イスラエル軍戦闘機がヒムス県シャイーラート航空基地をミサイル攻撃、シリア軍兵士が死傷(2022年11月13日)

シリア軍筋は報道声明を出し、11月13日午後6時23分、イスラエル軍戦闘機がレバノンのタラーブルス郡(北部県)およびヘルメル郡(ベカーア県)上空からヒムス県のシャイーラート航空基地に向けてミサイルを発射、シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、ミサイル多数を撃破したと発表した。

このミサイル攻撃により、シリア軍兵士2人が死亡、3人が負傷、物的被害が出た。

SANA(11月13日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機が発射したミサイルは4発で、レバノンのヒズブッラーを含む「イランの民兵」の武器庫が標的となり、武器庫が破壊されたほか、シリア軍防空部隊の士官(少佐、少尉)2人を含む3人が死亡、士官複数を含む16人が負傷した。

AFP, November 13, 2022、ANHA, November 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2022、Reuters, November 13, 2022、SANA, November 13, 2022、SOHR, November 13, 2022などをもとに作成。

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