トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は首都アンカラで記者会見を行い、トルコ国内にいたシリア難民のうち26万人以上を、同国が実質占領するアレッポ県北部のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域(ジャラーブルス市、バーブ市、アアザーズ市一帯)と「オリーブの枝」地域(アフリーン郡)に帰国させたことを明らかにした。
チャヴシュオール外務大臣は「シリア難民26万人以上が、今日までに「ユーフラテスの盾」作戦と「オリーブの枝」作戦を通じて解放されたシリア国内の地域にトルコから戻った」と述べた。
ドゥラル・シャーミーヤ(11月14日付)が伝えた。
なお、UNHCRに登録したシリア難民は、2018年11月12日現在で5,637,050人、うちトルコでの登録人数は3,594,232人(https://data2.unhcr.org/en/situations/syria)。
チャヴシュオール外務大臣の発言が事実であれば、トルコで暮らしていたシリア難民の72%が、シリア北部に移住したことになる。
AFP, November 14, 2018、ANHA, November 14, 2018、AP, November 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2018、al-Hayat, November 15, 2018、Reuters, November 14, 2018、SANA, November 14, 2018、UPI, November 14, 2018などをもとに作成。
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