米主導の有志連合はダイル・ザウル県ハジーン市に対する爆撃で白リン弾を使用、子供3人が死亡(2018年11月5日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月4日付)が複数の住民筋の話として伝えたところによると、米主導の有志連合が県南東部のハジーン市に対する爆撃で白リン弾を使用し、子供3人が死亡、多数が負傷した。

AFP, November 5, 2018、ANHA, November 5, 2018、AP, November 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 5, 2018、al-Hayat, November 6, 2018、Reuters, November 5, 2018、SANA, November 5, 2018、UPI, November 5, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから178人、ヨルダンから396人の難民が帰国、避難民220人が帰宅(2018年11月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月5日付)を公開し、11月4日に難民574人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは178人(うち女性53人、子供90人)、ヨルダンから帰国したのは396人(うち女性119人、子供202人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は29,912人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者22,745人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者7,167人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 259,192人(うち女性77,762人、子供132,088人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,643,618人(うち女性1,993,085人、子供3,321,809人)。

一方、国内避難民220人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは32人(うち女性12人、子供8人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは188人(うち女性63人、子供97人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は164,126人(うち女性49,808人、子供82,770人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,246,488人(うち女性374,806人、子供635,153人)となった。

**

ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(ラタキア県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 5, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県でダーイシュがYPG主体のシリア民主軍の拠点に自爆攻撃を行い、12人を殺害(2018年11月4日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県南東部のハジーン市・バフラ村間に設置された西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点をダーイシュ(イスラーム国)が爆弾を積んだ車で自爆攻撃し、シリア民主軍の戦闘員12人が死亡、20人以上が負傷した。

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラン・イスラーム革命防衛隊副司令官「我々にはシリアに長期的に駐留する計画はない」(2018年11月4日)

イラン・イスラーム革命防衛隊のホセイン・サラーミー副司令官(准将)は、「我々にはシリアに長期的に駐留する計画はない」と述べた。

セラーミー副司令官は、イランの部隊駐留が「シリア政府の要請に基づいている」としたうえで、イラン側としては長期的に駐留する計画はないとする一方、「ロシアとの間にいかなる矛盾もない。メディアが騒ぎ立てる矛盾は捏造されたもので、それこそ現実と矛盾している」と強調した。

ファルス通信(11月5日付)などが伝えた。

al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、FARS, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシアのラヴレンチエフ大統領特使とヴェルシネン外務副大臣がシリアを訪問し、アサド大統領と会談(2018年11月4日)

ロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使とセルゲイ・ヴェルシネン(Sergei Verchinen )外務副大臣がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。

両氏は10月19日にシリアを訪問したばかり。

シリア大統領府が発表した声明によると、会談ではラヴレンチエフ特使が、トルコのイスタンブールでのロシア、トルコ、ドイツ、フランスの首脳会談での成果や、危機収束に向けた政治プロセスを推進するためのロシアの取り組みを報告する一方、制憲委員会設置に向けて意見を交わした。

SANA(11月4日付)などが伝えた。

RT, November 4, 2018

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イドリブ県でダーイシュ・メンバーが誤爆で死亡(2018年11月4日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーがタッル・マンス村で、仕掛けようとしていた爆弾の誤爆で死亡した。

爆発によって住民複数人も巻き添えとなり負傷した。

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ミクダード外務在外居住者副大臣「前任者のやり方を踏襲しないことが、ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表に協力する条件」(2018年11月4日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、スタファン・デミストゥラ氏の後任として、ゲイル・ペデルセン氏がシリア問題担当国連特別代表に就任したことに関して、「前任者たちに協力してきたように、ペデルセン氏に協力するが、同氏が前任者(デミストゥラ氏)のやり方を踏襲しないこと、そしてシリアの国土統一、国民統合を守ると宣言すること、そして前任者のようにテロリストに与しないこと、テロと戦う国民の自由を保障するため、国連憲章を守ることが条件となる」と述べた。

『ワタン』(11月4日付)が伝えた。

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018、al-Watan, November 4, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ラッカ市のアラブ系部族がYPG主体のシリア民主軍と有志連合への抗議を強めるなか、市内で部族を狙った爆破事件が発生し、緊張が高まる(2018年11月4日)

ドゥラル・シャーミーヤ(11月4日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の実効支配下にあるラッカ市のアラブ系部族長たちが、シリア民主軍への協力をボイコットすると表明していると伝えた。

ブーシャアバーン部族の部族長の一人は、ビデオ声明で、米主導の有志連合がラッカ市中心街でフワイディー部族の長であるバシール・バイサル氏を爆撃(詳細は不明)によって殺害したと非難、この暗殺作戦の責任がシリア民主軍にあると追究したうえで、ブーシャアバーン部族の子息がシリア民主軍への協力を行わないと表明した。

また、サブハ部族は声明を出し、シリア民主軍への従軍を拒否すると表明した。

al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018

**

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターによると、ラッカ市中心部のバースィル通りで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、住民1人が死亡した。

この事件に関して、ドゥラル・シャーミーヤ(11月4日付)は、狙われたのがフワイディー部族の子息だとしたうえで、犯行はダーイシュ(イスラーム国)によると見られているものの、
ラッカ市のアラブ系部族長たちの反抗が激化するなかで発生したによると伝え、シリア民主軍や有志連合の関与を疑った。

なお、複数の住民によると、フワイディー部族の子息は、この事件を受けてシリア民主軍のパトロール部隊に暴行を加えるなどし、抗議の意思を示しているという。

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPGと米主導の有志連合はハサカ県の国境地帯でも合同パトロールを開始(2018年11月4日)

ハサカ県では、ANHA(11月4日付)によると、トルコ軍によるアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市一帯とラッカ県タッル・アブヤド市一帯の国境地帯(いずれもユーフラテス川東岸)への砲撃激化を受けて、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)、有志連合を主導する米軍が、イラク領に近い国境地帯で合同パトロールを開始した。

同地では、トルコ軍の砲撃で、YPG隊員2人、女児1人が死亡していた。

ANHA, November 4, 2018

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構とトルキスタン・イスラーム党がハマー県北部を砲撃、シリア軍が応戦(2018年11月4日)

ハマー県では、SANA(11月4日付)によると、シャーム解放機構とトルキスタン・イスラーム党がジューリーン村、マアーン村一帯を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はラターミナ町各所を砲撃した。

**

イドリブ県ではシリア人権監視団によると、シリア軍もスカイク村を砲撃した。

**

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月5日付)によると、治安当局が、タスィール町でシリア政府と和解した反体制武装集団の元司令官ファーディー・アースィミー氏を拘束した。

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍は2018年11月以前の予備役を終了、予備役将兵の召集を行わないことを決定(2018年11月4日)

シリア軍武装部隊総司令部は、第247期(2018年7月1日~11月6日)およびそれ以前の期(2013年~2018年7月1日)の予備役を終了し、予備役将兵の召集を行わないことを決定した。

SANA(11月4日付)が伝えた。

AFP, November 4, 2018、ANHA, November 4, 2018、AP, November 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 4, 2018、al-Hayat, November 5, 2018、Reuters, November 4, 2018、SANA, November 4, 2018、UPI, November 4, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから155人、ヨルダンから491人の難民が帰国、避難民25人が帰宅(2018年11月4日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月4日付)を公開し、11月3日に難民646人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは155人(うち女性45人、子供76人)、ヨルダンから帰国したのは491人(うち女性147人、子供245人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は29,338人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者22,567人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者6,771人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 258,618人(うち女性77,590人、子供131,796人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,643,618人(うち女性1,993,085人、子供3,321,809人)。

一方、国内避難民224人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは25人(うち女性8人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは194人(うち女性56人、子供107人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は163,906人(うち女性49,733人、子供82,665人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,246,268人(うち女性374,731人、子供635,048人)となった。

**

ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県1件、ラタキア県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 4, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スプートニク・ニュース:シャーム解放機構、イッザ軍、ホワイト・ヘルメットは化学兵器移送などの情報漏洩を調査するための委員会を設置(2018年11月3日)

スプートニク・ニュース(11月4日付)は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構と、バラク・オバマ前米政権の支援を受けていたイッザ軍がイドリブ県ハーン・シャイフーン市で拡大会合を開き、同県での化学兵器攻撃に関する情報の漏洩について調査を行うための委員会を設置したと伝えた。

この委員会には、シャーム解放機構、イッザ軍のメンバーのほか、ホワイト・ヘルメットのメンバーが参加し、化学兵器の移送などについての情報がどのように漏洩したのかの調査を行うという。

AFP, November 3, 2018、ANHA, November 3, 2018、AP, November 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018、al-Hayat, November 4, 2018、Reuters, November 3, 2018、SANA, November 3, 2018、UPI, November 3, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

サウジの支援を受ける反体制派の最高交渉委員会報道官「ヒズブッラー、米国、トルコ、イスラエルの存在はいずれも軍事占領」(2018年11月3日)

サウジアラビアの支援を受け、ジュネーブ会議に反体制派の代表として参加してきた最高交渉委員会のヤフヤー・アリーディー報道官は、シリア政府に近いレバノンのマヤーディーン・チャンネル(11月3日付)のインタビューに応じ、そのなかで、「ヒズブッラーの民兵、米国、トルコなど、外国の軍が足を踏み入れること、そしてシリアの領空を侵犯するイスラエルの戦闘機、私はこれらすべてを軍事占領だとみなしている」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018

AFP, November 3, 2018、ANHA, November 3, 2018、AP, November 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018、al-Hayat, November 4, 2018、Reuters, November 3, 2018、SANA, November 3, 2018、UPI, November 3, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス郊外県サファー丘一帯に展開するシリア軍が、ダーイシュと戦う元反体制武装集団を誤爆、7人が死亡(2018年11月3日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月3日付)によると、スワイダー県に隣接するサファー丘でダーイシュ(イスラーム国)と対峙しているシリア軍部隊が、シリア政府と和解した元反体制武装集団を誤って砲撃し、戦闘員7人が死亡、複数が負傷した。

シリア軍は2日、サファー丘一帯のダーイシュ拠点に対する砲撃を再開していた。

AFP, November 3, 2018、ANHA, November 3, 2018、AP, November 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018、al-Hayat, November 4, 2018、Reuters, November 3, 2018、SANA, November 3, 2018、UPI, November 3, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線がアレッポ県西部でも停戦(2018年11月3日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月3日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線が、県西部のカフル・ナースィフ村とバービカ村での戦闘停止などを骨子とする合意を交わした。

合意では、国民解放戦線に所属するヌールッディーン・ザンキー運動がカフル・ナースィフ村への進入を禁止すること、シャーム解放機構が同村入口に検問所を設置すること、などが定められている。

両者は「家族のいざこざ」を発端としてカフル・ナースィフ村一帯で衝突していた。

al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018

AFP, November 3, 2018、ANHA, November 3, 2018、AP, November 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018、al-Hayat, November 4, 2018、Reuters, November 3, 2018、SANA, November 3, 2018、UPI, November 3, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロジャヴァ支配地域に常駐するロバック米大使(有志連合顧問)はトルコ軍に撃たれた女性記者が搬送されたラッカ県タッル・アブヤド市の病院を訪問(2018年11月3日)

ラッカ県では、ANHA(11月3日付)によると、米主導の有志連合顧問として西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)に常駐しているウィリアム・ロバック元駐バーレーン米国大使が、2日にトルコ軍の発砲を受けて負傷したANHAの女性記者クリスターン・ムハンマド氏が搬送されたタッル・アブヤド市の病院を訪問し、同氏を見舞った。

https://youtu.be/0aGT8Xqm9pE

ANHA, November 3, 2018

AFP, November 3, 2018、ANHA, November 3, 2018、AP, November 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018、al-Hayat, November 4, 2018、Reuters, November 3, 2018、SANA, November 3, 2018、UPI, November 3, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がアイン・アラブ(コバネ)市近郊で農夫に発砲(2018年11月3日)

アレッポ県では、ANHA(11月3日付)によると、トルコ軍がアイン・アラブ(コバネ)市近郊の国境に近いオリーブ農地に近づく農夫に発砲した。

AFP, November 3, 2018、ANHA, November 3, 2018、AP, November 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018、al-Hayat, November 4, 2018、Reuters, November 3, 2018、SANA, November 3, 2018、UPI, November 3, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハマー県北部でシリア軍とイッザ大隊が交戦(2018年11月3日)

ハマー県では、SANA(11月3日付)によると、イッザ大隊に所属する武装集団がラターミナ町一帯のシリア軍拠点を攻撃、シリア軍が応戦、これを撃退した。

AFP, November 3, 2018、ANHA, November 3, 2018、AP, November 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018、al-Hayat, November 4, 2018、Reuters, November 3, 2018、SANA, November 3, 2018、UPI, November 3, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合はダイル・ザウル県南東部を爆撃し、住民数十人が死傷(2018年11月3日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月3日付)が複数の住民筋および報道筋の話として伝えたところによると、米主導の有志連合がダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を口実として、ハジーン市の住宅街を爆撃し、住民数十人が死傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月4日付)によると、有志連合の爆撃はハーリド・ブン・ワリード・モスクにも及び、女性と子供を含む17人が死亡した。

AFP, November 3, 2018、ANHA, November 3, 2018、AP, November 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018、November 4, 2018、al-Hayat, November 4, 2018、Reuters, November 3, 2018、SANA, November 3, 2018、UPI, November 3, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

UNHCRとシリア赤新月社の支援チームは、米主導の有志連合が占領するタンフ国境通行所に近いヨルダン領内のルクバーン・キャンプに人道支援を搬入(2018年11月3日)

SANA(11月3日付)によると、UNHCRとシリア赤新月社の支援チームが、シリア政府の支援を受けて、ヨルダン北西部に位置するルクバーン・キャンプに身を寄せるシリア難民約5万人のための人道支援物資を越境搬入した。

ルクバーン・キャンプへの人道支援の搬入は、米主導の有志連合がヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯(55キロ地帯)を占領していることで阻まれていた。

シリア赤新月社の声明によると、支援物資は、貨物トラック78台によって行われ、食糧パックと穀物パックが各10,475セット、子供服と洗面道具が各18,000セット、新生児用のパック1,200セット、医薬品、医療物資、子供用玩具などが搬入された。

搬入の準備には約1ヶ月を要し、107人のボランティアが参加した。

ANHA, November 3, 2018

AFP, November 3, 2018、ANHA, November 3, 2018、AP, November 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2018、al-Hayat, November 4, 2018、Reuters, November 3, 2018、SANA, November 3, 2018、UPI, November 3, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから871人、ヨルダンから557人の難民が帰国、避難民262人が帰宅(2018年11月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月3日付)を公開し、11月2日に難民1,428人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは871人(うち女性261人、子供444人)、ヨルダンから帰国したのは557人(うち女性167人、子供284人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は28,692人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者22,412人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者6,280人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 257,972人(うち女性77,398人、子供131,475人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,643,618人(うち女性1,993,085人、子供3,321,809人)。

一方、国内避難民262人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは27人(うち女性9人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは235人(うち女性75人、子供123人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は162,682人(うち女性49,655人、子供82,553人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,246,044人(うち女性374,663人、子供634,936人)となった。

**

ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(アレッポ県2件、ハマー県6件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 3, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はダマスカス郊外県サファー丘一帯のダーイシュ拠点への砲撃を再開(2018年11月2日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、スワイダー県に隣接するサファー丘一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する砲撃を再開した。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県南東部でシリア軍とダーイシュも交戦(2018年11月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県南東部のユーフラテス川西岸でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍兵士3人が死亡した。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合がダイル・ザウル県南東部を爆撃、YPG主体のシリア民主軍がダーイシュと交戦(2018年11月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が県南東部のユーフラテス川東岸にあるダーイシュ(イスラーム国)支配地域を爆撃、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍もダーイシュと交戦した。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハント英外務大臣はホワイト・ヘルメットのサーリフ代表と会談(2018年11月2日)

英国外務省は、ジェレミー・ハント外務大臣が、ホワイト・ヘルメットのラーイド・サーリフ代表とロンドンで会談し、同組織のボランティアの活動状況について協議したと発表した。

会談後、ハント外務大臣は、「サーリフ代表が行ったようなこの手の道徳的行為を選ばねばならないと考える人は極めて少く、彼と会談できたことは光栄だ。ホワイト・ヘルメットのボランティアは、シリア政府とロシア軍の攻撃にもかかわらず、自らの命と身体を危険に曝して、シリアでの紛争を通じて11万5000人以上の生命を救った…。英国は彼らを支援することを誇りにしている」と述べたという。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル市のロシア軍司令部で爆発が発生し、ロシア軍兵士5人とシリア軍第5軍団兵士複数が死亡(2018年11月2日)

ダイル・ザウル県では、DNN(ダイル・ザウル市および同郊外ニュース・ネットワーク)(11月2日付)によると、ダイル・ザウル市のパノラマ交差点北のロシア軍司令部(旧刑事裁判所施設)で爆弾が爆発し、ロシア軍兵士7人と、シリア軍第5軍団兵士複数人が負傷した。

シリア人権監視団によると、死亡したのは11人で、うち6人がロシア人で、民間軍事会社に雇用された戦闘員と思われるという。

ロシアのタブロイド紙『ノーヴァヤ・ガゼータ』(11月6日付)によると、死亡したのワグナー・グループに雇用された傭兵。

ユーフラテス・ポスト(11月2日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が10月31日、ダイル・ザウル県での支配地域回復を決定、地雷や爆発物の敷設、土塁の設置などを行っていたという。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、DNN, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、Euphrates Post, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、November 5, 2018、Novaya Gazeta, November 6, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコの庇護を受ける反体制武装集団はロジャヴァ支配下のユーフラテス川東岸地域への侵攻準備を完了(2018年11月2日)

トルコ日刊紙『イェニ・シャファク』(11月2日付)は、ユーフラテスの盾作戦司令室とオリーブの枝作戦司令室に所属する反体制武装集団が、トルコ軍とともに、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市およびラッカ県タッル・アブヤド市一帯のユーフラテス川東岸地域への侵攻の準備を完了したと伝えた。

al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018、Yeni Safak, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県で若者を拷問の末射殺(2018年11月2日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(11月2日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員がサジャル村で若者を拷問、家族の前で射殺した。

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、Euphrates Post, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍憲兵隊はハマー県北部のムーリク通行所を再開(2018年11月2日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月2日付)によると、8月にロシア軍憲兵隊が閉鎖したムーリク市の通行所が再開され、貨物車輌などがシリア政府支配地域と反体制派支配地域(緊張緩和地帯)の間の往来を始めた。

al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018

AFP, November 2, 2018、ANHA, November 2, 2018、AP, November 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2018、al-Hayat, November 3, 2018、Reuters, November 2, 2018、SANA, November 2, 2018、UPI, November 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.