イスラーム国がアティマ村内および避難民キャンプ内でメディア関係者らに対する大規模な逮捕キャンペーンを実施、シリア民主主義者連合が民主統一党のムスリム共同党首に対し「西クルディスタン移行期民政局」評議会発足の決定を撤回するよう求める(2013年11月25日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月25日付)は、住民らの話として、イドリブ県の対トルコ国境に位置するアティマ村を制圧したイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、村内および避難民キャンプ内で、活動家に対する大規模な逮捕活動を行っていると報じた。

同報道によると、ダーイシュはメディア関係の活動家の摘発に力点を置いているという。

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クッルナー・シュラカー(11月25日付)によると、ハサカ県タッル・ハミース市一帯で戦う反体制武装集団が「第114旅団」の名で統合した。

第114旅団に参加した武装集団は以下の通り:

ムラービティーン大隊
ファジュル・タウヒード大隊
ウスマーン・ブン・アッファーン大隊
メソポタミア自由人大隊
ウサーマ・ブン・ザイド大隊
フルサーン・スンナ大隊

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シリア民主主義者連合は声明を出し、民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首に、西クルディスタン移行期民政局評議会発足の決定を撤回するよう求めるとともに、こうした自治行政府の一方的な設置が「革命が祖国分断のために行われているという印象を与える」と批判した。

シリア政府の動き

アサド大統領は2013年法律第23号を発し、法務省の傘下に最高司法学院の設置を承認した。

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外務在外居住者省は国連安保理議長、事務総長に宛てて書簡を提出し、カタールやサウジアラビアなどが支援するサラフィー主義武装集団が、シリアの歴史的文化遺産やキリスト教徒を標的とした「野蛮な戦い」を行っていると報告、厳正なる対応を求めた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方マルジュ・スルターン村での軍とサラフィー主義反体制武装集団との戦闘で、ヒズブッラーの戦闘員5人が死亡、12人が負傷した。

同監視団によると、東グータ地方での戦闘は、ヒズブッラーが数百人の戦闘員を派遣し、主導しているという。

これに関連して、ナハールネット(11月25日付)などは、反体制活動家がインターネット上に、目隠しされ、両手を縛られた軍服姿の複数男性の写真を、東グータ地方の戦闘で捕捉したヒズブッラーの戦闘員だとして公開している、と報じた。

このほか、シリア人権監視団によると、軍はザバダーニー市、ナブク市、ヤブルード市一帯を空爆し、またナブク市などで軍、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線と交戦した。

『ワタン』(11月25日付)によると、軍がダイル・アティーヤ市周辺に再展開し、同地奪還の準備を本格化させた。

一方、SANA(11月25日付)によると、ナバクし、ダイル・アティーヤ市、リーマー農場、バハーリーヤ市周辺、ジャルバー市、サクバー市、アルバイン市、アイン・フィージャ町、ザバダーニー市、バービッラー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イブン・タイミーヤ大隊、ムハージリーン大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カッサーア地区、アッバースィーイーン地区、マズラア地区に迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(11月25日付)によると、カーブーン区、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、シャイフッディーン地区、アッバースィーイーン地区、オートストラード・アダウィー地区に、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、複数の市民が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、軍がムサイフラ町、シャイフ・マスキーン市、ウンム・ワラド村を砲撃・空爆する一方、カフルシャムス町、ナースィリーヤ村で反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がジャラーブルス市の地元評議会を制圧する一方、反体制武装集団がアレッポ市南部のカーシューティーヤ村、バーシュクウィー村を制圧した。

またアレッポ市ではシャイフ・マクスード地区の軍拠点を反体制武装集団が襲撃した。

一方、SANA(11月25日付)によると、ズィルバ村、アレッポ市カースティールー地区、ワディーヒー村、ハンダラート・キャンプ、マンスーラ村、フライターン市、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、マスカナ市、アウラム・クブラー町、シャイフ・ナッジャール市、アズィーザ村、アレッポ市ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、アレッポ市ジャミーリーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民11人が死亡、20人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、スーハー村、サフサーフィーヤ検問所などで軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月25日付)によると、サフサーフィーヤ村近くで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、市民1人が死亡、複数が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区、ジャウラト・シヤーフ地区を軍が砲撃した。

一方、SANA(11月25日付)によると、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、クスール地区、ラスタン市、バルダイヤート村、ザーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月25日付)によると、サルジャ村、ナフリヤー市、ジャディーダ村、アブー・ズフール市、タッル・サラムー村、アルバイーン山周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月25日付)によると、タッル・ガザール地方、アブー・カサーイブ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月25日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(11月25日付)によると、北部県トリポリ市のバーブ・タッバーナ地区の街道を走行中だったシリアのトラック複数台(積み荷はリン酸塩)に何者かが発砲、ドライバー1人(シリア人)が負傷した。

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進歩社会主義党のワリード・ジュンブラート党首は党機関誌『アンバー』で、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラク大使館近くでの同時自爆テロを、ヒズブッラーのシリアで活動の結果だとする3月14日勢力各党の批判に関して「結びつけることは正しくない…。こうした連中はいわゆるタクフィール主義集団を掌握する能力をほぼ持っていない…。タクフィール主義的手法を作り出した者が今度はそれと敵対しているだけだ。こうしたセンシティブな問題に巻き込まれないよう気をつけねばならない」と述べた。

諸外国の動き

AFP(11月25日付)は、ヨルダン公式筋の情報として、シリア人避難民約10万人がこれまで自発的に帰国したと報じた。

同消息筋によると、現在ヨルダン領内には56万9,000人のシリア人避難民がおり、うち12万858人がザアタリー・キャンプなどの難民キャンプに収容されている。

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ヨルダンのサラフィー主義イデオローグのイサーム・バルカーウィー氏(アブー・ムハンマド・マクディスィー)は獄中で、シリアのサラフィー主義戦闘員たちに、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)指導者のアブー・バクル・バグダーディー氏に忠誠を誓うにあたって慎重を期するべきだと述べた。

ジハード主義潮流の指導者ムハンマド・シャラビー氏(アブー・サイヤーフ)が『ハヤート』(11月26日付)宛書簡のなかで明らかにした。

バルカーウィー(マクディスィー)氏は「アブー・バクル・バクダーディー氏に…忠誠を誓うことについて、ムジャーヒドゥーンに義務として求めるアブー・フマーム・アサリー氏らに、検討を要する…重大な事柄をウンマに義務づけるファトワーを発するにあたっては慎重を期するよう呼びかける」と述べたという。

また「アサリー氏らが人々の間の意見対立の原因となってはならない。シャリーアが意図しているのは、すべての隊列を糾合し、それを分かたないことにあるからだ」と付言した。

『ハヤート』(11月26日付)によると、アブー・フマーム・アサリー氏とは、アレッポ県で反体制武装活動を行うバーレーン人指導者で、インターネットを通じたファトワー発布の「イスラーム法的顧問」だという。

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イラク・クルディスタン地域政府は、クルド人青年のシリアのアル=カーイダ系組織への参加の実態調査・対処を目的とする委員会を設置することを閣議決定した。

委員会は内務大臣を委員長とする。

イラク・クルディスタン地域政府のマリーワーン・ナクシュバンディー宗教問題大臣によると、100人から150人のクルド人青年がシリアに潜入し、アル=カーイダ系の組織に参加し、うち9人(16~25歳)が死亡したという。

戦闘員の多くはスライマーニーヤ県ハラブジャ郡出身者だという。

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国連報道官は、潘基文事務総長が来年1月22日にジュネーブ2会議を招集し、2012年6月のジュネーブ合意の実現をめざすと発表した。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はジュネーブで、ウェンディー・シャーマン米政治担当国務次官、ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣、ゲンナージー・ガティロフ外務次官と会談し、ジュネーブ2会議について協議した。

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ジョン・ケリー米国務長官は、1月22日のジュネーブ2会議招集(予定)に関して、移行期政府樹立の「最善の機会」と歓迎の意を示した。

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英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣は、ジュネーブ2会議に関して、「政治的移行は、アサドがシリアの将来において役割を担わないことを意味する。シリア革命反体制勢力国民連立の(大会への)参加を大いに歓迎する。同連立が反体制勢力使節団の核をなし、ジュネーブ2のプロセスを通じて拡大・継続することを支持している」と述べた。

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は訪問先のローマでローマ法王フランシスコと会談した。

ヴァチカン市国の発表によると、会談は35分間に及び、シリア情勢の平和的解決に向けたイニシアチブを発揮する必要などが確認されたという。

AFP, November 25, 2013、al-Hayat, November 26, 2013、Kull-na Shuraka’, November 25, 2013、Naharnet, November 25, 2013、NNA, November 25, 2013、Reuters, November 25, 2013、Rihab News, November 25, 2013、SANA, November 25, 2013、UPI, November 25, 2013、al-Watan, November 25, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立の使節団がブラーヒーミー共同特別代表や米露高官らと会談しジュネーブ2会議の開催延期を求めるなか、ダマスカス郊外県では軍がイスラーム国などのサラフィー主義武装集団と激しく交戦(2013年11月24日)

反体制勢力の動き

『ハヤート』(11月25日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立の使節団がジュネーブを訪問し、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表、米露高官と会談、ジュネーブ2会議の開催を2014年2月に延期するよう求めた。

延期要請の理由は、武装集団との調整に時間が必要なためだという。

使節団は、バドル・ジャームース書記長(団長)、アブドゥルカリーム・バッシャール氏、ナズィール・ハキーム氏、アブドゥルアハド・アスティーフー氏からなる。

シリア政府の動き

外務在外居住者省高官は、イランと米英独仏中ロの6カ国がジュネーブでの外相級協議で、イランによるウラン濃縮活動などの核開発縮小と、同国への西側諸国の制裁の一部緩和を骨子とする「第1段階措置」について合意に達したことに関して「イラン国民の国益を保障し、核エネルギーの平和的利用の権利を同国に付与する歴史的合意」と賞賛した。

SANA(11月24日付)が伝えた。

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SANA(11月24日付)は、人民議会予算委員会で、新IDカード発行予算2,800ユーロ相当を含む内務省の予算が承認されたと報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方(ウタイバ村一帯)で軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などからなるサラフィー主義武装集団が交戦し、双方に100人以上の死者が出た。

反体制武装集団の死者数は55人で、うちダーイシュの戦闘員が41人、司令官も7人だという。

またシリア軍側の死者数は56人で、うちシリア軍兵士が36人、アブー・ファドル・アッバース旅団と国防隊の戦闘員が20人だという。

なお戦闘に巻き込まれ、反体制組織に同行していた記者5人も死亡した。

しかし、クッルナー・シュラカー(11月24日付)によると、死亡した記者のうち4人がイスラーム軍の記者、1人がダマスカス郊外革命指導評議会報道官。

この戦闘に関連して、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「自由シリア軍」がダマスカス国際空港に近いダマスカス郊外県の6市を制圧し、東グータ地方への兵站路を確保するという「大勝利」を収めたと発表した。

連立によると、制圧されたのは、ザマーニーヤ市、カイサー市、バハーリーヤ市、カースィミーヤ市、ダイル・サルマーン市、ダイル・アティーヤ市。

また同声明によると、「自由シリア軍」はアレッポ市各所、ラタキア県ドゥーリーン高地などでも進軍を続けており、これらは「合同軍事作戦の計画・実施の調整の結果」なのだという。

ダマスカス郊外県ではこの他にも、ナブク市などが軍の空爆を受けた。

一方、SANA(11月24日付)によると、バービッラー市、ダイル・アティーヤ市、カーラ市、バハーリーヤ市・カースィミーヤ市回廊、シャーミーヤ村周辺、ダイル・サルマーン市周辺、ハラスター市、アドラー市、アルバイン市、ザマルカー回廊で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、アバービール・ハウラーン大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム(ダーイシュ)とシャーム自由人運動などからなるサラフィー主義武装集団が、アレッポ・ハナースィル・ムスリミーヤ街道を制圧した。

しかし、SANA(11月24日付)によると、シリア軍消息筋は、アレッポ・ハナースィル・ムスリミーヤ街道が制圧されたとするシリア人権監視団の発表を否定した。

一方、SANAによると、アレッポ市ラーシディーン地区、シャイフ・サイード地区、サーフール地区、ジュダイダ地区、ハーン・トゥーマーン村、ワディーヒー村、クワイリス村、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、シャイフ・ナッジャール市、フライターン市、ナッカーリーン村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月24日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、特殊任務中隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月24日付)によると、ラスタン市、ダイル・フール村、ザアフラーナ村、タッルドゥー市、タイバ村、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、マシュラファ村、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、ワアル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月24日付)によると、イドリブ市南東部、ハーミディーヤ村・ワーディー・ダイフ村間、マアッラトミスリーン市郊外、アブー・ズフール市郊外、サラーキブ市、ビンニシュ市、サルミーン市、ラーミー村、ナフリヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月24日付)によると、ダルアー市各所、ムアーウィヤ村、アトマーン村、タファス市、ヒーラーン村、ナースィリーヤ村、タイバ町・アルシューナ村間で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア革命総合委員会が、マンスーラ村のイマーム・ガザーリー学校に対して軍が砲撃を加え、子供5人が死亡、市民6人が負傷したと主張した。

レバノンの動き

ナビーフ・ビッリー国民議会議長はイランを訪問し、アリー・ラリージャーニー国会議長と会談した。

会談後、ビッリー議長は空港で、イランと米英独仏中ロの6カ国がジュネーブでの外相級協議で、イランによるウラン濃縮活動などの核開発縮小と、同国への西側諸国の制裁の一部緩和を骨子とする「第1段階措置」について合意に達したことに関して「政治は今後、イラン、とくにテヘランから生まれることになろう…。(こうした合意は)政治的な核爆弾となり…、シリアにおける問題解決の素地を作り出すだろう」と述べた。

NNA(11月24日付)が報じた。

諸外国の動き

オックスフォード・リサーチ・グループは「Stolen Futures」と題した報告書(http://oxfordresearchgroup.org.uk/sites/default/files/Stolen%20Futures.pdf)を発表、そのなかでシリアの紛争で命を失った11,420人以上の子供(17歳以下)のうち、128人が化学兵器で、389人が狙撃されて死亡し、また764人が処刑され、100人が拷問で死亡したと発表した。

死者数は、シリアの4団体(シリア統計調査センター、シリア追跡者、シリア人権ネットワーク、違反文書センター)が発表したデータをもとに算出されているという。

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カタール通信(11月25日付)によると、トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣がドーハを急遽訪問し、タミーム・ビン・ハマド首長と会談した。

『ハヤート』(11月25日付)によると、会談では、シリア情勢や、駐カイロ・トルコ大使の国外追放などで緊迫化するエジプト情勢について協議されたという。

AFP, November 24, 2013、al-Hayat, November 25, 2013、Kull-na Shuraka’, November 24, 2013、Naharnet, November
24, 2013、NNA, November 24, 2013、Reuters, November 24, 2013、Rihab News,
November 24, 2013, November 25, 2013、SANA, November 24, 2013、UPI, November
24, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヌスラ戦線をはじめとするサラフィー主義武装集団が国内最大のウマル油田を完全制圧するなか、イスラーム国司令官がアサド政権やシリア革命反体制勢力国民連立の首をはねるとして脅迫(2013年11月23日)

反体制勢力の動き

ザマーン・ワスル(11月23日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のバーブ市(アレッポ県)のアミール、アブー・アブドゥッラフマーン・ミスリー司令官は、「アサドを一言でも支持する者、シリア革命反体制勢力国民連立を支持したり関係を持ったりする者は、首を斬られるだろう…。連立メンバーと政権支持者の頭をまずはねる」と述べた。

同ネットによると、ダーイシュは数日前にバーブ市を制圧したという。

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シリア人権監視団は、イドリブ県アティマ村にある樹齢160年の樫の木を「住民が訪れ、崇拝していた」との理由で切り倒したと発表した。

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『ハヤート』(11月24日付)によると、イスラーム戦線の幹部らは、自由シリア軍参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長、シリア革命反体制勢力国民連立暫定政府のアスアド・ムスタファー国防大臣と会談し、現地での軍事活動の調整について協議した。

シリア政府の動き

シリア・アラブ・テレビ(11月23日付)は、アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣が乗っていた車がタルトゥース県ミスヤーフ・カドムース街道で襲撃され、運転手が死亡したと報じた。

襲撃時、ハイダル大臣は車には乗っておらず、無事だったという。

国内の暴力

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線をはじめとするサラフィー主義武装集団が国内最大の油田(75,000バレル/日を生産)であるウマル油田の軍の拠点を、石油関連施設を軍との戦闘の末、完全に制圧した。

Champress, November 23, 2013
Champress, November 23, 2013

ウマル油田(およびCONOCOガス工場)をめぐっては、ヌスラ戦線とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が争奪戦を繰り広げていたが、地元の武装部族集団が22日にヌスラ戦線に忠誠を誓ったことで、ヌスラ戦線が選局を優位に進め、同地一帯を制圧するにいたった。

『ハヤート』(11月24日付)などによると、これにより、シリア国内の油田のすべてがアサド政権の手を離れ、民主統一党かサラフィー主義集団のいずれかに掌握された。

2011年の紛争発生以前、シリアの石油生産量は40万バレル/日、ガス生産量は300万立方メートル/日だったが、現在はそれぞれ20,000バレル/日、150万立方メートル/日に落ち込んでいた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がダイル・アティーヤ市方面に増援部隊を派遣したほか、ナバク市、カラムーン山地一帯を空爆、ハジャル・アスワド市を砲撃した。

ダイル・アティーヤ市は、反体制武装集団約1,500人によって制圧されているという。

また軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団は、バイト・サフム市、カッバース・アイン・タルマー渓谷回廊、ムライハ市ヌール検問所周辺で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月23日付)によると、アルバイン市、ザマルカー回廊、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ダイル・アティーヤ市郊外、カーラ市周辺、バービッラー市、ダーライヤー市、ザバダーニー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部のバーブ街道地区、バーブ市内の複数カ所、ターディフ市を軍が空爆、女性・子供を含む民間人が44人を「虐殺」した。

またティヤーラ村で、反体制武装集団が軍を邀撃し、兵士5人を殺害したという。

一方、SANA(11月23日付)によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地北部、ハーン・アサル村西部、ナッカーリーン村西部、バーブ市、ナイラブ村北東部、マーイル町、フライターン市、アブティーン村、アンジャーラ村、ターディフ市、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、タッラト・ガーリヤで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市では、旧市街のズーク・ザハブ、ズーク・ザルブ、スーク・ハイラト・ベクで、軍が反体制武装集団の掃討を完了、同地を制圧した。

またブスターン・カスル地区、バニー・ザイド地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カーブーン区、カダム区、アサーリー地区、ヤルムーク区周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月23日付)によると、カーブーン区、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、サイフッラー大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、『ハヤート』(11月24日付)によると、ヒムス石油精製所にロケット弾が打ち込まれ火災が発生した。

一方、SANA(11月23日付)によると、ラスタン湖、ザーラ市、ハウラ地方、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、アスマド村、ハーリディーヤ村、タルビーサ市、アイン・フサイン村、ダイル・フール村、イッズッディーン町、バイト・ハッジュー村、ヒムス市ワルシャ地区、バーブ・フード地区、クスール地区、ワアル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月23日付)によると、タッル・マアルーフ町の民主統一党本部、カーミシュリー市ズーリー交差点にある民主統一党人民防衛隊と軍の拠点、スエズ運河地区のアサーイシュ本部の近くで爆弾が爆発した。

3件の爆発ともに自爆テロと思われる。

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ラタキア県では、SANA(11月23日付)によると、シャフルーラ村、ハヤート村、アティーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月23日付)によると、ナリラヤー村、ザルズール村、ジャーヌーディーヤ町、アブー・ズフール市周辺、クマイナース村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月23日付)によると、ダルアー市各所、ブハイラーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ナハールネット(11月23日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方をシリア軍が空爆した。死傷者はなかった。

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NNA(11月23日付)は、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラン大使館近くでの自爆テロに関して、DNAのサンプル検査の結果、実行犯の2名(ムイーン・アブー・ダフル氏、アドナーン・ムーサー・ムハンマド氏)が特定されたと発表した。

アブー・ダフル氏は南部県サイダー市出身で、サラフィー主義シャイフのアフマド・アスィール師と近しい関係にあったという。

またムハンマド氏はサイダー市郊外のアイン・フルワ難民キャンプ出身のパレスチナ人だという。

AFP, November 23, 2013、al-Hayat, November 24, 2013、Kull-na Shuraka’, November 23, 2013、Naharnet, November 23, 2013、NNA, November 23, 2013、Reuters, November 23, 2013、Rihab News, November 23, 2013、SANA, November 23, 2013、UPI, November 23, 2013、Zaman al-Wasl, November 23, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

サラフィー主義武装集団7組織が「独立した政治・軍事・社会的運動体」としてのイスラーム戦線の結成を発表するなか、プーチン大統領がエルドアン首相と会談、後者は「過激派集団も暴力の責任の一端を担っている」との見解を示す(2013年11月22日)

反体制勢力の動き

サラフィー主義武装集団7組織がビデオ声明(http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=3QVZmtity7A)を出し、イスラーム戦線を結成したと発表した。

Kull-na Shuraka', November 22, 2013
Kull-na Shuraka’, November 22, 2013

イスラーム戦線は、シャームの鷹旅団のアフマド・イーサー・シャイフ司令官がシューラー評議会議長を、またタウヒード旅団のアブー・ウマル・フライターン市が副議長を、ハック旅団のアブー・ラーティブ・ヒムスィー氏が書記長を務める。

またシャーム自由人大隊のアブー・アッバース氏が法務責任者に、イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官が軍事司令部の司令官に、イスラーム自由人運動のハッサーン・アッブード司令官が政治委員会議長に就任した。

イスラーム戦線に所属した7組織は、イスラーム軍、シャーム自由人運動、シャームの鷹旅団、タウヒード旅団、アンサール・シャーム大隊、ハック旅団、クルド・イスラーム戦線で、『ハヤート』(11月23日付)によると、50,000人以上の戦闘員を擁する。

Youtube, November 22, 2013
Youtube, November 22, 2013

シャイフ議長によると、イスラーム戦線は、単なる軍事組織ではなく「独立した政治・軍事・社会的運動体」だという。

イスラーム戦線は、アサド政権の「完全打倒」と「アッラーの主権が確立したイスラーム国家の建設」をめざし、「社会におけるイスラームのアイデンティティを維持し、イスラーム的人格を完成させ、構成、独立、相互扶助の原則のもと、イスラームの原則に合致したかたちでのシリアを再建する」という。

また「シャリーアの原則に依拠…、イスラーム社会においては何人たりともこの原則に疑義を呈することは許されず、憲法などの法律の制定やその執行はこの原則に依拠すべき」としている。

『ハヤート』(11月23日付)は、信頼できる消息筋の話として、イスラーム戦線は、シャームの民のヌスラ戦線と共闘する一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)に対抗するだろうと報じた。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のムンズィル・ハッダーム報道官はフェイスブック(11月22日付)で、ラジャー・ナースィル書記の逮捕に関して、委員会が、メンバーを含む逮捕者の釈放がなければ、ジュネーブ2会議への出席を見合わせることを真剣に検討している、と綴った。

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シリア・ムスリム同胞団のムハンマド・リヤード・シャカファ最高監督者はアラビーヤ(11月22日付)に「バッシャール・アサドを支援する国があるが、これらの国は共犯者だ。イランは自分たちが革命的だと言うが、ハーフィズ・アサド体制と同様の犯罪者だ。ヒズブッラーはシリア国民を殺してパレスチナを解放しようとしている…。ハサン・ナスルッラーはパレスチナを解放するためにシリアで戦っている!」と批判した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のファールーク・タイフール副議長(シリア・ムスリム同胞団)は、反体制勢力の統一使節団が結成されなければ、ジュネーブ2会議に参加しないだろうと述べた。

クッルナー・シュラカー(11月22日付)が報じた。

シリア政府の動き

カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相はDPA(11月22日付)の電話取材に対して、「アサド大統領は大統領選挙に再出馬を禁じるものはないが、それは個人的な願望と国民の願望による、と述べた。第1の願望についてだが、私はあると思う。しかし第2の願望について話すことは時期尚早だ…。アサド大統領は次期選挙実施まで留任するだろう。これは国際社会において合意されている」と述べた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線が、国際幹線道路上に位置する要衝ダイル・アティーヤ市をほぼ完全に制圧した。

これに関して、ラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、AFP(11月22日付)に「軍は依然としてダイル・アティーヤ市のバースィル病院や、同市周辺の丘陵地帯に展開している」と述べた。

また同監視団によると、ダイル・アティーヤ市に近いナバク市でも、ダーイシュ、ヌスラ戦線が軍と交戦しているという。

しかし、シリア軍治安筋は、AFPに対して反体制武装集団によるダイル・アティーヤ市制圧を否定、「テロリストはカーラ市から逃走、同市周辺の建物に立てこもっており、軍がこれに対処している」と述べた。

一方、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「自由シリア軍」が軍との数日にわたる戦闘の末、ダイル・アティーヤ市を完全制圧したと発表し、「政権が勝利しているという幻想の嘘を明らかにする成果」と鼓舞した。

このほか、シリア人権監視団によると、軍は、カラムーン地方の16以上の村を空爆する一方、ザバダーニー市、ダイル・アティーヤ市、ムウダミーヤト・シャーム市、ダーライヤー市、ハーン・シャイフ・キャンプ、ザマルカー町に対して砲撃を加えたほか、バービッラー市一帯で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、サラフィー主義武装集団と交戦した。

他方、SANA(11月22日付)によると、アルバイン市、リーハーン農場、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ダイル・アティーヤ市周辺、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、サイドナーヤー町のシールービーム修道院周辺、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民4人が負傷した。

しかし、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、シリア軍がダマスカス郊外県サイドナーヤー町のシールービーム修道院をカラムーン地方に対する砲撃の拠点として利用していると主張、非難した。

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ダマスカス県では、シリア革命総合委員会、カーブーン区周辺で、軍と反体制武装集団が交戦した。

また、シリア人権監視団によると、カッサーア地区、クスール地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(11月22日付)によると、カーブーン区、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、カッサーア地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民2人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ナッカーリーン村で軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線と交戦、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)を軍が空爆した。

一方、SANA(11月22日付)によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地、アレッポ市カースティールー地区、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、ハーン・アサル村、アナダーン市、フライターン市、ICARDA周辺、ナッカーリーン村一帯で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区を軍が空爆した。

またCONOCOガス工場一帯で、シャームの民のヌスラ戦線をはじめとするサラフィー主義武装数段が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月22日付)によると、ウガイバシュ村での民主統一党人民防衛隊とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘を受け、ダイル・ザウル県に展開していたイスラーム軍の偵察部隊がハサカ県ラアス・アイン市方面に向かった。

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イドリブ県では、SANA(11月22日付)によると、アリーハー市、タッル・サラムー市、アブー・ズフール市西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月22日付)によると、シャイフ・サアド村、シャイフ・マスキーン市、ナースィリーヤ村、アブー・ガーラ村、アイン・フライハ村、サフム・ジャウラーン村、ヒーラーン村、ザアルーラ村、ラフィード村、ラスム・ダルブ村、ダルアー市内各所、サムリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月22日付)によると、ラスタン市、タルビーサ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ナハールネット(11月22日付)などによると、爆弾を積んだ自動車8台がレバノン国内に入国したとする内務治安軍総局 宛の総合情報総局文書のコピーがインターネットなどで公開されていると報じた。

この文書には、8台の車種、色などが列記されている。

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NNA(11月22日付)によると、レバノン軍は、ベカーア県バアルベック郡マクナ村・ユーニーン村間で、武装集団と交戦の末、500キロのTNT爆弾が仕掛けられた車を押収、爆弾を解除した。

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LBCI(11月22日付)は、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラン大使館前での自爆テロの実行犯の1人の身元が判明したと報じた。

同報道によると、実行犯の1人は南部県サイダー市出身のムイーン・アブー・ダフル氏で、サラフィー主義シャイフのアフマド・アスィール師と近しい関係にあったという。

ジャディード・チャンネル(11月22日付)によると、アブー・ダフル氏は、クウェート、シリアに滞在していたという。

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OTV(11月22日付)は、ベイルート県郊外ビイル・ハサン地区のイラン大使館前での自爆テロの実行犯が使用していたとされる偽造IDカードの写真を入手、公開した。

諸外国の動き

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、サンクトペテルブルクを訪問中のトルコのレジェップ・チイプ・エルドアン首相と会談し、シリア情勢などについて協議した。

会談後の共同記者会見では、両首脳は、ジュネーブ2会議を早期に開催する必要があることを確認したと述べた。

プーチン大統領は「多くの過激派が現在、シリアで戦っているという事実を無視することはできない。彼らに混乱の責任はある」と述べた。

また「トルコ首相が述べた通り、我々はおしなべて、この方向(ジュネーブ2会議開催)に向けて前進している。この大会はまもなく開催されるだろう」と述べた。

そのうえで「モスクワはシリア政府に大会参加を説得すると約束し、それを実行した。現在、西側のパートナーが反体制を同じように説得しなければならない」と述べた。

一方、エルドアン首相は「民間人殺戮の根本的責任」がアサド政権にあるとしつつ、「過激派集団も暴力への責任の一部を負っている」と述べた。

また「シリア情勢が悪化するなかこれ以上時間を無駄にはできない…。当初から我々はシリアに関する国際会議の開始を支持してきた。しかし残念ながら、最初の大会(2012年6月のジュネーブ合意)は望ましい結果をもたらしていない」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はジュネーブで、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と会談し、ジュネーブ2会議の準備などについて協議した。

AFP, November 22, 2013、Alarabia.net, November 22, 2013、DPA, November 23, 2013、al-Hayat, November 23, 2013、Kull-na Shuraka’, November 22, 2013、al-JadeedI, November
22, 2013、LBCI, November 22, 2013、Naharnet, November 22, 2013、NNA, November
22, 2013、OTV, November 22, 2013、Reuters, November 22, 2013、Rihab News,
November 22, 2013、SANA, November 22, 2013、UPI, November 22, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

露副外相との会談が内定していた民主的変革諸勢力国民調整委員会のナースィル書記がダマスカス県内で逮捕・拘束される、ダマスカス郊外県ではイスラーム国とヌスラ戦線が爆弾を爆発させ軍兵士23人が死亡(2013年11月20日)

反体制勢力の動き

『ハヤート』(11月21日付)は、民主的変革諸勢力国民調整委員会のラジャー・ナースィル書記が、ダマスカス県内で拘束・逮捕された、と報じた。

Rihab News, November 20, 2013
Rihab News, November 20, 2013

ナースィル書記は、逮捕の2時間前、ロシアを訪問し、ミハイル・ボクダノフ外務副大臣と会談すると発表していた。

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クッルナー・シュラカー(11月20日付)によると、バッラー旅団とアブー・ムーサー・アシュアリー旅団が共同声明を出し、東グータ革命軍事評議会からの脱会を発表した。

両旅団司令官が評議会内で阻害され、支援を受けられないことが理由だという。

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AFP(11月20日付)は、ヨルダン治安筋の話として、ヨルダン人サラフィー主義戦闘員(アフマド・ファーフーリー氏)が、シリアに不法入国し、戦闘に参加、死亡したと報じた。

また別のサラフィー主義戦闘員(ビラール・ファイサル氏)も負傷し、イルビド県の病院に搬送されたという。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長がカタールを訪問し、アブドゥッラー・ナースィル・ブン・ハリーファ首相と会談し、シリア情勢について協議した。

ジャルバー議長はまた、世界イスラーム教徒ウラマー連合のユースフ・カラダーウィー会長とも会談した。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(11月20日付)は、複数の消息筋の話として、ダマスカス国際空港周辺の農地をイラク人戦闘員が1ヶ月ほど前から不法に占拠し、住民(所有者)の立ち入りを禁止している、と報じた。

イラク人戦闘員はアブー・ファドル・アッバース旅団ではなく、「フサイン・ムジュタバー旅団」を名乗り、同地域を浄化するためにやって来たと主張している、という。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ナバク市の軍事情報局ビルとジャッラーブ検問所に対して、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線が爆弾を爆発させ、軍兵士23人が死亡した。

またダイル・アティーヤ市とナバク市を結ぶ街道では、カーラ市のバースィル病院に負傷兵を搬送していた軍が、ダーイシュとヌスラ戦線の襲撃を受けたが、軍の反撃によりダーイシュ、ヌスラ戦線の戦闘員8人が死亡した。

このほか、バービッラー市周辺などで、軍、国防隊、ヒズブッラーの戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が反体制武装集団と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月20日付)によると、武装集団がダマスカス郊外県東グータ地方にある「自由シリア軍」(シリア・コマンド大隊)の武器庫から武器弾薬を盗もうとして、逮捕された。

他方、SANA(11月20日付)によると、カーラ市周辺、ダイル・アティーヤ市、バハーリーヤ市郊外、ダブラ市郊外、ナシャービーヤ町郊外、アッブ農場、ハラスター市、ザマルカー回廊、バービッラー市、ヤルダー市、バイト・サフム市、ダーライヤー市、ナバク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区に対して、軍が砲撃を加えたほか、タダームン区で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月20日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マヤーズィン市に対して軍が激しい砲撃を加えたほか、アトマーン村、ヌアイマ村で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月20日付)によると、軍がヒルバト・ガディール・ブスターン村で反体制武装集団の掃討を完了、同村を完全制圧した。

また軍は、ダルアー市各所、アトマーン村、ウンム・マヤーズィン町、インヒル市で、反体制武装集団の追撃を続け、ヤルムーク旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(11月20日付)によると、第17師団基地周辺で、軍と反体制武装集団(自由シリア軍)が交戦、武装集団が基地内の施設の一部を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(11月20日付)によると、レバノン領からの占領を試みる武装集団を国境警備隊が撃破する一方、ザーラ村、ハーリディーヤ村、ガースィビーヤ村、アーミリーヤ村、タルビーサ市、ヒムス市ワアル地区、バーブ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(11月20日付)によると、キンディー大学病院周辺、アレッポ中央刑務所周辺、マディーナ・スィナーイーヤ、フライターン市、マーイル町、バービース村、ハイヤーン町、マンスーラ村、アルバイド村、クワイリス村、ハーン・アサル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、マサーキン・ハナーヌー地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区、カースティールー地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月20日付)によると、マアッラシャムサ村、タッルミンス村、マアッラシューリーン村、ハッルーズ村、アルバイーン山周辺、バザーブール村、マアッラトミスリーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月20日付)によると、サルマー町、ラウダ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月20日付)によると、ティシュリーン油断、ハサカ県ガザル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(11月20日付)によると、北部県アッカール郡のアッブーディーヤ村、ヌーラ村、ワーディー・フール村郊外に、シリア領から発射された迫撃砲弾複数発が着弾し、またシリア領から発砲があった。

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ナジーブ・ミーカーティー暫定首相は、レバノンを訪問したホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣と会談し、シリア情勢などについて協議した。

アブドゥッラフヤーン外務副大臣は記者団に対して、シリアの危機の政治的解決をめざしていると強調した。

諸外国の動き

トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣はイスタンブールでの記者会見で「シリア政府は最近、砲撃を激化させ人的虐殺を続け、飢餓に苦しむ国民を包囲し、放置している」と非難したうえで、「ジュネーブ2会議は結果をもたらさねばならない。開催期限の延期が利用されるのを許してはならない。我々トルコは、すべての外交イニシアチブを支持するが、5月から行われている折衝は希望を募らせたが、よい結果をもたらさず、失望感のなかで終わろうとしている」と述べた。

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トルコのジハン通信(11月20日付)によると、イスメト・ユルマズ国防大臣が、シリア・トルコ国境地帯に613~715基の地雷が埋設されていると述べた。

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サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣は、クウェートで開催されたアラブ・アフリカ首脳会議で、アブドゥッラー国王の声明を代読し、国連安保理に対して、シリアの危機を解決するための決議を採択するよう求めた。

声明は、アラブ諸国とアフリカ諸国がテロ撲滅に向けて協力・調整を推進すべきだとの言葉をもって締めくくられた。

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ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、シリアの化学兵器廃棄に関して、ドイツが解体・廃棄作業を受け入れることはないと述べた。

『ハヤート』(11月20日付)などが報じた。

AFP, November 20, 2013、al-Hayat, November 21, 2013、Kull-na Shuraka’, November 20, 2013、Naharnet, November 20, 2013、NNA, November 20, 2013、Reuters, November 20, 2013、Rihab News,
November 20, 2013、SANA, November 20, 2013、UPI, November 20, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍がダマスカス郊外県カラムーン地方にあった最後のテロリストの拠点を殲滅し「カラムーンの戦い」を終結させるなか、国連総会ではアサド政権による「化学兵器使用、人権侵害、周辺諸国への領土侵害など」を非難する決議が採択される(2013年11月19日)

反体制勢力の動き

ダマスカス郊外県で活動する反体制武装集団5組織が「シャームの民のイスラーム連合」を結成したと発表した。

参加した5組織は、ハビーブ・ムスタファー旅団、アムジャード・イスラーム連合、サハーバ大隊、シャバーフ・フダー大隊、首都の盾旅団。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣は声明を出し、人権および国際法の完全遵守を宣言するとともに、アサド政権による人権侵害を批判した。

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シリア人権監視団は、18日のハラスター市近郊にある軍車輌管理局に対する反体制武装集団の攻撃での死者数が士官13人を含む68人に達したと発表した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(11月19日付)は、攻撃でアフマド・シャアバーン・ルストゥム中将が死亡したと政権側が発表したと報じた。

また、アサド政権支持者がフェイスブックで、マフムード・アリー・ハサン少将も死亡したと綴っていると報じた。

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バフル世論調査機構は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣(暫定政府)の発足に関する世論調査を行い、その結果を発表した。

シリア国内外の1,500人を対象とした世論調査では、59%が暫定政府樹立を支持したもの、89%が政府の本拠地を国内に置くべきだと答えた。

また70%が閣僚の人選方法に満足していないと答えたほか、57%がシリア革命反体制勢力国民連立のメンバーに閣僚ポストが与えられることに同意しないと答えた。

さらに81%が宗教・宗派、民族に基づく閣僚ポストの配分に反対すると答えた。

世論調査のサンプリングに関して、世代、性別、学歴などの割合は公表されたが、居住地(国内か国外か)は明示されていない。

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クッルナー・シュラカー(11月19日付)によると、アレッポ市のシャリーア委員会が12日以来閉鎖していたブスターン・カスル地区の通行所の閉鎖を解除した。

シリア政府の動き

軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダマスカス郊外県カーラ市を完全制圧したと発表した。

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シリア政府は声明を出し、ベイルート郊外のイラン大使館近くで発生した同時爆弾テロに関して「シリア、レバノン、イラクに対するテロ活動のすべてにはオイルダラーの臭いがただよう」と非難、米国とサウジアラビアの関与を暗示した。

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ウムラーン・ズウビー情報大臣もまた、ベイルート郊外のイラン大使館近くで発生した同時爆弾テロに関して「オイルダラーの臭いがただよう」と非難、米国とサウジアラビアの関与を暗示した。

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バアス党シリア地域指導部はベイルート郊外のイラン大使館近くで発生した同時爆弾テロに関して、「新植民地主義とその買弁であるアラブの退行主義勢力の計略であり…こうしたテロで得するのはシオニスト政体」だと非難した。

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アサド大統領は、ダマスカスで開催中のアラブ政党大会事務局代表と会談し、シリア情勢などについて意見を交わした。

SANA, November 19, 2013
SANA, November 19, 2013

会談で、アサド大統領は、ウルーバ(アラブ性)、市民意識、平等意識を強調し、アラブ民族主義政党どうしの関係を活性化することで、タクフィール主義の台頭に対抗するための努力を糾合すべきだと述べた。

SANA(11月19日付)が伝えた。

会談には、レバノンのヒズブッラー、アマル運動、シリア民族社会党、アラブ社会主義連合、ナセル主義機構のほか、エジプト、パレスチナ、ヨルダン、モロッコ、チュニジア、バーレーンの政党代表が出席した。

『サフィール』(11月20日付)によると、アサド大統領は「サウジアラビアは、国際社会や地域における諸概念を覆そうとし…、ジュネーブ2会議を延期しようとしている…。彼らはジュネーブ2で、我々がシリアをジャルバーに明け渡して欲しいと思っている。またこうした動きになれなければ、ジュネーブに行く必要がないと考えている…。しかし、シリア人が自分たちの国の将来を描くことのない大会は成功しない」と述べたという。

一方、『ディヤール』(11月21日付)によると、アサド大統領は「バンダル・ブン・スルターン皇太子とサウード・ファイサル外務大臣が主導するサウジアラビアの一部の勢力が、レジスタンスをやめさせるため、シリアの国家崩壊、テロ支援を行っている」と非難した。

また「シリアで起きたことのすべてが外国の陰謀によるものではなく、国内において誤りがあった。しかしテロリストの目標は、この誤りに対処することではなく、シリアの破壊だ」と述べたという。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、SANA(11月19日付)によると、軍がカラムーン地方のカーラ市にあった「最後のテロリストの拠点」を殲滅し、同市を完全制圧、シャームの民のヌスラ戦線やイスラーム旅団の外国人戦闘員らはレバノン方面に逃亡した。

イフバーリーヤ・チャンネル(11月19日付)は、「カラムーン地方にいた武装集団はアルサール方面の山間部(東レバノン山地)に逃走した」と報じた。

またAFP(11月19日付)は、治安筋の話として、カーラ市制圧の作戦が「避難民を待避させる必要があったため…3日を要した」としたうえで、軍がマヒーン町(ヒムス県)からの逃れてきた残党を放逐するために作戦を行った」と伝えた。

なおUNHCR報道官によると、「カラムーンの戦い」で住民約6,000人がレバノンのベカーア県バアルベック郡アルサール地方に避難した。

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同じく、ダマスカス郊外県では、SANA(11月19日付)によると、ドゥーマー市郊外、ナシャービーヤ町西部、バービッラー市、ダーライヤー市郊外、ムウダミーヤト・シャーム市郊外、ザバダーニー市西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市マイサル地区、ナッカーリーン村を軍が空爆した。

またアレッポ国際空港を防衛する第80旅団基地周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団とイラク・シャーム・イスラーム国、シャームの民のヌスラ戦線などが交戦した。

これに関して、リハーブ・ニュース(11月19日付)は、シャーム・イスラーム自由人運動がアレッポ市南部の丘陵地を制圧し、第80旅団基地、運輸局施設、タッラト・シャイフ・ユースフの三つの戦線で軍、国防隊と交戦を続けている、と報じた。

一方、SANA(11月19日付)によると、マーリア市、タッル・ガーニヤ市、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ハンダラート・キャンプ、ライラムーン地区、ズィルバ村、アブタイン市、カフルナーハー村郊外、ナイラブ村北部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市ナッカーリーン地区、バニー・ザイド地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

しかし、アレッポ市のジャミーリーヤ地区にある裁判所ビルなどに反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民5人が死亡、14人が負傷した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(11月19日付)によると、ハサカ市の検問所の配置をめぐってシリア軍と民主統一党人民防衛隊が交戦した。

戦闘は約10分続いたが双方に死傷者は出なかった。

同報道によると、ハサカ市内の検問所設置に関しては、軍と人民保護部の間でその配置に関する合意がなされているかのようで、軍が市内中心部に、人民防衛隊が市の周辺部や北部、北東部に重点的に展開している。

また同じく、ハサカ市では、軍と人民防衛隊が、アッシリア民主機構の本部に突入し、幹部2人(サンヒールー・ダーシュー氏、ジョルジュ・ウーディーシュー氏)を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区の国立病院を軍が地対地ミサイルで攻撃した。

一方、SANA(11月19日付)によると、ヒムス市にある石油鉱物関連職業研究所に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、生徒1人が死亡、複数が負傷した。

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イドリブ県では、リハーブ・ニュース(11月19日付)などによると、シャームの鷹旅団が、タウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に対する「復讐作戦」を開始し、アルバイーン山一帯の軍拠点への攻撃を強めたという。

一方、SANA(11月19日付)によると、ビンニシュ市、カフルラーター市、マアッラト・ヌウマーン市、タッル・サラムー村、ムアスラーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(11月19日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

しかし、アッバースィーイーン地区、バグダート通り(赤新月社病院近く)、旧市街のウマイヤ・モスク外壁、ティジャーラ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民9人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(11月19日付)によると、ナースィラ市、ムライハト・アトシュ村・フラーク市間、アトマーン村、ヒーラーン村、ガズィール・ブスターン市、ダルアー市、旧税関局で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ベイルート県南部郊外のビイル・ハサン地区にあるイラン大使館近くで、2件の自爆テロが相次いで発生し、保険章の発表によると、23人が死亡、約150人が負傷した。

この同時自爆テロに関して、アル=カーイダとつながりがあるアブドゥッラー・アッザーム大隊のスィラージュッディーン・ズライカート氏(フサイン・ブン・アリー細胞)がツイッターに犯行を認める書き込みをした。

ズライカート氏の書き込みによると、同時自爆テロは、シリアからのヒズブッラーの戦闘員撤退、レバノンにおける逮捕者釈放を目的として行われたのだという。

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MTV(11月19日付)によると、シリア軍戦闘機が、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方の無人地帯を空爆した。

「カラムーンの戦い」で敗走する反体制武装集団を追撃するための空爆と思われる。

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『ハヤート』(11月19日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方の無人地帯で、レバノン軍が、シリア領から密入国しようとした武装集団14人(シリア人9人、アルジェリア人5人)を逮捕した。

14人は「カラムーンの戦い」を逃れて、レバノンに入ろうとしていたという。

諸外国の動き

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はモスクワでファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官と会談、ジュネーブ2会議ジュネーブ2会議などについて協議した。

ラブロフ外務大臣は会談で、ジュネーブ2会議開催の必要を改めて強調するとともに、大会参加に前提条件を設けることに反対の意思を示した。

しかし「すべての当事者は、議論したい問題を提起するために参加する権利が100%ある」と述べ、大会での議題については干渉しない意向を示した。

そのうえで「ロシアのパートナー(西側諸国)はこれまで以上に、アサド大統領の退任ではなく、テロとの戦いが今日、シリア危機における最優先事項であることを理解するようになっている」と述べたという。

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セルゲイ・ラブロフ外務大臣は『ロシースカヤ・ガゼタ』(11月19日付)に「援助を必要としている人々に早急、かつ官僚的な手続きなしに、人道物資を届けることを保障するためのさらなる措置が必要」と述べる一方、「国際的慣例では、人道支援は政府のチャンネルを通じて行われる」と述べ、西側諸国などが主張する「人道回廊」の設置に改めて拒否の姿勢を示した。

また「シリアの反体制勢力のなかに徐々に現実的な兆候が見られるようになっている」と述べた。

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英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣は下院で「サリーム・イドリース少将が代表を務める自由シリア軍最高軍事評議会(参謀委員会)に非殺傷装備を贈与する計画がある」と述べた。

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英国政府のシリア反体制勢力担当特使のジョン・ウィルクス氏は『ハヤート』(11月20日付)に、ジュネーブ2会議の開催に向けて英国が支援していると述べる一方、「我々は軍事的・戦略的状況の本質的を変化を期待していない…。シリアを現状のまま維持することに集中したい。すなわち、現状の国境、国家を維持し、混乱と分割を避けることにだ」と述べた。

またイランに関しては、ジュネーブ合意(2012年)を受け入れていないとして、ジュネーブ2会議に参加させることに慎重な姿勢を示した。

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国連総会第3委員会は、シリアのアサド政権による化学兵器使用(疑惑)、人権侵害や周辺諸国への領土侵害などを非難する決議を採択した。

決議ではまた、「シリア政府のために戦う外国人戦闘員、とりわけヒズブッラー」の介入を非難したが、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線など、サウジアラビア、トルコが支援するテロ組織の活動については非難しなかった。

サウジアラビアなど湾岸アラブ諸国が中心となって作成・提出した決議案の採決では、123カ国が支持、13カ国が反対、46カ国が棄権した。

支持票を投じた主な国は、サウジアラビア、カタール、UAE、クウェート、エジプト、イラク、モロッコ、チュニジア。

反対票を投じた主な国は、ロシア、イラン、中国、ヴェネズエラ、キューバ、北朝鮮など。

レバノンは棄権した。

総会決議の全文は以下の通り:

The General Assembly,

Guided by the Charter of the United Nations,

Reaffirming the purposes and principles of the Charter, the Universal Declaration of Human Rights and relevant international human rights treaties, including the International Covenants on Human Rights,

Reaffirming its strong commitment to the sovereignty, independence, unity and territorial integrity of the Syrian Arab Republic and to the principles of the Charter,

Recalling its resolutions 66/176 of 19 December 2011, 66/253 A of 16 February 2012, 66/253 B of 3 August 2012, 67/183 of 20 December 2012 and 67/262 of 15 May 2013, Human Rights Council resolutions S-16/1 of 29 April 2011,3 S-17/1 of 23 August 2011,3 S-18/1 of 2 December 2011,4 19/1 of 1 March 2012,5 19/22 of 23 March 2012,5 S-19/1 of 1 June 2012,6 20/22 of 6 July 2012, 21/26 of 28 September 2012, 22/24 of 22 March 2013, 23/1 of 29 May 2013, 23/26 of 14 June 2013 and 24/22 of 27 September 2013, and Security Council resolutions 2042 (2012) of 14 April 2012, 2043 (2012) of 21 April 2012 and 2118 (2013) of 27 September 2013 and presidential statement 2013/15 of 2 October 2013,

Expressing outrage at the continuing escalation of violence in the Syrian Arab Republic, which has caused over 100,000 casualties, mostly by conventional weapons, and in particular at the continued widespread and systematic gross violations, as well as abuses, of human rights and violations of international humanitarian law, including those involving the continued use of heavy weapons and aerial bombardments, such as the indiscriminate use of ballistic missiles and cluster munitions, by the Syrian authorities against the Syrian population,

Expressing alarm at the failure of the Government of the Syrian Arab Republic to protect its population and to implement the relevant resolutions and decisions of United Nations bodies,

Expressing grave concern at the spread of extremism and extremist groups, and strongly condemning all human rights abuses and violations of international humanitarian law in the Syrian Arab Republic,

Strongly condemning the large-scale use of chemical weapons on 21 August 2013 in the Ghouta area of Damascus, as concluded in the report of the United Nations Mission to Investigate Allegations of the Use of Chemical Weapons in the Syrian Arab Republic, condemning the killing of civilians that resulted from it, affirming that the use of chemical weapons constitutes a serious violation of international law, and stressing that those responsible for any use of chemical weapons must be held accountable,

Recalling that the League of Arab States, in its resolution 7667 adopted by the Ministerial Council of the League at its 140th ordinary session on 1 September 2013, and the Organization of Islamic Cooperation, in the final communiqué of its Annual Coordination Meeting of the Ministers of Foreign Affairs of 27 September 2013, have held the Syrian Government fully responsible for the chemical attacks against the Syrian people, which took place in the Ghouta area of Damascus,

Also recalling the statements made by the Secretary-General and the United Nations High Commissioner for Human Rights that crimes against humanity are likely to have been committed in the Syrian Arab Republic, stressing that the Syrian authorities have failed to prosecute such serious violations, and noting the repeated encouragement by the High Commissioner that the Security Council refer the situation to the International Criminal Court,

Strongly condemning the continued border violations from the Syrian Arab Republic into neighboring countries, which have led to casualties among and injuries to the civilians of those countries, including Syrian refugees, and underlining that such incidents have violated international law and highlighted the grave impact of the crisis in the Syrian Arab Republic on the security of its neighbors and on regional peace and stability,

Deploring the further deterioration of the humanitarian situation and the failure of the Government of the Syrian Arab Republic to ensure the immediate, safe and unimpeded provision of humanitarian assistance to all areas affected by the fighting,

Expressing deep concern at the more than 2.2 million refugees, including more than one million children, and the millions of internally displaced persons fleeing as a result of the extreme violence in the Syrian Arab Republic, and at the escalating violence causing an influx of Syrian refugees into neighboring countries and other countries in the region,

Welcoming the hosting by the Government of Kuwait, on 30 January 2013, of the pledging conference for the United Nations joint appeal, and also welcoming with appreciation the hosting by the Government of Kuwait of a second international humanitarian pledging conference for Syria in January 2014,

Expressing its deep appreciation for the significant efforts that have been made by neighboring countries and other countries in the region to accommodate Syrian refugees, while acknowledging the increasing political, socioeconomic and financial impact of the presence of large-scale refugee populations in these countries, notably in Lebanon, Jordan, Turkey, Iraq, Egypt and Libya,

Welcoming the efforts of the United Nations, the League of Arab States and the Joint Special Representative of the United Nations and the League of Arab States for Syria to achieve a solution to the Syrian crisis,

1. Strongly condemns the use of chemical weapons in the Syrian Arab Republic, which is prohibited under international law, amounts to a serious crime and has a devastating impact on civilians, and in particular the massacre in the Ghouta area of Damascus, and notes in this regard the report of 16 September 2013 prepared by the United Nations Mission to Investigate Allegations of the Use of Chemical Weapons in the Syrian Arab Republic, which provides clear evidence that surface-to-surface rockets were fired on 21 August from Government-held territory into opposition areas, using professionally made munitions containing Sarin, which strongly points to use by the Syrian Government;

2. Also strongly condemns the continued widespread and systematic gross violations of human rights and fundamental freedoms and all violations of international humanitarian law by the Syrian authorities and the Government affiliated shabbiha militias, including those involving the use of heavy weapons, aerial bombardments, cluster munitions, ballistic missiles and other force against civilians, attacks on schools, hospitals and places of worship, massacres, arbitrary executions, extrajudicial killings, the killing and persecution of protestors, human rights defenders and journalists, arbitrary detention, enforced disappearances, violations of women’s rights, unlawful interference with access to medical treatment, failure to respect and protect medical personnel, torture, systemic sexual and gender-based violence, including rape in detention, and ill-treatment, and strongly condemns all human rights abuses or violations of international humanitarian law by armed extremists, as well as any human rights abuses or violations of international humanitarian law by armed anti-Government groups;

3. Condemns all grave violations and abuses committed against children in contravention of applicable international law, such as their recruitment and use, killing and maiming, rape and all other forms of sexual violence, attacks on schools and hospitals, as well as arbitrary arrest, detention, torture, ill-treatment and their use as human shields;

4. Also condemns all violence, irrespective of where it comes from, and calls upon all parties to immediately put an end to all forms of violence, including terrorist acts and acts of violence or intimidation that may foment sectarian tensions, and to comply strictly with their obligations under international law, including international humanitarian law;

5. Demands that all parties immediately put an end to all violations and abuses of international human rights law and international humanitarian law, and recalls, in particular, the obligation under international humanitarian law to distinguish between civilian populations and combatants, the prohibition against indiscriminate and disproportionate attacks and all attacks against civilians and civilian objects, also demands that all parties to the conflict take all appropriate steps to protect civilians, including by desisting from attacks directed against civilian objects, such as medical centers, schools and water stations, immediately demilitarize such facilities, avoid establishing military positions in populated areas and enable the evacuation of the wounded and all civilians who wish to do so from besieged areas, and recalls in this regard that the Syrian authorities bear primary responsibility for protecting its population;

6. Strongly condemns the intervention of all foreign combatants in the Syrian Arab Republic, including those fighting on behalf of the Syrian authorities, and in particular Hezbollah, and expresses deep concern that their involvement further exacerbates the deteriorating human rights and humanitarian situation, which has a serious negative impact on the region;

7. Demands that the Syrian authorities immediately release all persons arbitrarily detained, including the members of the Syrian Centre for Media and Freedom of Expression, publish a list of all detention facilities, ensure that conditions of detention comply with applicable international law and immediately allow access of independent monitors to all detention facilities;

8. Also demands that the Syrian authorities fully cooperate with the independent international commission of inquiry on the Syrian Arab Republic and provide it and individuals working on its behalf with immediate, full and unfettered entry and access to all areas of the country, and further demands that all parties cooperate fully with the commission in the performance of its mandate;

9. Stresses the importance of ensuring accountability and the need to end impunity and hold to account those responsible for violations of international humanitarian law and violations and abuses of human rights, including those violations that may amount to crimes against humanity, notably in the Ghouta area of Damascus on 21 August 2013, and encourages the Security Council to consider appropriate measures to ensure accountability in the Syrian Arab Republic, and stresses the important role that international criminal justice could play in this regard;

10. Underlines the importance that the Syrian people, on the basis of broad, inclusive and credible consultations, should determine, within the framework provided by international law and based upon the complementarity principle, the domestic process and mechanisms to achieve reconciliation, truth and accountability for gross violations, as well as reparations and effective remedies for the victims;

11. Reminds the Security Council of its primary responsibility for the maintenance of international peace and security and to take measures to put an end to all serious violations of international humanitarian law and all serious violations and abuses of international human rights law committed in the Syrian Arab Republic;

12. Strongly condemns all attacks by the Syrian authorities or any other party against medical facilities, personnel and vehicles as well as the use of medical and civilian facilities, including hospitals, for armed purposes, recalls that under international humanitarian law the wounded and sick must receive, to the fullest extent practicable, and with the least possible delay, the medical care and attention required by their condition, and urges that free passage for medical personnel and supplies, including surgical items and medicine be provided to all areas in the Syrian Arab Republic;

13. Stresses that the magnitude of the humanitarian tragedy caused by the conflict in the Syrian Arab Republic requires immediate action to facilitate the safe and unimpeded delivery of humanitarian assistance throughout the entire country, in particular in areas and districts where humanitarian needs are especially urgent, condemns all cases of arbitrary denial of humanitarian access, and recalls that depriving civilians of objects indispensable to their survival, including willfully impeding relief supply and access, can constitute a violation of international humanitarian law;

14. Demands that the Syrian authorities take immediate steps to facilitate the expansion of humanitarian relief operations and lift bureaucratic impediments and other obstacles, including through immediately facilitating safe and unimpeded access to people in need, through the most effective ways, including across conflict lines and across borders, and urges all parties to take all appropriate steps to facilitate the efforts of the United Nations, its specialized agencies and all humanitarian actors engaged in humanitarian relief activities to provide immediate humanitarian assistance to the affected people in the Syrian Arab Republic and to nominate empowered interlocutors who can work with humanitarian agencies to resolve difficulties in gaining such access, in order to fully implement the humanitarian response plan;

15. Expresses grave concern at the increasing numbers of refugees and internally displaced persons as a result of the ongoing violence, reiterates its appreciation for the significant efforts that have been made by neighboring countries and countries of the region to assist those who have fled across the borders of the Syrian Arab Republic as a consequence of the violence, urges all relevant United Nations agencies, in particular the Office of the United Nations High Commissioner for Refugees, and other donors to provide urgent and coordinated support to Syrian refugees and their host countries, and calls upon Member States, based on burden-sharing principles, to host the Syrian refugees in coordination with the Office of the High Commissioner;

16. Demands that the Syrian Government implement the relevant resolutions and decisions of United Nations bodies and the Organization for the Prohibition of Chemical Weapons;

17. Stresses its support for the aspirations of the Syrian people for a peaceful, democratic and pluralistic society, with the full and effective participation of women, in which there is no room for sectarianism or discrimination on ethnic, religious, linguistic, gender or any other grounds, based on the promotion of universal respect for and observance of human rights and fundamental freedoms;

18. Reaffirms its support for the Geneva communiqué of 30 June 2012, and demands in this regard that all Syrian parties to the conflict rapidly implement the transition plan set forth in the final communiqué in a way that assures the safety of all in an atmosphere of stability and calm, provides for clear and irreversible steps in the transition according to a fixed time frame and establishes a consensus transitional governing body with full executive powers to which all functions of the presidency and Government are transferred, including those pertaining to military, security, and intelligence issues, as well as a review of the constitution on the basis of an inclusive national dialogue and free and fair multiparty elections held in the framework of this new constitutional order, and calls for the convening as soon as possible of the international conference on the Syrian Arab Republic to implement the Geneva communiqué.

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シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は国連総会で、サウジアラビア政府および、同政府を支援するトルコとカタールの両国政府がシリア国内の民間人、軍人、インフラへのテロ行為の継続に対して全責任を負っていると非難した。

またジャアファリー大使は、シリア政府が全世界に代わって、カタール、サウジアラビアが支援するタクフィール主義組織に対するテロとの戦いを行っていると強調した。

AFP, November 19, 2013、Champress, November 20, 2013、al-Diyar, November 21, 2013、al-Hayat, November 20, 2013, November 21, 2013、al-Ikhbariya, November 19, 2013、Kull-na
Shuraka’, November 19, 2013、MTV, November 19, 2013、Naharnet, November 19,
2013、Reuters, November 19, 2013、Rihab News, November 19, 2013、al-Safir, November 20, 2013、SANA, November 19, 2013、UPI, November 19, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

今月11日にアレッポ県で負傷していたタウヒード旅団のサーリフ司令官が死亡、民主的変革諸勢力国民調整委員会はシリア革命反体制勢力国民連立が発足したトゥウマ暫定内閣を拒否すると発表(2013年11月18日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月18日付)は、複数の消息筋の話として、アレッポ県ムスリミーヤ村郊外で11日に負傷し、トルコのガズィアンテップ市に搬送されていたタウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官が死亡したと報じた。

Kull-na Shuraka', November 18, 2013
Kull-na Shuraka’, November 18, 2013

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クッルナー・シュラカー(11月18日付)は、シリア・ムスリム同胞団のズハイル・サーリム氏、イサーム・アッタール氏がフェイスブックなどを通じて、タウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に弔意を示したと報じた。

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タウヒード旅団はビデオ声明(http://www.youtube.com/watch?v=ldaLO6FIgxM&feature=player_embedded)を出し、アブドゥルアズィーズ・サラーマ総司令官がアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に弔意を示した。

しかし、同声明では、後任の司令官の氏名は発表されなかった。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、タウヒード旅団のアブドゥルカーディル・サーリフ司令官の死に関して、「アレッポ郊外で最初に平和的デモを立ち上げ、アレッポでアサドの悪党の拠点を最初に攻撃し、タウヒード旅団を創設した」と賛美、弔意を示した。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会の執行部は声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣を拒否すると発表した。

声明は「いかなる政体、政府、首長も拒否する」としたうえで、トゥウマ政府を「反体制勢力によるシリア分割の手段で…外国の国益に資する」と批判した。

一方、「政権の支配が及ばない地域における市民は、分権的な行政局を結成する権利がある」と付言、民主統一党が設置を進める西クルディスタン移行期民政局評議会を暗に支持した。

さらに、ジュネーブ2会議に関しては、クルド最高会議や政権を支持する一部の野党とともに使節団を結成し、参加する用意があると表明した。

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シリア・ムスリム同胞団のリヤード・シャカファ最高監督者は『シャルク・アウサト』(11月18日付)に対し、アサド大統領の退陣を「あらゆる対話の前提条件」としたうえで「アサドとその治安体制がシリアの未来の一部をなすことを受け入れない」と主張した。

また「革命」が成就しない理由に関して「イランの宗派主義的で敵対的な姿勢」が原因との見方を示し、「我々は宗派主義には反対だ」としつつ、「イラン・シーア派の計略に対抗するには、スンナ派のプロジェクトが必要だ。サウジアラビアがスンナ派のプロジェクトを準備している」と述べ、スンナ派の介入の必要を強調した。

一方、反体制武装集団との関係に関して、シャカファ最高監督者は「一部のイスラーム過激派は我々を背教者とみなしている」とする一方、「タウヒード旅団との関係は良好だが、支援はしていない。彼らの思想は穏健だ。シャームの鷹についても同様だ。一方、(首都の)盾(旅団)は、同胞団ではないが、我々の思想に近く、限定的な支援を行っている。我々は外国からの支援を受けていない。我々の支援はどれもが国内のメンバーからのものだ…。武装集団のほとんどとの関係は良好だ。だが、イラク・シャーム・イスラーム国は例外だ…。我々は多くの武装集団と対話してきた。シャームの鷹、タウヒード、シャーム自由人などだ」と述べた。

シリア政府の動き

リヤード・ハッダード駐モスクワ・シリア大使は、シリアでの化学兵器廃棄に関して、廃棄のための資金が不充分だと述べた。

インテルファクス通信(11月18日付)が報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(11月19日付)によると、軍と反体制武装集団がカラムーン山地一帯で一進一退の攻防戦を続け、軍が同市に対して激しい砲撃・空爆を加えた。

マヤーディーン・チャンネル(11月18日付)によると、シリア軍はカーラ市郊外にある反体制武装集団の第一防衛線を突破し、進軍を続けているという。

一方、SANA(11月18日付)によると、スィフル市、ジャラージール町、カーラ市南部、サイドナーヤー町郊外、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ザマルカー回廊、アドラー市、ヤルダー市、バービッラー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャバーブ・イスラーム旅団、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は、バーティブー市にある反体制勢力の地元評議会本部を制圧した。

この制圧は、地元評議会議長がダーイシュに忠誠を誓ったことを受けた動きだという。

またシリア人権監視団によると、軍がズィルバ村を砲撃した。

一方、SANA(11月18日付)によると、軍がドゥワイリーナ村で反体制武装集団の掃討を完了、同村を制圧した。

またアレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ザバディーヤ村、マンスーラ村、ズィルバ村、アブティーン村、カフルダーイル村、カフルハムラ村、マアーッラト・アルティーク村、ハーン・アサル村、ヒーラーン村、クワイリス村、アルバイド村、カスキース村、シャイフ・ナッジャール市で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

アレッポ市でも、ブスターン・カスル地区、旧市街(大モスク周辺)、サイイド地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アルバイーン山の軍拠点に対して、反体制武装集団が砲撃を加える一方、軍もナイラブ村、クマイナース村、ビンニシュ市、タッルマンス市、マアッラト・ハルマ村を砲撃した。

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ダマスカス県では、SANA(11月18日付)によると、カッサーア地区とザバダーニー地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民2人が死亡、複数が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(11月18日付)によると、カルヤタイン市周辺の農場を軍が完全制圧した。

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ハサカ県では、SANA(11月18日付)によると、ハサカ市西部郊外の畜産農場地区、トゥワイナ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

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イドリブ県では、SANA(11月18日付)によると、アルバイーン山周辺、イドリブ・マストゥーマ街道、サラーキブ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月18日付)によると、ヒルバト・バーズ村に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退し、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタルティヤーフ村、サルマー町、ズワイク村、カフルダブラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

レバノンの動き

ナハールネット(11月18日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール市郊外で、シリア軍ヘリコプターの越境攻撃により、同市長のおい2人が死亡した。

しかし、これに関して、レバノンの声(11月18日付)は2人が武装集団に殺害されたと報じ、AFP(11月18日付)は2人が地雷に触れて死亡したと報じた。

一方、アルサール市では、オートバイに乗った武装集団の発砲により2人が負傷した。

諸外国の動き

ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣とゲンナージー・ガティロフ外務次官は、モスクワを訪問中のファイサル・ミクダード外務副大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官と会談し、ジュネーブ2会議準備などについて協議した。

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ロシアのミハイル・ボクダノフ外務大臣は、イランのハサン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣とモスクワで会談し、ジュネーブ2会議などシリア情勢について協議した。

またロシア大統領府によると、ヴラジミール・プーチン大統領がイランのハサン・ロウハーニー大統領と電話会談を行い、シリア情勢について協議した。

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トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣は訪問先の米国でジョン・ケリー米国務長官と会談し、シリア情勢について協議した。

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国連の潘基文事務総長は、訪問先のリトアニアで、「現時点で期日を発表はできないが、たびたび延期されているジュネーブ2会議は、来月(12月)に開催されるだろう」と述べた。

潘事務総長は「アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は今月25日の米露の代表との会談で期日を決定しようとしている」と付言した。

AFP, November 18, 2013、al-Hayat, November 19, 2013、Kull-na Shuraka’, November 18, 2013、al-Manar, November
18, 2013、al-Mayadeen, November 18, 2013、Naharnet, November 18, 2013、Reuters,
November 18, 2013、Rihab News, November 18, 2013、SANA, November 18, 2013、al-Sharq al-Awsat, November 18, 2013、UPI, November 18, 2013、Voice of Lebanon, November 18,
2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍が前日に引き続きカラムーン山地一帯に対して激しい空爆を実施するなか、シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長が近くロシアを訪問する予定であることが明かされる(2013年11月17日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月17日付)は、ラタキア県のトルクメン山(ラビーア町一帯)で活動するイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と自由シリア軍のウマル・ムフタール大隊が、捕虜の交換、互いが捕獲した武器の変換、ラビーア町の検問所などからのダーイシュの撤退、自由シリア軍によるイスラーム教の遵守などを骨子とする停戦合意を結んだと報じた。

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シャヒード大隊司令官のハルドゥーン・ザインッディーン司令官は声明を出し、スワイダー県革命軍事評議会に対して、集団的決定と遵守した透明性のあるかたちでの組織改編を求めた。

ザインッディーン司令官はまた、革命運動を代表しない個人・組織を拒否するとしつつ、軍事評議会のマルワーン・ママド司令官を支持すると表明した。

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カタールの首都ドーハで、米国のシンクタンク、シリア政治戦略研究センター(ラドワーン・ズィヤーダ所長)が、シリアにおける民主的変革に関する非公式シンポジウムを開催した。

シンポジウムには、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長、シリア国民評議会のジョルジュ・サブラー議長、ブルハーン・ガルユーン氏、ファーイズ・サーラ氏らが参加し、体制転換後の民主化の行程について議論した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長の顧問を務めるムンズィル・アクビーク氏は、AFP(11月17日付)に、議長がモスクワ訪問を求めるセルゲイ・ラブロフ外務大臣の招待に応じ、ロシアを訪問する予定であることを明らかにした。

ラブロフ外務大臣は、シリア政府の使節団(ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官)がモスクワを訪問する18~21日の訪問を求めていたが、ジャルバー議長は、UAEなどの訪問日程と重なっていたため、この招待は辞退していた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍が前日に引き続き、カラムーン山地一帯に対して激しい空爆を行った。

また同監視団によると、ハラスター市郊外にあるシリア軍の車輌管理局で、反体制武装集団が爆弾を爆破、士官3人を含む軍兵士31人が死亡した。

Elaph(11月18日付)、スカイ・ニュース(11月18日付)によると、この攻撃は首都の盾旅団が行い、軍兵士、ヒズブッラーの戦闘員など合わせて75人が死亡したという。

これに関して、爆破攻撃に参加したというドゥーマー殉教者旅団のアフマド・ターハー司令官は、クッルナー・シュラカー(11月18日付)の電話取材に対して、車輌管理局周辺のビルも爆発によって全壊したことを明らかにした。

また攻撃は、ビルの地下に数ヶ月間かけてトンネルを建設し、そこに爆弾を仕掛けて行われたとしたうえで、攻撃には首都の嵐旅団だけではなく、ドゥーマー殉教者旅団など複数の武装集団も参加していたと主張した。

一方、SANA(11月17日付)によると、ナシャービーヤ町郊外、バハーリーヤ市郊外、ダブラ市郊外、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、フジャイラ村周辺、スバイナ町周辺、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ハウラーン・アバービール旅団、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾市、5人が死亡、多数が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区に軍が砲撃・空爆を行った。

またバーブ・トゥーマー地区、カッサーア地区に反体制武装集団が撃ったと思われる迫撃砲弾複数発が着弾し、市民1人が死亡、複数が負傷した。

これに関して、SANA(11月17日付)は、カッサーア地区、バーブ・トゥーマー地区、バグダード街道、アッバースィーイーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、3人が死亡し、複数が負傷したと報じた。

またSANA(11月17日付)によると、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、イマード・ムハンマド・ディーブ・ハミース電力大臣は、シリア・アラブ・テレビ(11月18日付)で、ダマスカス県南部およびダマスカス郊外県の複数地区で「武装テロ集団」の破壊工作によって、電気が不通となったと発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カスル・イブン・ワルダーン村、ジャズダーニーヤ村、ラスム・ワルド・ザラーキヤート村、ザウル・フスン村、ウカイリバート町近郊などに対して、軍ヘリコプターが空爆を行う一方、ハマー・アスラヤー街道で政府軍の軍服を着た反体制武装集団が軍検問所を攻撃し、軍兵士と国防隊戦闘員を殺傷、捕捉した。

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アレッポ県では、SANA(11月17日付)によると、ナイラブ航空基地東部の綿繰機工場地区で、軍が反体制武装集団の掃討を完了、同地を制圧した。

またタッル・ダマーン村、アウラム・クブラー地区、ハーン・アサル村、フライターン市、カフルダーイル村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、カスキース村、ハンダラート・キャンプ、ザバディーヤ市、シュワイヒナ村、ワディーヒー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにアレッポ市サイフ・ダウラ地区、イザーア地区、アシュラフィーヤ地区、サーリヒーン地区、マルジャ地区、ジュダイダ地区などに潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

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イドリブ県では、SANA(11月17日付)によると、サラーキブ市、アリーハー市郊外、アルバイーン山周辺、カフルラーター市、ビンニシュ市、サルミーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月17日付)によると、マシュラファ村、ハーリディーヤ村、ガントゥー市、ラスタン市、ダール・カビーラ村、ヒムス市ワアル地区、クスール地区、ワルシャ地区、サフサーファ地区、ジャウラト・シヤーフ地区、バーブ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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リハーブ・ニュース(11月17日付)は、ロシアの複数のサイトからの情報として、ロシア人傭兵がアサド政権に雇われ、シリア国内の戦闘に参加していると報じた。

レバノンの動き

社会問題省は、カラムーン地方での軍と反体制武装集団の戦闘激化を受け、ベカーア県バアルベック郡アルサール地方に、これまでにシリア人1,700人の避難した、と発表した。

諸外国の動き

『ハヤート』(11月18日付)は、シリアの通商公社のターリク・タウィール総裁が、フランスにあるアラブ・フランス銀行連合(UBAF)が、シリアの食品購入に関する制裁緩和に同意したと伝えた。

フランス政府は2013年9月、人道目的で食品購入に充てることを認めたEUの人道支援プログラムの枠組みのなかで、対シリア経済制裁の一環として凍結していたシリアの銀行資産の活を解禁していた。

フランスをはじめとするEU、米国、トルコ、一部アラブ湾岸諸国は、2011年以来、シリアに対して経済制裁を科している。

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トルコのドーアン通信(11月17日付)によると、16日深夜から17日未明にかけて、メルディン県のイェニヨル村郊外の地雷原で、トルコ軍がシリア領内から潜入しようとしたシリア人「密輸業者」3人を殺害した。

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AFP(11月17日付)は、ヨルダンの国家治安裁判所の検事局筋の話として、先週、アンマン国際空港からトルコに向かう途中、空港で当局に身柄拘束されたジハード主義潮流の指導者ムハンマド・ナジュル氏(アブー・マーリヤ・フィラスティーニー)に関して、テロ組織に参加しようとしたとの容疑で起訴された、と伝えた。

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パレスチナ自治政府のイブラーヒーム・ハニーヤ暫定首相は、シリアからガザ地方に避難してきたパレスチナ人に対して、住宅を提供し、就職先を斡旋すると述べた。

AFP(11月17日付)が伝えた。

AFP, November 17, 2013、Elaph, November 18, 2013、al-Hayat, November 18, 2013、Kull-na Shuraka’, November 17, 2013, November 18, 2013、Naharnet,
November 17, 2013、Reuters, November 17, 2013、Rihab News, November 17, 2013、SANA,
November 17, 2013、Sky News Arabic, November 18, 2013、UPI, November 17,
2013などをもとに作成。

 

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軍、国防隊、ヒズブッラーがアレッポ県タッル・ハースィル村の大部分を激しい戦闘の末制圧するなか、民主統一党が自治区内での憲法案の起草、選挙法の制定、閣僚選出などを任務とする「小委員会」を設置(2013年11月15日)

反体制勢力の動き

ハサカ県では、西クルディスタン移行期民政局評議会発足を進めるため、民主統一党の代表ら52人が会合を開き、「小委員会」を設置した。

「小委員会」は、シリア北東部の6ヶ月間の暫定自治を行うとともに、憲章(憲法)案を起草、また選挙法を制定し、閣僚選出などを行うという。

『ハヤート』(11月16日付)が報じた。

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アレッポ・ウラマー戦線は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のメンバーに対して、自由シリア軍に参加し戦闘を行うよう呼びかけた。

『ハヤート』(11月16日付)が報じた。

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アッシリア民主機構は声明を出し、西クルディスタン移行期文民評議会に同機構が参加するとした民主統一党の声明を否定した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・トゥウマ暫定内閣は、イスタンブールで閣議を開き、同政府の暫定拠点をトルコのガズィアンテップに定めることを決定した。

閣議には9閣僚中7人が出席した。

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トルコのイスタンブールで開催されていたアラウィー派の反体制活動家らの「我らはみなシリア人」の大会が閉幕した。

閉幕声明で、参加者は、反体制勢力を糾合するための国民総会の開催を呼びかけるとともに、政治解決を通じて独裁政権の打倒する意思を表明した。

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クッルナー・シュラカー(11月16日付)によると、ハサカ県カーミシュリー市で合同移行期局結成総評議会(13日発足)の活動を具体化するため、ジャズィーラ地方(ユーフラテス川以東部一帯)、コバネ(ラアス・アイン市)、アフリーン市の代表が集まり、合同移行期局計画実行フォローアップ委員会会合が開かれた。

会合では、合同移行局計画の起草、社会契約文書の準備、選挙制度の準備が審議されたという。

シリア政府の動き

軍武装部隊総司令部は声明を出し、ヒムス県のハダス村、フワーリーン村、マヒーン町、そして同村に近い武器弾薬庫に対する軍事攻撃を成功させ、同地を制圧したと発表した。

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バアス党民族指導部と同シリア地域指導部は、矯正運動(ハーフィズ・アサド前大統領による政権掌握)記念日(第43回)に合わせてそれぞれ声明を出し、「シリアに対する陰謀が、レジスタンスと独立性の文化の普及を阻止しようとしている」(地域指導部声明)と主張、「矯正運動は制度的国家を崩壊させようとするあらゆる陰謀に43年を費やしてきた」(民族指導部)と自賛した。

国内の暴力

Champress, November 15, 2013
Champress, November 15, 2013

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、タッル・ハースィル村で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線などと激しく交戦、軍が同村の大部分を制圧した。

また、軍はダイル・ハーフィル市を空爆する一方、アレッポ市サラーフッディーン地区で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月15日付)によると、軍がタッル・ハースィル村で反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。

またアレッポ市バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、旧市街、カルム・マイサル地区、カラム・トゥラード地区、アレッポ中央病院周辺、キンディー大学病院周辺、タッル・シュワイフナ村、カフルダーイル村、アンジャーラ市、アウラム・クブラー町、マンスーラ村、アルバイド村、ダイル・ハーフィル市、ラスム・マイヤーラ村、ビーシャ村、バーカート村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団、SANA(11月15日付)によると、バーブ・トゥーマー地区に迫撃砲弾3発が着弾し、マンスール学校、カルディア教会、ラテン教会、シリア・カトリック教会が被害を受けた。

また軍がアサーリー地区を迫撃砲で攻撃し、バルザ区、カーブーン区で反体制武装集団と交戦した。

一方、『ハヤート』(11月16日付)によると、ヤルムーク区で、「自由シリア軍」とPFLP-GCが停戦に合意、住民らがこれを支持するデモを行ったという。

また、SANA(11月15日付)によると、バルザ区、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線など複数の武装集団がCONOCOガス工場(シリア最大のガス採掘所)を制圧したと東部地域シャリーア委員会(ヌスラ戦線)が発表した。

同監視団によると、その後、ヌスラ戦線をはじめとする武装集団は、ヒシャーム地方に進軍、同地を支配する部族の武装集団と交戦したという。

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ヒムス県では、SANA(11月15日付)によると、軍がハダス市、マヒーン町、フワーリーン村で反体制武装集団を掃討、同地を完全制圧した。

またアイドゥーン村、ドゥワイル村、ラスタン市、キースィーン村、タドムル市郊外、ヒムス市カラービース地区、タッルカラフ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月15日付)によると、ザマルカー回廊、ダイル・サルマーン市郊外、ダブラ市郊外、ナシャービーヤ町郊外、フジャイラ村郊外、ダーライヤー市、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月15日付)によると、サラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、マアッルシャムシャ村、ザアラーナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関の執行理事会は、シリアが保有する化学物質約1,300トンを年内に国外に搬出することなどを骨子とする廃棄計画を決定した。

計画は、化学物質の危険度に応じて国外への搬出・廃棄の行程を設定、マスタードガスやサリンガスなどの化学兵器の原料となる化学物質の大半を年内に搬出し、2014年3月までの廃棄を目指している。

またこれと並行して、シリア国内で、化学物質を充填していない弾頭を2014年1月末までに破壊する予定。

しかし、廃棄処理の受入を米国から要請されていたアルバニア政府は、エディ・ラマ首相がテレビ演説を行い、この要請を拒否すると発表した。

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トルコのアブドゥッラ・ギュル大統領は、訪問先のアゼルバイジャンで「トルコは事態を容認できない。シリアでのこの事態を受け入れることないだろう…。混乱へと向かうようなシリア分割は容認できない」と述べ、民主統一党による西クルディスタン移行期民政局執行評議会発足の動きを非難した。

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AFP(11月15日付)によると、フランス当局はパリ郊外で、シリアにサラフィー主義を派遣するネットワークを摘発・解体、22歳から35歳の男性4人を逮捕した。

AFP, November 15, 2013、AKI, November 15, 2013、al-Hayat, November 16, 2013、Kull-na Shuraka’, November 15, 2013, November 16, 2013、Naharnet,
November 15, 2013、Reuters, November 15, 2013、Rihab News, November 15, 2013、SANA,
November 15, 2013、UPI, November 15, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県で人民防衛隊が軍の支援を受けつつ自由シリア軍およびサラフィー主義者に対する攻勢を強化するなか、米国務省やイラク・クルディスタン地域政府が民主統一党による自治区発足の動きに懐疑論を呈す(2013年11月14日)

反体制勢力の動き

アブー・アマーラ特殊任務中隊のマハンナー・ジャファーラ司令官は声明を出し、自由シリア軍合同軍事評議会メンバーを辞任すると発表した。

同評議会が、シリア国内で活動するイスラーム主義部隊や自由シリア軍の一部部隊に関心を示さないことが主因だという。

クッルナー・シュラカー(11月15日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務中隊はアレッポ県で最初に作られた武装集団の一つ。

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反体制人権団体のシリア人権機構(SWASIAH)は声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立アフマド・トゥウマ暫定内閣の発足に関して、すべての政治組織と等距離を保ち、中立を守るとしつつ、解放区での自治などを実行するなどとした誓約を守り、「犯罪者」であるアサド政権に対峙するよう求めた。

シリア政府の動き

外務在外居住者省は国連事務局長と安保理に宛てて書簡を送り、ダマスカスなどシリアの複数の都市に対して武装テロ集団が迫撃砲で攻撃を行い、無実のシリア人を無差別かつ体系的に殺戮していると報告、これらの組織を支援している国々を非難するよう求めた。

SANA(11月14日付)が報じた。

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『アラブ』(11月14日付)は、イラクのヒズブッラー大隊に近い消息筋の話として、イラク、レバノン、イラン、イエメン、バーレーン、パキスタンのシーア派宗徒からなる12の部隊がシリアでの戦闘に参加し、アサド政権を支援している、と報じた。

同紙によると、参加している部隊は、レバノンのヒズブッラー、イラクのアブー・ファドル・アッバース旅団のほか、カマル・バニー・ハーシム旅団、タッフ旅団、カラール旅団、バキーヤトッラー旅団、マアスーム旅団、サアダ旅団など。

国内の暴力

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊が、「自由シリア軍」およびサラフィー主義者との戦闘で、カーミシュリー市郊外のタッル・イード村を制圧したほか、過去48時間でカフターニーヤ地方の18村落を手中に収めた。

これに関して、自由シリア軍のシリア・クルド革命評議会コムラ軍事部隊ミシュアル旅団は声明を出し、13日にカフターニーヤ地方のムハンマド・ズィヤーブ村で、シリア軍の支援を受けた民主統一党人民防衛隊がコムラのクルド人戦闘員2人を殺害した、と発表した。

一方、SANA(11月14日付)によると、カーミシュリー市郊外のブジャーリーヤ村、シャラーマ村、ハズナ村、ジャルマズ村、リカービーヤ村、マルザ村で、軍が反体制武装集団の掃討を完了し、同地を制圧した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区を軍が空爆・砲撃した。

一方、SANA(11月14日付)によると、旧市街のウマイヤ・モスクに近いジャミール・マルダム・ベク通り(カッラーサ地区)で反体制武装集団が仕掛けた爆弾2発が爆発し、市民2人が死亡、複数が負傷した。

また旧市街にあるハミディーヤ・モスク入り口では、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾1発が着弾し、市民1人が死亡、複数が負傷した。

このほか、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団、SANA(11月14日付)によると、軍が武器弾薬庫のある大マヒーン山を完全制圧したと発表した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月14日)は、ヒムス県の反体制活動家らが、無人偵察機「Go Pro Her0 3」を捕獲することに成功した、と報じた。

他方、SANA(11月14日付)によると、ハーリディーヤ村、キースィーン村、ハダス村、ガントゥー市、ヒムス市クスール地区、バーブ・フード地区、ワルシャ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊する一方、レバノン領からの潜入を試みる反体制武装集団をクサイル市郊外で撃退した。

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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(11月15日付)によると、ダーライヤー市、ムウダミーヤト・シャーム市、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯で、軍のヘリコプターが反体制武装集団戦闘員に対して武装放棄、「祖国の懐への回帰」、「恩赦に服する」よう呼びかけるビラを散布した。

またシリア人権監視団によると、軍が、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団の支援のもと、バイト・サフム市周辺、ヤルダー市周辺、バービッラー市周辺で、サラフィー主義武装集団と交戦する一方、ダーライヤー市、ヤブルード市周辺を砲撃・空爆した。

一方、SANA(11月14日付)によると、アイン・タルマー渓谷、アルバイン市、マルジュ・スルターン村近郊、フジャイル市周辺、マダーヤー町、ハルナ市、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シャーム・プレス(11月14日付)が、信頼できる複数の消息筋の話として、ムスリミーヤ村郊外の歩兵学校で行われていたタウヒード旅団の拡大会合に、シリア空軍が空爆を行い、旅団の指導者アブドゥルカーディル・サーリフ氏が死亡したと報じた。

しかし、クッルナー・シュラカー(11月15日付)は、軍の空爆で、幹部の一人ユースフ・アッバース氏が死亡、司令官のアブドゥルカーディル・サーリフ氏、アブドゥルアズィーズ・サラーマ総司令官らが負傷し、トルコに搬送されたと報じ、サラーマ総司令官の写真を掲載した。

Kull-na Shuraka', November 15, 2013
Kull-na Shuraka’, November 15, 2013

また、SANA(11月14日付)によると、アルバイド村、クワイリス村、マンスール村、アレッポ中央刑務所周辺、ワディーヒー村、ズィルバ村、アターリブ市、カフルダーイル村、カフルハムラ村、バービース村、マアーッラト・アルティーク村、ムスリミーヤ村、カフルナーハー村、ナッカーリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにアレッポ市では、バニー・ザイド地区、ラーシディーン地区、カルム・マイサル地区、カラム・トゥラード地区、カルム・ジャズマーティー地区、ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月14日付)によると、サラーキブ市、アルバイーン山周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月14日付)によると、ガニーマ村、ドゥワイリカ村、サルマー町、トゥウーマ村、アイドゥー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月14日付)によると、タスィール町・ナワー市街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は前日に引き続き、ベイルート県郊外のルワイスでのアーシューラーの記念祝典で公衆の前に姿を現し、レバノン情勢、イラン情勢、シリア情勢などについて再び演説した。

シリア情勢に関して、ナスルッラー書記長は「理由がある限り、我々はシリアにとどまる」と述べた。

また「(移行期)政府樹立の条件としてシリアからのヒズブッラーの撤退を求める者は、不可能な条件を課しているようなものだ」とシリアの一部反体制勢力を批判した。

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ヒズブッラーの高官は『タイムズ』(11月14日付)に対して「アサド政権は、ヒズブッラーの部隊が戦闘に介入しなければ、2時間で崩壊していただろう」と述べた。

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NNA(11月14日付)によると、ベカーア県バアルベック軍アルサール市をシリア軍が越境空爆、また同郡バニー・シート地方、ヘルメル郡の無人地帯にシリア領内から発射された迫撃砲弾複数発が着弾した。

諸外国の動き

ロシア大統領府は、ヴラジミール・プーチン大統領がアサド大統領と電話会談を行い、シリア情勢について協議したと発表した。

発表によると、プーチン大統領は会談のなかで、ロシアをはじめ各国がジュネーブ2会議開催に向けて努力を行っていることを説明する一方、アサド大統領が政府使節団派遣を受諾したことへの謝意を示したという。

また、シリア国内の過激派によるキリスト教徒などマイノリティ宗派への「体系的迫害」に関する情報への懸念を示し、シリア政府に対して、民間人の苦悩軽減と宗派間の平和の回復に向けて努力するよう求めたという。

これに対して、アサド大統領はロシアによるシリア国民への支援・支持に謝意を述べたという。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はエジプトを訪問し、カイロでナビール・ファフミー外務大臣と会談、シリア情勢について協議した。

会談後の記者会見で、両外相は、シリアの危機の政治的解決のため、ジュネーブ2会議開催に向けて努力を続けることを両国が改めて確認したと述べた。

ラブロフ外務大臣は、シリア情勢に対するアラブ連盟の姿勢をどう評価するかとの問いに対し「事前に決定がなされている」と非難、「基本原則を守るべきで、コンセンサスがなされるべきだ」と非難した。

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ジェン・サキ米国務省報道官は、民主統一党による西クルディスタン移行期民政局評議会発足宣言に関して「我々の政策は常にシリア国土の一体性と安寧を支援するものだ。シリア・クルド国民評議会の試みは前向きに評価できるが、シリアのクルド人地域の独立を宣言しようとしているとの報告に懸念を感じる。シリアでクルド人だけの地域を作ることはより大きな決定の一部をなしていなければならない」と批判した。

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イラク・クルディスタン地域政府の大統領府はインターネットを通じて声明を出し、そのなかで民主統一党を「すべての当事者(クルド民族主義政党)を排除し、武力を行使し、体制と協力し、西クルディスタンに革命を灯すなどと主張し、現状を押しつけようとした…。シリア政府は彼らにこの地域を手渡した。こうした行為に…民族的利益があったなら、受け入れられたろうが、結果は、西クルディスタンを独り占めしただけだ…。同地の我ら人民の未来に対する危険なゲームだ」と非難した。

AFP, November 14, 2013、al-‘Arab, November 14, 2013、Champress, November 14, 2013、al-Hayat, November 15, 2013、Kull-na Shuraka’, November 14, 2013, November 15, 2013,
November 17, 2013、Naharnet, November 14, 2013、Reuters, November 14, 2013、Rihab
News, November 14, 2013、SANA, November 14, 2013、The Times, November 14, 2013、UPI, November 14, 2013などをもとに作成。

 

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アル=カーイダのザワーヒリー指導者が声明を出しヌスラ戦線との直接の関係を否定、一方イラク・シャーム・イスラーム国に対しては「イラク・イスラーム国」の名で活動するよう指示(2013年11月8日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月8日付)によると、ハサカ県ラアス・アイン市の競技場で、民主統一党が「ジハード・サラフィー主義部隊に対する人民防衛隊の勝利」を祝うための祝典を行った。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会の幹部筋はAKI(11月8日付)に、リフアト・アサド前副大統領とジャミール・カドリー前経済問題担当副首相が反体制勢力の代表としてジュネーブ2会議に参加した場合、委員会は大会参加を拒否すると述べた。

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ハマー県で活動する反体制武装集団7団体が「ハナースィル・ハマー作戦室」を結成、糾合すると発表した。

同作戦室に参加を表明したのは以下の組織:

1. イスラーム・クドス大隊(アレッポ)
2. タウヒード旅団第30連隊
3. サハーバ末裔(イドリブ)
4. ラーヤ旅団(アレッポ)
5. アビー・フィダー大隊(ハマー)
6. ムジャーヒディーン救済旅団(ハマー)
7. イスラーム殉教者旅団(ハマー)

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アレッポ県で活動する「スユーフ・ハック大隊連合」が声明を出し、ジュネーブ2会議へのイランの参加をめぐる動きに関して「ヒズブッラー、アブー・バドル・アッバース旅団を通じて、我々の国へのイランの占領を確立するもの」と非難した。

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シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、11月6日のスワイダー市空軍情報部施設周辺での自爆攻撃を実行したと発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、トルコのイスタンブールで政治委員会会合を開催し、ジュネーブ2会議への対応などについて協議した。

総合委員会開催に向けた動きで、『ハヤート』(11月9日付)によると、ロバート・フォード駐シリア米大使ら西側諸国の高官もトルコに入り、ジュネーブ2会議への参加を連立に説得したという。

会合では、「バッシャール・アサドは移行期、および移行期後においていかなる役割も担い得ない」といった文言や、イランのジュネーブ2会議参加拒否などを含む決議案などの審議がなされた。

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アッシリア民主機構は声明を出し、ジュネーブ2会議開催を支持するとの意思を表明した。

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リハーブ・ニュース(11月10日付)などによると、ダマスカス県のダーマールーズ・ホテルで、国内の野党・反体制組織の代表らが、平和的変革諸勢力連立の名で一同に介して、ジュネーブ2会議への対応について協議、声明を出した。

同声明で、平和的変革諸勢力連立は、ジュネーブ2会議を「シリアの危機解決の最後の機会」と位置づけ、開催・参加の必要を強調するとともに、会合に参加した組織の一部の存在が無視されていると非難した。

会合に参加した組織は以下の通り:

1. シリア民族社会党インティファーダ派(連立与党、変革解放人民戦線加盟政党)
2. 人民意思党(カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相が党首、変革解放人民戦線加盟政党)
3. シリアのための第3潮流
4. 平和的変革への道潮流
5. 民主社会党
6. マルクス主義民主連合
7. アラブ国民委員会
8. 民主世俗潮流
9. クナイニス市民平和委員会
10. マヤーディーン市民平和委員会
11. ブーカマール市民平和委員会
12. アームーダー平和運動委員会
13. ダイル・ザウル人民平和運動委員会
14. カーミシュリー人民平和運動委員会
15. シリア未来青年潮流
16. 国民民主潮流

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リハーブ・ニュース(11月10日付)は、ダイル・ザウル市のモスクのイマーム、ムハンマド・シャイフ師が、金曜礼拝での説教で、「自由シリア軍」戦闘員の「余命は短い」としつつ、一部の住民が娘を彼らに嫁がせることを拒否していることを「不正」と批判したと報じた。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(11月8日付)は、シリア当局が、アレッポ県アアザーズ市で拘束されたレバノン人巡礼者の解放のための「捕虜交換」の一環として女性収監者4人を新たに釈放したと報じた。

国内の暴力

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、軍が、国防隊、ヒズブッラー民兵の支援のもと、アレッポ国際空港周辺を防衛する第80旅団の陣地・拠点の大部分を奪還した。

同監視団によると、現地では、午前4時頃から、軍、国防隊、ヒズブッラー民兵と、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などからなる反体制武装集団の激しい戦闘が始まり、軍が空港周辺の拠点を爆撃、これにより反体制武装集団の戦闘員15人以上が死亡した。軍側の死傷者数は不明だという。

これに関して、SANA(11月8日付)も、軍がシャームの民のヌスラ戦線との戦闘の末、アレッポ国際空港周辺の第80旅団基地を奪還したと報じた。

またSANAによると、ナイラブ村北部、タッル・ハースィル村、キンディー大学病院周辺、ハンダラート・キャンプ、カフルダーイル村、ジュッブ・サファー村、アブー・ダンナ村、アルバイド村、カスィース村、クワイリス村、マンスーラ村、ジャンドゥール交差点、ハーン・アサル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにアレッポ市では、アシュラフィーヤ地区に進入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、アサーリー地区、ヤルムーク区が軍の砲撃を受けた。

一方、SANA(11月8日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、フジャイラ村、ムカイラビーヤ市、ムウダミーヤト・シャーム市、ハジャル・アスワド市で、軍と反体制武装集団が交戦、軍が砲撃を加えた。

一方、リハーブ・ニュース(11月8日付)によると、「自由シリア軍」はサイイダ・ザイナブ町にあるアブー・ファドル・アッバース旅団の拠点を爆破し、多数の戦闘員を殺害した。

また、クッルナー・シュラカー(11月8日付)は、「自由シリア軍」の複数の部隊がジャバル・シャイフ(ヘルモン山)の「ハルブーン連隊」と「M/T連隊」の拠点を制圧し、同地域の軍拠点の90%を掌握したと発表した、と報じた。両拠点は「シリア最高峰」の軍の拠点だという。

他方、ダマスカス郊外県では、SANA(11月8日付)によると、ダーライヤー市、アーリヤ農場、アッブ農場、ドゥーマー市、ヤブルード市、ハラスター市、バハーリーヤ市郊外、ダブラ市郊外、ルハイバ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月8日付)によると、ラスタン市、ラスタン湖周辺、キースィーン村、マヒーン町、タイバ村、ウンム・ダバービール村、ガジャル村、タッルドゥー市、カルアト・ヒスン市、ヒムス市クスール地区、ワルシャ地区、サフサーファ地区、ハミーディーヤ地区、ジャウラト・シヤーフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(11月8日付)によると、カフルヌブーダ町郊外、ジスル・ジスル・バイト・ラース村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員やシャーム自由人運動メンバーらを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月8日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、ウンム・ジャリーン村南部、タッル・サラムー村南部、ジャーヌーディーヤ町、カニーヤ村、マアッラト・ヌウマーン市、カフリーヤ村、タラータ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月8日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、工業地区、マリーイーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月8日付)によると、ムライハ村、ダルアー市、ラジャート高原で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

アル=カーイダの指導者アイマン・ザワーヒリー氏は音声声明(https://www.youtube.com/watch?v=_5PXVA4s9QU)を出し、シリアでの活動に関して、シャームの民のヌスラ戦線との直接の関係を否定する一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を廃止し、イラク・イスラーム国の名で活動するよう指示した。

ザワーヒリー氏は声明のなかで「シャームの民のヌスラ戦線は、総司令部に従うアル=カーイダ聖戦機構から独立している」とし、その活動場所をシリアに限定する一方、「イラク・イスラーム国が存在する地域はイラクである」と述べた。

また「アブー・バクル・バクダーディー・フサイニー師(イラク・シャーム・イスラーム国指導者)は、我々の命令を受けることなく、イラク・シャーム・イスラーム国を宣言するという過ちを犯した…。アブー・ムハンマド・ジャウラーニー師(ヌスラ戦線指導者)は、イラク・シャーム・イスラーム国を拒み、我々の命令を受けることなく、アル=カーイダとの関係を誇示するという過ちを犯した」と批判した。

そのうえで「アブー・バクル・バクダーディー・フサイニー師をこの裁定から1年間の任期でイラク・イスラーム国のアミールとすることを承認し、任期後、イラク・イスラーム国シューラー会議は、アル=カーイダ聖戦組織総司令部に活動報告を行うものとする。そのうえで、総司令部はアブー・バクルの任務継続、ないしは新アミールの任命を決する」と述べた。

さらに「アブー・ムハンマド・ジャウラーニー師をこの裁定から1年間の任期でイラク・イスラーム国のアミールとすることを承認し、任期後、ヌスラ戦線シューラー会議は、アル=カーイダ聖戦組織総司令部に活動報告を行うものとする。そのうえで、総司令部はアブー・ムハンマドの任務継続、ないしは新アミールの任命を決する」と付言した。

そして、イラク・イスラーム国、シャーム戦線の双方に、戦闘員、武器、避難所などといった諸側面で協力し合い、戦闘を行わないよう呼びかけた。

声明はジャズィーラ・チャンネル(11月8日付)を通じて発表された。

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ロシア外務省のアレクサンドル・ルカシェヴィッチ報道官は、モスクワでの記者会見で、シリアが化学兵器を隠し持っているとの米国(国連大使)の主張に関して、「国際機関のシリアでの活動を尊重していないかのようだ」と批判した。

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ロイター通信(11月8日付)などは、2014年半ばまでに全廃するとしたシリアの化学兵器廃棄の行程を6ヶ月間猶予することを米露が合意する見込みだと報じた。

化学兵器廃棄の受け入れ国の選定が難航していることなどが理由だという。

AFP, November 8, 2013、AKI, November 8, 2013、al-Hayat, November 9, 2013、Kull-na Shuraka’, November 8, 2013, November 9, 2013、Naharnet,
November 8, 2013、Reuters, November 8, 2013、Rihab News, November 8, 2013,
November 10, 2013、SANA, November 8, 2013、UPI, November 8, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍が国防隊、ヒズブッラーなどの支援を受けながらダマスカス郊外県内の重要拠点を制圧するなか、エルドアン首相はシリアで活動するサラフィー主義集団を支援しているとの情報を否定(2013年11月7日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月7日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立のガッサーン・ヒートゥー前移行期政府首班が、アフマド・トゥウマ現移行期政府首班と会談し、在任中の組閣に関わる文書の引き継ぎを行った。

シリア政府の動き

シリア政府は、国連のテロ対策委員会に書簡を提出し、そのなかでアル=カーイダとつながりのあるシリア人、トルコ人、外国人からなるテロ集団が化学兵器を入手し、シリア国内に持ち込もうとしていたと指摘し、対応を求めた。

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軍武装部隊総司令部は声明を出し、ダマスカス郊外県の大スバイナ町、小スバイナ町、ガザール市で、軍がテロ集団を殲滅、同地を完全制圧したと発表した。

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クッルナー・シュラカー(11月7日付)は、ヒムス県のタラール・バラーズィー知事が、同県での紛争によって発生した鉄クズが「ビジネスマン」のムハンマド・ハムシュー氏のもとで不当に収集されているとする抗議文を、ワーイル・ハルキー首相に提出したと報じた。

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『イクティサーディー』(11月7日付)は信頼できる消息筋の話として、マネー・ロンダリング・テロ資金援助撲滅委員会のバースィル・サーリフ委員長が、闇両替とマネー・ロンダリングへの関与を理由に就任から1ヶ月で解任されたと報じた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍が、国防隊、ヒズブッラー民兵、アブー・バドル・アッバース旅団の支援のもと、スバイナ町で反体制武装集団を掃討し、同市を制圧した。

同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表はAFP(11月7日付)に、「スバイナ町は反体制武装組織の重要拠点の一つだったが、これにより、ダマスカス南部への反体制武装組織への兵站路のすべてが絶たれた」ことを明らかにした。

また「武装集団どうしの対立」が軍の前身に寄与してしまったと付言した。

このほか、ムライハ市、ヤルダー市、バイト・サフム市、ムウダミーヤト・シャーム市などに対して軍は砲撃を加えた。

一方、SANA(11月7日付)によると、大スバイナ町、小スバイナ町、ガザール市で、軍が「テロ集団」の掃討を完了し、同地を完全制圧し、治安を回復した。

また、ドゥマイル市東部、TAMICO東部、アーリヤ農場、マルジュ・スルターン村近郊、ダブラ市郊外、カースィミーヤ市郊外、ヌーラ市郊外、ザバディーン市郊外、ハラスター市、ダーライヤー市、ジャイルード市北部、アドラー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、ジャルマーナー市、キスワ市で、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民1人が死亡、子供を含む9人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区、ジャウバル区に対して軍が砲撃を行う一方、バグダード通り一帯で逮捕摘発活動を行った。

またカッサーア地区に迫撃砲弾が着弾し、7人が負傷、さらにバーブ・トゥーマー地区でも迫撃方着弾により多数が負傷したという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マヒーン山の武器弾薬庫をめぐる軍と、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、ハドラー大隊、バーバ・アムル・コマンド大隊などとの戦闘で、軍の士官1人と兵卒2人が死亡した。

一方、SANA(11月7日付)によると、軍が、ハミーラ市とマヒーン町を結ぶ街道で反体制武装集団を殲滅、同街道を制圧した。

また、ダール・カビーラ村、タッルドゥー市、ブルジュ・カーイー村、ヒムス市バーブ・フード地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が「科学研究(センター)解放作戦」の開始し、ラーシディーン地区制圧をめざすと発表した。

またアレッポ市ハーリディーヤ地区、ライラムーン地区で軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(11月7日付)によると、サフィーラ市西部郊外、サイファーン村、シャイフ・ナッジャール市、ヒーラーン村、ハーン・アサル村、マンスーラ村・ダーラト・イッザ市街道、アターリブ市郊外、アレッポ市ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ヌールッディーン・ザンキー大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またタッルアラン村の約60%を軍が制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市クスール地区にある軍の拠点が迫撃砲の攻撃を受け、複数の兵士が死傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線との交戦の末、タッル・タムル町西部に位置する街道沿い(アレッポ街道)のアッシリア教徒のライラーン村、トゥワイラーン村を制圧した。

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イドリブ県では、SANA(11月7日付)によると、サラーキブ市、マアッラト・ヌウマーン市、ナフラ村、バザーブール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザイル県では、SANA(11月7日付)によると、ダイル・ザウル県ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月7日付)によると、ティシュリーン油田内の反体制武装集団の拠点を軍が攻撃し、戦闘員4人を殺害した。

またカーミシュリー市郊外のトワイナ地方、アブー・カサーイブ地方、ブジャーリーヤ地方で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関は声明を出し、国連の合同派遣団が「安全上の理由で近づけない」としていた2カ所のうちの1カ所に関して、シリア当局が撮影した映像や写真に基づいて査察を完了したと発表した。

査察が行われたのはアレッポ県内の施設で、軍が奪還・制圧したサフィール市だと思われる。

声明は「シリア政府の報告によると、同地の施設は以前に解体され空き家となっていたが、戦闘によって施設は大きな被害を受けていた」という。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相はストックホルムで記者会見を開き、シリアで活動するサラフィー主義集団を支援していることを否定した。

エルドアン首相は「シャームの民のヌスラ戦線やアル=カーイダなどの集団が我が国に隠れ家を見つけることなどできない…。逆に、トルコは、分離主義テロ組織(PKK)に対するのと同様、こうした組織に立ち向かう。これらの組織に対して必要な措置を講じてきたし、これからもそうするだろう…。我々が支援しているシリアの反体制派は周知の存在だ。我々は自由シリア軍と連絡をとっている…。我々はまた、シリア革命反体制勢力国民連立と連絡をとっている。彼らに可能なあらゆる支援を行っている」と述べた。

またエルドアン首相「(ジュネーブ2会議に向けて)プロセスがまた延期になった。なぜか?モスクワが反体制勢力にアサドが参加する移行期政府を受け入れるよう求めているからだ」と批判した。

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トルコのアダナ県知事は、シリアからの「麻薬密輸」に対処するため、重火器に装填可能な弾頭1,200発をはじめとする大量の武器弾薬を警察当局が押収したと発表した。

同知事はまた、すでに多数の容疑者が逮捕されているとしたうえで「あらゆる可能性を検討している…。弾頭はトルコ国外に送られたかもしれない」と付言した。

『ハヤート』(11月8日付)が伝えた。

一方、リハーブ・ニュース(11月8日付)は、トルコ警察が武器弾薬とともに、麻薬を押収、9人を拘束したと報じた。

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AFP(11月7日付)は、トルコの平和民主党(クルド政党)高官の話として、違法な越境を阻止するための防御壁建設計画に抗議して、10月30日から国境地帯の地雷原でハンストを行っていたヌサイビン村(メルディン県)の村長アイシェ・ギョッカン女史が、目的を達成したとして、ストを終えたと報じた。

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ヨルダン国王アブドゥッラー2世はアンマンを訪問したジョン・ケリー米国務長官と会談し、シリア情勢などについて協議した。

アブドゥッラー2世は、シリア人避難民の受け入れによる負担にあえぐヨルダンの惨状を訴えるとともに、紛争の「包括的な政治解決」を支持するとの意思を改めて示した。

一方、ケリー国務長官は、ヨルダンへの支援継続を通じて、シリア人避難民をめぐる問題に対処することを改めて伝える一方、「数日中に、(ジュネーブ2会議の)日程が決まるだろうと信じている」と述べた。

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AFP(11月7日付)によると、アルバニアの首都ティラナの国会議事堂前で、シリアの化学兵器の受入と廃棄に反対するデモが行われ、数十人の活動家・市民が参加した。

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『ハヤート』(11月8日付)は、軍が包囲するダマスカス県ヤルムーク区(パレスチナ難民居住地)情勢に関して、PFLP-GCのアンワル・ラジャー報道官が、シリア政府との間で「キャンプに残っている住民のなかで避難を望む者の退出を来週から行う」ことで合意したことを明らかにした。

同報道によると、アサド政権は、ヤルムーク区への人道回廊設置や人道支援物資搬入などをめぐるファタハ中央委員会のアッバース・ザキー氏との協議などで、「キャンプに残っている人々をテロ支援者とみなす」との姿勢を示し、同地区を占拠する反体制武装集団排除への強い意思を示したという。

AFP, November 7, 2013、al-Hayat, November 8, 2013、al-Iqtisadi, November 7, 2013、Kull-na Shuraka’, November 7, 2013、Naharnet, November
7, 2013、Reuters, November 7, 2013、Rihab News, November 7, 2013, November
8, 2013、SANA, November 7, 2013、UPI, November 7, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主統一党のムスリム共同党首がロシア副外相と面会しジュネーブ2会議への対応などについて協議するなか、ダマスカス県では反体制武装集団が鉄道公社施設前で自爆攻撃を行い市民8人が死亡(2013年11月6日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアターリブ市にある集落の遺跡跡(タッラ)に「アッラーのほかに神なし」と書かれた黒旗を掲げ、地元の住民や武装集団との緊張が高まっていると報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のバドルッディーン・ジャームース書記長は、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長のモスクワへの訪問を求めていたロシア側の呼びかけを拒否したことを明らかにした。

リハーブ・ニュース(11月6日付)が報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、アサド政権のジュネーブ2会議への姿勢に関して、全権が委任される移行期政府が承認されることから逃げようとしている、と批判した。

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ダマスカス郊外県で活動する武装集団9団体がビデオ声明を出し、「大ダマスカス作戦司令室」を結成したと発表した(http://www.youtube.com/watch?v=1fcEEALyiUM&feature=player_embedded)。

「大ダマスカス作戦司令室」結成に参加した武装集団は以下の通り:

1. ジュンド・マラーヒム司令室(東グータ)
2. ジャウバル司令室
3. ムライハ司令室
4. アムジャード・イスラーム作戦司令室(アルバイン)
5. ハラスター作戦司令室
6. イスラーム連盟司令室(ダマスカス南部)
7. ダーライヤー・ムウダミーヤ作戦司令室
8. 統一旗同盟司令室(西グータ)
9. ザバダーニー司令室

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民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はロンドンで、ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣と会談し、ジュネーブ2会議への対応などについて協議した。

ムスリム共同党首は会談後、『ハヤート』(11月7日付)に対し、ジュネーブ2会議が今年中に開かれることはないだろう、と述べた。

ボクダノフ外務副大臣はまた、カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハイサム・マンナーア渉外局長とも個別に会談した。

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クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、民主統一党の治安組織アサーイシュが、ハサカ県アームーダー市において青年団体が申請していたデモを認可したと報じた。

シリア政府の動き

アサド大統領は、ダマスカスを訪問中のアルジェリア国民委員会使節団と会談し、シリア情勢などについて意見を交わした。

Champress, November 6, 2013
Champress, November 6, 2013

アサド大統領は会談で「アルジェリア国民のシリア支援の姿勢はシリア国民にとって奇異なものではない。なぜなら、アルジェリアはシリア国民が現在苦闘しているテロとの対決とかなり似た経験を乗り越えたからだ」と述べたという。

SANA(11月6日付)が伝えた。

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『サウラ』(11月6日付)は、ダマスカス検事局が、ファウワーズ・アリー・サーリフ前ダイル・ザウル県知事、ムハンマド・ガーズィー・サフウ現ダイル・ザウル県議会議長を含む同県の局長ら多数を、公金横領と住民への物資配給をめぐる不正行為の容疑で起訴したと報じた。

同報道によると、この動きはワーイル・ハルキー内閣による「汚職撲滅キャンペーン」の一環をなし、ハルキー首相はこれと併せて、各省庁の公務員352人を解任しているという。

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AFP(11月6日付)は、ケンタッキー・フラウド・チキンが経営難を理由に、10月末にダマスカス県アブー・ルンマーナ地区にあった支店を閉鎖、シリア国内にあった7つの支店すべてが閉鎖されたと報じた。

ケンタッキー・フライドチキンは2006年からシリアで営業を展開していた。

国内の暴力

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヒジャーズ駅(ヒジャーズ広場)にある鉄道公社施設前で反体制武装集団が自爆し、市民8人が死亡、女性、子供を含む50人あまりが負傷した。

Reuters, November 6, 2013
Reuters, November 6, 2013

一方、SANA(11月6日付)によると、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団(ラーミー・アブドゥッラフマーン代表)が、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、ハドラー大隊(通称殉教者大隊)、バーバー・アムル・コマンド大隊などが、マヒーン町近郊(マヒーン山山頂)の武器弾薬庫約30棟を制圧し、大量の武器弾薬を確保したと発表した。

戦闘は、ヌスラ戦線が自爆攻撃を行った未明から激化し、反体制武装集団戦闘員21人、外国人戦闘員、軍兵士ら50人以上が死亡したという。

しかし同監視団は、武器庫に保管されていた大量の武器弾薬は数週間前に軍によって別の場所に移されていたとの情報もあると付言した。

また『ハヤート』(11月7日付)によると、シリア軍消息筋は、2週間前から始まったマヒーン町一帯での戦闘は依然として続いており、武器庫は依然として軍が掌握していると述べ、武器庫が制圧されたとの報道を否定した。

一方、SANA(11月6日付)によると、サダド市とマヒーン町を結ぶ回廊地域に潜入しようとした反体制武装集団を軍が撃退した。

またヒムス市バーブ・フード地区、ラスタン市郊外などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、複数の消息筋の話として、ヒムス市ワアル地区で軍と「自由シリア軍」が停戦合意したと報じた。

停戦はまだ発表されてはいないが、この合意は、ワアル地区での戦闘停止、同地区への物資の搬路の開放などを骨子としているという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市東部郊外の発電所周辺で、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が軍と交戦し、双方に10人以上の死者が出た。

またリハーブ・ニュース(11月6日付)によると、「自由シリア軍」がマアーッラト・アルティーク村でヒズブッラーの戦闘員と交戦したと報じた。

さらに、サフィーラ市近郊では、「自由シリア軍」が軍と交戦し、兵士7人を殺害したという。

一方、SANA(11月6日付)によると、ハーン・アサル村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、タッル・アッザーン村、ラスム・アッブード村、クワイリス村、アレッポ市マルジャ地区、ブスターン・カスル地区、ジュダイダ地区、旧市街、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市から3キロの距離にある空軍情報部施設前で爆弾を積んだ自動車が爆発し、少なくとも8人が死亡、14人が負傷した。

これに関して、SANA(11月6日付)は、スワイダー市のウムラーン交差点でテロ攻撃があり、8人が死亡、41人が負傷したと報じた。

一方、クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、ビジネスマンのサリーム・フダイファ氏の話として、自爆攻撃がアサド政権によるもので、スンナ派であるジハード・アブー・フザイファ大佐(空軍情報部スワイダー支部長)およびその家族の粛清を通じて、ドゥルーズ派が多くすむスワイダー県内での不和を煽ることを狙っていたと主張した。

アブー・フザイファ大佐は爆発の犠牲者の一人だという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(11月6日付)によると、ザマルカー回廊、ハラスター市、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、ダブラ市郊外、カースィミーヤ市郊外、ダーライヤー市、スバイナ町、ダイル・アティーヤ市、リーマー農場、ヤブルード市郊外、カナーキル村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、リハーブ・ニュース(11月6日付)によると、ダルアー市国立病院に突入を試みた軍部隊を反体制武装集団が撃退した。

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イドリブ県では、SANA(11月6日付)によると、アルバイーン山周辺、アリーハー市近郊、ナフラ村、ハナリヤー村、バザーブール村、クマイナース村西部、バドリーヤ村郊外、マアッラト・ヌウマーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月6日付)によると、マルジュ・ハウジャ村、ダルーシャーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月6日付)によると、マグルージャ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、タウヒード旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

リハーブ・ニュース(11月6日付)は、米高官の話として、アサド政権が化学兵器の一部を破棄せず、隠し持っているとの情報を得ている、と報じた。

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AFP(11月6日付)によると、ヨルダンの国家治安裁判所は、シリア国内の反体制武装集団を支援するためにシリアに潜入したサラフィー主義戦闘員と医師の2人に、それぞれ5年、1年の禁固刑を宣告した。

有罪判決を受けたのは、サラフィー主義戦闘員のムハンマド・アブー・タアーマ氏とハイサム・アブー・シャイーラ医師。

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AFP(11月6日付)は、パレスチナのガザ地区出身のサラフィー主義の青年が、シリアに潜入し、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)メンバーとして戦闘に参加していると報じた。

同報道によると、この青年(ムハンマド・ザアーニーン氏、23歳)はバイト・ハーヌーン市出身で、6月半ばにメッカ巡礼(ウムラ)のためサウジアラビアに向かったまま消息を絶っていたが、「祝福されしシャームの土地での殉教作戦によって殉教者となった」(サラフィー主義潮流発表)という。

青年の母によると、9月にサウジアラビアから電話があり、ジハードに参加することを告げられたという。

サラフィー主義筋(匿名)によると、この青年以外にも数十人のパレスチナ人がヌスラ戦線に加わり、シリアで戦闘を行っているのだという。

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ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣はジュネーブ2会議の開催日が確定しなかったことに関して、ロシア・トゥデイ(11月6日付)に「シリア革命反体制勢力国民連立に参加の明確な意思がないためだ」と批判した。

AFP, November 6, 2013、al-Hayat, November 7, 2013、Kull-na Shuraka’, November 6, 2013、Naharnet, November 6, 2013、Reuters, November 6, 2013、Rihab News, November 6, 2013、Russia Today, November 6, 2013、SANA, November 6, 2013、al-Thawra, November 6, 2013、UPI, November 6, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス県内のヴァチカン市国大使館の屋根に迫撃砲弾1発が着弾、ブラーヒーミー共同特別代表が米露高官らとの会談後に「ジュネーブ2会議の早期開催は困難」との見通しを示す(2013年11月5日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(11月5日付)などは、ラッカ県のイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、11項目からなる禁止事項を発し、住民に遵守するよう求めたと報じた。

禁止事項は、ジーンズ・ズボンの着用禁止(イスラーム的なアバーヤの着用義務)、喫煙(違反した者への人差し指と中指の切断刑)、男性理髪店閉鎖と散髪の禁止(違反者の死刑)、店頭での女性服の展示禁止、治療目的での女性患者の女性医訪問禁止、女性の椅子への着席禁止などからなる。

しかし、イラク・シャーム・イスラーム国の布教局は、この報道を否定し、ダーイシュの合意のないいかなる声明・印刷物の配布を認めないとする声明を直ちに発表した。

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『ハヤート』(11月6日付)は、信頼できる複数の消息筋の情報として、シリア革命反体制勢力国民連立が、イスタンブールで民主的変革諸勢力国民調整委員会、イスラーム軍など国内で活動する主なサラフィー主義武装集団の代表と会談することを決定したと報じた。

同報道によると、シリア反体制勢力国民連立はまた、イスラーム軍(ザフラーン・アッルーシュ)、シャームの鷹旅団(アフマドー・イーサー・シャイフ)、シャーム自由人運動(ハッサーン・アッブード)、タウヒード旅団(アブドゥルカーディル・サーリフ)に対して、自由シリア軍(参謀委員会)に取って代わるような統合司令部を結成しないよう働きかけているという。

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アレッポ県サフィール市の作戦司令室は声明を出し、同市撤退の経緯について明らかにした。

同声明の詳細は以下の通り:

1. 撤退前にサフィール市に展開していたのは、イスラーム軍、シャーム自由人運動、シャームの民のヌスラ戦線、タウヒード旅団、アンサール・ヒラーファ、アムジャード・イスラーム、ダール・イッザ自由人、スルターン・ムハンマド・ファーティフなど。
2. アレッポ県の軍事評議会、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)はサフィール市での戦闘には参加しなかった。
3. 戦況は当初、反体制武装集団にとって有利に推移、武装集団はハナースィル市からサフィーラ市に至る一帯を制圧することに成功した。
4. 軍は「焦土作戦」を行い、激しい空爆・砲撃を加えた。
5. 戦闘により、反体制武装集団の兵士40人以上が死亡し、タウヒード旅団などが撤退を発表した。

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アレッポ市地元評議会は声明を出し、カフルハムラ村にシャリーア学校を開設し、男女学生を募集すると発表した。

シリア政府の動き

ワーイル・ハルキー首相は、イスマーイール・イスマーイール財務大臣を内閣経済委員会委員長に任命した。

内閣経済委員会委員長は、ジャミール・カドリー前経済問題担当副首相が務めていた。

クッルナー・シュラカー(11月5日付)が伝えた。

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ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官は、ジュネーブ2会議に関して、ロシア・トゥデイ(11月5日付)に「テロ、外国による(テロリストへの)資金援助、暴力を停止させるため」にシリア政府は参加する、と述べた。

また「すべての当事者が無条件でジュネーブに向かうとのロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣が発表した合意に基づき、シリア政府は無条件でジュネーブ2会議に参加する用意がある。しかし一部の当事者は移行期政府と政権移譲にのみ終始している。なぜなら、こうした発想や…、この手の反体制勢力は、シリア国内の誰を代表しているとも知れない外国の当事者だからだ」と付言した。

国内の暴力

ダマスカス県では、AFP(11月5日付)によると、マーリキー地区にあるヴァチカン市国大使館の屋根に早朝、迫撃砲弾1発が着弾し、建物の一部が破損した。

死傷者はなかった。

Kull-na Shuraka', November 5, 2013
Kull-na Shuraka’, November 5, 2013

在ダマスカス・ヴァチカン市国大使館への迫撃砲攻撃に関して、ウマイヤの剣大隊の司令官は、クッルナー・シュラカー(11月5日付)に「シリア政府が行った自作自演」と断じたうえで、同大隊が5日にダマスカス県内に迫撃砲撃を行っていないと主張した。

またシリア人権監視団によると、旧市街のハリーカ地区に迫撃砲弾1発が着弾し、複数の死傷者が出た。

これに関して、SANA(11月5日付)も、旧市街のミドハト・パーシャー通り(まっすぐな道)に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾1発が着弾し、市民1人が死亡、子供1人を含む複数人が負傷したと報じた。

さらにシリア人権監視団によると、バラームカ地区、バーブ・ムサッラー地区、ザーヒラ地区にも迫撃砲弾が着弾したという。

このほか、シリア人観監視団によると、カーブーン区、アサーリー地区などに軍が砲撃を加えるとともに、またマイダーン地区に進入した。

一方、SANA(11月5日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムウダミーヤト・シャーム市周辺で軍と反体制武装集団が交戦、ハジャル・アスワド市を軍が砲撃した。

一方、SANA(11月5日付)によると、ザマルカー町周辺、ハラスター市、フタイタト・トゥルクマーン市周辺、ダブラ市周辺、カースィミーヤ市周辺、スバイナ町、ランクース市西部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、クッルナー・シュラカー(11月5日付)によると、反体制活動家でジャーナリストのハーディー・アブドゥッラー氏がマヒーン町での軍と反体制武装集団の戦闘で、頭を撃たれ重傷を負い、野戦病院に搬送された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、マヒーン町の武器弾薬庫を軍が地対地ミサイルで攻撃する一方、反体制武装集団と交戦し、戦闘員3人を殺害した。

同武器庫はバーバー・アムル・コマンド旅団が占拠していたという。

またヒムス市のワアル地区、ガントゥー市を軍が砲撃した。

一方、SANA(11月5日付)によると、マヒーン町周辺、ラスタン湖、ダール・カビーラ村周辺、ラスタン市、キースィーン村周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ザーウィヤ山のキヤースィーヤ検問所を反体制武装集団が手製の迫撃砲で攻撃し、複数の兵士が死傷した。

一方、SANA(11月5日付)によると、サルミーン市、ビンニシュ市、カフルシャラーヤー市、アーファス市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、バーニヤース市のイマード・アルヌーク学校付近の一帯に、軍が突入し、逮捕摘発活動を行った。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・アブヤド市西部のビール・カンヌー村、マルーフ・カマル村、スーサク村で、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

これにより人民防衛隊戦闘員1人とサラフィー主義戦闘員2人が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(11月5日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、アスハーブ・ヤミーン旅団のムハンマド・カンジュ司令官を拉致した。

同報道によると、カンジュ氏は、武装した車両で、ティシュリーン・ダムを経由して、ラッカ市に向かう途中だったという。

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アレッポ県では、リハーブ・ニュース(11月5日付)によると、アレッポ市マイサルーン地区周辺で、軍が大規模な逮捕摘発活動を行い、多数の若者を逮捕した。

またシャーム・ネットワーク(11月5日付)によると、軍がアレッポ市バニー・ザイド地区に突入し、反体制武装集団と交戦する一方、反体制武装集団はアーミリーヤ地区の軍拠点を急襲した。

一方、SANA(11月5日付)によると、タッルアラン村、タッル・ハースィル村、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、バービース村、カブターン・ジャバル村、ハンダラート・キャンプ、フライターン市東部、ファーフィーン村、アイス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、旧市街入り口、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月5日付)によると、ダルアー市、ブスラー・シャーム市、アトマーン村郊外、マアルバ町、ウンム・マヤーズィン町、タイバ町、タファス市、ナワー市、ブスル・ハリール市、ハワービー市、シャイフ・マスキーン市、インヒル市、アイン・フライハ市、ジャームース市、ヒーラーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、アクナース・バイト・ムカッダス大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(11月5日付)によると、アラー村、バルーマー村、バイト・ハルビヤー村、ラウダ村、ズワイク村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ボスニア人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月5日付)によると、タッル・ハミース村郊外、ビジャーリーヤ村、タッル・イード村、アブー・カサーイブ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がラッカ市内の時計台の農夫像の頭を破壊した。

この像は、反体制活動家から「自由の像」と呼ばれていた。

レバノンの動き

レバノン・タウヒード潮流は声明を出し、シリア国内でのサラフィー主義者との戦闘に参加していた党員3人が11月4日に戦死したと発表した。

声明によると、3人はダマスカス郊外県のヘルモン山南西部に位置するアルナ村での戦闘に参加していたという。

レバノン・タウヒード潮流はドゥルーズ派のウィアーム・ワッハーブ氏が党首を務める政党。

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進歩社会主義党のワリード・ジュンブラート党首はLBCI(11月5日付)のインタビューで、アサド政権の和解を模索しているとの一部報道に対して、「再びダマスカスに行くことはないだろう」と否定した。

諸外国の動き

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はジュネーブで、ウェンディー・シャーマン米政治担当国務次官、ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣、ゲンナージー・ガティロフ外務次官と会談し、ジュネーブ2会議について協議した。

3者との非公式会合後、英仏中の代表も参加し、協議が継続された。

ブラーヒーミー共同特別代表は会談後、「開催日を発表できる情勢にない」と語り、ジュネーブ2会議の早期開催は困難との見通しを示した。

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ジョン・ケリー米国務長官は、訪問先のワルシャワで「どのようにしたら反体制派がアサド続投に同意を示すと考えられるのかまったくわからない」と述べた。

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イランのモハンマド・ジャファード・ザリーフ外務大臣はフランス24(11月5日付)に「イランはすべての外国の勢力に、シリアからの撤退を要求する用意がある。我々はシリア領からの非シリア人すべての撤退のために圧力をかける用意がある」と述べた。

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国連のバレリー・アモス人道問題担当事務次長は、安保理への非公開文書で、シリア国内各所で約250万人が「身動きがとれず、包囲されている」としたうえで、うち約28万8,000人をシリア軍がダルアー県、ヒムス県などで包囲していると指摘、シリア政府に近隣諸国経由での人道支援物資の搬入を認めるよう圧力をかけるべきだと提言した。

『ハヤート』(11月6日付)が報じた。

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カタールのタミーム・ビン・ハマド首相は同国シューラー議会で初めて演説を行い、「シリアの革命家」の支援を継続すると述べる一方、ジュネーブ2会議に関して「無条件、無期限の交渉は何ももたらさない」と主張した。

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ロイター通信(11月5日付)は、化学兵器禁止機関が、シリアでの化学兵器廃棄のために収集した資金が約1,000ユーロ(1,350万米ドル)にしか達しておらず、2014年以降の任務遂行のため、さらなる資金収集が必要だと報じた。

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『ハヤート』(11月7日付)によると、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長はカイロでの記者会見で、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と米露高官の会談が不調に終わり、ジュネーブ2会議の開催日が確定しなかったことに関して「不快でおかしい」と述べた。

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サマンサ・パワー米国連大使は、「我々は明らかに、この政権(アサド政権)に…懐疑心を抱いている」としたうえで、「シリア政府の一部が化学兵器の備蓄を維持したいと考えていることを示唆するものがある」と述べた。

AFP(11月5日付)が報じた。

AFP, November 5, 2013、al-Hayat, November 6, 2013, November 7, 2013、Kull-na Shuraka’, November 5, 2013、LBCI,
November 5, 2013、Naharnet, November 5, 2013、Reuters, November 5, 2013、Rihab
News, November 5, 2013、Russia Today, November 5, 2013、SANA, November 5,
2013、Sham Network, November 5, 2013、UPI, November 5, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ軍事革命評議会議長が「国際社会の陰謀」に抗議して同議長職を辞すると発表するなか、カイロでアラブ連盟事務総長やシリア革命反体制勢力国民連立議長も参加するアラブ連盟緊急外相会議が開催される(2013年11月3日)

反体制勢力の動き

アレッポ軍事革命評議会議長のアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐はユーチューブ(11月3日付)を通じてビデオ声明を出し、国際社会の「陰謀」に抗議して、同議長職を辞すると発表した。

Youtube, November 3, 2013
Youtube, November 3, 2013

アカイディー大佐は、声明で「一部の者が、統合の呼びかけに応えることを拒み、エゴに終始した結果…、各戦線で後退が生じ、兵站路が絶たれ、サフィーラ市が陥落してしまった」としたうえで、「祝福されしこの革命は、国際社会から最後の仮面をはぎ取り、醜い顔、醜い価値観、そしてシリア国民とその革命に対してどれほどの陰謀を企てていたかを暴いた」と批判した。

そのうえで、在外の反体制勢力指導者や「自らを戦争司令官だと主張する一部の武装集団司令官」に対して「内紛や主導権争いはもうたくさんだ」と非難する一方、国内の武装集団については「英雄的ジハード革命家たち」と賞賛した。

アカイディー大佐は、「ほかの地域で自らの革命の義務を果たし続ける」としている。

なお、アカイディー大佐は6月には、自由シリア軍(参謀委員会)アレッポ軍事評議会議長を自ら辞任していた。

http://www.youtube.com/watch?v=2IIeWTOC1Zg&feature=player_embedded

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アレッポ情報センターのムハンマド・ウィサームを名乗る活動家は、アレッポ革命軍事評議会議長のアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐の辞意表明に関して、AFP(11月3日付)に「戦場においてあまりに多くの部隊と目的があるため、彼はもはやアレッポで事態を掌握する権威も言葉も持ち合わせなくなってしまった」と述べた。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会は、イスラエルがラタキア県サナービル地方の防空基地に対して行ったとされる攻撃に関して、「攻撃を許した責任の一切は現政権にある」と非難する一方、国連安保理に再発防止のために介入するよう呼びかけた。

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アレッポ県で活動するバーブ市調整は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が10月29日、同市の戸籍簿などを収集、市内の焼却場で廃棄しようとしている、と警鐘を鳴らした。

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北の嵐旅団は声明を出し、イドリブ県の対トルコ国境に位置するバーブ・サラーマ国境通行所を一般市民のために48時間だけ開放すると発表した。

クッルナー・シュラカー(11月4日付)によると、同国境通行所は、アアザーズ市でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との戦闘激化によって閉鎖されていたのだという。

なお、北の嵐旅団によるおと、通行所開放は、タウヒード旅団およびトルコ側との調整のもとに行われるという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の「アレッポ国」が、アレッポ市イザーア地区、サイフ・ダウラ地区で活動する殉教者バドル旅団の司令官を横領、住民への暴行、イスラーム法違反などの容疑で逮捕した。

シリア政府の動き

SANA(11月3日付)は、外務在外居住者省高官の話として、ジョン・ケリー米国務長官のシリア情勢をめぐる発言(後述)に関して「開催前にジュネーブ2会議を頓挫させようとする声明を行った。これはシリアの内政へのあからさまな干渉であり、自ら未来を決しようとするシリア国民の権利への敵対行為である」と非難した。

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カマールッディーン・トゥウマ工業大臣は、工業省所轄下の機関・企業の代表との会談後、『ワタン』(11月3日付)に対して「危機発生から10月までの国営、民間両セクター(工業部門)における直接・間接の被害額は、3,360億シリア・ポンドに上る」と述べた。

うち、2,300億ポンドが民間セクター、1,060ポンドが国営セクターの被害だという。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍が国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アブー・ファドル・アッバース旅団の支援のもと、スバイナ町、フジャイラ村回廊などで攻勢を続けた。

一方、SANA(11月3日付)によると、ザマルカー回廊、カースィミーヤ・ダブラ回廊、アーリヤ農場、ミスラーバー市東部、マディーラー市、アイン・タルマー渓谷、スバイナ町、ヤブルード市郊外、サフル村、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外、バイト・ジン農場、フーシュ・アッバースィーヤ市、カナーキル村郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、アサーリー地区、バルザ区、フジャイラ村地区で軍が反体制武装集団の追撃を続けた。

またカッサーア地区のハフリール広場に迫撃砲弾が着弾した。

一方、SANA(11月3日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ市に迫撃砲弾が着弾し、市民数十人が負傷した。

またこれに先立ち、軍はサフィーラ市北部に位置するアズィーズィーヤ村への攻勢を開始した。

一方、SANA(11月3日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、カフルダーイル村、カブターン・ジャバル村、フライターン市東部、ドゥワイリーナ村、クワイリス村、アルバイド村、ナッカーリーン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、ハイダリーヤ地区、マサーキン・ハナーヌー地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月3日付)によると、ヒムス市バーブ・フード地区、クスール地区、ハーリディーヤ村、ダール・カビーラ村、キースィーン村、マヒーン町、ナアーミヤ村、ハズム地方、ムフターリーヤ村、タルビーサ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またラスタン市では、前日に引き続き、武装テロ集団の退去を求めるデモが行われ、住民数百人が参加した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月3日付)によると、ダイル・ザウル市工業地区、ラシュディーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、カーディスィーヤ旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(11月3日付)によると、アトマーン村のダマスカス・ダルアー旧街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月3日付)によると、サラーキブ市周辺、ビンニシュ市、バドリーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

アドナーン・マンスール暫定外務大臣は、ジュネーブ2会議への正式の招待状を受け取ったことを明らかにした。

ナハールネット(11月3日付)などが報じた。

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ナハールネット(11月3日付)は、ベカーア県バアルベック市で、25歳のレバノン人男性が武装集団に誘拐され、シリアに連行されたと報じた。

諸外国の動き

アラブ連盟緊急外相会議がカイロで開かれ、シリア情勢について協議がなされた。

エジプト、ヨルダン、イラク、スーダン、オマーン、パレスチナ、カタール、クウェート、レバノン、リビア(議長国)、モロッコ、チュニジアの外務大臣が出席、UAEとバーレーンは外務担当国務大臣が、サウジアラビアはアブドゥルアズィーズ・ビン・アブドゥッラー外務副大臣が、それ以外の国は国連代表が出席した。

同会合では、ナビール・アラビー事務総長、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長が情勢報告を行い、ジュネーブ2会議への反体制勢力参加への支持を表明した。

ジャルバー議長は会合で「イランがシリアを占領し…、テロ組織である…ヒズブッラー民兵が宗派浄化を行っている」と非難、「アサド大統領退陣の明確な行程がない限り、ジュネーブ2会議に出席することはないだろう」と述べた。

そのうえで「ジュネーブ2の準備が終わるまで、シリア国民に武器を供与することを認める明確な決議を求めている…。我々はこれらの武器が間違った者たちの手に渡らないと保証する」と述べ、アラブ諸国に武器供与を求めた。

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トルコのアブドゥッラ・ギュル大統領は『ガーディアン』(11月3日付)で、シリア国内で台頭するサラフィー主義勢力が「近隣諸国、そして欧州諸国にさらなる脅威を与えるようになっている」と警鐘を鳴らした。

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ジョン・ケリー米国務長官は、中東諸国訪問に先立って、シリア情勢について言及、「我々はみな、移行期政府樹立という…目標に向けて(ジュネーブ2会議に)参加する…。アサドは実質的な権威を失っており、その(移行期政府の)一部をなし得ないと強く考えている…。アサドがいる限り、どのように戦争を終わらせるのかという問いに答えられる者などいない」と述べた。

AFP, November 3, 2013、The Guardian, November 3, 2013、al-Hayat, November 4, 2013, November 5, 2013、Kull-na Shuraka’, November 3, 2013,
November 4, 2013、Naharnet, November 3, 2013、Reuters, November 3, 2013、Rihab
News, November 3, 2013、SANA, November 3, 2013、UPI, November 3, 2013、al-Watan, November 3, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長らがアラブ連盟事務総長と会談しジュネーブ2会議への参加などをめぐって議論、民主統一党人民防衛隊に参加すると発表ラッカ県の主要部族(14部族)の部族長らがイスラーム国との会談後同組織に忠誠を誓う(2013年11月2日)

反体制勢力の動き

リハーブ・ニュース(11月2日付)は、ハサカ県ラアス・アイン市で活動する親政権の民兵組織「アラブ愛国者」が10月30日に、民主統一党人民防衛隊に参加すると発表し、市内を行進した、と報じ、写真を公開した。

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タウヒード旅団は声明を出し、アレッポ県サフィーラ市からの撤退に関して「サフィーラの戦いは終わらない」としたうえで、「多くの困難があろうと、シリア全土解放を続ける」と表明した。

同声明によると、サフィーラ市を撤退した反体制武装集団は、アレッポ市内各所に展開しているのだという。

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クッルナー・シュラカー(11月2日付)は、ラッカ県の主要部族(14部族)の部族長17人が、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と会談、ダーイシュに忠誠を誓ったと報じた。

ダーイシュに忠誠を誓った17人は以下の通り:

1. ハーシム・ダイフ(ブー・ジャービル部族)
2. アブドゥルカリーム・ラーカーン(サブハ部族)
3. ムスタファー・ハラフ・イーサー(ブー・アッサーフ部族)
4. ハリール・ヒンダーウィー(ハナーダ部族)
5. フワイディー・シャッラーシュ・マジュハム(アファーディラ部族)
6. バシール・ファイサル(アファーディラ部族)
7. ハムリー・シュワーフ・ブルサーン(ワルダ部族)
8. サアドゥーン・ファフド・カッラ(ルース部族)
9. サーミル・ムルヒム・ダルウィーシュ(シブル部族)
10. アフマド・カンヌー(ブー・ラジャブ部族)
11. ファイサル・マタル(サハーニー部族)
12. ヤフヤー・ハティーブ(サハーニー部族)
13. ハサン・ブライジュ(ブライジュ部族)
14. アリー・ハーブール(ブライジュ部族)
15. ムハンマド・ハラフ・アブー・ヤースィル(フワイワート部族)
16. イブラーヒーム・イスマーイール(ブース部族)
17. ハサン・シャリーダ(ブース部族)

これに関して、フィラース・トゥラースはフェイスブックで、忠誠を誓った部族長が、2011年8月のアサド大統領のラッカ訪問に際して政権に忠誠を誓った部族長と同じだと非難した。

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Elaph(11月2日付)は、シリア・アラブ・テレビなどが10月3日に死亡したと報じていた自由シリア軍のリヤード・アスアド大佐が「シリア国内で健在で、体制を打倒するまで戦い続ける」とのメッセージを送ったと報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長ら、同連立の代表団がエジプトを訪問し、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長と会談した。

『ハヤート』(11月3日付)によると、会談で、アラビー事務総長は、ジャルバー議長らにジュネーブ2会議への参加、代表派遣などに関して「譲歩」を求めたという。

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シリア国民評議会のブルハーン・ガルユーン元事務局長は訪問先のカイロで声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立のジュネーブ2会議参加の是非に関して、11月9~10日に開催予定の連立総合委員会会合で決すると述べた。

またアサド大統領に関して、ガルユーン元事務局長は「過去のものとなった。彼を利用する一部の国の手のなかにある道具に過ぎない…。問題は、居場所のないアサド以上に大きい」と付言した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、バッサーム・アブドゥッラー氏を駐ドイツ代表(大使)に任命した。

シリア政府の動き

『サウラ』(11月2日付)は「ブラーヒーミー氏は、一つの目と複数の舌を持つ」と題した社説で、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表に関して「すべての当事者を満足させようとして、中立的でなければならない仲介人であることを忘れているかのようだ…。ダマスカスに来た時と、ベイルートに去ってからとで、ブラーヒーミー氏の言説は変わってしまった」と述べ、ベイルートで、ブラーヒーミー共同特別代表が、サウジアラビアやトルコのジュネーブ2会議への参加を呼びかけたことを批判した。

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『ハヤート』(11月3日付)などは、シリアの複数の反体制消息筋の話として、シリア軍がダマスカス県カラムーン山地一帯制圧に向けた大規模軍事作戦の準備をしていると報じた。

同報道によると、軍は11月2日晩までに市内の病院、学校から退去するよう呼びかけているという。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がスバイナ町などを爆撃・砲撃した。

またクッルナー・シュラカー(11月2日付)によると、ヤブルード市のマターヒン地区にある学校の近くで、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、数十人が死傷した(SANAによると10人が死亡)。

一方、SANA(11月2日付)によると、スバイナ町、カースィミーヤ市・ダブラ市回廊、ダイル・アサーフィール地区、アーリヤ農場、マディーラー市、ダーライヤー市、サフル村・ヤブルード市、フーシュ・アラブ村南部、アドラー市南部、ナブク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民9人が負傷した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バルザ区、ジャウバル軍で、軍が攻勢をかけた。

一方、SANA(11月2日付)によると、SANA(11月2日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャービヤ門地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、2人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線との交戦を続け、ラアス・アイン市とアブー・ラースィーン村を結ぶ街道を制圧した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が占拠する対ヨルダン国境のダルアー市旧税関地区で爆発が起き、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員2人を含む9人が死亡した。

同監視団は、ヌスラ戦線戦闘員が乗った車が地雷に触れて爆発が発生したのだという。

一方、SANA(11月2日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村、ダーイル町、タファス市、アブー・ガーラ村、ヒーラーン村、ガディール・ブスターン村、サマン丘、ナワー市一帯、ブスル・ハリール市、マサキーヤ村、ハワービー村、ウンム・マヤーズィン町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(11月2日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がアレッポ市郊外のカースティールー地区に展開する自由シリア軍第16師団の検問所・拠点複数カ所を制圧した。

これを受け、第16師団総司令部はダーイシュに対して、24時間以内に検問所・拠点からの退去を警告したという。

一方、SANA(11月2日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区、ジュダイダ地区、マンスーラ村、アレッポ中央刑務所周辺、シャイフ・ナッジャール市、フライターン市、タッル・リフアト市、クワイリス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月2日付)によると、サダド市郊外に位置するナフダイン山、タッラト・マドハルを軍が制圧した。

またカルヤタイン市、サアフラーニーヤ市、タラフ村、ヒムス市バーブ・フード地区、ワルシャ地区、サフサーファ地区、ハミーディーヤ地区、クスール地区、マヒーン地方で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにラスタン市では、武装テロ集団の退去を求めるデモが行われ、住民数百人が参加したという。

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ラタキア県では、SANA(11月2日付)によると、ブルジュ・ザーヒヤ村、アーリヤ村、ハカルー村、ダグマシュリーヤ村、アティーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月2日付)によると、アルバイーン山周辺、カフルシャラーヤー市、アブー・ズフール航空基地周辺、マンタフ市、バザーブール村、マアッルザーフ市、ムスィービーン市、カフルルーマー村、サルジャ村東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月2日付)によると、シャッダーディー市、マクバラ村、タッル・ハミースで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県(11月2日付)によると、ダイル・ザウル市旧空港地区、ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(11月2日付)によると、北部県アレッポ市ジャバル・ムフスィン地区の住民8人を含む14人の市民が乗ったバスが、バーブ・タッバーナ地区のサラーム学校近くで武装集団に襲撃され、6人が負傷した。

乗客のうち9人がアラウィー派宗徒だったという。

諸外国の動き

UPI(11月2日付)によると、ヨルダン当局は、ダマスカス・アンマン国際幹線道路のナスィーブ・ジャービル国境通行所を閉鎖し、ヨルダンからシリアへの車両の入国を禁止した。

シリアへの入国は、シリアの送迎バスによる移動のみに制限されているという。

AFP, November 2, 2013、Elaph.com, November 2, 2013、al-Hayat, November 3, 2013、Kull-na Shuraka’, November 2, 2013、Naharnet, November 2, 2013、NNA, November 2, 2013、Reuters, November 2, 2013、Rihab News, November 2, 2013、SANA, November 2, 2013、al-Thawra, November 3, 2013、UPI, November 2, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

軍武装部隊総司令部がアレッポ県サフィーラ市を制圧したと発表するなか、民主的変革諸勢力国民調整委員会はアラブ連盟事務総長に送った書簡のなかでブラーヒーミー共同特別代表の解任を求める一部の声を拒否すると表明(2013年11月1日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会は、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長宛に書簡を送り、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表の解任を求める一部在外反体制組織の提案を拒否するとの意思を伝えた。

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Elaph(11月1日付)は、3日に予定されているアラブ連盟緊急外相会合に宛てて、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長が書簡を送り、連立への支持を求めた、と報じた。

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タウヒード旅団は声明を出し、ジュネーブ2会議に関して「シリア国民の革命を反故にする試みのなかで生じている新たな陰謀」と非難した。

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カドリー・ジャミール前経済問題担当副首相は、ロイター通信(11月1日付)に対して、議会で野党として発言するため帰国する、と述べ、政権を離反したとの一部報道を否定した。

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民主統一党人民防衛隊のリードゥール・ハリール報道官は、ハサカ県ラアス・アイン市で反体制武装集団が化学兵器を使用したとの報道に関して、リハーブ・ニュース(11月1日付)に「ラアス・アイン市でクルド人に対して何者かが化学兵器を使用したとの報道には…根拠がない」と否定した。

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『ザマーン・ワスル』(11月1日付)は、ダルアー県で活動する武装集団が「ファイサル・カースィム大隊」を結成・統合したと報じた。

ファイサル・カースィムは、ジャズィーラ・チャンネルの討論番組「イッティジャーフ・ムアーキス」の名物司会者。

ファイサル・カースィム大隊に参加したのは、殉教者アスィーム・アブー・ユースフ中隊、殉教者アナス・イスマーイール・マハーウィシュ中隊、殉教者ムハンマド・フスニー・マンダウィーヤ中隊(殉教者アフマド・マンスール・ハリーリー師団所属)。

同大隊は、「シャッビーハとヒズブッラー」に対抗することをめざしているという。

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クッルナー・シュラカー(11月1日付)は、イード・アル=アドハー初日にダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区での戦闘で、「シャームの地の解放者」の指導者でリヤード・ヒジャーブ前首相の甥であるムハンマド・アブドゥルファッターフ・シャーティー氏が死亡していたと報じ、その写真を公開した。

シリア政府の動き

軍武装部隊総司令部報道官は、シリア・アラブ・テレビ(11月1日付)などを通じて声明を発表し、アレッポ県サフィーラ市に対して11月1日早朝に特殊作戦を行い、同市を制圧したと発表した。

SANA(11月1日付)が報じた。

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マフムード・ズウビー情報大臣は、ベイルートで、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表が、サウジアラビアやトルコのジュネーブ2会議への参加を呼びかけたことに関して、「一貫した言説がない…。シリアと、外国で別の論理で話している」と批判した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、軍がヒズブッラーの戦闘員の支援のもと、スバイナ町の複数地区を制圧、また同市やハジャル・アスワド市に激しい砲撃を加えた。

一方、SANA(11月1日付)によると、ザマルカー町周辺、シャイフーニーヤ村、フハーリーヤ市郊外、カースィミーヤ回廊、ヤブルード市郊外、ガザーラ市、スバイナ・スグラー市、スバイナ・クブラー市、ウターヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またザバダーニー市で、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民4人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カダム区に対して、軍が砲撃を行う一方、ヤルムーク区で反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(11月1日付)によると、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(11月1日付)によると、ヒムス市クスール地区、ワアル地区、バーブ・フード地区、ジャウラト・シヤーフ地区、マシュラファ村、ダール・カビーラ村、ガースィビーヤ村、キースィーン村、アイン・フサイン村、カルヤタイン市北部、ウンク・ハワー村、アブー・ダバービール村、ザーラ村、フーシュ・サッルーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(11月1日付)によると、クマイナース村、マストゥーマ村、トゥウーム村、タフタナーズ市、ブナイン村、サラーキブ市、アブー・ズフール軍事基地周辺、アルバイーン山周辺、シャンナーン村、カフルラーター市、マアッルザーフ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(11月1日付)によると、ハサカ市サッド・ガルビー地区で、軍が反体制武装集団の拠点を攻撃、複数の戦闘員を殺傷した。

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アレッポ県では、SANA(11月1日付)によると、アレッポ市ファイイド地区、イスマーイーリーヤ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民6人が死亡、14人が負傷した。

レバノンの動き

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、ダマスカスからレバノンへと移動し、ミシェル・スライマーン大統領、ナビーフ・ビッリー国民議会議長、ナジーブ・ミーカーティー暫定首相と会談、シリア情勢への対応について協議した。

ブラーヒーミー共同特別代表は会談後、ジュネーブ2会議への参加に3人とも前向きな姿勢を示したことを明らかにする一方、サウジアラビア、トルコも参加すべきだとの見解を改めて示した。

諸外国の動き

ロシアのドミトリー・メドヴェージェフ首相は、ジュネーブ2会議に関して、「退陣しろ、そうしたら我々はすべてを合意する」と言うだけではだめだ…。みなが譲歩をせねばならず、そのなかには当然、反体制運動の指導者もシリア政府も含まれる」と述べた。

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RIAノーヴォスチ通信(11月1日付)によると、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣は「シリアにある化学物質のほとんどが(シリア軍の保有するものでなく)、外国から持ち込まれたとの考えを多くの人々が支持するようになっている」と述べ、反体制武装集団による化学兵器の使用と、支援国による武器供与を改めて示唆した。

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イスラエルのギラド・エルダン国内防衛大臣は、ロイター通信(11月1日付)に対して、「ヒズブッラーへの高性能兵器の供与を認めないと我々は何度も言ってきた…。我々はこの政策を遵守する。しかし(イスラエル軍によるシリアの防空基地への攻撃を)否定も、肯定もしない」述べた。

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イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣はトルコを訪問し、イスタンブールでアフメト・ダウトオール外務大臣と会談、シリア情勢について協議した。

会談後の記者会見で、ダウトオール外務大臣は、「(シリアの)紛争を宗派主義的にしようとするシナリオにともに対抗することを確認できた」と述べた。

またザリーフ外務大臣も「宗派紛争は最大の脅威であり、一地域の問題ではない」と述べ、「中東で宗派主義の火がつけば、その結果は、ロンドン、ニューヨーク、ローマ、マドリードに及ぶだろう」と警鐘を鳴らした。

ザリーフ外務大臣は、またアブドゥッラ・ギュル大統領ともイスタンブールで会談した。

AFP, November 1, 2013、Elaph.com, November 1, 2013、al-Hayat, November 2, 2013, November 3, 2013、Kull-na Shuraka’, November 1, 2013、Naharnet,
November 1, 2013、Reuters, November 1, 2013、Rihab News, November 1, 2013、SANA,
November 1, 2013、UPI, November 1, 2013、Zaman al-Wasl, November 1, 2013などをもとに作成。

 

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化学兵器禁止機構はシリア政府が申告した化学兵器の生産・加工設備がすべて破壊されたことを確認、ラタキア県ジャブラ市郊外にある防空基地でイスラエルの攻撃に起因すると思われる複数回の爆発が発生(2013年10月31日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(10月31日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー代表が、11月3日に予定されているアラブ連盟緊急外相会議での演説を求めるため、アラブ湾岸諸国に向かったと報じた。

Kull-na Shuraka', October 31, 2013
Kull-na Shuraka’, October 31, 2013

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シリア人権監視団は、2011年3月以降の紛争による死者数が、12万296人に達したと発表した。

死者の内訳は以下の通り:民間人4万2,495人(うち子供6,365人、女性4,269人、武器を保持した反体制民間人1万8,122人)、反体制武装集団戦闘員2万5,699人、軍兵士・親政権民兵戦闘員4万8,880人(うち軍兵士2万9,954人、国防隊・人民諸委員会戦闘員1万8,678人)、離反兵2,022人、反体制外国人戦闘員5,375人、ヒズブッラー戦闘員187人、親政権外国人戦闘員61人。身元不明者2,772人。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ハサカ県ラアス・アイン市で反体制武装集団が化学兵器を使用したとのロシア・トゥデイなどの報道に関して、「シリア革命に対する嘘、デマ…を広めない」ようロシア外務省に求め、アサド政権による化学兵器使用を非難するよう改めて要請した。

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シャファク・ニュース(10月31日付)は、シャームの民のヌスラ戦線は、指導者のアブー・バクル・バグダーディー氏の経歴を公開したと報じた。

同報道によると、本名は「イブラーヒーム・アウワード・イブラーヒーム・バダウィー・アブー・ドゥアー」、イラクのディヤーラー県出身。バグダードの大学で博士号を取得、イスラーム教の初学に精通しているという。

イラク・イスラーム国に加入したのは2006年で、サラーフッディーン県サーマッラー市にあるアフマド・ブン・ハンバル・モスクのイマームを務めてきた。

その後、ディヤーラー県、バグダード県、サーマッラー県のスンナ派シャリーア課のアミール(長)を務め、2010年に死亡したアブー・ウマル・バグダーディー氏の後任として、イラク・イスラーム国の指導者に就任した。

シリア政府の動き

変革解放人民戦線(連立与党)は声明を出し、代表であるカドリー・ジャミール経済問題担当副首相の解任(29日)に関して、ジュネーブ2会議を成功させようとする愛国的努力に向けた政策・路線に変更はないとの姿勢を示した。

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クッルナー・シュラカー(10月31日付)は、法務省の信頼できる消息筋の話として、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長が、シリア革命反体制勢力国民連立のスハイル・アタースィー副議長、活動家のウマル・イドリビー氏、シリア共産主義行動党のラグダ・ハサン女史ら、反体制活動家64人のテロ法廷への起訴を文書で要請した、と報じた。

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バアス党機関紙『バアス』(10月31日付)は、ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表を「アフリカとアジアで経験を積んだベテラン外交官…は(ジュネーブ2会議準備をめぐる)準備において…さらなる経験を積んだ。我々は、彼にウルーバ(アラブ性)に満ちた愛国的な客観性が増したことを注視している」と絶賛した。

国内の暴力

アレッポ県では、反体制メディアのアレッポ情報センター(10月31日付)が、「アレッポ市東部郊外のサフィーラ市の革命家は、同市からの完全撤退を宣言する」と報じた。

同報道によると、「サフィーラ市作戦室は、全革命家部隊に対して、早急に南部郊外向かい、(同市に向かう)政府軍の進軍を止めるよう呼びかけたが、ほとんどの部隊がこれに応じることはなかった」ことを明らかにした。

そして「国防隊の支援を受けた軍が同市に三方から激しい攻撃を加えると同時に、激しい砲撃を加え、革命家は撤退を余儀なくされた」という。

一方、SANA(10月31日付)によると、アレッポ市シャイフ・サイード地区、ジュダイダ地区、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ダーラト・イッザ市、クワイリス村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月31日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハジャル・アスワド市で軍が撃った迫撃砲により、少なくとも8人が死亡した。

また、クッルナー・シュラカー(10月31日付)によると、ジャルマーナー市の住宅街に迫撃砲弾複数発が着弾し、市民2人が死亡、子供を含む数十人が負傷した。

一方、SANA(10月31日付)によると、ヤブルード市北西部、ジャイルード市郊外、ジャブアディーン町、フーシュ・アラ市東部、ナバク市、アドラー市、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、カースィミーヤ市郊外、ムライハ市、ザバディーン市、バハーリーヤ市郊外、ダイル・アサーフィール市、マルジュ・スルターン村、ジスリーン町、カラム・ラサース農園、ダーライヤー市、マアルーラーシ郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

またヤブルード市では、フサイン・モスク、フダル・モスク前で、テロ行為に反対するデモが行われ、住民が参加したという。

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イドリブ県では、SANA(10月31日付)によると、サラーキブ市周辺、マルアンド村、カフルナブル市、ダール・カビーラ村、アルバイーン山南部、カフルラーター市、マアッルブライト市、タッルアンマール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月31日付)によると、サアン村、ムシャイリファ村、ラービヤ村、ハブラ村、キースィーン村、ザーラ村郊外、ハーリディーヤ村、カフルナーン村、ルフーム村、ウンム・リーフ村、タイバ村郊外、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、クスール地区、バーフ・フード地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、SANA(10月31日付)によると、ジャスア村、タッル・マジュダル村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月31日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ハウィーカ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月31日付)によると、サフタ村、バイト・アブリク村、スーダー村、マルジュ・フーハ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、チェチェン人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月31日付)によると、シャジャラ町、インヒル市、ハイト村、アトマーン村、ダーイル町、タファス市、ナワー市、タスィール町、ダルアー市各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

AFP(10月31日付)によると、北部県トリポリ市バーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で、武装集団による狙撃で、1人が死亡、複数人が負傷した。

諸外国の動き

AFP(10月31日付)は、シリア人権監視団の情報として、30日早朝、ラタキア県ジャブラ市郊外のスヌーバル村(スヌーバル山)にある防空基地で複数回の爆発があったことを明らかにした。

同監視団によると爆発の原因は「不明で、死傷者に関する情報もない」という。

これに関して、シリアの治安筋は、AFP(10月31日付)に「基地付近にミサイルが着弾し、火災が発生した」と述べたが、誰がミサイルを撃ったかについては明言を避けた。

またCNN(10月31日付)は、バラク・オバマ米政権匿名高官の話として、スヌーバル村にある防空基地での爆発に関して、イスラエル空軍がミサイル攻撃を行った、と報じた。

同匿名高官によると、この攻撃は、ヒズブッラーに移送されるとイスラエルが考えていたミサイルや装備を標的としたものだという。

さらに、AP(10月31日付)は、米国治安当局高官らの話として、イスラエル軍戦闘機がシリア領内を空爆したとしたうえで、空爆がシリア軍の保有するロシア製のSA-125を標的としたものだったと報じた。

一方、『イェディオト・アハロノト』(10月31日付)は、ミサイル攻撃がイスラエル海軍の艦艇から行われたと報じた。

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化学兵器禁止機構(OPCW)は声明を出し、シリア政府が申告した国内の化学兵器の生産・加工設備をすべて破壊したことを確認したと発表した。

OPCWによると、シリアには23カ所で41の生産・加工設備が存在したが、うち21カ所の査察を実施し施設内にあった39の設備を現地で破壊したという

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ノルウェーの国営テレビ(10月31日付)によると、ソマリア系ノルウェー人の16歳と19歳の少女2人がシリア国内で反体制武装集団に拉致されたと報じた。

2人の少女の父親によると、2人は、アサド政権に対する「ジハード」に参加するとのメッセージを家族にE-mailで送り、シリアに向かったという。

AFP, October 31, 2013、AP, October 31, 2013、al-Ba’th, October 31, 2013、al-Hayat, November 1, 2013、Kull-na Shuraka’, October 31, 2013、Naharnet, October
31, 2013、Reuters, October 31, 2013、Rihab News, October 31, 2013、SANA, October
31, 2013、Shafaq News, October 31, 2013、UPI, October 31, 2013、Yediot Aharonot, October 31, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領がブラーヒーミー共同特別代表と会談しジュネーブ2会議開催準備などについて協議するなか、イラク・クルディスタン地域政府内務省は「依然としてシリア政府の同盟者である」として民主統一党を批判(2013年10月30日)

al-Hayat, October 31, 2013
al-Hayat, October 31, 2013

反体制勢力の動き

シリア革命反体制勢力国民連立を構成するシリア民主主義者連合のサミル・スアイファーン氏は、連合が反体制組織・活動家に対して、ジュネーブ2会議への対応について協議し、統一見解を示すための拡大会合を呼びかけていることを明らかにした。

クッルナー・シュラカー(10月30日付)が報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は、イドリブ県のヤアクービーヤ村内のキリスト教会で、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が聖母マリア像を破壊したと非難した。

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反体制活動家のムヒーッディーン・ラーズカーニー氏は、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相に関して、AKI(10月30日付)に対し、シリア共産党バクダーシュ派書記長のウィサール・ファルハ女史を通じて、ロシア政府、とりわけロシアの諜報機関に接近し、ジュネーブ2会議に参加しようとしたことが解任の主因だと述べた。

シリア政府の動き

アサド大統領はダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と会談、ジュネーブ2会議開催準備などシリア情勢をめぐって協議した。

SANA(10月30日付)によると、会談でアサド大統領は、シリア国民がシリアの将来を描き出すことを許された唯一の当事者であり、いかなる解決策もシリア国民から受け入れられるものでなければならず、外国の干渉に反対するその意思を反映したものでなければならないことを伝えたという。

また、政治的解決策の成功も、外国によるテロ集団への支援停止と圧力にかかっていると力説した。

これに対して、ブラーヒーミー共同特別代表は、ジュネーブ2会議開催準備に関して、シリア人自身が参加、合意する仕組みを拡充するための努力を行っていることを伝えたという。

会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣が同席した。

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『ハヤート』(10月31日付)は、ロバート・フォード駐シリア米大使が先週、スイスのジュネーブでカドリー・ジャミール経済問題担当副首相(当時)と会談し、ジュネーブ2会議の開催について協議していた、と報じた。

フォード大使は会談で、移行期におけるアサド大統領の役割を米国が認めない旨、伝えたという。

ジャミール副首相はこの会談の後、モスクワへと渡航した。

同紙はまた、西側の複数の消息筋の話として、この会談がジャミール副首相の解任(29日)の主因だと付言した。

なお、同消息筋によると、フォード大使との会談には、アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣も招聘されたが、ハイダル大臣はこの申し出を拒否したという。

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クッルナー・シュラカー(10月30日付)は、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相の解任に関して、シリアのムハーバラートが運営しているSNSのページからの情報として、5つの理由があげられる、と報じた。

5つの理由とは以下の通り:

1. 民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表と会談し、新たな反体制組織の結成を提案、ジュネーブ2会議への出席を画策。
2. シリア政府との調整を経ず、米国内務省高官と接触し、ジュネーブ2会議について協議。
3. 自身および国民意思党の支持者への食糧、燃料などの配給を優遇。
4. 物価上昇と配給部門での汚職蔓延の放置。
5. 燃料、とりわけガソリン配給での親族の汚職関与。

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アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣は、『バラド・ナー』(10月30日付)に、10月27日にヒムス県からダマスカス県に戻る途上、ヒムス市近郊で乗っていた車が何者かの狙撃を受けたことを明かした。

ハイダル大臣は、実行犯が誰なのかについては断定を避けた。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、SANA(10月30日付)によると、ダイル・アティーヤ市東部、ヤブルード市南部、ナースィリーヤ村南部、ナバク市北東部、アドラー市、アルバイン市、ハラスター市、ザマルカー回廊、ダイル・アサーフィール市、ザバダイン市、ジスリーン町、ハムーリーヤ市、策バー市、マルジュ・スルターン村、ビラーリーヤ村、ナシャービーヤ町、マイダアー町、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、TAMICO周辺、ドゥーマー市郊外、シャイフーニーヤ村南西部、ランクース市周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点、装備、地下トンネルを破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月30日付)によると、バルザ区、カーブーン区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月30日付)によると、ハマー市で、自爆ベルトを着用したハマー・ムジャーヒディーン旅団戦闘員が、アナス・ナーイム知事暗殺を試みたが、失敗に終わった。

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アレッポ県では、SANA(10月30日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、マーイル町、バヤーヌーン町、マンスーラ村、ダイル・ハーフィル市、シャイフ・ナッジャール市、マアスラーニーヤ市、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、ヌッブル市、ザフラー町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

アレッポ市では、サラーフッディーン地区、旧市街で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月30日付)によると、アルバイーン山周辺、マアーラト・ナアサーン市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャーム自由人運動、アッバース旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月30日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、マリーイーヤ村、ジャフラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、シャームの地の征服者旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月30日付)によると、ザーラ村、ハヌーラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ロシア・トゥデイ(10月31日付)、マヤーディーン(10月30日付)などによると、ハサカ県ラアス・アイン市で、反体制武装集団が化学兵器を使用したことが確認されたと報じた。

同報道によると、ラアス・アイン市では28日から、民主統一党人民防衛隊とサラフィー主義武装集団との戦闘が再び激化していたという。

レバノンの動き

NNA(10月30日付)によると、ベカーア県ヘルメル群で、シリア領内から武器弾薬を持ち込もうとしたレバノン人3人を軍が逮捕した。

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LBCI(10月30日付)によると、北部県トリポリ市のジャバル・ムフスィン地区で、市民4人が何者かの狙撃を受け、負傷した。

諸外国の動き

クッルナー・シュラカー(10月30日付)によると、イラク・クルディスタン地域政府内務省は、民主統一党を「依然としてシリア政府の同盟者であり、ほかのクルド人政治勢力の眼前で、闘争の扉を閉ざした」と批判、サーリフ・ムスリム共同党首が自治区に出入りすることを禁じたと発表した。

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はアテネでの記者会見で「シリアの一部当事者だけでなく、一部の近隣諸国、そしてそれ以外の一部の国々によって、(ジュネーブ2会議開催をめざす)米露合意に明らかに反対の表明がなされた」と非難、「こうしたイニシアチブを頓挫させねばならない」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表付報道官のハウラ・マタル氏は、AFP(8月30日付)に対して、ブラーヒーミー氏が「和平プロセスにダイナミズムを与え得るサウジアラビアの役割を高く評価している」と述べ、ジュネーブ2会議に同国が参加すべきだとの見解を示した。

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ポーランドのラドスワフ・シコルスキ外務大臣は、7月にイドリブ県サラーキブ市で反体制武装集団に拉致されたポーランド人カメラマンのマールティン・スーダル(Marcin
Suder)氏が脱走に成功、トルコを経由して、ポーランドに無事帰国したと発表した。

AFP, October 30, 2013、AKI, October 30, 2013、Balad-na, October 30, 2013、al-Hayat, October 31, 2013, November 1, 2013、Kull-na Shuraka’, October 30, 2013、LBCI, October 30, 20132、al-Mayadeen, October 30, 2013、Naharnet, October 30, 2013、NNA, October 30, 2013、Reuters, October 30, 2013、Rihab News, October 30, 2013、Russia Today, October 31, 2013、SANA, October 30, 2013、UPI, October 30, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主的変革諸勢力国民調整委員会がジュネーブ2会議に参加する使節団メンバーを確定し公表、アサド大統領が大統領令を出しジャミール経済問題担当副首相を解任(2013年10月29日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表はダマスカスで声明を出し、ジュネーブ2会議に参加する使節団メンバーの氏名を発表した。

同委員会使節団メンバーは以下の通り:

ハサン・アブドゥルアズィーム(使節団長)

ハイサム・マンナーア在外局長

ラジャー・ナースィル書記長

アブドゥルアズィーズ・ハイイル(当局により身柄拘束中)

ムンズィル・ハッダーム広報官

ジャマール・マフムード・ムッラー

アーリフ・ダリーラ

リヤード・ダッラール

ムハンマド・アブドゥルマジード・マンジューナ

サフワーン・アッカーシュ

ターリク・アブー・ハサン

アブドゥルアズィーム代表によると、民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首がクルド最高委員会の代表に選ばれなかった場合、同党首も使節団に加えると付言した。

またこれと併せて、アブドゥルアズィーム代表は、①委員会が「愛国的民主勢力を最大限に代表した組織として正式に招聘」されること、②「それ以外の組織以上の比重と影響力を代表し、(政権との)交渉を行う使節団メンバーを指名する権限を唯一有する」こと、という2点をジュネーブ2会議参加の条件として明示した。

さらに、ジュネーブ2会議への参加を検討しているすべての「愛国的(反体制)組織」に対して、交渉における姿勢や政策の統一化を図るための協議を呼びかけた。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表は、『ラアユ』(10月29日付)に、ダマスカスで予定されているアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表との会談に関して、ダマスカス郊外県グータ地方への人道支援のために行動するよう求める意向だと述べた。

またジュネーブ2会議への参加拒否を表明した一部の反体制武装集団に関して「数十年にわたり、我々は政権の弾圧を受け、多くのメンバーが長年投獄されている。現在も、アブドゥルアズィーム・ハイイル氏をはじめとする60人以上の活動家が逮捕されたままだ。にもかかわらず、我々が国内で暮らしていることを奇妙だと考えている者がおり、彼らは我々が政権と協力していると疑っている。最近では、体制だけでなく、武装集団からも我々は脅迫を受け、私自身も何度も脅迫を受けている。(ジュネーブ2会議拒否の)声明はこうした脅迫の一例に過ぎない」と述べた。

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ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、30日のアサド大統領との会談に先立って、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表とシェラトン・ホテルで会談した。

会談で、アブドゥルアズィーズ代表は、2012年6月のジュネーブ合意に基づき、暴力停止、逮捕者・拉致者釈放、救援物資配給、全権を委託された移行期政府樹立を起点として政治的交渉を行うことを前提として、ジュネーブ2会議への出席を受け入れる旨、伝えたという。

またアサド大統領の進退については、2012年6月のジュネーブ合意が、シリア国民の意思に基づき、現体制を転換する行程を定めているとしつつ、進退そのものについては交渉の議題の一つであって、交渉参加の条件ではない、との立場を示したという。

なおアブドゥルアズィーズ代表との会談後、ブラーヒーミー共同特別代表は、シリア国家建設潮流のルワイユ・フサイン代表、アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣と個別に会談した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のサミール・ナッシャール氏は『シャルク・アウサト』(10月29日付)に対して、シリア国民評議会が書簡により、11月3日開催予定のアラブ連盟緊急外相会議(ジュネーブ2会議への対応を協議予定)でのアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表解任を審議するよう要請したことを明らかにした。

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シリア革命反体制勢力国民連立のファーイズ・サーラ氏は、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長に関して「アサド政権の発言や嘘を繰り返しているだけの犯罪者だ」と非難した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、『ジュン・アフリーク』誌でのアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表の発言に関して、「アサド政権こそが問題の根本であり、問題の原因が解決策の一部をなすことはあり得ない」と非難した。

シリア政府の動き

アサド大統領は大統領令を発し、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相を解任した。

大統領令は、解任の理由として、事前の許可を得ずに執務室を不在にし、経済問題担当の職務を行ったためとしている。

ジャミール前副首相はマヤーディーン(10月29日付)に対して、自らの解任を、モスクワでのロシア・トゥデイとのインタビューの最中にテレビのニュースを通じて知らされたと明かした。

また「そのこと(解任)をさして奇異だとは思っていない。なぜなら、政治的解決に至るに合意すれば、いずれは政府と(国民意思)党との間にある種の矛盾が生じていたからだ」と述べた。

さらに「入閣する前、我々は野党だった。我々は野党のまま、入閣した。政府を去っても野党であり続ける」と述べ、今後は副首相としてではなく、自身が率いる変革解放人民戦線の代表として外遊を続ける意思を示した。

一方、ジュネーブで予定されている米国高官との会談に関して、「ジュネーブ2会議に参加しようとする者が対話の主催者との会談に憤慨するとは思えない。政権との意見の不一致は、原則に関わるものでもなければ、深いものでもない」と強調した。

なおジュネーブ2会議の議題に関して、ジャミール前副首相は「バッシャール・アサド大統領の退任問題は提起されない。退任という条件を設けることは、事態を麻痺させる要求だからだ」と述べた。

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ウムラーン・ズウビー情報大臣は、シリア・アラブ・テレビ(10月29日付)で、カドリー・ジャミール経済問題担当副首相の解任に関して、「ジャミール前首相は国内で自由に活動する愛国的な野党を代表しており、今後もシリアに害を与えない限り政治活動を続けることになる」と述べた。

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ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣と会談し、ジュネーブ2会議などについて協議した。

SANA(10月29日付)によると、会談でムアッリム外務在外居住者大臣は、シリア政府がシリア国民の権利を代表して、ジュネーブ2会議に参加すると述べる一方、ロンドンでのシリアの友連絡グループ外相会合での声明については、対話の結果をあらかじめ決めつけるものと非難、拒否する姿勢を示した。

また両氏は、暴力とテロの停止、主権の尊重、国土保全がジュネーブ2会議の成功につながるとの共通の認識にいたったことを強調した。

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アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣は「民主的・平和的変革諸政党・勢力」の代表として、ダマスカス訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と会談した。

会談後、ハイダル国務大臣は「ワシントンはシリアとのチャンネルを開くべく真剣に検討していると思う。しかし、このことについて話すのは時期尚早だ。なぜなら、アメリカは(在外の反体制勢力への)政治、情報面での支援を止めておらず、武器供与、資金提供、教練について云々することも止めていないからだ…。米国の姿勢の変化が形式的なものでなく、真の変化であることを願っている」と述べた。

またハイダル国務大臣は、ジュネーブ2会議に関して「前提条件を示す者は政治プロセスに入ることを望んでいない」と述べ、シリア革命反体制勢力国民連立、シリア国民評議会を暗に批判した。

さらに「反体制勢力を統一することは不可能だ…。我々はシリア革命反体制勢力国民連立の傘下で(ジュネーブ2会議に)傘下することはない。なぜなら、根本的に意見が異なっているからだ」と述べた。

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アサド大統領は2013年政令第70号を発し、2013年10月29日以前に犯された軍刑法、兵役法などへの違反(国外逃亡法、国内逃亡法)に対する恩赦を決定した。

SANA(10月29日付)が報じた。

国内の暴力

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線などの追撃を続け、サファー村、カルフーフ村、ユースフィーヤ村、ジュナイビーヤ村、アブー・ハジャル村およびこれらの村の周辺一帯、ジュワーディーヤ市郊外一帯を制圧した。

人民防衛隊は現在、ジュワーディーヤ市郊外のタウヒード・ワ・ジハード旅団の拠点を包囲中だという。

また、リハーブ・ニュース(10月29日付)によると、ハサカ県グワイラーン地区で、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と軍が交戦した。

戦闘は同地区にあるユーフラテス大学分校キャンパス内におよび、男女学生2人が死亡した。

一方、民主統一党人民防衛隊消息筋が、クッルナー・シュラカー(10月29日付)に明らかにしたところによると、軍が未明からカーミシュリー市南部郊外に対する砲撃を激化させた。

同消息筋によると、軍、国防隊、人民防衛隊は、ヤアルビーヤ町に続いて、カーミシュリー市郊外のシャームの民のヌスラ戦線の拠点などの制圧を準備しているという。

他方、SANA(10月29日付)によると、反体制武装集団が石油精製に使用していた手製の精製器35器と原油の密輸に使用していたタンカー・トラック5台を軍が破壊した。

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ダマスカス郊外県では、社会問題省筋の話によると、軍が包囲を続けるムウダミーヤト・シャーム市からの住民約1,800人の避難が、シリア政府と反体制武装集団の調整のもとに行われた。

ロイター通信(10月29日付)が伝えた。

一方、SANA(10月29日付)によると、アルバイン市、バハーリーヤ市郊外、ビラーリーヤ・ナシャービーヤ回廊、フタイタト・トゥルクマーン市郊外、TAMICO周辺、シャイフーニーヤ村西部、アドラー市南部、ダイル・アティーヤ市東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またドゥーマー市では、住民が武装集団の退去とテロ活動の停止を求めるデモを行ったという。

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ダイル・ザウル県では、シャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、ダイル・ザウル市内各所で、軍と反体制武装集団が交戦した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(10月29日付)などによると、アラビーヤ・チャンネルのムハンマド・サイード特派員が取材先のフライターン市の床屋で何者かに銃で撃たれ、暗殺された。

またシャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、ヌッブル市、ザフラーム村を「イスラーム主義部隊と自由シリア軍」が攻撃し、「シャッビーハとヒズブッラー戦闘員」15人を殺害した。

さらにサフィーラ市南部でも軍と反体制武装集団が交戦し、軍が砲撃を行ったという。

一方、SANA(10月29日付)によると、ドゥワイリーナ村東部、アレッポ中央刑務所周辺、キンディー大学病院周辺、ハーン・アサル村、フライターン市、カフルハムラ村、ナッカーリーン街道、カースティールー街道、アナダーン市、アルバイド村、クワイリス村、アレッポ市ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、ラスタン市に対して軍が砲撃を行った。

一方、SANA(10月29日付)によると、ラッカ村、ダール・カビーラ村、キースィーン村、ガースィビーヤト・ナイーム村、アイン・フサイン村、ハタムルー村、バイト・マスウード村郊外、ドゥワイル村、ガジャル村、ガントゥー市、ヒムス市ワアル地区、カラービース地区、ワルシャ地区、ジャウラト・シヤーフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シャーム・ネットワーク(10月29日付)によると、アトマーン村で反体制武装集団が軍の戦車1輌を含む車両2輌を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月29日付)によると、カーブーン区、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月29日付)によると、ムーリク市入り口で、軍が反体制武装集団と交戦し、クウェート人、エジプト人戦闘員ら20人を殲滅した。

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ダルアー県では、SANA(10月29日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村、インヒル市、ナワー市、タファス市、タッル・サマン周辺、フラーク市、ムライハ市、ワーリダート村、ブスラー・シャーム市、ジャースィム市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月29日付)によると、アブー・ズフール軍事基地周辺、ジャフタルク村、カフルルーマー村、ザアラーナ村、ハーッジ・ハンムード村、ラーミー村、アルバイーン山周辺、タッル・サラムー村、バラーギースィー村、ウンム・ジャリーン村、カラア・ガザール村、ワティー・キークーン村、カンスフラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

スーマリーヤ・ニュース(10月30日付)は、イラク・アンバール県の対シリア国境の警備にあたる第2警察師団の司令官からの情報として、自爆ベルトを着用し、シリアからイラク領内に潜入しようとした戦闘員27人を国境警備隊が殺害した、と報じた。

AFP, October 29, 2013、Alsumariya.tv, October 30, 2013、al-Hayat, October 30, 2013, October 31, 2013、Kull-na Shuraka’, October 29, 2013,
October 30, 2013、al-Mayadeen, October 29, 2013、Naharnet, October 29, 2013、al-Ra’y, October 29, 2013、Reuters, October 29, 2013、Rihab News, October 29, 2013、SANA,
October 29, 2013、al-Sharq al-Awsat, October 29, 2013、UPI, October 29, 2013などをもとに作成。

 

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人民防衛隊がヌスラ戦線・イスラーム国との戦闘の末にハサカ県ヤアルビーヤ町を完全制圧、トルコ外相は民主統一党が「シリアのすべてのクルド人を代表していない」としつつ同党がシリア革命反体制勢力国民連立に合流するべきだと主張(2013年10月27日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(10月27日付)は、ダルアー県タファス市の複数の活動家の話として、イスラエル製の小型スパイ偵察機器が同市で発見されたと報じた。

Kull-na Shuraka', October 27, 2013。
Kull-na Shuraka’, October 27, 2013。

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イスラーム軍広報局は、ヒムス県スフナ市で死亡したスライマーン・カナアーン大佐(故ガーズィー・カナアーン元内務大臣の弟)が、ダマスカスで粛正され、スフナ市に遺体を捨てられたと断じた。

イスラーム軍によると、カナアーン大佐は自由シリア軍の協力者で、離反を計画していたために軍によって殺害されたのだという。

シリア政府の動き

欧州を訪問中のシャリーフ・シハーダ人民議会議員は、離反し欧州に逃亡したとの一部反体制サイトの報道に関して、AFP(10月27日付)に「離反はあり得ない…。私はシリア国民を代表するジャーナリストで、いかなる国にも入国する権利がある」と述べ、否定した。

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シャファーフ・ネット(10月27日付)は、シリア政府が北朝鮮軍の戦闘ヘリコプター・パイロット15人に反体制武装集団の拠点空爆の支援を求めたと報じた。

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クッルナー・シュラカー(10月27日付)によると、当局はアレッポ県のアレッポ中央刑務所の収監者8人を釈放した。

国内の暴力

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊がシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)などとの交戦の末、ヤアルビーヤ町を制圧した。

人民防衛隊は前日には、対イラク国境のヤアルビーヤ国境通行所を制圧していた。

これに関して、シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、イラク軍が、民主統一党人民防衛隊と連携し、ヤアルビーヤ国境通行所に対して越境砲撃を行ったと断じ、非難した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、サダド市、スフナ市などの周辺で軍と反体制武装集団(サラフィー主義者)が交戦した。

両市をめぐる攻防戦では、軍とサラフィー主語戦闘員の双方に合わせて100人以上の戦死者が出たという。

一方、SANA(10月27日付)によると、サダド市で軍が反体制武装集団の追撃を続け、聖テオドロス教会、ブルジュ広場などを占拠していた複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またカルアト・ヒスン市、キースィーン村、ウンム・サフリージュ村、サラーム・ガルビー村、ヒムスしバーブ・フード地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(10月27日付)が、サイイダ・ザイナブ町近郊にあるアブー・ファドル・アッバース旅団とヒズブッラー戦闘員の拠点を「自由シリア軍」が爆破することに成功したと報じた。

一方、SANA(10月27日付)によると、アルバイン市、ハラスター市、フタイタト・トゥルクマーン市周辺、カースィミーヤ市郊外、ムライハ市郊外、ドゥーマー市郊外、ナバク市郊外、ラアス・アイン市、リーマー農場、ヤブルード市東部、マアルーラー市郊外、ルハイバ市東部、アドラー市南東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市では、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民7人が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(10月27日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月27日付)によると、アレッポ市ライラムーン地区、カスタル・ハラーミー地区、タッラト・アッザーン村、ジュダイダ地区、マルジャ村、アルバイド村、クワイリス村、アレッポ中央刑務所周辺、カースティールー街道で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月27日付)によると、ダイル・ザウル市ラシュディー地区、工業地区、ウルフィー地区、ジュバイラ地区、ジャウラ地区、クスール地区、マリーイーヤ村、ジャフラ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、イブン・カイイム旅団、シャーム自由人運動の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月27日付)によると、シュアサ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月27日付)によると、アイン・カンタラ村、グマーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月27日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、マアッラト・ヌウマーン市、カフルルーマー村、サラーキブ市、ナイラブ村、ナフリヤー市、ザアラーナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月27日付)によると、ダルアー市各所、アトマーン村、タファス市、タッル・サマン周辺、ブスル・ハリール市、マスィ-カ市、ハワービー村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(10月27日付)によると、武装集団どうしの衝突が続いていた北部県トリポリ市バーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区などに軍が展開し、事態を収拾した。

諸外国の動き

化学兵器禁止機関は声明を出し、「10月24日木曜日、シリア・アラブ共和国が化学兵器プログラム(およびその廃棄)に関する当初計画を提出した」と発表し、同国が「期限を遵守した」ことを高く評価した。

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イランのアーラム・チャンネル(10月27日付)によると、ハサン・ロウハーニー大統領がイランを訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と会談し、「イランは、ジュネーブ2会議であれ、シリア安定化のためのそれ以外のいかなるイニシアチブであれ、あらゆる努力を行い、積極的な役割を担う用意がある」と伝えた。

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トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣はTRT1(10月27日付)のインタビューで、民主統一党が「シリアのすべてのクルド人を代表しておらず…、同党の圧力を不快に思う複数の集団が案からに支援を求めに来た」としつつ、同党がシリア革命反体制勢力国民連立に入るべきだと主張した。

またダウトオール外務大臣は、トルコがアル=カーイダとつながりのあるいかなる集団も支援していないと強調した。

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ロシア連邦議会下院のアレクセイ・プシュコフ国際問題委員長は、ツイッター(10月27日付)で、イスラーム軍など19の武装集団が声明でジュネーブ2会議を拒否したことについて「シリアをめぐる国際会議を頓挫させようとしている当事者」と批判した。

AFP, October 27, 2013、al-Hayat, October 28, 2013、Kull-na Shuraka’, October 27, 2013、Naharnet, October
27, 2013、NNA, October 27, 2013、Reuters, October 27, 2013、Rihab News, October
27, 2013、SANA, October 27, 2013、alshafaf.com, October 27, 2013、UPI, October
27, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム軍を筆頭とする19の武装集団が「アサド政権との交渉は処罰に値する」との共同声明を発表、反体制武装集団が数週間にわたる軍との戦闘の末にダルアー県タファス市を制圧(2013年10月26日)

反体制勢力の動き

イスラーム軍をはじめとする19の武装集団が共同声明(http://www.youtube.com/watch?v=u3jNuBtQhOI&feature=player_embedded)を出し、ジュネーブ2会議に関して「シリア国民が選んだこともなければ、選ぶこともない」としたうえで「(アサド)政権との交渉は…反逆行為であり、司法による審判と処罰を受けねばならない」と主張した。

共同声明に参加した武装集団は以下の通り:

シャームの鷹旅団
シャーム・イスラーム自由人運動
タウヒード旅団(アレッポ)
イスラーム軍
使徒末裔旅団
シャーム・ムジャーヒディーン旅団(ハマー)
ハック旅団(ヒムス)
アンサール・シャーム大隊
シリア殉教者大隊旅団連合
第19師団第2師団
シャームの兵
ダーウド旅団
ファーティヒーン連隊(ヒムス)
ハビーブ・ムスタファー旅団大隊
サハーバ旅団大隊
シャバーブ・フダー大隊
ヌールッディーン・ザンキー大隊
首都の楯旅団
ファルカーン旅団
イスラーム殉教者旅団

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クッルナー・シュラカー(10月26日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は、アレッポ郊外地域司令官のアブー・ヤフヤー・トゥーニスィー氏を解任、アブー・ウサーマ・トゥーニスィー氏を新司令官に任命した。

司令官交代の理由は定かではないが、アターリブ市の金曜礼拝時にアブー・ヤフヤー氏が住民や「自由シリア軍」戦闘員と口論になったことが遠因だという。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(10月26日付)は、シリア当局がタッル・マルーヒーさんに続き、女性収監者3人を新たに釈放したと報じた。

これにより、アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者の解放に応じるかたちで釈放された女性収監者の数は68人となった。

国内の暴力

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が軍との戦闘の末、タファス市を制圧した。

数週間にわたる戦闘では、反体制武装集団側のヤースィル・アッブード大佐など、双方に数十人の戦死者が出た。

また、クッルナー・シュラカー(10月26日付)によると、タファス市制圧を時を同じくして、ヤルムーク殉教者旅団をはじめとする反体制武装集団が対ヨルダン国境に位置するタッル・シハーブ国境通行所を閉鎖した。

一方、ヨルダンのジハード潮流報道官は、シャームの民のヌスラ戦線メンバーでヨルダン人のターリク・ザカーリナ氏(27歳)が、ダルアー市内で軍に対する自爆攻撃を行い、死亡したと発表した。

他方、SANA(10月26日付)によると、ダルアー市、フラーク市、ナワー市、ジャービヤ丘市、ナースィリーヤ村、アトマーン村、ムライハ市、タファス市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ムジャーヒディーン大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、民主統一党人民防衛隊が、シャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との数日にわたる戦闘の末、対イラク国境に位置するヤアルビーヤ国境通行所を早朝に制圧した。

しかしタウヒード旅団は、ヤアルビーヤ国境通行所は依然として「自由シリア軍」によって掌握されている、と主張した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、キリスト教徒が多く住むサダド市各所で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線、ハドラー大隊(殉教者大隊)、バーバー・アムル・コマンド大隊などが、軍、国防隊と交戦した。

一方、SANA(10月26日付)によると、サダド市、ラスタン市、ブルジュ・カーイー村、キースィーン村、ダール・カビーラ村、ハーリディーヤ村、ガースィビーヤ村、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、クスール地区、カラービース地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月26日付)によると、ターディフ市南部、クワイリス村、アルバイド村、アレッポ中央刑務所周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、カールトーン・ホテル周辺、ハーン・シューナ地区、サイイド・アリー地区、ジュダイダ地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月26日付)によると、アブー・ズフール航空基地周辺、サルジャ村、マアッルバリート市、マアッラトミスリーン市、ビンニシュ市、サラーキブ市周辺、ナスィービーン市、マアッラト・ヌウマーン市、ハーン・スブル村、カンスフラ村、カフルタハーリーム町、アルマナーズ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月26日付)によると、フタイタト・トゥルクマーン市周辺、ランクース市北部、ナバク市北東部、アドラー市南部、ダイル・アティーヤ市東部、ヤブルード市郊外、マアルーラー市郊外、ダーライヤー市郊外、ルハイバ市東部、ブワイダ市郊外、ザマルカー回廊、TAMICO周辺、アルバイン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(10月26日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月26日付)によると、アルシューナ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月26日付)によると、カンタラ村、カンダースィーヤ村、スッカリーヤ町で、軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(10月26日付)によると、北部県トリポリ市のバーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で、武装集団どうしが交戦し、4人が死亡した。

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サアド・ハリーリー元首相は滞在先のサウジアラビアで声明を出し、トリポリ市での武装集団どうしの衝突を「シリア政府がトリポリで行っている汚れた戦争」と断じ、非難した。

諸外国の動き

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表がイランを訪問し、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と会談、シリア情勢について協議した。

会談後の記者会見で、ブラーヒーミー共同特別代表は、イランのジュネーブ2会議への参加を「当然、不可欠で、有意義」と述べた。

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ドイツ内務省の連邦憲法擁護庁(BfV)のハンズ=ゲオルク・マーセン長官はDPA(10月26日付)に、210人以上のドイツ人が戦闘に参加するためにシリアを訪問、少なくとも15人が戦闘能力を身につけて、ドイツに帰国している、と述べた。

また少なくとも10人がシリアでの戦闘で死亡したという。

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『ハヤート』(10月27日付)は、ロンドンで先週開催されたシリアの友連絡グループ外相会合で、参加各国が、ジュネーブ2会議が開催された場合、3ヶ月以内に移行期政府の樹立をめざすとの日程で合意していたと報じた。

AFP, October 26, 2013、al-Hayat, October 27, 2013、Kull-na Shuraka’, October 26, 2013、Naharnet, October
26, 2013、NNA, October 26, 2013、Reuters, October 26, 2013、Rihab News, October
26, 2013、SANA, October 26, 2013、UPI, October 26, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

民主統一党のムスリム共同党首はシリア問題の解決が「アサド抜きではなされえない」との見解を示す、アフリーン市郊外では同党人民防衛隊がイスラーム国の司令官を含む6人を殺害(2013年10月25日)

反体制勢力の動き

『ラアユ』(10月25日付)は、民主的変革諸勢力国民調整員会のムンズィル・ハッダーム報道官の話として、同委員会がシリア革命反体制勢力国民連立メンバーのリヤード・サイフ元人民議会議員を団長とする反体制勢力合同使節団を結成し、ジュネーブ2会議に出席することに同意したと報じた。

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民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はトルコのカナルD(10月25日付)のインタビューに応じ、そのなかで「アサド抜きで(紛争)解決に至ることは不可能だ。なぜならアサドが残留しないいかなる解決策も、シリアのアラウィー派200万人の殺戮を意味するからだ」と述べた。

シリア政府の動き

シリア・アラブ・テレビ(10月25日付)は、軍がラタキア県郊外でシャームの民のヌスラ戦線の指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニーを殺害したとの速報を流した。

しかし、SANA(10月25日付)はその後、ジャウラーニー氏殺害を伝えた「我々のニュース第143号を破棄願いたい」との訂正文を発表した。

なおシャームの民のヌスラ戦線も26日に声明を出し、「征服者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が元気だとの吉報を伝えよう」と発表し、シリア・アラブ・テレビの報道内容を否定した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、スーク・ワーディー・バラダー村のウサーマ・ビン・ザイド・モスク近くで爆弾を積んだ自動車が爆発し、子供3人を含む20人が死亡、数十人が負傷した。

これに関して、地元調整諸委員会は、死者が30人以上、負傷者が100人以上に及んだと主張した。

またSANA(10月25日付)は、この爆発が「テロリスト」の犯行だと断じた。

一方、クッルナー・シュラカー(10月25日付)は、スーク・ワーディー・バラダー村での爆弾テロを「自由シリア軍」の攻撃だとしたうえで、彼らがハーマ町のサアドッディーン・モスク前でも車爆弾を爆発させようとしたが、未遂に終わったと報じた。

このほか、SANA(10月25日付)によると、ウタイバ村近郊で、軍が反体制武装集団を要撃し、イスラーム旅団やシャームの民のヌスラ戦線の戦闘員約40人(「テロリスト41人と、サウジ人、カタール人、イラク人など約10人」)を殺害した。

また、ザマルカー回廊、ドゥーマー市郊外、TAMICO周辺、ブワイダ市郊外、ランクース市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

これに関して、シリア人権監視団は、要撃によって20人以上が死亡したと発表した。

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アレッポ県では、マヤーディーン・チャンネル(10月25日付)によると、アフリーン市郊外での戦闘で、民主統一党人民防衛隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の司令官の一人アブー・ウサーマ・ウルドゥンニー氏を含む6人を殺害した。

一方、SANA(10月25日付)によると、クワイリス村、アルバイド村、ラスム・アッブード航空基地周辺、ナッカーリーン村、マーイル町北部、アナダーン市南部、アレッポ市カーディー・アスカル地区、アシュラフィーヤ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(10月25日付)によると、24日に引き続き、ヤアルビーヤ町周辺で、民主統一党がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と激しく交戦した。

民主統一党は、ヤアルビーヤ町の国境通行所制圧をめざしているという。

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ラタキア県では、SANA(10月25日付)によると、シャフルーラ村、ドゥワイリカ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月25日付)によると、サダド市に侵入した反体制武装集団と軍が交戦、複数の戦闘員を殺傷した。

またスフナ市周辺、ブルジュ・カーイー村、タッルドゥー市、ガースィビーヤ村、下ムハッラム村、フーシュ・ハッジュー村、ダール・カビーラ村、ヒムス市カラービース地区、ワアル地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月25日付)によると、ダルアー市内各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月25日付)によると、カニーヤ村、カフルラーター市、バクサリヤー市、マアッルバリード市、サラーキブ市、シャイフ・バフル市、ウンム・ジャリーン村、マアッルシャムシャ市、マアッラト・ヌウマーン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

自由シリア軍参謀委員会のルワイユ・ミクダード政治広報調整官は、AFP(10月25日付)に対し、24日にトルコに到着したアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表が参謀委員会のサリーム・イドリース参謀長ら自由シリア軍幹部と会談したと語った。

会談で、イドリース参謀長は「流血停止を望んでおり、問題の根本にはバッシャール・アサドがあり、そのことがとりあげられねばならない」と述べたという。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表がカタールを訪問し、タミーム・ビン・ハマド首長と会談、シリア情勢について協議した。

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ノルウェーのブルゲ・ブレンデ外務大臣は、シリアの化学兵器廃棄問題に関して、ノルウェー国内で廃棄作業の一部を行うとの米国の提案を受け入れないことで米国と合意したと発表した。

受け入れ拒否の理由について、ブレンデ外務大臣は、廃棄に必要な施設が国内に整っておらず、国連安保理決議第2118号が定める廃棄期限までに作業を終えられる見込みがないことなどをあげた。

AFP(10月25日付)が伝えた。

AFP, October 25, 2013、al-Hayat, October 26, 2013、Kanal D, October 25, 2013、Kull-na Shuraka’, October
25, 2013、al-Mayadeen, October 25, 2013、Naharnet, October 25, 2013、al-Ra’y, October 25, 2013、Reuters, October 25, 2013、Rihab News, October 25, 2013、SANA,
October 25, 2013、UPI, October 25, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ県の対イラク国境付近で人民防衛隊がヌスラ戦線およびイスラーム国と激しく交戦、クウェート外相がトルコ外相との会談後の記者会見のなかで「シリアの失敗国家への転落」に関して警鐘を鳴らす(2013年10月24日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(10月24日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)はアレッポ県アターリブ市を支配する「自由シリア軍」に対して、シャリーア法廷に服すよう求めるとともに、市内の検問所2か所の撤去を要求した。

Kull-na Shuraka', October 27, 2013
Kull-na Shuraka’, October 27, 2013

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アレッポ県バーブ市および同市郊外を管轄するシャリーア委員会は声明を出し、「イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を承認せず、我々の兄弟と戦う組織だとみなす」と発表、相互主義の原則で対処するとの意思を表明した。

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イブン・タイミーヤ・ムジャーヒディーン大隊を名乗る武装集団はビデオ声明を出し、シリア当局が逮捕したサウジアラビア人男性を5日以内に釈放するよう、シリア、ロシア両政府に警告、釈放されない場合、拘束中のロシア人を処刑すると発表した。

ロイター通信(10月24日付)などが報じた。

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Rihab News, October 24, 2013
Rihab News, October 24, 2013

シリア国家建設潮流のルワイユ・フサイン代表は『ワタン』(10月24日付)に、シリア革命反体制勢力国民連立の一員としてジュネーブ2会議への参加を求める西側諸国の提案を同潮流が拒否したことを明らかにした。

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シリア国民評議会のアブドゥルバースィト・スィーダー前事務局長はAKI(10月24日付)に、ジュネーブ2会議への参加をめぐって、ロンドンでのシリアのとも連絡グループ外相会議での協議結果を受けて、評議会とシリア革命反体制勢力国民連立の間でコンセンサスに達しつつあるとしたうえで、大会への参加をめぐって「タカ派」は存在しないと述べた。

そのうえで、ジュネーブ2会議をめぐる決定(ジュネーブ合意)を遵守しようとしないのはアサド政権の側だと主張、同政権の影響力を維持するかたちでの移行期政府の樹立に改めて消極的な姿勢を示した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のサミール・ナッシャール氏は『ハヤート』(10月25日付)に、22日にイスタンブールで予定されていた総合委員会会合が11月1日に延期されたことを明らかにした。

総合委員会会合では、ジュネーブ2会議への参加について協議が予定されていた。

シリア政府の動き

アサド大統領はダマスカス郊外県での火力発電所ガス・パイプラインへのテロによる停電の復旧作業にあたる電力省、石油鉱物資源省のスタッフを慰問、謝意を示した。

SANA(10月24日付)が報じた。

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SANA(10月24日付)によると、ダマスカス国際空港近くの火力発電所に燃料ガスを供給するためのパイプラインが反体制武装集団によって破壊され、ダマスカス県南部一帯地域が停電した事件に関して、イマード・ハミース電力大臣が、他県などから電力供給を融通することで、停電が徐々に回復しつつあると述べた、と報じた。

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AFP(10月24日付)は、女性収監者問題を扱っている女性弁護士スィーマー・ナッサール氏の話として、シリアの当局が女性収監者64人を釈放したと報じた。

アレッポ県アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者の釈放をめぐって、反体制武装集団が主張してきた要求に応じた動き。

釈放された女性のほとんどが、ダマスカス郊外県出身者で、レバノン人1人、パレスチナ人3人も含まれており、いずれもアドラー女性刑務所に収監されていた。

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クッルナー・シュラカー(10月24日付)は、ヒムス刑事裁判所が、ブログへの書き込みを理由に2009年12月に逮捕され、スパイ容疑で禁固5年の有罪判決を受けていたタッル・マルーヒーさん(1991年、ヒムス生まれ、高校生)の刑期の4分の1への減刑を認めたと報じた。

マルーヒーさんの代理人を務めるウマル・カンダジー弁護士によると、この決定を受け、収監中のアドラー女性刑務所から24日釈放されると見られる。

国内の暴力

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、対イラク国境に位置するヤアルビーヤ町周辺で、民主統一党人民防衛隊がシャームの民のヌスラ戦線、イラク・シャーム・イスラーム国などと激しく交戦した。

この戦闘で、人民防衛隊はヤアルビーヤ町近郊のマズラア町、スィーハ村を制圧し、多数のサラフィー主義戦闘員を殺傷した。

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ヒムス県では、SANA(10月24日付)によると、スフナ市で、軍が反体制武装集団を掃討し、同地の治安を回復した。

またサダド村、マヒーン町、アーラーク村、ダール・カビーラ村、ハーリディーヤ村、ヒムス市バーブ・フード地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月24日付)によると、フタイタト・トゥルクマーン市で軍が反体制武装集団に対する特殊作戦を行い、同地を制圧した。

前線司令官によると、フタイタト・トゥルクマーン市の制圧により、ダマスカス国際空港街道一帯の反体制武装集団は完全に掃討されるという。

また軍は、TAMICO周辺、ザマルカー回廊、アルバイン市、ドゥーマー市郊外、ブワイダ市郊外、ムウダミーヤト・シャーム市、ダーライヤー市、ヤブルード市郊外、マアッラト・サイドナーヤー町、カーラ市西部、ナバク市北東部、ルハイバ市東部、アドラー市南部で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、イスラーム旅団の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月24日付)によると、ダルアー市内各所、タファス市、イズラア市、ブスル・ハリール市、ナワー市、ザアルール市、ハーヌート市、サイダー町、ナマル町、ハッラーン村、ドゥワイラ村、アイン・バイダー村で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月24日付)によると、ダッラ村、ジャバル・クーズ村で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、サウジアラビア人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月24日付)によると、クワイリス村、アルバイド村、ラスム・アッブード村周辺、アブー・ジャッバール村南部、ターディフ市、カースティールー街道、ナッカーリーン村、カラム・マイサル市、サフィーラ市で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、サラーフッディーン地区、シャイフ・ヒドル地区、サーフール地区、スライマーン・ハラビー地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月24日付)によると、マアッラトミスリーン市、カストゥーン村、アイン・ラールーズ市、シャイフ・バフル市、サラーキブ市、サルジャ村、バザーブール村、マンタス市、マアッラト・ヌウマーン市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(10月24日付)によると、ベカーア県西ベカーア郡ハウシュ・ハリーマ地方で、爆発物を積んで走行中の自動車を軍が追跡、乗っていた4人と交戦した。

これにより、自爆ベルトを着用した男性1人を含むシリア人2人が死亡、2人が逮捕された。この交戦により、レバノン軍兵士2人も負傷した。

諸外国の動き

クウェートのスバーフ・アーリド・ハマド・スバーフ外務大臣は、トルコのアフメト・ダウトオール外務大臣とクウェート市で会談し、シリア情勢などについて協議した。

会談後の共同記者会見でスバーフ外務大臣は「シリアは失敗国家へと転落しつつある。過激思想、麻薬、武器、犯罪者が横行している」と警鐘を鳴らした。

ダウトオール外務大臣は「トルコはシリア人避難民への門戸解放政策をとってきたが…、国際社会が適切な対応をとっておらず、失望と不快感を表明する」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表がトルコの首都アンカラに到着した。

AFP, October 24, 2013、AKI, October 24, 2013、al-Hayat, October 25, 2013、Kull-na Shuraka’, October 24, 2013, October 27, 2013、Naharnet,
October 24, 2013、NNA, October 24, 2013、Reuters, October 24, 2013、Rihab
News, October 24, 2013、SANA, October 24, 2013、UPI, October 24, 2013、al-Watan, October 24, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス郊外県の複数地点で軍が反体制武装集団に対する砲撃を強化するなか、ブラーヒーミー共同特別代表がヨルダン国王や同国外相と会談し「シリアとシリア国民が安全を取り戻すための政治的解決」の必要性を確認し合う(2013年10月23日)

反体制勢力の動き

アンサール・ワ・ムハージリーン軍のアブドゥッラフマーン・ハッラーク司令官は、「西欧、米国、そしてシリア政府は、自由シリア軍を名乗る集団を送り込み、イスラーム国家やジハード運動に対抗させようとしている」と非難した。

また「複数のアラブ諸国が、一部の集団を武器、資金で買収し、民衆とジハード運動の関係を破壊しようとしている」と付言した。

クッルナー・シュラカー(10月23日付)が報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のファーイズ・サーラ氏は、「連立は、全権を委任されない移行期政府、とりわけ軍、治安機関そして両組織に属するすべての機関に対して完全に権限を行使できない移行期政府の発足を受け入れることはないだろう…。シリアの現体制は、軍と治安機関がそれ以外の機関に対して権力を行使する体制であり、軍と治安機関が服さない政府は機能し得ない」と述べた。

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クッルナー・シュラカー(10月24日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、アレッポ県マンビジュ市で活動するアスハーブ・ヤミーン旅団(自由シリア軍)司令官のムハンマド・カンジュ氏を拉致したと報道した。

同報道によると、カンジュ氏拉致を受け、アスハーブ・ヤミーン旅団は、マンビジュ市、ジャラーブルス市のダーイシュの拠点を襲撃するとダーイシュに警告しているという。

シリア政府の動き

クッルナー・シュラカー(10月23日付)は、信頼できる情報筋の話として、アドラー女性刑務所に収監されていた女性16人が釈放され、ダマスカス県に移送、県知事から恩赦されたことを伝えられたと報じた。

同報道によると逮捕された16人のうち、氏名が明らかになった14人は以下の通り:

1. ガーダ・アッバール
2. スィーサン・アッバール
3. ハッバ・スィーサーン
4. ファーティマ・マルイー
5. ザイナブ・アジューブ
6. リーマー・バルマーウィー
7. ミールファト・ハマウィー
8. マルーワ・ズウビー
9. マルーワ・アミード
10. リーナー・マフムード・アフマド
11. ファーティマ・マルイー
12. サハー・ムハンナー
13. ワルダ・スライマーン
14. サファー・クタイト

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シリア外務在外居住者省は声明を出し、「シリア国民こそが、自らの指導部を選択し、シリアの現在と将来を描き出す当事者である。シリア国民はいかなる外国の勢力が、自らに代わって政府を選ぼうとすること、その権限や任務を決定することをも許さない」と発表した。

また21日のルクセンブルグクのEU外相会議に関して、「EUはテロ集団支援に基づく対シリア破壊政策に依存している」と非難した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、SANA(10月23日付)によると、イマード・フマイス電力大臣は、ダマスカス県南部の発電所(ダマスカス国外空港から16キロ離れたティシュリーン火力発電所)に燃料のガスを供給するパイプラインが「テロ攻撃」を受け、22日深夜に広い範囲で停電が発生した、と発表した。

これに関して、シリア人権監視団は、ダマスカス国際空港近くを反体制武装集団の迫撃砲で攻撃し、大きな爆発があったと発表した。

一方、ウマイヤの剣大隊の司令官は、ダマスカス県南部一帯の停電に関して、「ダマスカス国際空港に対してロケット弾を撃ち込み、そのうち1発がイラン人戦闘員や武器を積んだイランの航空機に被害を与えたと主張した。

クッルナー・シュラカー(10月24日付)によると、「自由シリア軍」の戦闘員2人が、ハイジャーナ市近郊を通るガス・パイプラインを手製のロケット弾「ヒッティーン3」によって破壊したという。

またこれと時を同じくして、ウマイヤの険大隊が「ヒッティーン3」によってダマスカス国際空港の燃料庫に砲撃を加え、反体制武装集団の狙撃手が直前に離陸した航空機を狙撃、これに対して軍の防空大隊が反撃し、大規模な停電になったのだという。

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同じくダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、キリスト教徒が多く住むサダド村に対して22日から攻撃を加えている反体制武装集団が、住民5人を殺害した。

反体制武装集団はサダド村の西側の地区と北側の地区の一部を占拠、軍の武器庫があるマヒーン町(スンナ派の村)方面への進軍を続けているという。

また武装集団の広報官のアラーバ・イドリース少尉は、サダド村襲撃に関して「史跡のあるこの村で起きていることの責任は政権にある」と述べる一方、戦闘員の進入に際して抵抗はなかったと主張した。

反体制武装集団の襲撃を受け、多くの村人が村から避難する一方、軍が奪還をめざし砲撃などを開始した。

一方、SANA(10月23日付)によると、サダド村に潜入した反体制武装集団を軍が撃退・追撃し、多数の戦闘員を殺傷した。

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同じくダマスカス郊外県では、『ハヤート』(10月24日付)によると、ムウダミーヤト・シャーム市に対して、軍が地対地ミサイルなどで「ヒステリックなまでに」砲撃を加えた。

一方、SANA(10月23日付)によると、ジャルマーナー市内に迫撃砲弾5発が着弾し、市民5人が負傷した。

また、フタイタト・トゥルクマーン市、ドゥーマー市郊外、ザマルカー回廊、ダーライヤー市、タイバ村、ムウダミーヤト・カラムーン山地一帯、ナバク市東北部、ジャイルード市東北部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、カアカーア大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、スフナ市から近隣の農村に避難した女性、子供らを含む住民15人(アムール家)を軍と「シャッビーハ」が殺害した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、バラームカ地区、ウマウィーイーン広場に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、複数の市民が負傷した。

また、ドゥンマル区(マシュルーア・ドゥンマル)の軍検問所を、反体制武装集団が爆弾を仕掛けた車で攻撃し、複数の兵士が死亡した。

一方、SANA(10月23日付)によると、アッバースィーイーン地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾2発が着弾し、市民4人が死亡、18人が負傷した。

またウマウィーイーン広場にも迫撃砲弾が着弾し、7人が負傷した。

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クナイトラ県では、『ハヤート』(10月24日付)によると、反体制武装集団の攻撃により軍兵士約20人が死亡した。

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ダルアー県では、『ハヤート』(10月24日付)によると、ダルアー市のダム街道地区、キャンプ地区、タファス市入り口の検問所2カ所などを軍が空爆・砲撃した。

一方、SANA(10月23日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装数段の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備、地下トンネルを破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月23日付)によると、アレッポ市のサアドゥッラー・ジャービリー広場(サアドゥッラー・ジャービリー地区)に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾3発が着弾し、市民6人が死亡し、30人が負傷した。

また、アレッポ市ジュダイダ地区、クワイリス村、ラスム・アッブード村、ダイル・ハーフィル市などで、軍が反体制武装数段の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月23日付)によると、ナフリヤー市、ダブシーヤ市、バラーギースィー市、カフルシャラーヤー市、アルバイーン山周辺、クーリーン市、アルマナーヤー市、マアッラトミスリーン市、カフルジャーリス市、サルミーン市、サラーキブ市周辺で、軍が反体制武装数段の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(10月23日付)によると、ウヌキーヤ村で、軍が反体制武装数段の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

ナハールネット(10月23日付)は、ベカーア県バアルベック郡ワーディー・フマイイド地方で、シリアから不法入国した車に乗った4人のシリア人を逮捕、大量の武器弾薬を押収したと報じた。

諸外国の動き

ヨルダンのアブドゥッラー・ナスール首相は記者団に対して「ヨルダンはシリア政府が弱体化してからも、シリアの反体制勢力を支援したことはない。シリア政府が2年半におよぶ危機を経て、より強力になっているのに、どうして今になって支援を検討できようか?」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、ヨルダンのアンマンを訪問し、国王アブドゥッラー2世、ナースィル・ジャウダ外務大臣らと会談、シリア情勢への対応について協議した。

ジャウダ外務大臣との会談に関して、ブラーヒーミー共同特別代表は、「重要で不可避な会談を行った」と述べるととも、「シリア国民を苛む悪夢を終わらせるのは、政治的対話を通じて以外にない」と強調した。

またジャウダ外務大臣も「シリアとシリア国民が安全を取り戻すための、政治的解決が必要」と述べた。

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イスラエルのモシェ・ヤアロン国防大臣は、クネセトの外交防衛委員会で、シリアでの化学兵器廃棄問題に関して「今のところシリア政府は誓約を遵守している」としたうえで、「我々は事態を追跡し、シリアをめぐる我々のレッドライン、すなわちヒズブッラーなどへの敵対勢力へのシリアの最新鋭兵器の供与阻止を強化する」と述べた。

AFP(10月24日付)が伝えた。

AFP, October 23, 2013、AKI, October 23, 2013、al-Hayat, October 24, 2013、Kull-na Shuraka’, October 23, 2013, October 24, 2013、Naharnet,
October 23, 2013、Reuters, October 23, 2013、Rihab News, October 23, 2013、SANA,
October 23, 2013、UPI, October 23, 2013などをもとに作成。

 

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリアの友連絡グループ外相級会合が開催されアサド大統領に「将来の政府におけるいかなる役割も担わせるべきでない」との方針で一致したとされる一方、シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長「シリア革命は国際社会に辟易している」(2013年10月22日)

反体制勢力の動き

シリア・ムスリム同胞団のズハイル・サーリム報道官はAKI(10月22日付)に「国際社会がシリア革命を導いているジュネーブへの道は、戦争犯罪者をシリア社会の支配に復帰させる道だ」と述べ、ジュネーブ2会議を非難する一方、「シリア人は今後、過激派、テロ非難の名目に行われる革命と革命家への非難を耳にすることになろう」と危機感を表明、抗議デモなどを通じた平和的な反体制運動を推進する必要があるとの見方を示した。

シリア政府の動き

シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は、国連安保理で「カタール、サウジアラビア、トルコ、そして一部の西側諸国の政府は、シリア情勢を誤ったかたちで解釈、対処しており、こうした行為は明らかに国連憲章、国際法の諸原則、平和的な紛争解決の原則に反している」と非難した。

またジャアファリー国連代表は「イスラエルは半世紀以上にわたり、国際人道法と人権法に体系的に違反し、その行為は戦争犯罪、人道犯罪の域に達している」と述べ、その占領政策を指弾する一方、イスラエルが占領下のゴラン高原から「テロ集団への支援を行っている」と指摘した。

一方、核兵器、化学兵器など大量破壊兵器の拡散防止に関して、ジャアファリー国連代表は「イスラエルは、化学兵器など大量破壊兵器拡散防止に関するいかなる同盟、合意にも参加していない」と追求し、中東地域における唯一の核兵器保有国のイスラエルに対して、国際社会が圧力をかけ、その廃絶をめざすべきだと主張した。

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(10月22日付)によると、ジャルマーナー市に迫撃砲弾約20発が着弾、うち3発は小学校と中学校の敷地内に着弾、子供1人が死亡、14人が負傷した。

一方、SANA(10月22日付)によると、フタイタト・トゥルクマーン市、ドゥーマー市、ムライハ市(TAMICO周辺)、アーリヤ農場、マアルーラー市周辺地域で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(10月22日付)によると、ラッカ市郊外のファフーハ村近くで、活動家のマフナド・ハーッジ・ウバイド氏が遺体で発見された。

ラッカ市はイラク・シャーム・イスラーム国によって占拠されているが、ファフーハ村はアサド政権支持者が多いことで知られているという。

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ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(10月22日付)によると、イスラーム軍が「首都南部戦線で政府軍の兵士40人を捕捉した」と発表した。

一方、SANA(10月22日付)によると、バルザ区、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月22日付)によると、カビール村、スーダー村、ザーヒー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国の外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月22日付)によると、マヒーン町、フワーリーン村、ヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、ワアル地区、クスール地区、カラービース地区、ダール・カビーラ村、ムシュリファ市、タッルドゥー市、タッル・ザハビーヤ農場、バーリダ地区、ラスタン市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月22日付)によると、アレッポ市ブスターン・バーシャー地区、ジュダイダ地区、ムスリミーヤ村回廊、ジャンドゥール・カースティールー回廊、クワイリス村、ラスム・アッブード村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月22日付)によると、ジャンナ村、サラーキブ市周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月22日付)によると、ジャースィム市・ナマル町間街道、タッル・マハッス村、アーリヤ村、カフルシャムス町、アクラバー村、アトマーン村周辺、タファス市北部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クッルナー・シュラカー(10月22日付)は、過去3ヶ月の間に、イラク・クルディスタン地域やトルコに避難していたクルド人住民26万8000人以上がシリア国内に帰国したと報じた。

レバノンの動き

サミール・ムクビル副首相は、2013年4月にアレッポ県カフルダーイル村で誘拐されたシリア正教会のグレゴリウス・ヨハネ・イブラーヒーム・アレッポ主教とギリシャ正教会のブールス・ヤーズジー・アレッポ主教と面談した。

ムクビル副首相は『ハヤート』(10月23日付)に、2人とも健康は良好で、安全な場所に拘束されているとしたうえで、「近く、非常によい知らせを耳にするだろう」と述べた。

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マロン派のビシャーラ・ラーイー総大司教は、カタールのタミーム・ビン・ハマド首長の招待でドーハを訪問した。

ナハールネット(10月22日付)などによると、ラーイー総大司教は出発前にベイルートのラフィーク・ハリーリー国際空港で、2013年4月にアレッポ県カフルダーイル村で誘拐されたシリア正教会のグレゴリウス・ヨハネ・イブラーヒーム・アレッポ主教とギリシャ正教会のブールス・ヤーズジー・アレッポ主教の釈放に向けて、カタール首脳が影響力を行使するだろうと述べた。

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NNA(10月22日付)などによると、北部県トリポリ市のバーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で、武装集団どうしが前日に引き続き交戦、軍兵士4人と市民8人が負傷した。

諸外国の動き

シリアの化学兵器廃棄の査察・検証を行う化学兵器禁止機関(OPCW)と国連の合同派遣団のスィグリッド・カーグ特別調整官は、ダマスカスで「現在までのところ、シリア政府は調査団の活動を支援するため完全に協力してくれている」と述べた。

al-Hayat, October 23, 2013
al-Hayat, October 23, 2013

AFP(10月22日付)が報じた。

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AP(10月22日付)は、シリアの化学兵器廃棄の査察・検証を行う化学兵器禁止機関(OPCW)と国連の合同派遣団に、米国が車輌10台を提供したと報じた。

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シリアの友連絡グループ外相級会合がロンドンで開かれ、米英仏独伊、エジプト、ヨルダン、カタール、サウジアラビア、トルコ、UAEの外相とシリア革命反体制勢力国民連立代表が参加、反体制勢力の支援、ジュネーブ2会議開催準備について協議した。

シリア革命反体制勢力の代表は、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長、ファールーク・タイフール副議長(シリア・ムスリム同胞団)、スハイル・アタースィー副議長、サーリム・ムスラト副議長から構成されていた。

シリアの友連絡グループは閉幕声明で、「アサドと自らの手を血で汚したその側近たちには、シリアで何らの役割もない…。この紛争で犯した行為への処罰が不可避である」との点で合意したと発表した。

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会合後の記者会見で、ジョン・ケリー米国務長官は「11カ国は交渉のテーブルにつく試みが必要との点でコンセンサスに達した。交渉による解決が図られなければ、虐殺は続き、激化するだろう」と述べた。

そのうえで、ジュネーブ2会議の交渉を有効に進めるため「可能な限り反体制勢力を支援する」と強調した。

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ウィリアム・ヘイグ英外務大臣は、シリアの友連絡グループが「アサドに将来の政府においていかなる役割も担わせるべきでない」との点で合意した」と述べた。

al-Hayat, October 23, 2013
al-Hayat, October 23, 2013

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フランスのローラン・ファビウス外務大臣は、会合について「反体制勢力にとって前向きなものだった」と高い評価を下した。

また「我々はジュネーブ2会議が開催されることを願っている。なぜなら唯一の解決策とは政治的なものだからだ。しかし、大会開催のため、穏健な反体制勢力と政権内の勢力(の参加)が不可避だが、バッシャール・アサドがいてはならない。こうしたことが起こらなければ、結果はアサド政権と過激派の際限のない紛争になろう」と述べた。

そのうえで「論理的な人のなかに、アサドが残留して政治的解決がなされると想像している者などいない」と強調した。

またイランの大会への参加の条件として、ファビウス外務大臣は「ジュネーブ合意を受諾し、アサドからすべての権限を奪う移行期政府を認めること」と述べた。

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しかし、シリア革命反体制勢力国民連立のジャルバー議長は、会合後の記者会見で「シリア革命は国際社会に辟易している」と述べ、シリアの友連絡グループの姿勢を批判した。

ジャルバー議長はまた、数日中にジュネーブ2会議への参加の是非を決定すると述べる一方、大会への参加の意思を示しているイランが、ヒズブッラー、アブー・ファドル・アッバース旅団とともにアサド政権を支援していると非難、「イランの支援がなければ、アサド政権は崩壊していただろう」と主張し、異議を唱えた。

さらに「我々は(ジュネーブ2会議に向かって)歩めば、我らが国民は我々を信用しなくなるだろう。ジュネーブ2賛成と言えば、革命と革命家への裏切りとなる…。我々は西側に航空禁止空域の設置、血塗られた体制への一撃を要求しているだけだ。どのように彼らは我々が参加することを望むというのだ…。率直に言おう。人道的に負い目を感じている国々は…我々の5つの「ラー」(No)に耳を傾けて欲しい:交渉するな、和解するな、承認するな、後退するな、無能な国際社会に反対。一方、権力移譲後の犯罪者の退任と戦争犯罪者処罰が目的であるのなら…ジュネーブ2を歓迎する…。我々の原則は明白だ。それは条件ではない。それなしにジュネーブ2が成功し得ない原則だ。すなわち、交渉開始に先立った、東グータ地方、ダマスカス南部、ヒムス市旧市街などへの人道回廊の保障、女性、子供ら収監社の釈放である。また政権移譲と殺人者の退任がなければ、我々の側からの交渉はない。また交渉の期限の設定、国連憲章第7章に基づく実施条件の設定(も必要だ)」と主張した。

そのうえで、「ジュネーブ2は(全権を有する移行期政府の樹立などを骨子とする)ジュネーブ1(2012年6月のジュネーブ合意)を意味する」と強調、「我々はアサド劇場の演者になることはできない…そのことを今日、外相らに伝えた…。今日起きたことは前向きなことだ。初めて、(シリアの友グループ)諸国は、ジュネーブ2会議の明確なビジョンをめぐって合意に達したからだ」と付言した。

AFP, October 22, 2013、AKI, October 22, 2013、AP, October 22, 2013、al-Hayat, October 23, 2013、Kull-na Shuraka’, October 22, 2013、Naharnet, October
22, 2013、Reuters, October 22, 2013、Rihab News, October 22, 2013、SANA, October
22, 2013、UPI, October 22, 2013などをもとに作成。

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民主的変革諸勢力国民調整委員会はジュネーブ2会議への参加の準備を明言するとともに「いまだ武装闘争に賭けている」シリア革命反体制勢力国民連立を批判、シリア・クルド国民評議会はジュネーブ2会議に派遣する使節団の人選を決定(2013年10月21日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表は『ワタン』(10月21日付)に対して、「ジュネーブ2会議の最終日程はまだ決まっていないが、ジョン・ケリー米国務長官、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣らが今月末に会合を開き、またアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表が地域各国を歴訪し、ダマスカスにも訪れ、最終的な日程を知らせるだろう」と述べた。

また「原則的に、開催日は11月下旬になるだろう…。大会日程の決定は潘基文国連事務総長の手の中にある」と強調した。

そのうえで調整委員会が「10人からなる使節団」を派遣する予定であることを明かす一方、「我々とシリア革命反体制勢力国民連立の間で連絡はなされていない。なぜなら彼らは外国にいるからだ。しかし、(連立やクルド最高委員会との間で)反体制勢力の統一使節団に関するある種の合意があるべきだと考えている。使節団の名はおそらく「シリア国民反体制勢力」となり、ヴィジョン、目的、対話の仕組みを共有すべきだ。その方がよい」と述べた。

反体制勢力どうしの対立については「問題はまず、連立が政治的解決とジュネーブ2会議への出席に同意するための決定を下す必要があるということだ。しかし、彼らは…今もなお、武装闘争に賭けてしまっており、ジュネーブ2への参加、そして交渉、対話を望んでいない」と批判した。

また「国内の反体制勢力の間で意見の相違はない。しかし、自由シリア軍に関しては意見の相違はある。しかし、彼らのほとんどは、在外の反体制勢力への信頼を失いつつあり、またジュネーブ2会議参加を外国諸国、地域各国が真剣に呼びかけるにいたり、彼らのほとんどは政治的解決、平和的な政権移譲を選択すると思う」と付言した。

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リハーブ・ニュース(10月21日付)によると、シリア・クルド国民評議会は、ハサカ県カーミシュリー市で20、21日の2日にわたって会合を開き、ジュネーブ2会議に派遣する使節団の人選を行った。

評議会事務局メンバーのアフマド・スライマーン氏によると、会合では以下11人の使節団メンバーが選出された。

アブドゥルハキーム・バッシャール(シリア革命反体制勢力国民連立副議長、シリア・クルド民主党パールティ書記長)
シリア・クルド・イェキーティー党代表2人(イブラーヒーム・バッルー(シリア革命反体制勢力国民連立政治委員会)ほか1人)
シリア・クルド進歩民主党代表2人(アブドゥルハミード・ダルウィーシュ書記長(シリア革命反体制勢力国民連立政治委員会)ほか1人)
シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)代表1人
クルディスタン・イェキーティー党代表1人
シリア・クルド左派党(シリア・クルド・アーザーディー党ムスタファー・ウースー派)代表1人
シリア・クルド民主平等党代表1人
シリア・クルド民主党パールティ(ナスルッディーン・イブラーヒーム派)代表1人
「改革運動」代表1人
無所属(フェヴロン・シャリーフ)

スライマーン氏はまた、反体制勢力が統一使節団を結成できない場合、シリア・クルド国民評議会は独自の使節団を派遣することを決定したと付言した。

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北の嵐旅団はフェイスブック(10月21日付)を通じて声明を出し、アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者9人の釈放に関して、アサド政権が女性収監者の釈放に同意したとの一部報道にもかかわらず、女性らの釈放は確認されておらず、旅団はその身柄を確保していない、と発表した。

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クッルナー・シュラカー(10月21日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立が、軍が包囲を続けるムウダミーヤト・シャーム市などダマスカス郊外県に対して、165万ドル相当の救済支援を行ったと報じた。

シリア政府の動き

アサド大統領はレバノンのマヤーディーン・チャンネル(10月21日付)の単独インタビューに応じた。

SANA, October 21, 2013
SANA, October 21, 2013

ガッサーン・ベン・ジッドゥー氏が行ったインタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り(http://www.almayadeen.net/ar/Programs/Episode/zVRv_tL3I02,s6JeAUSGuQ/2013-10-21-الرئيس-السوري-بشار-الأسد—المواقف-والخياراتhttp://sana.sy/ara/2/2013/10/22/508352.htm):

(2014年の大統領選挙への出馬の有無に関して)「答えは二つの点によって左右される。第1に個人的な願望、第2に民衆の願望である。第1の点に関して…、私は次期選挙への出馬を妨げるものはないと思っている。第2の点について…、我々がそれを話題にするのは時期尚早だ。大統領選挙の日程が発表されてからでないとそれについて検討することはできない」。

(ジュネーブ2会議が11月23日に開催されるかとの問いに対して)「いいえ。今のところ公式な日程はない。日程もないし、現時点では、我々がそれを成功させたいと思っても、開催を後押しする要因もない…。大会をめぐってはさまざまな問題が提示されている…。大会そのもの枠組みはいったいどのようなものなのか?」

「ジュネーブ2会議がテロリストへの資金援助を止めることを保証するのなら、シリアにとって何の問題もない…。テロリストへの資金援助、武器支援、シリアへの潜入支援が停止されるなら、シリアの危機解決において何の問題もない…。シリアの問題は一部の人々が見せようとしているのとは異なり、何ら複雑ではない…。複雑さというのは、外国の介入によって生じているのであって、実際は複雑ではない」。

「我々はブラーヒーミー氏にシリアに関する自身の任務を遂行し、逸脱しないよう求めている…。かれは仲介という任務を負かされている。仲介は中立的でなければならない。外国から負かされた任務を行ってはならず、現地(シリア)で戦う勢力どうしの対話プロセスのみに従わねばならない。これこそがアフダル・ブラーヒーミー氏の任務だ」。

「三度目の(シリア)訪問で、ブラーヒーミー氏は、2014年の大統領選挙に出馬しないよう私を説得しようとした。ないしはそのようなことを話した。2012年末だった。もちろん、それに対する答えは明白だった。つまり、この問題はシリアの問題で、シリア人以外の誰とも議論することはできない」。

「ムスリム同胞団に関して、彼らはテロからさらに過激なテロへと向かっている…。この集団はテロ組織であり、日和見集団だ。宗教ではなく欺瞞によって支えられており、政治的利益のために宗教を利用している」。

「トルコがテロリストのために基地を提供してきたこと、テロリストのために国内の空港を開放してきたことが、さまざまな証拠から明らかだ。テロリストのために国境を開放し、彼らの活動、兵站、移動、作戦などすべてを可能にしてきた…。レジェップ・タイイップ・エルドアン首相とシリア政府の相違のもとには、心情的な問題がある。なぜなら彼はムスリム同胞団に属しているからだ。同胞団はエルドアン首相にとってトルコ国民より重要な存在だ」。

「ヨルダンはテロリストの通路となっている…。ヨルダンは当初、遠くにいたが、割り込むようになって1年が経とうとしている」。

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アサド大統領は世界女性民主連合使節団とダマスカスで会談した。

会談には、ナジャーフ・アッタール副大統領らも同席した。

会談で、マルスィヤ・ガムブース代表は、トルコ語で「Boyun Egme」(従うな)と書かれた旗をプレゼントしたという。

この旗は、トルコの社会党が2011年の選挙運動で使用したもので、SANA(10月23日付)によると、使節団には、トルコの「平等と自由のための女性連合」の代表のほか、インド、ブラジル、ギリシャ、レバノン、ヨルダンの女性団体の代表が参加していた。

SANA(10月21日付、10月23日付)が伝えた。

国内の暴力

ダルアー県では、『ハヤート』(10月22日付)などによると、「ファッルージャ・ハウラーン旅団司令官」と「東部地域作戦司令官」を兼務する反体制活動家のヤースィル・アッブード(アブー・アンマール)大佐が、タファス市に対する軍の砲撃で死亡した。

アッブード大佐は1967年生まれで、反体制サイトなどによると、「ダルアー県の戦いと解放におけるもっとも代表的な英雄」だった。

ダルアー県の自由シリア軍事評議会広報局によると、アッブード大佐は「ダルアー県作戦司令室長」で、「南部地域においてもっとも代表的な前線司令官」だったという。

シリア・アラブ・テレビ(10月21日付)は、「いわゆるファッルージャ・ハウラーン旅団を率いる犯罪者で脱走士官のヤースィル・ムハンマド・アッブードが…テロリスト数10人とともにタファス市近郊で殺害され、そのアジト、犯罪の道具が破壊された」と報じた。

シリア人権監視団、シャーム・ネットワーク(10月21日付)によると、タファス市、ダーイル町、ブスラー・シャーム市などで、軍と反体制武装集団と激しく交戦し、軍が戦車などで砲撃を行った。

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ラタキア県では、シャーム・ネットワーク(10月21日付)によると、サルマー町周辺で、軍と反体制武装集団が交戦した。

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ハマー県では、シャーム・ネットワーク(10月21日付)によると、ハウワーシュ村、ジスル・ジスル・バイト・ラース村を軍が砲撃した。

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ダイル・ザウル県では、シャーム・ネットワーク(10月21日付)によると、「自由シリア軍」がダイル・ザウル市とダマスカス県を結ぶ高速道路に位置するシューラー検問所を制圧した。

またダイル・ザウル市のラシュディーヤ地区で、軍と反体制武装集団が交戦した。

一方、アクス・サイル(10月21日付)は、ダイル・ザウル県の国防隊を指揮するハーズィム・シャアラーン氏が銃で撃たれ負傷した、と報じた。

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ダマスカス郊外県では、ダマスカス空港街道沿いで、軍、ヒズブッラーの民兵、アブー・ファドル・アッバース旅団が反体制武装集団と交戦した。

またシリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などが20日に制圧したTAMICO製薬工場のムライハ市郊外一帯に対して、軍が空爆を行った。

このほか、軍はムウダミーヤト・シャーム市などに対して砲撃を行った。

一方、SANA(10月21日付)によると、ヤブルード市東部、ダイル・アティーヤ市南部、アドラー市、ルハイバ市東部、ハーン・シャイフ・キャンプで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月21日付)によると、アトバウ市での戦闘で、軍がシャームの民のヌスラ戦線司令官の一人マーヒル・クタイファーン氏を殺害した。

またダルアー市各所、ダーイル町、ヤードゥーダ氏、ラジャート市、シャイフ・マスキーン市、ザルザラ市、ヒーラーン村、キタール市、アイン・フライハ市、ザフラ・ハファーイル市、フラーク市・ムライハト・アトシュ村街道、ナワー市などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月21日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、カースティールー街道、フライターン市東部、マンスーラ村、ジャマージマ村、ジャービリーヤ村、クワイリス村、ラスム・アッブード村周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またアレッポ市では、サイフ・ダウラ地区、サラーフッディーン地区、ジュダイダ地区などで、軍が反体制武装集団を撃退し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月21日付)によると、マアッラトミスリーン市、タフタナーズ市、サラーキブ市北部、ナリラヤー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

NNA(10月21日付)は、2012年8月にベイルート県で発生したトルコ航空パイロット2人の誘拐事件の容疑者3人が保釈されたと報じた。

容疑者3人は50万レバノン・ポンドの保釈金をレバノンの裁判所に対して支払った。

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トルコの日刊紙『サバフ』(10月21日付)は、2012年8月にアレッポ県アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者の解放に関して、トルコの情報機関MITが「映画ばりの作戦」で救出を行ったと報じた。

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AFP(10月21日付)によると、ベカーア県ヘルメル郡のシリア国境に近い複数の地域(カーア村など)にシリア領から発射されたロケット弾4発が着弾した。

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NNA(10月21日付)などによると、北部県トリポリ市のバーブ・タッバーナ地区、ジャバル・ムフスィン地区で、武装集団どうしが交戦、市民・兵士5人が負傷した。

諸外国の動き

ジョン・ケリー米国務長官は、パリでサウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣、カタールのハーリド・アティーヤ外務大臣らと会談し、ジュネーブ2会議開催準備などへの対応について協議した。

ケリー国務長官はアティーヤ外務大臣との共同記者会見で、シリアの穏健な反体制勢力への支援を続けると述べる一方、イランが2012年6月のジュネーブ合意に同意していないがゆえ、ジュネーブ2会議において建設的に貢献することは難しいとの見方を示した。

またケリー国務長官は「アサド大統領が再び(大統領に)立候補し、再選されれば…、次のようになると言えよう。この戦争は彼が今のままでとどまれば終わることはない」と脅迫した。

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EU外相会議がルクセンブルクで開かれ、シリア情勢、とりわけジュネーブ2会議開催準備への対応などについて協議した。

会議後に出された声明で、EU諸国外相は「11月末までに大会を開催するため、国連安保理議長の呼びかけにすべての当事者が積極的に応じる」ことが重要だとの姿勢を示した。

また「大会が、互いのコンセンサスをもって平和的移行を保障し、全権を有する移行期政府発足をめざすべき」としたうえで、2012年のジュネーブ合意を遵守し、「政治的ステップを保障するため、退行できない期限」を設定すべきだと強調した。

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英国のウィリアム・ヘイグ外務大臣は、22日にロンドンで開催されるシリアの友連絡グループ外相会議に関して、『ハヤート』(10月22日付)に、シリア革命反体制勢力国民連立に対して、ジュネーブ大会開催に向けてともに行動する、と述べた。

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ドイツのギド・ヴェスターヴェレ外務大臣は、シリア情勢に関して「避難民への支援を行い、シリアに和平と安定をもたらす条件を検討することが重要であるために、政治的解決が必要」としたうえで、「すべての関係当事者が交渉の用意がなければ、解決はなされない。それゆえ、我々はジュネーブ大会を支援している」と述べた。

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アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表がエジプトに次いでイラクを訪問し、ヌーリー・マーリキー首相、ホシェリ・ゼバリ外務大臣らと会談、ジュネーブ2会議の開催準備などについて協議した。

会談後、マーリキー首相は声明を通じて、ブラーヒーミー共同特別代表が、アサド政権に「譲歩」を説得するようイラク側に支援要請を行ったことを明らかにした。

また会談後の記者会見で、ブラーヒーミー共同特別代表は、「ジュネーブ2会議の日程は11月になることを望む…。(日程)合意後に発表されるだろう」と述べた。

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化学兵器禁止機構は、シリアの化学兵器廃棄の査察・検証を行う化学兵器禁止機関(OPCW)と国連の合同派遣団のスィグリッド・カーグ特別調整官がダマスカスに到着したと発表した。

AFP, October 21, 2013、’Aks al-Sayr, October 21, 2013、al-Hayat, October 22, 2013、Kull-na Shuraka’, October 21, 2013, October 22, 2013、al-Mayadeen,
October 21, 2013、Naharnet, October 21, 2013、NNA, October 21, 2013、Reuters,
October 21, 2013、Rihab News, October 21, 2013、Sabah, October 21, 2013、SANA, October 21, 2013, October 23, 2013、Shabaka Sham,
October 21, 2013、UPI, October 21, 2013、al-Watan, October 21, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヌスラ戦線の指導者が同戦線とイスラーム国との関係について「意見の相違が生じたために離別した」ことを明らかに、アラブ連盟のアラビー事務総長はジュネーブ2会議が11月23日に開催されることを明言(2013年10月20日)

反体制勢力の動き

民主的変革諸勢力国民調整委員会のハイサム・マンナーア在外局長は、アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表が述べた「説得力のある反体制勢力」という言葉に関してロシア・トゥデイ(10月20日付)に、「シリアの友連絡グループ」の介入がなくなれば出現するだろう、と述べた。

マンナーア氏はまた「説得力のある反体制勢力はクルド最高委員会、民主的変革諸勢力古訓民調整委員会、シリア革命反体制勢力国民連立を包摂する」と述べた。

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シャームの民のヌスラ戦線の指導者(アミール)の一人でアブー・アミールを名乗る活動家はジャズィーラ(10月20日付)に、アサド政権崩壊後のシリアでの活動に関して「イスラーム的になれば、国家の一部をなすだろう。しかし、我々は自分たちの意見を押しつけることはせず、よりよい将来を選ぶよう、人々に今教示している」と述べた。

アブー・アミール氏はまた、シリアの反体制武装集団と良好な関係にあると述べる一方、シリア革命反体制勢力国民連立について「我々みなにとって、現地の活動家の方が彼らより重要だ」と非難した。

また自身の経歴については「平和的でも開始以来、革命運動体に属してきた」と述べ、2011年3月に始まった反体制運動に一貫して参加してきたと主張した。

さらにヌスラ戦線の武装活動について、アブー・アミール氏は「戦線は民間人を標的としておらず、彼らの生命…を守るべく個々人が努力している…。我々は殺人者と戦っており、そのために爆破、狙撃などといった手段を駆使している…。我々が民間人を標的にしていると非難する者は嘘つきだ」と強調した。

一方、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)との関係については、「意見の相違…が生じたため、ヌスラ戦線はダーイシュから別れ、独立した」と述べるにとどまった。

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ダマスカス県・ダマスカス郊外県で活動する複数の反体制武装集団17組織がビデオ声明を出し、「古都ダマスカスおよび同郊外ムジャーヒディーン連合」を結成すると発表した。

「古都ダマスカスおよび同郊外ムジャーヒディーン連合」はムハンマド・ヒムスィー・アブー・カッスー大尉が司令官を務め、以下の組織が参加を表明した。

シャーム殉教者旅団
ダマスカスの険旅団
シャーグール・ムジャーヒディーン大隊
バッラー・ブン・マーリク大隊
アンサール・シャーム大隊
真実の旗大隊
アール・バイトの末裔中隊
バーブ・ハディード中隊
バーブ・サギール中隊
バーブ・トゥーマー中隊
バーブ・ジャービヤ中隊
バーブ・カイサーン中隊
バーブ・シャルキー地区中隊
バーブ・ワリード中隊
バーブ・サリージャ中隊
バーブ・サラーム中隊
バーブ・ムサッラー地区中隊

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クッルナー・シュラカー(10月20日付)は、アレッポ県アレッポ市内の「解放区」で活動する反体制活動家が衛生テレビ放送「シャフバー・チャンネル」開設を発表したと報じた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ムアーッズ・ハティーブ前代表はフェイスブック(10月20日付)で、ジュネーブ2会議参加の条件に関して「政治的でなく、人道的」でなければならないと述べ、刑務所に収監中の女性、子供を釈放するよう求めた。

シリア政府の動き

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣は、レバノンのアドナーン・マンスール暫定外務大臣と電話会談を行い、アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者9人の解放に対して祝辞を述べる一方、「シリアは努力を惜しむことなく、レバノンを支援するあらゆることを行うだろう」との言葉を贈った。

UPI(10月20日付)が報じた。

国内の暴力

ハマー県では、SANA(10月20日付)によると、ハマー市東部入り口に位置する農業機器会社近くで反体制武装集団戦闘員による自爆テロが発生し、市民37人が死亡、約80人が負傷、自動車32台が大破した。

自爆テロは、1.5トンの爆発物が仕掛けられた自動車を用いて行われた。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月20日付)によると、ジャルマーナー市内の住宅地に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、市民21人が負傷した。

また、ザマルカー回廊、ドゥーマー市郊外、TAMICO製薬会社周辺(ムライハ市)、カースィミーヤ市、ダブラ市郊外、ムウダミーヤト・シャーム市、マハッバ村、アドラー市、ヤブルード市西部、カラムーン山地一帯南部、ナバク市北東部で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、TAMICO製薬工場のムライハ市郊外一帯を20日にハビーブ・ムスタファー旅団、シャバーブ・フダー大隊、そしてシャームの民のヌスラ戦線が制圧した。

同監視団によると、ヌスラ戦線は、TAMICO検問所に対して爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行い、軍兵士16人を殺害した。

戦闘では、反体制武装集団戦闘員15人も死亡したという。

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ダマスカス県では、SANA(10月20日付)によると、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(10月20日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、サフィーラ市、マアスラーニーヤ市、ナイラブ村北部、ラスム・アッブード村、クワイリス村、タッル・ハースィル村・タッルアラン市回廊、アレッポ市ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月20日付)によると、ガントゥー市、ヒルブナフサ村、ガースィビーヤ村、ハーリディーヤ村、ダール・カビーラ村、ラスム・スワイド村、キースィーン市、クマイリー村、ナジュマ村、ラスタン市、ガジャル村、ヒムス市バーブ・フード地区、カラービース地区、ハミーディーヤ地区、クスール地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月20日付)によると、ハミーディーヤ村、ジャーヌーディーヤ町、アーリヤ村、ハッルーズ村、ハーッジ・ハンムード農場、クマイナース村、サルジャ村、シュワイハ村、アブー・ズフール航空基地周辺、マルイヤーン村、カストゥーン村、ファイルーン村、フータ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月20日付)によると、ダルアー市、サマン丘、マアルバ町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月20日付)によると、西サムダーニーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

諸外国の動き

エジプト訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表はアラブ連盟のナビール・アラビー事務総長と会談した。

会談後の共同記者会見で、アラビー事務総長は「乗り越えられるべき多くの困難」があるとしつつ、(会談で)11月23日にジュネーブ2会議が開催されることが決定された」と明言した。

これに対して、ブラーヒーミー共同特別代表は「日程はまだ正式には決まっていない」としつつ、11月23日のジュネーブ2会議開催に向けて準備を進めていることを明らかにした。

また反体制勢力の姿勢に関して「シリアの反体制勢力は多くの問題に直面している。シリア国民の重要な一部を代表する説得力のある反体制勢力がいなければ、大会は開催されない」と述べた。

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シリア国内で化学兵器廃棄に向けた準備を行っている化学兵器禁止機関の調査先遣隊が、化学兵器弾頭の破壊のために訪れていた同国内某所での作業を終え、ダマスカスに帰任した。

ロイター通信(10月20日付)が伝えた。

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フランス外務省報道官は、ジュネーブ2会議に関して、「我々は反体制勢力がこの会議で統合されていることを望んでいる」と述べた。

AFP, October 20, 2013、Aljazeera.net, October 20, 2013、al-Hayat, October 21, 2013, October 22, 2013、Kull-na Shuraka’, October 20, 2013,
October 21, 2013、Naharnet, October 20, 2013、Reuters, October 20, 2013、Rihab
News, October 20, 2013、Russia Today, October 20, 2013、SANA, October 20,
2013、UPI, October 20, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ県で反体制武装集団に拉致されていたレバノン人巡礼者9人がベイルート空港に到着、ヌスラ戦線の戦闘員がジャルマーナー市の検問所で自爆テロを実行し兵士16名が死亡(2013年10月19日)

反体制勢力の動き

ラッカ県などで活動する「アナー新メディア機構」は、同県などでのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の活動に関して「そのほとんどは、市民社会、とりわけシリア革命社会に利さない」と批判する声明を出した。

同声明によると、イラク・シャーム・イスラーム国は10月15日、ラッカ市内の同機構事務所に押し入り、機材、文書などを持ち去ったほか、10月1日には、同機構の幹部でジャーナリストのラーミー・ラズーク氏をラッカ市・タブカ市間で拘束したという。

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イスラーム軍広報局は、ヒムス県スフナ市での18日の戦闘で、多数のロシア軍兵士を殺害した、と発表した。

クッルナー・シュラカー(10月19日付)が伝えた。

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クッルナー・シュラカー(10月20日付)は、シリア民主主義者連合が執行部会合を開き、以下のメンバーを、各部局の責任者に任命したと報じた。

政治局:ミシェル・キールー代表、アブドズルアズィーズ・タンムー(執行部)、サーイル・ムーサー
広報局:ファーイズ・サーラ(執行部)、バヒーヤ・マールティーニー(執行部)、ウマル・クーシュ(執行部)、サミール・サイーファーン(書記長)
救済局:カータリーン・タッリー(執行部)
研究局:ザカリヤー・サッカール(執行部)
組織局:マーズィン・ハッキー(執行部)、バヒージャ・トゥラード

シリア政府の動き

シリア・アラブ・テレビ(10月19日付)は、化学兵器禁止機関の調査先遣隊の活動の様子を撮影したリポートを放映した。

al-Hayat, October 20, 2013
al-Hayat, October 20, 2013

国内の暴力

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団などによると、ジャルマーナー市入り口の検問所で、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員が自爆テロを行った。

リハーブ・ニュース(10月19日付)によると、この自爆テロで軍兵士16人が死亡、多数が負傷した。

シリア人権監視団によると、また反体制武装集団は、ジャルマーナー市に対して砲撃を行った。

これに対して、軍は、この爆発後、ジャルマーナー市郊外一帯を空爆した。

このほか、ムウダミーヤト・シャーム市では、軍が同市突入に向けて、激しい砲撃を加えたという。

一方、リハーブ・ニュース(10月19日付)によると、また反体制武装集団は、軍が拠点として使用していたTAMICO工場の施設を制圧したと発表した。

他方、SANA(10月19日付)によると、ハラスター市、ザマルカー回廊、ナシャービーヤ町郊外、バハーリーヤ市郊外、カースィミーヤ市郊外、ブワイダ市郊外、フジャイラ村、アドラー市郊外、ダイル・アティーヤ市郊外、ナバク市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺害、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、リハーブ・ニュース(10月19日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺で、軍とシャームの民のヌスラ戦線が交戦した。

一方、SANA(10月19日付)によると、アレッポ中央刑務所周辺、タッル・ハースィル村、タッルアラン村、ナイラブ村東方、アブー・ダンナ村、クワイリス村、アレッポ市ジュダイダ地区などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員らを殺害、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、リハーブ・ニュース(10月19日付)によると、「自由シリア軍」がラシュディー地区、文学部一帯を制圧した。

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ラッカ県では、リハーブ・ニュース(10月19日付)によると、「自由シリア軍」が第17師団本部周辺での軍との戦闘で、軍のシャラフ・イブラーヒーム・シャアバーン准将を殺害した。

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ダマスカス県では、SANA(10月19日付)によると、カーブーン区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺害、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月19日付)によると、ワーディー・ダイフ軍事基地周辺、ハーミディーヤ村、アブー・ズフール航空基地周辺、カフルナブル市、マジュダリヤー村、サルジャ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺害、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(10月19日付)によると、ヒムス市ワルシャ地区、ハミーディーヤ地区、ダール・カビーラ村、シューマリーヤ山地一帯、タッルカラフ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺害、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月19日付)によると、ナマル町、タッル・マハッス市、ダルアー市、タファス市、シューマラ市、ナスィーブ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線戦闘員らを殺害、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(10月19日付)によると、サルマー町、ドゥーリーン村、カフルダルバ村、ザーヒヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺害、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

2012年5月にアレッポ県アアザーズ市でシリアの反体制武装集団に拉致されたレバノン人巡礼者9人が、トルコのイスタンブール国際空港を経由し、ベイルートのラフィーク・ハリーリー国際空港に到着した。

AFP(10月19日付)が報じた。

複数のメディアによると、解放されたレバノン人巡礼者9人を載せたカタール航空機には、レバノンのアッバース・イブラーヒーム総合治安局長とカタールのハーリド・アティーヤ外務大臣が同乗していたという。

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NNA(10月19日付)は、アレッポ県アアザーズ市で2012年5月に誘拐されたレバノン人巡礼者9人の解放を受けるかたちで、同年8月にレバノンで誘拐されたトルコ航空パイロット2人が解放され、ベイルートのラフィーク・ハリーリー国際空港に向かっていると報じた。

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2012年5月にアレッポ県アアザーズ市で拉致されたレバノン人巡礼者9人の解放に向けた動きは、レバノンのアッバース・イブラーヒーム総合治安局長とカタールのハーリド・アティーヤ外務大臣のトルコ訪問により、一気に加速した。

これに関して、ナハールネット(10月19日付)は、カタールが1億5,000万ドルの身代金を支払うなどして仲介者の役割を果たしたことで、レバノン人巡礼者9人の解放が実現した問題が解決したと報じた。

また、LBCI(10月19日付)、ジャディード(10月19日付)などによると、レバノン人巡礼者9人の釈放をめぐってはまた、2012年8月にレバノンで拉致されたトルコ航空パイロットら2人の釈放を補償するよう求める一方、シリア政府が、女性収監者282人の釈放を求めていた誘拐犯である北の嵐旅団の要求に沿うかたちで、女性収監者多数を釈放した。

なお、イブラーヒーム総合治安局長はトルコ訪問に先立って、シリアのダマスカスを訪問していた。

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NNA(10月19日付)によると、アッカール県アッブーディーヤ村で、住民がシリア領内からの砲撃に抗議して、国際幹線高速道路を一時封鎖した。

諸外国の動き

アフダル・ブラーヒーミー共同特別代表は、中東歴訪の第1の訪問国エジプトで、ナビール・ファフミー外務大臣と会談、シリア情勢について協議した。

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『テレグラフ』(10月19日付)は、シリア国内の某所で5週間にわたって医療ボランティア活動に参加していた英国人外科医のデヴィッド・ノート氏が、シリア軍狙撃手たちが妊婦の腹部など、体の一部分を狙い撃つ「ゲーム」をやっていたと証言した、と伝えた。

AFP, October 19, 2013、The Telegraph, October 19, 2013、al-Hayat, October 20, 2013、al-Jadeed, October 19, 2013、Kull-na Shuraka’, October
19, 2013, October 20, 2013、LBCI, October 19, 2013、Naharnet, October 19,
2013、NNA, October 19, 2013、Reuters, October 19, 2013、Rihab News, October
19, 2013、SANA, October 19, 2013、UPI, October 19, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラーム軍がヒムス県タドムル市郊外のスフナ市の90%を制圧する一方、シリア・ムスリム同胞団の若手活動家がバヤーヌーニー監督者を含む同団の重鎮らを事実上追放することに成功したと報じられる(2013年10月18日)

反体制勢力の動き

クッルナー・シュラカー(10月18日付)は、17日のジャーミア・ジャーミア少将の殺害に関して、シリアのムハーバラートがイスラエルのモサド、サウジアラビアのバンダル・ブン・サルマーン皇太子の関与さえも疑っていると報じた。

またアフバール・アーン(10月18日付)は、17日のジャーミア・ジャーミア少将の死に関して、アサド政権による暗殺だと断じたうえで、同政権がルストム・ガザーラ政治治安部長、ジャミール・ハサン空軍情報部長、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長の暗殺も計画している、と主張した。

暗殺は、ジュネーブ2会議に先立って、政権が自らの汚名を返上することが目的なのだという。

これに対して、シリア人権監視団は「ジャーミア少将は、アル=カーイダとつながりのある反体制武装集団との戦闘時に、狙撃手に撃たれて死亡した」と発表した。

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シリア国民評議会事務局長でシリア革命反体制勢力国民連立のジョルジュ・サブラー氏は、RIAノーヴォスチ通信(10月18日付)に、連立がジュネーブ2会議への参加を決定した場合、評議会は連立を脱会するだろう、と述べた。

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クッルナー・シュラカー(10月18日付)は、シリア・ムスリム同胞団の若手活動家が、ファールーク・タイフール副監督者を事実上追放することに成功したと報じた。

タイフール副監督者は、シリア革命反体制勢力国民連立副代表、シリア国民評議会事務副長として、ミシェル・キールー、サウジアラビアとの連携を推進してきた主要人物。

同報道によると、若手活動家は、タイフール副監督者とともに、同胞団内で「保守派」とされる重鎮のアリー・サドルッディーン・バヤーヌーニー氏、ムハンマド・ヒクマト・ワリード氏も同時に、追放したという。

シリア政府の動き

17日にダイル・ザウル県で殺害されたジャーミア・ジャーミア少将の遺体が、空路でラタキア県の生地ザーマー村に搬送され、SANA(10月19日付)などによると、多数の市民によって出迎えられた。

Kull-na Shuraka', October 18, 2013
Kull-na Shuraka’, October 18, 2013

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クッルナー・シュラカー(10月19日付)によると、ハマー県スカイラビーヤ市出身のキリスト教徒兵士8人の集団葬儀が行われた。

8人はアレッポ県ハナースィル市の攻防戦に投入され、死亡したという。

国内の暴力

ダイル・ザウル県では、複数の活動家によると、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区で、シャームの民のヌスラ戦線が、軍との戦闘時に補足した兵士10人を処刑した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、クルド人が多く住むタッルアラン村に対する軍の砲撃で、子供6人を含むクルド人12人が死亡した。

『ハヤート』(10月19日付)によると、タッルアラン村は、7月以降、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によって占拠されているという。

また、シリア人権監視団によると、ハナースィル市と防衛工場機構の間で、軍と反体制武装集団が交戦し、軍兵士20人、戦闘員7人が死亡した。

さらに、フジャイラ村、ウバイダ村、および両村近郊の防空大隊本部が反体制武装集団の攻撃を受けた。

一方、SANA(10月18日付)によると、アレッポ中央刑務所を襲撃した反体制武装集団を軍が殲滅した。

またサフィーラ市周辺、クワイリス村、ラスム・アッブード村、アレッポ市ジュダイダ地区、ライラムーン地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(10月18日付)によると、イスラーム軍がタドムル市郊外のスフナ市の90%を制圧した。

一方、SANA(10月18日付)によると、タドムル市郊外のスフナ市を襲撃した反体制武装集団を軍が撃退、数十人の戦闘員を殺害した。

またヒムス市ジャウラト・シヤーフ地区、ハミーディーヤ地区、クスール地区、カラービース地区、グータ地区、ラスタン湖、タッルカラフ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらにヒムス市ワアル地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、市民2人が負傷した。

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ダマスカス県では、SANA(10月18日付)によると、カーブーン区、バルザ区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またバーブ・トゥーマ広場に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾3発が着弾し、市民3人が死亡、複数が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(10月18日付)によると、ザマルカー回廊、ハラスター市、アッブ農場、ナシャービーヤ町郊外、ブワイダ市郊外、リーマー農場、ヤブルード市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

またジャルマーナー市に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、ジャルマーナー外科病院が被害を受けた。

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ハマー県では、SANA(10月18日付)によると、ムハルダ市郊外で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(10月18日付)によると、ハーミディーヤ市、ワーディー・ダイフ、サラーキブ市周辺、カスタン村、バシーリーヤ村、ハージ・ハンムード農場、ハッルーズ村、ブザイト村、マルイヤーン村、ラーミー村、マアッラトミスリーン市、サラーキブ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(10月18日付)によると、ダルアー市旧税関地区、ナワー市、タファス市、ブスラー・シャーム市、サフム・ジャウラーン村、インヒル市、ヒーラーン村、ガディール・ブスターン市、ザアルーラ市、フィード市、ラジャート高原、ブラーク村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

レバノンの動き

マルワーン・シルビル暫定内務大臣は、ジャディード(10月18日付)に、トルコ入りした総合情報総局のアッバース・イブラーヒーム総局長からの情報として、2012年5月にアレッポ県アアザーズ市でシリアの反体制武装集団に拉致されたレバノン人巡礼者9人が「釈放され、トルコに向かっている」と述べた。

諸外国の動き

カタールのハーリド・アティーヤ外務大臣はジャズィーラ(10月18日付)で「カタールの仲介により、(アレッポ県アアザーズ市で反体制武装集団に誘拐されていた)レバノン人9人が釈放された」ことを明らかにした。

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UNHCR報道官は、2013年8月以降、エジプトを「不法出国」しようとしたシリア人800人以上がエジプト当局に逮捕された、と発表した。

同報道官によると、逮捕されたシリア人のうち、589人が女性、84人が子供だという。

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『ハヤート』(10月19日付)は、キプロス政府が声明を出し、シリアの化学兵器廃棄の査察・検証を行う化学兵器禁止機関(OPCW)と国連の合同派遣団の本部設置をOPCWとの間で合意したと発表した、と報じた。

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英国外務省は、10月22日にロンドンでシリアの友連絡グループ(別称、ロンドン・グループ、ないしはロンドン11)の外相級会合を開催し、ジュネーブ2会議の開催準備に関して関係国間で協議を行うと発表した。

参加国は、エジプト、フランス、ドイツ、イタリア、ヨルダン、カタール、サウジアラビア、トルコ、UAE、英国、米国。

また会合には、シリア革命反体制勢力国民連立も参加予定。

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米国務省のジェン・サキ報道官は、シリア軍によるダマスカス郊外県グータ地方、とりわけムウダミーヤト・シャーム市への包囲を厳しく非難した。

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ベルギー日刊紙『スタンダード』(10月18日付)は、シリアでの反体制武装活動に参加するために昨年、シリアに潜入した18歳のサラフィー主義者のベルギー人青年が、1週間前にオランダに入国、ベルギーへの帰国しようとしている、と報じた。

AFP, October 18, 2013、Akhbar al-An, October 18, 2013、Aljazeera.net, October 18, 2013、al-Hayat, October 18, 2013、Kull-na Shuraka’, October 18, 2013, October 19, 2013、al-Jadeed,
October 18, 2013、Naharnet, October 18, 2013、Reuters, October 18, 2013、Rihab
News, October 18, 2013、SANA, October 18, 2013、UPI, October 18, 2013などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.