トルコのエルドアン大統領はトランプ米大統領によるシリア北東部での停戦要求を拒否(2019年10月15日)

マイク・ペンス米副大統領は、ドナルド・トランプ大統領が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官と電話会談を行い、シリアで即時停戦を行うよう求めたことを明らかにした。

ペンス副大統領はまた、トランプ米大統領が自身に対して、上級使節団を率いてトルコを訪問し、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領に停戦を求めるよう要請されたことを明らかにした。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、シリア北東部への侵攻作戦(「平和の泉」作戦)の停止の是非に関して、ドナルド・トランプ米大統領に、「トルコはシリアでの停戦を決して発表しない」旨、通告した。

ロイター通信(10月15日付)が伝えた。

AFP, October 15, 2019、ANHA, October 15, 2019、AP, October 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 15, 2019、Reuters, October 15, 2019、SANA, October 15, 2019、SOHR, October 15, 2019、UPI, October 15, 2019などをもとに作成。

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