米中央軍(CENTCOM)は、7月10日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。
それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、ブーカマール市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(5回)、ラッカ市近郊(12回)で実施された。
CENTCOM, July 11, 2017をもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
イラン外務省のブラハーム・カーセミー報道官は、米国・ロシア・ヨルダンによるシリア南西部での戦闘停止と緊張緩和地帯設置にかかる停戦合意(7月9日発効)に関して、「合意はシリア全土に拡張されれば成果となるだろう」としつつ、ロシアから通知された合意の詳細について「シリアでの米国の対応に関して曖昧な点が残されている」と表明した。
AFP, July 10, 2017、AP, July 10, 2017、ARA News, July 10, 2017、Champress, July 10, 2017、al-Hayat, July 11, 2017、Kull-na Shuraka’, July 10, 2017、al-Mada Press, July 10, 2017、Naharnet, July 10, 2017、NNA, July 10, 2017、Reuters, July 10, 2017、SANA, July 10, 2017、UPI, July 10, 2017などをもとに作成。
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アレッポ県では、ARA News(7月10日付)によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるタッル・リフアト市、シャイフ・イーサー村、ハルバル村を砲撃し、民間人2人が死亡、5人が負傷した。
AFP, July 10, 2017、AP, July 10, 2017、ARA News, July 10, 2017、Champress, July 10, 2017、al-Hayat, July 11, 2017、Kull-na Shuraka’, July 10, 2017、al-Mada Press, July 10, 2017、Naharnet, July 10, 2017、NNA, July 10, 2017、Reuters, July 10, 2017、SANA, July 10, 2017、UPI, July 10, 2017などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(7月10日付)によると、米主導の有志連合がマヤーディーン市内のシャルイーヤ・モスク、ヌーリー・サイード病院を空爆し、民間人3人が死亡した。
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ラッカ県では、ARA News(7月10日付)によると、有志連合の航空支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市ラウダ地区などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
AFP, July 10, 2017、AP, July 10, 2017、ARA News, July 10, 2017、Champress, July 10, 2017、Euphrates Post, July 10, 2017、al-Hayat, July 11, 2017、Kull-na Shuraka’, July 10, 2017、al-Mada Press, July 10, 2017、Naharnet, July 10, 2017、NNA, July 10, 2017、Reuters, July 10, 2017、SANA, July 10, 2017、UPI, July 10, 2017などをもとに作成。
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シリア政府と反体制派の和平協議「ジュネーブ7会議」がスイスのジュネーブで開幕し、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団、「モスクワ・プラットフォーム」(民主統一党以外のモスクワ・リスト)と「カイロ・プラットフォーム」(カイロ宣言グループ)、ロシアなど関係当時国の代表らと個別に会談した。
デミストゥラ氏は各代表らとの会談後の記者会見で、米国・ロシア・ヨルダンによるシリア南西部での戦闘停止と緊張緩和地帯設置にかかる停戦合意(7月9日発効)について「成功に向けた大きな好機」と位置づけつつも、「緊張緩和地帯がシリア分割をもたらすようであってはならない…。シリアの領土的統一は維持されねばならない」と述べた。
SANA(7月10日付)、『ハヤート』(7月11日付)などが伝えた。
AFP, July 10, 2017、AP, July 10, 2017、ARA News, July 10, 2017、Champress, July 10, 2017、al-Hayat, July 11, 2017、Kull-na Shuraka’, July 10, 2017、al-Mada Press, July 10, 2017、Naharnet, July 10, 2017、NNA, July 10, 2017、Reuters, July 10, 2017、SANA, July 10, 2017、UPI, July 10, 2017などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月10日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(ラタキア県1件、アレッポ県1件)確認したと発表した。
またトルコ側の監視チームも4件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ラタキア県1件、ハマー県1件)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
Ministry of Defence of the Russian Federation, July 10, 2017をもとに作成。
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米中央軍(CENTCOM)は、7月7日~9日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。
7月7日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し29回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は24回で、ブーカマール市近郊(2回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、ラッカ市近郊(18回)に対して行われた。
7月8日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は18回で、ブーカマール市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(4回)、ラッカ市近郊(12回)に対して攻撃が行われた。
7月9日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ブーカマール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(4回)、ラッカ市近郊(11回)に対して攻撃が行われた。
CENTCOM, July 10, 2017をもとに作成。
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ラッカ県では、ARA News(7月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市内の旧市街各所、ダルイーヤ地区、ヒシャーム・ブン・アブドゥルマリク地区、ラウダ地区、ヒッティーン地区、ルマイラ地区、パノラマ地区などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦を続けた。
『ハヤート』(7月10日付)などによると、米軍主導の有志連合はラッカ市各所を爆撃する一方、シリア民主軍も各所を砲撃、この攻撃で民間人35人が死亡した。

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シリア民主軍のタラール・スィッルー公式報道官は、アフマド・ウアイヤーン・ジャルバー氏が率いるシリア・エリート部隊(シリア・ガド潮流の民兵)がラッカ市での戦闘から撤退したとの一部情報を否定した。
AFP, July 9, 2017、AP, July 9, 2017、ARA News, July 9, 2017、Champress, July 9, 2017、al-Hayat, July 10, 2017、Kull-na Shuraka’, July 9, 2017、al-Mada Press, July 9, 2017、Naharnet, July 9, 2017、NNA, July 9, 2017、Reuters, July 9, 2017、SANA, July 9, 2017、UPI, July 9, 2017などをもとに作成。
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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領と米国のドナルド・トランプ大統領が7日のハンブルグ(ドイツ)での首脳会談で交わしたシリア南西部(ダルアー県、クナイトラ県、スワイダー県)での戦闘停止と緊張緩和地帯設置にかかる停戦合意が9日現地時間午前9時に発効した。
ARA News(7月9日付)が複数の反体制筋の話したところによると、停戦発効後、空爆、戦闘は行われていないという。
また、『ハヤート』(7月10日付)は、ロシア軍消息筋の話として、ロシアは、シリア南西部の緊張緩和地帯の画定、停戦監視の仕組みなどについて米国、ヨルダンと詳細にわたる協議を継続していると伝えた。
なお、『ハヤート』(7月10日付)などによると、米国、ロシア、ヨルダンが交わした停戦合意は、①イランが支援する武装勢力の対ヨルダン国境、ゴラン高原から40キロ以上撤退すること、②シリア軍のダルアー市サジュナ地区などから段階的に撤退すること、③ダルアー市一帯に全長5キロからなる兵力引き離し地域を設置すること、④「自由シリア軍」が管理する国境通行所を対ヨルダン国境に設置すること、④9月を目処にシリア国外に逃れている難民の帰国を開始すること、などを骨子とするという。
AFP, July 9, 2017、AP, July 9, 2017、ARA News, July 9, 2017、Champress, July 9, 2017、al-Hayat, July 10, 2017、Kull-na Shuraka’, July 9, 2017、al-Mada Press, July 9, 2017、Naharnet, July 9, 2017、NNA, July 9, 2017、Reuters, July 9, 2017、SANA, July 9, 2017、UPI, July 9, 2017などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月9日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(ラタキア県2件)確認したと発表した。
またトルコ側の監視チームも7件(ラタキア県2件、ハマー県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
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一方、過去24時間にクナイトラ県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。
これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,001市町村、武装組織の数は228組織に達したという。
Ministry of Defence of the Russian Federation, July 9, 2017をもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米軍主導の有志連合がダーイシュ(イスラーム国)支配下のマヤーディーン市一帯を空爆した。
AFP, July 8, 2017、AP, July 8, 2017、ARA News, July 8, 2017、Champress, July 8, 2017、al-Hayat, July 9, 2017、Kull-na Shuraka’, July 8, 2017、al-Mada Press, July 8, 2017、Naharnet, July 8, 2017、NNA, July 8, 2017、Reuters, July 8, 2017、SANA, July 8, 2017、UPI, July 8, 2017などをもとに作成。
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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、G20参加のために訪問中のドイツのハンブルグでの記者会見で、米国による西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への武器供与に関して「シリア国境外にこの問題が及ぶ予兆だ…。この地域(シリア北部の国境地帯)でばらまかれた武器が我々に向けられないという保障はない」と述べ、米国を暗に非難した。
エルドアン大統領はまた「我々は国境を脅かすものに寛容ではいられない。シリア北部にクルド国家が樹立されることを認めない…。アフリーン市一帯は現在、トルコの治安に脅威となっている」と述べた。
ARA News(7月8日付)が伝えた。
AFP, July 8, 2017、AP, July 8, 2017、ARA News, July 8, 2017、Champress, July 8, 2017、al-Hayat, July 9, 2017、Kull-na Shuraka’, July 8, 2017、al-Mada Press, July 8, 2017、Naharnet, July 8, 2017、NNA, July 8, 2017、Reuters, July 8, 2017、SANA, July 8, 2017、UPI, July 8, 2017などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月8日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県1件、ラタキア県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。
またトルコ側の監視チームも7件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県5件、スワイダー県1件、ダルアー県1件)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
Ministry of Defence of the Russian Federation, July 8, 2017をもとに作成。
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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領とドナルド・トランプ米大統領が、G20開催地のドイツのハンブルグで初会談を行った。
会談には、セルゲイ・ラブロフ外務大臣、レックス・ティラーソン国務長官も同席した。
予定時間を超えて2時間15分近くにおよんで首脳会談では、いわゆる「ロシア・ゲート」疑惑、シリア情勢、セイバー・セキュリティーなどについて意見を交わしたという。

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AP(7月7日付)、『ハヤート』(7月8日付)などによると、ダルアー県、クナイトラ県、スワイダー県の緊張緩和地域を設置し、シリア軍・親武装勢力と反体制武装集団の戦闘を停止させることで合意に達したという。
ラブロフ外務大臣によると、停戦合意が首脳会談の場で交わされたことを明らかにする一方、ティラーソン国務長官も停戦合意を認めつつ、「シリアでアサド家が長期的に役割を果たすことは見ていない」と述べた。
ヨルダンのペトラ通信(7月7日付)によると、停戦はシリア時間の7月9日正午に発効し、この合意に基づき、イランが支援する民兵組織が同地一帯から排除されるという。
米高官によると、この合意は、ロシア、米国、シリア(アサド政権)に加えて、ヨルダン、イスラエルも参加しているという。
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この停戦合意は、ロシア、トルコ、イランがアスタナでの停戦プロセスにおいて交わした「緊張緩和地帯にかかる覚書」とは別枠で交わされ、『ハヤート』(7月8日付)が、複数の米消息筋から得た情報によると、この停戦合意は、①アサド大統領の留任、②シリア南西部国境地帯からのイランの排除、③同地での安全地帯設置に向けたロシアと米国の協業、を骨子としているという。
『ハヤート』(7月9日付)によると、停戦合意では、人道支援物資の搬入や、ヨルダンの首都アンマンに設置が予定されている停戦監視センターと反体制武装集団の連絡のためのチャンネル開設などが定められているという。
ヨルダンの複数の消息筋の話として伝えたところによると、ヨルダン、米国、ロシアの3カ国が、停戦合意にかかわる技術的な詳細について、情報交換を通じて近く各地するという。
AFP, July 7, 2017、AP, July 7, 2017、ARA News, July 7, 2017、Champress, July 7, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 7, 2017、al-Mada Press, July 7, 2017、Naharnet, July 7, 2017、NNA, July 7, 2017、Petra, July 7, 2017、Reuters, July 7, 2017、SANA, July 7, 2017、UPI, July 7, 2017などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月7日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県6件、ラタキア県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。
またトルコ側の監視チームも6件(ダルアー県2件、ヒムス県2件、クナイトラ県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
Ministry of Defence of the Russian Federation, July 7, 2017をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
有志連合CJTF-OIR(「生来の決戦作戦」統合任務部隊)は、2017年6月までのシリアおよびイラク領内での航空作戦に伴う民間人犠牲者発生にかかる61件の新たな報告を受け、すでに報告されている案件と併せて141件の調査を完了した。
なお、180件については引き続き調査中。
調査を完了した141件のうち114件は事実と異なることが確認され、民間人の犠牲者が出たとされるのは27件のみだった。
これにより、2014年8月から2017年5月までに有志連合が実施した空爆2万1,910回と4万6,534回の戦闘によって意図せず犠牲となったとされる民間人の数は727人となり、うち死亡が確認されたのは145人となった。
CENTCOM, July 7, 2017をもとに作成。
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『ハヤート』(7月7日付)は、複数のクルド消息筋の話として、アレッポ県北東部にある西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市を、ロシアとイランの合同軍事使節団が訪問した、と伝えた。
同消息筋によると、この訪問は、「関係者」(西クルディスタン移行期民政局)に4~5日のアスタナ5会議の成果を伝えるとともに、トルコ軍による同地一帯への増派への対応について協議することが目的だったという。
AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017などをもとに作成。
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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、ロシア連邦議会下院(ドゥーマ)に、シリア領内へのロシア空軍部隊の展開にかかるロシア・シリア両政府の合意の付帯文書を提出、採決を求めた。
この付帯文書は2016年1月18日に首都ダマスカスで署名されたもので、スプートニク・ニュース(7月6日付)によると、ドゥーマに提出された付帯文書には、ロシア空軍部隊の展開やシリア領内での活動について規定されているという。
インテルファクス通信(7月6日付)によると、プーチン大統領はまた、ニコライ・バンコフ防衛副大臣を、シリア駐留ロシア空軍展開にかかる公式報道官に任命し、ドゥーマでの審議に代理出席させた。
こうした動きに関して、『ハヤート』(7月7日付)は、ロシアによるシリアへの航空部隊増派の動きだと報じた。
AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Interfax, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017などをもとに作成。
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シリア人権監視団は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市に突入した6月4日以降、米主導の有志連合が行った空爆で、民間人224人が殺害されたと発表した。
このうち子供は38人、女性は28人に達するという。
AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017などをもとに作成。
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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はフランス24(7月6日付)のインタビューに応じ、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍への武器供与を続ける米国に関して、「米国がこれらの武器を(ラッカ市解放後に)回収するなどと信じることはできない」と述べたうえで、西クルディスタン移行期民政局の支配地域からの脅威を抑止するため、「自由シリア軍」と協力して軍事作戦を行う可能性を強調した。
一方、ロシア、イランとともに保障国を務めるシリアでの停戦への監視をめぐっては、イドリブ県、アレッポ県などシリア北部で緊張緩和地帯の設置に向けた協議を、G20が開催されるドイツのハンブルグで7日、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領と行うと述べた。
アサド大統領の処遇については、シリアでの紛争を解決するうえで「必要なこと」と述べた。
AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、France 24, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017などをもとに作成。
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ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、記者会見で、米ホワイト・ハウスのショーン・マイケル・スパイサー報道官が6月27日に、アサド政権が化学兵器による攻撃を準備している可能性を示す証拠があると述べたことに関して、「武装テロ集団」が米国に空爆を促す口実として化学兵器を使用しようとしているとしたうえで、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動しているラフマーン軍団、イスラーム軍が化学兵器を装填したロケット弾を保有していると主張した。
ザハロワ報道官はまた、ダーイシュ(イスラーム国)も化学兵器製造施設や関連する装備をダイル・ザウル県のダイル・ザウル市、ブーカマール市方面に移したと述べた。
SANA(7月6日付)が伝えた。
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一方、ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(7月6日付)が、アイン・タルマー村一帯の戦線でシリア軍が塩素ガスと思われる有毒ガスを装填した砲弾を使用して攻撃を行ったと伝えた。

AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017などをもとに作成。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にある県東部のアカシュ村、スーハー村、サルバー村、ジャルーフ・ヌアイマ村、ハーヌータ村、アルシューナ村、アブー・ダーリヤ村、カスタル村、マスウード村を90回以上にわたり空爆した。
また、SANA(7月6日付)によると、シリア軍が県東部のジャニー・アルバーウィー村北部一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。
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ラッカ県では、SANA(7月6日付)によると、シリア軍戦闘機が県西部のビール・アブー・クブラー村、ファフディー石油配給ステーション、ザムラ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して空爆を行った。
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ヒムス県では、SANA(7月6日付)によると、シリア軍が県東部のダイル・ザウル県に近いハミーマ砂漠一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(7月6日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市内にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。
AFP, July 6, 2017、AP, July 6, 2017、ARA News, July 6, 2017、Champress, July 6, 2017、al-Hayat, July 7, 2017、Kull-na Shuraka’, July 6, 2017、al-Mada Press, July 6, 2017、Naharnet, July 6, 2017、NNA, July 6, 2017、Reuters, July 6, 2017、SANA, July 6, 2017、UPI, July 6, 2017などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月6日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(ラタキア県2件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件)確認したと発表した。
またトルコ側の監視チームも5件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、ダルアー県2件)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
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一方、過去24時間にヒムス県の2カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。
これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,000市町村、武装組織の数は228組織に達したという。
Ministry of Defence of the Russian Federation, July 6, 2017をもとに作成。
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エジプトのファトワー委員会が所轄する「タクフィール主義ファトワー監視局」は、イスラーム国の最高指導者アブー・バクル・バグダーディー氏が死亡したことを確認する情報を得たと発表した。
同監視局によると、イラクのタッルアファル市近郊で、バグダーディー氏に近いとされるアブー・クタイバを名乗る幹部が、6月30日(金曜日)の金曜礼拝でバグダーディー氏が死亡したことを示唆、その直後に殺害されたとしたうえで、この一件がバグダーディー氏の死亡を裏付ける証拠だとしている。
バグダーディー氏の死亡については、6月16日にロシア国防省がロシア軍の空爆によって殺害したと発表している。
ARA News(7月5日付)が伝えた。
AFP, July 5, 2017、AP, July 5, 2017、ARA News, July 5, 2017、Champress, July 5, 2017、al-Hayat, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 5, 2017、al-Mada Press, July 5, 2017、Naharnet, July 5, 2017、NNA, July 5, 2017、Reuters, July 5, 2017、SANA, July 5, 2017、UPI, July 5, 2017などをもとに作成。
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クッルナー・シュラカー(7月5日付)は、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)が「ユーフラテスの盾」作戦による2016年8月の制圧後にアレッポ県ジャラーブルス市に流入したシリア人難民の数が、4万4,106人に達すると伝えた。
ジャラーブルス市に移動したシリア人難民はいずれもトルコから同地に入っており、1日平均で200人が同市に向かっているという。

AFP, July 5, 2017、AP, July 5, 2017、ARA News, July 5, 2017、Champress, July 5, 2017、al-Hayat, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 5, 2017、al-Mada Press, July 5, 2017、Naharnet, July 5, 2017、NNA, July 5, 2017、Reuters, July 5, 2017、SANA, July 5, 2017、UPI, July 5, 2017などをもとに作成。
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カザフスタンの首都アスタナで4日に開幕したシリア政府と反体制武装集団による停戦協議「アスタナ5会議」は、共同声明を採択して閉幕した。
開催国であるカザフスタンのカイラット・アブドラフマノフ外務大臣が5日に開かれた全体会合で読み上げた共同声明では、停戦の保障国であるロシア、トルコ、イランが5月に発効した「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」に従い、停戦(監視)態勢の維持強化、当事者間の信頼醸成に務めることを確認、当事者に停戦の順守・維持、信頼醸成に努めるよう呼びかけた。
また、保障国であるロシア、トルコ、イランからなる合同作業グループを設置し、緊張緩和地帯での停戦監視などにかかる技術的諸条件の最終調整作業を付託、8月1~2日にイランでそのための会合を開催することを決定したことを明らかにした。
一方、7月10日にスイスの首都ジュネーブで予定されているジュネーブ7会議に関しては、開催に歓迎の意を示すとともに、停戦プロセスを強化するうえでアスタナでの会議が役割を果たすことが重要である旨確認した。
SANA(7月5日付)などが伝えた。

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『ハヤート』(7月6日付)によると、緊張緩和地帯での停戦監視、人道支援などに関する最終合意には至らなかった。
これに関して、シリア政府代表団を率いるバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は、記者団に対して、トルコが合意成立を妨害したため「交渉の結果は極めて控えめなものにとどまった」と非難した。
またロシアに近い複数の消息筋によると、シリア中部(ヒムス県、ダマスカス郊外県)に設置された緊張緩和地帯では停戦監視、人道支援などに関する最終合意が成立したものの、イドリブ県の緊張緩和地帯をめぐっては、ロシア、トルコ、イランの間で合意を見なかった。
また南部(ダルアー県)に設置された緊張緩和地帯をめぐっては、米国、ヨルダンが戦闘に関与していることもあり、審議事項とはならなかった。
最終的には、トルコが、ロシア、イランに対して、すべての緊張緩和地帯での調整が完了した段階で最終合意を交わすことを求め、ロシア、イランがこれを受け入れるかたちとなったという。
RT(7月5日付)によると、遺跡地帯での地雷撤去、逮捕者の解放などをめぐって当事者(シリア政府・イランとトルコ)の意見対立が続いているという。
AFP, July 5, 2017、AP, July 5, 2017、ARA News, July 5, 2017、Champress, July 5, 2017、al-Hayat, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 5, 2017、al-Mada Press, July 5, 2017、Naharnet, July 5, 2017、NNA, July 5, 2017、Reuters, July 5, 2017、RT, July 5, 2017、SANA, July 5, 2017、UPI, July 5, 2017などをもとに作成。
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ロシア国防省は、ロシア領内のエーンゲリス航空基地を離陸したロシア空軍所属のTu-95ME戦略爆撃機からなる航空部隊が、ハマー県東部のウカイリバート村一帯のダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対してKh-101巡航ミサイルによって爆撃を行ったと発表した。
この爆撃で、ダーイシュの司令拠点1カ所、大規模武器弾薬庫3カ所を破壊した。
『ハヤート』(7月6日付)によると、戦略爆撃機の爆撃はウカイリバート村近郊のアブー・ダーリヤ村一帯に対して行われたという。

一方、『ハヤート』(7月6日付)によると、シリア・ロシア両軍の戦闘機は、県東部のウカイリバート村、クライブ・サウラ村、サルバー村、アブー・フバイラート村、バルグースィーヤ村、マスウード村、アブー・ハナーヤー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して激しい空爆を行った。
また同地一帯では、シリア軍、親政権武装勢力がダーイシュと交戦したという。
AFP, July 5, 2017、AP, July 5, 2017、ARA News, July 5, 2017、Champress, July 5, 2017、al-Hayat, July 6, 2017、Kull-na Shuraka’, July 5, 2017、al-Mada Press, July 5, 2017、Naharnet, July 5, 2017、NNA, July 5, 2017、Reuters, July 5, 2017、SANA, July 5, 2017、UPI, July 5, 2017などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月5日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(ラタキア県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県4件)確認したと発表した。
またトルコ側の監視チームも8件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、ダルアー県5件)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
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一方、過去24時間に125カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。
これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は1,996市町村、武装組織の数は228組織に達したという。
Ministry of Defence of the Russian Federation, July 5, 2017をもとに作成。
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