アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つでM4高速道路沿線に位置するバーブ市でロシア軍パトロール部隊の車列がアブー・ザンディーン村の通行所を通過し、シリア政府支配地からトルコの占領地に入るとの情報が流れたことを受け、軽火器や手りゅう弾を携行した若者ら数十人が、ロシア軍の通行を阻止するためにハール市場交差点に集結、抗議デモを行った。
ロシア軍パトロール部隊の車列は、バーブ市の給水所の視察を目的とする国連使節団の車列を護衛するためのもので、トルコ軍部隊も護衛のために車列に同行した。
視察は、トルコ占領地からシリア政府支配地域に電力を供給することへの見返りとして、バーブ市に水道水を供給することを定めたシリア政府側とトルコ側の合意に基づいたもの。
デモは、マーリア市、ジャンディールス町などでも発生した。
AFP, June 11, 2024、ANHA, June 11, 2024、‘Inab Baladi, June 11, 2024、Reuters, June 11, 2024、SANA, June 11, 2024、SOHR, June 11, 2024、June 12, 2024などをもとに作成。
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