人民防衛部隊(YPG)総司令部のライドゥール・ハリール報道官は声明を出し、トルコのシリア北東部への侵攻(「平和の泉」作戦)を阻止するため米国に「道義的責任」を果たすよう呼びかけた。
ハリール総司令官は「シリア民主軍はダーイシュ(イスラーム国)と戦う米指揮下の有志連合との協力を続ける」としたうえで、「トルコ軍戦闘機に対処するため、シリア北部上空を封鎖する道義的責任が米国にはある…。我々は兵士を前線に送り、その声明を危険に晒すことを望んではいない…。領空封鎖は米国が容易にできることだ」と述べた。
AFP, October 12, 2019、ANHA, October 12, 2019、AP, October 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 12, 2019、Reuters, October 12, 2019、SANA, October 12, 2019、SOHR, October 12, 2019、UPI, October 12, 2019などをもとに作成。
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