ハサカ県からの帰還避難民の車列が、数年に及ぶ避難生活の後アフリーン市に到着:シャルア移行期政権とシリア民主軍が被拘束者を解放

アレッポ県では、SANAによると、ハサカ県からの帰還避難民の車列が、数年に及ぶ避難生活の後、アフリーン市に到着した。

また、SANAによると、アイン・アラブ(コバネ)郡シュユーフ・タフターニー区からの避難民が、11年に及ぶ強制移住の後、住居への帰還を開始した。

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ハサカ県では、SANAによると、アフマド・シャルア移行期政権とシリア民主軍がそれぞれの被拘束者100人ずつを釈放した。

北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は11日、公式サイトで、捕虜交換が行われたと発表した。

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ANHAによると、タッル・タムル町を通るジャズィーラ地方(ユーフラテス川東岸)とアレッポ市M4高速道路が再開通した。

これに関して、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)は公式サイトを通じて同道路を再開させたと発表した。

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シリア人権監視団によると、さらにシャルア移行期政権のシリア軍に編入されている武装集団(旧シリア国民軍のイスラーム軍、東部自由人運動、スルターン・スライマーン・シャー師団、スルターン・マーリク・シャー師団など)の戦闘員が、ラアス・アイン市周辺の軍事基地、拠点、接触線から撤退した。

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ハサカ県に身を寄せていたアレッポ県アフリーン郡出身の住民約400世帯が帰村


ハサカ県では、SANAによると、アレッポ県アフリーン郡出身の住民(国内避難民(IDPs))約400世帯が帰村を開始した。

IDPsを乗せたバスは、シリア民主軍との包括停戦合意の履行を担うアフマド・シャルア移行期政権の大統領代表団(アッバース・フサイン・ハサカ県政治問題局長ら)やヌールッディーン・アフマド・ハサカ県知事の立ち会いのもと、ハサカ市南入口のパノラマ交差点を出発し、アフリーン郡に向かった。た。

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ANHAによると、帰還先は、シーヤ町、ジンディールス町、ムーバーター村。

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ハサカ県は、フェイスブックを通じて、アフリーン郡からのIDPsが帰村することについて、家族が安全に帰還できるよう引き続き直接かつ継続的に連絡を取り続けるとするアフマド県知事の声明を発表した。

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ANHAは、ハサカ県のアッバース・フサイン政治問題局長がハサカ市で取材に応じ、そのなかでアフマド・シャルア移行期政権が拘束している捕虜複数人が10日に釈放される予定だと発言したと伝えた。

また、シリア民主軍総司令部メンバーのマフムード・ハリール・アリー氏はXを通じて、移行期政権との間で、避難民問題および捕虜問題の二つの案件を追跡する委員会を設置することで合意が成立、これに基づき、捕虜に関する名簿および記録が政府側と交換され、10日の捕虜交換に向けた最終調整が行われていると発表した。

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国際移住機関(IOM)のルチアーノ在レバノン代表:「過去1週間で、レバノンからシリアへ渡ったシリア人はおよそ50,000人に達する」:レバノンからシリアに帰国したシーア派多数が一時拘束

AFP(転載)によると、国際移住機関(IOM)のレバノン代表であるマチュー・ルチアーノ氏は、以下のような声明を発表した。

ここ数日、大規模な人の越境移動が起きている。
過去1週間で、レバノンからシリアへ渡ったシリア人はおよそ50,000人に達する。昨日の避難命令の後に国境を越えた人々はこの数字に含まれていない。

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シリア人権監視団によると、レバノンから避難して帰国したシリア人のうちシーア派住民の数十人が、ダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ヒムス県のクサイル市に近いジュースィーヤ国境通行所で、一時拘束されるなどの人権侵害に遭った。

また、アレッポ県ヌッブル市とザフラー町出身のシーア派の若者15人は、レバノンからシリアに入国後、ヒムス県ラスタン郡で一時拘束され、取り調べ中に殴打や宗派差別的な侮辱を受けた。

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一方、SANAによると、緊急事態災害省のチームは、両国境通行所で帰還するシリア人の人道・救援対応を続けた。

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イスラエルとヒズブッラーの戦闘再開を受けて2日に約11,000人がレバノンからシリアへ越境


国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のゴンサロ・バルガス・リョサ在シリア代表は、Xを通じて、レバノンのヒズブッラーによるイスラエル北部へのミサイル・無人航空機による攻撃を受けて、イスラエルによるレバノンへの爆撃が再開されたことを受けて、3月2日に約11,000人がレバノンからシリアへ越境したと発表した。

リョサ代表によると、シリアに入国した人々の大半はシリア人世帯だが、レバノン人世帯も若干含まれる。

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SANAも、過去24時間に10,000人以上のシリア人がダマスカス郊外県ジュダイダト・ヤーブース国境通行所を越境したと伝えた。

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ヨルダン、レバノンからシリア人数百人が退避

SANAによると、イスラエル・米国によるイランへの先制攻撃とイスラエルによるイスラエル・アラブ諸国への報復攻撃が激化するなか、外務在外居住者省による取り組みのもと、ヨルダンのクイーン・アリア国際空港から帰国予定だったシリア人79人が、ナスィーブ国境通行所を経由して、陸路で首都ダマスカスのカダム駅に到着した。

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SANAによると、レバノンに対するイスラエル軍の爆撃再開を受けて、ヒムス県のジュワイスィーヤ国境通行所を経由して、シリア難民数百人が自発的に帰国した。

SANAによると、ダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所で、レバノン在住シリア人の通過を円滑にするため、警戒態勢のなか、集中的な職員配置が行われた。

また、SANAによると、非常事態災害省の民間防衛機構(ホワイト・ヘルメット)は、帰国したシリア人の人道状況に対応するため、人道・救援対応計画を実施した。

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レバノン保健省は26日のイスラエル軍によるベカーア県への爆撃で、シリア人の子供1人を含む2人が死亡、子供9人と女性8人を含む29人の市民が負傷したと発表


NNAによると、レバノンの保健省は、26日のイスラエル軍によるベカーア県への爆撃で、シリア人の子供1人を含む2人が死亡、子供9人と女性8人を含む29人の市民が負傷したと発表した。

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NNAによると、爆撃はバアルベック市西のブーダーイ町の無人地帯、バイト・ミーシーク農場の無人地帯に対して2度にわたって行われた。

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オーストラリア政府はロジュ・キャンプに移送されたイスラーム国メンバーの家族1人の帰国を阻止

NPRによると、オーストラリア政府は、ハサカ県マーリキーヤ(ダイリーク)市のロジュ・キャンプに移送され、留め置かれているイスラーム国のオーストラリア国籍のメンバーの家族の1人に対して、一時的渡航禁止命令を出したと発表した。

これにより、この1人のオーストラリアへの帰国は阻止された。

オーストラリアのトニー・バーク内務大臣は声明で、安全保障機関の勧告に基づき決定を下したと述べ、現時点では収容所にいる他のオーストラリア人に対して同様の措置を取る必要はないとの認識を示した。

ロジュ・キャンプには、オーストラリア人女性および子ども34人(11世帯)が収容されている。

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アレッポ県では、ANHAによると、ハサカ県のフール・キャンプに収容されていた女性や子どもら約400人がバスやトラックに乗せられて、アフタリーン市のキャンプに移送された。

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フール・キャンプに収容されていた約400人を乗せたバスがアレッポ県アフタリーン市近郊のキャンプに向かう一方、シャルア移行期政権はイスラーム国のオーストラリア人メンバーの家族の身柄引き取りを拒否

SANAによると、ハサカ県のフール・キャンプに収容されていた約400人を乗せた6台のバスがアレッポ県アフタリーン市近郊のキャンプに向かった。

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シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の当局は、マーリキーヤ(ダイリーク)市のロジュ・キャンプに移送され、本国帰還に向けて待機していたイスラーム国構成員の家族の一部でオーストリア国籍の11世帯34人の身柄の受け取りを拒否、34人はロジュ・キャンプに戻された。

拒否の理由は不明。

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イスラーム国のオーストリア人メンバーの家族の11世帯がロジュ・キャンプに移送され、シャルア移行期政権の当局への身柄引き渡し作業の準備が始まる

ハサカ県では、ANHAによると、マーリキーヤ(ダイリーク)市のロジュ・キャンプ管理当局は、キャンプに一時移送されたイスラーム国構成員の家族の一部でオーストリア国籍の11世帯34人を本国に帰還させるため、アフマド・シャルア移行期政権の当局への身柄引き渡し作業の準備が開始された。

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UNHCRリョサ在シリア代表:「過去数週間で、フール・キャンプの居住者数が大幅に減少していることを確認した」

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のゴンサロ・バルガス・リョサ在シリア代表は、Xで、過去数週間で、フール・キャンプの居住者数が大幅に減少していることを確認したことを明らかにした。

また、アフマド・シャルア移行期政権当局はUNHCRに対して、残っている収容者世帯をアレッポ県のアフタリーン・キャンプへ移転させる計画を伝え、新たなキャンプにおける住民支援のためUNHCRの協力を要請、UNHCRはその支援を提供する用意があると付言した。

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アレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所一帯に設置されていた国内避難民(IDPs)キャンプ2ヵ所が閉鎖

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ・サラーマ国境通行所一帯に設置されていた国内避難民(IDPs)キャンプ2ヵ所が閉鎖された。

閉鎖にあたって、同キャンプに収容されていたIDPsには補償金が支払われた。

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カバワート社会問題労働大臣がイドリブ県での7日の豪雨と洪水の被災者らを慰問


SANAによると、ヒンド・カバワート社会問題労働大臣がイドリブ県を訪問し、ムハンマド・アブドゥッラフマーン知事と会談、7日の豪雨と洪水で被災した国内避難民(IDPs)キャンプを支援する方策について協議した。

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SANAによると、カバワート社会問題労働大臣は、その後ダルクーシュ町西にあるアレッポ2キャンプを訪れ、ボランティア・チームと会談、被災者を見舞った。

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SANAによると、イドリブ県のアブドゥッラフマーン知事は、アフマド・シャルア暫定大統領が、イドリブ県のキャンプに居住する避難民の状況について、関係するすべての機関による継続的な対応、とりわけ豪雨と洪水による被災者のニーズに応えることの重要性を強調したと述べた。

アブドゥッラフマーン知事によると、シャルア暫定大統領は知事との電話会談の中で、「国家の第一の目標は、避難民が安全に自らの都市や村へ帰還できるようにすることであり、あらゆる分野における政府の取り組みは、復興と再建のための包括的計画の一環である」と述べたという。

また大統領は、実施されるすべての事業や措置が、避難民が尊厳をもって元の居住地へ戻れるようにすることを目的としていると強調、関係するすべての機関によるキャンプ内避難民への継続的な対応を求め、彼らのニーズを確実に満たし、可能な限り早期の帰還を円滑に進める必要性を改めて確認したという。

なお、イドリブ県は、7日の豪雨と洪水により、数十ヵ所の国内避難民(IDPs)キャンプが被害を受けたと発表しており、その被害は24のキャンプに及び、合計931世帯、すなわち5,142人が影響を受けたとしている。

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SANAによると、緊急事態災害省は7日の豪雨と洪水による被害への対応の成果をまとめた報告書を発表した。

対応活動は、7日と8日にわたり、ラタキア県、イドリブ県、ハマー県で救助活動、浸水した水の排出、水位上昇により閉鎖された道路の開通に重点が置かれた。

また、車両や作戦センターが動員され、増援部隊の派遣や複数の専門チームの参加により、対応の迅速化と被害拡大の抑制が図られた。

とりわけ、イドリブ県のヒルバト・ジャウズ村および周辺地域、ラタキア県農村部が対象となった。

同省の報告による洪水被害の概要は以下の通り:

・ラタキア県トルコマン山地方のアサリーヤ村とアイン・イーサー村で、洪水で流された子ども2人が死亡、子ども1人と若者1人が救助された。
・同地方で、シリア・アラブ赤新月社の女性ボランティア1人が対応に向かう途中、交通事故で死亡し、また6人が負傷した。
・ラタキア県シャイフ・ハサン村で30軒、イドリブ県で47軒の住宅が浸水した。
・全壊した住居は650世帯を超え、一部損壊した世帯は1,300世帯以上にのぼった。
・イドリブ県ヒルバト・ジャウズ村のアイン・バイダー病院が洪水で浸水し、患者、医療スタッフ、新生児保育器の避難が行われた。
・主要道路および支線を含む28本以上の道路が開通された。

人道支援対応は以下の通り:

・被災世帯を受け入れるため、学校内に7ヵ所の仮設避難所が設置され、ラフマ学校内では80世帯、アンサーリー・センターでは5世帯に緊急支援物資が配布された。
・ヒルバト・ジャウズ村のIDPsキャンプ周辺での洪水でテントが流失・浸水したため、被災者の緊急避難と学校・避難センターへの収容が行われた。

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アリー保健大臣とサーリフ緊急事態災害大臣が豪雨と洪水によって被災したイドリブ県内の国内避難民(IDPs)の居住者が避難しているセンターを訪問

SANAによると、ムサアブ・アリー保健大臣とラーイド・サーリフ緊急事態災害大臣が、イドリブ県のムハンマド・アブドゥッラフマーン知事、ラタキア県のムハンマド・ウスマーン知事、アレッポ県副知事(緊急事態担当)らとともに、7日の豪雨と洪水によって被災したイドリブ県のヒルバト・ジャウズ村一帯の国内避難民(IDPs)キャンプの居住者らが避難しているラフマ・センターを訪問し、被災状況や緊急対応措置の進捗を確認した。

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国連安保理:イスラーム国の脅威は着実に増大、多極化し、ますます複雑になっている(2026年2月4日)

UNニュースによると、国連安保理でイスラーム国への対応を協議するための会合が開かれ、国連テロ対策局(UNOCT)のアレクサンドル・ズエフ暫定事務次長が同局の最新報告書を提出し、イスラーム国がアフリカ、中東、さらにはそれ以外の地域でも強まっていることを明らかにし、その脅威が「着実に増大」しており、「多極化し、ますます複雑になっている」と警鐘を鳴らした。

シリアについては、「治安情勢は依然として脆弱で、イスラーム国は統治の空白を利用し、宗派間の緊張を煽り続けている」と指摘した。

また、シリア民主軍がフール・キャンプから撤退したことで、新たな作戦上および人道上の課題が生じているとも述べ、各国に対し、シリア北東部のキャンプや拘禁施設の収容者を本国に送還する取り組みを強化するよう要請した。

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UNHCRイラク事務所報道官:イラクが抱える34万人強の難民のうち88%はシリア人(2026年2月1日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)イラク事務所のリリー・カーライオ報道官は、イラク日刊紙の『サバーフ』(フェイスブック)の取材に応じ、そのなかでイラクがさまざまな国籍の34万人を超える難民を受け入れており、そのうちの約88%がシリア人であることを明らかにした。

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北・東シリア地域民主自治局の管理の下でトルコ占領地からの国内避難民数千人を収容しているキャンプから複数の複数の国際人道支援団体が撤退(2026年1月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の管理の下でトルコ占領地(「平和の泉」地域)からの国内避難民(IDPs)ら数千人を収容しているワーシュカーニー・キャンプ、スィリー・カーニヤ・キャンプ、ナウルーズ・キャンプから支援活動にあたっていた複数の複数の国際人道支援団体が撤退した。

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SANAによると、ハサカ市およびカーミシュリー市に居住していたアレッポ県アフリーン郡出身のIDPs約500人が、帰還を開始し、経由地であるシャッダーディー市に到着した。

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OCHA:アレッポ県、ハサカ県、ラッカ県全体で17万人を超える国内避難民(IDPs)が記録されている(2026年1月26日)

国連人道問題調整事務所(OCHA)シリア事務所は、シリア東部の人道状況にかかるフラッシュ・アップデートNo.2を出し、アレッポ県、ハサカ県、ラッカ県全体で17万人を超える国内避難民(IDPs)が記録されており、とくにハサカ県のカーミシュリー市(約97,900人)およびマーリキーヤ郡約32,000人に大規模な集中が見られると発表した。

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カタールのフライフィー外務担当国務大臣は、レバノンからシリアへ戻るシリア難民の自発的かつ安全な帰還を支援するプロジェクトを開始すると発表(2026年1月26日)

NNASANAによると、カタールムハンマド・アブドゥルアズィーズ・フライフィー外務担当国務大臣は、国際移住機関(IOM)との協力のもと、レバノンからシリアへ戻るシリア難民の自発的かつ安全な帰還を支援するプロジェクトを開始すると発表した。

レバノンの首都ベイルートで、同国のターリク・ミトリー副首相との会談の後に共同記者会見を開き、プロジェクトに関して、「第1段階の費用は約2,000万米ドルで、およそ10万人を対象としている」と述べた。

また、このプロジェクトは、住居の確保、食料および医薬品の提供を含む包括的な人道的アプローチに基づいており、帰還後の安定と社会的統合の促進に寄与すると説明した。

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シリア人権監視団:シャルア移行期政権の攻撃で数千人の避難民が発生、避難所は108ヵ所に(2026年1月24日)

ハサカ県では、シリア人権監視団は、アフマド・シャルア移行期政権のシリア北東部に対する攻撃によって、数千人の避難民が発生、これを受けて北・東シリア地域民主自治局の当局や市民社会団体が過去数日間に新設した避難所が108ヵ所に及んでいると発表した。

設置場所の内訳は、カーミシュリー市一帯が72ヵ所、アームーダ市一帯が13ヵ所、ハサカ市一帯が8ヵ所、マーリキーヤ(ダイリーク)市一帯が9ヵ所、マアバダ(カルキールキー)町一帯が6ヵ所。

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アレッポ市シャイフ・マクスード、アシュラフィーヤ、バニー・ザイドの各地区の住民96世帯300人が同地から避難、ハサカ県に到着(2026年1月14日)

ANHAによると、アレッポ市シャイフ・マクスード、アシュラフィーヤ、バニー・ザイドの各地区の住民96世帯300人が同地から避難、ハサカ県のカーミシュリー市、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、アームーダ市、マーリキーヤ(ダイリーク)市、ルマイラーン町に親族宅や学校などに身を寄せた。

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シリア人権監視団は、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区では、ここ数日間、クルド人住民が所有する商店や住宅を標的とした略奪・窃盗行為が相次いでいると発表した。
内務省は、フェイスブックを通じて、アレッポ市シャイフ・マクスード地区で当局に投降し、武器を引き渡していたシリア民主軍のメンバーら多数を釈放したと発表した。

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ラッカ県では、ANHAによると、タブカ市で、住民、アフリーン郡、シャフバー地区(アレッポ市郊外)からの避難民が大規模なデモ行進を行い、アレッポ市シャイフ・マクスード、アシュラフィーヤ、バニー・ザイドの各地区の住民に対するアフマド・シャルア移行期政権の攻撃と犯罪を非難した。

ANHAによると、同市のシャルク大学の学生も、シャイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区の犠牲者を追悼する集会を行った。

ハサカ県では、ANHAによると、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村とアームーダー市で同様のデモ行進が行われた。

また、ANHAによると、タッル・ブラーク町、フール町、アリーシャ町でも同様の抗議行動が行われた。

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アレッポ市アシュラフィーヤ地区、シャイフ・マクスード地区で避難民の帰宅が続く一方、両地区からの避難民がラッカ県に到着(2026年1月13日)

SANAによると、アレッポ市アシュラフィーヤ地区では、治安と日常生活の回復に伴い、避難していた住民が帰宅を続け、仮設避難センターに滞在する世帯数が減少、12ヵ所のセンターのうちの3ヵ所が閉鎖された。

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ANHAによると、クルド赤新月社は、アレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の住民49世帯と、負傷者118人(多くが民間人)が、ラッカ県タブカ市の避難民キャンプに到着した。

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北・東シリア地域民主自治局の避難民・難民事務局共同局長:自治局支配地域に11の難民・避難民キャンプが存在し、24万5000人以上が依然として収容されている(2026年1月4日)

ルダウによると、北・東シリア地域民主自治局の避難民・難民事務局のシャイフムース・アフマド共同局長は同自治局支配地域に現在11の難民・避難民キャンプが存在し、国内避難民(IDPs)およびイラク人などの外国籍住民は24万5000人以上が依然として収容されていることを明らかにした。

11のキャンプのうち、6キャンプはジャズィーラ地方、1キャンプはダイル・ザウル県、1キャンプはラッカ県ラッカ郡、3キャンプ(うち2キャンプはアレッポ県アフリーン郡、シャフバー地区からのIDPs専用のキャンプ)は同県タブカ郡に設置されている。

最大のキャンプであるフール・キャンプには14,500人のイラク人を含む数万人が収容されている。

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フール・キャンプに収容されていたイラク人230世帯、計834人がスィーマルカー国境通行所を経由してイラクに移送(2025年12月29日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されていたイラク人230世帯、計834人がスィーマルカー国境通行所を経由してイラクに移送された。

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ハサカ県アブー・ハシャブ難民キャンプに身を寄せていた難民が3日連続で帰村、その数は155世帯、約840人に(2025年12月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるアブー・ハシャブ難民キャンプに身を寄せていた難民が3日連続で帰村、その数は155世帯、約840人となった。

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フール・キャンプに収容されていたイラク難民240世帯(858人)がイラク当局との連携のもと、イラクに帰還(2025年12月1日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されていたイラク難民240世帯(858人)がイラク当局との連携のもと、イラクに帰還した。

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シリア難民68世帯がUNHCR主導による「自主帰還プログラム」の一環としてレバノンからヒムス県の自宅に帰還(2025年11月6日)

SANAによると、レバノンで避難生活を送っていたシリア難民68世帯が、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)主導による「自主帰還プログラム」の一環としてヒムス県の自宅に帰還した。

シリア人権監視団によると、約500人を乗せた車列はタルトゥース県のアリーダ国境検問所を経由して帰還した。

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フール・キャンプに収容されていたイラク人難民249世帯約840人がイラクのニーナワー県にあるジャドア・キャンプに向かう(2025年10月27日)


ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるフール・キャンプに収容されていたイラク人難民249世帯約840人が、自治局とイラク国民議会安全保障委員会、移民避難民委員会と調整のもとでイラクのニーナワー県にあるジャドア・キャンプに向かった。

イラク難民の移送作業は、2025年に入ってかれ今回で13回目、通算で30回目となる。

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UNHCRの「自主帰還プログラム」に基づき、シリア難民406人がレバノンから帰国、マフムードリー・キャンプの国内避難民133人が帰宅(2025年10月15日)

SANAによると、ダマスカス郊外県のジュダイダト・ヤーブース国境通行所(レバノン側はマスナア国境通行所)に、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)主導による「自主帰還プログラム」に基づき、レバノンから406人のシリア難民が到着した。

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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と協力し、ラッカ県にあるマフムードリー・キャンプに収容されている国内避難民(IDPs)を出身地域へ帰還させる「自主帰還プログラム」の第3弾を開始した。

第1弾は8月26日、第2弾は9月16日に行われており、今回は、133人(28世帯)が帰郷を希望、24台のトラックに生活用品を積み、12台のバスに乗ってダイル・ザウル県、ヒムス県、ハマー県、アレッポ県、ダルアー県の故郷へ向かった。

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シリア民主軍のアブディー総司令官:シリア民主軍とアサーイシュをシャルア移行期政権の軍・治安部隊に統合するための予備的合意に至った(2025年10月13日)

シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、AFP(フランス24による転載)のインタビューに応じ、そのなかでシリア民主軍や北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)をアフマド・シャルア移行期政権の軍・治安部隊に統合するための「予備的合意」に至ったことを明らかにした。

ハサカ県ハサカ市内の基地で10月12日に行われたインタビューのなかで、アブディー総司令官は以下の通り述べた。

今回のダマスカスでの会談で新しかったのは、合意の実施を加速させようという共有された決意と強い意志だ。
最も重要な点は、国防省と内務省の枠組みの中でシリア民主軍と治安部隊を統合する仕組みについて、予備的な合意に到達したことだ。
シリア民主軍は国防省の傘下でいくつかの部隊に再編される…。だが、一部では依然として意見の相違が残っている。
我々はシリアの地方分権制度を求めているが、この点についてはまだ合意に至っていない。すべての当事者が受け入れ可能な共通の形式を模索している。
シリアの領土的一体性、国家の象徴の統一、政治的意思決定の独立、そしてテロリズムとの闘いについては意見が一致している。
シリアが再び戦争の時代に戻るべきではなく、安定と安全が必要であるという点では全員の意見が一致している。これらの要素があれば、恒久的な合意に到達できると信じている。
(憲法宣言について)一部条項の修正や追加、特にクルド民族の権利を憲法上で保障する条項の明記を要請した…。この件については前向きな反応があり、近く実現することを期待している。
(シャルア移行期政権との)交渉の成否はトルコの役割に大きく依存している。トルコが支援的かつ建設的な役割を果たしてくれることを望んでいる。
まだ石油問題については協議していないが、今後の会談で必ず取り上げられる…。北・東シリアの石油を含む地下資源はすべてシリア国民全体に属するものであり、その収益はすべてのシリア諸州に公平に分配されなければならない。

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ANHAによると、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、スィリー・カーニヤ(ラアス・アイン)避難民委員会の代表団と会談し、キャンプ内外で暮らす国内避難民(IDPs)の要望や2019年のトルコ軍侵攻による避難以降続いている苦難を訴える声を聴取した。

会談のなかで、アブディーアブディ総司令官は、「避難民の帰還はシリア民主軍の政策における最優先事項である」と改めて強調した。

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ニューヨークの国連本部で開催された「フールおよびキャンプ・収容施設からの送還に関する上級会議において、ブラッド・クーパーCENTCOM司令官は北・東シリア地域に「合同送還調整室」を設立すると発表(2025年9月26日)

米中央軍(CENTCOM)は、声明を出し、ニューヨークの国連本部で開催された「フールおよびキャンプ・収容施設からの送還に関する上級会議」において、ブラッド・クーパー司令官(提督)が発言し、自国民の送還を加速させるよう各国に求め、北・東シリア地域に「合同送還調整室(Joint Repatriation Cell)」を設立すると発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍輸送機がハッラーブ・ジール村の航空基地に、米兵、重火器、軍用装備を輸送した。

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