イタリアの極右政党のカーサパウンド党、シリア防衛欧州戦線、在イタリア・シリア人の代表らからなる使節団がシリアを訪問し、ムシャウウィフ文化大臣と会談(2023年5月22日)

イタリアの極右政党のカーサパウンド党、シリア防衛欧州戦線、在イタリア・シリア人の代表らからなる使節団がシリアを訪問し、ルバーナ・ムシャウウィフ文化大臣と会談し、音楽、芸術、遺跡、手芸など文化にかかる交流、今後の協力の展望などについて意見を交わした。

SANA(5月22日付)が伝えた。

AFP, May 22, 2023、ANHA, May 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2023、Reuters, May 22, 2023、SANA, May 22, 2023、SOHR, May 22, 2023などをもとに作成。

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シリア国内で収容されていたダーイシュのタジキスタン人メンバーの妻子100人あまりが帰国(2023年5月21日)

タジキスタン外務省情報局は、21日にシリア国内で収容されていたタジキスタン国籍の女性や子供104人が帰国したと発表した。

104人はいずれもシリア国内で死亡した「テロ組織」の戦闘員の妻子。

またこの104人のほかに、カザフスタン国籍の女性1人とその子供4人もカザフスタン政府の要請を受け、カザフスタンに搬送された。

RIAノーヴォスチ通信(5月21日付)が伝えた。

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ANHA(5月22日付)によると、ズバイドッラー・ズバイドフ在クウェート・タジキスタン大使らからなるタジキスタンの使節団が、ハサカ県カーミシュリー市にある北・東シリア自治局渉外関係局を訪れ、バドラーン・ジヤー・クルド共同議長、ファナル・カイート共同副議長らと会談し、自治局が収容しているダーイシュ(イスラーム国)のタジキスタン人メンバーの妻28人と子供80人の身柄をタジキスタン側に引き渡すことに合意した。

AFP, May 21, 2023、ANHA, May 21, 2023、May 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2023、Reuters, May 21, 2023、RIA Novosti, May 21, 2023、SANA, May 21, 2023、SOHR, May 21, 2023などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣はムフザビー駐シリア・チュニジア大使と会談し、大使信任状の写しを受け取る(2023年5月21日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、シリアとチュニジアの国交正常化を受けて新たに任命・着任したムハンマド・ベン・バシール・ムフザビー駐シリア・チュニジア大使と会談し、大使信任状の写しを受け取った。

SANA(5月21日付)が伝えた。

AFP, May 21, 2023、ANHA, May 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2023、Reuters, May 21, 2023、SANA, May 21, 2023、SOHR, May 21, 2023などをもとに作成。

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G7広島サミット首脳宣言は、国連安保理決議第2254号に沿ったシリアでの政治プロセスへの関与、化学兵器使用、国際法違反の責任追求、越境(クロス・ボーダー)人道支援継続を表明(2023年5月20日)

広島で5月19日に開幕したG7広島サミットは、首脳らによる討議の成果をまとめた首脳宣言(https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506875.pdf)を発表、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化するするとともに、ウクライナ支援を継続するほか、現実的なアプローチを通じて「核兵器のない世界」に向けて取り組むと表明した。

また「グローバル・サウス」とも呼ばれる新興国や途上国に対し、各国の事情を考慮しながら支援すると強調した。

シリア情勢をめぐっては、以下の通り明記した。

我々は、シリアにおいて、国連安保理決議第2254号に沿った国連主導の包括的な政治プロセスに引き続き断固として取り組んでいく。我々は、政治的解決に向けた真の永続的な進展があった場合にのみ、と国際社会が正常化と復興支援を考慮すべきであることを再確認する。我々は、化学兵器禁止機関(OPCW)の活動への継続的な支持を表明し、化学兵器の使用、国際人道法および国際人権法を含む国際法違反の責任者の責任追求を行うと約束する。我々は、範囲や規模といった点で他に選択肢のない国連の越境(クロス・ボーダー)支援を通じて、支援を必要としているすべてのシリア人への完全かつ妨げられない人道的アクセスを求める。我々は、シリア北東部に抑留されているダーイシュ(イスラーム国)のメンバーや避難民に対する永続的な解決策を含め、ダーイシュの永続的な敗北に引き続き取り組んでいく。

AFP, May 20, 2023、ANHA, May 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2023、Reuters, May 20, 2023、SANA, May 20, 2023、SOHR, May 20, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍ドローンがアレッポ県マンビジュ市の東約4キロの地点に位置するシリア軍の拠点を爆撃し、兵士3人が死亡、4人が負傷(2023年5月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が無人航空機(ドローン)でシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市の東約4キロの地点に位置するシリア軍の拠点を爆撃し、兵士3人が死亡、4人が負傷した。

AFP, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領:「依然としてテロの脅威は続いている…、シリアでの部隊展開を維持する」(2023年5月19日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はCNN(5月19日付)の単独インタビューに応じ、トルコ国境に面するシリア北東部で依然としてテロの脅威は続いているとしたうえで、シリアでの部隊展開を維持すると述べた。

また、シリア難民の処遇について、野党はトルコからの完全追放を主唱しているが、自身は約100万人を「インフラを準備したうえで」帰還させると述べた。

AFP, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、CNN, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は第32回アラブ連盟首脳会議閉幕後にサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会談(2023年5月19日)

第32回アラブ連盟首脳会議に出席するためにサウジアラビアのジェッダを訪問中のアサド大統領は、会議閉幕後にサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・スウード皇太子と会談し、二国間関係、アラブ世界情勢について意見を交わした。

アサド大統領は会談で、アラブ諸国間の接近を実現し、アラブ諸国民の利益実現に向けた諸国間の共同行動を促す政治的雰囲気を醸成したサウジアラビアの取り組みを高く評価した。

また、ジャッダでのアラブ連盟首脳会議の成功に祝意を表明した。


https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid02wr1Lrd2GseQ7GX4J2jwqCcfnWMwTXorMxndm2NYHxGQkU5KvXrmQ3D9cBuXu7YD5l

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アサド大統領はサウジアラビアでのすべての日程を終え、キング・アブドゥルアズィーズ国際空港から帰国の途についた。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid02Mb3A7HNi7vqC5TDu3KtQ9VpKEuoJ33aSQgFPaEYdZNaxB9yVLvVDNMS3poHAgeBKl

空港では、サルマーン・ビン・ハッザーア・ムタイリー全権大臣・名誉使節団長がアサド大統領を見送った。

AFP, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023などをもとに作成。

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カタールのタミーム皇太子は、アサド大統領の発言の前に第32回アラブ連盟首脳会議議場を退出し帰国:SANAはアサド大統領がタミーム皇太子と会場に入る前に握手を交わし、言葉をかけ合ったと伝える(2023年5月19日)

第32回アラブ連盟首脳会議に出席するために、サウジアラビアのジェッダを訪れていたカタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー皇太子は、アサド大統領の発言の前に議場を退出し、そのまま帰国した。

ロイター通信(5月19日付)などが伝えた。

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これに関して、カタールの首長府(ディーワーン・アミーリー)は声明を出し、第32回アラブ連盟首脳会議の使節団の代表として、サウジアラビアのジェッダを訪問していたタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー皇太子がジェッダを去ったと発表した。

声明によると、タミーム皇太子は、サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥル・アズィーズ・アール・スウード国王、ムハンマド・ビン・サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子に、電報で首脳会議への招待と歓待を伝えるとともに、その結果がアラブの共同行動の強化につながることへの期待を表明した。

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一方、SANA(5月19日付)は速報で、アサド大統領がカタールのタミーム皇太子と会場に入る前に握手を交わし、言葉をかけ合ったと伝えた。

https://www.facebook.com/syrianarabnews/posts/pfbid0AHtS8hctG9hLdNWRp7ppZxuzVZwMo7FWYtCvuHhgTZHK3QkZxW7zJvbbVgCddqHcl

AFP, May 19, 2023、Amiri Diwan, State of Qatar, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は第32回アラブ連盟首脳会議開催に先だってUAEのマンスール副大統領と会談(2023年5月19日)

第32回アラブ連盟首脳会議に出席するためにサウジアラビアのジェッダを訪問中のアサド大統領は、アラブ首長国連邦(UAE)のマンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン副大統領と会談し、二国間関係の増進、アラブの共同行動の強化の方途について意見を交わした。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid06bcm54q4oMjLN4CQTP7vhjvFZitNCMasNomBaKxz2Lrn2DUM2rwupndsMszqz7V5l

SANA(5月19日付)が伝えた。

AFP, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は第32回アラブ連盟首脳会議開催に先だってチュニジアのサイード大統領と会談(2023年5月19日)

第32回アラブ連盟首脳会議に出席するためにサウジアラビアのジェッダを訪問中のアサド大統領は、会議開催に先だってチュニジアのカイス・サイード大統領と会談し、両国の協力関係について意見を交わした。

会談で、アサド大統領は、両国関係が正常化したことに歓迎の意を示し、政治、経済だけでなく、文化、思想、民衆レベルでの関係強化の必要性を強調、両国の高官や大使らには、アラブ世界、国際社会において共同行動計画を策定するために多くの仕事が待っていると述べた。

アサド大統領はまた、シリアとチュニジアがともに「暗黒潮流」に反対する立場をとり、諸外国が標的としている思想、意識、帰属にかかわる問題を共有しているとしたうえで、アラブ人が一つの帰属意識のもとに結びつけられた単一のウンマの成員であると強調した。




https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid0qXPYFVH1maLWjudnbqkgy3BRdcLTVju6s1NJb41FfQopULpqFGT37ejU3pTDv2YNl

https://www.facebook.com/watch/?v=1624914871339404

SANA(5月19日付)が伝えた。

AFP, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはシリア軍が米占領下のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動する武装集団のテロ攻撃を阻止したと発表(2023年5月19日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に近いタッル・トゥワイド山で、シリア軍部隊がピックアップトラック3台に乗った武装グループを発見、砲撃を加えたたと発表した。

この武装グループは、テロ攻撃を試みようとしてシリア政府支配地に潜入したが、砲撃を受けた55キロ地帯に逃走したという。

RIAノーヴォスチ通信(5月19日付)が伝えた。

RIA Novosti, May 19, 2023をもとに作成。

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『ワシントン・ポスト』:米軍関係者は「我々がアル=カーイダの指導者を殺害したかもはや確信は持てない」と語る(2023年5月18日)

『ワシントン・ポスト』(5月18日付)は、米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)が5月3日に、シャーム解放機構の支配下にある県北部のクールカーニヤー村近くで、羊の放牧中のルトフィー・ハサン・マストゥー氏(60歳)を攻撃し、殺害した件に関して、軍関係者の1人が「我々がアル=カーイダの指導者を殺害したかもはや確信は持てない」と語ったと伝えた。

AFP, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023、The Washington Post, May 18, 2023などをもとに作成。

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ペタル米国務省副報道官:「シリア政府にかかわる問題として、オースティン・タイス記者の消息の究明と解放、カプタゴン密輸への対応がある」(2023年5月18日)

米国務省のベダント・ペタル副報道官は記者会見で、19日にサウジアラビアのジェッダで開催されるアラブ連盟首脳会議にアサド大統領が出席することに関して、「シリアがアラブ連盟への復帰を許されるべきだとは考えていない…。アサド体制との関係正常化を指示しておらず、協力国がそうするのを指示していない」と述べた。

また、シリア政府にかかわる問題として、オースティン・タイス記者の消息の究明と解放、カプタゴン密輸への対応などがあると指摘した。

一方、オマーンの首都マスカットでシリアの代表団と米国高官が会見したことについては、「米国は米国人の解放に向けた事態の進展を支援してくれる者であれば、誰とでも喜んでかかわると昨日すでに述べている」と答えた。

AFP, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がドローンでアレッポ県マンビジュ市近郊を爆撃し、1人を殺害(2023年5月18日)

アレッポ県では、トルコ軍が無人航空機(ドローン)で、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市南を走行中の民間の車輌を爆撃し、ハールーフィーヤ村出身のアブドゥルワッハーブ・ハッジ・フマイディー氏を殺害した。

ANHA(5月18日付)が伝えた。

AFP, May 18, 2023、ANHA, May 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2023、Reuters, May 18, 2023、SANA, May 18, 2023、SOHR, May 18, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領は19日に開催される第32回アラブ連盟首脳会議に出席するため、ダマスカス国際空港を発ち、サウジアラビアのジェッダに到着(2023年5月18日)

アサド大統領は、19日に開催される第32回アラブ連盟首脳会議に出席するため、ダマスカス国際空港を発ち、サウジアラビアのジェッダにあるキング・アブドゥルアズィーズ国際空港に到着した。

空港では、バドル・ビン・スルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・スウーディー王子(メッカ州副首長)、アラブ連盟のアフマド・アブー・ガイト事務総長、サーリフ・ビン・アリー・トゥルキー・ジェッダ県書記、サルマーン・ビン・ハッザーア・ムタイリー全権大臣・名誉使節団長、サーリフ・アウワード・ジャービリー・メッカ州警察局長の出迎えを受けた。

https://youtu.be/zSs28jJDh-w







https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid0SheqqiVfAQZBgudckDQ8LGunMkDyB7E4FJ9H2HGbTRaqw1xUM4EtWVLJrGvgzKXzl

SANA(5月18日付)が伝えた。

AFP, May 18, 2023、ANHA, May 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2023、Reuters, May 18, 2023、SANA, May 18, 2023、SOHR, May 18, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がラッカ県アイン・イーサー市近郊のジャディーダ村、M4高速道路沿線を砲撃し、子供1人を含む住民3人が負傷(2023年5月17日)

ラッカ県では、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のジャディーダ村、M4高速道路沿線を砲撃し、子供1人を含む住民3人が負傷した。


トルコ軍はまた、アイン・イーサー市近郊の国内避難民(IDPs)キャンプ(アイン・イーサー・キャンプ)一帯を砲撃した。

ANHA(5月17日付)が伝えた。

AFP, May 17, 2023、ANHA, May 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2023、Reuters, May 17, 2023、SANA, May 17, 2023、SOHR, May 17, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー42輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動(2023年5月17日)

ハサカ県では、SANA(5月17日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー42輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, May 17, 2023、ANHA, May 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2023、Reuters, May 17, 2023、SANA, May 17, 2023、SOHR, May 17, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ラタキア県はヨルダン国民と「世界中のイスラーム教徒」協会が提供した仮設住宅10棟を受け取る(2023年5月17日)

ラタキア県は、16日にヨルダン国民と「世界中のイスラーム教徒」協会からシリア開発信託に引き渡された仮設住宅10棟を受け取った。

SANA(5月17日付)が伝えた。

AFP, May 17, 2023、ANHA, May 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2023、Reuters, May 17, 2023、SANA, May 17, 2023、SOHR, May 17, 2023などをもとに作成。

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第32回アラブ連盟首脳会議準備会合がサウジアラビアのジェッダで開催されシリアのミクダード外務在外居住者大臣が出席(2023年5月17日)

第32回アラブ連盟首脳会議準備会合がサウジアラビアのジェッダで開催され、シリアからはファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣が出席した。

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ミクダード外務在外居住者大臣は会談後に記者らに対して、シリアが今後の課題に対処するためのアラブの共同行動の諸目的を実現するためのアラブ諸国のあらゆる役割を歓迎すると述べるとともに、準備会合で審議された首脳会議決議案がシリア危機を乗り越えようとするシリアの視点を反映し、地域と国際社会におけるシリアの役割を尊重したものだと指摘した。

https://youtu.be/tVd9-AyY35Y

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ミクダード外務在外居住者大臣はまた、サウジアラビアのファイサル・ビン・アブドゥッラー・アール・スウーディー外務大臣と個別に会談し、アラブの共同行動のにかかる諸問題、その発展の方途、二国間関係などについて意見を交わした。

https://youtu.be/Cj9e4YHlqB8

また、出席したアラブ諸国の外務大臣らからは、首脳会議で採択される決議がアラブ諸国の状況に良い影響を与えるとの意見が相次いだ。

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ミクダード外務在外大臣はまた、同準備会合に出席するためにジェッダに参集しているアラブ諸国の外務大臣らと相次いで会談し、アラブの合同行動の強化の仕組みについて意見を交わした。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid0MvFz5hq1GNJfREKiQM8et3gPjP4BKyzWweb9YLBxtc5vmLU2zdrEV1Uooaf8WRcml
ミクダード外務在外居住者大臣はさらに、ジェッダでロシアのウラジミール・サフロンコフ外務省中東問題特使と会談し、アラブ地域にかかる諸問題や同地の情勢の進捗について意見を交わした。

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SANA(5月17日付)が伝えた。

AFP, May 17, 2023、ANHA, May 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2023、Reuters, May 17, 2023、SANA, May 17, 2023、SOHR, May 17, 2023などをもとに作成。

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米国高官とシリア使節団がオマーンの首都マスカットで秘密裡に直接交渉:シリア側は米軍撤退を米国側は米国人記者の消息についての情報を開示を求める(2023年5月16日)

米国のオンライン・ニュース・マガジンのクラドル(5月16日付)は、アラブ連盟の幹部外交官筋の話として、米国高官とシリアの使節団がオマーンの首都マスカットで秘密裡に直接交渉を行っていると伝えた。

同筋によると、会議には、両国の治安関係者や外務省の代表らが参加しており、シリア側は違法駐留を続ける米軍の撤退を求めたのに対して、米国側は2012年に首都ダマスカス郊外で失踪した(当局に拘束されたとみられる)米国人記者のオースティン・タイス氏の消息についての情報を開示するよう求めたという。

会談において、シリア側はタイス氏についての情報は持っていないと答えたという。

AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、The Cradle, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】日本の外務省はシリアでの被害に対して合計1,430万ドルの追加的な人道支援を実施すると発表(2023年5月16日)

日本の外務省は公式HP(https://www.mofa.go.jp/)を通じて報道発表を行い、トルコ・シリア大地震によるシリアでの被害に対して、合計1,430万ドルの追加的な人道支援を実施することを決定したことを明らかにした。

「シリアにおける地震被害に対する追加的人道支援」と題された報道発表の内容は以下の通り。

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5月16日、日本政府は、2月に発生したトルコ南東部を震源とする地震によるシリアにおける被害に対して、合計約1,430万ドルの追加的な人道支援を実施することを決定したところ、詳細は以下のとおりです。

  1. 我が国政府は、750万ドルの追加的な緊急無償資金協力により、国連世界食糧計画(WFP)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、赤十字国際委員会(ICRC)、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)、国際移住機関(IOM)、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)を通じて、甚大な被害を受けたシリアの被災者に対し、生活必需品、食料、水・衛生、保健・医療等の分野において、人道支援を実施します。
  2. また、国際連合との連携により、国際連合人間居住計画(UN-Habitat)を通じて、約680万ドル(9億3,000万円)を供与額とする無償資金協力「アレッポ及びラタキアにおける震災後の早期復旧及びレジリエンス構築のための統合的な支援計画(UN連携/UN-Habitat実施)」を実施します。
    本事業は、アレッポ県及びラタキア県の被災者の多い地域に対し、被害状況アセスメント、住民参加による震災からの早期復旧計画策定、優先度の高い公共サービスの修復等を実施するもので、国内避難民を含む脆弱層に対して震災からの早期復旧支援を行い、同国の人道状況の改善に寄与するものです。
    本件について、16日(現地時間同日)、UN-Habitat本部のあるナイロビにおいて、北川裕久在ケニア共和国臨時代理大使と、エルファン・アリ国際連合人間居住計画事務局長室官房長(Mr. Erfan Ali, Chief of Staff, Office of the Executive Director, UN-Habitat)との間で、交換公文の署名が行われました。
  3. これらの支援により、2月に決定した約1,850万ドルの人道支援及び国際原子力機関(IAEA)を通じた約10万ドルの医療支援、3月に決定した約610万ドル(6億6,200万円)の無償資金協力「保健医療サービス強化計画(WHO連携)」及び約100万ドルのジャパン・プラットフォーム(JPF)経由の支援と合わせて、シリアにおける地震被害に対し、合計約4,000万ドルの人道支援を実施することとなります。日本政府として、引き続き被災者が必要とする人道支援、被災地域の1日も早い復旧に向けた支援を実施していきます。

(参考1)案件別支援額内訳

(1)緊急無償資金協力:750万ドル

  • 国連世界食糧計画(WFP):220万ドル
    食料
  • 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR):150万ドル
    生活必需品
  • 赤十字国際委員会(ICRC):100万ドル
    保健・医療、保護
  • 国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC):100万ドル
    水・衛生
  • 国際移住機関(IOM):100万ドル
    生活必需品
  • 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA):80万ドル
    シェルター、生計支援

(2)無償資金協力(UN連携/UN-Habitat実施):9億3,000万円(約680万ドル)

  • 震災被害状況アセスメント、震災からの早期復旧計画策定、公共サービスの修復等

(参考2)シリアにおける地震被害

現地時間2月に発生したトルコ南東部を震源とする地震により、シリアにおいて生じた被害に関する正確な数字の把握は困難であるが、報道等によると、シリア国内の被害は、死者5,900人以上に上っている。

AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ヨルダン国民と「世界中のイスラーム教徒」協会が用意した仮設住宅10棟を積んだ貨物車輌5輌がダルアー県のナスィーブ国境通行所を経由してシリアに(2023年5月16日)

ヨルダン国民と「世界中のイスラーム教徒」協会が在ヨルダン・シリア大使館と連携して用意した仮設住宅10棟を積んだ貨物車輌5輌がダルアー県のナスィーブ国境通行所(ヨルダン側はジャービル国境通行所)を経由してシリアに入り、シリア開発信託に積み荷を引き渡した。

過越住宅はラタキア県の救援委員会に引き渡される。


SANA(5月16日付)が伝えた。

AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。

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第32回アラブ連盟首脳会議を準備するための高官級会合が開催:スーサーン外務在外居住者省次官は難民帰還の重要性を強調(2023年5月16日)

5月19日に開催される第32回アラブ連盟首脳会議を準備するための高官級会合が、2日前の経済社会理事会高官会議、前日の経済社会評議会閣僚級会合に続いて、サウジアラビアのジェッダで開催され、シリアからは、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官を代表とする使節団が参加した。

会合において、スーサーン外務在外居住者次官は、シリアがアラブの共同行動、アラブ諸国との二国間、多国間の関係強化に関心があると表明した。





シリアの使節団は、スーサーン外務在外居住者省次官、バッサーム・サッバーグ国連シリア代表、リヤード・アッバース外務在外居住者省アラブ問題局長、クサイ・ダッハーク同国際機関局長、ジャマール・ナジーブ同外務省局長、イーハーブ・ハーミド同局員、イフサーン・ルンマーン同省顧問から構成された。

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スーサーン外務在外居住者省次官は会合後に記者団らに対して、首脳会議で審議される決議案について、真剣且つ透明性の高い雰囲気のなかで議論が行われたとしたうえで、首脳会議をアラブの共同行動の新たな段階の導入部とし、アラブ諸国への過去の影響を乗り越え、未来に向かう必要があるとの認識が確認されたと述べた。

スーサーン次官は会合のなかで、スーダン情勢、リビア情勢に加えて、シリア難民の帰還についての議論が行われたことを明らかにしたうえで、難民の帰還について以下の通り述べた。

国家(シリア)は、恩赦、国民和解、難民に帰還を促すためのすべての措置を実施した。だが、帰還には必要な要件がまだあり、そのなかでもっとも重要なのは、これらの市民が帰還する地域のサービスを充実させることだ。我々は、難民の帰還と復興を結び付けて、名誉ある帰還を実現する必要を理解している。だが、制裁は経済封鎖があるなかで復興は実現するだろうか。シリア国民に一方的な措置を講じている国々がシリア難民の帰国を妨げている。

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SANA(5月16日付)が伝えた。

AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。

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アサド大統領はアジア・サッカー連盟のサルマーン会長(バハレーン人)と会談(2023年5月16日)

アサド大統領はシリアを訪れたアジア・サッカー連盟のサルマーン・ビン・イブラーヒーム・アール・ハリーファ会長(バハレーン人)と会談し、サッカー界におけるシリアの地位向上、シリアでの競技開催に対する制裁解除に向けた取り組みなどについて意見を交わした。

会談には、フラース・マアッラー・スポーツ総連合総裁、サラーフッディーン・ラマダーン・シリア・サッカー連盟会長も同席した。

SANA(5月16日付)が伝えた。

AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍は米主導の有志連合、イラク・クルディスタン地域のテロ撲滅部隊(CTG)と連携してラッカ県で治安作戦を実施、ダーイシュ・メンバー1人を殺害、4人を逮捕したと発表(2023年5月16日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、同軍テロ撲滅部隊(YAT)が、米主導の有志連合、イラク・クルディスタン地域のテロ撲滅部隊(CTG)とともに、ラッカ県で2回にわたって治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー1人を殺害、4人を逮捕したと発表した。

声明によると、1回目の作戦は5月13日にラッカ県のカラーマ村で、ダーイシュのスリーパーセルを標的として実施された。

このスリーパーセルは、ラッカ県・ハサカ県間のメンバーの移動支援、フール・キャンプに収容されているメンバーや家族のトルコ占領地(ラッカ県タッル・アブヤド市一帯)への脱走の幇助などにかかわっていた。

2回目の作戦は5月14日にラッカ市で行われた。

作戦は空挺作戦で、同地でのテロ活動の計画・遂行にあたっていたスリーパーセルを摘発した。

ANHA(5月16日付)が伝えた。

AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。

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グレンジャー米国務省北・東シリア自治局支配地域担当特使がシリア・クルド国民評議会の代表らと会談し、イラク・クルディスタン自治政府によるフース・ハーブール通行所閉鎖への対応について協議(2023年5月15日)

ニコラス・グレンジャー米国務省北・東シリア自治局支配地域担当特使は、ハサカ県カーミシュリー市でシリア・クルド国民評議会の代表らと会談し、イラク・クルディスタン自治政府によるフース・ハーブール通行所閉鎖への対応などについて意見を交わした。

グレンジャー特使と会談したのは、ファイサル・ユースフ議長局長。

イナブ・バラディー(5月16日付)が伝えた。

AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、‘Inab Baladi, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。

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第32回アラブ連盟首脳会議を準備するための経済社会評議会閣僚級会合が開催され、ハリール経済対外通商大臣はアラブ諸国にシリアへの投資を呼びかける(2023年5月15日)

5月19日に開催される第32回アラブ連盟首脳会議を準備するための経済社会評議会閣僚級会合が、前日の経済社会理事会高官会議に続いて、サウジアラビアのジェッダで開催され、シリアからは、ムハンマド・サーミル・ハリール経済対外通商大臣を代表とする使節団が参加した。

ハリール経済対外通商大臣は会議のなかで、中東地域や国際社会の変化によって生じた例外的な状況下、とりわけアラブ諸国を含む諸外国が経験している政治的、経済的な変化のなかで、食料安全保障の実現が基本的且つ緊急の問題となったと指摘、一部アラブ諸国がこの問題に関連して行った提案が、アラブ諸国民の希望に沿った重要なものだと評価した。

ハリール経済対外通商大臣はまた、2月6日のトルコ・シリア大地震に際して多くのアラブ諸国から支援が寄せられたことに謝意を示した。

さらに、戦争と一部諸外国からの経済制裁によって、破壊が生産部門やサービス部門に及び、米国による農産物や石油への盗奪が続けられることで、食料安全保障やエネルギー安全保障に大きな後退が生じたと指摘、シリアが生産・開発を強化し、国民の生活レベルを向上させ、経済、社会の両レベルで難民や国内避難民(IDPs)の帰還にふさわしい環境を作るべく取り組んできたことを明らかにした。

そのうえで、アラブ諸国に対してシリアへの投資を呼びかけるとともに、大アラブ自由貿易区の重要性と役割を強調、それが消費者ニーズを満たすだけでなく、原材料、中間財、設備などにかかる投資やプロジェクトのニーズを確保することにつながると述べ、共同協力関係を強化するには、関税、非関税障壁の撤廃にも取り組むべきだと主唱した。




シリアの使節団は、経済対外通商省のラーニヤー・アフマド次官、リヤード・アッバース・アラブ問題局長、アナス・バカーイー国際関係局長、外務在外居住者省のイフサーン・ルンマーン顧問によって構成されている。

SANA(5月15日付)が伝えた。

AFP, May 15, 2023、ANHA, May 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2023、Reuters, May 15, 2023、SANA, May 15, 2023、SOHR, May 15, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】ローマ教皇フランシスコ:10年以上続く危機に加えて、2月6日に発生したトルコ・シリア大地震の被害に苦しむシリア国民のために祈りを捧げる(2023年5月15日)

ローマ教皇フランシスコは、新たに着任したルワイユ・ファッルーフ在バチカン・シリア大使と面談し、信任状を受け取った。

面談に際して、フランシスコは、10年以上続く危機に加えて、2月6日に発生したトルコ・シリア大地震の被害に苦しむシリア国民のために祈りを捧げると述べた。

SANA(5月15日付)が伝えた。

AFP, May 15, 2023、ANHA, May 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2023、Reuters, May 15, 2023、SANA, May 15, 2023、SOHR, May 15, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍はハサカ県ダシーシャ村で治安作戦を実施し、ダーイシュのスリーパーセルを解体、リーダー1人を含む2人を逮捕、武器弾薬を押収(2023年5月15日)

シリア民主軍の広報センターは声明を出し、ハサカ県のダシーシャ村で治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルを解体、リーダー1人を含む2人を逮捕、武器弾薬を押収したと発表した。

ANHA(5月15日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、作戦には米主導の有志連合も参加し、陸空から支援を行った。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、シリア民主軍のテロ撲滅部隊(YAT)とともに、ラッカ市東のマシュラブ地区で空挺作戦を実施した。

作戦には有志連合所属のヘリコプター5機が参加、うち3機が急降下し、地区内の複数ヵ所で激しい銃撃戦が行われた。

AFP, May 15, 2023、ANHA, May 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2023、Reuters, May 15, 2023、SANA, May 15, 2023、SOHR, May 15, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)が4回の砲撃を行ったと発表(2023年5月15日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、「緊張緩和地帯設置」に指定されているイドリブ県で、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)が4回の砲撃を行い、シリア軍兵士1人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(5月15日付)が伝えた。

RIA Novosti, May 15, 2023をもとに作成。

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