YPG主体のシリア民主軍は米国からの武器供与を受け「ラッカ北部解放」作戦を開始(2016年5月24日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官らが、ラッカ県タッル・アブヤド市南部のシャルガラート村で記者会見を開き、「ラッカ北部解放」作戦を開始すると発表した。

ARA News(5月24日付)が伝えた。

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ロジャヴァ・ニュース(5月24日付)は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が主導し、米軍が後援するシリア民主軍の司令官の話として、シリア民主軍が米軍からの武器供与を受け、24日付でダーイシュ(イスラーム国)の中心都市ラッカ市(ラッカ北部ではない)制圧に向けた作戦を開始したと伝えた。

作戦開始を受け、人民防衛隊、女性防衛部隊などからなるシリア民主軍はラッカ県北部のアイン・イーサー市南部のファーティサ村、小ハッシュ村、大ハッシュ村方面に向けて進軍を始めたという。

また人民防衛隊の戦闘員の一人サルハド・アッバース氏は、ARA News(5月24日付)に対し、人民防衛隊が、戦車・装甲車数十輌、重火器を投入していることを明らかにした。

一方、ARA News(5月24日付)は、シリア民主軍の司令官の一人アブドゥルカリーム・ウバイド氏が「シリア民主軍は、米軍中央司令部(CENTCOM)司令官に就任したジョセフ・ヴォーテル大将の訪問後、米国から新たに武器を受け取った」と述べたと伝えた。

米国防総省のスティーブ・ウォーレン報道官は、シリア民主軍が(ラッカ県)北部農村地帯を浄化するための作戦を開始し、これはラッカ市に圧力をかけることにつながる」と述べ、米国主導の有志連合がシリア民主軍の作戦を空爆によって航空支援していることを明らかにした。

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ARA News(5月24日付)によると、ラッカ市解放作戦開始宣言を受け、シリア民主軍はタッル・アブヤド市に「総合関係調整局」を開設した。

民主統一党を支える社会団体の民主連合運動(TEV-DEM)の総合関係局メンバーのウマル・アッルーシュ氏によると、総合関係調整局はラッカ県のアラブ人部族との連絡を目的としており、ラッカ県で有力な7つのアラブ人部族のうち5つのアラブ人部族の長らが、西クルディスタン(ロジャヴァ)における連邦制樹立に支持を表明しているという。

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ラッカ県では、ARA News(5月24日付)によると、有志連合がラッカ市北部郊外一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して空爆を実施した。

またアイン・イーサー市郊外のジブリヤート・ハリール村、ムタマスリジュ村一帯で、有志連合の空爆と合わせて、シリア民主軍とダーイシュが交戦した。

なお、シリア人権監視団によると、北ラッカ解放作戦には、シリア民主軍1万~1万5,000人が参加していると推計しているが、『ハヤート』(5月27日付)によると、実際には数千人しか参加していないと見込まれるという。

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アレッポ県では、ARA News(5月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市西部郊外の村々を砲撃し、4人が負傷した。

AFP, May 24, 2016、AP, May 24, 2016、ARA News, May 24, 2016、Champress, May 24, 2016、al-Hayat, May 25, 2016、May 26, 2016、May 27, 2016、Iraqi News, May 24, 2016、Kull-na Shuraka’, May 24, 2016、al-Mada Press, May 24, 2016、Naharnet, May 24, 2016、NNA, May 24, 2016、Reuters, May 24, 2016、Rojava News, May 24, 2016、SANA, May 24, 2016、UPI, May 24, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県では、シリア軍がヌスラ戦線のタンクローリーを攻撃し破壊(2016年5月24日)

イドリブ県では、SANA(5月24日付)によると、シリア軍が県西部ルージュ平原のジーラー村、アドワーン村にあるシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

シリア軍はまた同県北部のタッルアーダ村・タルマーニーン村間の街道を移動中のヌスラ戦線の車列(タンクローリー)を攻撃、これを破壊した。

なお、クッルナー・シュラカー(5月23日付)によると、前日の23日には、マアッラト・ヌウマーン市で、燃料不足と燃料代高騰に抗議するデモが行われ、活動家が道路を封鎖していた。

AFP, May 24, 2016、AP, May 24, 2016、ARA News, May 24, 2016、Champress, May 24, 2016、al-Hayat, May 25, 2016、Iraqi News, May 24, 2016、Kull-na Shuraka’, May 24, 2016、al-Mada Press, May 24, 2016、Naharnet, May 24, 2016、NNA, May 24, 2016、Reuters, May 24, 2016、SANA, May 24, 2016、UPI, May 24, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局支配地域から燃料代高騰に喘ぐ反体制派支配地域に向かったタンクローリーが爆撃を受ける(2016年5月24日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(5月24日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市と、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)の支配下にあるダーラト・イッザ市を結ぶ街道で人民防衛隊が敷いてきた交通規制が解除され、アフリーン市側から灯油を積んだタンクローリー複数輌がダーラト・イッザ市側に入った。

Kull-na Shuraka', May 23, 2016
Kull-na Shuraka’, May 23, 2016

ダーラト・イッザ市広報局なる団体が発表したところによると、交通規制解除は、23日にアレッポ県郊外の名士らが開いた会合で交わされた合意に基づく措置だという。

Kull-na Shuraka', May 23, 2016
Kull-na Shuraka’, May 23, 2016

またこの合意に先立ち、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室は22日に声明を出し、人民防衛隊が交通規制を解除しない場合、武力で街道封鎖を解除すると脅迫していた。

Kull-na Shuraka', May 23, 2016
Kull-na Shuraka’, May 23, 2016

アレッポ県北西部の反体制武装集団支配地域では、人民防衛隊による交通規制により、物資の搬入が滞り、燃料代などの物価が急騰していた。

しかし、地元の複数の消息筋によると、交通規制解除を受けてアフリーン市を発った車列は、その数時間後にダーラト・イッザ市郊外の農地でロシア軍の激しい空爆を受け、運転手1人が死亡、複数人が負傷した。

一方、ARA News(5月24日付)は、空爆がシリア軍によるものだと伝えた。

AFP, May 24, 2016、AP, May 24, 2016、ARA News, May 24, 2016、Champress, May 24, 2016、al-Hayat, May 25, 2016、Iraqi News, May 24, 2016、Kull-na Shuraka’, May 24, 2016、al-Mada Press, May 24, 2016、Naharnet, May 24, 2016、NNA, May 24, 2016、Reuters, May 24, 2016、SANA, May 24, 2016、UPI, May 24, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県ダーライヤー市を爆撃(2016年5月24日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(5月24日付)によると、シリア軍がダーライヤー市を空爆した。

ロシア外務省は23日、ダーライヤー市と東グータ地方でシャームの民のヌスラ戦線を除く反体制武装集団との戦闘を72時間停止すると発表していた。

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ハマー県では、SANA(5月24日付)によると、シリア軍がシャフシャブー山一帯で反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(5月24日付)によると、バヤーヌーン町に拠点を置く反体制武装集団がザフラー町を砲撃し、女性2人が死亡、2人が負傷した。

一方、ARA News(5月25日付)によると、アレッポ市南部郊外のハーン・トゥーマーン市一帯での戦闘でイラン人戦闘員14人が死亡したと伝えた。

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ラタキア県では、ARA News(5月24日付)によると、シリア軍がアイン・イーサー村などトルクメン山一帯で反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、ARA News(5月24日付)によると、ヒムス解放運動がナーイム村を砲撃した。

ナーイム村はアリー・マムルーク国民安全保障会議議長の生地。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、5月23日に6件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、ラタキア県で発生し、イスラーム軍が砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は591件。

AFP, May 24, 2016、AP, May 24, 2016、ARA News, May 24, 2016、May 25, 2016、Champress, May 24, 2016、al-Hayat, May 25, 2016、Iraqi News, May 24, 2016、Kull-na Shuraka’, May 24, 2016、al-Mada Press, May 24, 2016、Naharnet, May 24, 2016、NNA, May 24, 2016、Reuters, May 24, 2016、SANA, May 24, 2016、UPI, May 24, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年5月24日)

ヒムス県では、SANA(5月24日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外、シャーイル油田一帯、ヒヤーン・ガス社一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点、車輌を空爆した。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州は声明を出し、カルヤタイン市郊外のサワーナ町をシリア軍との戦闘の末に制圧したと発表した。

クッルナー・シュラカー(5月25日付)が伝えた。

AFP, May 24, 2016、AP, May 24, 2016、ARA News, May 24, 2016、Champress, May 24, 2016、al-Hayat, May 25, 2016、Iraqi News, May 24, 2016、Kull-na Shuraka’, May 24, 2016、al-Mada Press, May 24, 2016、Naharnet, May 24, 2016、NNA, May 24, 2016、Reuters, May 24, 2016、SANA, May 24, 2016、UPI, May 24, 2016などをもとに作成。

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第2期人民議会は6月6日に召集、ハルキー内閣はジャブラ市とタルトゥース市での連続爆破テロの被害者への補償を決定(2016年5月24日)

アサド大統領は2016年政令第146号を発し、第2期人民議会を2016年6月6日に召集することを定めた。

SANA(5月24日付)が伝えた。

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ワーイル・ハルキー内閣は定例閣議で、23日にラタキア県ジャブラ市とタルトゥース県タルトゥース市で発生した連続爆弾テロの被害者およびその家族に対して、被害状況に応じた補償金の支払いを行うことを承認した。

この決定は、アサド大統領の指示に沿ったものだという。

ハルキー内閣はまた、これと合わせて、テロで被害を受けたジャブラ国立病院の再建費などに総額8億5,000万シリア・ポンドを充てることを決定した。
SANA(5月24日付)が伝えた。

AFP, May 24, 2016、AP, May 24, 2016、ARA News, May 24, 2016、Champress, May 24, 2016、al-Hayat, May 25, 2016、Iraqi News, May 24, 2016、Kull-na Shuraka’, May 24, 2016、al-Mada Press, May 24, 2016、Naharnet, May 24, 2016、NNA, May 24, 2016、Reuters, May 24, 2016、SANA, May 24, 2016、UPI, May 24, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュに忠誠を誓うダルアー県の二組織が統合し「ハーリド・ビン・ワリード軍」を結成(2016年5月24日)

ダルアー県で活動するヤルムーク殉教者旅団とイスラーム・ムサンナー運動は完全統合し、「ハーリド・ブン・ワリード軍」を名乗る新たな武装集団を結成した。

ヤルムーク殉教者旅団とイスラーム・ムサンナー運動はいずれもダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓う組織で、新設されたハーリド・ブン・ワリード軍の司令官には、アブー・ウスマーン・イドリビー氏が就任したという。

クッルナー・シュラカー(5月24日付)が伝えた。

Kull-na Shuraka', May 24, 2016
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AFP, May 24, 2016、AP, May 24, 2016、ARA News, May 24, 2016、Champress, May 24, 2016、al-Hayat, May 25, 2016、Iraqi News, May 24, 2016、Kull-na Shuraka’, May 24, 2016、al-Mada Press, May 24, 2016、Naharnet, May 24, 2016、NNA, May 24, 2016、Reuters, May 24, 2016、SANA, May 24, 2016、UPI, May 24, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2016年5月23日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月23日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して19回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回で、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(4回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, May 24, 2016などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局はフランスの首都パリに代表部を開設(2016年5月23日)

ARA News(5月24日付)によると、西クルディスタン移行期民政局はフランスの首都パリに代表部を開設した。

AFP, May 24, 2016、AP, May 24, 2016、ARA News, May 24, 2016、Champress, May 24, 2016、al-Hayat, May 25, 2016、Iraqi News, May 24, 2016、Kull-na Shuraka’, May 24, 2016、al-Mada Press, May 24, 2016、Naharnet, May 24, 2016、NNA, May 24, 2016、Reuters, May 24, 2016、SANA, May 24, 2016、UPI, May 24, 2016などをもとに作成。

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有志連合はアレッポ県北西部のトルコ国境地帯でダーイシュと戦うハワール・キリス作戦司令室を爆撃で支援(2016年5月23日)

アレッポ県では、ARA News(5月23日付)によると、県北西部のトルコ国境に近いジャーズィル村、ファイザリーヤ村、ヤフムール村、ラーイー村、カフラ村一帯で、ハワール・キリス作戦司令室とダーイシュ(イスラーム国)が交戦するなか、有志連合が空爆を実施した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン・ダム・アッラーン村回廊一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が、シャー布民のヌスラ戦線などからなる武装集団と交戦した。

AFP, May 23, 2016、AP, May 23, 2016、ARA News, May 23, 2016、Champress, May 23, 2016、al-Hayat, May 24, 2016、Iraqi News, May 23, 2016、Kull-na Shuraka’, May 23, 2016、al-Mada Press, May 23, 2016、Naharnet, May 23, 2016、NNA, May 23, 2016、Reuters, May 23, 2016、SANA, May 23, 2016、UPI, May 23, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市一帯で戦闘機による激しい爆撃(2016年5月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市北部・北西部のカースティールー街道一帯、カルム・タッラーブ地区、ライラムーン地区、ザフラー協会地区一帯、アジア地区(フライターン市近郊)、英国人墓地(フライターン市近郊)、ハンダラート・キャンプ一帯、カフルハムラ村、フライターン市、アナダーン市、アレッポ市南部郊外のハーン・トゥーマーン市、ズィルバ村、アレッポ市西部郊外のハーン・アサル村、カフルナーハー村に対して、戦闘機(所属明示せず)が激しい空爆を実施した。

一方、ジハード主義武装集団は、シリア政府支配下のアレッポ市イザーア地区、ザフラー協会地区、ファイイド地区、マシャーリカ地区、県立競技場一帯を砲撃し、シリア軍と交戦した。

また、ARA News(5月23日付)によると、ジハード主義武装集団がハンダラート・キャンプ一帯に展開するシリア軍、クドス旅団(パレスチナ人)の拠点に対して攻撃を行った。

他方、SANA(5月23日付)によると、アレッポ市ブスターン・ザフラ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、女性1人が死亡、子供3人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタマーニア町、マアーン村、ヒルブナフサ村一帯を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、SANA(5月23日付)によると、マアッラトミスリーン市を拠点とする反体制武装集団がフーア町を砲撃し、2人が死亡、6人が負傷した。

クッルナー・シュラカー(5月23日付)によると、カファルヤー町を砲撃したのは、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍。

このほか、クッルナー・シュラカー(5月23日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍支配下のマダーヤー村にある自由シリア軍中部師団本部前で、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、師団メンバーと守衛の合わせて2人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒムス市ワアル地区を砲撃、またタルビーサ市一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊などが、アイン・イーサー村回廊一帯でジハード主義武装集団と交戦し、またシリア軍がトルクメン山一帯を砲撃した。

また、クッルナー・シュラカー(5月23日付)によると、シリア軍、シリア人・外国人民兵がハッダーダ丘一帯でナスル軍などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が地対地ミサイルと思われる砲弾でダーライヤー市を攻撃した。

これに関連して、クッルナー・シュラカー(5月24日付)は、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員が、包囲下のザバダーニー市で籠城を続けるシャームの民のヌスラ戦線を攻撃し、司令官の一人ズィヤード・アブー・ハマド氏を殺害したと伝えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が地対地ミサイルと思われる砲弾でダルアー市を砲撃した。

他方、SANA(5月23日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区、旧税関地区西部、クルク交差点一帯、避難民キャンプ一帯でシャームの民のヌスラ戦線、ハウラーン・ファッルージャ旅団などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, May 23, 2016、AP, May 23, 2016、ARA News, May 23, 2016、Champress, May 23, 2016、al-Hayat, May 24, 2016、Iraqi News, May 23, 2016、Kull-na Shuraka’, May 23, 2016、May 24, 2016、al-Mada Press, May 23, 2016、Naharnet, May 23, 2016、NNA, May 23, 2016、Reuters, May 23, 2016、SANA, May 23, 2016、UPI, May 23, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュの中心都市バーブ市(アレッポ県)が爆撃を受ける(2016年5月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市周辺一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(5月23日付)によると、シリア軍がシャーイル油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、攻防対がダイル・ザウル市南部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(5月23日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, May 23, 2016、AP, May 23, 2016、ARA News, May 23, 2016、Champress, May 23, 2016、al-Hayat, May 24, 2016、Iraqi News, May 23, 2016、Kull-na Shuraka’, May 23, 2016、al-Mada Press, May 23, 2016、Naharnet, May 23, 2016、NNA, May 23, 2016、Reuters, May 23, 2016、SANA, May 23, 2016、UPI, May 23, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は「ヌスラ戦線およびそれとつながりがある組織」への爆撃継続を発表(2016年5月23日)

ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センター(セルゲイ・クラレンコ司令官)を通じて声明を出し、ロシア空軍が「シャームの民のヌスラ戦線およびそれとつながりがある組織」に対する空爆を継続すると発表、またダマスカス郊外県東グータ地方、ダーライヤー市に米・ロシアによる敵対行為停止合意を適応することを呼びかけた。

AFP, May 23, 2016、AP, May 23, 2016、ARA News, May 23, 2016、Champress, May 23, 2016、al-Hayat, May 24, 2016、Iraqi News, May 23, 2016、Kull-na Shuraka’, May 23, 2016、al-Mada Press, May 23, 2016、Naharnet, May 23, 2016、NNA, May 23, 2016、Reuters, May 23, 2016、SANA, May 23, 2016、UPI, May 23, 2016などをもとに作成。

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シリア国民連合はジャブラ市とタルトゥース市での連続自爆テロの直接間接の責任はアサド政権にあると非難(2016年5月23日)

シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ジャブラ市とタルトゥース市で発生した連続自爆テロに関して、「いかなる場所であれ、民間人を標的とするテロ行為を非難する」としたうえで、「民間人を標的とするすべてのテロ行為に対する直接、間接の責任はアサド体制にある。アサド体制は、ダーイシュ(イスラーム国)のテロへの意図的支援に貢献し、その拡大の余地を与え、シリア国民に対する国家テロを実行に関与している」と批判した。

AFP, May 23, 2016、AP, May 23, 2016、ARA News, May 23, 2016、Champress, May 23, 2016、al-Hayat, May 24, 2016、Iraqi News, May 23, 2016、Kull-na Shuraka’, May 23, 2016、al-Mada Press, May 23, 2016、Naharnet, May 23, 2016、NNA, May 23, 2016、Reuters, May 23, 2016、SANA, May 23, 2016、UPI, May 23, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュは沿岸州の名でジャブラ市とタルトゥース市での連続自爆テロへの関与を認める声明を発表(2016年5月23日)

ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門アアマーク通信は、ジャブラ市とタルトゥース市で発生した連続爆破テロに関して速報で「イスラーム国の戦闘員がシリア海岸のジャブラ市とタルトゥース市でアラウィー派の拠点を攻撃」と伝えた。

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また「イスラーム通信」(5月23日付)は、ダーイシュが「イスラーム国沿岸州」の名で声明を出し、ジャブラ市、タルトゥース市での連続自爆テロへの関与を認めたと伝えた。

「速報:カリフ制の兵による特殊作戦により、多神教徒ヌサイリー派数百人をその本拠地タルトゥースとジャブラで殺傷」と題された声明において、沿岸州は以下の通り主張している。

「祝福されし作戦において、アッラーはイスラーム国の治安上の取り組みを成功に至らしめた。二つの部隊が背教者ヌサイリー派の館に進入し、ジャブラ市とタルトゥース市で不浄なる連中の拠点を標的に定め、爆破ベルトと爆弾を仕掛けた車の爆破に成功、多神教徒ヌサイリー派150人以上を殲滅、その倍の人数を負傷させた。イスラーム教徒の都市に対してロシア軍・ヌサイリー派の戦闘機が行う空爆によってイスラーム教徒が死を味わい続ける限り、彼らは死を味合うことになる。彼らが空爆し、殺戮するように、彼らは爆破され、焼かれる。アッラーのお許しのもと、次はより巧みで、より辛いものとなろう」。

AFP, May 23, 2016、AP, May 23, 2016、ARA News, May 23, 2016、Champress, May 23, 2016、Dawaalhaq.com, May 23, 2016、al-Hayat, May 24, 2016、Iraqi News, May 23, 2016、Kull-na Shuraka’, May 23, 2016、al-Mada Press, May 23, 2016、Naharnet, May 23, 2016、NNA, May 23, 2016、Reuters, May 23, 2016、SANA, May 23, 2016、UPI, May 23, 2016などをもとに作成。

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シリア外務在外居住者省はジャブラ市とタルトゥース市での連続自爆テロに関してシャーム自由人イスラーム運動の犯行と国連に報告(2016年5月23日)

シリア外務在外居住者省は、ジャブラ市とタルトゥース市で発生した連続爆破テロの発生を受け、国連事務総長と安保理議長に書簡を送った。

書簡のなかで、外務在外居住者省は、タルトゥース市での連続爆破テロに関して「テロ組織「シャーム自由人(イスラーム運動)がこれらの卑劣な行為を実行したと発表した」と断じる一方、ジャブラ市での連続爆破テロについては「武装テロ集団が実行した」と報告した。

そのうえで外務在外居住者省は「シリアの都市、町、村に対する武装テロ集団の体系的テロ行為の一環をなし、リヤド、アンカラ、ドーハの「憎しみと過激思想の体制」が…ジュネーブ会議…、敵対行為停止合意(停戦)を反故にするために情勢を悪化させようとしている」と非難した。

なお、シャーム自由人イスラーム運動は事件への関与を示す声明は出していない。

AFP, May 23, 2016、AP, May 23, 2016、ARA News, May 23, 2016、Champress, May 23, 2016、al-Hayat, May 24, 2016、Iraqi News, May 23, 2016、Kull-na Shuraka’, May 23, 2016、al-Mada Press, May 23, 2016、Naharnet, May 23, 2016、NNA, May 23, 2016、Reuters, May 23, 2016、SANA, May 23, 2016、UPI, May 23, 2016などをもとに作成。

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シリア政府の支持者が多い地中海岸のジャブラ市、タルトゥース市で過去最大規模の連続爆破テロが発生し、140人以上が死亡(2016年5月23日)

ラタキア県ジャブラ市で4回、タルトゥース県タルトゥース市で3回にわたり爆発が発生し、多数の住民が死傷、現場近くの施設、車輌などが被害を受けた。

SANAの特派員が伝えたところによると、ジャブラ市で起こった4回の爆発のうち2回は、市内の旅客マイクロバス・ターミナルで起こり、多数が死傷し、現場周辺の車などが被害を受けた。

爆発は爆弾が仕掛けられた車によるものだった。

またにジャブラ国立病院の救急科入口で自爆ベルトを巻いた男性が自爆し、その直後に電力局近くで爆弾が仕掛けられた車が爆発、多数が死傷、病院の施設や救急車輌が被害を受けた。

SANA, May 23, 2016
SANA, May 23, 2016

一方、タルトゥース市で起こった3回の爆発の爆発のうち2回は、郊外住宅地区に面する旅客マイクロバス・ターミナルの入口付近で発生、1回は爆弾がしかけられた車で、もう1回はこの車が爆発した直後に自爆ベルトを着用した男性による爆発で、通行中の住民多数が死傷した。

またターミナルでの最初の爆発の直後、郊外住宅地区で自爆ベルトを着用した男性が自爆した。

SANA, May 23, 2016
SANA, May 23, 2016

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シリア人権監視団(駐英)によると、23日午後の時点で7件の連続爆破テロによる死者数は145人(うちジャブラ市の旅客マイクロバス・ターミナルでのテロによる死者数は73人、タルトゥース市の旅客マイクロバス・ターミナルでのテロによる死者数は48人)、負傷者は200人に達しているという。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、今回の連続自爆テロは2011年春に「アラブの春」がシリアに波及して以降最大規模で、シリア政府の支持者が多いジャブラ市、タルトゥース市でこの種の大規模テロが発生するは1986年以来。

なお、『ハヤート』(5月24日付)によると、1986年にはタルトゥース市で死者144人、負傷者149人を出した連続爆破テロが発生、シリア政府はイラクのサッダーム・フサイン政権が関与していると断じていた。

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ムハンマド・シャッアール内務大臣は、ジャブラ市とタルトゥース市の連続爆破テロの現場を視察訪問した。

シャッアール内務大臣には、ラタキア県のイブラーヒーム・フドル・サーリム県知事、バアス党ラタキア支部のムハンマド・シュライティフ書記長が同行、大臣は記者団に対して、内務省が関係当局との協力のもと、事件の詳細を調査するための委員会を発足したことを明らかにした。

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SANA(5月23日付、5月25日付)によると、ジャブラ市とタルトゥース市で発生した連続爆破テロに対して、ロシア外務省、チェコ外務省、スペイン政府、ドイツ外務省、エジプト外務省、国連潘基文事務総長、ヒズブッラー、イラン外務省、イラク外務省、北朝鮮外務省などが非難声明を出した。

また、SANA(5月26日付)によると、中国外交部、南アフリカ国際関係協力省、ロシア下院(ドゥーマ)も25日、またSANA(5月27日付)によると、アルゼンチン外務省が27日に非難声明を出した。

AFP, May 23, 2016、AP, May 23, 2016、ARA News, May 23, 2016、Champress, May 23, 2016、al-Hayat, May 24, 2016、Iraqi News, May 23, 2016、Kull-na Shuraka’, May 23, 2016、al-Mada Press, May 23, 2016、Naharnet, May 23, 2016、NNA, May 23, 2016、Reuters, May 23, 2016、SANA, May 23, 2016、May 25, 2016、May 26, 2016、May 27, 2016、UPI, May 23, 2016などをもとに作成。

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トルコのイスタンブールで国連世界人道サミット開催(2016年5月23日)

トルコのイスタンブールで、シリア難民などへの対応について話し合う国連の世界人道サミットが開幕した。

AFP, May 23, 2016、AP, May 23, 2016、ARA News, May 23, 2016、Champress, May 23, 2016、al-Hayat, May 24, 2016、Iraqi News, May 23, 2016、Kull-na Shuraka’, May 23, 2016、al-Mada Press, May 23, 2016、Naharnet, May 23, 2016、NNA, May 23, 2016、Reuters, May 23, 2016、SANA, May 23, 2016、UPI, May 23, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2016年5月22日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月22日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して17回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回で、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(3回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, May 23, 2016などをもとに作成。

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シリア人権監視団は、治安当局、遺族など信頼できる消息筋の情報をもとに過去5年間の獄中死者数は6万人以上に達したとしたうえで、うち1万4,456人の死亡を確認したと発表(2016年5月22日)

シリア人権監視団は、シリア治安組織(空軍情報部、総合情報部など)、遺族、サイドナーヤー刑務所の信頼できる複数の消息筋から得た情報をもとに、2011年3月18日から2016年5月21日までの5年間でシリア国内の刑務所・拘置所で、少なくとも6万人が拷問、食糧・医薬品不足が原因で死亡したと発表した。

また同監視団は1万4,456人がこの期間に獄中死したことを確認したと付言、うち18歳未満の子供が110人、18歳以上の女性が53人も含まれていることを明らかにした。

遺体の一部は遺族に返還されたが、一部はいまだに返還されないまま、死亡診断書も発行されておらず、収監者からの情報として死亡が確認されているのみだという。

AFP, May 21, 2016、AP, May 21, 2016、ARA News, May 21, 2016、Champress, May 21, 2016、al-Hayat, May 22, 2016、Iraqi News, May 21, 2016、Kull-na Shuraka’, May 21, 2016、al-Mada Press, May 21, 2016、Naharnet, May 21, 2016、NNA, May 21, 2016、Reuters, May 21, 2016、SANA, May 21, 2016、UPI, May 21, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュのアドナーニー報道官は、シリア政府とロシアによる「虐殺」に無関心な欧米を批判(2016年5月26日)

ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門の一つフルカーン広報制作機構は、ダーイシュ公式報道官のアブー・ムハンマド・アドナーニー氏の音声とされる声明(https://www.youtube.com/watch?v=Q_C6bWsDhkI)を発表した。

アドナーニー氏は声明のなかで「十字軍どもに災いあれ、ユダヤ人どもに災いあれ」と述べたうえで、米国のイラク政策を批判、米国に対して、「戦争は終わっていない。お前たちはまだ勝ってもいない。アッラーのお許しのもと、お前たちは敗北を喫することになる。待ってろ」と脅迫した。

またシリア情勢に関しては、以下のように述べ、米国をはじめとする欧米諸国が、ダーイシュのみを批判し、アサド政権やロシア軍の「虐殺」を黙認していると批判した。

「米国とその同盟国は…ロシアとヌサイリー派が日々、イスラーム教徒を虐殺しても痛みを感じず…、涙を流すこともない」。

「米国とその同盟国は、グータ、ザバダーニー、マダーヤー、ムウダミーヤト・シャームで…数千の人々が無為に命を落とし、子供、女性、老人が包囲を受けていることに関心がない。これらの国はハイル市(ダイル・ザウル市のこと)で包囲されている者どものことしか関心を示さない。これらの国は彼らを助けようと、毎日、ヌサイリー派に食糧を投下している。欧州の人々、そしてそのほかの地域の背教者は、ロシアが病院や住宅地を破壊することに動揺もしない…」。

そのうえで、「イスラーム教徒たちよ…。我らがコーランは我々に世界のすべてと例外なく戦うよう求めている」と主張、「我々はアッラーのための宗教が確立するまで戦い続ける」と徹底抗戦の構えを示した。

AFP, May 21, 2016、AP, May 21, 2016、ARA News, May 21, 2016、Champress, May 21, 2016、al-Hayat, May 22, 2016、Iraqi News, May 21, 2016、Kull-na Shuraka’, May 21, 2016、al-Mada Press, May 21, 2016、Naharnet, May 21, 2016、NNA, May 21, 2016、Reuters, May 21, 2016、SANA, May 21, 2016、UPI, May 21, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ロシア軍がアレッポ県、イドリブ県で敵対行為停止合意発効以降最大規模の爆撃を実施(2016年5月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とロシア軍の戦闘機がアレッポ市北部のカースティールー街道一帯および同市北西部一帯を40回にわたり空爆した。

同監視団によると、空爆は2月27日に米・ロシアの敵対行為停止合意が発効して以降最大規模で、なおかつアレッポ市一帯にロシア軍が空爆を実施するのは2月27日以来初めてだという。

一方、SANA(5月22日付)によると、反体制武装集団がヌッブル市、アレッポ市ハムダーニーヤ地区を砲撃し、女児1人が死亡、また子供1人を含む4人が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がイドリブ市各所を空爆し、ジハード主義武装集団の戦闘員4人が死亡した。

戦闘機はまた、カフルサジュナ村各所を空爆し、女性1人、女児1人が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカフルラーハー市各所を空爆、またシリア軍がヒムス市ワアル地区を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハーン・シャイフ・キャンプ一帯に対して「樽爆弾」少なくとも40発を投下した。

シリア軍はまたタッル市を砲撃、クッルナー・シュラカー(5月23日付)によると、シリア軍と国防隊がタッル市への突入を試み、反体制武装集団と交戦、士官1人を含む兵士4人が死亡した。

また、ARA News(5月22日付)によると、反体制武装集団がダーライヤー市周辺の拠点複数カ所をシリア軍から奪還した。

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ハマー県では、SANA(5月22日付)によると、シリア軍がザーラ村一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、戦闘員25人を殲滅、車輌3輌を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(5月22日付)によると、反体制武装集団がダルアー市スィハーリー地区、カーシフ地区を砲撃し、子供3人が負傷した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、5月21日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県で発生し、いずれもイスラーム軍による砲撃だったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は575件。

AFP, May 22, 2016、AP, May 22, 2016、ARA News, May 22, 2016、Champress, May 22, 2016、al-Hayat, May 23, 2016、Iraqi News, May 22, 2016、Kull-na Shuraka’, May 22, 2016、May 23, 2016、al-Mada Press, May 22, 2016、Naharnet, May 22, 2016、NNA, May 22, 2016、Reuters, May 22, 2016、SANA, May 22, 2016、UPI, May 22, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はタドムル市(ヒムス県)北東部の戦略拠点3カ所をダーイシュから奪取(2016年5月22日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市北東部のマザール山、一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

SANA(5月22日付)によると、シリア軍がタドムル市北東部マザール山方面でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地の戦略拠点3カ所(ハリー砦、第619地点、第711地点)を制圧したという。

シリア軍はまた、アブー・ハリース村、ウンク・ハワー村、ウンム・サフリージュ村、ウンム・リーシュ村、ウンム・タバービール村一帯のダーイシュ拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(5月22日付)によると、シリア軍がカスル村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(5月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の幹部の一人アブー・フザイファ・ミスリー氏(エジプト人、ハイル州前ワーリー(統治者)がダイル・ザウル航空基地一帯でのシリア軍との戦闘で死亡した。

一方、SANA(5月22日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市南西部一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, May 22, 2016、AP, May 22, 2016、ARA News, May 22, 2016、Champress, May 22, 2016、al-Hayat, May 23, 2016、Iraqi News, May 22, 2016、Kull-na Shuraka’, May 22, 2016、al-Mada Press, May 22, 2016、Naharnet, May 22, 2016、NNA, May 22, 2016、Reuters, May 22, 2016、SANA, May 22, 2016、UPI, May 22, 2016などをもとに作成。

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トルコ国境警備隊がシリア領内に越境発砲し、農夫1人を殺害(2016年5月22日)

ラッカ県では、ARA News(5月22日付)によると、トルコの国境警備隊がタッル・アブヤド市郊外で農作業をしていた住民に越境発砲し、殺害した。

AFP, May 22, 2016、AP, May 22, 2016、ARA News, May 22, 2016、Champress, May 22, 2016、al-Hayat, May 23, 2016、Iraqi News, May 22, 2016、Kull-na Shuraka’, May 22, 2016、al-Mada Press, May 22, 2016、Naharnet, May 22, 2016、NNA, May 22, 2016、Reuters, May 22, 2016、SANA, May 22, 2016、UPI, May 22, 2016などをもとに作成。

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サウジアラビアが支援するイスラーム軍、トルコが支援するシャーム軍団など反体制武装集団39組織が、米・ロシアに対して48時間以内にシリア軍に停戦を遵守させるよう最後通告(2016年5月22日)

サウジアラビアが支援するイスラーム軍、トルコが支援するシャーム軍団(シリア・ムスリム同胞団系)など反体制武装集団39組織は声明を出し、「敵対行為停止を後援する当事者(米、ロシア)に48時間の猶予を与え、本合意の「残骸」を救い出し、アサド体制とその同盟者に蛮行の即時完全停止を強いる」よう要求した。

声明を出したのは、イスラーム軍、シャーム軍団、シャーム戦線、ヌールッディーン・ザンキー運動、ヤルムーク軍、北部師団、ラフマーン軍団、ナスル軍、ザーウィヤ山の鷹旅団、カシオン旅団、ムジャーヒディーン軍、タフリール軍、ヒムス解放運動、イスラーム覚醒大隊、中部師団、第16歩兵師団、第13師団、ハビーブ・ムハンマド旅団、イスラーム自由旅団、ヒムス軍団、スルターン・ムラード旅団、第1連隊、アンサール・イスラーム戦線、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、ハウラーン自由人連合、第1砲兵連隊、部族師団、シャバーブ・スンナ師団、第313旅団バドルの兵、アンサール・シャーム大隊、シリア革命家戦線、第46歩兵師団、カーディスィーヤ師団、第10沿岸旅団、アッラーの獅子ガーリブ連合、ハック師団、ハスム師団、アフル・ナスル旅団連合、「命じられるまま正しく進め」連合。

声明において、イスラーム軍、シャーム軍団らは、シリア軍に対して、ダマスカス郊外県ダーライヤー市などの「解放区」への砲撃と国際社会の沈黙を非難し、米・ロシアによる敵対行為停止合意(2月27日発行)が「完全に崩壊した」と断じた。

そのうえで、同合意を遵守してきた武装集団に対して「すべての戦線、とりわけダーライヤーに対する犯罪者政権の攻撃を食い止めるまで、住民を守るためあらゆる合法的な手段を駆使して抵抗するだろう」と表明した。

またシリア政府に対して、5月14日以降に制圧した地域からの撤退を要求した。

Kull-na Shuraka', May 23, 2016
Kull-na Shuraka’, May 23, 2016

AFP, May 22, 2016、AP, May 22, 2016、ARA News, May 22, 2016、Champress, May 22, 2016、al-Hayat, May 23, 2016、Iraqi News, May 22, 2016、Kull-na Shuraka’, May 22, 2016、al-Mada Press, May 22, 2016、Naharnet, May 22, 2016、NNA, May 22, 2016、Reuters, May 22, 2016、SANA, May 22, 2016、UPI, May 22, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で3回の爆撃を実施(2016年5月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月21日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して17回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回で、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, May 22, 2016などをもとに作成。

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米CENTCOMのヴォーテル司令官がアイン・アラブ(コバネ)市を訪問し、YPG、シリア民主軍幹部と会見(2016年5月21日)

『ハヤート』(5月23日付)などによると、2016年4月に米軍中央司令部(CENTCOM)司令官に就任したジョセフ・ヴォーテル大将が、「シリア北部」の西クルディスタン移行期民政局の支配地域を「極秘訪問」し、人民防衛隊および同部隊が主導するシリア民主軍の幹部らと会談した。

具体的な訪問先は公表されなかったが、ARA News(5月22日付)によると、ヴォーテル司令官が訪問したのは、アレッポ県東部のトルコ国境に位置するアイン・アラブ(コバネ)市だったという。

ヴォーテル司令官は同行した記者に対して「私はこのミッションに責任がある。我々がここに配置した人々に対しての責任がある…。彼らが何に対処しているのかを実際に来て目にし、彼らが対処している危機を共有するのが私の責務だ…。我々には隠し事などない。我々がここで何をしているかについて詮索されたくはない。米国民は我々がここで何をしているのかを見る権利がある」と述べた。

ヴォーテル司令官はまた「私は、彼らの能力、そして彼らを支援する我々の能力をますます確信した…。(反体制派支援の)モデルはうまく機能していると思う」と付言した。

The Daily Mail, May 23, 2016
The Daily Mail, May 23, 2016

Army Gen. Joseph Votel speaks to reporters Saturday, May 21, 2016 during a secret trip to Syria. Votel said he is encouraged by progress in building local Sy...

AFP, May 22, 2016、AP, May 22, 2016、ARA News, May 22, 2016、Champress, May 22, 2016、The Daily Mail, May 22, 2016、al-Hayat, May 23, 2016、Iraqi News, May 22, 2016、Kull-na Shuraka’, May 22, 2016、al-Mada Press, May 22, 2016、Naharnet, May 22, 2016、NNA, May 22, 2016、Reuters, May 22, 2016、SANA, May 22, 2016、UPI, May 22, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍がカーミシュリー市(ハサカ県)に一時不法侵入(2016年5月21日)

ハサカ県では、ARA News(5月21日付)などによると、トルコ軍の装甲車複数輌がヌサイビーン市とカーミシュリー市を隔てる国境を越えて、シリア領内に一時不法侵入した。

AFP, May 21, 2016、AP, May 21, 2016、ARA News, May 21, 2016、Champress, May 21, 2016、al-Hayat, May 22, 2016、Iraqi News, May 21, 2016、Kull-na Shuraka’, May 21, 2016、al-Mada Press, May 21, 2016、Naharnet, May 21, 2016、NNA, May 21, 2016、Reuters, May 21, 2016、SANA, May 21, 2016、UPI, May 21, 2016などをもとに作成。

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カーミシュリー市で国防隊とストロが交戦し、ハサカ市でシリア軍兵士とアサーイシュが衝突するなか、カーミシュリー市で自爆テロ発生(2016年5月21日)

ハサカ県では、ARA News(5月21日付)などによると、カーミシュリー市内のキリスト教徒が多く住むウスター地区で国防隊とアッシリア教徒の民兵組織「ストロ」(西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属)が交戦した。

この戦闘で3人が負傷した。

またハサカ市では、中央市場のナジュマ駐車場近くでシリア軍の兵士と西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが口論の末、殴り合いとなった。

殴り合いはシリア軍士官複数人が仲裁に入り、事なきを得たが、口論の理由は不明だという。

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一方、SANA(5月21日付)によると、カーミシュリー市内にあるドミノ・レストランで爆弾を身につけた男性が自爆し、5人が死亡、20人が負傷した。

『ハヤート』(5月23日付)によると、この自爆攻撃はウスター地区で発生、男性2人が自爆し、ストロ消息筋によると、住民3人が死亡、15人が負傷したという。

この2件の自爆攻撃に関して、シリア人権監視団は、この爆発が、ストロとシリア軍の衝突の前に発生したと発表した。

またダーイシュ(イスラーム国)の広報部門アアマーク通信を通じて声明を出し、特攻自爆戦闘員(インギマースィー)2人がカーミシュリー市ウスター地区のクルド人部隊(西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊)とストロを攻撃したと伝えたが、ダーイシュによる犯行か否かについては明言しなかった。

Kull-na Shuraka', May 23, 2016
Kull-na Shuraka’, May 23, 2016
Kull-na Shuraka', May 23, 2016
Kull-na Shuraka’, May 23, 2016

AFP, May 21, 2016、AP, May 21, 2016、ARA News, May 21, 2016, May 22, 2016、Champress, May 21, 2016、al-Hayat, May 22, 2016, May 23, 2016、Iraqi News, May 21, 2016、Kull-na Shuraka’, May 21, 2016, May 22, 2016、al-Mada Press, May 21, 2016、Naharnet, May 21, 2016、NNA, May 21, 2016、Reuters, May 21, 2016、SANA, May 21, 2016, May 22, 2016、UPI, May 21, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハマー県、ダマスカス郊外県でシリア軍がヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などのジハード主義武装集団との戦闘を続ける(2016年5月21日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市一帯を地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃した。

これに対いて、同地を支配下に置くジハード主義武装集団(イスラーム殉教者旅団)はシリア軍の車輌を攻撃し、兵士複数人が死傷した。

またドゥーマー市に近いリーハーン農場には迫撃砲複数発が着弾、また戦闘機(所属明示せず)がランクース市郊外無人地帯を空爆した。

さらに東グータ地方のハラスター・カンタラ村一帯では、シリア軍と親政権民兵がジハード主義武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒルバト・ナークース村各所を空爆、また戦闘機(所属不明)がザーラ村一帯、ヒルブナフサ村一帯を空爆した。

一方、SANA(5月21日付)によると、反体制武装集団が占拠するザーラ村郊外のザーラ発電所に対してシリア軍が特殊作戦を実施し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員125人を殲滅し、車輌10輌を破壊した。

シリア軍はまた、マアーン村・バッザーム丘回廊一帯でヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動と交戦し、戦闘員25人を殲滅した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタッル・ザハブ町各所を「樽爆弾」で空爆した。

また戦闘機(所属明示せず)がブルジュ・カーイー村、タイバ村を空爆した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がアラブ・サイード村一帯を空爆、またシリア軍がジスル・シュグール市近郊のキンダ村を「樽爆弾」で空爆した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、外国人民兵が、ハッダーダ丘一帯でジハード主義武装集団と交戦、シリア軍はキンサッバー町一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市北部のカースティールー街道一帯を3回にわたり空爆した。

これに対して、ジハード主義武装集団はアレッポ市シャイフ・マクスード地区、ブスターン・ザフラ地区を砲撃した。

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ダルアー県では、SANA(5月21日付)によると、シリア軍がダルアー市アルバイーン地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、5月20日に9件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県、アレッポ県で発生し、いずれもイスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動による砲撃だったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は567件。


AFP, May 21, 2016、AP, May 21, 2016、ARA News, May 21, 2016、Champress, May 21, 2016、al-Hayat, May 22, 2016、Iraqi News, May 21, 2016、Kull-na Shuraka’, May 21, 2016、al-Mada Press, May 21, 2016、Naharnet, May 21, 2016、NNA, May 21, 2016、Reuters, May 21, 2016、SANA, May 21, 2016、UPI, May 21, 2016などをもとに作成。

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