米主導の有志連合はラッカ市での爆撃で民家人が死亡した可能性を認める(2016年8月26日)

米中央軍(CENTCOM)は、8月23日~25日までの3日間のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

8月23日はシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して21回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、シャッダーディー市近郊(10回)、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

8月24日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して14回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は13回で、シャッダーディー市近郊(3回)、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(7回)に対して攻撃が行われた。

8月25日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して25回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は17回で、シャッダーディー市近郊(5回)、マンビジュ市近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

なお、24日にトルコ軍と反体制武装集団がアレッポ県ジャラーブルス市一帯の掌握を目的として開始した「ユーフラテスの盾」作戦に関しては、24日の空爆においてマンビジュ市近郊で7回の空爆を実施しており、このなかに同作戦での航空支援が含まれるか、同作戦にかかる空爆については公表が控えられたと考えられる。

一方、8月23日にラッカ市近郊で実施された空爆で民間人に犠牲者が出たとする一部情報に関して、「信頼し得る」と発表した。

AFP, August 26, 2016、AP, August 26, 2016、ARA News, August 26, 2016、Champress, August 26, 2016、al-Hayat, August 27, 2016、Iraqi News, August 26, 2016、Kull-na Shuraka’, August 26, 2016、al-Mada Press, August 26, 2016、Naharnet, August 26, 2016、NNA, August 26, 2016、Reuters, August 26, 2016、SANA, August 26, 2016、UPI, August 26, 2016などをもとに作成。

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国連・OPCW合同査察機構報告書はシリア軍による塩素ガス使用とダーイシュによるマスタード・ガス使用を指摘(2016年8月25日)

サマンサ・パワー米国連代表大使は、報告書受領後に声明を出し、シリア政府による塩素ガスを含む「化学兵器の使用が国連安保理決議第2118号と化学兵器禁止条約に違反」していると指摘、「違反は化学兵器禁止条約の正統性への挑戦」と非難した。

そのうえで、「シリアでの違反者が国家であれ、非国家勢力であれ…、安保理諸国はともに、そして迅速に対処する必要がある」と強調した。

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フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣は、国連・OPCW合同査察機構の報告書に関して、シリア軍による化学兵器使用を「残虐行為」と非難、国連安保理で責任追及すべきだと述べた。

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なお、国連の潘基文事務総長は24日、シリア国内での化学兵器(塩素ガスを含む)の使用実態に関する国連および化学兵器禁止機関(OPCW)の合同査察機構が作成した報告書を受け取った。

90ページに及ぶ報告書の内容は、国連安保理で審議されたのちに、公開されるという。

報告書を提出した合同査察機構は2014年5月のイドリブ県、ハマー県各所でのシリア軍による塩素ガス使用疑惑を受けて、2015年8月に採択された国連安保理決議第2235号に基づき設置され、サリン・ガスなどの化学兵器や塩素ガスの使用への責任追求をめざしている。

ロイター通信(8月25日付)などが入手した報告書コピーによると、合同査察機構は、2014年から2015年にかけてシリア国内で発生した化学兵器・有毒ガス使用疑惑事件9件に関して調査、うち2件(2014年4月21日のイドリブ県タッル・マナス村と2015年3月16日のサルミーン市での事件)に関して、シリア軍ヘリコプターから塩素ガスと思われる有毒化学物質を収めた「機器」の投下によって、住民が中毒症状を訴えたと指摘しているという。

また1件(2015年8月のアレッポ県マーリア市での事件)に関しては、ダーイシュがマスタード・ガスを使用した可能性があるとしているという。

のこりの6県(2014年4月と2015年8月のハマー県カフルズィーター市での事件など)に関して、化学兵器・有毒ガスが誰によって使用されたかは特定できていないという。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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ムアッリム外務在外居住者大臣がイラクを訪問しアバーディー首相、ジャアファリー外務大臣と会談(2016年8月25日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)は、イラクのイブラーヒーム・ジャアファリー外務大臣の招待を受け、イラクの首都バクダードを空路で訪問、ハイダル・アバーディー首相、ジャアファリー外務大臣と会談した。

SANA(8月25日付)によると、会談において、ムアッリム外務在外居住者大臣は、シリア国内での「テロとの戦い」の現状について説明、シリアとイラクが共通の敵に対して一丸となって対峙していると強調した。

また、二国間関係、とりわけ「テロとの戦い」における連携、二国間交易の促進、両国民の移動の簡易化などについて意見を交わしたという。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市でファトフ軍が「穏健な反体制派」と目される第16歩兵師団の本部・拠点を急襲、メンバーを拘束(2016年8月25日)

アレッポ県では、ARA News(8月25日付)によると、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部で、シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム軍団などファトフ軍に所属するジハード主義武装集団が「穏健な反体制派」と目されている第16歩兵師団の本部・拠点複数カ所を急襲し、同師団に所属する殉教者バドル旅団のアブドゥルハーリク・ハヤーニー司令官らメンバー多数を拘束した。

粛清はブアイディーン地区、ハラク地区、ブスターン・バーシャー地区、シャイフ・ハドル地区、シャイフ・ファーリス地区、ハイダリーヤ地区で敢行された。

ARA Newsによると、7月末のシリア軍によるアレッポ市東部地区包囲に際して、第16歩兵師団のアブー・アリー・サッカなる司令官が、アレッポ市バニー・ザイド地区での戦闘で、シリア軍から多額の資金を受け取り、トルコに逃亡、同地区をシリア軍に明け渡したとの嫌疑が、粛清の背景にあるという。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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進歩国民戦線加盟政党のアラブ社会主義者運動のアフマド書記長が死去(2016年8月25日)

クッルナー・シュラカー(8月25日付)によると、進歩国民戦線加盟政党の一つアラブ社会主義者運動のアフマド・アフマド書記長がダマスカス県内のザーリー病院で死亡した。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはYPGが撤退したとされるマンビジュ市南部郊外のシリア民主軍拠点を攻撃(2016年8月25日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(8月25日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマンビジュ市南部のカスラ村にある西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を攻撃した。

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ヒムス県では、SANA(8月25日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がヒムス市東部のウンム・スィルジュ村を砲撃し、住民2人が死亡した。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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トルコ国境に面するジャラーブルス市(アレッポ県)南部で反体制武装集団とYPGが交戦、トルコ軍もYPGを攻撃(2016年8月25日)

アレッポ県では、複数の反体制消息筋とシリア人権監視団によると、トルコ軍と有志連合の支援を受けてジャラーブルス市一帯を制圧した反体制武装集団が、同市南部10キロの地点まで進軍した。

だが、同監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍はこれに先立ち、ジャラーブルス市南部約8キロの地点まで進軍、同地を掌握、複数の反体制消息筋によると、25日晩、同市南部のアマールナ村一帯(ユーフラテス川以西)で、反体制武装集団(クルド革命家大隊も加勢)とシリア民主軍が交戦したという。

アマールナ村は25日、反体制武装集団によって制圧されていたという。

また、ARA News(8月25日付)は、トルコ軍の複数の消息筋の話として、ジャラーブルス市南部一帯にある西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点を砲撃したと伝えた。

一方、ロイター通信(8月25日付)は、複数の目撃者の話として、戦車9輌からなるトルコ軍増援部隊がシリア領内に侵入した。

トルコ軍は24日に戦車・装甲車20輌以上をシリア領内に展開させている。

なお、トルコの複数メディアによると、24日に開始された「ユーフラテスの盾」作戦に参加しているトルコ軍兵士は300~500人におよぶ。

また、トルコ軍兵士に加えて、反体制武装集団戦闘員1,200人あまりが作戦に参加している。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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YPGが撤退したマンビジュ市の民政を統括するマンビジュ民政評議会議長に元国会議員の兄弟が就任(2016年8月25日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がマンビジュ市の民政を統括するマンビジュ民政評議会の議長にファールーク・マーシー氏を任命した。

マーシー氏は人民議会元議員だったムハンマド・ハイル・マーシー氏の兄弟。

ARA News(8月25日付)が伝えた。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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YPGは声明でマンビジュ市からの撤退を宣言するも、撤退先には触れず(2016年8月25日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の総司令部は声明を出し、8月15日付でアレッポ県マンビジュ市を自らが主導するシリア民主軍所属のマンビジュ軍事評議会に引き渡し済みであると発表した。

人民防衛隊総司令部は声明で「我々は総司令部は、我が部隊がアレッポ県マンビジュ市での解放作戦の任務を成功裏に終え、すべての司令部およびすべての軍事拠点をマンビジュ軍事評議会に移譲し、基地に撤退した。またマンビジュ市の民政評議会に8月16日付で市政を移譲済みである」と発表した。

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声明では撤退した「基地」がどこかは明示されておらず、トルコ政府やジョー・バイデン米副大統領の求めに応じてユーフラテス川以西に撤退したかは不明。

なお、米国防総省のスティーブ・ウォーレン報道官はツイッターのアカウントで、シリア民主軍の主力部隊がユーフラテス川以東に撤退した、とつぶやいる。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の後援を受けるジャラーブルス軍事評議会は「自身と人民の防衛」のため、トルコ軍、反体制武装集団に応戦する意思を表明(2016年8月25日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の後援を受けるジャラーブルス軍事評議会総司令部のアリー・ハッジュー報道官は声明を出し、トルコ軍および反体制武装集団によるアレッポ県ジャラーブルス市への進攻に関して、「ダーイシュ(イスラーム国)は、交戦前に撤退し、その結果、シャーム自由人イスラーム運動やヌールッディーン・ザンキー運動など、アレッポでの破壊行為で知られるジハード主義組織が進入した」と指摘、「トルコとダーイシュの事前合意のもとで…ジャラーブルス占領が行われた」と批判した。

ハッジュー報道官は「我々の戦争は、ジャラーブルス市に入った諸派やトルコ軍に対して行われるのではなく、ダーイシュに対して行われているが…、我々は自分たち自身そして人民を防衛することをためらわない」と付言、反体制武装集団やトルコ軍と戦う意思を表明した。

最後に、ダーイシュの支配下にあった村々の解放に対する人民防衛隊の支援に謝意を示し、連帯を強調した。

ARA News, August 25, 2016
ARA News, August 25, 2016

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市内ではシリア軍の爆撃で15人が、ファトフ軍の砲撃で6人が死亡(2016年8月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市バーブ・ナイラブ地区を「樽爆弾」で空爆し、子供11人を含む15人が死亡した。

一方、SANA(8月25日付)によると、シリア軍がアレッポ市南西部郊外でウンム・カルア丘を襲撃しようとした反体制武装集団(ファトフ軍)と交戦、これを撃退した。

シリア軍はまた、士官学校一帯、マアッラータ村、バーズー丘で反体制武装集団の拠点を空爆した。

ファトフ軍がアレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃し、女性1人を含6人が死亡、34人が負傷した。

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ヒムス県では、ARA News(8月25日付)によると、シリア軍が包囲するヒムス市ワアル地区に国連とシリア赤新月社の支援チームが貨物トラック13台分の支援物資を搬入した。

一方、SANA(8月25日付)によると、シリア軍がアクラブ町、ウンム・シャルシューフ村、アンズ村でシャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)などからなる反対し江武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(8月25日付)によると、シリア軍がダルアー市ダルアー・バラド地区、マハッタ地区、旧税関地区南部、避難民キャンプ一帯で反体制武装集団の拠点に対する特殊作戦を行った。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、8月24日に9件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス県、ダマスカス郊外県、ラタキア県、ハマー県で発生し、イスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は1054件。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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西グータ地方(ダマスカス郊外県)の反体制武装集団の拠点都市ダーライヤー市で停戦が成立、戦闘員700人はイドリブ県に退去(2016年8月25日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月25日付)によると、西グータ地方における反体制武装集団(イスラーム軍など)の拠点都市であるダーライヤー市で停戦合意が成立した。

ダーライヤー市長のマルワーン・ウバイド氏がSANA特派員に明らかにしたところによると、停戦合意は、①ダーライヤー市の正常化、②同市内の住民約4,000人のダマスカス県およびダマスカス郊外県に設置された仮設居住施設への移送、③同市内で籠城を続けてきた戦闘員700人の中火器および重火器のシリア軍への引き渡しとイドリブ市への退去、を骨子とするという。

ARA News, August 25, 2016
ARA News, August 25, 2016
SANA, August 25, 2016
SANA, August 25, 2016

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これに関して、シリア人権監視団も、シリア政府当局とダーライヤー市で活動する諸派との間で交渉が行われ、同市での停戦が発効したと発表した。

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クッルナー・シュラカー(8月25日付)によると、ダーライヤー市内には約8,300人の民間人が反体制武装集団とともに籠城を続けてきた。

AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、スワイダー県でダーイシュの拠点を爆撃(2016年8月24日)

ハマー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がイスリヤー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がアーバール・ラシーダ地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はイスラーム軍などとの戦闘の末、ダマスカス郊外県ドゥーマー市北東部のリーハーン農場をほぼ完全制圧(2016年8月24日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団の支援を受け、ドゥーマー市北東部のリーハーン農場で反体制武装集団を掃討、同地をほぼ完全に制圧した。

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ダマスカス県では、SANA(8月24日付)によると、東グータ地方(ダマスカス郊外県)で活動するイスラーム軍が撃った迫撃砲弾がタフリール広場に着弾し、3人が負傷した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(8月25日付)などによると、シャーム・ファトフ戦線(シャームの民のヌスラ戦線)、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍が、シリア軍によって再制圧されたアレッポ市南部郊外の要衝ウンム・カラア丘奪還に向けて攻撃を大なったが、失敗に終わった。

一方、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がアレッポ市南西部郊外の士官学校一帯でファトフ軍の拠点、車輌を空爆した。

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ハマー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がムーリク市南部一帯でジュンド・アクサー機構の拠点、車輌を攻撃、戦闘員11人を殲滅した。

シリア軍はまた、ラハーヤー村で反体制武装集団の拠点を攻撃した。

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ヒムス県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がファルハーニーヤ村、ザアフラーナ村、タッルドゥー市、ブルジュ・カーイー村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などの反体制武装集団の拠点を空爆した。

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イドリブ県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がシャラフ村、サラーキブ市、カルサア村でファトフ軍の拠点を空爆した。

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クナイトラ県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がウンム・バーティナ村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、SANA(8月24日付)によると、シリア軍がダルアー市郵便局一帯でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)所属のイウティサーム・ビッラー旅団などと交戦した。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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米・ロシア外相が電話会談:ロシアは米国が支援する反体制派からのテロ組織の排除を求める(2016年8月24日)

ロシア外務省は声明を出し、セルゲイ・ラブロフ外務大臣とジョン・ケリー米国務長官が電話会談を行い、シリア、ウクライナ情勢について協議したと発表した。

シリア情勢をめぐっては、ロシア軍の支援を受けたシリア軍による人道作戦、米国・ロシアの「テロとの戦い」での連携への対応が話し合われ、ロシア側は、米国に停戦プロセスに含まれないテロ組織を米国が支援する反体制派から排除する必要が強調されたという。

AFP(8月24日付)が伝えた。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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トルコ訪問中のバイデン米副大統領はYPGにユーフラテス川以東に撤退するよう勧告したことを明らかにしつつ、トルコ軍の進攻に不快感(2016年8月24日)

トルコを訪問中のジョー・バイデン米副大統領は、アンカラでのビンアリ・ユルドゥルム首相との会談後の記者会見で、シリア民主軍を主導してきた西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に対してユーフラテス川の以東に撤退するよう通告したことを明らかにした。

バイデン副大統領は「クルド人部隊は制約を尊重しなければ、米国からのいかなる支援も受けられないだろう」と強調した。

しかし、複数の外交筋によると、バイデン副大統領は今回の訪問で、トルコ側に対して、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるマンビジュ市北部一帯への越境砲撃については不快感を示したという。

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一方、『ハヤート』(8月25日付)によると、ジョー・バイデン副大統領のトルコ訪問に随行している米匿名高官は、米軍がトルコ軍による作戦を支援しているが、この作戦の目的はクルド人ではなく、あくまでもダーイシュだと述べたという。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領はジャラーブルス進攻に関して「二つのテロ組織に対する作戦」と発表(2016年8月24日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は声明を出し、「午前4時に我が軍はダーイシュ(イスラーム国)と民主統一党という二つのテロ組織に対する作戦を開始した」と発表した。

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トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、マンビジュ市を制圧したシリア民主軍を主導する西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊に関して、ユーフラテス川以東に撤退すべきだと述べた。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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PYD、YPGはトルコ軍のジャラーブルス進攻に関して「トルコはダーイシュと同じようにシリアの泥沼のなかで敗北する」と批判(2016年8月24日)

西クルディスタン移行期民政局を主導するクルド民族主義政党の民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はツイッターの自身のアカウントを通じて「トルコはダーイシュ(イスラーム国)と同じように、シリアの泥沼のなかで敗北するだろう」と非難した。

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官は、トルコ軍によるジャラーブルス市一帯への進攻に関して、「シリア内政に対するあからさまな侵害」だと批判し、攻撃が「トルコ、イラン、そしてシリア政府の合意」の結果だと断じた。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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シリア国民連合はトルコ軍のジャラーブルス進攻を歓迎し、ダーイシュからの解放だけでなく、シリア政府の「同盟者」の排除を強調(2016年8月24日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、「トルコおよび有志連合がジャラーブルス市での軍事作戦に対して行った支援」に歓迎の意を示すとともに、この作戦の目的が「ダーイシュ(イスラーム国)から同市を解放し、シリア政府と同盟する組織を同地域から排除すること」にあると強調した。

また、作戦における有志連合の支援はあくまでも兵站面に限られるとしたうえで、「自由シリア軍の戦闘員こそが現場での作戦を担っている」と主張した。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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ロシア外務省はトルコ軍のジャラーブルス侵攻への控えめな懸念表明を通じて作戦を間接的に支持(2016年8月24日)

ロシア外務省は声明を出し、トルコ軍によるアレッポ県ジャラーブルス市一帯への進攻に関して「シリア・トルコ国境での事態悪化への懸念」を表明した。

この声明に関して、『ハヤート』(8月25日付)は、ロシア外務省の高官の話として、トルコ軍の今回の作戦をロシアが間接的に支持しているもの、トルコ側にシリア政府と連携を強化し、テロとの戦いをより効果的に行うよう求めている、と伝えた。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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シリア外務省はトルコ軍のジャラーブルス市侵攻を「テロをテロで置き換える行為」と非難(2016年8月24日)

SANA(8月24日付)は、外務在外居住者省高官筋が、アレッポ県ジャラーブルス市制圧に向けたトルコ軍、有志連合、「穏健な反体制派」によるいわゆる「ユーフラテスの盾」作戦に関して、有志連合の航空支援を受けたトルコ軍戦車・装甲車副数輌が越境し、シリア領内に侵入したことを確認したうえで、「シリア領内でのテロとの戦いはシリア政府との調整を通じて行われねばならない…。ジャラーブルスで今起こっているのはテロとの戦いではなく…テロをテロで置き換える行為だ」と批判したと伝えた。

同高官はそのうえで、こうした敵対行為を辞め、国境封鎖とテロの温床を枯渇させることを求めた国連の諸決議を尊重するよう求めたという。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍がジャラーブルス市(アレッポ県)一帯からのダーイシュとPYDの排除を目的としてシリア領内に進攻、「穏健な反体制派」を主体とする反体制武装集団が同市一帯を制圧(2016年8月24日)

アレッポ県では、『ハヤート』(8月25日付)などによると、トルコ軍が午前2時、トルコ国境におけるダーイシュ(イスラーム国)の最後の拠点ジャラーブルス市一帯からダーイシュおよび西クルディスタン移行期民政局を排除するための作戦を開始、戦車や装甲車からなる地上部隊をシリア領内に進攻させるとともに、同地一帯を越境空爆・砲撃した。

トルコ軍戦闘機がシリア領空を侵犯し、空爆を実施するのは、2015年11月にロシア軍戦闘機を撃墜して以降初めて。

アナトリア通信(8月24日付)によると、トルコ軍の砲撃は81の標的に対して294回に及び、ジャラーブルス市の司令官(アミール)を含むダーイシュ戦闘員少なくとも46人を殲滅したという。

ARA News, August 24, 2016
ARA News, August 24, 2016
al-Hayat, August 25, 2016
al-Hayat, August 25, 2016
ARA News, August 24, 2016
ARA News, August 24, 2016

また、これと時を同じくして、トルコ領内から完全武装でジャラーブルス市一帯に進入していた「反体制武装集団」の戦闘員約1,200人が「ユーフラテスの盾」の戦いと銘打ち、同市制圧に向けた作戦を開始した。

ジャラーブルス市はユーフラテス川河畔に位置するトルコ国境沿いの都市で、人口は推計で2万5,000人、アラブ人、トルクメン人(トルコ系住民)が混住、2012年にシリア政府の支配を脱したが、2014年以降はダーイシュ(イスラーム国)の支配下に入っていた。

ドゥラル・シャーミーヤ(8月24日付)によると、「ユーフラテスの戦い」に参加した反体制武装集団は、ハムザ師団、シャーム軍団、スルターン・ムラード師団、シャーム自由人イスラーム運動、ヌールッディーン・ザンキー運動、タフリール軍、山地の鷹旅団、シャーム戦線で、先週、トルコ領内にあるトルコ軍特殊部隊の基地で教練を受け、トルコ軍の空爆・砲撃による支援を受けて、24日早朝に作戦を開始したという。

Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016

クッルナー・シュラカー(8月24日付)、ARA News(8月24日付)などによると、トルコ軍特殊部隊の支援を受けた反体制武装集団は、ダーイシュの支配下にあった同市周辺のハジャリーヤ村、カトリージャ村、カトラジャ丘、キークリージャー村を次々と制圧、その後、ジャラーブルス市に突入し、同市を制圧、ハムザ師団がその映像(https://youtu.be/cPhu1ApUrNo)をインターネットを通じて公開した。

Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016
Youtube, August 24, 2016

シリア人権監視団によると、反体制武装集団は、トルコ軍に加えて米軍主導の有志連合の空爆による航空支援も受け、アナトリア通信(8月24日付)によると、トルコ軍と有志連合のF-16戦闘機がジャラーブルス市一帯のダーイシュ拠点への空爆を実施したという。

なお、ジャラーブルス市制圧後、反体制武装集団は同市南部に進軍し、ARA News(8月24日付)によると、ジャーミル村を制圧した。 

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一方、アレッポ県北西部では、ARA News(8月24日付)によると、アアザーズ市(ジハード主義武装集団と「穏健な反体制派」の拠点都市)近郊のアキダ村をダーイシュ(イスラーム国)が襲撃したが、反体制武装集団はこれを撃退した。

国連の潘事務総長はシリア国内での塩素ガスなどの使用実態に関する国連・OPCW合同査察機構の報告書を受け取る(2016年8月24日)

国連の潘基文事務総長は、シリア国内での化学兵器(塩素ガスを含む)の使用実態に関する国連および化学兵器禁止機関(OPCW)の合同査察機構が作成した報告書を受け取った。

同報告書の内容は、近く国連安保理で審議されるとともに、近く公開されるという。

報告書を提出した合同査察機構は2014年5月のイドリブ県、ハマー県各所でのシリア軍による塩素ガス使用疑惑を受けて、2015年8月に採択された国連安保理決議第2235号に基づき設置され、サリン・ガスなどの化学兵器や塩素ガスの使用への責任追求をめざしている。

なお、この合同査察機構は、2013年8月のダマスカス郊外県グータ地方での化学兵器使用疑惑事件によって設置された国連調査団とは別機関で、同調査団はグータ地方の事件を含む4件で化学兵器、ないしは有毒ガスが使用したと結論づけるとともに、シリア軍、「反体制派」双方が化学兵器を使用した可能性が高いと指摘した。

AFP, August 24, 2016、AP, August 24, 2016、ARA News, August 24, 2016、Champress, August 24, 2016、al-Hayat, August 25, 2016、Iraqi News, August 24, 2016、Kull-na Shuraka’, August 24, 2016、al-Mada Press, August 24, 2016、Naharnet, August 24, 2016、NNA, August 24, 2016、Reuters, August 24, 2016、SANA, August 24, 2016、UPI, August 24, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)のヨルダン人有力幹部がアル=カーイダとの関係解消を不服として離反(2016年8月23日)

シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)の有力幹部の一人でラタキア県北部の戦線を指揮するヨルダン人司令官のイヤード・トゥーバースィー氏(アブー・ジュバイリーブ・ウルドゥンニー)はツイッターの自身のアカウントを通じて、ヌスラ戦線からの離反を宣言した。

ツイッターの書き込みによると、トゥーバースィー氏は、「新たな計画が現れ、それが急速に進行するなか、私は「シャーム・ファトフ戦線」に対する自身の立場、すなわち、完全に分離するか、同組織とのつながりを完全に絶ち、メンバーを辞めるかを明示することを迫られた」、「アル=カーイダこそ、敵との戦闘のなかでイスラーム教徒の統一を信じている唯一の組織だ」と述べ、ヌスラ戦線がアル=カーイダとの関係を解消したことを離反の理由としてあげている。

ARA News(8月23日付)によると、今月初めにもヨルダン人幹部の一人ビラール・フライサート氏(アブー・ハディージャ・ウルドゥンニー)が同様の理由で離反しており、ヌスラ戦線のアル=カーイダとの関係解消に伴う幹部の離反はこれで2人目だという。

なお、シリア国内の複数のジハード主義筋によると、ヨルダンのジハード主義イデオローグであるイサーム・バルカーウィー氏(アブー・ムハンマド・マクディスィー)は、両人にヌスラ戦線への残留を説得していたという。

AFP, August 23, 2016、AP, August 23, 2016、ARA News, August 23, 2016、Champress, August 23, 2016、al-Hayat, August 24, 2016、Iraqi News, August 23, 2016、Kull-na Shuraka’, August 23, 2016、al-Mada Press, August 23, 2016、Naharnet, August 23, 2016、NNA, August 23, 2016、Reuters, August 23, 2016、SANA, August 23, 2016、UPI, August 23, 2016などをもとに作成。

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ロシアの仲介により西クルディスタン移行期民政局とシリア政府はハサカ市での停戦の合意、民政局は同市の90%を掌握(2016年8月23日)

ハサカ県では、『ハヤート』(8月24日付)によると、ラタキア県のフマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部で、ロシア軍高官の仲介のもと、ハサカ市で武力衝突してきた西クルディスタン移行期民政局とシリア政府が停戦に合意した。

複数のクルド人反体制活動家によると、停戦合意は以下4点を骨子とするという:

1. 23日午前2時に西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ・人民防衛隊と国防隊・シリア軍双方が戦闘を停止する。
2. 国防隊が制圧・解放したすべての地域をアサーイシュに引き渡し、アサーイシュがこれを管理する。
3. シリア軍部隊はハサカ市から退去する。
4. ハサカ県警察(シリア政府当局)が市内の公共機関が立ち並ぶ治安厳戒地区を管理し、同地区内におけるいかなる武装勢力の存在も許さない。

ハサカ市内での戦闘をめぐっては、西クルディスタン移行期民政局側が「ジャズィーラ地区」(ハサカ県内の同民政局の支配地域)における国防隊の解体を要求してきたが、停戦合意には盛り込まれていない。

またシリア政府側も、ハサカ市内を衝突前の状態に現状回復することを主張してきたが、これも認められなかった。

西クルディスタン移行期民政局側の交渉団に参加したスィーハーヌーク・ディーブー氏(人民防衛隊幹部)はAFP(8月23日付)に対して、停戦合意は午前3時に発効したとしつつ、「現時点では合意に達したのは、戦闘停止だけで、その持続は、提案されているそのほかの交渉条件の進捗次第」だと述べた。

なお、16日から続いていた西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ・人民防衛隊と国防隊・シリア軍の戦闘の結果、前者はハサカ市の約90%を支配下に収めることに成功した。

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一方、SANA(8月23日付)は、「クルディスタン労働者党の武装部門アサーイシュ」(西クルディスタン移行期民政局のアサーイシュと人民防衛隊)と「シリア政府当局」(国防隊とシリア軍)が停戦に合意したことを受け、ハサカ市内での戦闘が徐々に終息し、日常生活が回復しつつある、と伝えた。

同報道によると、アサーイシュは23日にも停戦に違反し、市中心街の中央市場(スーク・ハール)の西側に隣接するアスカリー地区で治安部隊隊員を狙撃、1人を殺害したが、こうしたなかでも市内では多くの商店が通常通りの営業を行ったという。

西クルディスタン移行期民政局とシリア政府当局は21日、ハサカ市内での戦闘を終息させることで原則合意し、その後アサーイシュ側による違反によって発効が遅れているが、最終的な調整作業が進行中で、23日午前9時から、①双方による捕虜、犠牲者の遺体、負傷者の引き渡し②ハサカ市とカーミシュリー市を結ぶ街道、ハサカ市内外のシリア軍拠点にいたる道路、そして市内の道路の再開、③クルド問題解決に向けた作業および支援の継続、④政府機関を解雇された職員の処遇についての協議、が開始されたという。

AFP, August 23, 2016、AP, August 23, 2016、ARA News, August 23, 2016、Champress, August 23, 2016、al-Hayat, August 24, 2016、Iraqi News, August 23, 2016、Kull-na Shuraka’, August 23, 2016、al-Mada Press, August 23, 2016、Naharnet, August 23, 2016、NNA, August 23, 2016、Reuters, August 23, 2016、SANA, August 23, 2016、UPI, August 23, 2016などをもとに作成。

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『サフィール』:サウジアラビアはシリア軍との交戦継続の見返りとして、YPGに武器資金を供与すると申し出る(2016年8月23日)

レバノンの日刊紙『サフィール』(8月23日付)は、西クルディスタン移行期民政局に近い複数の消息筋の話として、サウジアラビアが最近になって、シリア軍との交戦を続けることの見返りとして、同民政局の武装部門である人民防衛隊に武器や資金を供与するとの申し出を行ったと伝えた。

AFP, August 23, 2016、AP, August 23, 2016、ARA News, August 23, 2016、Champress, August 23, 2016、al-Hayat, August 24, 2016、Iraqi News, August 23, 2016、Kull-na Shuraka’, August 23, 2016、al-Mada Press, August 23, 2016、Naharnet, August 23, 2016、NNA, August 23, 2016、Reuters, August 23, 2016、al-Safir, August 23, 2016、SANA, August 23, 2016、UPI, August 23, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県北部のトルコ国境に近い「穏健な反体制派」の拠点都市マーリア市一帯でダーイシュとの戦闘激化(2016年8月23日)

アレッポ県では、ARA News(8月23日付)によると、県北部の「穏健な反体制派」の拠点都市マーリア市近郊のハルバル村、タッル・マーリド村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、また有志連合が同地一帯を空爆した。

一方、SANA(8月23日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校に駐留・展開するシリア軍部隊が同地一帯に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、これを撃退した。

シリア軍部隊はまた、航空士官学校に近いフマイマ村のダーイシュの司令拠点を攻撃し、これを破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、県南部のシャッダーディー市一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、有志連合が同地一帯を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアーラーク油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

一方、SANA(8月23日付)によると、シリア軍がスフナ市とアーラーク油田を結ぶ回廊地域でダーイシュ(イスラーム国)に対して空爆を行った。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がマヤーディーン市を空爆した。

一方、SANA(8月23日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ハウィージャトト・サクル地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(8月23日付)によると、シリア軍がカスル村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

AFP, August 23, 2016、AP, August 23, 2016、ARA News, August 23, 2016、Champress, August 23, 2016、al-Hayat, August 24, 2016、Iraqi News, August 23, 2016、Kull-na Shuraka’, August 23, 2016、al-Mada Press, August 23, 2016、Naharnet, August 23, 2016、NNA, August 23, 2016、Reuters, August 23, 2016、SANA, August 23, 2016、UPI, August 23, 2016などをもとに作成。

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米国の支援を受けるYPG主体のシリア民主軍は、トルコおよびその支援を受ける反体制武装集団によるジャラーブルス市への攻勢への抵抗を主唱(2016年8月23日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の総司令部は声明を出し、ジャラーブルス市へのトルコ軍および同国政府の後援を受ける反体制武装集団の進行準備を「治安と安定を揺るがすことを目指すという点でテロ組織とアイデンティティ、意思を異にしない軍事組織を通じて、トルコはジャラーブルス市に影響力を行使しようとしている」と批判、同地の「直接、間接の占領」に抵抗すると発表した。

AFP, August 23, 2016、AP, August 23, 2016、ARA News, August 23, 2016、Champress, August 23, 2016、al-Hayat, August 24, 2016、Iraqi News, August 23, 2016、Kull-na Shuraka’, August 23, 2016、al-Mada Press, August 23, 2016、Naharnet, August 23, 2016、NNA, August 23, 2016、Reuters, August 23, 2016、SANA, August 23, 2016、UPI, August 23, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍が国境地帯におけるダーイシュの最後の拠点ジャラーブルス市に激しい越境砲撃を加える(2016年8月23日)

CNN-Turk(8月23日付)、アナトリア通信(8月23日付)によると、アレッポ県北部のジャラーブルス市に面するトルコ領内のクルクムシュ市にダーイシュ(イスラーム国)が越境砲撃を行い、迫撃砲弾2発が着弾した。

これに対してトルコ軍は早朝、報復として越境砲撃を行い、約60発の迫撃砲弾をジャラーブルス市内のダーイシュの拠点4カ所に向けて撃ち込んだ。

また、その数時間後、トルコ軍はキリス市からジャラーブルス市に向けて3発のロケット弾を打ち込み、うち1発がジャラーブルス市内の無人地帯に着弾した。

『ハヤート』(8月24日付)によると、ジャラーブルス市一帯での戦闘は、トルコ政府が後援する反体制武装集団の戦闘員数百人が同市からのダーイシュ掃討に向けた攻撃を準備しているなかで行われたという。

シリア人権監視団によると、トルコ軍による越境砲撃は、ジャラーブルス市と、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が制圧したマンビジュ市の間の地域に集中的に行われたという。

ジャラーブルス市は対トルコ国境地域においてダーイシュが掌握している最後の都市。

マンビジュ市制圧に成功したシリア民主軍が、アレッポ県におけるダーイシュの主要拠点であるバーブ市とともにその制圧をめざしているとされるが、トルコはこれに先んじて、シリア国内の反体制武装集団を支援するための経路を確保するべく、介入に踏み込んだとみられる。

なお、ジャラーブルス市をめぐっては、シリア民主軍に近い武装集団が22日、マンビジュ軍事評議会、バーブ軍事評議会を模するかたちでジャラーブルス軍事評議会を結成したが、その数時間後、同評議会の総司令官アブドゥッサッタール・ジャーディル氏が「何者か」によって暗殺されている。

AFP, August 23, 2016、Anadolu Ajansı, August 23, 2016、AP, August 23, 2016、ARA News, August 23, 2016、Champress, August 23, 2016、CNN Turk, August 23, 2016、al-Hayat, August 24, 2016、Iraqi News, August 23, 2016、Kull-na Shuraka’, August 23, 2016、al-Mada Press, August 23, 2016、Naharnet, August 23, 2016、NNA, August 23, 2016、Reuters, August 23, 2016、SANA, August 23, 2016、UPI, August 23, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ市南部一帯、ラタキア県北部、ダマスカス郊外県でシリア軍がファトフ軍、イスラーム軍との戦闘を続ける(2016年8月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外にあるICARDA一帯を砲撃、ウンム・カラア丘と航空技術科を結ぶ回廊一帯でファトフ軍と交戦を続けた。

また戦闘機(所属明示せず)が22日深夜から23日未明にかけて、ハーン・トゥーマーン村、マアッラータ村、カラースィー村、アーミリーヤ村、マフルーカート丘、ジャムイーヤート丘、第1070集合住宅計画地区などを空爆した。

また、ARA News(8月23日付)によると、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室がアレッポ市北部のナイラブ航空基地を砲撃した。

一方、SANA(8月23日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにアレッポ市南部校外一帯(航空技術科、ウンム・カラア丘一帯)でシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍と交戦した

このほか、ARA News(8月23日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区を反体制武装集団が砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がクルド山のカッバーナ町一帯を空爆した。

シリア軍はイドリブ県西部を見下ろすことができる同地一帯の戦略的要衝の制圧をめざしていたが、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団はこれを撃退したという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がバイト・サワー村、マディーラー市、アルバイン市、ザマルカー町、ドゥーマー市など東グータ地方各所を空爆し、子供5人を含む7人が死亡した。

シリア軍はまた、ダイル・ハビーヤ村、ダーライヤー市など西グータ地方一帯を「樽爆弾」などで空爆・砲撃した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がジャウバル区を空爆、シリア軍、親政権民兵が、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(8月23日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、アジュラフ村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)と交戦した。

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ヒムス県では、ARA News(8月23日付)によると、シリア軍戦闘機がタッルドゥー市、カフルラーハー市を空爆した。

一方、SANA(8月23日付)によると、シリア軍がダイル・フール村で反体制武装集団の拠点を空爆した。

このほか、ARA News(8月23日付)によると、シリア軍の包囲が続くハサカ市ワアル地区に国連の支援チームが人道支援物資(トラック16台分)を搬入した。

AFP, August 23, 2016、AP, August 23, 2016、ARA News, August 23, 2016、Champress, August 23, 2016、al-Hayat, August 24, 2016、Iraqi News, August 23, 2016、Kull-na Shuraka’, August 23, 2016、al-Mada Press, August 23, 2016、Naharnet, August 23, 2016、NNA, August 23, 2016、Reuters, August 23, 2016、SANA, August 23, 2016、UPI, August 23, 2016などをもとに作成。

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