ダイル・ザウル県でダーイシュのスリーパーセルと思われる武装集団がシリア民主軍の兵士1人に銃を発砲し、殺害(2022年3月3日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にジャルズィー村で、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと思われる武装集団が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人に銃を発砲し、殺害した。

AFP, March 3, 2022、ANHA, March 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2022、Reuters, March 3, 2022、SANA, March 3, 2022、SOHR, March 3, 2022などをもとに作成。

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米軍がハサカ県内のキャンプに収容されていたダーイシュ・メンバーの家族数百人をイラク領内に移送(2022年3月3日)

ハサカ県では、SANA(3月3日付)がマーリキーヤ(ダイリーク)市一帯の複数の地元筋の話によると、米軍が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支援を受けて、県北部のハーン・ジャバル・キャンプに収容されていたダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族数百人を、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由して、イラク領内に移送した。

同地元筋にると、ダーイシュ・メンバーの家族を乗せた200輌以上からなる米軍とシリア民主軍の車列が、ハーン・ジャバル(ハーナ・セレー)村の西に2年前にシリア民主軍が設置したハーン・ジャバル・キャンプからイラクに向かったという。

シリア人権監視団によると、イラクに移送されたのは約450人。

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北・東シリア自治局の避難民・難民問題局のシャイフムース・アフマド共同局長がANHA(3月5日付)に対して明らかにしたところによると、イラク難民の移送はイラク政府や国連難民高等弁務官との連携のもと、ヤアルビーヤ国境通行所を経由してイラク領内に入った。

彼らのほとんどがサッダーム・フセイン政権時代にシリアに逃れてきた人々で、その数は約800人、ハサカ県のタッル・タムル町一帯、ヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町一帯で暮らしていた。

AFP, March 3, 2022、ANHA, March 3, 2022、Marech 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2022、Reuters, March 3, 2022、SANA, March 3, 2022、SOHR, March 3, 2022などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県、イドリブ県、ハマー県を砲撃(2022年3月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のカフルタアール村、カフル・アンマ村、カフル・ヌーラーン村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方各所を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方各所を砲撃した。

 

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反3件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3172532219656179

AFP, March 3, 2022、ANHA, March 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 3, 2022、Reuters, March 3, 2022、SANA, March 3, 2022、SOHR, March 3, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2022年3月2日)

アレッポ県では、ANHA(3月2日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市近郊のトゥーハール村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(3月2日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊の穀物サイロ、M4高速道路沿線、ムシャイリファ村を砲撃した。

AFP, March 2, 2022、ANHA, March 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2022、Reuters, March 2, 2022、SANA, March 2, 2022、SOHR, March 2, 2022などをもとに作成。

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シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるハマー県、イドリブ県を砲撃(2022年3月2日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

 

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、スフーフン村、ファッティーラ村、バイニーン村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反3件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3171637186412349

AFP, March 2, 2022、ANHA, March 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 2, 2022、Reuters, March 2, 2022、SANA, March 2, 2022、SOHR, March 2, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で80人、北・東シリア自治局支配地域で39人(2022年3月2日)

保健省は政府支配地域で新たに80人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者195人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、3月2日現在のシリア国内での感染者数は計54,744人、うち死亡したのは3,082人、回復したのは47,525人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/259483373026313

 

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに39人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、1人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、3月2日現在のシリア国内での感染者数は計38,439人、うち死亡したのは1,560人、回復したのは2,558人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性18人、女性21人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市13人、カーミシュリー市4人、マーリキーヤ(ダイリーク)市6人、ルマイラーン町2人、マアバダ(カルキールキー)町1人、ダルバースィーヤ市2人、アリーシャ・キャンプ1人、ラッカ県のタブカ市7人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市1人、マンビジュ市1人、ダイル・ザウル県1人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1800406750149254

AFP, March 2, 2022、ACU, March 2, 2022、ANHA, March 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2022、Reuters, March 2, 2022、SANA, March 2, 2022、SOHR, March 2, 2022などをもとに作成。

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レバノン日刊紙:バイデン米政権はシリア政府の支配を脱している地域への経済制裁を解除し、大々的に経済支援を行う準備(2022年3月1日)

レバノン日刊紙の『アフバール』(3月1日付)は、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)の複数筋の話として、米国のジョー・バイデン政権がシリア政府の支配を脱している地域への経済制裁を解除し、大々的に経済支援を行う準備をしているとの情報は正しいと述べたと伝えた。

PYD、同組織の民兵である人民防衛隊(YPG)を主体とするシリア民主軍、その政治母体のシリア民主評議会は支配地に対する制裁の解除をこれまでにも度々行い、米国はこれをことごとく拒否してきたが、今回の決定はこうした方針を覆すものだという。

制裁解除は、北・東シリア自治局の支配地に限られず、トルコの占領下にあるシリア北部、北西部も含まれるが、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る北西部(イドリブ県)は、政府支配地とともに制裁が続けられる。

『アフバール』はこうした動きが現実のものとなれば、北・東シリア自治局支配地域産の石油の密輸が、イラク国境経由での米国による原油盗奪に限られず、トルコ占領地を経由での密輸にも拡がると警戒するとともに、「分離主義的な傾向」を煽ると懸念を示している。

AFP, March 1, 2022、al-Akhbar, March 1, 2022、ANHA, March 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2022、Reuters, March 1, 2022、SANA, March 1, 2022、SOHR, March 1, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アブー・ハマーム市で、燃料配給の中止や自治当局の汚職に抗議するデモが発生、アサーイシュが無差別発砲でデモ参加者1人負傷、武器を奪われそうになった隊員1人死亡(2022年3月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)にあるアブー・ハマーム市で、燃料配給の中止や自治当局の汚職に抗議するデモが発生、内務治安部隊(アサーイシュ)が無差別に発砲し、デモ参加者1人が負傷した。

これに対して、デモ参加者らがアサーイシュ隊員から武器を奪おうとしてもみ合いとなり、武器が暴発し、隊員1人が死亡した。

 

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラアス・アイン市でイラン難民がオートバイに乗った正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

殺害されたイラク難民は、7カ月以上前にシリア国民軍に所属するハムザ師団によってダーイシュ(イスラーム国)メンバーの疑いをかけられて拘束されており、武装集団が釈放を狙ってこの難民を襲撃、殺害した。

AFP, March 1, 2022、ANHA, March 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2022、Reuters, March 1, 2022、SANA, March 1, 2022、SOHR, March 1, 2022などをもとに作成。

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米軍部隊に同行するシリア民主軍がハサカ県タッル・タムル町近郊のシリア軍検問所を攻撃、兵士2人を殺害(2022年3月1日)

ハサカ県では、SANA(3月1日付)がシリア軍筋の話として伝えたところによると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にハサカ県タッル・タムル町近郊に設置されているシリア軍の検問所を襲撃し、士官1人を含むシリア軍兵士2人が死亡した。

同軍筋によると、3月1日午後2時頃、米軍のパトロール部隊がシリア民主軍の部隊を伴ってタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ(グーザリーヤ)村にあるシリア軍の拠点間に進入、シリア軍のパトロール部隊がこれを阻止し、拠点間から排除したが、その直後、シリア民主軍の兵士らが拠点の一つを機関銃や迫撃砲で攻撃、士官を含む兵士2人が死亡した。

これに対して、シリア軍部隊が機関銃や迫撃砲を行ったシリア民主軍に応戦し、兵士多数が負傷した。

 

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シリア人権監視団によると、米軍に同行するシリア民主軍がシリア軍を襲撃し、兵士を殺害したのは今回が初めて。

AFP, March 1, 2022、ANHA, March 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2022、Reuters, March 1, 2022、SANA, March 1, 2022、SOHR, March 1, 2022などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県西部、イドリブ県南部を砲撃(2022年3月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、バイニーン村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・シハーブ町ではオートバイに乗った武装集団が若い男性1人を襲撃し、殺害した。

ジャースィム市とナワー市を結ぶ街道沿いの燃料、ステーションを正体不明の武装集団が襲撃し、従業員1人を殺害、車などを盗んで逃走した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反3件(イドリブ県1件、ラタキア県2件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3170892219820179

AFP, March 1, 2022、ANHA, March 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 1, 2022、Reuters, March 1, 2022、SANA, March 1, 2022、SOHR, March 1, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプでダーイシュのスリーパーセルと思われる武装グループがアサーイシュに発砲し、隊員1人負傷(2022年2月28日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと思われる武装したグループが内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員に発砲、1人が負傷した。

AFP, March 1, 2022、ANHA, March 1, 2022、al-Durar al-Shamiya, March 1, 2022、Reuters, March 1, 2022、SANA, March 1, 2022、SOHR, March 1, 2022などをもとに作成。

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反体制派の支配下にあるイドリブ県、アレッポ県の住民がウクライナでのロシアの敗北を期待するなか、ウクライナでの戦闘参加を「名誉ある戦い」とみなす気運が高まる(2022年2月28日)

レバノンのインターネット・サイトのムドン(2月28日付)は、アレッポ県の反体制派軍事筋の話として、反体制派の支配下にあるイドリブ県中北部やアレッポ県西部・北部の住民が、ウクライナでの戦況に並々ならぬ関心を示し、あたかもそれが自分たちの戦いであるかのように感じ、ロシア軍が敗北し、ウクライナ上空でシリア軍戦闘機が撃墜され、戦車や兵員輸送車が街道や市内で焼かれるさまを目にすることを心待ちにしていると伝えた。

同筋によると、シリアの反体制派の多くは、リビアやアゼルバイジャンにシリア国民軍の戦闘員が傭兵として派遣された時のように、シリア国外での戦争に参加することを拒んできたが、ロシア軍がウクライナに侵攻したことで、反体制派の支配地域における気運に変化が見られ、多くの人々がウクライナ側に立って戦闘に参加することが、名誉ある戦いで、シリア革命に利益をもたらすと考えるようになっているという。

同筋によると、国際社会がウクライナを支援することに合意し、その意思を明確に示せば、多くの反体制派戦闘員が率先して、支援に参加することが予想されるという。

AFP, February 28, 2022、ANHA, February 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2022、al-Mudun, February 28, 2022、Reuters, February 28, 2022、SANA, February 28, 2022、SOHR, February 28, 2022などをもとに作成。

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シリア国民連合が占拠する在カタール・シリア大使館の代表らは、在カタール・ウクライナ大使館を訪問し、連帯の意思を表明(2022年2月28日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)によって占拠されている在カタール・シリア大使館(ドーハ)の代表らは、在カタール・ウクライナ大使館を訪問し、連帯の意思を示した。

AFP, February 28, 2022、ANHA, February 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2022、al-Mudun, February 28, 2022、Reuters, February 28, 2022、SANA, February 28, 2022、SOHR, February 28, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)支配下のダイル・ザウル県で生活困窮、地元の自治当局の汚職、燃料配給の中止に抗議するデモ(2022年2月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるムハイミーダ村、ハワーイジュ・ブーマスア村で、生活困窮、地元の自治当局の汚職、燃料配給の中止に抗議するデモが行われ、参加者らは路上でタイヤを燃やすなどして抗議の意思を示した。

AFP, February 28, 2022、ANHA, February 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2022、Reuters, February 28, 2022、SANA, February 28, 2022、SOHR, February 28, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘がラッカ県ラサーファ砂漠でダーイシュに対して爆撃を実施(2022年2月28日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数がラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)に対して爆撃を実施した。

AFP, February 28, 2022、ANHA, February 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2022、Reuters, February 28, 2022、SANA, February 28, 2022、SOHR, February 28, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるラッカ県北部、アレッポ県北部を砲撃(2022年2月28日)

ラッカ県では、ANHA(2月28日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のファーティサ村、サファーウィーヤ村、M4高速道路沿線、ナヒール・レストランを砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(2月28日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が占領下のバーブ市東に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のカウカリー村および同農場地帯、ライラニー村、カッラート村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまた、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市北のトゥーハール村を砲撃し、住民1人が負傷した。

AFP, February 28, 2022、ANHA, February 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2022、Reuters, February 28, 2022、SANA, February 28, 2022、SOHR, February 28, 2022などをもとに作成。

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「シリア革命」を支持するイスラーム法学者は、ウクライナでロシアを打ち負かし、ロシアに復讐するよう唱道(2022年2月27日)

「シリア革命」を支持し、イスラーム過激派に近いイスラーム法学者のアイマン・ハールーシュ氏はテレグラムのアカウント(https://t.me/aymanharoush)を通じて次のように述べ、ウクライナに侵攻したロシア軍を敗北させるための支援を唱道した。

ウクライナに対するロシアの戦争が我々に一切関係ないなどというのはおかしな話だ。それは我々と深く関係している。なぜなら、ロシアを打ち破り、敗北させることは、シリアの孤児、未亡人、破壊された都市、難民、避難民、そしてロシアに撃ち焼かれた人々のための復讐になるからだ。
ウクライナの勝利は、傷ついたシリアの奥底にまで及ぶだろう。それゆえに、私は心の底からアッラーに、ウクライナを支援し…、ウクライナをロシアの墓場、プーチンとその兵の死に場所にするよう祈っている。

AFP, February 28, 2022、ANHA, February 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2022、Reuters, February 28, 2022、SANA, February 28, 2022、SOHR, February 28, 2022などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機がハマー県イスリヤー村一帯の砂漠地帯でダーイシュに対して6回の爆撃を実施(2022年2月27日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がイスリヤー村一帯の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)に対して6回の爆撃を実施した。

 

AFP, February 27, 2022、ANHA, February 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2022、Reuters, February 27, 2022、SANA, February 27, 2022、SOHR, February 27, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県アズバ村で燃料配給の追加支給停止決定に抗議するデモ(2022年2月27日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるアズバ村で住民や国内避難民(IDPs)が、自治当局による燃料配給の追加支給停止決定に抗議し、デモを行った。

これに対して、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が空砲を撃つなどして、デモの強制排除を試みた。

AFP, February 27, 2022、ANHA, February 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2022、Reuters, February 27, 2022、SANA, February 27, 2022、SOHR, February 27, 2022などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県アーフィス村を砲撃し、2人死亡、2人負傷(2022年2月27日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアーフィス村を砲撃し、2人が死亡、2人が負傷した。

シリア軍はまたザーウィヤ山地方のファッティーラ村、バイニーン村、フライフィル村、バーラ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

 

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、首都ダマスカスとダルアー市を結ぶ高速道路沿線のバタル宮殿近くで、ナスィーブ国境通行所の管理に携わる政治治安局の士官(少佐)が乗った車が正体不明の武装集団の襲撃を受け、車が横転し、この士官が死亡した。

車にはこの他にも複数が同情していたが、安否は不明。

また、サナマイン市では、密輸業者と疑われていた男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

さらに、ナイーマ村でも、シリア軍第5軍団の兵士と空軍情報部の要員が正体不明の武装集団の銃撃を受けて死亡した。

 

 

AFP, February 27, 2022、ANHA, February 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2022、Reuters, February 27, 2022、SANA, February 27, 2022、SOHR, February 27, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県を砲撃し女性1人負傷、アレッポ県をドローンで攻撃(2022年2月27日)

ハサカ県では、ANHA(2月27日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・シャンナーン村、ウンム・ハイル村、ダシーシャ村を砲撃し、女性1人が負傷した。

3カ村はいずれもアッシリア教徒が暮らしている。

また、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町に近いタッル・タウィール村一帯で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するタッル・タムル軍事評議会とトルコ軍・シリア国民軍が交戦した。

 

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アレッポ県では、ANHA(2月27日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市を自爆式の無人航空機(ドローン)で攻撃した。

シリア人権監視団によると、攻撃は自爆型のドローンによるものではなく、ドローンが投下した爆弾によるもの。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるアアザーズ市の国立病院にシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマルアナーズ村から発射された迫撃砲弾複数発が着弾し、男性1人が負傷した。

このほか、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のジャラーブルス市に近いユーフラテス川河畔で釣りをしていた若者が狙撃を受けて死亡した。

AFP, February 27, 2022、ANHA, February 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2022、Reuters, February 27, 2022、SANA, February 27, 2022、SOHR, February 27, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で100人、北・東シリア自治局支配地域で19人(2022年2月27日)

保健省は政府支配地域で新たに100人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者205人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、2月27日現在のシリア国内での感染者数は計54,480人、うち死亡したのは3,071人、回復したのは46,933人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/257375813237069

 

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに19人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、1人が完治したと発表した。

これにより、2月25日現在のシリア国内での感染者数は計38,394人、うち死亡したのは1,552人、回復したのは2,556人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性11人、女性8人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市5人、カーミシュリー市1人、マアバダ(カルキールキー)町4人、ルマイラーン町1人、アリーシャ・キャンプ1人、ラッカ県のラッカ市5人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市2人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1798329003690362

AFP, February 27, 2022、ACU, February 27, 2022、ANHA, February 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2022、Reuters, February 27, 2022、SANA, February 27, 2022、SOHR, February 27, 2022などをもとに作成。

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シャーム解放機構のイラク人幹部カフターニー氏はウクライナのイスラーム教徒にロシア軍と戦うよう呼び掛ける(2022年2月26日)

シャーム解放機構のイラク人幹部のアブー・マーリヤー・カフターニー氏は次のように述べ、ウクライナのイスラーム教徒にロシア軍と戦うよう呼びかけた。

ウクライナのイスラーム教徒は、ロシアの犯罪者どもに立ち向かい、彼らの刺を折ることで、アッラーに献身しようとする純粋な意思を持っているのなら、報われるだろう。殺されたとしても、崇高なるアッラーのお許しを得て、殉教者となる。なぜなら、シャームをはじめ多くのイスラーム教徒の国々を蹂躙したロシア人の刺を折ることはイスラーム教徒の利益になるからだ。

レバノンのインターネット・サイトのムドゥン(2月28日付)が伝えた。

AFP, February 28, 2022、ANHA, February 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 28, 2022、al-Mudun, February 28, 2022、Reuters, February 28, 2022、SANA, February 28, 2022、SOHR, February 28, 2022などをもとに作成。

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ロシア国防省発表:シャーム解放機構メンバーがイドリブ県で塩素ガスを移送中に火傷を負う(2022年2月26日)

ロシア国防省は、ラタキア県のフマイミーム航空基地に設置されている当事者和解調整センターの日報を公開し、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の「テロリスト」複数人が、イドリブ県で有毒物質を積んだコンテナを輸送している際に火傷を負ったことを確認したと発表した。

オレグ・ジュラフロフ・センター長(少将)の報告によると、シャーム解放機構は、反体制派の支配下にあるいわゆる「解放区」内のカフルルースィーン村に塩素ガスを積んだコンテナを輸送したが、適切な取り扱いを怠ったために、コンテナの一つが損傷し、有毒物質が漏出、メンバーの「テロリスト」15人が皮膚や呼吸器系に火傷を負った。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3168860353356699

AFP, February 26, 2022、ANHA, February 26, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2022、Reuters, February 26, 2022、SANA, February 26, 2022、SOHR, February 26, 2022などをもとに作成。

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カーミシュリー市でシリア民主軍が社会保障労働局の施設を強襲し、占拠(2022年2月26日)

ハサカ県では、SANA(2月26日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が社会保障労働局の施設を強襲し、これを占拠した。

 

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるズィーバーン町で、北・東シリア自治局の最小の行政単位であるコニューンの職員1人がオートバイに乗った武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, February 26, 2022、ANHA, February 26, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2022、Reuters, February 26, 2022、SANA, February 26, 2022、SOHR, February 26, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアレッポ県西部を、シリア軍は「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県、アレッポ県、ラタキア県、ハマー県を砲撃(2022年2月26日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・ヌーラーン村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、フライフィル村、スフーフン村、バイニーン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアルカミーヤ村を砲撃した。

 

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反2件(イドリブ県0件、ラタキア県2件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反2件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3168443646731703

AFP, February 26, 2022、ANHA, February 26, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 26, 2022、Reuters, February 26, 2022、SANA, February 26, 2022、SOHR, February 26, 2022などをもとに作成。

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「スハイル・アブー・タウ」の名で呼ばれる反体制派戦闘員がウクライナでロシア軍と戦う意思を表明(2022年2月25日)

シリアの反体制武装集団の戦闘員の1人で、米国製のTOW対戦車ミサイルによる攻撃の名手であることからスハイル・アブー・トウ(TOW)の名で呼ばれるスハイル・ムハンマド・ハンムード氏はツイッターの自身のアカウント(https://twitter.com/suheilhammoud/)を通じて、ウクライナでロシア軍との戦闘に参加する意思を示した。

ハンムード氏のツイッターでの書き込み内容は以下の通り。

いかにしてウクライナに行き、ウクライナ軍とともに戦うことができるか。方法はあるのか。私には用意ができている。

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ハンムード氏は、もともとはシリア軍に従軍していたが、シリアに「アラブの春」が波及した2011年に離反し、2012年6月から2013年4月頃までイドリブ県ザーウィヤ山地方でシリア軍との戦闘に参加した。

ハンムード氏は、第21部隊連合、第1沿岸師団、第13師団、ハズム運動など、自由シリア軍諸派として知られる武装集団に所属、シリア軍との戦闘に従事、その後、シリア・ムスリム同胞団の系譜を汲み、トルコが全面支援するシャーム軍団に参加した。

ハンムード氏はまた、大のシャームの民のヌスラ戦線(現在のシャーム解放機構)嫌いで知られ、2014年から2015年にはヌスラ戦線とも戦ったこともあった。だが、2017年4月にシャーム解放機構に拘束され、「宗教を揶揄した」として1カ月の禁固刑に処された。

釈放後は長らく公の場から姿を消していたが、2020年2月10日に戦線に復帰し、「決戦」作戦司令室に参加し、トルコ軍とともに、シリア軍、ロシア軍と戦った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, February 27, 2022、ANHA, February 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2022、Reuters, February 27, 2022、SANA, February 27, 2022、SOHR, February 27, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ハジーン市近郊で「人民諸派」がシリア民主軍の車を機関銃で攻撃し、兵士2人を殺害(2022年2月25日)

ダイル・ザウル県では、SANA(2月25日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハジーン市近郊で「人民諸派」が走行中の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車を機関銃で攻撃し、乗っていた兵士2人が死亡、複数が負傷した。

AFP, February 25, 2022、ANHA, February 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2022、Reuters, February 25, 2022、SANA, February 25, 2022、SOHR, February 25, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県北部、ラッカ県北部を砲撃(2022年2月25日)

アレッポ県では、ANHA(2月25日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村、シャワーリガ砦、アルカミーヤ村、マンナグ村、バイルーニーヤ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(2月25日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線、フーシャーン村を砲撃した。

AFP, February 25, 2022、ANHA, February 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2022、Reuters, February 25, 2022、SANA, February 25, 2022、SOHR, February 25, 2022などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がラタキア県北部のクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦(2022年2月25日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室が県北部のクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、バイニーン村、カンスフラ村一帯、バーラ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヤードゥーダ村でシリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元メンバーが何者かによって銃で撃たれて即死した。

 

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反3件(イドリブ県2件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反3件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3167795246796543

AFP, February 25, 2022、ANHA, February 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 25, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 25, 2022、Reuters, February 25, 2022、SANA, February 25, 2022、SOHR, February 25, 2022などをもとに作成。

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