ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月27日付)を公開し、2月26日に難民68人(うち女性20人、子供35人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民68人(うち女性20人、子供35人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は649,388人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者254,140人(うち女性76,392人、子ども129,337人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,650,496人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は878,668人(うち女性263,668人、子供447,828人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は74,941人(うち女性26,824人、子供29,242人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,343,537人(うち女性409,383人、子供673,008人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 27, 2021をもとに作成。
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