ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから407人、ヨルダンから747人の難民が帰国、避難民15人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年5月27日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月27日付)を公開し、5月26日に難民1,154人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは407人(うち女性118人、子供200人)、ヨルダンから帰国したのは747人(うち女性202人、子供343人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は235,841人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者82,536人(うち女性24,360人、子ども41,079人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者153,305人(うち女性46,021人、子ども78,173人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 465,121人(うち女性130,449人、子供221,579人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民15人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは10人(うち女性4人、子供4人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは5人(うち女性1人、子供3人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は30,231人(うち女性8,674人、子供12,715人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,298,827人(うち女性391,233人、子供656,481人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 27, 2019をもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県などに対して286回の爆撃を実施、「樽爆弾」175発を投下、砲弾1,285発を撃ち込み、ハマー県北部のカフルヌブーダ町を再制圧(2019年5月26日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから27日目となる5月26日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より94人(民間人12人、シリア軍兵士37人、反体制武装集団戦闘員45人)増えて814人となった。

うち、236人が民間人(女性46人、子供47人を含む)、578人がシリア軍兵士(269人)および反体制武装集団戦闘員(309人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は220回、投下した「樽爆弾」の数は175発を記録、ロシア軍も46回の爆撃を実施した。

また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は1,285発以上にのぼった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でフバイト村に42回、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に28回、アービディーン村に10回、ナキール村に7回、ヒーシュ村に7回、カッサービーヤ村に5回、スフーフン村に5回、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウンム・ザイトゥーナ村、マアッラト・ヌウマーン市、フライフィル村、タッルアース村にそれぞれ3回の爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでフバイト村に「樽爆弾」42発を、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に10発、ファッティーラ村に8発、カッサービーヤに8発、シャイフ・ムスタファー村に7発、ナキール村に3発、マルダム村、マアッラト・スィーンにそれぞれ2発投下した。

シリア軍地上部隊も県南部、シャフシャブー山一帯を砲撃した。

ロシア軍戦闘機もフバイト村、ハーン・シャイフーン市およびその一帯、マルダム村、ファッティーラ村、ミラージャ村、カフルムース村、バアルブー村、アルマナーヤー村、トゥラムラー村、カフルサジュナ村、シャイフ・ダーミス村に爆撃を実施した。

https://www.facebook.com/idleb.Network.News/videos/448089572425041/

ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)によると、シリア軍はハーン・シャイフーン市、アービディーン村に対する爆撃で白リン弾を使用したという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルヌブーダ町に79回、カフルズィーター市に3回の爆撃を実施するとともに、ヘリコプターでカフルヌブーダ町に「樽爆弾」91発、カフルズィーター市に2発を投下した。

シリア軍地上部隊も県北部のガーブ平原などを砲撃、カフルヌブーダ町だけで710発以上の砲弾を撃ち込んだ。

ロシア軍戦闘機もカフルズィーター市に爆撃を実施した。

この攻撃により、SANA(5月26日付)、ANHA(5月26日付)などによると、シリア軍はカフルヌブーダ町を完全制圧し、同地から反体制武装集団を一掃した。

シリア軍は5月8日にカフルヌブーダ町を制圧していたが、その後、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党、イッザ軍、そしてトルコの支援を受ける国民解放戦線による反撃を受け、10日に同地の70%を喪失し、一進一退の攻防を続けていた。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月26日付)、反体制武装集団はカフルヌブーダ町などでシリア軍の戦車、装甲車輌などを破壊、SANAによると、シリア政府支配下のスカイラビーヤ市、ムハルダ市を砲撃し、住民2人が負傷した。

このほか、SANAによると、カルアト・マディーク町で爆発物などの撤去を続けるシリア軍が、地下20メートル、全長50メートルの地下トンネルを発見した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に16回の爆撃を実施した。

また地上部隊が同地一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(ハマー県3件、ラタキア県11件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を10件(ハマー県8件、アレッポ県1件、ラタキア県1件)確認した。

AFP, May 26, 2019、ANHA, May 26, 2019、AP, May 26, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 26, 2019、al-Hayat, May 27, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 26, 2019、Reuters, May 26, 2019、SANA, May 26, 2019、SOHR, May 26, 2019、UPI, May 26, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから342人、ヨルダンから699人の難民が帰国、避難民17人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年5月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月26日付)を公開し、5月25日に難民1,041人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは342人(うち女性27人、子供45人)、ヨルダンから帰国したのは699人(うち女性184人、子供213人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は234,687人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者82,129人(うち女性24,360人、子ども41,079人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者152,558人(うち女性27,542人、子ども46,762人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 463,967人(うち女性139,243人、子供236,519人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民17人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは11人(うち女性5人、子供4人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは6人(うち女性2人、子供2人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は30,216人(うち女性4,383人、子供5,478人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,298,812人(うち女性386,338人、子供648,448人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した6人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 26, 2019をもとに作成。

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ロシア軍はイドリブ県などへの爆撃を休止する一方、シリア軍は同地への爆撃を継続(2019年5月25日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから26日目となる5月25日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より21人(民間人9人、兵士・反体制武装集団戦闘員12人)増えて720人となった。

うち、224人が民間人(女性43人、子供46人を含む)、496人がシリア軍兵士(232人)および反体制武装集団戦闘員(264人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は93回、投下した「樽爆弾」の数は102発を記録した。

また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は550発以上にのぼった。

ロシア軍による爆撃は確認されなかった。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機で、カフルズィーター市に18回、ラターミナ町、カフルヌブーダ町にそれぞれ3回、サイヤード村、ムーリク市にそれぞれ2回の爆撃を実施する一方、ヘリコプターでカフルヌブーダ町に「樽爆弾」22発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊が、ガーブ平原のタマース村一帯を砲撃した。

一方、SANA(5月25日付)によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のスカイラビーヤ市の住宅街を砲撃した。

これに対し、シリア軍はラターミナ町、カフルズィーター市にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でフバイト村に13回、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に12回、バーラ村に5回、イドリブ市に4回、トゥラムラー村に4回、カンスフラ村およびその一帯で4回、ヒーシュ村、カフルナブル市、アービディーン村、マアッラト・ハルマ村にそれぞれ3回、ジャバーラー村、アルマナーヤー村、イフスィム町、ハーッス村、バーティンタ村、カフル・ウワイド村にそれぞれ2回の爆撃を実施する一方、ヘリコプターでフバイト村に「樽爆弾」41発、タッルアース村に5発、ラカーヤー村に4発、アービディーン村に4発、ラターミナ町、マダーヤー村、ダービヤ村、カッサービーヤ村、ハーン・シャイフーン市一帯、ウライニバ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ダーミス村、マガッル・ヒンタ村、ハーッス村にそれぞれ2発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊が、シャフシャブー山一帯を砲撃した。

一方、SANA(5月25日付)によると、シリア軍がフバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヘリコプターでカッバーナ村一帯に「樽爆弾」5発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊が、カッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア軍はまた地上部隊が県西部郊外を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(ハマー県3件、ラタキア県11件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を6件(アレッポ県1件、ハマー県5件)確認した。

AFP, May 25, 2019、ANHA, May 25, 2019、AP, May 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2019、al-Hayat, May 26, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 25, 2019、Reuters, May 25, 2019、SANA, May 25, 2019、SOHR, May 25, 2019、UPI, May 25, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから359人、ヨルダンから578人の難民が帰国、避難民8人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年5月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月25日付)を公開し、5月24日に難民937人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは359人(うち女性240人、子供183人)、ヨルダンから帰国したのは578人(うち女性240人、子供295人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は233,646人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者81,787人(うち女性24,685人、子ども41,630人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者151,859人(うち女性45,587人、子ども77,436人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 462,962人(うち女性120,047人、子供203,908人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民8人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは8人(うち女性2人、子供4人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は30,199人(うち女性9,462人、子供13,864人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,298,795人(うち女性387,167人、子供649,490人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 25, 2019をもとに作成。

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トルコ与党AKP報道官「トルコとシリア政府の高官が会談をしたとしても何ら問題はない」(2019年5月24日)

トルコのオメル・チェリキ公正発展党(AKP)報道官は、「トルコとシリア政府の高官が会談をしたとしても何ら問題はない」と述べた。

チェリキ報道官は「公正発展党は、トルコの諜報機関とアサド政権の諜報機関が会合を開き、シリアでの戦闘を止めようとすることがいけないことだとは思っていない。たとえ、アンカラが政権と戦う反体制派を支援しているとしてもだ」と付言した。

AFP, May 24, 2019、ANHA, May 24, 2019、AP, May 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2019、al-Hayat, May 25, 2019、Reuters, May 24, 2019、SANA, May 24, 2019、SOHR, May 24, 2019、UPI, May 24, 2019などをもとに作成。

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シャーム解放機構支配下のシリア北西部にシリア・ロシア軍が100回以上の爆撃を実施、「樽爆弾」67発を投下、砲弾680発以上を撃ち込む(2019年5月24日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから25日目となる5月24日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より27人(民間人3人、兵士・反体制武装集団戦闘員24人)増えて699人となった。

うち、215人が民間人(女性43人、子供43人を含む)、484人がシリア軍兵士(225人)および反体制武装集団戦闘員(259人)。

なお、ノールス研究センター(5月24日付)によると、シリア軍側の死者は302人。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は66回、投下した「樽爆弾」の数は67発を記録、ロシア軍戦闘機も41回の爆撃を行った。

また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は680発以上にのぼった。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)によると、シリア・ロシア軍の攻撃を受けて、シャーム解放機構が自治を委託しているシリア救国内閣の宗教関係省は、金曜日の集団礼拝を中止したという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でフバイト村に9回、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に7回、カフルナブル市に4回、ハーッス村に4回、ムサイビーン丘およびその一帯、ヒーシュ村、スィフヤーン村、タフタナーズ航空基地、バザーブール村一帯にそれぞれ3回、サルジャ村、タッル・スルターン村、アービディーン村、サラーキブ市近郊の国際幹線道路にそれぞれ2回の爆撃を実施する一方、ヘリコプターでハーン・シャイフーン市およびその一帯に「樽爆弾」67発、フバイト村に8発、アルバイーン山に4発、ムーリク市に3発、ヒーシュ村、マアッラト・ハルマ村、ハーッス村、カフルナブル市、カッサービーヤ村、ウンム・ザイトゥーナ村、マダーヤー村にそれぞれ2発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊が、シャフシャブー山一帯、県南部一帯を砲撃した。

ロシア軍戦闘機もフバイト村に7回、カフル・ウワイド村、ハウワーシュ村にそれぞれ2回の爆撃を実施した。

一方、SANA(5月24日付)によると、シリア軍がハーン・シャウフーン市、フバイト村、アービディーン村灌木地帯でシャーム解放機構の拠点、ハーッス村一帯、カフルナブル市一帯の兵站路に対して重点的に砲撃を行った。

こうしたなか、ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)によると、トルコ軍部隊がイドリブ県のヒルバト・ジャウズ村に設置された通行所を経由してシリアに入り、シール・マガール村にある監視所に向かった。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルヌブーダ町に8回カフルズィーター市に2回の爆撃を実施する一方、ヘリコプターでカフルヌブーダ町に「樽爆弾」12発、ラターミナ町に10発、カフルズィーター市に2発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊が、ガーブ平原一帯を砲撃した。

ロシア軍戦闘機もラターミナ町に12回、カフルヌブーダ町に7回、アムキーヤ町に5回、アンカーウィー村に4回、カルクール村に2回の爆撃を実施した。

これに対して、反体制武装集団は、ムガイル村一帯のシリア軍に向かって砲撃した。

一方、SANA(5月24日付)によると、シリア軍がカストゥーン村、ムガイル村、カフルヌブーダ町一帯、サイヤード村でシャーム解放機構と交戦、これを殲滅した。

他方、トルコの支援を受ける国民解放戦線はブライディージュ村のシリア軍検問所をグラッド地対地ミサイルで攻撃したと発表した。

国民解放戦線はまた、タッル・フワーシュ村でシリア軍戦車を撃破したと発表した。

イッザ軍もムガイル村でシリア軍の連装ロケット弾発射機を破壊したと発表した。

シャーム解放機構もカフルヌブーダ町でシリア軍兵士3人を殺害したと発表した。

さらに、ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)によると、シャーム解放機構はシリア軍兵士に投降を呼びかけるビラを散布したと伝え、その画像を掲載した。

このほか、イバー・ネット(5月24日付)によると、シャーム解放機構はハマー市近郊のハマー航空基地を自作の地対地ロケット弾で攻撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村一帯に12回の爆撃を実施する一方、ヘリコプターでカッバーナ村一帯に「樽爆弾」12発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊がクルド山一帯を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)によると、反体制武装集団はクバイナ丘一帯に進攻使用としたシリア軍を撃退し、複数の兵士を殺害した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月24日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市北のマアッルスィッタ村にあるシリア軍拠点複数カ所を襲撃し、兵士4人を殺害した。

これに対して、シリア軍は反体制派支配下のバヤーヌーン町を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(ハマー県3件、ラタキア県11件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を15件(イドリブ県1件、ハマー県14件)確認した。

AFP, May 24, 2019、ANHA, May 24, 2019、AP, May 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2019、al-Hayat, May 25, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 24, 2019、Nors for Studies, May 24, 2019、Reuters, May 24, 2019、SANA, May 24, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 24, 2019、SOHR, May 24, 2019、UPI, May 24, 2019などをもとに作成。

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スカイ・ニュースの特派員は取材のために同行していた反体制武装集団への攻撃を取材クルーへの意図的攻撃だと伝える(2019年5月23日)

スカイ・ニュース(5月23日付)は、イドリブ県で反体制武装集団に取材を行う取材チームがシリア軍に意図的に狙われていると伝え、廃墟となった建物のなかで取材チームがシリア軍の攻撃に曝されている映像を配信した。

イドリブ県で取材中のスカイ・ニュースのアレックス・クローフォード特派員はレポートのナレーションで「軍用のドローンが我々を監視しており、12.5ミリ砲だと思うが、何度も狙われた。おそらくロシア製の戦車T-72から発射されたものだ…。我々は狙われ続けたので、その場から退去した」と述べ、狙われた時の様子を説明した。

また、同行していた「市民活動家」のビラール・アブドゥルカリーム氏が破片で負傷した様子も撮されている。

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ビラール・アブドゥルカリームは米国出身の自称ジャーナリストで、米軍の「Kill List」に登録されているとされ、これまでに5回、米軍の無人航空機の攻撃を受けているとされる人物。

また、米メディアも彼を「ジハード主義プロパガンディスト」と評している。

AFP, May 23, 2019、ANHA, May 23, 2019、AP, May 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Reuters, May 23, 2019、SANA, May 23, 2019、Sky News, May 23, 2019、SOHR, May 23, 2019、UPI, May 23, 2019などをもとに作成。

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ジェフリー米国務省シリア問題担当特使「YPG主体のシリア民主軍は軍事的パートナーに過ぎず、彼らに借りはあるが、政治的未来を示すことはない」(2019年5月23日)

ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使は米下院外交委員会での公聴会で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との関係に関して、軍事的パートナーに過ぎず、政治的に協力する計画はないと述べた。

ジェフリー特使は以下のように述べた。

「我々はシリア民主軍をダーイシュ(イスラーム国)と戦い、この地域に安定をもたらすための軍事的パートナーとみなして関係を維持している…。我々には彼らが軍事、自治の面で支配している地域に我々が駐留することを除いて、彼らと何らの政治的アジェンダも共有していない…。それゆえ、我々は彼らと合理的な関係を維持し、彼らを支援するべきだ。我々はまた、彼らに借りがある。なぜなら、彼らは我々とともにダーイシュと戦ったからだ…。しかし、我々は彼らにいかなる政治的未来も示すことはない。シリアにいるすべての人に未来を提示することはあっても」。

RT(5月23日付)が伝えた。

AFP, May 23, 2019、ANHA, May 23, 2019、AP, May 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2019、al-Hayat, May 24, 2019、Reuters, May 23, 2019、RT, May 23, 2019、SANA, May 23, 2019、SOHR, May 23, 2019、UPI, May 23, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア軍がイドリブ県、ハマー県を激しく爆撃、シャーム解放機構はザーラ火力発電所をドローンで爆撃(2019年5月23日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから24日目となる5月23日も、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より42人(民間人8人、兵士・反体制武装集団戦闘員34人)増えて672人となった。

うち、212人が民間人(女性43人、子供41人を含む)、460人がシリア軍兵士(215人)および反体制武装集団戦闘員(245人)。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は74回、投下した「樽爆弾」の数は80発を記録、ロシア軍戦闘機も52回の爆撃を行った。

一連の攻撃で、反体制派支配地域の病院と医療センター8カ所が利用不能となった。

利用不能となったのはイドリブ県カフル・ウワイド村のカイワーン病院、カフルナブル市の聖ミリヤム病院とオリエント病院、ハーッス村のナブド・ハヤート病院、フバイト村の医療センター、ハマー県カルアト・マディーク町の第111病院、ラターミナ町のマガーラ病院、カフルヌブーダ町の医療センター。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がフバイト村に13回、トゥラムラー村に3回、ハザーリーン村に3回、ハーッス村一帯に3回、アービディーン村に4回、カフル・アイン村、カッサービーヤ村、マガッル・ハマーム村、カフルサジュナ村にそれぞれ2回の爆撃を行った。

シリア軍も戦闘機がマアッラト・ハルマ村に7回、ハザーリーン村に4回、マアッラト・スィーン村に4回、タフタナーズ航空基地に4回、カフル・ウワイド村に4回、マアッル・ハンタ村、カフルルーマー村、ウライニバ村、バアルブー村、ラカーヤー村、カフルサジュナ村、ヒーシュ村、トゥラムラー村、ジャバーラー村、マアッラト・ヌウマーン市一帯の灌木地帯、ハーン・シャイフーン市およびその一帯、スフーフン村にそれぞれ2回の爆撃を行う一方も、ヘリコプターがフバイト村に「樽爆弾」16発、カッサービーヤ村灌木地帯に11発、トゥラムラー村に7発、ナキール村、アービディーン村、マガッル・ヒンタ村、ハザーリーン村、ウライニバ村にそれぞれ2発を投下した。

一方、SANA(5月23日付)によると、シリア軍がフバイト村からハマー県のカフルヌブーダ町の間を移動するシャーム解放機構に対して集中的に攻撃を加え、複数の戦闘員を殺傷、武器装備を破壊した。

これに対し、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(5月23日付)は、カフルヌブーダ町の戦闘で、シリア軍が「集団逃亡」したと伝え、シャーム解放機構から入手したとする現地の映像を公開した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルヌブーダ町およびその一帯に14回、カフルズィーター市に2回の爆撃を行った。

シリア軍も戦闘機がカフルヌブーダ町に10回の爆撃を行う一方、ヘリコプターがカフルヌブーダ町に「樽爆弾」16発、ラターミナ町に2発を投下した。

一方、ロシア外務省の声明によると、シャーム解放機構が無人航空機(ドローン)でザーラ火力発電所一帯を爆撃した。

ドローンは5発の爆弾を投下したが、物的被害はなかったという。

また、SANA(5月23日付)によると、シリア軍がタッル・フワーシュ村一帯を砲撃した。

これに対して、トルコの支援を受ける国民解放戦線は、タッル・フワーシュ村北部でシリア軍の拠点や戦車を破壊したと発表し、その映像を公開した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍の戦闘機がカッバーナ村に7回の爆撃を行う一方が、ヘリコプターが同地に「樽爆弾」14発を投下した。

一方、ロシア外務省の声明によると、イドリブ県の緊張緩和地帯で活動を続ける反体制武装集団が、シリア駐留ロシア軍司令部のあるフマイミーム航空基地に向けてロケット弾4発を発射、ロシア軍がこれを迎撃、4発すべてを撃破した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ラタキア県10件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を9件(ハマー県)確認した。

AFP, May 23, 2019、ANHA, May 23, 2019、AP, May 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2019、al-Hayat, May 24, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 23, 2019、Reuters, May 23, 2019、SANA, May 23, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 23, 2019、SOHR, May 23, 2019、UPI, May 23, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから405人、ヨルダンから540人の難民が帰国、避難民384人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者370人)が帰宅(2019年5月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月23日付)を公開し、5月22日に難民945人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは405人(うち女性122人、子供207人)、ヨルダンから帰国したのは540人(うち女性162人、子供275人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は231,883人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者81,112人(うち女性24,360人、子ども41,286人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者150,771人(うち女性45,261人、子ども76,881人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 461,163人(うち女性120,047人、子供203,908人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民384人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは7人(うち女性3人、子供1人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは7人(うち女性1人、子供3人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは370人(うち女性102人、女性168人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は30,175人(うち女性5,190人、子供6,546人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,298,771人(うち女性392,013人、子供657,621人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した370人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は370人だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 23, 2019をもとに作成。

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米国務省報道官はラタキア県でのシリア軍による化学兵器攻撃疑惑に関して「もしアサド政権が化学兵器を使用したら、米国とその同盟国は即座にそして適切に対応する」と警告(2019年5月22日)

米国務省のモーガン・オータガス報道官は、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構に近いイバー・ネットが19日にラタキア県クルド山地方カッバーナ村近郊のクナイバ丘をシリア軍が塩素ガスを装填した砲弾で攻撃したと伝えたことに関して、「もしアサド政権が化学兵器をしようしたら、米国とその同盟国は即座にそして適切に対応する」と警告した。

オータガス報道官は、19日の事件について「情報を収集している」としたうえで、「アサド政権が化学兵器を再び使用する兆候に目を向け続けている」と強調、「もしアサド政権が化学兵器をしようしたら、米国とその同盟国は即座にそして適切に対応する」と警告した。

一方、ホワイト・ヘルメットなどが、シリア軍やロシア軍による化学兵器使用を捏造としているとのロシアの発表について、作り話だと一蹴、シリアとロシアが2018年11月24日にアレッポ市近郊で反体制派による化学兵器使用を捏造したと反論、OPCWや国連の調査でも、アサド政権による化学兵器使用が証明されていると主張した。

AFP, May 22, 2019、ANHA, May 22, 2019、AP, May 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Reuters, May 22, 2019、SANA, May 22, 2019、SOHR, May 22, 2019、UPI, May 22, 2019などをもとに作成。

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フランス外務省はラタキア県でシリア軍が化学兵器を使用したとの反体制派情報に関して、OPCWが調査すべきと発表(2019年5月22日)

フランス外務省は声明を出し、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構に近いイバー・ネットが19日にラタキア県クルド山地方カッバーナ村近郊のクナイバ丘をシリア軍が塩素ガスを装填した砲弾で攻撃したと伝えたことに関して、「シリアで化学兵器による攻撃が行われたとする最近の発言が調査されるべきだ…。我々はOPCWに全幅の信頼を置いている」と発表した。

AFP, May 22, 2019、ANHA, May 22, 2019、AP, May 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Reuters, May 22, 2019、SANA, May 22, 2019、SOHR, May 22, 2019、UPI, May 22, 2019などをもとに作成。

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トルコのアカル国防大臣「シリア軍がイドリブ県を攻撃しても、トルコ軍監視所は撤退させない」(2019年5月22日)

トルコのフルシ・アカル国防大臣は、シリア・ロシア軍がイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯への攻撃を激化させていることに関して、同地に設置されているトルコ軍の監視所を撤収することはないと述べた。

アカル国防大臣は「(アサド)政権の攻撃を受けてイドリブ県の監視所を撤収することは絶対にない。どの場所でもそのようなことは起こらない…。トルコ軍部隊は展開地から撤退することはない」と述べた。

また「アサド政権は県南部での支配を拡大し、アスタナでの合意に違反しようとしている…。政権は「樽爆弾」、地上部隊の攻撃、爆撃を駆使して現状を覆すためにできるあらゆることを行っている」と批判した。

アナトリア通信(5月22日付)が伝えた。

AFP, May 22, 2019、Anadolu Ajansı, May 22, 2019、ANHA, May 22, 2019、AP, May 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Reuters, May 22, 2019、SANA, May 22, 2019、SOHR, May 22, 2019、UPI, May 22, 2019などをもとに作成。

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ロシア国防省は反体制派がフマイミーム航空基地を砲撃したと発表(2019年5月22日)

ロシア国防省は声明を出し、イドリブ県の緊張緩和地帯で活動する「テロリスト」がラタキア県のフマイミーム航空基地に向けてロケット弾8発を発射、ロシア軍がこれを撃破したと発表した。

AFP, May 22, 2019、ANHA, May 22, 2019、AP, May 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Reuters, May 22, 2019、SANA, May 22, 2019、SOHR, May 22, 2019、UPI, May 22, 2019などをもとに作成。

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シリア軍がカフルヌブーダ町(ハマー県)で反体制武装集団戦闘員30人以上殲滅する一方、マアッラト・ヌウマーン市(イドリブ県)を爆撃、民間人12人が死亡(2019年5月22日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから23日目となる5月22日、シリア・ロシア軍が爆撃を実施、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が激しく交戦した。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より114人(民間人23人、兵士・反体制武装集団戦闘員91人)増えて630人となった。

うち、204人が民間人(女性41人、子供39人を含む)、390人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

シリア軍戦闘機による爆撃回数は80回、投下した「樽爆弾」の数は57発を記録、ロシア軍戦闘機も爆撃を行った。
また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は530発以上にのぼった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でフバイト村に5回、ハーン・シャイフーン市およびその一帯に5回、サラーキブ市に4回、マアッラト・ハルマ村とその一帯に3回、カフルサジュナ村に3回、ジスル・シュグール市、アービディーン村、スフーフン村、バーラ村、イシュタブリク村、シャイフ・ムスタファー村、アイン・ラールーズ村一帯、マガッル・ハマーム村、アリーハー市、カフルルーマー村一帯、アミーカ村、トゥラムラー村にそれぞれ2回の爆撃を行う一方、ヘリコプターがフバイト村に「樽爆弾」12発、アービディーン村、バアルブー村、スフーフン村にそれぞれ2発を投下した。

ロシア軍もマアッラト・ヌウマーン市に対して爆撃を行った。

シリア軍はまた、地上部隊がハーン・シャイフーン市、マアッラト・マーティル村、マアッラト・ハルマ村、アルマナーヤー村、ダイル・サンバル村を砲撃した。

同監視団によると、シリア軍戦闘機によるマアッラト・ヌウマーン市への爆撃で子供1人を含む民間人12人が、サラーキブ市への爆撃で民間人5人が、ジスル・シュグール市への爆撃で子供1人が、マアッラト・ハルマ村への爆撃で民間人2人が、シリア軍ヘリコプターによるスフーフン村への「樽爆弾」での爆撃で民間人1人が死亡した。

一方、SANA(5月22日付)によると、シリア軍がシリア政府支配下の県北部への攻撃を続けるシャーム解放機構などの反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカフルヌブーダ町およびシャフシャブー山一帯に30回、ムーリク市、シール・マガール村、ハウワーシュ村にそれぞれ2回の爆撃を行う一方、ヘリコプターがカフルヌブーダ町とその一帯(シャフシャブー山一帯)に「樽爆弾」27発、アンカーウィー村、フワイジャ村にそれぞれ3発、マイダーン・ガザール村に2発を投下した。

シリア軍はまた地上部隊がカフルズィーター市、ラターミナ町、アルバイーン村、ザカート村、シャフルナーズ村、サフリーヤ村、マイダーン・ガザール村、フワイジャ村、アンカーウィー村、ザクーム村を砲撃、反体制武装集団もスカイラビーヤ市各所を砲撃した。

同監視団によると、シリア軍戦闘機によるハウワーシュ村への爆撃で民間人1人が死亡した。

また、カフルヌブーダ町では、シリア軍が敷設した地雷の爆発により、イッザ軍などの反体制武装集団の戦闘員17人が死亡した。

さらにシャフシャブー山に面するガーブ平原、カフルヌブーダ町などでのシリア軍との戦闘で反体制武装集団の戦闘員18人が死亡した。

戦闘ではシリア軍側も15人が死亡した。

一方、SANA(5月22日付)によると、シリア軍がシリア政府支配下の県北部への攻撃を続けるシャーム解放機構などの反体制武装集団と交戦した。

他方、イッザ軍司令官のムスタバー・バックール大佐はドゥラル・シャーミーヤ(5月22日付)に対して、カフルヌブーダ町内の複数拠点を解放することに成功し、シリア軍戦車、装甲車などを破壊したと主張した。

国民解放戦線報道官のムスタファー・ナージー大尉も、ドゥラル・シャーミーヤ(5月22日付)に対して、カフルヌブーダ町での戦闘でシリア軍戦車複数輌を破壊したと主張した。

シャーム解放機構も同地でシリア軍装甲車を破壊したと主張している。

なお、シャーム解放機構は、カフルヌブーダ町を制圧したと発表したが、ロシア国防省はこれをただちに否定した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が戦闘機でカッバーナ村に2回の爆撃を行う一方、ヘリコプターも同地に「樽爆弾」4発を投下した。

また、同地ではシリア軍と反体制武装集団が交戦、シリア軍兵士4人が死亡した。

シャーム解放機構に近いイバー・ネット(5月22日付)によると、シリア軍はカッバーナ村近郊のクナイバ丘の攻略を試みたが、シャーム解放機構が撃退、多数の兵士を殺傷したという。

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アレッポ県、シリア人権監視団によると、シリア軍がダクマーク村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を18件(アレッポ県1件、ラタキア県11件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を12件(アレッポ県1件、ラタキア県2件、ハマー県9件)確認した。

AFP, May 22, 2019、ANHA, May 22, 2019、AP, May 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 22, 2019、Reuters, May 22, 2019、SANA, May 22, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 22, 2019、SOHR, May 22, 2019、UPI, May 22, 2019などをもとに作成。

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UNHCR報道官:シリア政府の支配下に復帰した2018年7月以降、ダルアー県で少なくとも380人が逮捕・拘束されている(2019年5月22日)

UNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)のマルタ・フルタド報道官は、ダルアー県がシリア政府の支配下に復帰した2018年7月以降、同地で少なくとも380人が逮捕・拘束されていると発表した。

このうちの150人は拘束から数日で釈放されたが、少なくとも230人は依然として拘束されているという。

フルタド報道官は「ダルアー県では多くの家族が失踪、ないしは拘束された親族について限られた情報しか得ておらず、まったく情報が掴めていない者もいる」と述べた。

AFP, May 22, 2019、ANHA, May 22, 2019、AP, May 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Reuters, May 22, 2019、SANA, May 22, 2019、SOHR, May 22, 2019、UPI, May 22, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシアは、米軍駐留によって帰国が阻まれているルクバーン・キャンプの難民が1日に7人から10人死亡していると発表(2019年5月22日)

国外難民帰還調整委員会はロシア当事者和解調整センターは共同声明を出し、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に隣接するヨルダン国境のルクバーン・キャンプの難民の状況に関して、深刻な水、食糧不足が続き、劣悪な衛生環境のなかで、子供を中心に1日に7人から10人が死亡していると発表した。

4~5万人が収容されていたとされるキャンプの難民のうち、1万2967人は、両調整委員会の活動の甲斐あって、シリア政府支配地域への帰還を果たしているが、帰還を希望する難民は今も、米軍の支援を受ける「テロ集団」からキャンプを去るために金銭を要求されているという。

両調整委員会は米国に、ルクバーン・キャンプ、そして北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県のフール・キャンプに収容されている避難民の帰還を妨害しないよう呼びかけている。

AFP, May 22, 2019、ANHA, May 22, 2019、AP, May 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2019、al-Hayat, May 23, 2019、Reuters, May 22, 2019、SANA, May 22, 2019、SOHR, May 22, 2019、UPI, May 22, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから314人、ヨルダンから707人の難民が帰国、避難民11人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年5月22日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月22日付)を公開し、5月21日に難民1,021人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは314人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは707人(うち女性253人、子供429人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は230,938人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者80,707人(うち女性24,360人、子ども41,079人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者150,231人(うち女性44,099人、子ども76,606人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 460,218人(うち女性135,688人、子供230,481人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民11人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは11人(うち女性5人、子供4人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は29,791人(うち女性8,674人、子供12,715人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,298,387人(うち女性391,233人、子供656,481人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 22, 2019をもとに作成。

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アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアレッポ県北西部で反体制武装集団戦闘員9人を殺害(2019年5月21日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコの実質占領下にあるアフリーン郡シャッラー村近郊のマシュアラ村で19日、反体制武装集団と交戦し、戦闘員8人を殺害、また20日にシーラーワー町近郊のバースータ村で東部自由人連合の拠点を爆破し、戦闘員1人を殺害したと発表した。

ANHA(5月21日付)が伝えた。

AFP, May 21, 2019、ANHA, May 21, 2019、AP, May 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2019、al-Hayat, May 22, 2019、Reuters, May 21, 2019、SANA, May 21, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 21, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア軍はイドリブ県などへの爆撃を再開、シリアのアル=カーイダとトルコの支援を受ける反体制派はハマー県北部で大規模攻撃(2019年5月21日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから22日目となる5月21日、シリア・ロシア軍の爆撃が再開され、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘も続いた。

シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機による爆撃回数は26回、投下した「樽爆弾」の数は14発を記録、ロシア軍戦闘機も8回の爆撃を行った。

また、シリア軍地上部隊が発射した砲弾は400発以上にのぼった。

これにより、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より6人(民間人0人、兵士・反体制武装集団戦闘員6人)増えて516人となった。

うち、180人が民間人(女性41人、子供38人を含む)、336人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

一方、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(5月21日付)は、複数の活動家の話として、トルコ軍がシャーム解放機構を教練するために緊張緩和地帯第1ゾーンに設置されているイドリブ県に増援部隊を派遣したと伝えた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がサフリーヤ村を2回爆撃した。

また地上部隊が、カフルズィーター市、ラターミナ町、ザカート村、シャフルナーズ村、サフリーヤ村、マイダーン・ガザール村、フワイジャ村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はスカイラビーヤ市一帯を砲撃した。

両者は、カフルヌブーダ町一帯、ムガイル村、ハミーラート村、タッル・フワーシュ村、フワイズ村で、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団で激しく交戦した。

これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(5月21日付)などは、シャーム解放機構とトルコの支援を受ける国民解放戦線が、5月8日にシリア軍によって制圧されたカフルヌブーダ町に対して大規模攻撃を行ったと伝えた。

攻撃では、シャーム解放機構が爆弾を積んだ車を特攻させ、シリア軍兵士多数を殺傷し、タッル・フワーシュ村、ハミーラート村などを奪還したという。

ただし、RT(5月21日付)によると、シリア軍はこの攻撃を撃破したという。

一方、SANA(5月21日付)によると、シリア軍がシャフシャブー山(イドリブ県)に面するガーブ平原のサフリーヤ村、カルーティーヤ村を通るシャーム解放機構の兵站戦を砲撃した。

このほか、国民解放戦線はジューリーン村にあるシリア軍の基地を砲撃したと発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がフバイト村を8回、ハーン・シャイフーン市を6回、ウライニバ村、アービディーン村、ヒーシュ村、ナキール村をそれぞれ2回爆撃し、ヘリコプターがアービディーン村、フバイト村、カッサービーヤ村に「樽爆弾」をそれぞれ4発、マガッル・ハマーム村に2発を投下した。

ロシア軍戦闘機もカッサービーヤ村、マガッル・ハマーム村をそれぞれ2回爆撃した。

シリア軍地上部隊はさらに、ハーン・シャイフーン市やダイル・サンバル村を砲撃した。

一方、SANA(5月21日付)によると、シリア軍がバアルブー村、アービディーン村、フバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃、これを破壊した。

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アレッポ県では、SANA(5月21日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が、アレッポ市のマサーキン・サビール地区、シャイハーン交差点地区に着弾し、住民6人が負傷した。

これに対して、シリア軍は直ちにアレッポ市南部郊外の砲撃地点を砲撃し、反体制武装集団の戦闘員複数人を負傷させたという。

ANHA(5月21日付)によると、砲撃を行ったのはシャーム解放機構。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がアレッポ市ラーシディーン地区、ICARDA地区をそれぞれ2回爆撃した。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月21日付)によると、シャーム解放機構がクルド山地方のクナイカ丘一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(アレッポ県1件、ラタキア県8件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を19件(アレッポ県6件、イドリブ県4件、ラタキア県2件、ハマー県7件)確認した。

AFP, May 21, 2019、ANHA, May 21, 2019、AP, May 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2019、al-Hayat, May 22, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 21, 2019、Reuters, May 21, 2019、RT, May 21, 2019、SANA, May 21, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 21, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュがハサカ県南部で米主導の有志連合の車列を攻撃、8人が死傷か(2019年5月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月21日付)を公開し、5月20日に難民1,020人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは381人(うち女性122人、子供207人)、ヨルダンから帰国したのは639人(うち女性192人、子供326人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は229,917人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者80,393人(うち女性24,026人、子ども40,511人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者149,524人(うち女性44,070人、子ども76,245人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 459,197人(うち女性136,864人、子供232,479人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民20人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは6人(うち女性3人、子供2人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは6人(うち女性1人、子供4人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは8人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は29,780人(うち女性9,343人、子供13,677人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,298,376人(うち女性391,902人、子供657,000人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した8人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 21, 2019をもとに作成。

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イスラエル軍がシリア領内に「トリプル・タップ」:クナイトラ県各所をミサイル攻撃(2019年5月20日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月20日付)は複数の現地消息筋の話として、イスラエル軍がクナイトラ県のハドル村、ナブア・サフル村、アイン・ヌーリーヤ村、ダマスカス郊外県のタッル・シャフム村、ダルアー県のハーッラ丘一帯をミサイル攻撃したと伝えた。

攻撃は、イランの民兵やヒズブッラーの拠点を狙ったもの。

イスラエル軍による攻撃は18、19日に続き、5月に入って3度目。

一方、スプートニク・ニュース(5月20日付)は、シリア軍筋の話として、シリア軍防空部隊がシルカ自走式高射機関砲や高射砲で、占領下のゴラン高原から飛来した敵の標的を迎撃したと伝えた。

同情報筋によると、ミサイル攻撃は、クナイトラ県のハドル村とダマスカス郊外県のバイト・ジン村の間、ダルアー県ハーッラ丘に隣接するクナイトラ県西部に対して行われたという。

AFP, May 20, 2019、ANHA, May 20, 2019、AP, May 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2019、al-Hayat, May 21, 2019、Reuters, May 20, 2019、SANA, May 20, 2019、Sputnik News, May 20, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 20, 2019などをもとに作成。

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トルコ・ロシア国防大臣はイドリブ県での緊張緩和と停戦の方途をめぐって電話会談(2019年5月20日)

トルコ国防省は声明で、フルシ・アカル国防大臣とロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣が電話会談を行い、イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンの情勢と、2018年9月のソチでの合意(非武装地帯設置にかかる合意)の枠組みに沿ったかたちでの緊張緩和と停戦への方途をめぐって協議したと発表した。

アナトリア通信(5月20日付)が伝えた。

AFP, May 20, 2019、Anadolu Ajansı, May 20, 2019、ANHA, May 20, 2019、AP, May 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2019、al-Hayat, May 21, 2019、Reuters, May 20, 2019、SANA, May 20, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 20, 2019などをもとに作成。

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ロシア国防省は19日にシャーム解放機構がフマイミーム航空基地をロケット弾で攻撃したと発表(2019年5月20日)

ロシア国防省は声明を出し、シャーム解放機構が19日、イドリブ県内の緊張緩和地帯からシリア駐留ロシア軍の司令部があるラタキア県のフマイミーム航空基地に対してロケット弾攻撃を行った。

シャーム解放機構が撃ったロケット弾は6発で、ロシア軍は防空システムでそのすべてを撃破、またロケット弾が発射されたシャーム解放機構の基地を攻撃し、これを破壊した。

AFP, May 20, 2019、ANHA, May 20, 2019、AP, May 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2019、al-Hayat, May 21, 2019、Reuters, May 20, 2019、SANA, May 20, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 20, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県などに対するシリア・ロシア軍の爆撃が再び止み、シリア軍の砲撃も限定的に(2019年5月20日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンでは、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから21日目となる5月20日、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の戦闘は続いたが、シリア・ロシア軍は爆撃を中断、シリア軍による砲撃も限定的なものに留まった。

シリア人権監視団によると、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より18人(民間人7人、反体制武装集団戦闘員7人、シリア軍兵士4人)増えて510人となった。

うち、180人が民間人(女性41人、子供38人を含む)、330人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権民兵とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がカッバーナ村一帯で交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権民兵とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がサフル丘、カラ・ジュルン村、マイダーン・ガザール村、カフルヌブーダ町、ハマーミーヤート村で交戦した。

シリア軍はまた、ラターミナ町、サイヤード村、カフルズィーター市、アルバイーン村に対して砲撃を行った。

一方、SANA(5月20日付)によると、シリア軍がハマーミーヤート村一帯でシャーム解放機構と交戦し、複数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、アルバイーン村、ザカート村、ハスラーヤー村、ラターミナ町にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

他方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月20日付)によると、シャーム解放機構がハマーミーヤート村の入口に設置されているシリア軍の拠点複数カ所を攻撃し、兵士9人を殺害した。

また、国民解放戦線は、ブワイダ村一帯に進軍しようとした第5軍団を撃退したと発表した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権民兵とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がカッサービーヤ村、トゥラムラー村、フライフィル村、フバイト村、カフル・ウワイド村、アミーカ村、バアルブー村で交戦した。

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アレッポ県では、ANHA(5月20日付)によると、シャーム解放機構がイフタール直前にアレッポ市を砲撃、砲弾11発がハーリディーヤ地区に着弾し、住民多数が負傷した。

砲弾はまた、ナイル通り地区などにも着弾した。

一方、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍および親政権民兵とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団がアレッポ市ラーシディーン地区で交戦した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(ラタキア県7件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を5件(ハマー県2件、アレッポ県2件、イドリブ県1件)確認した。

AFP, May 20, 2019、ANHA, May 20, 2019、AP, May 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2019、al-Hayat, May 21, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 20, 2019、Reuters, May 20, 2019、SANA, May 20, 2019、SOHR, May 21, 2019、UPI, May 20, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから417人、ヨルダンから746人の難民が帰国、避難民216人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者208人)が帰宅(2019年5月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月20日付)を公開し、5月19日に難民1,163人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは417人(うち女性125人、子供213人)、ヨルダンから帰国したのは746人(うち女性194人、子供330人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は228,897人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者80,012人(うち女性24,026人、子ども40,511人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者148,885人(うち女性44,695人、子ども75,919人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 458,177人(うち女性137,864人、子供233,479人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民216人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは8人(うち女性2人、子供4人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは208人(うち女性65人、子供81人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は29,760人(うち女性4,572人、子供5,687人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,298,356人(うち女性387,131人、子供649,453人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した208人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は208人だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 20, 2019をもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから408人、ヨルダンから559人の難民が帰国、避難民4人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年5月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月19日付)を公開し、5月19日に難民967人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは408人(うち女性123人、子供208人)、ヨルダンから帰国したのは559人(うち女性168人、子供285人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は227,734人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者79,595人(うち女性24,026人、子ども40,511人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者148,139人(うち女性32,467人、子ども55,139人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 457,014人(うち女性120,047人、子供203,908人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民4人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは4人(うち女性2人、子供2人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は29,544人(うち女性3,866人、子供4,771人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,298,140人(うち女性387,096人、子供649,430人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 19, 2019をもとに作成。

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シリア軍側による停戦発表にもかかわらず、ロシア軍はイドリブ県、ハマー県への爆撃を再開(2019年5月19日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯第1ゾーンに対するシリア・ロシア軍の激しい爆撃・砲撃は20日目を迎えた。

18日のシリア軍側による停戦発表で、中断していた爆撃・砲撃は再開され、ロシア軍がイドリブ県、ハマー県への爆撃を加え、イドリブ県、ハマー県でシリア軍と反体制武装集団が交戦した

シリア人権監視団によると、これにより、4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より11人(民間人10人、兵士・戦闘員1人)増えて492人となった。

うち、173人が民間人(女性39人、子供34人を含む)、312人がシリア軍兵士および反体制武装集団戦闘員。

ノールス研究センターによると、シリア軍側の犠牲者は170人(うち士官40人)にのぼり、そのほとんどが、スハイル・ハサン准将の指揮下にある民兵(いわゆる第5軍弾)、パレスチナ人民兵のクドス旅団、そしてマーヒル・アサド少将が実質司令官を務める第4師団の将兵だという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルナブル市およびその一帯を8回爆撃した。

この爆撃で、女性1人と子供1人を含む3人が死亡、市内のサイイダ・ミリヤム病院が狙われ、同病院が物的被害を受け、利用不能となった。

またシリア軍がハーン・シャイフーン市、カフルナブル市、フバイト村など県南部および西部一帯を砲撃し、女性1人と子供人を含む7人が死亡した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月19日付)によると、ロシア軍の爆撃により、カフルナブル市で女性と子供を含む8人が死亡、多数が負傷、ハーン・シャイフーン市で3人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がザイズーン村を2回爆撃した。

シリア軍がカストゥーン村、アンカーウィー村、マイダーン・ガザール村、ハウラター村、ザイズーン村、ジャドラーヤー村、サフン村を砲撃し、女性1人と女児1人を含む3人が死亡した。

これに対して、シャーム解放機構は、カルカート村灌木地帯のシリア軍拠点を砲撃した。

一方、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構に近いイバー・シャーミーヤ(5月19日付)によると、シャーム解放機構がカルカート村灌木地帯、マイダーン・ガザール村に進軍しようとしたシリア軍を要撃した。

これに対して、SANA(5月19日付)は、反体制武装集団がシリア軍によって制圧されたハマーミーヤート村一帯を砲撃、これに対してシリア軍が反撃したと伝えた。

シリア軍はまた、フワイズ村、カルカート村一帯で活動するシャーム解放機構の拠点を砲撃したという。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(ラタキア県11件、ハマー県2件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を9件(アレッポ県1件、ラタキア県3件、ハマー県5件)確認した。

AFP, May 19, 2019、ANHA, May 19, 2019、AP, May 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2019、al-Hayat, May 20, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 19, 2019、Nors for Studies, May 19, 2019、Reuters, May 19, 2019、SANA, May 19, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 19, 2019、SOHR, May 20, 2019、UPI, May 19, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府が共同統治するタッル・リフアト市郊外を砲撃(2019年5月19日)

アレッポ県では、ANHA(5月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府が共同統治するタッル・リフアト市郊外のマルアナーズ村、マーリキーヤ市(シャッラー村近郊)を砲撃した。

また、トルコの支援を受ける反体制武装集団は同地近郊のクワンディー・マーズィン村の農場を焼き討ちにした。

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一方、北・東シリア自治局の支配下にある県東部のマンビジュ市中心街の商店前に仕掛けられた地雷2発が相次いで爆発した。

死傷者はなかった。

AFP, May 19, 2019、ANHA, May 19, 2019、AP, May 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2019、al-Hayat, May 20, 2019、Reuters, May 19, 2019、SANA, May 19, 2019、SOHR, May 20, 2019、UPI, May 19, 2019などをもとに作成。

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