ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を自爆型ドローンで攻撃、イスラエルはドローン2機を撃墜したと発表(2024年4月12日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月12日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後2時30分、占領下カフルシューバー丘陵地帯のミスカーフ・アーム陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時10分、マルジュ陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時05分、カフルシューバー丘陵地帯のルサイサート・イルム陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後5時10分、カフルシューバー丘陵地帯のサンマーカ陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時00分、タイバ村、アイター・シャアブ村などに対するイスラエル軍の攻撃への報復として、ザーウーラにあるイスラエル軍の砲台複数ヵ所をカチューシャ砲数十発で攻撃。

西部地区

午後5時50分、カランティーナー丘を砲撃し、直接の損害を与える。

午後7時10分、タイバ村、アイター・シャアブ村などに対するイスラエル軍の攻撃への報復として、ラモト・ナフタリ基地を自爆型無人航空機(ドローン)複数機で攻撃した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後7時3分、レバノンから上ガリラヤ地方に多数の砲撃を確認、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、アイター・シャアブ村、タイバ村にあるヒズブッラーの軍事複合施設を攻撃した。

午後8時34分、レバノンからイスラエル北部に約40発の砲弾が発射されたことを確認、一部は撃破され、一部は空地に着弾。イスラエル軍が今夕、レバノンからイスラエル領内に潜入した自爆型無人航空機(UAV)2機を撃破。早朝には、ロマト・ナフタリ入植地に向けてレバノンからの多数の砲撃を確認。イスラエル軍は過去数時間にわたり、レバノン南部を攻撃し、脅威を排除。

AFP, April 12, 2024、ANHA, April 12, 2024、‘Inab Baladi, April 12, 2024、Qanat al-Manar, April 12, 204、Reuters, April 12, 2024、SANA, April 12, 2024、SOHR, April 12, 2024などをもとに作成。

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