米国、英国、フランスは、2013年8月21日のダマスカス郊外県グータ地方での化学兵器使用疑惑事件発生から5年が経ったのに合わせるかたちで共同声明を出し、シリア国内で「化学兵器が再び違法なかたちで使用される可能性を懸念している」と表明、「アサド政権が再び化学兵器を使用した場合、行動に訴える」と脅迫した。
三カ国は「アサド政権による化学兵器使用に対する我々の姿勢は変わっていない。これまでと同様、我々は、シリア政府による化学兵器再使用に対して、適切なかたちで対応するだろう」と強調した。
AFP, August 22, 2018、ANHA, August 22, 2018、AP, August 22, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 22, 2018、al-Hayat, August 23, 2018、Reuters, August 22, 2018、SANA, August 22, 2018、UPI, August 22, 2018などをもとに作成。
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