ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから108人、ヨルダンから800人の難民が帰国、避難民40人が帰宅(2019年2月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月18日付)を公開し、2月17日に難民908人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは108人(うち女性33人、子供55人)、ヨルダンから帰国したのは800人(うち女性240人、子供408人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は138,066人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者55,134人(うち女性16,670人、子ども28,037人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者82,932人(うち女性24,906人、子ども42,281人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 367,346人(うち女性110,234人、子供187,240人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民40人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは40人(うち女性16人、子供14人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は8,453人(うち女性2,888人、子供3,730人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,277,049人(うち女性385,447人、子供647,496人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 18, 2019をもとに作成。

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