ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」への違反を14件、55キロ地帯への戦闘機の侵犯を18件確認したと発表(2023年8月12日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に14件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-35戦闘機4機、タイフーン戦闘機2機、ラファール戦闘機2機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を18件確認したと発表した。

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一方、クリット副センター長は、ラタキア県のシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)がシリア軍の防衛最前線を突破しようとし、シリア軍が迎撃、これを撃退したが、戦闘でシリア軍兵士2人が死亡したと発表した。

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RIAノーヴォスチ通信(8月12日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 12, 2023をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機が10日深夜から11日未明にかけてラッカ県内の砂漠地帯でダーイシュの拠点複数ヶ所を爆撃(2023年8月11日)

ラッカ県では、シリア人権監視団やANHA(8月11日付)によると、ロシア軍戦闘機が10日深夜から11日未明にかけて県内の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数ヶ所に対して爆撃を実施した。

AFP, August 11, 2023、ANHA, August 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 11, 2023、‘Inab Baladi, August 11, 2023、Reuters, August 11, 2023、SANA, August 11, 2023、SOHR, August 11, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはロシア軍戦闘機4機が、米国が違法に占領する55キロ地帯上空で、米軍機からレーダー攻撃を受けたと発表(2023年8月11日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、ロシア軍のSu-34戦闘機2機とS-35戦闘機2機が、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)の上空で、米軍のF-35戦闘機からの誘導システムの衝撃を感知、レーダー攻撃を受けたと発表した。

クリット副センター長はまた、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に11件確認したと発表した。

クリット副センター長はさらに、55キロ地帯で、F-16戦闘機1機、F-35戦闘機4機、タイフーン戦闘機1機、ラファール戦闘機1機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を16件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月11日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 11, 2023をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による10回の砲撃を確認したと発表(2023年8月10日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月10日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 10, 2023をもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)は7月の1ヶ月間でイラクとシリア領内でダーイシュに対して31回の作戦を実施し、ダーイシュのメンバー30人を拘束、5人を殺害したと発表(2023年8月9日)

米中央軍(CENTCOM)は声明を出し、2023年7月の1ヶ月間に、有志連合とその協力部隊が、イラクとシリア領内でダーイシュ(イスラーム国)に対して31回の作戦を実施し、ダーイシュのメンバー30人を拘束、5人を殺害したと発表した。

内訳は以下の通り。

作戦回数:イラク20、シリア11
殺害したダーイシュメンバーの数:イラク2、シリア3
拘束者数:イラク7、シリア6

AFP, August 9, 2023、ANHA, August 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2023、‘Inab Baladi, August 9, 2023、Reuters, August 9, 2023、SANA, August 9, 2023、SOHR, August 9, 2023などをもとに作成。

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トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内にあるアレッポ県クワイト・ラフマ村が砲撃を受け、子供複数を含む8人が重軽傷、トルコ軍はハサカ県をドローンで爆撃(2023年8月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のクワイト・ラフマ村(国内避難民(IDPsキャンプ))がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地からの砲撃を受け、子供複数を含む8人が重軽傷を負った。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下の「平和の泉」地域内のラアス・アイン市郊外を砲撃し、シリア国民軍に所属するラフマーン軍団の戦闘員1人が死亡、4人が負傷した。

一方、ANHA(8月9日付)によると、トルコ軍とシリア国身がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

トルコ軍はまた、タッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

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ラッカ県では、ANHA(8月9日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市東のシャリカ村を砲撃し、住民3人が死亡、3人が負傷した

AFP, August 9, 2023、ANHA, August 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 9, 2023、‘Inab Baladi, August 9, 2023、Reuters, August 9, 2023、SANA, August 9, 2023、SOHR, August 9, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合所属によるドローンの「非紛争議定書」への違反を12件、戦闘機などによる55キロ地帯への侵犯を17件確認したと発表(2023年8月9日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に12件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機1機、F-35戦闘機2機、タイフーン戦闘機2機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を17件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月9日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 9, 2023をもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県とアレッポ県を自爆型ドローンで攻撃(2023年8月8日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が自爆型の無人航空機(ドローン)でシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を攻撃した。

ハサカ県では、また、ANHA(8月8日付)によると、トルコ軍はシリア国民軍とともに、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町、同町近郊のヒルバト・シャイール村、アサディーヤ村、ムシャイリファ村、タッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村の穀物サイロを砲撃した。

この砲撃により、ウンム・カイフ村で住民1人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の自爆型の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアイン・ダクナ村とシャワーリガ砦を2度にわたって攻撃した。

一方、ANHA(8月8日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村を砲撃した。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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シリアのダンディー国連副代表は化学兵器使用にかかる国連安保理の月例会合がシリアへの嫌疑を向ける新たな機会を与えていると非難、米国が「新シリア軍」に化学兵器を供与していると指摘(2023年8月8日)

国連安保理でシリアでの化学兵器使用にかかる月例の会合が開催され、シリアのフクム・ダンディー国連副代表は、本件にかかるいかなる進捗もないなかで会合が続けられ、一部諸国がシリアへの嫌疑を向ける新たな機会を与えることにしか資していないことに疑義を呈するとともに、米国が違法に駐留するヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、「新シリア軍」などと呼ばれてきたテロ・グループを化学兵器で増強し、シリアに嫌疑を向けるための新たな偽装事件を用意していると非難した。

SANA(8月8日付)が伝えた。

AFP, August 8, 2023、ANHA, August 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 8, 2023、‘Inab Baladi, August 8, 2023、Reuters, August 8, 2023、SANA, August 8, 2023、SOHR, August 8, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合のMQ-9がラッカ県アイン・イーサー市の上空でロシア軍のSu-35戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表(2023年8月8日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米主導の有志連合のMQ-9無人航空機(ドローン)が8日、ラッカ県アイン・イーサー市の上空でロシア軍のSu-35戦闘機に対して「危険な接近」を行ったと発表した。

MQ-9はロシア軍機に100メートル以下の距離まで接近したという。

クリット副センター長はまた、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に10件確認したと発表した。

クリット副センター長はさらに、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機3機、F-35戦闘機1機、タイフーン戦闘機1機、ラファール戦闘機1機、MQ-1C無人航空機3機、MC-12W偵察機1機による領空侵犯を16件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月8日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 8, 2023をもとに作成。

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トルコ軍が自爆型ドローンで、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のシャワーリガ村を攻撃(2023年8月7日)

アレッポ県では、ANHA(8月7日付)によると、トルコ軍が自爆型の無人航空機(ドローン)で、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊ののシャワーリガ村を攻撃した。

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ハサカ県では、ANHA(8月7日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のタウィーラ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、タッル・タムル町近郊のアリーシャ村一帯では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下の「平和の泉」地域への潜入を試み、シリア国民軍と交戦、シリア民主軍の兵士1人とシリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団の戦闘員6人が死亡、7人あまりが負傷した。

AFP, August 7, 2023、ANHA, August 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2023、‘Inab Baladi, August 7, 2023、Reuters, August 7, 2023、SANA, August 7, 2023、SOHR, August 7, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー30輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているマフムーディーヤ国境通行所を経由してイラク領内に移動(2023年8月7日)

ハサカ県では、SANA(8月7日付)がヤアルビーヤ町一帯の複数の住民筋の話として伝えたところによると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー30十輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているマフムーディーヤ国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, August 7, 2023、ANHA, August 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2023、‘Inab Baladi, August 7, 2023、Reuters, August 7, 2023、SANA, August 7, 2023、SOHR, August 7, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍が首都ダマスカス一帯の複数ヶ所をミサイルで爆撃、軍関係者4人が死亡、4人が負傷(2023年8月7日)

シリア国防省は声明を出し、7日午前2時20分頃、イスラエル軍が占領下のゴラン高原上空から首都ダマスカス一帯の複数ヶ所をミサイルで爆撃、シリア軍防空部隊が迎撃し、一部ミサイルを撃破したものの、軍関係者4人が死亡、4人が負傷し、物的被害が生じたと発表した。

 

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の爆撃は、ダマスカス郊外県のダマスカス国際空港一帯、ディーマース航空基地一帯、キスワ市一帯にある「イランの民兵」の貯蔵施設や陣地を狙ったもので、シリア軍兵士4人と身元不明者2人が死亡、少なくとも7人が負傷した。

AFP, August 7, 2023、ANHA, August 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2023、‘Inab Baladi, August 7, 2023、Reuters, August 7, 2023、SANA, August 7, 2023、SOHR, August 7, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合のMQ-9がシリア領海上空でロシア軍のSu-35戦闘機に対して2度にわたって「危険な接近」を行ったと発表(2023年8月7日)

ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、米主導の有志連合のMQ-9無人航空機(ドローン)が6日、シリア領海の上空でロシア軍のSu-35戦闘機に対して2度にわたって「危険な接近」を行ったと発表した。

MQ-9はロシア軍機に150メートル以下の距離まで接近したという。

クリット副センター長はまた、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に11件確認したと発表した。

さらに、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機1機、F-35戦闘機2機、タイフーン戦闘機1機、ラファール戦闘機1機、MQ-1C無人航空機1機、MC-12W偵察機1機による領空侵犯を確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月7日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 7, 2023をもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃(2023年8月6日)

ハサカ県では、ANHA(8月6日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のダルダーラ村を砲撃した。

AFP, August 6, 2023、ANHA, August 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 6, 2023、‘Inab Baladi, August 6, 2023、Reuters, August 6, 2023、SANA, August 6, 2023、SOHR, August 6, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはロシア軍とシリア軍が軍と民間人に対するテロ攻撃に関与するヌスラ戦線(シャーム解放機構)の本部を破壊したと発表(2023年8月6日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、6日のイドリブ県イドリブ市一帯に対する爆撃に関して、ロシア軍とシリア軍が軍と民間人に対するテロ攻撃に関与するテロ組織のシャームの民のヌスラ戦線(現在の呼称はシャーム解放機構)の本部を破壊したと発表した。

クリット副センター長はまた、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、トルキスタン・イスラーム党とヌスラ戦線(シャーム解放機構)による4回(アレッポ家)の砲撃を確認したとする一方、テロリストが発射した対戦車誘導ミサイルがシリア軍車両に命中し、シリア軍兵士1人が死亡、4人が負傷したと発表した。

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クリット副センター長はさらに、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に14件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機3機、F-35戦闘機3機、ラファール戦闘機1機、タイフーン戦闘機1機、MQ-1C無人航空機1機、MC-12偵察機2機による領空侵犯を17件確認したと発表した。

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RIAノーヴォスチ通信(8月6日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 6, 2023をもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市近郊を4回にわたって爆撃し、3人が死亡、6人が負傷(2023年8月5日)

イドリブ県では、ホワイト・ヘルメットによると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市近郊を4回にわたって爆撃し、3人が死亡、6人が負傷した。

https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/posts/603103788691361

https://www.facebook.com/SyriaCivilDefense/posts/602833212051752

 

https://twitter.com/Najdat567/status/1688049472876490753

 

https://twitter.com/Najdat567/status/1687744543247024129

「決戦」作戦司令室所属の「観測者アブー・アミーン80」(テレグラム:https://t.me/syrianevent1/、X(旧ツイッター):https://twitter.com/Najdat567/)によると、爆撃を行ったのはSu-34戦闘機。

また、シリア人権監視団によると、シリア軍もジスル・シュグール市を砲撃し、子供3人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるミールザー砦一帯を砲撃し、女性2人が負傷した。

一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるカーヒラ村、サルマーニーヤ村、ズィヤーラ町を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ヤードゥーダ村で50代の男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, August 5, 2023、ANHA, August 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 5, 2023、‘Inab Baladi, August 5, 2023、Reuters, August 5, 2023、SANA, August 5, 2023、SOHR, August 5, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センター:200人の過激派がイドリブ県内の緊張緩和地帯で軍事教練を受けており、そのなかにはトルキスタン・イスラーム党のメンバーが含まれている(2023年8月5日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に11件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機1機、F-35戦闘機5機、ラファール戦闘機2機、MQ-1C無人航空機2機、による領空侵犯を16件確認したと発表した。

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クリット副センター長はさらに、少なくとも200人の過激派がイドリブ県内の緊張緩和地帯で軍事教練を受けており、そのなかにはトルキスタン・イスラーム党のメンバーが含まれていると発表した。

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RIAノーヴォスチ通信(8月5日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 5, 2023をもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県、アレッポ県をドローンなどで攻撃し、YPGの軍関係者やシリア軍兵士を殺害(2023年8月3日)

ハサカ県では、ANHA(8月3日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のアッブーシュ村、シャイフ・アリー村、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町の村々を砲撃し、アッブーシュ村で民間人5人が負傷した。

トルコ軍はまた、ファルウ村にいたる街道を移動していた車1台を無人航空機(ドローン)で攻撃し、シリア民主軍を主導する人民防衛隊(YPG)の軍関係者4人が死亡した。

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アレッポ県では、ANHA(8月3日付)、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のカフル・アントゥーン村一帯を無人航空機(ドローン)で2度にわたって爆撃を行い、シリア軍兵士1人が負傷した。

トルコ軍はまた、バイナ村一帯を砲撃した。

AFP, August 3, 2023、ANHA, August 3, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 3, 2023、‘Inab Baladi, August 3, 2023、Reuters, August 3, 2023、SANA, August 3, 2023、SOHR, August 3, 2023などをもとに作成。

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ロシア国防省はハマー県でシリア軍特殊部隊とシリア駐留ロシア軍が初の夜間戦術演習を実施したと発表(2023年8月3日)

ロシア国防省はハマー県でシリア軍特殊部隊とシリア駐留ロシア軍が初の夜間戦術演習を実施したと発表した。

演習では、シリア軍の展開地域を攻撃し、民間人ごと集落を占領した敵に対して、両軍が夜間に爆撃や砲撃によって敵の目標を破壊、空挺作戦を実施し、敵の車輛を破壊、同地を解放する訓練が行われた。

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ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に14件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機1機、F-35戦闘機3機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を11件確認したと発表した。

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RIAノーヴォスチ通信(8月3日付)が伝えた。

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一方、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)上空にロシア軍戦闘機が侵入、有志連合の航空機が緊急発進し、これを排除した。

RIA Novosti, August 3, 2023、SOHR, August 3, 2023をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属のドローンによる違反を13件、55キロ地帯への領空侵犯を14件確認したと発表(2023年8月2日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に13件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機1機、F-35戦闘機5機、MQ-1C無人航空機2機による領空侵犯を14件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月2日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 2, 2023をもとに作成。

(C)青山

ハサカ県内で盗奪した穀物を積んだタンクローリー45輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているマフムーディーヤ国境通行所を経由してイラク領内に移動(2023年8月2日)

ハサカ県では、SANA(8月2日付)がヤアルビーヤ町一帯の複数の住民筋の話として伝えたところによると、県内の穀物サイロから盗奪した穀物を積んだタンクローリー45輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているマフムーディーヤ国境通行所を経由してイラク領内に移動した。


AFP, August 2, 2023、ANHA, August 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2023、‘Inab Baladi, August 2, 2023、Reuters, August 2, 2023、SANA, August 2, 2023、SOHR, August 2, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属のドローンによる違反を10件、55キロ地帯での領空侵犯を14件確認したと発表(2023年8月1日)

ロシア当事者和解調整センターのヴァディム・クリット副センター長は、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を過去24時間に10件確認したと発表した。

クリット副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、F-16戦闘機、F-35戦闘機、無人偵察機による領空侵犯を14件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月1日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 1, 2023をもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣、ハティーブ通信技術大臣、ハリール経済対外通商大臣がイランのアブドゥッラフヤーン外務大臣、バズルパーシュ道路都市開発大臣、ザーリアブール通信大臣とそれぞれ会談(2023年7月31日)

イランを公式訪問中のファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と会談した。

会談後の記者会見で、ミクダード外務在外居住者大臣は、シリア・イラン関係は両国の利益を実現することで継続するとしたうえで、エブラーヒーム・ライースィー大統領のシリア訪問に際して調印された合意や覚書(MoU)の実施に向けた実質的な措置が開始されたと発表した。

ミクダード外務在外居住者大臣はまた、シリア領内における米国の違法な駐留について、米国は連日、シリアで戦争犯罪や人道に対する犯罪を繰り返しており、米軍は、撤退を強いられる前に自ら撤退しなければならないと述べるとともに、ヒムス県のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)がテロ組織の拠点になっていると非難した。

難民の帰還については、そのためのあらゆるイニシアチブを歓迎し、支持すると述べた。

イスラエルについては、パレスチナ人に対する攻撃、入植地の拡大は、シオニストが直面する危機の深刻さを示すと述べた。

5月にシリアがサウジアラビアのジェッダでのアラブ連盟首脳会議で連盟復帰を果たしたことについては、欧米諸国のヒステリーを増長したとの見方を示した。

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ミクダード外務在外居住者大臣とともに、イランを訪問しているサーミル・ハリール経済対外通商大臣ら使節団は、マフラダド・バズルパーシュ道路都市開発大臣らからなる代表団と会談し、ライースィー大統領のシリア訪問に際して調印された協定や覚書(MoU)の実施、経済、通商、投資分野における関係拡大の方途などについて意見を交わした。

なお、ハリール経済対外通商大臣はシリア・イラン経済合同委員会のシリア側の議長、バズルパーシュ道路都市開発大臣はイラン側の議長を務めている。

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また、イヤード・ハティーブ通信技術大臣は、首都テヘランでイーサー・ザーリアブール通信大臣と会談し、通信、情報テクノロジー分野での協力発展や、シリア国内でのイランのテクノロジー関連企業のための市場の創設の方途について協議した。

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SANA(7月31日付)が伝えた。

AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023などをもとに作成。

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トルコ当局はシリア難民15世帯をハサカ県ラアス・アイン国境通行所を通じて占領下の「平和の泉」地域に国外追放(2023年7月31日)

ANHA(7月31日付)は、トルコ当局がシリア難民15世帯をトルコ領内から、ハサカ県ラアス・アイン国境通行所を通じて、占領下の「平和の泉」地域に国外追放したと伝えた。

AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、米軍機による領空侵犯を6件確認したと発表(2023年7月31日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)では、米軍機による領空侵犯を6件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(7月31日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 31, 2023をもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領:「米国との直接の軍事的衝突を望んでいないが、ロシアはシリアで起きるあらゆるシナリオに対して準備はできている」(2023年7月30日)

ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領は記者会見で、米国との直接の軍事的衝突を望んでいないが、ロシアはシリアで起きるあらゆるシナリオに対して準備はできている、と述べた。

記者らからの質問に対して、プーチン大統領は次のように述べた。

我々はいかなるシナリオに対しても準備はできている。だが、それを望む者は誰もいない。米国側からのイニシアチブを受けて、我々はこうした衝突を回避する仕組みを作った。

タス通信(7月30日付)などが伝えた。

AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023、TASS, July 30, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー95輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由して相次いでイラク領内に移動(2023年7月30日)

ハサカ県では、SANA(7月30日付)によると、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー45輌からなる米軍の車列と50輌からなる車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由して相次いでイラク領内に移動した。

AFP, July 30, 2023、ANHA, July 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2023、‘Inab Baladi, July 30, 2023、Reuters, July 30, 2023、SANA, July 30, 2023、SOHR, July 30, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍ドローンがシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市を爆撃(2023年7月30日)

アレッポ県では、ANHA(7月30日付)やシリア人権監視団によると、トルコ軍の無人航空機(ドローン)がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市を爆撃した。

シリア人権監視団によると、トルコ軍はまた、シリア軍が駐留するマンナグ航空基地を自爆型ドローンで攻撃、これにより兵士1人が死亡、6人が負傷した。

一方、シリア軍とシリア国民軍は、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の支配下にあるバーブ市や、シリア政府、北・東シリア自治局の共同支配地との境界に位置するターディフ市一帯で砲撃戦を行い、バーブ市で子供1人が負傷した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町一帯および同町近郊のタッル・ラバン村を砲撃し、住民3人が負傷した。

AFP, July 30, 2023、ANHA, July 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2023、‘Inab Baladi, July 30, 2023、Reuters, July 30, 2023、SANA, July 30, 2023、SOHR, July 30, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターはラッカ県で米主導の有志連合所属のMQ-9が再びロシア軍のSu-34戦闘機に「危険な接近」をしたと発表(2023年7月30日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、ラッカ県で米主導の有志連合所属のMQ-9無人航空機(ドローン)が再びロシア軍のSu-34戦闘機に「危険な接近」をしたと発表した。

グリノフ副センター長は、ラッカ県ラッカ市付近の高度5000メートルの上空で7月30日午前6時53分、有志連合のMQ-9が、シリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」に違反するかたちで、ロシア軍のSu-34に100メートル以下の距離にまで接近を行ったことが再び記録されたと述べた。

RIAノーヴォスチ通信(7月30日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 30, 2023をもとに作成。

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