シリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」による爆撃を再開、シャーム解放機構などが活動を続けるラタキア県北東部を狙う(2019年9月23日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから23日目(爆撃を激化させてから144日目)を迎えた9月23日、シリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」による爆撃を再開、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団が各地で散発的に交戦した。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人(民間人1人、シリア軍兵士1人、反体制武装集団戦闘員0人)多い4,149人となった。

内訳は、民間人1,066人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,410人、反体制武装集団戦闘員1,673人。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊も同地を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県南部、西部の反体制派支配地域を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県東部の放棄された大隊基地一帯、マアッラト・ヌウマーン市、ダイル・シャルキー村、バルサ村、マアッラト・スィーン村、ナキール村、マアッラト・ハルマ村、ラカーヤー村、シャイフ・ムスタファー村、マアッルズィーター村を砲撃した。

これに対して、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団は、マダーヤー村一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

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ダルアー県では、HFL(9月23日付)によると、ムザイリーブ町入り口で第4師団の兵士1人が何者かに撃たれて死亡した。

また、ジッリーン村とサフム・ジャウラーン村を結ぶ街道でも第4師団の兵士1人が何者かの襲撃を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を35件(イドリブ県14件、ラタキア県9件、アレッポ県9件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を29件(イドリブ県7件、ラタキア県11件、アレッポ県4件、ハマー県7件)確認した。

AFP, September 23, 2019、ANHA, September 23, 2019、AP, September 23, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 23, 2019、HFL, September 23, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 23, 2019、Reuters, September 23, 2019、SANA, September 23, 2019、SOHR, September 23, 2019、UPI, September 23, 2019などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県バイト・サフム市でトルコ占領下のシリア北部から帰村したばかりのシャーム自由人イスラーム運動元司令官が逮捕(2019年9月22日)

サウト・アースィマ(9月22日付)は、軍事情報局パレスチナ課がダマスカス郊外県バイト・サフム市で、シャーム自由人イスラーム運動の元司令官のアブー・ムハンマド・ガーリブ氏を逮捕したと伝えた。

ガーリブ氏は、ダマスカス郊外県がシリア政府の支配下に復帰する直前に、政府との和解を拒否してトルコ占領下のシリア北部に退去していたが、数日前に帰村した。

AFP, September 22, 2019、ANHA, September 22, 2019、AP, September 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2019、Reuters, September 22, 2019、SANA, September 22, 2019、Sawt al-‘Asima, September 22, 2019、SOHR, September 22, 2019、UPI, September 22, 2019などをもとに作成。

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ラッカ県内の北・東シリア自治局支配地域で、シリア政府支配地域に原油を運ぼうとしていたタンクローリーの車列が襲撃される(2019年9月22日)

ラッカ県では、ジュルフ・ニュース(9月22日付)によると、正体不明の武装集団が、北・東シリア自治局の支配下にある県西部の街道で、シリア政府支配地域に原油を運ぼうとしていたタンクローリーの車列を襲撃し、多数が破壊された。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(9月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県西部のラサーファ砂漠でシリア軍と交戦、兵士2人が死亡、3人が負傷した。

AFP, September 22, 2019、ANHA, September 22, 2019、AP, September 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2019、Jurf News, September 22, 2019、Reuters, September 22, 2019、SANA, September 22, 2019、SOHR, September 22, 2019、UPI, September 22, 2019などをもとに作成。

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米軍の貨物車輌175台がYPG主体のシリア軍に供与する武器・弾薬などを積んでイラクからシリアへ(2019年9月22日)

ハサカ県では、SANA(9月22日付)によると、有志連合を主導する米軍の貨物車輌175台が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア軍に供与する武器・弾薬などを積んで、イラクからスィーマルカー国境通行所を経由して、シリア領内に入った。

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アレッポ県では、ANHA(9月22日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦(いずれもシャッラー村一帯)を砲撃した。

AFP, September 22, 2019、ANHA, September 22, 2019、AP, September 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2019、Reuters, September 22, 2019、SANA, September 22, 2019、SOHR, September 22, 2019、UPI, September 22, 2019などをもとに作成。

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アレッポ市近郊でシリア軍と反体制武装集団が激しい砲撃戦(2019年9月22日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから22日目(爆撃を激化させてから143日目)を迎えた9月22日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人?(民間人0人、シリア軍兵士1人?、反体制武装集団戦闘員0人)多い4,147人となった。

内訳は、民間人1,065人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,409人、反体制武装集団戦闘員1,673人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフル・ウワイド村、カフルサジュナ村、マアッルズィーター村、ハーッス村、マアッラト・ハルマ村、ラカーヤー村、アブー・ズフール町一帯を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はマダーヤー村一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(9月22日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ラーシディーン地区、ライラムーン地区、サビール地区、ラームーサ地区、シャイフ・ナッジャール市(工業団地地区)、カフルハムラ村を砲撃した。

シリア軍がサビール地区に部隊を派遣し、イドリブ県のカフル・ウワイド村への砲撃を開始したのを受けた反撃だという。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルハムラ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がフワイズ村を砲撃した。

これに対して、反体制武装集団はカルカート村一帯でシリア軍士官(少尉)1人を狙撃し、殺害した。

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スワイダー県では、HFL(9月22日付)によると、ダーラ村とサカーカー村を結ぶ街道に仕掛けられていた爆弾が爆発し、第52機械化旅団の車輌が巻き込まれ、複数の兵士が死傷した。

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ダルアー県では、HFL(9月23日付)によると、ブスル・ハリール市とイズラア市を結ぶ街道では、第5師団所属の大佐が乗った車が即席爆弾の爆発に巻き込まれ、この大佐を含む2人が負傷した。

AFP, September 22, 2019、ANHA, September 22, 2019、AP, September 22, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2019、HFL, September 22, 2019、September 23, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 22, 2019、Reuters, September 22, 2019、SANA, September 22, 2019、SOHR, September 22, 2019、UPI, September 22, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市内で、国防軍の戦闘員どうしが撃ち合いとなり、ダマスカス郊外県東グータ地方出身の少年1人が巻き添えとなり死亡(2019年9月21日)

アレッポ県では、グータ・メディア・センター(9月22日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市内のジンディールス通りで、国防軍の戦闘員どうしが撃ち合いとなり、ダマスカス郊外県東グータ地方出身の少年1人が巻き添えとなり死亡した。

一方、ANHA(9月21日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市およびその一帯(シャッラー村一帯)を砲撃した。

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ダイル・ザウル県では、ジュルフ・ニュース(9月21日付)によると、スワイダーン・ジャズィーラ村で何者かが人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を襲撃、2人を殺害した。

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ハーブール(9月21日付)は、シリア民主軍を主導する人民防衛隊(YPG)が最近になって、カーミシュリー市西のハーティミーヤ村の農地を接収、アラブ系住民に対して同地からただちに立ち退くよう要請していると伝えた。

AFP, September 21, 2019、ANHA, September 21, 2019、AP, September 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2019、Ghuta Media Center, September 22, 2019、Jurf News, September 21, 2019、al-Khabur, September 21, 2019、Reuters, September 21, 2019、SANA, September 21, 2019、SOHR, September 21, 2019、UPI, September 21, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県などでシリア軍と反体制派が散発的に交戦(2019年9月21日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから21日目(爆撃を激化させてから142日目)を迎えた9月21日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日と同じ4,145人だった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,408人、反体制武装集団戦闘員1,673人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルルーマー村、カンスフラ村、スフーフン村、ファッティーラ村、カフル・ウワイド村、マアッルズィーター村、マアッラト・ハルマ村、ヒーシュ村、カフルサジュナ村、カフルナブル市、シャイフ・ダーミス村、ルブア・ジャウズ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がズィヤーラ町、ダクマーク村、ザクーム村、アンカーウィー村、ヒルバト・ナークース村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハーン・トゥーマーン村、マンスーラ村、アレッポ市科学研究センター一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がシャルフ砦のシリア軍拠点を砲撃、これに対してシリア軍地上部隊もカッバーナ村一帯、ハッダーダ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を34件(イドリブ県14件、ラタキア県7件、アレッポ県7件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を23件(イドリブ県13件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県3件)確認した。

AFP, September 21, 2019、ANHA, September 21, 2019、AP, September 21, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 21, 2019、Reuters, September 21, 2019、SANA, September 21, 2019、SOHR, September 21, 2019、UPI, September 21, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ユーフラテス川東岸の政府支配地域でYPGの支援を受けた住民がシリア軍と「イランの民兵」撤退を求めるデモ、シリア軍がこれに発砲し2人死亡(2019年9月20日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(9月20日付)、ダイル・ザウル24(9月20日付)、オリエント・ニュース(9月20日付)、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局支配地域との境界に位置するユーフラテス川東岸のサーリヒーヤ村(サーリヒーヤト・ジャズィーラ村)でデモが発生し、数百人が参加した。

「解放の金曜日」と銘打ったデモを呼びかけたのは、サーリヒーヤ村、ムッラート村、マズルーム村、フシャーム町、タービヤト・ジャズィーラ村の名士たち。

参加者はシリア軍がこれらの地域を制圧した際に、同地から強制退去させられた人々で、北・東シリア自治局支配地域の住民だけでなく、シリア政府支配地域の住民も含まれていたという。

ダイル・ザウル24によると、北・東シリア自治局支配下の工場地区を出発した参加者は、サーリヒーヤ村に向かって行進、自分たちの村からのシリア軍と「イランの民兵」の撤退、そして帰村を求めるシュプレヒコールを連呼した。

サーリヒーヤ町に到達した彼らは、人民防衛隊(YPG)から直接の支援を受け、同町入り口に設置されているカーズィヤト・サクル検問所からシリア軍を放逐し、同検問所を制圧した。

また、その際、シリア軍准将1人を含む士官複数人を拘束した。

これを受け、シリア軍はデモ参加者に向けて発砲し、これによって住民2人が死亡、11人が負傷した。

AFP, September 20, 2019、ANHA, September 20, 2019、AP, September 20, 2019、Dayr al-Zawr 24, September 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2019、Orient News, September 20, 2019、Reuters, September 20, 2019、SANA, September 20, 2019、SOHR, September 20, 2019、UPI, September 20, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府が共同支配するタッル・リフアト市を砲撃(2019年9月20日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のシャッラー村近郊のマリーミーン村近く、マーリア市近郊、アフリーン市で反体制武装集団の拠点を攻撃し、少なくとも8人の戦闘員を殺害したと発表した。

一方、ANHA(9月20日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府が共同支配するタッル・リフアト市にトルコ軍およびその支援を受ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾2発が着弾した。

AFP, September 20, 2019、ANHA, September 20, 2019、AP, September 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2019、Reuters, September 20, 2019、SANA, September 20, 2019、SOHR, September 20, 2019、UPI, September 20, 2019などをもとに作成。

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アレッポ県北部などでシリア軍と反体制派の戦闘が続くも死者なし(2019年9月20日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから20日目(爆撃を激化させてから141日目)を迎えた9月20日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日と同じ4,145人だった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,408人、反体制武装集団戦闘員1,673人。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルハムラ村、マンスーラ村、アレッポ市ライラムーン地区を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハザーリーン村、マアッラト・スィーン村、シャイフ・ムスタファー村、マアッルズィーター村、カフルサジュナ村、ラカーヤー村を砲撃した。

一方、SANA(9月20日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などの反体制武装集団が、県南東部のアブー・ズフール町に設置されている「人道回廊」を通じてシリア政府支配地域に避難しようとする住民の移動阻止を続けた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などの反体制武装集団がズィヤーラ町一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構などの反体制武装集団がトルコマン山一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

これに対してシリア軍地上部隊もトルコマン山一帯、カッバーナ村一帯の反体制派拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を32件(イドリブ県11件、ラタキア県10件、アレッポ県9件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を19件(イドリブ県9件、ラタキア県5件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認した。

AFP, September 20, 2019、ANHA, September 20, 2019、AP, September 20, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 20, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 20, 2019、Reuters, September 20, 2019、SANA, September 20, 2019、SOHR, September 20, 2019、UPI, September 20, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団は、トルコ占領下のアレッポ県北部で反体制派戦闘員6人を殺害したと発表(2019年9月19日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のバーブ市近郊のトゥワイス村、シャッラー村近郊のジャマー村・ウームラー村間で17日、ワッカース旅団、スルターン・ムラード師団を重火器・中火器、爆弾で攻撃し、戦闘員6人を殺害したと発表した。

ANHA(9月19日付)が伝えた。

AFP, September 19, 2019、ANHA, September 19, 2019、AP, September 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2019、Reuters, September 19, 2019、SANA, September 19, 2019、SOHR, September 19, 2019、UPI, September 19, 2019などをもとに作成。

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ハサカ県でYPG主体のシリア民主軍が若者4人を拘束・連行(2019年9月19日)

ハサカ県では、SANA(9月19日付)によると、米国の支援を受ける人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるカーミシュリー市近郊のシャルムーフ村で強制捜査を行い、若者4人を拘束・連行した。

AFP, September 19, 2019、ANHA, September 19, 2019、AP, September 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2019、Reuters, September 19, 2019、SANA, September 19, 2019、SOHR, September 19, 2019、UPI, September 19, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合が無人航空機でダイル・ザウル県を爆撃し2人殺害(2019年9月19日)

ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(9月19日付)によると、米主導の有志連合が無人航空機で県東部のザッル村を爆撃し、2人を殺害した。

2人の身元は不明。

死亡した2人はオートバイに乗って、ザッル村に向かっていたところを爆撃されたという。

AFP, September 19, 2019、ANHA, September 19, 2019、AP, September 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2019、Euphrates Post, September 19, 2019、Reuters, September 19, 2019、SANA, September 19, 2019、SOHR, September 19, 2019、UPI, September 19, 2019などをもとに作成。

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シリア・ロシア両軍の爆撃は確認されず、SANAによるとアル=カーイダはシリア政府支配地域への住民の避難を砲撃で阻止(2019年9月19日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから19日目(爆撃を激化させてから140日目)を迎えた9月19日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より1人(民間人0人、シリア軍兵士1人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて4,145人となった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,408人、反体制武装集団戦闘員1,673人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハザーリーン村、マアッラト・ハルマ村、タッル・トゥーカーン村、カフルナブル市、カフルサジュナ村を砲撃した。

一方、SANA(9月18日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構などの反体制武装集団が、県南東部のアブー・ズフール町に設置されている「人道回廊」一帯を砲撃し、回廊を通じてシリア政府支配地域に避難しようとする住民の移動を阻止した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がハークーラ村一帯でシリア軍部隊を狙撃、兵士1人を殺害した。

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アレッポ県では、ANHA(9月19日付)によると、シリア軍地上部隊がシャーム解放機構などの反体制派が活動を続けるカフルハムラ村に対して激しい砲撃を加えた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を48件(イドリブ県18件、ラタキア県16件、ハマー県16件、アレッポ県13件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を33件(イドリブ県18件、ラタキア県18件、ハマー県8件、アレッポ県1件)確認した。

AFP, September 19, 2019、ANHA, September 19, 2019、AP, September 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 19, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 19, 2019、Reuters, September 19, 2019、SANA, September 19, 2019、SOHR, September 19, 2019、UPI, September 19, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃、トルコ占領下のアアザーズ市近郊で爆発が起き子供1人死亡(2019年9月18日)

アレッポ県では、ANHA(9月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊の村々(アフリーン郡シャッラー村一帯)を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(9月18日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のナッダ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、子供1人が死亡、住民1人が負傷した。

AFP, September 18, 2019、ANHA, September 18, 2019、AP, September 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2019、Reuters, September 18, 2019、SANA, September 18, 2019、SOHR, September 18, 2019、UPI, September 18, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はカーミシュリー市、ラアス・アイン市で若者多数を徴兵と称して拘束・連行(2019年9月18日)

ハサカ県では、SANA(9月18日付)によると、米国の支援を受ける人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるカーミシュリー市内および同市近郊の農村地帯各所、そしてラアス・アイン市内に設置している検問所で若者多数を徴兵と称して拘束・連行した。

AFP, September 18, 2019、ANHA, September 18, 2019、AP, September 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2019、Reuters, September 18, 2019、SANA, September 18, 2019、SOHR, September 18, 2019、UPI, September 18, 2019などをもとに作成。

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シリア軍ヘリコプターがアル=カーイダ系組織の支配下にあるラタキア県北東部に対する「樽爆弾」での爆撃を再開するも、死傷者はなし(2019年9月18日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから18日目(爆撃を激化させてから139日目)を迎えた9月18日、シリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」による爆撃を再開した。

また、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘も続き、シリア軍が反体制派拠点に対して325回以上の砲撃を行った。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日と同じ4,144人だった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,407人、反体制武装集団戦闘員1,673人。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプター2機が、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構や同組織が主導する「必勝」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃した。

クッルナー・シュラカー(9月18日付)によると、爆撃はクバイナ丘一帯に対して行われたが、死傷者はなかった。


シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がヒーシュ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ビダーマー町、ナージヤ村、マアッラト・ハルマ村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(イドリブ県15件、アレッポ県13件、ラタキア県13件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を44件(イドリブ県20件、ラタキア県11件、ハマー県11件、アレッポ県2件)確認した。

AFP, September 18, 2019、ANHA, September 18, 2019、AP, September 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 18, 2019、Reuters, September 18, 2019、SANA, September 18, 2019、SOHR, September 18, 2019、UPI, September 18, 2019などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県で「イランの民兵」を捕捉(2019年9月17日)

ダイル・ザウル県では、ジスル(9月17日付)は現地特派員からの情報だとして、ダーイシュ(イスラーム国)が県南東部のアシャーラ市郊外の砂漠(アシャーラ砂漠)にあるイラン・イスラーム革命防衛隊の拠点複数カ所に潜入、隊員3人を捕捉したと伝えた。

ダーイシュが捕捉した3人のうち1人は、ムーハサン市出身のシリア人でアブドゥッラフマーン・スワイニーを名乗る人物。

同サイトによると、ダーイシュはまた、パキスタン人民兵組織のザイナビーユーン旅団の戦闘員3人を15日(日曜日)にブーカマール市の工業地区で捕捉しているという。

AFP, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、Jisr Press, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のバーブ市(アレッポ県)で住民どうしが撃ち合いとなり、1人死亡(2019年9月17日)

アレッポ県では、アフバール・バーブ・ラフザ・ビ・ラフザ(9月17日付)によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、ワーキー家とハッバーシュ家が撃ち合いとなり、1人が死亡、3人が負傷した。

両家が撃ち合いになったのを受け、国民軍および同憲兵隊が介入し、両者を引き離したが、憲兵隊の車輌も被弾した。

AFP, September 17, 2019、Akhbar al-Bab Lahza bi-Lahza, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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トルコ諜報機関がアフリーン市(アレッポ県)でYPGに対する「テロとの戦い」の一環として特殊作戦を敢行し、9人を拘束(2019年9月17日)

アレッポ県では、アナトリア通信(9月17日付)によると、トルコの諜報機関(国家諜報機構(MİT))が、アフリーン郡の地元の治安部隊とともに、「テロ」細胞を解体するための特殊作戦を敢行した。

特殊作戦は、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)が主導する人民防衛隊(YPG)に対する「テロとの戦い」の一環。

ハタイ県の複数の消息筋によると、この作戦により、アフリーン市での爆破テロ未遂に関与したと思われる9人が拘束されたという。

AFP, September 17, 2019、Anadolu Ajansı, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ハサカ県、ラッカ県でYPG主体のシリア民主軍による若者の拘束・連行続く(2019年9月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるシュハイル村のウマル油田の変電所近くで大きな爆発が発生した。

爆発は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会の司令官の車に仕掛けられた爆弾によるもので、この司令官を含む3人が負傷した。

一方、SANA(9月16日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるヒサーン村で住民がデモを行い、米国の支援を受ける人民防衛隊(YPG)を主体とするシリア民主軍が徴兵の名目で住民の拉致・逮捕、連行し、身柄解放の見返りとして「身代金」を要求することに抗議した。

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ハサカ県では、SANA(9月16日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるハサカ市の西ヌシューワ地区の入り口に、シリア民主軍が検問所を設置し、徴兵を名目として若者20人を拘束した。

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ラッカ県では、SANA(9月16日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタブカ市でシリア民主軍が強制捜査を行い、若者6人を拘束した。

シリア民主軍はまた、ラッカ・サムラ村でも3人を拘束した。

AFP, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で「イランの民兵」が所属不明の航空機の爆撃を受け、10人死亡(2019年9月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表がAFP(9月17日付)に明らかにしっところによると、県東部にあるイラン・イスラーム革命防衛隊とその支援を受ける勢力の拠点3カ所が爆撃を受けた。

爆撃を行った勢力の所属は不明。

この爆撃で親イランの戦闘員10人が死亡したという。

イスラエル日刊紙『ハアレツ』(9月17日付)も、所属不明の戦闘機複数機がダイル・ザウル県東部の「イランの民兵」の軍事拠点複数カ所を爆撃したと伝えた。

同紙によると「イランが支援する民兵が月曜(17日夜)、イラク・シリア国境で爆撃を受けた。損害、そして爆撃を行った当事者も不明」だという。

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ダイル・ザウル24(9月17日付)もまた、ブーカマール市一帯とシリア・イラク国境地帯にあるイラン・イスラーム革命防衛隊とイラク人民動員隊の拠点複数カ所が、所属不明の航空機複数機の夜間爆撃を受けた、と伝えた。

AFP, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、Dayr al-Zawr 24, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、Haaretz, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県でのシリア軍と反体制派の戦闘は小康状態が続く(2019年9月17日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから17日目(爆撃を激化させてから138日目)を迎えた9月17日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続き、シリア軍が反体制派拠点に対して190回以上の砲撃を行った。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人(民間人0人、シリア軍兵士1人、反体制武装集団戦闘員1人)増えて4,144人となった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,407人、反体制武装集団戦闘員1,673人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がタフターヤー村で反体制武装集団と交戦する一方、ロシア軍偵察機が同地上空を旋回し、偵察活動を行った。

シリア軍地上部隊はまた、タッフ村、タッル・シャイフ村、ファルジャ村、ウンム・ジャラール村、ナキール村、カフルナブル市、ハーッス村、カフルルーマー村、アルマナーヤー村、ハザーリーン村、マアッラト・ハルマ村、カンスフラ村を砲撃・狙撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がサルマーニーヤ村、マンスーラ村を砲撃、これに対して反体制武装集団がフワイズ村のシリア軍拠点を砲撃した。

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ダルアー県では、HFL(9月18日付)によると、ダルアー市のバハール墓地近くでシリア軍第5軍団の兵士1人が何者かに撃たれて死亡した。

また、フラーク市でも、シリア政府と和解した元反体制武装集団メンバーの男性2人が何者かに撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(ラタキア県10件、アレッポ県10件、イドリブ県11件、ハマー県6件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を16件(ラタキア県3件、アレッポ県1件、イドリブ県8件、ハマー県4件)確認した。

AFP, September 17, 2019、ANHA, September 17, 2019、AP, September 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 17, 2019、HFL, September 17, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 17, 2019、Reuters, September 17, 2019、SANA, September 17, 2019、SOHR, September 17, 2019、UPI, September 17, 2019などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるバーブ市(アレッポ県)で住民どうしが衝突、少なくとも5人が死亡(2019年9月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、住民どうしが衝突し、少なくとも5人が死亡、8人が負傷した。

衝突は家族(部族)間の対立によるものだという。

AFP, September 16, 2019、ANHA, September 16, 2019、AP, September 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2019、Reuters, September 16, 2019、SANA, September 16, 2019、SOHR, September 16, 2019、UPI, September 16, 2019などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける反体制派はアレッポ県北部を砲撃、YPGと交戦(2019年9月16日)

アレッポ県では、ANHA(9月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がシーラーワー町近郊のアキーバ村を砲撃した。


また、ドゥラル・シャーミーヤ(9月16日付)によると、トルコの支援を受ける国民軍が、マーリア市近郊に潜入しようとした人民防衛隊(YPG)を撃破し、戦闘員多数を殺傷した。

AFP, September 16, 2019、ANHA, September 16, 2019、AP, September 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2019、Reuters, September 16, 2019、SANA, September 16, 2019、SOHR, September 16, 2019、UPI, September 16, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はトルコ軍部隊が留め置かれているイドリブ県マアッル・ハッタート村を砲撃(2019年9月16日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから16日目(爆撃を激化させてから137日目)を迎えた9月16日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日と同じ4,142人だった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,672人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がマルアンド村、バルナース村およびその一帯、クファイル村、トゥラムラー村、ウンム・スィール村、マアッルハッタート村、シャイフ・ダーミス村、カフルサジュナ村一帯、ハッサーナ村、マアッラト・スィーン村、マアッラト・ハルマ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯、フドル丘一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がサルマーニーヤ村、シャフシャブー山(イドリブ県)山麓地帯を砲撃した。

シリア軍はまた、トルコ軍部隊が留め置かれているマアッル・ハッタート村(マアッラト・ヌウマーン市南)を砲撃した。

この部隊は、ハマー県ムーリク市近郊のトルコ軍監視所(第9監視所)に支援物資を届けるはずだったが、シリア軍により進行を阻止されている。

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クナイトラ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月16日付)によると、ハーン・アルナバ市の国防隊が隣接するジュバーター・ハシャブ村の村長(ムフタール)を殴打したのをきっかけに、シリア政府との和解に応じた元反体制派と撃ち合いになった。

国防隊は、その司令官がジュバーター・ハシャブ村で攻撃を受けたとして村長を殴打したという。

死傷者はなかった。

AFP, September 16, 2019、ANHA, September 16, 2019、AP, September 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 16, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 16, 2019、Reuters, September 16, 2019、SANA, September 16, 2019、SOHR, September 16, 2019、UPI, September 16, 2019などをもとに作成。

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トルコ占領下のラーイー村(アレッポ県)で爆弾が爆発し、民間人8人死亡(2019年9月15日)

アレッポ県では、ANHA(9月15日付)によると、トルコ占領下のラーイー村で貨物車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、民間人8人が死亡(ドゥラル・シャーミーヤ(9月15日付)によると9人)、7人が負傷した。

AFP, September 15, 2019、ANHA, September 15, 2019、AP, September 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 15, 2019、Reuters, September 15, 2019、SANA, September 15, 2019、SOHR, September 15, 2019、UPI, September 15, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍と反体制派の散発的戦闘続く(2019年9月15日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから15日目(爆撃を激化させてから136日目)を迎えた9月15日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続いた。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人(民間人2人(うち女性1人、子供0人)、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員1人)増えて4,142人となった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性189人、子供264人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,672人。

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカフルナブル市、マアッラト・ヌウマーン市、タッル・マンス村、マアッラト・ハルマ村、シャイフ・ムスタファー村、ハーッス村、カフルルーマー村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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スワイダー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月15日付)によると、スワイダー市にあるバアス党支部が何者かの発砲を受けた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を34件(イドリブ県12件、アレッポ県19件、ラタキア県8件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を17件(イドリブ県6件、アレッポ県5件、ラタキア県4件、ハマー県2件)確認した。

AFP, September 15, 2019、ANHA, September 15, 2019、AP, September 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 15, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 15, 2019、Reuters, September 15, 2019、SANA, September 15, 2019、SOHR, September 15, 2019、UPI, September 15, 2019などをもとに作成。

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アフリーン解放軍団はアレッポ県北部各所を攻撃し、トルコ軍兵士3人を負傷させたと発表(2019年9月14日)

アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、12日と13日にトルコ占領下のアフリーン市、シーラーワー町近郊のバースィラ村、アアザーズ市近郊のカフルハーシル村、マーリア市近郊のサイイド・アリー村とタッル・マーリド村でトルコ軍や反体制武装集団の拠点や車輌を攻撃し、トルコ軍兵士3人を負傷させたほか、反体制派戦闘員4人を殺害したと発表した。

ANHA(9月14日付)が伝えた。

AFP, September 14, 2019、ANHA, September 14, 2019、AP, September 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2019、Reuters, September 14, 2019、SANA, September 14, 2019、SOHR, September 14, 2019、UPI, September 14, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県でシリア軍と反体制派の散発的戦闘続く(2019年9月14日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから14日目(爆撃を激化させてから135日目)を迎えた9月14日、シリア・ロシア軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の散発的な戦闘は続き、シリア軍は約240回にわたり砲撃を行った。

シリア・ロシア軍が緊張緩和地帯への攻撃を激化させた4月30日以降の戦闘による犠牲者数は前日より2人(民間人2人(うち女性0人、子供1人)、シリア軍兵士は0人、反体制武装集団戦闘員0人)増えて4,140人となった。

内訳は、民間人1,055人(うち女性188人、子供264人)、シリア軍兵士1,406人、反体制武装集団戦闘員1,671人。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がシャイフ・ムスタファー村、カフルサジュナ村、マアッラト・ハルマ村、マアッラト・スィーン村、カルサア村、カフルナブル市、ウライニバ村一帯、ウンム・スィール村、カフルルーマー村、ハーッス村、マウカ村、アーミリーヤ村、ハザーリーン村一帯、トゥラムラー村、ダイル・シャルキー村、ダイル・ガルビー村を砲撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(9月14日付)によると、トルコ軍部隊がカフルルースィーン村に設置された通行所を通じてシリア領内に入った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がハウワーシュ村、フワイジャ村、アムキーヤ町を砲撃した。

 

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がカッバーナ村一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊が県南部一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、HFL(9月14日付)によると、ダーイル町で武装集団がバアス党のヤルムーク支局指導部メンバーのヌールッディーン・ジャームース氏を襲撃し、殺害した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を34件(アレッポ県6件、ラタキア県11件、イドリブ県13件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を31件(イドリブ県13件、ハマー県10件、アレッポ県2件、ラタキア県6件)確認した。

AFP, September 14, 2019、ANHA, September 14, 2019、AP, September 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 14, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, September 14, 2019、Reuters, September 14, 2019、SANA, September 14, 2019、SOHR, September 14, 2019、UPI, September 14, 2019などをもとに作成。

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