デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はジュネーブ4会議を3月23日に再開すると発表(2017年3月14日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は声明を出し、シリア政府と反体制派代表団による和平協議(ジュネーブ4会議)を3月23日に再開すると発表した。

SANA(3月15日付)が伝えた。

AFP, March 14, 2017、AP, March 14, 2017、ARA News, March 14, 2017、Champress, March 14, 2017、al-Hayat, March 15, 2017、Iraqi News, March 14, 2017、Kull-na Shuraka’, March 14, 2017、al-Mada Press, March 14, 2017、Naharnet, March 14, 2017、NNA, March 14, 2017、Reuters, March 14, 2017、SANA, March 14, 2017、UPI, March 14, 2017などをもとに作成。

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アスタナ3会議開幕するも、反体制武装集団の代表団は出席をボイコット(2017年3月14日)

カザフスタンの首都アスタナで、シリア政府と反体制武装集団の代表団による和平協議「アスタナ3会議」が開幕した。

だが、反体制武装集団の代表団は、シリア・ロシア両軍による停戦違反を理由に参加をボイコットした。

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反体制武装集団の代表団の団長を務めるイスラーム軍のムハンマド・アッルーシュ氏は声明を出し、アスタナ3会議への参加をボイコットすると発表した。

ヒムス市ワアル地区からの「強制移住」(反体制武装集団の退去)、ダマスカス郊外県東グータ地方、ダマスカス県バルザ区、カーブーン区などへのシリア軍の攻撃、逮捕者の拘留継続がその理由だという。

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一方、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表が団長を務めるシリア政府代表団はアスタナでロシアとイランの代表団と個別に会談した。

会談後、ジャアファリー国連シリア代表は、反体制武装集団の代表団がアスタナ入りしていないことに関して、「彼らが出席しようがしまいが、それは反体制武装集団ではなく彼らを操っているものが下した決定だ。問題は会議の保証国である3カ国に関わる政治的な問題で、そのうちの1カ国、つまりはトルコが約束を履行していないのなら…、この国が反体制武装集団に出席を要請しなければならない」と述べた。

SANA(3月15日付)が伝えた。

SANA, March 14, 2017
SANA, March 14, 2017

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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、反体制武装集団によるアスタナ3会議ボイコットに関して、「停戦違反を主張することは、交渉への不参加の理由とはなり得ない。なぜなら、停戦発効後もすべての段階で違反は生じているからだ」と非難した。

しかし同時に、ロシア外務省が反体制武装集団側との連絡を取り続け、参加を説得していると付言した。

AFP, March 14, 2017、AP, March 14, 2017、ARA News, March 14, 2017、Champress, March 14, 2017、al-Hayat, March 15, 2017、Iraqi News, March 14, 2017、Kull-na Shuraka’, March 14, 2017、al-Mada Press, March 14, 2017、Naharnet, March 14, 2017、NNA, March 14, 2017、Reuters, March 14, 2017、SANA, March 14, 2017、UPI, March 14, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月13日、ラッカ市近郊、ダイル・ザウル市近郊などに対して12回の爆撃を実施(2017年3月14日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月13日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は12回で、ラッカ市近郊(6回)、ダイル・ザウル市近郊(6回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 14, 2017、AP, March 14, 2017、ARA News, March 14, 2017、Champress, March 14, 2017、al-Hayat, March 15, 2017、Iraqi News, March 14, 2017、Kull-na Shuraka’, March 14, 2017、al-Mada Press, March 14, 2017、Naharnet, March 14, 2017、NNA, March 14, 2017、Reuters, March 14, 2017、SANA, March 14, 2017、UPI, March 14, 2017などをもとに作成。

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ロシアはアスタナ3会議出席の条件として、シャーム解放機構やイスラーム軍へのシリア・ロシア軍の攻撃停止を求める反体制武装集団の求めを拒否(2017年3月13日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣とトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、14日にカザフスタンの首都アスタナで開幕予定のシリア政府と反体制武装集団の代表団による協議(アスタナ3会議)に向けて電話会談を行った。

ロシア外務省によると、会談では、シリア国内での戦況や戦闘停止に向けた取り組み、アスタナ4会議開幕の準備などについて集中的に意見が交わされた。

『ハヤート』(3月14日付)が複数の外交筋から得た情報によると、電話会談はトルコ側からの要請で行われ、反体制武装集団の出席を保証するための協議の仕組みをめぐって合意に達することがめざされたという。

反体制武装集団の代表団は「シリア革命軍事諸勢力代表団」の名で11日に出した声明で、シリア国内で戦闘が停止するまで会議を延期すべきと表明し、アスタナ3会議をボイコットする意思を示している。

スプートニク・ニュース(3月13日付)が「自由シリア軍」の幹部の話として伝えたところによると、反体制武装集団側は、シリア・ロシア両軍による「停戦違反」への対処に関するロシア側からの回答を待っており、この回答を受けて、アスタナ3会議への参加の是非を決定する予定だという。

しかし、ロシアのゲンナージー・ガティロフ外務次官は「現地情勢は昨年末にシリアで停戦が発効して以降、大幅に改善した…。我々は、個別の違反はあるものの、停戦状態が安定していると見ている」と述べ、アスタナ3会議の開催と、シリア国内の停戦、とりわけダマスカス県・ダマスカス郊外県でのシリア軍とシャーム解放機構、イスラーム軍などからなる反体制武装集団と戦闘停止を結びつける必要はないとの姿勢を示した。

AFP, March 13, 2017、AP, March 13, 2017、ARA News, March 13, 2017、Champress, March 13, 2017、al-Hayat, March 14, 2017、Iraqi News, March 13, 2017、Kull-na Shuraka’, March 13, 2017、al-Mada Press, March 13, 2017、Naharnet, March 13, 2017、NNA, March 13, 2017、Sputnik News, March 13, 2017、Reuters, March 13, 2017、SANA, March 13, 2017、UPI, March 13, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍はアレッポ県北西部のロジャヴァ拠点都市アフリーン市郊外に侵攻(2017年3月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市が位置する県北西部(ジャクラ村一帯)に侵攻し、同地を攻撃した。

AFP, March 13, 2017、AP, March 13, 2017、ARA News, March 13, 2017、Champress, March 13, 2017、al-Hayat, March 14, 2017、Iraqi News, March 13, 2017、Kull-na Shuraka’, March 13, 2017、al-Mada Press, March 13, 2017、Naharnet, March 13, 2017、NNA, March 13, 2017、Reuters, March 13, 2017、SANA, March 13, 2017、UPI, March 13, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月11~12日の2日間でラッカ市近郊、ダイル・ザウル市近郊県を重点的に爆撃(2017年3月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月11~12日の2日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

3月11日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(12回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

3月12日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して13回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は5回で、ラッカ市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 13, 2017、AP, March 13, 2017、ARA News, March 13, 2017、Champress, March 13, 2017、al-Hayat, March 14, 2017、Iraqi News, March 13, 2017、Kull-na Shuraka’, March 13, 2017、al-Mada Press, March 13, 2017、Naharnet, March 13, 2017、NNA, March 13, 2017、Reuters, March 13, 2017、SANA, March 13, 2017、UPI, March 13, 2017などをもとに作成。

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ロシアの仲介によりヒムス市内における反体制武装集団最後の牙城ワアル地区で、戦闘員の退去、ロシア軍憲兵隊の進駐などを骨子とする停戦合意が成立(2017年3月12日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月12日付)、クッルナー・シュラカー(3月12日付)などによると、シリア政府との交渉を続けてきたヒムス市ワアル地区の交渉団(文民委員会)が、シリア駐留ロシア軍(フマイミーム航空基地)の保証のもと停戦に合意した。

ヒムス市ワアル地区は、市内最後の反体制武装集団の支配地域。

この停戦合意は、①ワアル地区で抵抗を続けてきた反体制武装集団戦闘員とその家族のうち退去を希望する者の退去(退去開始は来週)、②シリア軍によるワアル地区への包囲の解除と人道通商回廊の開設、③ロシア軍憲兵隊、シリア警察、総合情報部による治安活動、を骨子とするという。

複数の活動家によると、この合意によって退去が見込まれているのは、戦闘員400~500人を含む1,500人ほどで、退去先は、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が実効支配するアレッポ県ジャラーブルス市方面、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動などが乱立するイドリブ県方面、ヒムス県北部方面になる予定だという。

なお、この停戦合意は、シャーム解放機構やシャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団の包囲に置かれているイドリブ県フーア市、カファルヤー町からの住民らの避難をイランが合わせて求めているため、履行に若干の遅れが予想されるという。

AFP, March 12, 2017、AP, March 12, 2017、ARA News, March 12, 2017、Champress, March 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, March 12, 2017、al-Hayat, March 13, 2017、Iraqi News, March 12, 2017、Kull-na Shuraka’, March 12, 2017、al-Mada Press, March 12, 2017、Naharnet, March 12, 2017、NNA, March 12, 2017、Reuters, March 12, 2017、SANA, March 12, 2017、UPI, March 12, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合がラッカ市南部を爆撃し、民間人19人を殺害(2017年3月12日)

ラッカ県では、SANA(3月12日付)が複数の地元筋の話として、米軍主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のラッカ市南部郊外のカッサーラート地区(カスラト・シャイフ・ジュムア、カスラト・ファラジュ、農業研究所)を空爆し、民間人19人が死亡したと伝えた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月12日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部の墓地地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。


AFP, March 12, 2017、AP, March 12, 2017、ARA News, March 12, 2017、Champress, March 12, 2017、al-Hayat, March 13, 2017、Iraqi News, March 12, 2017、Kull-na Shuraka’, March 12, 2017、al-Mada Press, March 12, 2017、Naharnet, March 12, 2017、NNA, March 12, 2017、Reuters, March 12, 2017、SANA, March 12, 2017、UPI, March 12, 2017などをもとに作成。

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欧州議会使節団がシリアを訪問し、アサド大統領と会談(2017年3月12日)

アサド大統領はシリアを訪問中の欧州議会使節団(欧州議会外交委員会のハビエル・クーソ副委員長が団長)と首都ダマスカスで会談し、シリア情勢、EUの対シリア政策などについて意見を交わした。

使節団はまた、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣とも会談を行った。

SANA, March 12, 2017

AFP, March 12, 2017、AP, March 12, 2017、ARA News, March 12, 2017、Champress, March 12, 2017、al-Hayat, March 13, 2017、Iraqi News, March 12, 2017、Kull-na Shuraka’, March 12, 2017、al-Mada Press, March 12, 2017、Naharnet, March 12, 2017、NNA, March 12, 2017、Reuters, March 12, 2017、SANA, March 12, 2017、UPI, March 12, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月10日、ラッカ市近郊、ダイル・ザウル市近郊などに対して19回の爆撃を実施(2017年3月11日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月10日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して28回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は19回で、ブーカマール市近郊(2回)、ラッカ市近郊(9回)、ダイル・ザウル市近郊(8回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 12, 2017、AP, March 12, 2017、ARA News, March 12, 2017、Champress, March 12, 2017、al-Hayat, March 13, 2017、Iraqi News, March 12, 2017、Kull-na Shuraka’, March 12, 2017、al-Mada Press, March 12, 2017、Naharnet, March 12, 2017、NNA, March 12, 2017、Reuters, March 12, 2017、SANA, March 12, 2017、UPI, March 12, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がラッカ市東部のマタッブ村など3カ村をダーイシュから奪取し制圧(2017年3月11日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、米軍主導の有志連合の支援を受け、ラッカ市東部郊外で進軍を続け、ラッカ市とダイル・ザウル県を結ぶ戦略的要衝の一つマタッブ村をダーイシュ(イスラーム国)から奪取し制圧、ラッカ市一帯地域の孤立化を強化した。

また、クッルナー・シュラカー(3月11日付)によると、シリア民主軍はまた、ラッカ市東部のハッジャージュ村、マシュフーリー村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(3月11日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が同県北部で進軍を続けるなか、ハトラ村を占拠していたダーイシュ(イスラーム国)がヒスバ(宗教警察)本部などを撤収し、サーリヒーヤ村方面に撤退した。

Kull-na Shuraka’, March 9, 2017

 

AFP, March 11, 2017、AP, March 11, 2017、ARA News, March 11, 2017、Champress, March 11, 2017、al-Hayat, March 12, 2017、Iraqi News, March 11, 2017、Kull-na Shuraka’, March 11, 2017、al-Mada Press, March 11, 2017、Naharnet, March 11, 2017、NNA, March 11, 2017、Reuters, March 11, 2017、SANA, March 11, 2017、UPI, March 11, 2017などをもとに作成。

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国連安保理はジュネーブでのシリア政府・反体制派の和平協議再開を求める議長声明を採択(2017年3月11日)

国連安保理は、シリア情勢への対応を協議するための会合を開催、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表が、シリア政府と反体制派の代表団による和平協議「ジュネーブ4会議」の進捗などについて報告した。

報告後、安保理は、シリア政府と反体制派の双方に停戦履行と和平交渉の再開を求める議長声明(SC/12749)を採択した。

議長声明全文は以下の通り:

On 8 March 2017, the members of the Security Council were briefed by the Secretary-General’s Special Envoy for Syria, Staffan de Mistura, and reiterated their support for his leadership of the United Nations’ efforts to facilitate the lasting political settlement of the Syrian crisis through an inclusive and Syrian-led political process that meets the legitimate aspirations of the Syrian people.

The members of the Security Council reaffirmed their strong commitment to the sovereignty, independence, unity and territorial integrity of the Syrian Arab Republic, and reiterated that the only sustainable solution to the current crisis in Syria is through an inclusive and Syrian-led political process based on the Geneva Communiqué of 30 June 2012, as endorsed by the Security Council resolution 2118 (2013), the Security Council resolutions 2254 (2015), 2268 (2016) and 2336 (2016), and relevant statements of the International Syria Support Group.

The members of the Security Council welcomed the conclusion of a further round of United Nations-facilitated intra-Syrian negotiations in Geneva on 3 March 2017. They further welcomed the announcement by Special Envoy de Mistura of a clear agenda for future negotiations as indicated by resolution 2254, focusing on governance; constitutional issues; elections; and counter-terrorism, security and confidence-building measures.

The members of the Security Council reiterate their commitment to ensuring the inclusion of Syrian women in the political process through sustained consultation and dialogue and promoting their full and effective participation.

The members of the Security Council recognized that the continuation of political negotiations was made possible by the ceasefire developed through the Astana process.

The members of the Security Council called on the Syrian parties to fully implement the ceasefire, established pursuant to the arrangements of 29 December 2016, noted by United Nations Security Council resolution 2336 (2016), including ending ceasefire violations and ensuring humanitarian access.

The members of the Council also encouraged the International Syria Support Group members to use their influence over the parties to help end violations, reduce violence, build confidence and ensure safe, sustained and unhindered humanitarian access in line with United Nations Security Council resolution 2165 (2014).

The members of the Security Council looked forward to the early resumption of the intra-Syrian negotiations and encouraged the Syrian parties to return to talks in good faith and to engage constructively and without preconditions on the agenda set out by the United Nations Special Envoy when talks resume.

http://sana.sy/wp-content/uploads/2017/03/1-322-660x330.jpg

AFP, March 11, 2017、AP, March 11, 2017、ARA News, March 11, 2017、Champress, March 11, 2017、al-Hayat, March 12, 2017、Iraqi News, March 11, 2017、Kull-na Shuraka’, March 11, 2017、al-Mada Press, March 11, 2017、Naharnet, March 11, 2017、NNA, March 11, 2017、Reuters, March 11, 2017、SANA, March 11, 2017、UPI, March 11, 2017などをもとに作成。

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ラトニー米国務省シリア問題担当特使はアラビア語の声明でシャーム解放機構(旧ヌスラ戦線)に対して「我々の敵であり、スンナ派でも、イスラーム教徒でもない」と背教宣告(2017年3月10日)

マイケル・ラトニー米国務省シリア問題担当特使はアラビア語で声明を出し、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線(2016年半ばにシャーム・ファトフ戦線に改称)が、「穏健な反体制派」と目されて、米国の支援を受けてきたヌールッディーン・ザンキー運動などとともにシャーム解放機構を結成したことを厳しく非難した。

声明でラトニー特使は「シャーム解放機構に統合された者はシリアのアル=カーイダのネットワークの一部となる」と指摘、「アル=カーイダに身を置くこの者たちは我々の敵であり、スンナ派でもなければ、イスラーム教徒でもなく…、彼らは、トルコ、カタール、サウジアラビアといった中東における我々の友人や同盟者に背教宣告(タクフィール)をすることなしに、自分たちの主張を正当化はできない」とシャーム解放機構に「背教宣告」を行った。

ARA News, March 11, 2017

AFP, March 11, 2017、AP, March 11, 2017、ARA News, March 11, 2017、Champress, March 11, 2017、al-Hayat, March 12, 2017、Iraqi News, March 11, 2017、Kull-na Shuraka’, March 11, 2017、al-Mada Press, March 11, 2017、Naharnet, March 11, 2017、NNA, March 11, 2017、Reuters, March 11, 2017、SANA, March 11, 2017、UPI, March 11, 2017などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領がトルコのエルドアン大統領と首脳会談「両国は真の協力関係を回復した!」(2017年3月10日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はモスクワで首脳会談を行った。

会談後の共同記者会見で、プーチン大統領は、関係正常化が完了し、「両国は真の協力関係を回復した…。ロシアはトルコを極めて重要なパートナーとみなしている」と述べた。

プーチン大統領は、会談で両首脳は、中東地域の諸問題、とりわけシリア情勢への対応について協議したとしたうえで、「モスクワとアンカラが「テロとの戦い」で取り組みを一つにすることが重要だ…。ロシアとトルコの協力により、(シリアでの)停戦の仕組みが確立し、アスタナでの協議が始まった」と強調した。

そのうえで、トルコの諜報機関・軍との協力関係を強化することで合意したと明らかにし、「指名手配者の追跡のため合同活動を行う」と付言した。

その一方で、「トルコを標的としたいかなるテロ活動も非難する」と述べた。

エルドアン大統領は、プーチン大統領がダーイシュ(イスラーム国)とシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)に対する「テロとの戦い」を強調したのに対し、「トルコとロシアはテロを駆使して「テロとの戦い」を行うことはできないということで合意した」と述べ、米国の支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との協力に改めて拒否の姿勢を示した。

Reuters, March 10, 2017

AFP, March 10, 2017、AP, March 10, 2017、ARA News, March 10, 2017、Champress, March 10, 2017、al-Hayat, March 11, 2017、Iraqi News, March 10, 2017、Kull-na Shuraka’, March 10, 2017、al-Mada Press, March 10, 2017、Naharnet, March 10, 2017、NNA, March 10, 2017、Reuters, March 10, 2017、SANA, March 10, 2017、UPI, March 10, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室はアレッポ市北部のロジャヴァ支配地域を砲撃(2017年3月10日)

アレッポ県では、ARA News(3月10日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、西クルディスタン移行期民政局支配下のタッル・リフアト市一帯を砲撃した。

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トルコ軍は、シリア北部(アレッポ県マンビジュ市西部郊外一帯)でのこの1週間の戦闘で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の戦闘員71人を殺害したと発表した。

ロイター通信(3月10日付)に伝えた。

AFP, March 10, 2017、AP, March 10, 2017、ARA News, March 10, 2017、Champress, March 10, 2017、al-Hayat, March 11, 2017、Iraqi News, March 10, 2017、Kull-na Shuraka’, March 10, 2017、al-Mada Press, March 10, 2017、Naharnet, March 10, 2017、NNA, March 10, 2017、Reuters, March 10, 2017、SANA, March 10, 2017、UPI, March 10, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月9日、ラッカ市近郊、ダイル・ザウル市近郊などに対して19回の爆撃を実施(2017年3月10日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月9日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は19回で、ラッカ市近郊(13回)、ダイル・ザウル市近郊(6回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 10, 2017、AP, March 10, 2017、ARA News, March 10, 2017、Champress, March 10, 2017、al-Hayat, March 11, 2017、Iraqi News, March 10, 2017、Kull-na Shuraka’, March 10, 2017、al-Mada Press, March 10, 2017、Naharnet, March 10, 2017、NNA, March 10, 2017、Reuters, March 10, 2017、SANA, March 10, 2017、UPI, March 10, 2017などをもとに作成。

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ヴォーテル米軍中央司令官「トルコとシリア民主軍の衝突を回避するための措置を試みる」(2017年3月9日)

米軍中央司令部(CENTCOM)司令官のジョセフ・ヴォーテル大将は、米上院での公聴会で、トルコ軍と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の衝突を回避に関するジョン・マケイン議員(共和党)の質問に対して、「我々はそれ(衝突)を回避するための措置を試みる」と答えた。

ARA News(3月9日付)が伝えた。

AFP, March 10, 2017、AP, March 10, 2017、ARA News, March 10, 2017、Champress, March 10, 2017、al-Hayat, March 11, 2017、Iraqi News, March 10, 2017、Kull-na Shuraka’, March 10, 2017、al-Mada Press, March 10, 2017、Naharnet, March 10, 2017、NNA, March 10, 2017、Reuters, March 10, 2017、SANA, March 10, 2017、UPI, March 10, 2017などをもとに作成。

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トルコのカルン大統領報道官「ラッカ市解放作戦へのトルコの参加の是非は依然協議中」(2017年3月9日)

トルコのイブラヒム・カルン大統領府報道官は、米国・ロシア・トルコの三カ国参謀長会談での協議を示唆するかたちで、ラッカ市攻略戦へのトルコ軍の参加の是非について言及、「我々の計画は極めて明白だが、交渉のプロセスは続いている…。ラッカ市に対する攻撃を誰と、そしてどのように実施するかについては、まだ最終的な決定には至っていない。クルド人武装勢力は、我々が(米国と)交わした約束に従って、シリアのマンビジュ市一帯からユーフラテス川東岸に退去せねばならない」と述べた。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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米海兵隊第11遠征部隊400人がシリア領内某所の前線に展開:ラッカ市解放作戦へのトルコの役割については依然として協議中(2017年3月9日)

有志連合報道官のジョン・ドリアン米空軍大佐は、ダーイシュ(イスラーム国)が首都と位置づけるラッカ市攻略に向け、米軍海兵隊所属の第11遠征部隊約400人を数日前にシリア国内某所にある前線拠点に派兵、「任務実施の用意ができている」と発表した。

同部隊はM777 155mm榴弾砲(ホイッツァー)を装備し、増援部隊は最終的には500人にまで増員されるという。

al-Hayat, March 10, 2017

ドリアン報道官は、米軍主導の有志連合の後援を受けラッカ市孤立化に向け、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が続行する「ユーフラテスの怒り」作戦に関して「非常に順調に進んでいる…孤立後に市内突入が決定される可能性もある」としたうえで、「米海兵隊の派兵については、前線に投入されるのではなく、シリア国内の地元勢力(シリア民主軍を意図)とともに行動すると付言、「総勢400人からなる増援部隊の派兵は一時的なものとなるだろう」との見方を示した。

一方、ラッカ市攻略におけるトルコ軍の役割については「軍司令部レベル、そして外交レベルで依然として協議中だが…、我々は常にラッカ市解放におけるトルコの役割に開放的な姿勢を示している。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍がハワール・キリス作戦司令室とシリア民主軍の兵力引き離しのためマンビジュ市西部郊外に展開した「シリア国境警備隊」を砲撃し、多数が死傷(2017年3月9日)

SANA(3月9日付)は、シリア軍消息筋の話として、トルコ軍がアレッポ市西部のマンビジュ市郊外にあるシリア軍および予備部隊の拠点複数カ所に砲撃を加えたと伝えた。

トルコ軍の砲撃を受けたのは、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とロシアの合意を受けて、シリア民主軍支配地域と、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室支配地域の間に展開したばかりの「シリア国境警備隊」の拠点。

スカイ・ニュース(3月9日付)によると、トルコ軍による砲撃はジュッブ・ハムラ村、ブーヒージュ村、ブーガーズ村、クール・フユーク村一帯におよび、シリア国境警備隊隊員多数が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がマンビジュ市西部郊外で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

戦闘はハムラー村、ブーヒージュ村、ブーガーズ村、クール・フユーク村一帯で激しく行われ、ハワール・キリス作戦司令室はシリア民主軍戦闘員8人を殺害、またバトゥーシーヤ村ではシリア軍兵士2人を捕捉した。

ARA News, March 9, 2017
Kull-na Shuraka’, March 9, 2017

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、Sky News Arabic, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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米・ロシア両軍がシリア領内でダーイシュ支配地域を「無差別爆撃」、女性と子供を含む20人以上を殺害(2017年3月9日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、米軍主導の有志連合と思われる戦闘機が8日深夜から9日未明にかけて、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のマタッブ村を空爆し、子供6人を含む民間人14人が死亡した。

マタッブ村はラッカ市北東部の戦略的要衝に位置し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が同地に向けて進軍を続けている。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)支配下のマヤーディーン市を空爆し、女性1人、子供3人を含む7人が死亡した(クッルナー・シュラカー(3月9日付)によると、死者は30人)。

ロシア軍の空爆は避難民が身を寄せている学校や住宅街に対して行われたという。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月8日、ラッカ市近郊、ダイル・ザウル市近郊などに対して14回の爆撃を実施(2017年3月9日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月8日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は14回で、ラッカ市近郊(9回)、ダイル・ザウル市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 9, 2017、AP, March 9, 2017、ARA News, March 9, 2017、Champress, March 9, 2017、al-Hayat, March 10, 2017、Iraqi News, March 9, 2017、Kull-na Shuraka’, March 9, 2017、al-Mada Press, March 9, 2017、Naharnet, March 9, 2017、NNA, March 9, 2017、Reuters, March 9, 2017、SANA, March 9, 2017、UPI, March 9, 2017などをもとに作成。

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イラク人民兵組織ヌジャバー運動はイスラエル首相のロシア訪問に合わせて、イランで「ゴラン解放軍団」の結成を発表(2017年3月8日)

イラク人からなる民兵組織ヌジャバー運動は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相のロシア訪問に合わせるかたちで、「ゴラン解放軍団」の結成を発表した。

RT(3月8日付)によると、ヌジャバー運動のハーシム・ムーサウィー報道官はイランのタスニーム通信本社(テヘラン)で記者会見を開き、「シリアでの一連の勝利を受け、我々はゴラン解放軍団を結成した。この軍団は充分訓練され、綿密な計画を有し、特殊部隊から構成され、近代的な戦略兵器を装備している。シリア政府の要請があれば、我々はゴラン高原解放に向けて、我々の同盟者を加勢する用意がある」と述べた。

ムーサウィー報道官はそのうえで「我々は、この地域のアラブ・イスラーム諸国がイスラエルを前にして小国家に分断されることを許さない」と強調するとともに、「我々はテロリストの最後の1人が退去するまで、シリアから撤退しない。我々はシリアですべての宗派のために戦っている。我々にはシリアの人口動態を変更する意図はない」と付言した。

Tasnim News, March 8, 2017

 

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、RT, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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トルコ災害緊急事態管理局は、バーブ市(アレッポ県)北部郊外でシリア人難民・避難民を収容するための都市建設を計画(2017年3月8日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月8日付)は、トルコの複数の消息筋の話として、トルコ災害緊急事態管理局(AFAD)がアレッポ県バーブ市北部郊外に、シリア人難民・避難民を収容する都市を建設することを計画していると伝えた。

バーブ市は、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室によってダーイシュ(イスラーム国)から奪取、制圧されたばかりで、トルコ政府は同地を南端とするアレッポ県北部国境地帯を「安全(保障)地帯」に設置し、飛行禁止空域を設定、トルコ領内のシリア人難民を同地に押し出そうと企図してきた。

同消息筋によると、新都市は6ヶ月かけてバーブ市北部のナダーフ地区に2DKの住居1万1,375棟を建設する予定だという。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月8日付)によると、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室によってダーイシュ(イスラーム国)から奪取されたバーブ市で、地元評議会が発足した。

バーブ市地元評議会は27人からなり、議長にはジャマール・アフマド・ウスマーン氏、副議長にはアブドゥルハミード・ザーヒル氏が就任した。

Kull-na Shuraka’, March 8, 2017

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月7日、ダイル・ザウル市近郊などに対して20回の爆撃を実施(2017年3月8日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月7日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は20回で、ブーカマール市近郊(2回)、ラッカ市近郊(4回)、ダイル・ザウル市近郊(13回)、マンビジュ市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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トルコ政府はシリア難民に対する最大規模の支援活動を行ってきた米NGOメルシー・コープスの登録を抹消(2017年3月7日)

トルコ政府当局は、2012年以来、トルコ国内でシリア人に対する最大規模の支援活動を行ってきた米国のNGOメルシー・コープスの登録を突如抹消した。

メルシー・コープスはホームページ(https://www.mercycorps.org/)を通じて声明を出し、「トルコ政府や地元の協力者との5年にわたる協力の末、こうした事態になったことに心を痛めている」と発表した。

AFP(3月8日付)が伝えた。

AFP, March 8, 2017、AP, March 8, 2017、ARA News, March 8, 2017、Champress, March 8, 2017、al-Hayat, March 9, 2017、Iraqi News, March 8, 2017、Kull-na Shuraka’, March 8, 2017、al-Mada Press, March 8, 2017、Naharnet, March 8, 2017、NNA, March 8, 2017、Reuters, March 8, 2017、SANA, March 8, 2017、UPI, March 8, 2017などをもとに作成。

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米国、ロシア、トルコの参謀長が初の三者会談、YPG、トルコ軍、シリア軍の衝突回避に向け折衝か(2017年3月7日)

米国、ロシア、トルコ各国の軍参長がトルコ南部のアンタキア市で会談した。

会談を行ったのはジョセフ・ダンフォード米統合参謀本部議長、ロシアのヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長、そしてトルコのフルシ・アカル参謀総長の3人で、三国の参謀総長が一同に会したのは初めて。

AP, March 7, 2017

会談は、①トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室によるアレッポ県バーブ市のダーイシュ(イスラーム国)からの奪取、②シリア軍によるターディフ市一帯のダーイシュからの奪取と南進、③西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍支配下のマンビジュ市西部郊外一帯へのシリア軍の到達、④シリア民主軍支配地域・ハワール・キリス作戦司令室支配地域間の緩衝地帯へのシリア軍の展開、を受け、ハワール・キリス作戦司令室とシリア軍、そしてハワール・キリス作戦司令室とシリア民主軍の戦闘が散発化しているなかで行われた。

会談では、こうした事態に対処し、ハワール・キリス作戦司令室とシリア軍、そしてハワール・キリス作戦司令室とシリア民主軍の衝突を回避するための協議がなされたと思われる。

southfront.org

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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トルコのユルドゥルム首相「米国、ロシアとの調整なしにマンビジュ市制圧作戦は実施しない」(2017年3月7日)

トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は、「ユーフラテスの盾」作戦の一環として制圧をめざしてきたアレッポ県マンビジュ市の攻略に関して「ロシア、米国との調整なしにマンビジュ市制圧作戦は実施しないだろう」と述べた。

ユルドゥルム首相「現段階では定かではないが、米国はおそらく、この作戦(ラッカ市解放作戦)をトルコではなく、YPG(西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊主導)とともに実施するのだろう…。米国はYPGに武器を供与している…。もしこの作戦がこうした方法で実施されるのなら、トルコと米国の関係に悪影響が生じるだろう。なぜなら、YPGはテロ組織だからだ」と述べつつも、マンビジュ市攻略については、シリア民主軍を主導するYPGを支援する米国に配慮する姿勢を示した。

『ハヤート』(3月8日付)、ARA News(3月7日付)などが伝えた。

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室はバーブ市東部郊外、アアザーズ市南部郊外でYPG主体のシリア民主軍を攻撃(2017年3月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がアリーマ町(バーブ市東部)西部のブーガーズ村に展開する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対して砲撃を加えた。

ARA News(3月7日付)によると、ハワール・キリス作戦司令室はまた、アアザーズ市南部郊外の西クルディスタン移行期民政局支配下地域に進軍を試みた。

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は3月6日、ダイル・ザウル市近郊などに対して21回の爆撃を実施(2017年3月7日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月6日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して32回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、ブーカマール市近郊(2回)、シャッダーデディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(16回)に対して攻撃が行われた。

AFP, March 7, 2017、AP, March 7, 2017、ARA News, March 7, 2017、Champress, March 7, 2017、al-Hayat, March 8, 2017、Iraqi News, March 7, 2017、Kull-na Shuraka’, March 7, 2017、al-Mada Press, March 7, 2017、Naharnet, March 7, 2017、NNA, March 7, 2017、Reuters, March 7, 2017、SANA, March 7, 2017、UPI, March 7, 2017などをもとに作成。

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