シリア軍とダーイシュがダイル・ザウル市内で交戦(2016年8月31日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月31日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を砲撃し、2人が死亡、17人が負傷した。

これに対して、シリア軍はハジーン市でダーイシュの武器庫、爆弾製造工場を空爆、ダイル・ザウル市ムワッザフィーン地区でダーイシュと交戦した。

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ヒムス県では、ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を宣伝するアアマーク通信によると、ダーイシュがシャーイル油田南部、サワーナ町郊外でシリア軍の検問所11カ所を制圧した。

AFP, August 31, 2016、AP, August 31, 2016、ARA News, August 31, 2016、Champress, August 31, 2016、al-Hayat, September 1, 2016、Iraqi News, August 31, 2016、Kull-na Shuraka’, August 31, 2016、al-Mada Press, August 31, 2016、Naharnet, August 31, 2016、NNA, August 31, 2016、Reuters, August 31, 2016、SANA, August 31, 2016、UPI, August 31, 2016などをもとに作成。

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トルコ内閣報道官は米国仲介によるYPGとの停戦を否定(2016年8月31日)

トルコのイブラヒム・カルン大統領府報道官は記者会見で、アレッポ県ジャラーブルス市一帯でトルコ軍が反体制武装集団とともに行っている「ユーフラテスの盾」作戦に関して、アレッポ県北部国境地帯の全長約90キロにわたるベルト地帯から「テロリスト」を浄化することが目的だと述べるとともに、米国の仲介による西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍(所属部隊)との停戦には応じていないと強調した。

また、オマル・チェリク欧州問題担当国務大臣は、「我々はいかなる状況でも…トルコとクルド勢力との停戦には応じない」と述べた。

AFP, August 31, 2016、AP, August 31, 2016、ARA News, August 31, 2016、Champress, August 31, 2016、al-Hayat, September 1, 2016、Iraqi News, August 31, 2016、Kull-na Shuraka’, August 31, 2016、al-Mada Press, August 31, 2016、Naharnet, August 31, 2016、NNA, August 31, 2016、Reuters, August 31, 2016、SANA, August 31, 2016、UPI, August 31, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュのアドナーニー報道官に関して、米国に続いてロシア国防省がファトフ軍支配地域に対する爆撃で殺害したと発表(2016年8月31日)

ロシア国防省は声明を出し、29日にダーイシュ(イスラーム国)が戦死したと発表したアブー・ムハンマド・アドナーニー報道官に関して、アレッポ県北部のロシア空軍の空爆によって死亡したことを確認したと発表した。

声明によると、ロシア空軍のSu-34戦闘爆撃機が29日にアレッポ県北西部のアフリーン市近郊のマアッラータ村、ウンム・フーシュ村一帯への空爆を実施し、「テロリスト」40人を殲滅、そのなかにアドナーニー氏が含まれていたという。

アフリーン市一帯は西クルディスタン移行期民政局の支配地域で、マアッラータ村、ウンム・フーシュ村はシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍の支配地域。

なお、これに先立って、米国防総省のピーター・クック報道官は30日、米国がアレッポ県アレッポ市東部のダーイシュの主要拠点バーブ市一帯で、アドナーニー氏を標的に空爆を実施したと発表したが、その結果は確認中だと述べていた。

ただし、有志連合合同司令部の発表によると、29日に有志連合は、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(6回)、タドムル市近郊(1回)に対して空爆を実施したのみで、バーブ市近郊では空爆は実施していない。

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米主導の有志連合は30日にシリア領内で8回の爆撃を実施(2016年8月31日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月30日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は8回で、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(6回)、ワフスィーヤ村近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, August 31, 2016、AP, August 31, 2016、ARA News, August 31, 2016、Champress, August 31, 2016、al-Hayat, September 1, 2016、Iraqi News, August 31, 2016、Kull-na Shuraka’, August 31, 2016、al-Mada Press, August 31, 2016、Naharnet, August 31, 2016、NNA, August 31, 2016、Reuters, August 31, 2016、SANA, August 31, 2016、UPI, August 31, 2016などをもとに作成。

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国連安保理でシリア国内での化学兵器使用への対応を協議するための非公開会合が開催(2016年8月30日)

国連安保理では、シリア国内での化学兵器(塩素ガスを含む)の使用実態に関する国連および化学兵器禁止機関(OPCW)の合同査察機構が作成した報告書に関する非公式会合が行われた。

『ハヤート』(9月1日付)によると、この会合でロシアのヴィタリー・チュルキン国連大使は、報告書の内容や合同査察機構の調査方法に関する技術的な問題点や反体制武装集団による化学兵器使用の可能性について言及するとともに、シリアだけでなくイラクでの化学兵器使用疑惑についても調査・審議の範囲を拡大すべきだと主張したという。

AFP, August 31, 2016、AP, August 31, 2016、ARA News, August 31, 2016、Champress, August 31, 2016、al-Hayat, September 1, 2016、Iraqi News, August 31, 2016、Kull-na Shuraka’, August 31, 2016、al-Mada Press, August 31, 2016、Naharnet, August 31, 2016、NNA, August 31, 2016、Reuters, August 31, 2016、SANA, August 31, 2016、UPI, August 31, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県ではダーライヤー市に続いてムウダミーヤト・シャーム市で停戦に向けた協議開始か?(2016年8月30日)

ダマスカス郊外県では、ARA News(8月30日付)が、シリア政府およびムウダミーヤト・シャーム市で籠城を続ける反体制派の両使節団が、同市の停戦に向けて30日晩に協議を行うと伝えた。

停戦協議におけるシリア政府側の使節団は、第4師団の事実上の司令官であるマーヒル・アサド准将の執務室付のガッサーン・ビラール准将が率いるという。

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ジュンド・アクサー機構などからなる反体制武装集団がハマー県北西部のタイバト・イマーム市内北西部の街区を制圧(2016年8月30日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がマアーン村一帯にあるシリア軍拠点を砲撃、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などがマアルカバ村、マサースィナ村、ハラファーヤー市、タイバト・イマーム市、ブワイダ村一帯でシリア軍と交戦を続けた。

クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団は、タイバト・イマーム市北西部に位置するサンマーン検問所および同市内北西部の街区を制圧した。

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シリア軍がアレッポ市南部郊外のカラースィー村一帯で制圧地域を拡大(2016年8月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市のマシュハド地区、アンサーリー地区、サーリヒーン地区を「樽爆弾」で空爆する一方、アレッポ市南西部郊外の第1070集合住宅計画地区、士官学校一帯、アフルーカート丘一帯、カラースィー村一帯で、シリア人・外国人民兵とともに、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍と交戦した。

これに関して、SANA(8月30日付)は、シリア軍がアレッポ市南部郊外で反体制武装集団と交戦の末、カラースィー丘、カラースィー村、アマーラ村、バルナダ村を完全制圧したと伝えた。

また、ARA News(8月30日付)は、シリア軍がマフルーカ丘の大部分およびその一帯も奪還したと伝えた。

しかし、クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、ファトフ軍はその後再びカラースィー村を奪還したという。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、ロシア軍がマアッラトミスリーン市をクラスター爆弾で空爆し、7人が死亡、55人以上が負傷した。

一方、SANA(8月30日付)によると、ファトフ軍がフーア市、カファルヤー町を砲撃し、5人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がラスタン市でシャーム自由人イスラーム運動、リジャールッラー大隊連合の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がダルアー市マハッタ地区一帯、電力会社一帯、ジーザ町、ヌアイマ村で、南部タウヒード旅団、ジャウラーン大隊などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月30日付)によると、イスラーム軍がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプを砲撃し、3人が死亡、8人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月29日に10件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1108件。

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シリア軍がダイル・ザウル市、アレッポ市東部郊外でダーイシュと交戦(2016年8月30日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市パノラマ交差点一帯、ウルフィー地区、工業地区、ラサーファ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(8月30日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部の航空士官学校一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ公式報道官のアブー・ムハンマド・アドナーニー氏がアレッポ県での戦闘で戦死(2016年8月30日)

ダーイシュ(イスラーム国)は声明を出し、公式報道官のアブー・ムハンマド・アドナーニー氏がアレッポ県での戦闘で戦死したと発表した。

ダーイシュの戦果を宣伝するアアマーク通信もアドナーニー氏の死を伝えた。
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ダーイシュの声明によると、アドナーニー氏は「アレッポ州での軍事作戦」に参加中に戦死したというが、具体的な死亡場所については明らかにされていない。

アドナーニー氏は、本名ターハー・スブヒー・ファッラーハ。1977年、イドリブ市ビンニシュ市生まれで、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の公式報道官を務めていたが、2014年6月にダーイシュがカリフ制樹立を宣言すると、ヌスラ戦線を離反し、ダーイシュに参加、公式報道官となった。

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YPG主体のシリア民主軍とトルコが米国の仲介により停戦か?(2016年8月30日)

米中央軍のジョン・トーマス報道官は、アレッポ県ジャラーブルス市南部郊外一帯でのトルコ軍および同軍の支援を受ける反体制武装集団と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍所属部隊との戦闘に関して「数時間前にすべての関係当事者が戦闘を停止し、ダーイシュ(イスラーム国)の脅威に集中するとの確認を得た」と述べ、両者が米国の仲介のもとに連絡を取り合い、「非公式の合意」に達しつつあることを明らかにした。

ARA News(8月30日付)が伝えた。

これに関して、マンビジュ軍事評議会のシャルファーン・ダルウィーシュ報道官はロイター通信(8月30日付)に対して、トルコとジャラーブルス軍事評議会の間で戦闘停止の合意が成立、30日未明に発効したことを明らかにした。

またジャラーブルス軍事評議会の総司令部も声明を出し、米国主導の有志連合との集中的協議を受け、有志連合の仲介のもとにトルコ軍との暫定停戦の合意し、29日深夜に合意が発効されたと発表した。

しかし、トルコ外務省は、この停戦合意を否定、トルコに対する脅威がなくならない限り、トルコ軍は作戦を中止しないと発表、米国に対して人民防衛隊をユーフラテス川以東に撤退させるとの約束を履行するよう改めて呼びかけた。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(シャーム戦線)がジャラーブルス市西部の3カ村をダーイシュから奪取(2016年8月30日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月30日付)によると、トルコ軍の支援を受けるシャーム戦線が、ジャラーブルス市西部郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ハフィーラ村、ズーガラ村、クッリーヤ村の3カ村を制圧した。

一方、ARA News(8月30日付)は、トルコ軍の発表として、シリア領内に進攻中のトルコ軍の戦車がジャラーブルス市西部郊外でのダーイシュ(イスラーム国)との交戦中に熱誘導式地対地ミサイルを被弾し、兵士3人が負傷した、と伝えた。

Kull-na Shuraka', August 30, 2016
Kull-na Shuraka’, August 30, 2016

また、『ハヤート』(8月31日付)がトルコ軍の発表として伝えたところによると、米国主導の有志連合所属のA-10戦闘機がジャラーブルス市近郊のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

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YPG主体のシリア民主軍は今度はアレッポ市北東部から米主導の有志連合の航空支援を受けてダーイシュ支配地域に進軍(2016年8月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団などによると、有志連合と思われる戦闘機が県北部のマーリア市南部一帯(ハルバル村、ウンム・フーシュ村、イフラス村など)のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆、地上では西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属する革命家軍、北部軍が人民防衛隊とともに同地でダーイシュと交戦した。

この戦闘で、シリア民主軍所属部隊は、ハルバル村、ウンム・フーシュ村、タッル・カッラーフ村を制圧し、アレッポ県におけるダーイシュの最大拠点であるバーブ市から30キロの地点にまで接近した。

同部隊は、西クルディスタン移行期民政局が実効支配するアフリーン市方面から進軍したという。

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マムルーク国民安全保障会議議長がアレッポでの戦闘、トルコ軍の進攻への対応を協議するため近くロシアへ(2016年8月30日)

スプートニク・ニュース(8月30日付)は、シリアの治安筋の話として、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長が来週、アレッポ市一帯での戦闘やトルコ軍によるジャラーブルス市一帯への進攻への対応を協議するために、ロシアの首都モスクワを訪問すると伝えた。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、Sputnik News, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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フランスのオランド大統領はトルコによるジャラーブルス市一帯への進攻を「矛盾した介入」と非難(2016年8月30日)

フランスのフランソワ・オランド大統領は、各国在外公館大使との年次会合で、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」での勝利は、シリアの危機解決なくしてはあり得ないと述べる一方、トルコ軍のジャラーブルス市一帯への進攻に関しては「トルコはダーイシュに対抗するとしてシリア領内に軍を展開させることを選択した…。こうした矛盾した介入は事態を悪化させる恐れがある」と批判した。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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国連関連機関は民間人支援を「義務」と位置づけ、シリア政府とつながりがある機関とこれまでに数千万ドルの支援契約を結ぶ(2016年8月30日)

『ガーディアン』(8月30日付)は、欧米諸国、湾岸アラブ諸国、トルコによる対シリア経済制裁を科すなか、国連関係機関がアサド政権幹部に近い組織や個人との間でこれまでに総額で数千万米ドル以上の人道食糧関連支援に関する契約を結んでいると伝えた。

契約内容は、農業開発関連の支援(1,300万ドル以上)、国防省所轄のシリア国民血液バンクへの支援(500万ドル以上を世界保健機関が拠出)、アスマー・アフラス大統領夫人が名誉会長を務めるシリア国民信託(850万ドル)、大統領のいとこのラーミー・マフルーフ氏が運営するブスターン慈善協会(26万8,000ドルをUNICEFが拠出)などに及ぶという。

こうした支援に関して、国連の報道官は同紙に対して「シリア政府とつながりがある機関を通じて物資やサービスを提供することと、緊急に必要とされる生活支援なしに民間人を放置することのいずれかを選択しなければならないのなら、選択肢は明らかで、我々は民間人を支援することが義務です」と述べたという。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、The Guardian, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合によるシリア国内での爆撃は26~29日の4日で27回と減少(2016年8月30日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月26日~29日までの4日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

8月26日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して17回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は7回で、マンビジュ市近郊(5回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

8月27日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して17回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(2回)、マーリア市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。

8月28日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して15回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は2回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

8月29日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は9回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(6回)、タドムル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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イスラーム軍のアッルーシュ報道官が辞任(2016年8月30日)

イスラーム軍の公式報道官を務めてきたイスラーム・アッルーシュ氏(大尉)は自身のSNSアカウントを通じて声明を出し、報道官職を辞任すると発表した。

声明において、アッルーシュ氏は「公益を踏まえて」、「この職務が、イスラーム軍内の他の職務と異なり、外部メディアとの関係を必要としていることを踏まえ」、辞職したという。

Kull-na Shuraka', August 30, 2016
Kull-na Shuraka’, August 30, 2016

AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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アル=カーイダ指導者のザワーヒリー氏はシリアでのムジャーヒディーンの統合を「死活問題」位置づけて主唱(2016年8月29日)

アル=カーイダ総司令部の指導者アイマン・ザワーヒリー氏はサハーブ広報製作機構を通じてビデオ演説(https://www.youtube.com/watch?v=yAVWPsfFEC4)を配信した。

演説のなかで、ザワーヒリー氏は「イスラームのウンマに対する死の脅威に立ち向かうため隊列を一つにする」よう呼びかけるとともに「シャームにおけるムジャーヒディーンの統合をめざす…のが我々の義務であり…、全世界のムジャーヒディーンの同胞にとって、統合は死活問題だ」強調した。

AFP, August 30, 2016、AP, August 30, 2016、ARA News, August 30, 2016、Champress, August 30, 2016、al-Hayat, August 31, 2016、Iraqi News, August 30, 2016、Kull-na Shuraka’, August 30, 2016、al-Mada Press, August 30, 2016、Naharnet, August 30, 2016、NNA, August 30, 2016、Reuters, August 30, 2016、SANA, August 30, 2016、UPI, August 30, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はスワイダー県、ヒムス県でダーイシュと交戦(2016年8月29日)

スワイダー県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がシャビーカ村東部でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ヒムス県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。


AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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ハマー県北西部でジュンド・アクサー機構、イッザ軍がシリア軍に猛攻を加え、複数カ村を制圧か(2016年8月29日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が北西部のハラファーヤー市一帯でジュンド・アクサー機構、イッザ軍などからなる反体制武装集団と交戦し、シリア軍は同地を激しく空爆・砲撃した。

ジュンド・アクサー機構はアル=カーイダ系組織で、ダーイシュ(イスラーム国)との関係もとりざたされている。

一方、イッザ軍はいわゆる「穏健な反体制派」。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月29日付)によると、ジュンド・アクサー機構は「マルワーン・ハディードの戦い」と銘打って同地のシリア軍に対する攻勢を強め、シリア軍の検問所複数カ所を制圧したという。

またイッザ軍をも、「アッラーのために我々は進む」の戦いと銘打って、ハマー県北西部およびイドリブ県南部での戦闘を激化させ、マサースィナ村、ズラーキーヤート村、ザッリーン村、シャルユート村、ブワイダ村、マアルカバ村一帯でシリア軍と交戦、さらにハマー航空基地に対して砲撃を加えたという。

これに対して、シリア軍は、カフルズィーター市、ラトミーン村、ザカート村を空爆・砲撃したという。

クッルナー・シュラカー(8月29日付)、ARA News(8月29日付によると、この戦闘で、ジュンド・アクサー機構、イッザ軍、ナスル軍は、マサースィナ村、ハラファーヤー市、ブワイダ村、ズラーキーヤート村、ザッリーン検問所などシリア軍の拠点複数カ所を制圧したという

一方、ハマー県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍は県北部のムーリク市、ラターミナ町、マサースィナ村、ハラファーヤー市、マアルカバ村、ズラーキーヤート村北部、カフルズィーター市一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた県南西部のタッラフ村およびその一帯でヌスラ戦線と交戦し、戦闘員11人を殲滅した。

これに対して、ファトフ軍はサルハブ市をロケット弾で砲撃し、4人が負傷したという。

Kull-na Shuraka', August 30, 2016
Kull-na Shuraka’, August 30, 2016

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区に対して3日連続となる空爆を実施、また同地を砲撃した。

一方、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がジャッブーリーン村、ウンム・シャルシューフ村一帯、タルビーサ市一帯で反体制武装集団と交戦した。

また、シリア軍中部地区は、ヒムス市東部のライヤーン村(ライヤーン製油所近く)で、シリア駐留ロシア軍司令部の当事者和解調整センター(ラタキア県フマイミーム)の協力のもと、同地一帯の地元の名士、部族長と会談し、敵対行為を停止することで合意した。

この停戦合意(国民和解)には50の町村が参加したという。

なお、シリア駐留ロシア軍司令部の当事者和解調整センターによると、米・ロシアによる敵対行為停止合意履行後、国民和解に応じた市町村は486にのぼっているという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南西部郊外の士官学校一帯、第1070集合住宅計画地区でシリア軍、シリア人・外国人民兵がシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、フライターン市、英国人墓地地区一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がブルジュ・ザーヒヤ村のシリア軍拠点を砲撃、またカッバーナ町一帯でシリア軍と交戦した。

これに対してシリア軍は、クルド山一帯を空爆した。

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イドリブ県では、ARA News(8月30日付)によると、ロシア軍戦闘機がイドリブ市を白燐弾で空爆した。

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ダルアー県では、SANA(8月29日付)によると、シリア軍がダルアー市各所で反体制武装集団と交戦した。

AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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シリア外務省はトルコ軍のジャラーブルス進攻を「人道に対する犯罪」と非難(2016年8月29日)

外務在外居住者省は国連安保理議長および事務総長宛にそれぞれ書簡を送り、そのなかでトルコ軍のジャラーブルス市一帯(アレッポ県)への進攻、とりわけ民間人犠牲者20人あまりを出したジュッブ・クーサー村(ビイル・クーサー村)に対する攻撃に関して、「人道に対する犯罪」と非難、またシリア領内での「テロとの戦い」はシリア政府との連携のもとに行われねばならないと主張した。

AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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マクガーク米大統領特使はトルコ軍によるジャラーブルス進攻を「受け入れられない」とツイッターでつぶやく(2016年8月29日)

ブレット・マクガーク米大統領特使(対ダーイシュ有志連合担当)はツイッターのアカウントで、トルコによるジャラーブルス市一帯への軍事進攻に関して「受け入れられない」と非難した。

国防総省が伝えたところによると、マクガーク特使は「ダーイシュ(イスラーム国)がいない地域でのこうした戦闘が受け入れられず、深い懸念をもたらすと見ている」とつぶやいていたという。

AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の攻勢を受けてYPG主体のシリア民主軍はサージュール川以南に撤退(2016年8月29日)

アレッポ県では、『ハヤート』(8月30日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加するジャラーブルス軍事評議会は、トルコ軍による越境空爆・砲撃、戦車部隊の進攻から「村々や民間人を守る」として、ジャラーブルス市南部郊外一帯からサジュール川の南岸(マンビジュ市の北約12キロの地点)まで撤退すると発表した。image

シリア人権監視団によると「トルコ軍戦車の支援を受けたイスラーム過激派などの武装集団」とシリア民主軍がジャラーブルス市南部郊外一帯で戦闘を続けた。

なお、シャーム軍団によると、この戦闘で、反体制武装集団側は、13カ村を制圧したという。

シャーム軍団が制圧したと発表したのは、ハッルーナジー村、大ブーラダク村、小ブーラダク村、タンムーラ農場、ウンム・スース村、ザフル・マガーラ村、ドゥライム村、大トゥーハール村、ウンム・ラスーム村、マルハミーヤ村、ヤアクービーヤ村、小アラブ・ハサン村、ムフスィンリー村。

またシャーム戦線もシリア民主軍との戦闘の末、小トゥーハール村、上ウンム・ラウサ村を制圧したと発表した。

これにより、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団はサージュール川北岸までの地域をほぼ掌握した。

なお、ロイター通信(8月30日付)はトルコ軍消息筋の話として、トルコ軍は29日、シリア北部の16カ所に対して57回の砲撃を行ったと報じた。

Kull-na Shuraka', August 30, 2016
Kull-na Shuraka’, August 30, 2016

砲撃の標的については「テロ組織」と述べただけで、ダーイシュ(イスラーム国)なのかトルコ政府がテロ組織とみなす人民防衛隊なのかは明らかにはされなかったという。

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一方、シリア人権監視団によると、ジャラーブルス市西部郊外一帯では、トルコ軍および同軍の支援を受けた反体制武装集団がダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続けた。

これに対して、ダーイシュは、トルコ領内のキリス市を越境砲撃し、迫撃砲弾3発が同市に着弾した。

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西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官は、トルコ軍がハサカ県のカーミシュリー市・アームーダー市間に展開する人民防衛隊を越境砲撃したと発表した。

AFP, August 29, 2016、AP, August 29, 2016、ARA News, August 29, 2016、Champress, August 29, 2016、al-Hayat, August 30, 2016、Iraqi News, August 29, 2016、Kull-na Shuraka’, August 29, 2016、al-Mada Press, August 29, 2016、Naharnet, August 29, 2016、NNA, August 29, 2016、Reuters, August 29, 2016、SANA, August 29, 2016、UPI, August 29, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス市ワアル地区への爆撃を続ける(2016年8月28日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区を空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(8月28日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市を空爆し、女性2人が死亡した。

一方、SANA(8月28日付)によると、反体制武装集団がヒムス市ムハージリーン区を砲撃し、2人が死亡した。

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ダルアー県では、ARA News(8月28日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍(ヤルムーク殉教者旅団)がヤルムーク川流域のアイン・ザクル村一帯で、南部戦線と交戦した。

一方、SANA(8月28日付)によると、シリア軍がダルアー市マハッタ地区でご覧大隊と交戦した。

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ラタキア県では、ARA News(8月28日付)によると、カッバーナ町一帯でシリア軍が反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、現地活動家を名乗るハーリド・カースィムなる人物がARA News(8月28日付)に対して、シリア軍がアレッポ・ファトフ軍作戦司令室支配下のバヤーヌーン町に対する攻撃で、有毒ガスを装填した「樽爆弾」で攻撃を加えたと主張した。

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ハマー県では、SANA(8月28日付)によると、反体制武装集団がムハルダ市、サルハブ市、ザーラ火力発電所を砲撃し、女性1人が死亡した。

これに対して、シリア軍はラターミナ町東部でジュンド・アクサー機構の拠点を攻撃した。

シリア軍はまたスカイク村でアジュナード・シャーム・イスラーム連合の車輌を攻撃、これを破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月28日付)によると、シリア軍がハラスター市、ラジャム・バカル地区西部、でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、イスラーム軍と交戦、反体制武装集団がハラスター市に向けて掘削した全長180メートルの地下トンネルを破壊した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月27日に12件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。


AFP, August 28, 2016、AP, August 28, 2016、ARA News, August 28, 2016、Champress, August 28, 2016、al-Hayat, August 29, 2016、Iraqi News, August 28, 2016、Kull-na Shuraka’, August 28, 2016、al-Mada Press, August 28, 2016、Naharnet, August 28, 2016、NNA, August 28, 2016、Reuters, August 28, 2016、SANA, August 28, 2016、UPI, August 28, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はなおも有志連合の支援を受け、ラッカ市西部郊外でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年8月28日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(8月28日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市西部郊外のバグル村、タッル・ウスマーン村、ナフィーラ村、ウンム・ジャッハーシュ村、シャムスッディーン村をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

なお米主導の有志連合はシリア民主軍の進軍に先立って同地一帯のダーイシュ拠点に対する空爆を実施したという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(8月28日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地東部、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、ジャウラ地区、フワイジャト・サクル、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するハーブール護衛部隊の司令官がシャッダーディー市郊外で地雷の爆発に巻き込まれ死亡した。

AFP, August 28, 2016、AP, August 28, 2016、ARA News, August 28, 2016、Champress, August 28, 2016、al-Hayat, August 29, 2016、Iraqi News, August 28, 2016、Kull-na Shuraka’, August 28, 2016、al-Mada Press, August 28, 2016、Naharnet, August 28, 2016、NNA, August 28, 2016、Reuters, August 28, 2016、SANA, August 28, 2016、UPI, August 28, 2016などをもとに作成。

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PYGと共闘する「自由シリア軍」諸部隊は共同声明でトルコ軍のジャラーブルス進攻を非難(2016年8月28日)

アレッポ県では、ARA News(8月28日付)によると、タッル・リフアト市の反体制武装集団が共同声明を出し、トルコ軍によるジャラーブルス市への進攻を非難した。

共同声明を出したのは、第99歩兵旅団、サラージカ旅団、クルド戦線部隊、ヒムス特殊任務旅団、北部民主旅団、ハムザ旅団、アレッポ郊外部族部隊、特殊任務旅団、アルファード革命家大隊。

タッル・リフアト市は西クルディスタン移行期民政局の支配下にある。

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シリア革命反体制諸勢力国民連立に参加するシリア・クルド民主評議会は声明を出し、トルコ軍によるジャラーブルス市への進攻を非難した。

AFP, August 28, 2016、AP, August 28, 2016、ARA News, August 28, 2016、Champress, August 28, 2016、al-Hayat, August 29, 2016、Iraqi News, August 28, 2016、Kull-na Shuraka’, August 28, 2016、al-Mada Press, August 28, 2016、Naharnet, August 28, 2016、NNA, August 28, 2016、Reuters, August 28, 2016、SANA, August 28, 2016、UPI, August 28, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍によるジャラーブルス市郊外一帯での越境攻撃で民間人20人が死亡、トルコ側はテロリスト25人を殺害したと発表(2016年8月28日)

アレッポ県では、『ハヤート』(8月29日付)などによると、トルコ軍がジャラーブルス市郊外一帯で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点に対して砲撃と空爆を続け、シリア人権監視団によると、ジャラーブルス市南部郊外のビイルクーサー村に対するトルコ軍の越境砲撃と空爆で、民間人20人が死亡、15人が負傷した(シリア人権監視団は29日、ジュッブ・クーサー(ビイル・クーサー村)などでのトルコ軍の空爆での死者が41人(うち子供6人、女性6人)に上ると発表した。)。

SANA(8月28日付)も、トルコ軍および「それに追随する勢力」が「ダーイシュ(イスラーム国)に対する戦い」を口実としてジャラーブルス市郊外の複数の町村を空爆・砲撃し、ジュッブ・クーサー村(ビイル・クーサー村)に対する攻撃で民間人20人が死亡、50人が負傷したと伝えた。

一方、西クルディスタン移行期民政局の広報局は、トルコ軍の砲撃と空爆での民間人の死者は28日だけで75人にのぼったと発表した。

しかし、アナトリア通信(8月28日付)は、トルコ軍が、ジャラーブルス市郊外一帯での作戦によって、クルディスタン労働者党(PKK)と民主統一党(PYD)の「テロリスト」25人を殲滅したと伝えた。

トルコ軍による越境空爆・砲撃が続くなか、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団が同市南部郊外でシリア民主軍に対して攻勢を続け、クッルナー・シュラカー(8月28日付)によると、反体制武装集団は28日までに、ジャラーブルス市西部郊外で、バールーヤラーン村、ザーヒリーヤ村、ムダッリラ村をダーイシュから奪取し制圧、またジャラーブルス市南部郊外では、アイン・バイダー村、アマールナ村、ダービス村、バラーバーン村、ビイル・クーサー村、ナザル・フサイン村、マガーイル村、ハッジャージュ村、ヒルバ村をシリア民主軍所属組織から奪取し制圧、戦闘員多数を捕捉、武器を捕獲したという。

さらにラーイー村方面からジャラーブルス市方面に向かって西進する反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)は、カルサンリー村、シャイフ・ヤアクーブ村、アイヤーシャ村、アサリーヤ村をダーイシュから奪還、制圧したという。

なお、反体制武装集団の一つスルターン・ムラード師団のアフマド・ウスマーン大佐はロイター通信(8月28日付)に対して、トルコ軍の支援を受けている反体制武装集団は、シリア民主軍制圧下のマンビジュ市に向かって進軍しているという。

AFP, August 28, 2016、Anadolu Ajansı, August 28, 2016、AP, August 28, 2016、ARA News, August 28, 2016、Champress, August 28, 2016、al-Hayat, August 29, 2016、August 30, 2016、Iraqi News, August 28, 2016、Kull-na Shuraka’, August 28, 2016、al-Mada Press, August 28, 2016、Naharnet, August 28, 2016、NNA, August 28, 2016、Reuters, August 28, 2016、SANA, August 28, 2016、UPI, August 28, 2016などをもとに作成。

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フランスのエロー外相「我々はPKKを非難しているが、シリアのクルド人部隊はダーイシュと戦っている」(2016年8月27日)

フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣は『ル・モンド』(8月27日付)のインタビューで、トルコ軍によるアレッポ県ジャラーブルス市への進攻に関して、「トルコがダーイシュ(イスラーム国)との戦いにはっきりと関与することは良いことで…、トルコが国境の安全保障を確保することは正当だ」としつつ、「しかし暴力に埋没し、シリアのクルド問題に干渉しようとする傾向があることに警戒すべきだ」と述べた。

エロー外務大臣はまた「我々はクルディスタン労働者党(PKK)がトルコで行っている敵対行為を非難しているが…、シリアではクルド人部隊はダーイシュと戦っている」と付言した。

AFP, August 27, 2016、AP, August 27, 2016、ARA News, August 27, 2016、Champress, August 27, 2016、al-Hayat, August 28, 2016、Iraqi News, August 27, 2016、Kull-na Shuraka’, August 27, 2016、al-Mada Press, August 27, 2016、Le Monde, August 27, 2016、Naharnet, August 27, 2016、NNA, August 27, 2016、Reuters, August 27, 2016、SANA, August 27, 2016、UPI, August 27, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市での攻防戦を戦う反体制武装集団は26日にアレッポ市への人道支援に同意、27日に拒否(2016年8月27日)

ヌールッディーン・ザンキー運動、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム覚醒大隊、シャーム戦線、ムジャーヒディーン軍、第1連隊、「命じられるまま正しく進め」連合、シャーム軍団の8組織は共同声明を出し、22日に国連の代表と会談し、アレッポ市での48時間停戦と同市への人道支援物資搬入について協議し、協力の意思の示しつつも、シリア政府支配地域を経由した人道物資の搬入に反対の意思を表明したと発表した。

協議において、8組織は、国連側が提案するアレッポ市北部のカースティールー街道(シリア政府支配地域)を経由する搬入ルートが、停戦が実現しない限りは安全を確保し得ないと指摘するとともに、ファトフ軍とシリア軍の戦闘が続くアレッポ市南西部のラームーサ地区(ファトフ軍支配地域)を経由するルートの方がより安全だと進言したという。

Kull-na Shuraka', Augusat 27, 2016
Kull-na Shuraka’, Augusat 27, 2016

Kull-na Shuraka', Augusat 27, 2016
Kull-na Shuraka’, Augusat 27, 2016

 

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26日には、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室が声明を出し、シリア政府支配下のカースティールー街道を経由して、アレッポ市東部に国連の車輌が人道支援物資を搬入することに同意した、と発表していた。

アレッポ・ファトフ軍作戦司令室はムジャーヒディーン軍、第101師団、第13師団、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団、イスラーム軍、シャーム戦線、ヌールッディーン・ザンキー運動からなっている。

つまり、ヌールッディーン・ザンキー運動、シャーム自由人イスラーム運動、ムジャーヒディーン軍、シャーム戦線の4組織は2日の間に矛盾する声明を発表したことになる。

Kull-na Shuraka', Augusat 27, 2016
Kull-na Shuraka’, Augusat 27, 2016

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なお、スイスのジュネーブで26日に12時間にわたり行われたジョン・ケリー米国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣による協議は、アレッポ市への人道支援物資搬入のための48時間停戦、反体制武装集団と連携するアル=カーイダ系組織に対する「テロとの戦い」のいずれの対応に関しても結論に達せずに終わっている。


AFP, August 27, 2016、AP, August 27, 2016、ARA News, August 27, 2016、Champress, August 27, 2016、al-Hayat, August 28, 2016、Iraqi News, August 27, 2016、Kull-na Shuraka’, August 27, 2016、al-Mada Press, August 27, 2016、Naharnet, August 27, 2016、NNA, August 27, 2016、Reuters, August 27, 2016、SANA, August 27, 2016、UPI, August 27, 2016などをもとに作成。

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