北・東シリア自治局は英国政府使節団にダーイシュの英国人メンバーの子供2人の身柄を引き渡す(2022年4月6日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の渉外関係局(外務省に相当)がカーミシュリー市で英国政府使節団にダーイシュ(イスラーム国)の英国人メンバーの子供2人の身柄を引き渡した。

AFP, April 6, 2022、ANHA, April 6, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 6, 2022、Reuters, April 6, 2022、SANA, April 6, 2022、SOHR, April 6, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ハジーン市でダーイシュのスリーパーセルがシリア民主軍を襲撃し、3人死傷(2022年4月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハジーン市の街道で、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊を襲撃し、兵士1人を殺害、2人を負傷した。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県、ヒムス県、ダイル・ザウル県の砂漠地帯で、ダーイシュに対して40回以上の爆撃を実施(2022年4月5日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がラッカ県ラサーファ砂漠、ヒムス県のスフナ市一帯の砂漠地帯、ダイル・ザウル県西部の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に対して40回以上の爆撃を実施した。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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シリア軍第4師団が北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区への穀物の搬入を規制し、深刻なパン不足に(2022年4月5日)

ANHA(4月5日付)は、アレッポ県アレッポ市で、シリア軍第4師団が、北・東シリア自治局の支配下にあるシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区への穀物の搬入を規制し、同地に居住する20万人へのパン(フブズ)の供給が滞っていると伝えた。

4月4日に始まった規制によって、シャイフ・マクスード地区内の穀物の備蓄が底をつき、5日朝にパンの配給ができなくなったという。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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アレッポ県アフリーン市近郊でシャーム軍団の戦闘員どうしが衝突し5人が死傷する一方、ラッカ県スルーク町近郊でスルターン・ムラード師団の戦闘員8人が遺体で発見される(2022年4月5日)

アレッポ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市近郊のマイダーニカ村で、シリア国民軍に所属するシャーム軍団の戦闘員どうしが衝突、複数の民家が戦闘の巻き添えとなり、迫撃砲弾の攻撃を受けた。

この戦闘で、シャーム軍団の戦闘員5人が死傷した。

 

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ラッカ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコの占領下にあるスルーク町近郊でシリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団の戦闘員8人が遺体で発見された。

同地では、シリア国民軍に所属する武装集団どうしの抗争がこの1週間続いており、「粛清」されたものと見られる。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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ハサカ県電力公社と北・東シリア自治局の電力センターの復旧作業チームがトルコの砲撃で電力供給が停止していたタッル・タムル町の変電所を復旧(2022年4月5日)

ハサカ県では、SANA(4月5日付)、ANHA(4月5日付)によると、同県電力公社の復旧作業チームと北・東シリア自治局の電力センターの復旧作業チームが、4月6日のトルコ軍のタッル・タムル町の変電所に対する砲撃で断裂した送電線の張替作業を行い、変電所の稼動の再開させた。

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ラッカ県では、ANHA(4月5日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、マアラク村、アイン・イーサー・キャンプ、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 5, 2022、ANHA, April 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 5, 2022、Reuters, April 5, 2022、SANA, April 5, 2022、SOHR, April 5, 2022などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は声明で、ロシアでメンバー10人が逮捕されたとの報道を否定(2022年4月4日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)の広報局は声明を出し、ロシアでメンバー10人が逮捕されたとのロシアの複数メディアの報道を否定した。

声明の内容は以下の通り:

いわゆる「連邦保安庁」の発表だとして、シャーム解放機構のメンバー10人がロシアで逮捕されたと伝えているロシアの複数の通信社の主張は、これまでに行われてきた数十という主張と同じく無意味で悪意のある主張だ。
シャーム解放機構がシリアで活動する軍事組織で、各戦線で解放区を防衛しており、同地の外には存在しないことは皆が知っている。
占領国はこうした主張をしばしば吹聴することで、あからさまな干渉、爆撃や攻撃の継続、医療施設や住宅地の攻撃を正当化しようとしている。我々は、ウソに騙されないよう皆に呼びかけたい。

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ロシアのタス通信(4月1日付)などは、シャーム解放機構のメンバー10人がロシア国内の9カ所で逮捕されたとロシア連邦保安庁が声明を発表したと伝えていた。

同声明によると、メンバー10人が逮捕されたのは、ロシア連邦内のバシコルトスタン共和国、ダゲスタン共和国、イングーシ共和国、クラスノダール市、アストラハン市、ヴォルゴグラード市、ノヴォシビルスク市、トゥーラ市、チュメニ市。

尋問の結果、メンバー10人は、幅広い地域ネットワークを構築し、資金を集め、蓄積し、銀行口座やカードへの送金を行い、将来的にシリア領内の支配地域(イドリブ県)の戦闘員のニーズに対応するため、宗教的な寄附を偽って資金提供をしようとしていたという。

AFP, April 4, 2022、ANHA, April 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2022、Reuters, April 4, 2022、SANA, April 4, 2022、SOHR, April 4, 2022、TASS, April 1, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がヒムス県スフナ市一帯の砂漠地帯でダーイシュの拠点に対して25回あまりの爆撃を実施(2022年4月4日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がスフナ市一帯の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して25回あまりの爆撃を実施した。

AFP, April 4, 2022、ANHA, April 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2022、Reuters, April 4, 2022、SANA, April 4, 2022、SOHR, April 4, 2022などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2世帯が、キャンプ内の劣悪な生活・医療環境を理由にシリア政府の支配地に脱出(2022年4月4日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2世帯が、キャンプ内の劣悪な生活・医療環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, April 4, 2022、ANHA, April 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2022、Reuters, April 4, 2022、SANA, April 4, 2022、SOHR, April 4, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方のフライフィル村一帯を2回にわたって爆撃(2022年4月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村一帯を2回にわたって爆撃した。

また、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村を砲撃し、通学中の子供4人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフル・ハラブ村を自作のロケット弾で攻撃した。

 

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イブタア町で、シリア軍第10師団の兵士が正体不明の武装集団の襲撃を受け、1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, April 4, 2022、ANHA, April 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2022、Reuters, April 4, 2022、SANA, April 4, 2022、SOHR, April 4, 2022などをもとに作成。

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シャーム解放機構はイドリブ市などでエジプト人ジハード主義者ら7人を拘束する一方、フッラース・ディーン機構のサウジアラビア人メンバー1人を釈放(2022年4月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が、2020年10月に逮捕し、拘束していた新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構のサウジアラビア人メンバーの1人アブー・アブドゥッラフマーン・マッキー氏を釈放した。

マッキー氏は投獄中、刑務所での待遇改善を求めて収監者らとともにハンストを続けていた。

一方、シャーム解放機構の総合治安機関は3日と4日、イドリブ市および同郊外各所で大規模な取り締まり活動を行い、エジプト人2人を含むジハード主義者7人を拘束し、彼らの住居、財産、武器を没収した。

AFP, April 4, 2022、ANHA, April 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2022、Reuters, April 4, 2022、SANA, April 4, 2022、SOHR, April 4, 2022などをもとに作成。

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シリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けてラッカ市近郊のIDPsキャンプに対して空挺作戦を実施、6人を拘束(2022年4月4日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が米主導の有志連合の支援を受けて、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ市東のフース村近郊に設置されている仮設の国内避難民(IDPs)キャンプに対して空挺作戦を実施し、若い男性5人と女性1人を拘束、連行した。

 

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるムハイミーダ村で住民がパン(フブズ)の品質向上を求めて抗議デモを行った。

AFP, April 4, 2022、ANHA, April 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2022、Reuters, April 4, 2022、SANA, April 4, 2022、SOHR, April 4, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県アブー・ラースィーン(ザルカーン)町にある内務治安部隊(アサーイシュ)の本部をドローンで爆撃し、3人負傷(2022年4月4日)

ハサカ県では、ANHA(4月4日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町にある内務治安部隊(アサーイシュ)の本部を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

アサーイシュの発表によると、この爆撃で3人が負傷した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに、アブー・ラースィーン町近郊のアサディーヤ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍ドローンの爆撃は、3日深夜から4日未明にかけて、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の特殊部隊がトルコ占領下のラアス・アイン市近郊のダーウーディーヤ村に一帯に潜入し、同地に設置されているトルコ軍基地をミサイル攻撃したのを受けたもの。

この基地は、ラアス・アイン市一帯地域におけるトルコ軍の基地のなかで最大規模。

 

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ラッカ県では、ANHA(4月4日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のムシャイリファ村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 4, 2022、ANHA, April 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2022、Reuters, April 4, 2022、SANA, April 4, 2022、SOHR, April 4, 2022などをもとに作成。

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ダーイシュがヒムス県スフナ市の入口にある「イランの民兵」の検問所を襲撃、激しい戦闘の末10人死傷(2022年4月3日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の武装グループがスフナ市の入口にあるガソリン・スタンド近くの「イランの民兵」の検問所を襲撃し、激しい戦闘となった。

この戦闘で、「イランの民兵」2人が死亡、8人が負傷した。

AFP, April 3, 2022、ANHA, April 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2022、Reuters, April 3, 2022、SANA, April 3, 2022、SOHR, April 3, 2022などをもとに作成。

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アレッポ県アフリーン市でシリア国民軍に所属する東部自由人連合と第51師団の戦闘員どうしが撃ち合いに(2022年4月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアフリーン市で、シリア国民軍に所属する東部自由人連合と第51師団の戦闘員どうしが撃ち合いとなり、東部自由人連合のメンバー1人が負傷した。

同じくトルコ占領下のアフタリーン市に近いアラー村では、武装した住民がカブターン・ジャバル村の村長に発砲、村長を含む2人を負傷させた。

AFP, April 3, 2022、ANHA, April 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2022、Reuters, April 3, 2022、SANA, April 3, 2022、SOHR, April 3, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県タッル・タムル町の変電所を砲撃し利用不能に、またロシア軍の護衛を受けて同地を訪れようとしたシリア民主軍(スィルヤーニー軍事評議会)幹部をドローンで攻撃(2022年4月3日)

ハサカ県では、ANHA(4月3日付)、SANA(4月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町および近郊のダーダー・アブダール村、ハーッジ・ブービー村、サファフ村、ウンム・ハルマラ村、ヌワイハート村、アサディーヤ村、タッル・ハルマル村、ルバイアート村、タッル・ワルド村、サッダーム・ウバイド計画村、クーリーヤ村、タッル・ウブード村、ヒルバト・シャイール村、ダルダーラ村を砲撃し、住民1人が負傷した。

トルコ軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町の変電所を砲撃、変電所が利用不能となった。

さらに、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が発表したところによると、トルコ軍所属の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のタッル・タムル町で、シリア民主軍所属のスィルヤーニー軍事評議会総司令部のアウラム・マールーキー氏が乗った車を攻撃し、同氏が負傷した。

マールーキー氏の車は、ロシア軍の護衛を受けてタッル・タムル町の変電所に向かっていたところを狙われ、同行していたロシア語通訳も負傷した。

https://www.facebook.com/QSDMEDIA/posts/1866229760236350

 

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ラッカ県では、ANHA(4月3日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、マアラク村、アイン・イーサー・キャンプを砲撃した。

AFP, April 3, 2022、ANHA, April 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2022、Reuters, April 3, 2022、SANA, April 3, 2022、SOHR, April 3, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で5人、北・東シリア自治局支配地域で2人(2022年4月3日)

保健省は政府支配地域で新たに5人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者62人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、4月3日現在のシリア国内での感染者数は計55,711人、うち死亡したのは3,144人、回復したのは51,744人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/280715670903083

 

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、1人が完治したと発表した。

これにより、4月3日現在のシリア国内での感染者数は計38,562人、うち死亡したのは1,571人、回復したのは2,565人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性2人、女性0人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市1人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1822522114604384

AFP, April 3, 2022、ACU, April 3, 2022、ANHA, April 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2022、Reuters, April 3, 2022、SANA, April 3, 2022、SOHR, April 3, 2022などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯を砲撃し、シャーム解放機構のメンバー1人死亡、3人負傷(2022年4月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯を砲撃し、シャーム解放機構のメンバー1人が死亡、3人が負傷した。

シリア軍はまた、バイニーン村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, April 2, 2022、ANHA, April 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2022、Reuters, April 2, 2022、SANA, April 2, 2022、SOHR, April 2, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がヒムス県の砂漠地帯でダーイシュの拠点に対して30回以上の爆撃を実施(2022年4月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が4月1日から2日にかけて、スフナ市一帯の砂漠地帯、タドムル市一帯の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して30回以上の爆撃を実施した。

AFP, April 2, 2022、ANHA, April 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2022、Reuters, April 2, 2022、SANA, April 2, 2022、SOHR, April 2, 2022などをもとに作成。

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シャーム解放機構支配下のイドリブ県イドリブ市とビンニシュ市で逮捕者釈放を求めるデモ、トルコ占領下のアレッポ県アフリーン市で電気料金値上げに抗議するデモ(2022年4月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市とビンニシュ市で、シリア政府の当局による逮捕者の釈放を求めるデモが発生した。

一方、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村一帯、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアフリーン市で、電気料金の値上げに抗議するデモが発生し、住民らが参加した。

AFP, April 1, 2022、ANHA, April 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2022、Reuters, April 1, 2022、SANA, April 1, 2022、SOHR, April 1, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県バーブ市でシリア国民軍所属のシャーム戦線とシャーム自由人イスラーム運動が交戦し、3人死亡(2022年4月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市近郊のアウラーン村でシリア国民軍に所属するシャーム戦線と、同じくシリア国民軍に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の間で戦闘が発生し、戦闘員3人が死亡、複数人が負傷した。

シャーム自由イスラーム運動はまた、この戦闘でシャーム戦線の戦闘員数十人を捕捉した。

戦闘は、シリア国民軍第三軍団がシャーム自由人イスラーム運動のM.R.司令官を解任、S.A.氏を後任に任命したのを受けたもの。

シャーム自由人イスラーム運動がこの決定を拒否したため、第三軍団に所属するシャーム戦線がアウラーン村を包囲したところ、戦闘に発展したという。

AFP, April 1, 2022、ANHA, April 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2022、Reuters, April 1, 2022、SANA, April 1, 2022、SOHR, April 1, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍ドローンがハサカ県カフターニーヤ市近郊で車をミサイル攻撃、自衛部隊隊員3人を殺傷(2022年4月1日)

ハサカ県では、ANHA(4月1日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市南のタッル・ブルハム村に面するM4高速道路で、車の通過に合わせて爆弾が爆発、車は大破した。

これに関して、シリア人権監視団は複数筋から得た情報として、爆発が道路に仕掛けられた爆弾によるものではなく、トルコ軍の無人航空機(ドローン)のミサイル攻撃によるものだとしたうえで、乗っていた北・東シリア自治局の「自衛部隊」隊員1人が死亡、2人が負傷したと発表した。

死亡した隊員は、若者らによる任務遂行を鼓舞する「詩人」で、ラッカ県タブカ市から、アッシリア教徒のアキト新年祭(4月1日)に参加するため、カフターニーヤ市方面に向かう途中だった。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市で正体不明の武装集団が65歳の男性を銃で撃ち、撃たれた男性は即死した。

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ラッカ県では、ANHA(4月1日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村、アイン・イーサー・キャンプ、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 1, 2022、ANHA, April 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2022、Reuters, April 1, 2022、SANA, April 1, 2022、SOHR, April 1, 2022などをもとに作成。

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欧州への移住を希望していたアフガニスタン人がトルコで拘束され、シリアのイドリブ県に強制的に出国させられ、1カ月拘留の末、なす術もないまま同地に留まる(2022年3月31日)

ミドル・イースト・アイ(3月31日付)は、アフガニスタンのジャララバードから欧州に向かおうとしていたアフガニスタン人4人が、経由地のトルコのアンカラで当局に拘束され、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るシリア北西部のイドリブ県に強制出国させられていたと伝えた。

ナスルッラーを名乗る4人のうちの1人は、自分たちがアフガニスタン人であると伝えたにもかかわらず、トルコ当局はイドリブ県のヒルバト・ジャウズ村にトルコ側が違法に設置している国境通行所からシリア領内に強制的に出国させられたと証言している。

ナスルッラー氏は、アターッラー、ハヤーリー・ジュール、サクヤーッラーを名乗る3人の仲間とともに、ターリバーンの支配を逃れてトルコに向けて脱出、その際に1人につき、1,100米ドルを支払わされたという。

4人は当初、当局からギリシャ経由でアフガニスタンに強制送還されると聞かされていたが、騙されてシリアに強制的に入国させられた。

シリアのイドリブ県では、イランとつながりがあると疑われ、シャーム解放機構の総合治安機関のもとで1カ月にわたり拘留されたという。

彼らは現在、トルコに戻ったのち、欧州に移住することを望んでいるが、シリア北部で職を得る機会がないために、そのための資金が得られないでいるという。

AFP, April 1, 2022、ANHA, April 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 1, 2022、Middle East Eye, March 31, 2022、Reuters, April 1, 2022、SANA, April 1, 2022、SOHR, April 1, 2022などをもとに作成。

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米『タイム』誌:シリア人医師が化学兵器攻撃などに対処するためウクライナ人医師・看護師を医療研修(2022年3月31日)

米『タイム』誌(3月31日付)は、シリア人医師が化学兵器攻撃などに対処するための医療研修をウクライナ人に対して行っているとする記事を掲載した。

記事はオルガ・トカリュクを名乗るウクライナの女性フリー・ジャーナリストによるもの。

同誌によると、医療研修を行っているのは、2011年に地元医師や民間人に医療研修を行うための保健科学アカデミーなる組織を設立し、現在も代表を務める外科医のアブドゥッラー・アブドゥルアズィーズ・ハーッジー氏をリーダーとするシリア人医師ら。

保健科学アカデミーは、シリアに「アラブの春」が波及した直後に、多数の医療が当局に逮捕されたのに対処するため、イドリブ県で設立されたという。

副代表を務めるムスタファー・カヤーリー氏が、ロシア軍によるウクライナ侵攻(特別軍事作戦)開始の数日後に、ウクライナ人医師への支援を求めるメッセージをツイッターで受け、研修を始めたという。

アカデミーには、ウクライナで学んだスタッフも多くいるという。

研修は録画され、フェイスブックやYouTubeを通じて配信し、3万回以上も視聴されているという。

彼らはウクライナの医療スタッフと会合を重ね、応急処置、さまざまな兵器での攻撃による負傷への対応について研修を行っているという。

研修を受けたウクライナ人医療スタッフの数は1,000人で、化学兵器攻撃への対応についても学んだという。

AFP, April 2, 2022、ANHA, April 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 2, 2022、Reuters, April 2, 2022、SANA, April 2, 2022、SOHR, April 2, 2022、The Time, March 31, 2022などをもとに作成。

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シュアイタート部族が暮らすダイル・ザウル県内の地域で教職員がデモ(2022年3月31日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュアイタート部族が暮らす県内の地域(アブー・ハマーム市、ガラーニージュ市)などで教職員がデモを行い、給与引き上げ、各学校への守衛の配置、教育セクターへの支援を求めた。

AFP, March 31, 2022、ANHA, March 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2022、Reuters, March 31, 2022、SANA, March 31, 2022、SOHR, March 31, 2022などをもとに作成。

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米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域から武装グループが政府地に潜入、シリア軍と交戦、5人死亡(2022年3月31日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)から、武装グループがシリア政府の支配下にあるハマード砂漠に偵察の為に潜入、シリア軍と戦闘となった。

この戦闘で、シリア軍兵士4人と武装グループのメンバー1人が死亡した。

AFP, March 31, 2022、ANHA, March 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2022、Reuters, March 31, 2022、SANA, March 31, 2022、SOHR, March 31, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機がヒムス県タドムル市近郊の砂漠地帯でダーイシュに対して4回の爆撃を実施(2022年3月31日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がタドムル市近郊の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して4回の爆撃を実施した。

AFP, March 31, 2022、ANHA, March 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2022、Reuters, March 31, 2022、SANA, March 31, 2022、SOHR, March 31, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室による狙撃で過去72時間でシリア軍兵士5人死亡(2022年3月31日)

シリア人権監視団によると、過去72時間で、「決戦」作戦司令室による狙撃で、シリア軍兵士5人が殺害された。

5人は、アレッポ県(少尉)、イドリブ県(少尉と兵卒)、ラタキア県カッバーナ村一帯(兵卒2人)で殺害された。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるサルマーニーヤ村一帯、ドゥワイル・アクラード村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県南部シャフシャブー山のカウカバー村近くを砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムサイフラ町で正体不明の武装集団が、シリア政府との和解に応じた元反体制武装集団メンバーを銃で撃ち、殺害した。

AFP, March 31, 2022、ANHA, March 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2022、Reuters, March 31, 2022、SANA, March 31, 2022、SOHR, March 31, 2022などをもとに作成。

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北・東シリア自治局渉外関係局はドイツ外務省使節団にダーイシュのドイツ人メンバーの妻ら10人とその子供27人の身柄を引き渡す(2022年3月31日)

ハサカ県では、ANHA(3月31日付)によると、北・東シリア自治局の渉外関係局(外務省に相当)がカーミシュリー市の本部を訪問したドイツ外務省使節団に、ダーイシュ(イスラーム国)のドイツ人メンバーの妻ら10人とその子供27人の身柄を引き渡した。

ドイツ外務省使節団は3月30日に渉外関係局を訪問し、身柄引き渡しにかかる文書に正式に調印していた。

AFP, March 31, 2022、ANHA, March 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2022、Reuters, March 31, 2022、SANA, March 31, 2022、SOHR, March 31, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村一帯を砲撃(2022年3月31日)

アレッポ県では、ANHA(3月31日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村一帯を砲撃した。

AFP, March 31, 2022、ANHA, March 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 31, 2022、Reuters, March 31, 2022、SANA, March 31, 2022、SOHR, March 31, 2022などをもとに作成。

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