ロシアとYPG主体のシリア民主軍は、米軍撤退後にマンビジュ市一帯にロシア軍を展開させることで合意(2019年3月11日)

アル・モニター(3月11日付)は、ロシアと人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアレッポ県マンビジュ市一帯地域の処遇に関する合意を締結したと伝え、その内容を明らかにした。

合意は、トルコおよびその支援を受ける武装集団がマンビジュ市への侵攻を試みた場合、シリア駐留ロシア軍がこれに対峙することを定めたもの。

シリア民主軍の傘下で活動するマンビジュ軍事評議会のムハンマド・ムスタファー共同議長によると、「ロシアは米国が明日撤退したら、我々がこれにとって代わると彼ら(シリア民主軍)に通告した…。ロシア軍の司令官らは2日前、米国が退去したら、ロシアが国境に沿って部隊を展開させると述べた」という。

AFP, March 12, 2019、ANHA, March 12, 2019、Al-Monitor, March 12, 2019、AP, March 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 12, 2019、al-Hayat, March 13, 2019、Reuters, March 12, 2019、SANA, March 12, 2019、UPI, March 12, 2019などをもとに作成。

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