レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。
午前11時30分、アースィー陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。
午後2時30分、ハドス・ブスターンとリーシャ池の間とダヒーラ村森林地帯にあるイスラエル軍の終結地2ヶ所をロケット弾などで攻撃し、直接の損害を与えた。
午後2時55分、ラーミーム陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。
午後3時15分、無人航空機(ドローン)3機でイスラエル攻撃を行った。うち1機は、ヤフターフ・カディシュ(Yaftah Qadish)兵舎(占領下レバノンのクドス村)、のこる2機はハドスダト・ユシャア(Hadsoudat Youshaa)入植地(占領下レバノンのユーシュア村)にある軍終結地を攻撃し、確実な損害を与えた。
午後3時25分、シュトゥーラー村の灌木地に展開するイスラエル軍歩兵部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。
**
イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。
午後8時29分、レバノンからイスラエル領内に対して行われたロケット弾攻撃への報復として、ヒズブッラーの一連の標的を爆撃したと発表。なお、メナラにあるイスラエル軍の陣地へのヒズブッラーのロケット弾攻撃でイスラエル軍兵士3人が負傷、またヒズブッラーのドローン攻撃で兵士2人が重軽傷を負った。
AFP, November 10, 2023、ANHA, November 10, 2023、‘Inab Baladi, November 10, 2023、Qanat al-Manar, November 10, 2023、Reuters, November 10, 2023、SANA, November 10, 2023、SOHR, November 10, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…
国連難民高等弁務官事務所(UN…