エジプト日刊紙『アフラーム』(1月7日付)は、アラブ連盟高官筋の話として、9日にエジプトの首都カイロで予定されている連盟常駐代表調整会合で、シリアの資格停止処分取り消しや大使館再開は審議されないとと伝えた。
同高官筋によると常駐代表調整会合は、2月4日にベルギーのブリュッセルで開催予定のアラブ欧州閣僚会合に向けた庶務・技術面での調整が目的だとしたうえで、シリアの資格停止処分の取り消しは、アラブ諸国のコンセンサスと合意が必要で、連盟の外相会議で審議・承認されたのち、首脳会談で最終合意されるべき案件だという。
AFP, January 7, 2019、al-Ahram, January 7, 2018、ANHA, January 7, 2019、AP, January 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2019、al-Hayat, January 8, 2019、Reuters, January 7, 2019、SANA, January 7, 2019、UPI, January 7, 2019などをもとに作成。
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