを守り、あなたたちを解放する」と訴えた。

ビラには「我々は自由シリア軍で、安全な祖国とより良い未来のために行動している」と書かれている。

al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018
al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018
al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018

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クナイトラ県では、SANA(5月29日付)によると、アル=カーイダ系のシャーム解放機構などの反体制武装集団が、ジャッバー村やバアス市西方の村落を砲撃した。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月31日付)によると、28日に結成された国民解放戦線が声明を出し、トルコマン山(ズィヤーラ村一帯)でシリア軍を襲撃し、二つの部隊を殲滅したと発表した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(6月1日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務中隊が、アレッポ市とハナースィル市を結ぶ街道で、政治治安部アレッポ市局長のスーマル・ザイダーン中佐を殺害したと発表した。

AFP, May 31, 2018、ANHA, May 31, 2018、AP, May 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018、al-Hayat, June 1, 2018、Reuters, May 31, 2018、SANA, May 31, 2018、UPI, May 31, 2018などをもとに作成。

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サウジアラビア、UAE、ヨルダンの軍関係者がロジャヴァ支配地域内の有志連合の基地でシリア民主軍幹部と会談し、国境警備隊設置に向けて協議(2018年5月30日)

ジャズィーラ(5月30日付)は、サウジアラビア、UAE、ヨルダンの軍関係者が、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市近郊のハッラーブ・ウシュク村にある有志連合の基地を訪問し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊主体のシリア民主軍の司令官や有志連合(米軍)の前線司令官と24時間にわたり会合を行ったと伝えた。

アナトリア通信(5月30日付)によると、サウジアラビア、UAE、ヨルダンの軍事関係者の基地訪問は、シリア民主軍に参加しているアラブ部族(シャンマル部族)民兵のサナーディード軍を核とする「国境警備隊」の発足について協議するためだという。

AFP, May 30, 2018、Aljazeera.net, May 30, 2018、ANHA, May 30, 2018、AP, May 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2018、al-Hayat, May 31, 2018、Reuters, May 30, 2018、SANA, May 30, 2018、UPI, May 30, 2018などをもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣「YPGは夏までにマンビジュ市から撤退し、トルコ軍と米軍が同地を支配する」(2018年5月30日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ハベルトゥルク(5月30日付)とのインタビューで、米国主導の有志連合が支援する西クルディスタン移行期民政局の実効支配下にあるマンビジュ市(アレッポ県)の処遇に関して、米国と合意に達したことを明らかにした。

インタビューのなかで、チャヴシュオール外務大臣は「マンビジュ市に新たな自治体制が確立したら、トルコ軍と米軍がマンビジュを支配することになるとの理解に達した…。米国と(正式に)合意がなされれば、人民防衛隊(YPG)は夏の終わりには撤退するだろう」と述べた。

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アナトリア通信(5月30日付)は、複数の消息筋の話として、両国の合意は、6月4日に予定されているトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣とマイク・ポンペオ米国務長官との会談で正式に発表されると伝えた。

同通信によると、合意では、①第1段階として、PYDがマンビジュ市からアイン・アラブ(コバネ)市を経て、ラッカ県アイン・イーサー市に撤退すること、②第2段階として、トルコと米国の部隊と諜報機関が合意締結から45日以内に進駐し、同市の監視にあたること、③第3段階として、合意締結から60日以内に、同地の自治政体を樹立することなどが決定されたという。

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しかし、米国務省のヘザー・ナウアート報道官は29日、「マンビジュ市の処遇に関してトルコと協議中で…合意に果たしていない」と述べ、これを否定している。

また、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下にあるマンビジュ軍事評議会のシャルファーン・ダルウィーシュ報道官は、「有志連合との連携は継続される。マンビジュ市からマンビジュ軍事評議会が撤退するとの話には根拠がない」と述べた。

ANHA(5月30日付)が伝えた。

AFP, May 30, 2018、Anadolu Ajansı, May 30, 2018、ANHA, May 30, 2018、AP, May 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2018、Haberturk, May 30, 2018、al-Hayat, May 31, 2018、Reuters, May 30, 2018、SANA, May 30, 2018、UPI, May 30, 2018などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構はメンバーにダルアー県へのシリア軍の進攻に備えるよう指示(2018年5月30日)

ダルアー県では、「堅固な建造物」作戦司令室を主導し、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構のダルアー県の総司令官アブー・ジャービル・シャーミー氏が声明を出し、「シリア軍とその同盟者による攻撃に対抗するため備えよ」と指示した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月30日付)が伝えた。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月30日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊がダーナー市にあるレストラン近くに爆弾を仕掛け爆発させようとしたダーイシュ(イスラーム国)のメンバー2人を殺害した。

爆弾を爆発させようとしていたメンバーのうち3人は逃走したという。

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ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(5月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がスバイハーン市近郊の砂漠地帯にあるシリア軍および親民兵の拠点を襲撃した。

AFP, May 30, 2018、ANHA, May 30, 2018、AP, May 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2018、al-Hayat, May 31, 2018、Reuters, May 30, 2018、SANA, May 30, 2018、UPI, May 30, 2018などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配下のラッカ市各所で若者の徴兵や住民の恣意的対する抗議デモが発生(2018年5月30日)

ラッカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月30日付)によると、ラッカ市の、アビー・ブン・カアブ通り、マシュラブ地区、ルマイラ地区などで、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の退去を求めるデモが発生した。

デモは、シリア民主軍への若者の徴兵や住民の恣意的逮捕に抗議するもので、参加者は軍用車の窓ガラスを割るなどして怒りを露わにした。

これに対して、アサーイシュはデモ発生地域で厳戒態勢を敷き、参加者複数人を拘束した。

AFP, May 30, 2018、ANHA, May 30, 2018、AP, May 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2018、al-Hayat, May 31, 2018、Reuters, May 30, 2018、SANA, May 30, 2018、UPI, May 30, 2018などをもとに作成。

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トルコの実質占領下にあるバーブ市で東部自由人連合と自由警察が、アフリーン市でスルターン・ムラード師団と東部軍が交戦(2018年5月30日)

アレッポ県では、ANHA(5月30日付)によると、トルコが実質占領下に置くバーブ市の中心街で、東部自由人連合と自由警察が交戦した。

自由警察のメンバーが東部自由人連合の暴行を受けたのがきっかけで、戦闘により住民複数が巻き添えとなり負傷した。

ANHA, May 30, 2018

一方、アフリーン市では、スルターン・ムラード師団と東部軍が教会の敷地、建物、略奪品の分配をめぐって対立し、交戦した。

戦闘は、東部軍が教会の礼拝施設を、スルターン・ムラード師団が居住用施設をそれぞれ占拠することで終息した。

AFP, May 30, 2018、ANHA, May 30, 2018、AP, May 30, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2018、al-Hayat, May 31, 2018、Reuters, May 30, 2018、SANA, May 30, 2018、UPI, May 30, 2018などをもとに作成。

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バッビーラー町、バイト・サフム市、ヤルダー市(ダマスカス郊外県)で活動していた反体制武装集団の元戦闘員約800人が投降し放免となる(2018年5月29日)

ダマスカス郊外県では、SANA(5月29日付)によると、シリア政府の支配下に復帰したバービッラー市、バイト・サフム市、ヤルダー市で活動を続けていた反体制武装集団の元戦闘員約800人が26~28日までの3日間で当局に投降し、武器を引き渡し、免罪続手続きを経て、放免となった。

投降した800人の多くは、兵役忌避罪などに問われていた。

SANA, May 29, 2018

AFP, May 29, 2018、ANHA, May 29, 2018、AP, May 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2018、al-Hayat, May 30, 2018、Reuters, May 29, 2018、SANA, May 29, 2018、UPI, May 29, 2018などをもとに作成。

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ダルアー県の反体制派幹部はヨルダンとの国境通行所の運営をめぐるアサド政権との交渉に前向きな姿勢(2018年5月29日)

ダルアー県で活動する反体制武装集団の一つ革命軍のバッシャール・ズウビー政治局長(最高交渉委員会メンバー)は、『クドス・アラビー』(5月29日付)に対して、同県およびクナイトラ県の処遇をめぐる米国、ロシア、ヨルダン、イスラエル、イラン、そしてシリア政府の折衝に関して、「ロシアとヨルダンの監督のもと」反体制武装集団が掌握しているナスィーブ国境通行所をアサド政権と共同運営するための交渉を行うことに「何の問題もない」と述べた。

ズウビー政治局長は「(ナスィーブ)国境通行所の警備や収益配分の仕組みをめぐってアサド政権と行うことは、反体制派にとって何ら問題ではない」と述べた。

al-Quds al-‘Arabi, May 29, 2018

AFP, May 31, 2018、ANHA, May 31, 2018、AP, May 31, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 31, 2018、al-Hayat, June 1, 2018、al-Quds al-‘Arabi, May 31, 2018、Reuters, May 31, 2018、SANA, May 31, 2018、UPI, May 31, 2018などをもとに作成。

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ハサカ県南東部でイラク軍とYPG主体のシリア民主軍がダーイシュ掃討戦を続けるなか、ダーイシュはダイル・ザウル県南東部のシリア軍拠点を攻撃(2018年5月29日)

ハサカ県では、『ハヤート』(5月30日付)によると、イラク軍と合同作戦司令室を設置し、イラク国境地帯でのダーイシュ(イスラーム国)掃討を進める西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、県南東部のダシーシャ地区を制圧、イラク国境に到達した。

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ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(5月30日付)によると、県南東部のユーフラテス川右岸(西岸)の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍を2度にわたり攻撃、シリア軍兵士8人が死亡した。

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アレッポ県では、ANHA(5月29日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団支配下のカッバースィーン村(バーブ市近郊)で爆弾が仕掛けられた車が爆発した。

AFP, May 29, 2018、ANHA, May 29, 2018、AP, May 29, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2018、al-Hayat, May 30, 2018、Reuters, May 29, 2018、SANA, May 29, 2018、UPI, May 29, 2018などをもとに作成。

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