ロシア大統領特使と外務副大臣はシリア訪問に先立って18日、「シリア革命」最大の保護者であるカタールを訪問(2018年10月21日)

ロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使とセルゲイ・ヴェルシネン(Sergei Verchinen )外務副大臣が18日、カタールを訪問し、ムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー外務大臣、スルターン・ビン・サアド・ムライヒー外務担当国務大臣と会談した。

ロシア外務省の声明によると、会談では、中東情勢、とりわけシリア情勢について意見を交わし、政治解決のみがシリア紛争を収束させる唯一の方途であることを確認、シリアの国土保全、テロとの戦いへの支持が確認されたという。

なお、ラヴレンチエフ特使らは翌日の19日に、シリアを訪問し、アサド大統領と会談している。

RT(10月21日付)が伝えた。

AFP, October 21, 2018、ANHA, October 21, 2018、AP, October 21, 2018、al-Durar al-Shamiya, October 21, 2018、al-Hayat, October 22, 2018、Reuters, October 21, 2018、RT, October 21, 2018、SANA, October 21, 2018、UPI, October 21, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.