トルコ軍のドローンがアレッポ県タッル・リフアト市近郊を走行中のシリア民主軍の車を爆撃、4人が死傷(2023年8月18日)

アレッポ県では、ANHA(8月18日付)によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を走行中の車を爆撃した。

シリア人権監視団によると、爆撃は、シリア政府のヌッブル市とザフラー町に近い街道を走行中の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輛に対して行われ、1人が死亡、3人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア国民軍の部隊がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配したにあるマンビジュ市東のサイヤーダ村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の拠点への潜入を試み、マンビジュ軍事評議会が迎撃、シリア国民軍の戦闘員1人を殺害、3人を負傷させた。

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ハサカ県では、ANHA(8月18日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタウィーラ村を砲撃した。

AFP, August 18, 2023、ANHA, August 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2023、‘Inab Baladi, August 18, 2023、Reuters, August 18, 2023、SANA, August 18, 2023、SOHR, August 18, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県タッル・タムル町近郊のドローンで爆撃(2023年8月17日)

ハサカ県では、ANHA(8月17日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタウィーラ村を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

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アレッポ県では、ANHA(8月17日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハッラーブ・シャムスィー村、クワンディー・マーズィン(ズーク・カビール)村を砲撃した。

AFP, August 17, 2023、ANHA, August 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2023、‘Inab Baladi, August 17, 2023、Reuters, August 17, 2023、SANA, August 17, 2023、SOHR, August 17, 2023などをもとに作成。

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米財務省外国資産管理室(OFAC)はトルコが支援するシリア国民軍に所属する武装集団2組織とそのメンバー3人をSDNリストに追加(2023年8月17日)

米財務省外国資産管理室(OFAC)は、大統領令第13894号(2019年10月14日)に基づき、トルコが支援するシリア国民軍に所属する武装集団3組織とそのメンバー3人をSDNリスト(特別指定国民および資格停止者リスト)に追加したと発表した。

SDNリストに追加された組織とメンバーは以下の通り:

  • サイフ・ブーラード・アブー・バクル(サイフ・アブー・バクル):ハムザ師団の幹部
  • ムハンマド・フサイン・ジャースィム(アブー・アムシャ):スライマーン・シャー師団の司令官
  • ワーリド・フサイン・ジャースィム:ムハンマド・フサイン・ジャースィムの兄弟
  • サフィール・オート社
  • ハムザ師団
  • スライマーン・シャー師団

リストへの追加はアレッポ県アフリーン郡の住民に対する人権侵害が理由。

AFP, August 17, 2023、ANHA, August 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2023、‘Inab Baladi, August 17, 2023、Reuters, August 17, 2023、SANA, August 17, 2023、SOHR, August 17, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合の戦闘機2機が55キロ地帯上空で定期航行を行っていたロシア軍戦闘機1機に対して「危険な接近」を行ったと発表(2023年8月17日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米主導の有志連合のF-35戦闘機2機が16日午前11時10分から11時37分にかけて、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)の高度約7000メートル上空で定期航行を行っていたロシア軍のSu-35戦闘機1機に対して「危険な接近」を行ったと発表した。

クリット副センター長はまた、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に13件確認したと発表した。

クリット副センター長はさらに、55キロ地帯で、F-35戦闘機2機、F-16戦闘機3機、タイフーン戦闘機2機、ラファール戦闘機1機、MC-12W偵察機1機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を19件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月17日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 17, 2023をもとに作成。

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ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー40輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているマフムーディーヤ国境通行所を経由してイラク領内に移動(2023年8月16日)

ハサカ県では、SANA(8月16日付)がヤアルビーヤ町一帯の複数の住民筋の話として伝えたところによると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー40輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているマフムーディーヤ国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, August 16, 2023、ANHA, August 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2023、‘Inab Baladi, August 16, 2023、Reuters, August 16, 2023、SANA, August 16, 2023、SOHR, August 16, 2023などをもとに作成。

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トルコの当局はシリア難民30人をトトルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市に追放(2023年8月16日)

ANHA(8月16日付)によると、トルコの当局はシリア難民30人をトルコ領内からトルコ占領下の「平和の泉」地域の拠点都市の一つハサカ県ラアス・アイン市に追放した。

30人はアレッポ県、イドリブ県、ハマー県の出身者。

「平和の泉」地域に追放されたシリア難民の数は2500人以上に達しているという。

AFP, August 16, 2023、ANHA, August 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2023、‘Inab Baladi, August 16, 2023、Reuters, August 16, 2023、SANA, August 16, 2023、SOHR, August 16, 2023などをもとに作成。

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ヨルダン軍はシリア領内から東部軍管区に違法に侵入したTNT火薬を装填したドローン1機を撃墜(2023年8月16日)

ヨルダン軍は16日早朝、国境警備隊と麻薬撲滅局、軍治安機関と連携して、シリア領内から東部軍管区に違法に侵入したTNT火薬を装填した無人航空機(ドローン)1機を撃墜したと発表した。
ヨルダンのアンムーン通信(8月16日付)が伝えた。

AFP, August 16, 2023、Ammoun News, August 16, 2023、ANHA, August 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 16, 2023、‘Inab Baladi, August 16, 2023、Reuters, August 16, 2023、SANA, August 16, 2023、SOHR, August 16, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を13件確認したと発表(2023年8月16日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に13件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月16日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 16, 2023をもとに作成。

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アッバース国防大臣はロシアで開幕した第11回モスクワ国際安全保障会議で演説:西側諸国の資源盗奪、米国、トルコ、イスラエルの占領を非難(2023年8月15日)

アリー・マフムード・アッバース国防大臣はロシアで開幕した第11回モスクワ国際安全保障会議(MCIS-2023)で演説を行い、西側諸国が中東諸国の天然資源を盗奪、保有し続けることをめざしており、こうした試みが域内諸国の自由や独立を侵害していると非難した。

アッバース国防大臣は、シリア領内に違法に駐留を続ける米軍については、天然資源を略奪し、何の処罰も受けずに武装勢力を支援していると強調する一方、トルコ軍がシリア北部に、イスラエルもゴラン高原を占領し続けていると付言、そのことがシリアの安全保障への深刻な脅威となっていると主張した。

RIAノーヴォスチ通信(8月15日付)、SANA(8月15日付)などが伝えた。

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アッバース国防大臣はまたRT(8月15日付)のインタビューに応じ、トルコとの関係改善に向けた交渉について、トルコがシリア領内への部隊駐留に固執しているために進展は見られていないと述べた。

AFP, August 15, 2023、ANHA, August 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2023、‘Inab Baladi, August 15, 2023、Reuters, August 15, 2023、RIA Novosti, August 15, 2023、RT, August 15, 2023、SANA, August 15, 2023、SOHR, August 15, 2023などをもとに作成。

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シリアにかかるアラブ連絡委員会の第1回閣僚会合がエジプトで開催され、ミクダード外務在外居住者大臣が出席(2023年8月15日)

シリアにかかるアラブ連絡委員会(5月のアンマン宣言とアラブ連盟第32回首脳会議で発足が呼びかけられる)の第1回閣僚会合がエジプトの首都カイロで開催され、シリアのファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣、エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣のほか、サウジアラビア、ヨルダン、イラクの外務大臣が出席した。

会合で、ミクダード外務在外居住者大臣は、アラブ諸国による共同行動の活性化と継続的な意見交換がこれまで以上に必要となっているとしたうえで、シリアの主権、独立、統一、領土の一体性、内政不干渉の遵守が、対シリア関係、シリアをめぐるさまざまな問題に対処するうえでの基本だと強調した。

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なお、閉幕声明では以下の点が確認された。

  • シリアの主権と一体性を維持し、国民の願望に沿って、シリア危機を段階的に解決するための実効的な措置を講じる必要を確認する。
  • シリア危機の唯一の解決策は政治的解決であり、制憲委員会の議事再開への期待を表明する。
  • シリア国民の人道危機を解消する取り組みを重点的に行う必要を確認する。またこの枠組みのなかで、シリア政府がイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所、アレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所、ラーイー村北の通行所を通じた国連による越境(クロスボーダー)支援を認めたことを歓迎する。
  • 難民の自発的且つ安全な帰還を促進するなどして、難民危機に対処する必要を確認する。
  • 早期復旧プロジェクト実施加速のために国際社会、国連の取り組みを強化することを確認する。

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SANA(8月15日付)が伝えた。

AFP, August 15, 2023、ANHA, August 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2023、‘Inab Baladi, August 15, 2023、Reuters, August 15, 2023、SANA, August 15, 2023、SOHR, August 15, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍ドローンがハサカ県タッル・タムル町西のシュワイシュ農場近くで車を狙って爆撃(2023年8月15日)

ハサカ県では、ANHA(8月15日付)やシリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町西のシュワイシュ農場近くを無人航空機(ドローン)で爆撃した。

爆撃は車を狙ったもので、複数が負傷した。

AFP, August 15, 2023、ANHA, August 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2023、‘Inab Baladi, August 15, 2023、Reuters, August 15, 2023、SANA, August 15, 2023、SOHR, August 15, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市でキリス県の第1副知事の名前に変更された公園の看板が黒塗りにされる(2023年8月15日)

アレッポ県では、ノース・プレス(8月15日付)やシリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つアアザーズ市で、市内の公園が10日にトルコのキリス県のオマル・ユルマズ第1副知事の名前に変更されたことへの住民らの怒りや不満が高まるなか、覆面姿の集団が、「オマル・ユルマズ公園」と書かれた看板を黒塗りにし抗議の意思を示した。

シリア人権監視団によると、トルコ占領地では道路、公園、学校などにトルコ人の名前が付けられるなどの改称への不満が強まっており、7月25日には、トルコの士官の名前が付けられたバーブ市の学校の看板を黒塗りにした若い男性が、キリス県知事の命令によって逮捕されている。

AFP, August 15, 2023、ANHA, August 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 15, 2023、‘Inab Baladi, August 15, 2023、North Press, August 15, 2023、Reuters, August 15, 2023、SANA, August 15, 2023、SOHR, August 15, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合の戦闘機がロシア軍戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表(2023年8月15日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米主導の有志連合のF-35戦闘機2機が、シリア南部の国境に沿って定期航行を行っていたロシア軍のSu-35戦闘機2機に対して「危険な接近」を行ったと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月15日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 15, 2023をもとに作成。

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パレスチナのハマースのアブー・マルズーク国際関係局長:「シリアの首都ダマスカスに事務所を再開し、常駐代表を派遣する予定」(2023年8月14日)

パレスチナのハマースのムーサー・アブー・マルズーク国際関係局長は、ハマースがシリアの首都ダマスカスに事務所を再開し、常駐代表を派遣する予定だと述べた。

シハーブ通信(8月14日付)が伝えた。

アブー・マルズーク氏の発言は、ハマースのサラーマ・マアルーフ広報局長がBBC(8月10日付)に対して、カタールからの資金援助がシリア政府との関係改善を阻害していると発言したのを受けたもの。

AFP, August 14, 2023、ANHA, August 14, 2023、BCC, August 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2023、‘Inab Baladi, August 14, 2023、Reuters, August 14, 2023、SANA, August 14, 2023、Sehab News, August 14, 2023、SOHR, August 14, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がラッカ県、ダイル・ザウル県西部および南部の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の隠れ家を狙って重点的に爆撃(2023年8月14日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がラッカ県、ダイル・ザウル県西部および南部の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の隠れ家を狙って重点的に爆撃を実施した。

AFP, August 14, 2023、ANHA, August 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2023、‘Inab Baladi, August 14, 2023、Reuters, August 14, 2023、SANA, August 14, 2023、SOHR, August 14, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県タッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を自爆型のドローンで攻撃(2023年8月14日)

ハサカ県では、ANHA(8月14日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を自爆型の無人航空機(ドローン)で攻撃した。

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アレッポ県では、ANHA(8月14日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市バーブ市東のシャイフ・ナースィル(クルト・ワイラーン)村近くでシリア国民軍に所属するシャーム戦線の司令官らが乗った車の通過に合わせて道路に仕掛けられていた爆弾が爆発し、この司令官とスルターン・ムラード師団の兵士1人、司令官に同行していた民間人1人が死亡、複数が負傷した。

AFP, August 14, 2023、ANHA, August 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2023、‘Inab Baladi, August 14, 2023、Reuters, August 14, 2023、SANA, August 14, 2023、SOHR, August 14, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を12件、55キロ地帯への侵犯を13件確認したと発表(2023年8月14日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に12件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、55キロ地帯で、F-35戦闘機3機、F-16戦闘機1機、タイフーン戦闘機1機、MQ-1C無人航空機1機による領空侵犯を13件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月14日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 14, 2023をもとに作成。

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トルコのギュレル国防大臣:「国境と国民の安全が保障されなければトルコ軍部隊の撤退をイメージすることはできない」(2023年8月13日)

トルコのヤシャル・ギュレル国防大臣はA Haber(8月13日付)のインタビューに応じ、シリア北部に違法に駐留させているトルコ軍部隊に関して、国境と国民の安全が保障されなれば撤退をイメージすることはできない、と述べる一方、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がシリアでの和平に向けて取り組みを続けていると強調した。

AFP, August 13, 2023、A Haber, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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ロシア軍フリゲート艦がラッカ県の砂漠地帯に散在するダーイシュの拠点やメンバーらが潜伏する洞窟などを狙って弾道ミサイルを発射(2023年8月13日)

シリア人権監視団によると、タルトゥース県沖の地中海に展開するロシア軍のフリゲート艦複数隻が、ラッカ県の砂漠地帯に散在するダーイシュ(イスラーム国)の拠点やメンバーらが潜伏する洞窟などを狙って弾道ミサイルを発射した。

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市東のマンビジュ軍事評議会の検問所、シリア軍の陣地をドローンで爆撃(2023年8月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市東のトゥーハール村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会の検問所と、シリア軍の陣地3ヶ所を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

AFP, August 13, 2023、ANHA, August 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2023、‘Inab Baladi, August 13, 2023、Reuters, August 13, 2023、SANA, August 13, 2023、SOHR, August 13, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を13件、55キロ地帯への侵犯を10件確認したと発表(2023年8月13日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に13件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、55キロ地帯で、F-35戦闘機2機、F-16戦闘機2機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を10件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月13日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 13, 2023をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」への違反を14件、55キロ地帯への戦闘機の侵犯を18件確認したと発表(2023年8月12日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に14件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-35戦闘機4機、タイフーン戦闘機2機、ラファール戦闘機2機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を18件確認したと発表した。

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一方、クリット副センター長は、ラタキア県のシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)がシリア軍の防衛最前線を突破しようとし、シリア軍が迎撃、これを撃退したが、戦闘でシリア軍兵士2人が死亡したと発表した。

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RIAノーヴォスチ通信(8月12日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 12, 2023をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が10日深夜から11日未明にかけてラッカ県内の砂漠地帯でダーイシュの拠点複数ヶ所を爆撃(2023年8月11日)

ラッカ県では、シリア人権監視団やANHA(8月11日付)によると、ロシア軍戦闘機が10日深夜から11日未明にかけて県内の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数ヶ所に対して爆撃を実施した。

AFP, August 11, 2023、ANHA, August 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2023、‘Inab Baladi, August 11, 2023、Reuters, August 11, 2023、SANA, August 11, 2023、SOHR, August 11, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはロシア軍戦闘機4機が、米国が違法に占領する55キロ地帯上空で、米軍機からレーダー攻撃を受けたと発表(2023年8月11日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、ロシア軍のSu-34戦闘機2機とS-35戦闘機2機が、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)の上空で、米軍のF-35戦闘機からの誘導システムの衝撃を感知、レーダー攻撃を受けたと発表した。

クリット副センター長はまた、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に11件確認したと発表した。

クリット副センター長はさらに、55キロ地帯で、F-16戦闘機1機、F-35戦闘機4機、タイフーン戦闘機1機、ラファール戦闘機1機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を16件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月11日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 11, 2023をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による10回の砲撃を確認したと発表(2023年8月10日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月10日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 10, 2023をもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)は7月の1ヶ月間でイラクとシリア領内でダーイシュに対して31回の作戦を実施し、ダーイシュのメンバー30人を拘束、5人を殺害したと発表(2023年8月9日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、2023年7月の1ヶ月間に、有志連合とその協力部隊が、イラクとシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)に対して31回の作戦を実施し、ダーイシュのメンバー30人を拘束、5人を殺害したと発表した。

内訳は以下の通り。

作戦回数:イラク20、シリア11
殺害したダーイシュメンバーの数:イラク2、シリア3
拘束者数:イラク7、シリア6

AFP, August 9, 2023、ANHA, August 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2023、‘Inab Baladi, August 9, 2023、Reuters, August 9, 2023、SANA, August 9, 2023、SOHR, August 9, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内にあるアレッポ県クワイト・ラフマ村が砲撃を受け、子供複数を含む8人が重軽傷、トルコ軍はハサカ県をドローンで爆撃(2023年8月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のクワイト・ラフマ村(国内避難民(IDPsキャンプ))がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地からの砲撃を受け、子供複数を含む8人が重軽傷を負った。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下の「平和の泉」地域内のラアス・アイン市郊外を砲撃し、シリア国民軍に所属するラフマーン軍団の戦闘員1人が死亡、4人が負傷した。

一方、ANHA(8月9日付)によると、トルコ軍とシリア国身がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

トルコ軍はまた、タッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

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ラッカ県では、ANHA(8月9日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市東のシャリカ村を砲撃し、住民3人が死亡、3人が負傷した

AFP, August 9, 2023、ANHA, August 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2023、‘Inab Baladi, August 9, 2023、Reuters, August 9, 2023、SANA, August 9, 2023、SOHR, August 9, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合所属によるドローンの「非紛争議定書」への違反を12件、戦闘機などによる55キロ地帯への侵犯を17件確認したと発表(2023年8月9日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に12件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機1機、F-35戦闘機2機、タイフーン戦闘機2機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を17件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月9日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 9, 2023をもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県とアレッポ県を自爆型ドローンで攻撃(2023年8月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が自爆型の無人航空機(ドローン)でシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を攻撃した。

ハサカ県では、また、ANHA(8月8日付)によると、トルコ軍はシリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町、同町近郊のヒルバト・シャイール村、アサディーヤ村、ムシャイリファ村、タッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村の穀物サイロを砲撃した。

この砲撃により、ウンム・カイフ村で住民1人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の自爆型の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村とシャワーリガ砦を2度にわたって攻撃した。

一方、ANHA(8月8日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村を砲撃した。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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シリアのダンディー国連副代表は化学兵器使用にかかる国連安保理の月例会合がシリアへの嫌疑を向ける新たな機会を与えていると非難、米国が「新シリア軍」に化学兵器を供与していると指摘(2023年8月8日)

国連安保理でシリアでの化学兵器使用にかかる月例の会合が開催され、シリアのフクム・ダンディー国連副代表は、本件にかかるいかなる進捗もないなかで会合が続けられ、一部諸国がシリアへの嫌疑を向ける新たな機会を与えることにしか資していないことに疑義を呈するとともに、米国が違法に駐留するヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、「新シリア軍」などと呼ばれてきたテロ・グループを化学兵器で増強し、シリアに嫌疑を向けるための新たな偽装事件を用意していると非難した。

SANA(8月8日付)が伝えた。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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