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リャブコフ露副外相は「米国は停戦に関して、受け容れがたい前提条件に固執している」と述べ、アレッポ市東部からの戦闘員退去に関して米国と合意に達したとの報道を否定(2016年12月11日)

ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣は、米・ロシアが48時間以内にシャーム・ファトフ戦線の戦闘員のアレッポ市南東部からイドリブ県への退去で合意したとするロイター通信(12月11日付)の報道について、「米国は停戦に関して、受け容れがたい前提条件に固執している」と述べ、これを否定した。

SANA(12月11日付)が伝えた。

なお、『ハヤート』(12月12日付)によると、米国・ロシアが交わしたとロイター通信が報じた停戦合意は、①300~900人とされるシャーム・ファトフ戦線の戦闘員のアレッポ市南東部からイドリブ県への退去、②5,000人以上とされるそれ以外の武装集団の戦闘員および住民の希望する地域への退去、③退去する武装集団戦闘員の軽火器携帯許可などを骨子としていたという。

AFP, December 11, 2016、AP, December 11, 2016、ARA News, December 11, 2016、Champress, December 11, 2016、al-Hayat, December 12, 2016、Iraqi News, December 11, 2016、Kull-na Shuraka’, December 11, 2016、al-Mada Press, December 11, 2016、Naharnet, December 11, 2016、NNA, December 11, 2016、Reuters, December 11, 2016、SANA, December 11, 2016、UPI, December 11, 2016などをもとに作成。

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